JPH08320207A - 座標入力装置および座標入力装置用発光体 - Google Patents
座標入力装置および座標入力装置用発光体Info
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- JPH08320207A JPH08320207A JP12535495A JP12535495A JPH08320207A JP H08320207 A JPH08320207 A JP H08320207A JP 12535495 A JP12535495 A JP 12535495A JP 12535495 A JP12535495 A JP 12535495A JP H08320207 A JPH08320207 A JP H08320207A
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- light
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- coordinate input
- input device
- psd
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力のための広い面積を必要とせず、安価で
あり、容易にしかも確実に入力可能な座標入力装置を提
供する。 【構成】 3個の1次元PSD1〜3は、同一平面内に
設置されている。このとき、PSD1とPSD2は、例
えばオフィスにおけるデスク等に平行に設置し、PSD
3はそれらと垂直に設置することができる。各PSD1
〜3には、それぞれに対応してスリット4〜6が設けら
れている。赤外LED7からの光は、スリット4〜6を
通過する際にそのスリット幅に制限され、それぞれPS
D1〜3へ入射する。このとき、各スリット4〜6は、
それぞれ対応する1次元PSDの延在する方向に直交す
るように配置されているので、PSD1〜3の一部のみ
が赤外光で照射される。PSD1〜3の照射された位置
をそれぞれ検出し、演算することによって、赤外LED
7が存在する座標位置を得ることができる。
あり、容易にしかも確実に入力可能な座標入力装置を提
供する。 【構成】 3個の1次元PSD1〜3は、同一平面内に
設置されている。このとき、PSD1とPSD2は、例
えばオフィスにおけるデスク等に平行に設置し、PSD
3はそれらと垂直に設置することができる。各PSD1
〜3には、それぞれに対応してスリット4〜6が設けら
れている。赤外LED7からの光は、スリット4〜6を
通過する際にそのスリット幅に制限され、それぞれPS
D1〜3へ入射する。このとき、各スリット4〜6は、
それぞれ対応する1次元PSDの延在する方向に直交す
るように配置されているので、PSD1〜3の一部のみ
が赤外光で照射される。PSD1〜3の照射された位置
をそれぞれ検出し、演算することによって、赤外LED
7が存在する座標位置を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標入力装置に関する
ものであり、特に、発光体の2次元または3次元の座標
を非接触で入力する座標入力装置に関するものである。
ものであり、特に、発光体の2次元または3次元の座標
を非接触で入力する座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータなどの普及ととも
に、例えば、オフィスのデスク上や会議室において、そ
れらの機器の操作を行なう機会が増加している。このよ
うな機器を操作するため、座標入力やコマンドの選択、
指示入力などが必要となる。これらの操作を行なうにあ
たり、現状では、マウス、キーボード、またはタブレッ
トや、ディスプレィの画面をペンでなぞるライトペン等
が用いられている。利用者は、これらの複数のデバイス
を操作する必要があり、これらのデバイスを操作するた
めの面積がデスク上あるいは会議室のテーブル上に必要
となっている。しかし、多量の情報量を扱ったり、遠隔
地とのスムーズなコミュニケーションを行なうために
は、操作を極力簡単に、自由度を高くして、かつ少ない
操作面積でこれらを行なうための技術が不可欠となって
くる。望ましくは、ペンのような簡単なデバイスだけを
用いて、平面に限らず、空間中での操作によっても入力
したいという要望がある。
に、例えば、オフィスのデスク上や会議室において、そ
れらの機器の操作を行なう機会が増加している。このよ
うな機器を操作するため、座標入力やコマンドの選択、
指示入力などが必要となる。これらの操作を行なうにあ
たり、現状では、マウス、キーボード、またはタブレッ
トや、ディスプレィの画面をペンでなぞるライトペン等
が用いられている。利用者は、これらの複数のデバイス
を操作する必要があり、これらのデバイスを操作するた
