JPH08320216A - 投光装置 - Google Patents

投光装置

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JPH08320216A
JPH08320216A JP12634995A JP12634995A JPH08320216A JP H08320216 A JPH08320216 A JP H08320216A JP 12634995 A JP12634995 A JP 12634995A JP 12634995 A JP12634995 A JP 12634995A JP H08320216 A JPH08320216 A JP H08320216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
cylindrical lens
plate
spot
slit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12634995A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Shigeyama
直樹 繁山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08320216A publication Critical patent/JPH08320216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の投光装置によりスポット光とスリット
光を得ることができる装置を実現する。 【構成】 光を放射する光源1、凸円筒レンズ3aと凹
円筒レンズ3bにより形成され上記光源1より光を入射
する円筒レンズ群3、同円筒レンズ群3が出射した光を
入射して通過させ互に交換可能に配設されるスポット板
5aとスリット板5b、および同スポット板5a又はス
リット板5bを通過した光を集光させる結像レンズ4に
より形成されたことによって、従来のように投光器の本
体を取替えることなく、スポット光6とスリット光7の
切替えを行うことが可能となり、設備費の低減ととも
に、取替え時における校正等が不要となり、作業時間の
大幅短縮が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触式形状測定機等
に適用される投光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に非接触式の形状測定機には、ス
ポット光を被測定物体に投射して被測定物体との相対距
離を測定するセンサと、スリット光を投射して被測定物
体の表面形状を高速で測定するセンサがあり、これらの
センサに用いられる投光器は、それぞれ構造が異ってい
る。
【0003】従来のこれらのセンサに用いられる投光器
は、スポット光の場合には、図4(a),(b)に示す
ように円形レンズ8によりスポット光6を結像させるの
に対し、スリット光の場合には、図4(c),(d)に
示すように凸円筒レンズ2によってスリット光7を結像
させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の形状測定機にお
いては、前記のように2種の投光器が用途に応じて使い
分けられており、これらの投光器を1台の投光装置で兼
用することができなかった。
【0005】例えば、スリット光を発生する投光器の出
射面に小径丸穴の開口部を有する板を設置したとして
も、スポット光を発生させることはできない。これは、
光源を出た光は焦点位置でX方向には結像するが、Y方
向には伸張され、開口部径よりはY方向に長い光となっ
てしまい、充分収束したスポット光を得ることができな
いためである。
【0006】そのため、ユーザは投光器の使い分けを強
いられ、設備費の負担が増加するとともに、投光器の取
替えのための作業時間が増加するという課題を負わされ
ていた。
【0007】この課題を解決するために、ミラー回転機
構によりスポット光を走査し、模擬的にスリット光を生
成するものが発明されているが、装置が複雑化し、コス
ト高となり、微妙な組立調整が必要となるといった別の
課題を生じていた。本発明は上記の課題を解決しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の投光装置は、光
を放射する光源、同光源より光が入射されそれぞれの中
心軸が直交するように凸円筒レンズと凹円筒レンズが組
合せられて形成された円筒レンズ群、同円筒レンズ群よ
り出射された光を通過させ互に交換可能に配設されるス
ポット板とスリット板、および同スポット板又はスリッ
ト板を通過した光が入射され集光する結像レンズにより
形成されたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記において、光源より放射された光が円筒レ
ンズ群に入射されると、凸円筒レンズがこの光を凹円筒
レンズの中心軸の方向(以下X方向とする)に更に広げ
て出射し、凹円筒レンズが凸円筒レンズの中心軸の方向
(以下Y方向とする)を一定の幅の平行光として出射す
る。
【0010】上記円筒レンズ群と結像レンズの間にスポ
ット板を配設した場合、スポット板を通過した光の平行
なX方向は結像レンズにより結像され、Y方向は結像レ
ンズにより平行光となるが、Y方向はスポット板の穴径
によりその幅が制限されているため、スポット光を得る
ことができる。
【0011】また、円筒レンズ群と結像レンズの間にス
リット板を配設し、スリット穴の長手方向をY方向とし
た場合、X方向は上記と同様に結像レンズにより結像さ
れるが、Y方向については、結像レンズを通過後は一定
の幅の平行光となり、スリット板のスリット穴の長手方
向の長さにより定まるスリット光を得ることができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例に係る投光装置について、
図1により説明する。図1に示す本実施例は、半導体レ
ーザを用いた光源1、同光源1よりレーザ光を入射して
出射する円筒レンズ群3、同円筒レンズ群3からのレー
ザ光を通過させ互いに交換可能に配設されるスポット板
5aとスリット板5b、および同スポット板5a又はス
リット板5bを通過したレーザ光を集光させる結像レン
ズ4を備えている。
【0013】上記円筒レンズ群3は、図2に示すように
凸円筒レンズ3aと凹円筒レンズ3bの長手方向が直交
するように組合せられたものであり、凸円筒レンズ3a
には焦点距離20mmのもの、凹円筒レンズ3bには焦点
距離−31.4mmのものを用いている。また、結像レン
ズ4には焦点距離100mmのものを用いている。
【0014】また、スリット板5bおよびスポット板5
aは、図3に示すように同一外形寸法のフレーム11に
長穴開口部12aを有する鉄板12と、丸穴開口部13
aを有する鉄板13を接合して形成されている。
【0015】レンズ系を収納する筐体10には、このス
リット板5bおよびスポット板5aを挿入できるように