めの面積がデスク上あるいは会議室のテーブル上に必要
となっている。しかし、多量の情報量を扱ったり、遠隔
地とのスムーズなコミュニケーションを行なうために
は、操作を極力簡単に、自由度を高くして、かつ少ない
操作面積でこれらを行なうための技術が不可欠となって
くる。望ましくは、ペンのような簡単なデバイスだけを
用いて、平面に限らず、空間中での操作によっても入力
したいという要望がある。
【0003】一方、従来より種々の座標入力装置が開発
されている。例えば、平面上の座標入力を行なう装置と
しては、特開昭55−56285号公報,特開昭56−
29778号公報等に記載されているような専用のタブ
レットを用いる方式や、特開平1−269118号公報
等に記載されているようなペンの内部にレーザを内蔵し
た方式、あるいは特開平2−148213号公報等に記
載されているような加速度測定素子を内蔵する方式等が
ある。専用のタブレットを用いる方式では、上述のよう
にタブレットを設置する面積が必要となる。また、ペン
内部にレーザを内蔵した方式では、レーザの紙面からの
反射光を受光するため、紙面を載置する面積が必要とな
る。さらに、ペン内部に加速度測定素子を内蔵する方式
では、位置を計算するための複雑な処理が必要となる等
の問題がある。
されている。例えば、平面上の座標入力を行なう装置と
しては、特開昭55−56285号公報,特開昭56−
29778号公報等に記載されているような専用のタブ
レットを用いる方式や、特開平1−269118号公報
等に記載されているようなペンの内部にレーザを内蔵し
た方式、あるいは特開平2−148213号公報等に記
載されているような加速度測定素子を内蔵する方式等が
ある。専用のタブレットを用いる方式では、上述のよう
にタブレットを設置する面積が必要となる。また、ペン
内部にレーザを内蔵した方式では、レーザの紙面からの
反射光を受光するため、紙面を載置する面積が必要とな
る。さらに、ペン内部に加速度測定素子を内蔵する方式
では、位置を計算するための複雑な処理が必要となる等
の問題がある。
【0004】これらの方式のほか、発光素子を用いる座
標入力方法としては、例えば、実開平5−25525号
公報に記載されているような2次元の半導体位置センサ
(以下、PSDと略す)とレンズを用いる方式がある。
しかし、この方法では、2次元のPSDを用いており、
装置が高価であるという問題がある。
標入力方法としては、例えば、実開平5−25525号
公報に記載されているような2次元の半導体位置センサ
(以下、PSDと略す)とレンズを用いる方式がある。
しかし、この方法では、2次元のPSDを用いており、
装置が高価であるという問題がある。
【0005】さらに、3次元空間での座標入力または形
状測定に関する従来の技術としては、例えば、特開平3
−255910号公報等に記載されているようなペンに
付けたLEDの動きを複数台のカメラで認識する方式が
ある。しかし、複数台のカメラを設けることは、装置が
大型化してしまい、狭いデスク上や会議室のテーブル上
に配置するには不向きである。また、カメラ自体が高価
であり、装置のコストが高くなるという問題もある。別
の技術として、特開平3−150623号公報等に記載
されているように複数の2次元PSDとピンホールを用
いる方式もあるが、上述のように2次元PSDは高価で
ある。また、設置方法によっては外乱光の影響を避けき
れず、入力が不能となる場合もある。さらに別の技術と
して、例えば、特開昭54−116258号公報等に記
載されているように、1次元CCDを互いに直交方向に
対向させる方式がある。この方式では、1次元CCDを
配置する位置が限られてしまうため、もともとの用途で
ある場所に制限を受けない計測装置においては有効であ
るが、狭いデスク上に配置する場合には不向きである。
状測定に関する従来の技術としては、例えば、特開平3
−255910号公報等に記載されているようなペンに
付けたLEDの動きを複数台のカメラで認識する方式が
ある。しかし、複数台のカメラを設けることは、装置が
大型化してしまい、狭いデスク上や会議室のテーブル上
に配置するには不向きである。また、カメラ自体が高価
であり、装置のコストが高くなるという問題もある。別
の技術として、特開平3−150623号公報等に記載
されているように複数の2次元PSDとピンホールを用
いる方式もあるが、上述のように2次元PSDは高価で
ある。また、設置方法によっては外乱光の影響を避けき
れず、入力が不能となる場合もある。さらに別の技術と
して、例えば、特開昭54−116258号公報等に記
載されているように、1次元CCDを互いに直交方向に
対向させる方式がある。この方式では、1次元CCDを
配置する位置が限られてしまうため、もともとの用途で
ある場所に制限を受けない計測装置においては有効であ
るが、狭いデスク上に配置する場合には不向きである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、入力のための広い面積を必
要とせず、安価であり、容易にしかも確実に入力可能な
座標入力装置を提供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、入力のための広い面積を必
要とせず、安価であり、容易にしかも確実に入力可能な
座標入力装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光体の座標
を非接触で入力する座標入力装置において、略同一平面
内に設置された複数の1次元光電変換素子と、該1次元
光電変換素子のそれぞれに対応して設けられ前記1次元
光電変換素子の延在する方向に対してねじれの方向に前
記1次元光電変換素子への入射光を制限する複数の入射
光制限手段と、該1次元光電変換素子の出力に基づき座
標を演算する演算手段を備えることを特徴とするもので
ある。ここで、1次元光電変換素子は、請求項2に記載
の発明のように3つ設け、少なくともそのうちの1つは
他の1次元光電変換素子に対してほぼ垂直に配置した構
成とすることができる。また、複数の入射光制限手段
は、請求項3に記載の発明のように、スリット状の開口
を有するスリット部材で構成し、このスリット部材の開
口が延在する方向と、対応する1次元光電変換素子の延
在する方向とが、互いに直交するように構成することが
できる。さらに、請求項4に記載の発明のように、1次
元光電変換素子に対応して、発光体が発する光の波長を
選択的に透過するフィルタを設けることができる。
を非接触で入力する座標入力装置において、略同一平面
内に設置された複数の1次元光電変換素子と、該1次元
光電変換素子のそれぞれに対応して設けられ前記1次元
光電変換素子の延在する方向に対してねじれの方向に前
記1次元光電変換素子への入射光を制限する複数の入射
光制限手段と、該1次元光電変換素子の出力に基づき座
標を演算する演算手段を備えることを特徴とするもので
ある。ここで、1次元光電変換素子は、請求項2に記載
の発明のように3つ設け、少なくともそのうちの1つは
他の1次元光電変換素子に対してほぼ垂直に配置した構
成とすることができる。また、複数の入射光制限手段
は、請求項3に記載の発明のように、スリット状の開口
を有するスリット部材で構成し、このスリット部材の開
口が延在する方向と、対応する1次元光電変換素子の延
在する方向とが、互いに直交するように構成することが
できる。さらに、請求項4に記載の発明のように、1次
元光電変換素子に対応して、発光体が発する光の波長を
選択的に透過するフィルタを設けることができる。
【0008】上述の座標入力装置に用いられる発光体と
しては、請求項5に記載の発明のように、赤外光を発光
する発光部を有する構成とすることができる。また、請
求項6に記載の発明のように、略環状のユニットで構成
される発光部を有し、その発光部の中心軸の上下方向へ
の光の洩れを減少させるための反射手段または遮光手段
を備える構成とすることができる。
しては、請求項5に記載の発明のように、赤外光を発光
する発光部を有する構成とすることができる。また、請
求項6に記載の発明のように、略環状のユニットで構成
される発光部を有し、その発光部の中心軸の上下方向へ
の光の洩れを減少させるための反射手段または遮光手段
を備える構成とすることができる。
【0009】
【作用】本発明によれば、発光体から発した光を、入射
光制限手段を介して複数の1次元の光電変換素子に光点
の位置として照射し、各1次元光電変換素子に照射され
た交点の位置から座標を演算して得る。これによって、
座標を入力することができる。1次元光電変換素子を用
いているので、低コストで装置を実現することができ
る。このとき、複数の1次元光電変換素子を略同一平面
内に配置する。これによって、例えば、デスクの前方に
すべての1次元光電変換素子を配置することができ、デ
スク上での場所をとらず、また発光体と1次元光電変換
素子の間に手がはいって影になることも避けられ、良好
な座標入力を行なうことができる。また、デスク上や会
議室など、オフィスでの任意の平面および空間で、手書
き文字の読み取りや、コマンドの入力、指示入力を可能
にし、多量の情報を扱ったり、スムーズなコミュニケー
ションを実現することができる。また、請求項2に記載
の発明のように、1次元光電変換素子を3つ用い、少な
くともそのうちの1つは他の1次元光電変換素子に対し
てほぼ垂直に配置することによって、3次元の座標を入
力することができる。
光制限手段を介して複数の1次元の光電変換素子に光点
の位置として照射し、各1次元光電変換素子に照射され
た交点の位置から座標を演算して得る。これによって、