ガイド穴10aが設けられており、このガイド穴10a
へスリット板5bあるいはスポット板5aを挿入し直す
ことにより、スリット光7とスポット光6の切換えが可
能となっている。
【0016】上記において、光源1から出射された光
は、円筒レンズ群3を形成する凸円筒レンズ3aにより
Y方向にのみ広がる。また、X方向については、光源1
が凹円筒レンズ3bの前焦点位置に設置されているた
め、凹円筒レンズ3b出射時には平行な光となる。
【0017】円筒レンズ群3から出射した光は、結像レ
ンズ4により結像レンズ4の焦点位置でX方向が結像す
る。また、Y方向については、凸円筒レンズ3aから出
射する光の光源位置が結像レンズ4の前焦点位置にくる
よう設置されているため、結像レンズ4から出射した光
はY方向に、平行な光となる。
【0018】上記円筒レンズ群3と結像レンズ4の間に
は、スリット板5b又はスポット板5aのいずれかが設
置されるが、スリット板5aがその長穴開口部12aの
長辺をy軸と平行に設置した場合は、図1(c),
(d)に示すようにX方向には結像し、Y方向には平行
かつ伸張されたスリット光7が得られる。
【0019】また、スポット板5aを設置した場合は、
図1(a),(b)に示すようにY方向に広げられた平
行な光はその一部がスポット板5aによって遮光され、
丸穴開口部13aの径程度の平行光6となって出射さ
れ、X方向はスリット光と同様に結像する光となる。
【0020】上記のように、スリット板を用いること
で、X方向に結像しY方向には広げられた長さ30mm×
幅0.1mmのスリット光が得られ、スポット板を用いる
ことで、X,Y方向ともに充分絞られた直径0.5mm程
度のスポット光を得ることができるため、スリット光と
スポット光の切替えが容易となった。
【0021】なお、本実施例においては、スリットとス
ポットを形成するためにそれぞれ個別の鉄板12,13
を用いているが、その構造については特に規定しない。
他の構造のものとしては、例えば、1枚の板の別の場所
にそれぞれ長穴と丸穴開口部を加工したものや、1枚の
板を用い、しぼり機構等により長穴、丸穴の変更を可能
とするもの、液晶シャッターにより穴形状を電気的に切
替えるもの等が考えられる。
【0022】
【発明の効果】本発明の投光装置は、光を放射する光
源、凸円筒レンズと凹円筒レンズにより形成され上記光
源より光を入射する円筒レンズ群、同円筒レンズ群が出
射した光を入射して通過させ互に交換可能に配設される
スポット板とスリット板、および同スポット板又はスリ
ット板を通過した光を集光させる結像レンズにより形成
されたことによって、従来のように投光器の本体を取替
えることなく、スポット光とスリット光の切替えを行う
ことが可能となり、設備費の低減とともに、取替え時に
おける校正等が不要となり、作業時間の大幅短縮が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る投光装置の説明図で、
(a)はスポット板を用いた場合の側面図、(b)は
(a)のA−A矢視図、(c)はスリット板を用いた場
合の側面図、(d)は(c)のB−B矢視図である。
【図2】上記実施例に係る円筒レンズ群の斜視図であ
る。
【図3】上記一実施例に係るスポット板とスリット板の
説明図で、(a)はスポット板の正面図、(b)は
(a)のC−C矢視図、(c)はスリット板の正面図、
(d)は(c)のD−D矢視図である。
【図4】従来の装置の説明図で、(a)はスポット光を
得る場合の側面図、(b)は(a)のE−E矢視図、
(c)はスリット光を得る場合の側面図、(d)は
(c)のF−F矢視図である。
【符号の説明】
1 光源 3 円筒レンズ群 3a 凸円筒レンズ 3b 凹円筒レンズ 4 結像レンズ 5a スポット板 5b スリット板 6 スポット光 7 スリット光 10 筐体 10a ガイド穴 11 フレーム 12 長穴開口部を有する鉄板 12a 長穴開口部 13 丸穴開口部を有する鉄板 13a 丸穴開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を放射する光源、同光源より光が入射
    されそれぞれの中心軸が直交するように凸円筒レンズと
    凹円筒レンズが組合せられて形成された円筒レンズ群、
    同円筒レンズ群より出射された光を通過させ互に交換可
    能に配設されるスポット板とスリット板、および同スポ
    ット板又はスリット板を通過した光が入射され集光する
    結像レンズにより形成されたことを特徴とする投光装
    置。
JP12634995A 1995-05-25 1995-05-25 投光装置 Withdrawn JPH08320216A (ja)

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JP12634995A JPH08320216A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 投光装置

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JP12634995A JPH08320216A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 投光装置

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JP12634995A Withdrawn JPH08320216A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 投光装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020521142A (ja) * 2017-05-24 2020-07-16 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 一定の向きを備える少なくとも1つのビームによって走査角度を走査するためのライダー装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020521142A (ja) * 2017-05-24 2020-07-16 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 一定の向きを備える少なくとも1つのビームによって走査角度を走査するためのライダー装置及び方法
US11493608B2 (en) 2017-05-24 2022-11-08 Robert Bosch Gmbh LIDAR device and method for scanning a scanning angle using at least one beam of constant alignment

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