座標を入力することができる。1次元光電変換素子を用
いているので、低コストで装置を実現することができ
る。このとき、複数の1次元光電変換素子を略同一平面
内に配置する。これによって、例えば、デスクの前方に
すべての1次元光電変換素子を配置することができ、デ
スク上での場所をとらず、また発光体と1次元光電変換
素子の間に手がはいって影になることも避けられ、良好
な座標入力を行なうことができる。また、デスク上や会
議室など、オフィスでの任意の平面および空間で、手書
き文字の読み取りや、コマンドの入力、指示入力を可能
にし、多量の情報を扱ったり、スムーズなコミュニケー
ションを実現することができる。また、請求項2に記載
の発明のように、1次元光電変換素子を3つ用い、少な
くともそのうちの1つは他の1次元光電変換素子に対し
てほぼ垂直に配置することによって、3次元の座標を入
力することができる。
【0010】複数の入射光制限手段としては、種々の構
成を用いることができるが、その一つとして、請求項3
に記載の発明のように、スリット状の開口を有するスリ
ット部材で構成することができる。スリット部材は1次
元光電変換素子の前面に設ければよく、場所をとらず、
1次元光電変換素子と一体に構成することも可能であ
る。このスリット部材の開口が延在する方向は、対応す
る1次元光電変換素子の延在する方向に対してねじれの
方向であればよいが、特に、互いに直交させることによ
り、最も細かい分解能を得ることができる。
成を用いることができるが、その一つとして、請求項3
に記載の発明のように、スリット状の開口を有するスリ
ット部材で構成することができる。スリット部材は1次
元光電変換素子の前面に設ければよく、場所をとらず、
1次元光電変換素子と一体に構成することも可能であ
る。このスリット部材の開口が延在する方向は、対応す
る1次元光電変換素子の延在する方向に対してねじれの
方向であればよいが、特に、互いに直交させることによ
り、最も細かい分解能を得ることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明のように、1
次元光電変換素子に対応して、発光体が発する光の波長
を選択的に透過するフィルタを設けることができる。こ
のフィルタによって外乱光の影響を除去することがで
き、高精度の読み取りを可能にすることができる。
次元光電変換素子に対応して、発光体が発する光の波長
を選択的に透過するフィルタを設けることができる。こ
のフィルタによって外乱光の影響を除去することがで
き、高精度の読み取りを可能にすることができる。
【0012】さらに、請求項5に記載の発明のように、
上述の座標入力装置に用いられる発光体としては、赤外
光を発光する構成とすることができる。これによって、
座標入力装置側で、通常の可視光などの外乱光の影響を
除去することができる。このとき、座標入力装置におい
ては、請求項4に記載の発明のように、フィルタを用
い、そのフィルタとして赤外光を透過するものを用いれ
ば、一層有効である。あるいは、1次元光電変換素子と
して、赤外光に感度のピークを有するものを用いても、
一層の効果を得ることができる。さらに、請求項6に記
載の発明のように、略環状のユニットで構成される発光
部を有する構成とし、反射手段または遮光手段を設ける
ことによって、発光体の向きによらずに座標入力できる
とともに、不要な光の洩れを減少させ、効率よく発光光
を座標入力装置の1次元光電変換素子へ入射させること
ができる。
上述の座標入力装置に用いられる発光体としては、赤外
光を発光する構成とすることができる。これによって、
座標入力装置側で、通常の可視光などの外乱光の影響を
除去することができる。このとき、座標入力装置におい
ては、請求項4に記載の発明のように、フィルタを用
い、そのフィルタとして赤外光を透過するものを用いれ
ば、一層有効である。あるいは、1次元光電変換素子と
して、赤外光に感度のピークを有するものを用いても、
一層の効果を得ることができる。さらに、請求項6に記
載の発明のように、略環状のユニットで構成される発光
部を有する構成とし、反射手段または遮光手段を設ける
ことによって、発光体の向きによらずに座標入力できる
とともに、不要な光の洩れを減少させ、効率よく発光光
を座標入力装置の1次元光電変換素子へ入射させること
ができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の座標入力装置の一実施例を
示す基本構成図である。図中、1〜3はPSD、4〜6
はスリット、7は赤外LEDである。3個のPSD1〜
3は、ともに1次元のPSDであり、同一平面内に設置
されている。このとき、PSD1とPSD2は、例え
ば、オフィスにおけるデスク等に平行に設置し、PSD
3はそれらと垂直に設置することができる。各PSD1
〜3には、それぞれに対応してスリット4〜6が設けら
れている。各スリット4〜6は、それぞれ対応する1次
元PSDの延在する方向に直交するように配置されてい
る。この3個のスリット4〜6も、スリット同士で同一
平面内に設置することができる。赤外LED7は、例え
ば後述するペン先等に設けられ、赤外光を発光する。
示す基本構成図である。図中、1〜3はPSD、4〜6
はスリット、7は赤外LEDである。3個のPSD1〜
3は、ともに1次元のPSDであり、同一平面内に設置
されている。このとき、PSD1とPSD2は、例え
ば、オフィスにおけるデスク等に平行に設置し、PSD
3はそれらと垂直に設置することができる。各PSD1
〜3には、それぞれに対応してスリット4〜6が設けら
れている。各スリット4〜6は、それぞれ対応する1次
元PSDの延在する方向に直交するように配置されてい
る。この3個のスリット4〜6も、スリット同士で同一
平面内に設置することができる。赤外LED7は、例え
ば後述するペン先等に設けられ、赤外光を発光する。
【0014】以下、本発明の座標入力装置の一実施例に
おける座標検出の動作について説明する。赤外LED7
から放射される赤外光は、スリット4〜6を通過する際
にそのスリット幅に制限され、それぞれPSD1〜3へ
入射する。このときスリット光は、PSD1〜3の延在
する方向と直交しているので、PSD1〜3の一部のみ
を照射する。PSD1〜3のスリット光で照射された位
置をそれぞれ検出し、演算することによって、赤外LE
D7が存在する座標位置を得ることができる。以下の説
明では、PSD1,2の延在する方向をx軸、PSD3
の延在する方向をz軸、x軸およびz軸に直交する方向
をy軸として、3次元の座標位置を得るものとする。
おける座標検出の動作について説明する。赤外LED7
から放射される赤外光は、スリット4〜6を通過する際
にそのスリット幅に制限され、それぞれPSD1〜3へ
入射する。このときスリット光は、PSD1〜3の延在
する方向と直交しているので、PSD1〜3の一部のみ
を照射する。PSD1〜3のスリット光で照射された位
置をそれぞれ検出し、演算することによって、赤外LE
D7が存在する座標位置を得ることができる。以下の説
明では、PSD1,2の延在する方向をx軸、PSD3
の延在する方向をz軸、x軸およびz軸に直交する方向
をy軸として、3次元の座標位置を得るものとする。
【0015】図2は、PSD1,PSD2によるx−y
平面の位置検出の説明図である。図2(A)は斜視図、
図2(B)は平面図である。図2(B)に示すように、
スリット1,2とPSD1,2との間隔をd、スリット
1とスリット2の間隔をLとし、スリット1の座標を
(0,0)、スリット2の座標を(0,L)、赤外LE
D7の座標を(x,y)とする。さらに、この状態で赤
外LED7からの赤外光は、PSD1のd1およびPS
D2のd2の位置に照射しているものとする。このと
き、3角形の相似より、次式が成り立つ。 d1/d=x/y …(1) d2/d=(x−L)/y …(2) (1)式より、 y=x・d/d1 これを(2)式に代入して d2/d=(x−L)・d1/d/x これより、 x=d1・L/(d1−d2) …(3) y=d・L/(d1−d2) …(4) が得られる。
平面の位置検出の説明図である。図2(A)は斜視図、
図2(B)は平面図である。図2(B)に示すように、
スリット1,2とPSD1,2との間隔をd、スリット
1とスリット2の間隔をLとし、スリット1の座標を
(0,0)、スリット2の座標を(0,L)、赤外LE
D7の座標を(x,y)とする。さらに、この状態で赤
外LED7からの赤外光は、PSD1のd1およびPS
D2のd2の位置に照射しているものとする。このと
き、3角形の相似より、次式が成り立つ。 d1/d=x/y …(1) d2/d=(x−L)/y …(2) (1)式より、 y=x・d/d1 これを(2)式に代入して d2/d=(x−L)・d1/d/x これより、 x=d1・L/(d1−d2) …(3) y=d・L/(d1−d2) …(4) が得られる。
【0016】図3は、PSD3によるz軸の位置検出に
関する説明図である。図3(A)は斜視図、図3(B)
は平面図である。図3(B)に示すように、スリット3
とPSD3との間隔をd、スリット3の座標を(0,
0)、赤外LED7の座標を(x,y)とし、赤外LE
D7からの赤外光がPSD3のd3の位置に照射してい
るものとする。このとき、3角形の相似より、次式が成
り立つ。 d3/d=z/y …(5) (5)式より、 z=y・d3/d これに上述の(4)式を代入し、 z=d3・L/(d1−d2) …(6) が得られる。
関する説明図である。図3(A)は斜視図、図3(B)
は平面図である。図3(B)に示すように、スリット3
とPSD3との間隔をd、スリット3の座標を(0,
0)、赤外LED7の座標を(x,y)とし、赤外LE
D7からの赤外光がPSD3のd3の位置に照射してい
るものとする。このとき、3角形の相似より、次式が成
り立つ。 d3/d=z/y …(5) (5)式より、 z=y・d3/d これに上述の(4)式を代入し、 z=d3・L/(d1−d2) …(6) が得られる。
【0017】以上より、(3),(4),(6)式を用
いることによって、PSD1〜3で検出される赤外光の
位置d1,d2,d3の値に応じて、x,y,zの座標
を求めることができる。このように、略同一平面内に配
置した3つの1次元PSDによって、3次元座標を入力
することができる。従来の例えば、特開昭54−116
258号公報に記載されているような1次元センサをそ
れぞれ直交させて配置する場合にくらべ、装置を非常に
小型化して一体化できる。また、座標を得る演算も、上
述のように非常に簡単な式を用いるだけであるため、高
速に座標値を得ることができる。さらに、1次元PSD
は安価であり、低コストで座標入力装置を提供すること
ができる。ちなみに、現在、2次元PSDやカメラでは
20万円程度は必要であるが、1次元PSDは約300
0円であるため、これを3個使用し、システム全体を考
慮しても、およそ1万円程度である。
いることによって、PSD1〜3で検出される赤外光の
位置d1,d2,d3の値に応じて、x,y,zの座標
を求めることができる。このように、略同一平面内に配
置した3つの1次元PSDによって、3次元座標を入力
することができる。従来の例えば、特開昭54−116
258号公報に記載されているような1次元センサをそ
れぞれ直交させて配置する場合にくらべ、装置を非常に
小型化して一体化できる。また、座標を得る演算も、上
述のように非常に簡単な式を用いるだけであるため、高
速に座標値を得ることができる。さらに、1次元PSD
は安価であり、低コストで座標入力装置を提供すること
ができる。ちなみに、現在、2次元PSDやカメラでは
20万円程度は必要であるが、1次元PSDは約300
0円であるため、これを3個使用し、システム全体を考
慮しても、およそ1万円程度である。
【0018】上述の構成において、発光体として赤外L
ED7を用いているが、この赤外LED7からの赤外光
を良好に検出するため、各PSD1〜3は、赤外領域で
感度が最も高くなるものを用いるとよい。その場合、例
えば、可視光など、他の外乱光を除去し、発光体からの
光のみを検出することができ、誤検出などを防止するこ
とができる。なお、発光体が放射する光は赤外光に限ら
ず、他の波長の光でもよく、PSD1〜3は、発光体が
放射する光に応じた感度を有するものを選択することが
できる。
ED7を用いているが、この赤外LED7からの赤外光
を良好に検出するため、各PSD1〜3は、赤外領域で
感度が最も高くなるものを用いるとよい。その場合、例
えば、可視光など、他の外乱光を除去し、発光体からの
光のみを検出することができ、誤検出などを防止するこ
とができる。なお、発光体が放射する光は赤外光に限ら
ず、他の波長の光でもよく、PSD1〜3は、発光体が
放射する光に応じた感度を有するものを選択することが
できる。
【0019】また、各PSD1〜3に対応してフィルタ
を設け、特定の波長の光のみをPSD1〜3で受光する
ように構成することができる。図1に示した例では、赤
外LED7を用いているので、赤外光を透過させ、他の
光、特に可視光を除去するようなフィルタを用いること
によって、PSD1〜3は赤外光のみを受光することが
でき、外乱光に影響されずに座標の検出を行なうことが
できる。もちろん、他の波長の光を用いる場合には、用
いる光の波長に応じたフィルタを設ければよい。
を設け、特定の波長の光のみをPSD1〜3で受光する
ように構成することができる。図1に示した例では、赤
外LED7を用いているので、赤外光を透過させ、他の
光、特に可視光を除去するようなフィルタを用いること
によって、PSD1〜3は赤外光のみを受光することが
でき、外乱光に影響されずに座標の検出を行なうことが
できる。もちろん、他の波長の光を用いる場合には、用
いる光の波長に応じたフィルタを設ければよい。
【0020】さらに、スリット4〜6は、赤外LED7
から周囲に放出される光を制限する役割を有しているだ
けであるので、このような機能を有する他の手段で代替
可能である。例えば、スリット幅と同様の幅のミラーを
設け、反射光がPSD1〜3に入射するように構成して
もよい。この場合、PSD1〜3は、ミラーからの反射
光が受光できる位置に適宜配置される。
から周囲に放出される光を制限する役割を有しているだ
けであるので、このような機能を有する他の手段で代替
可能である。例えば、スリット幅と同様の幅のミラーを
設け、反射光がPSD1〜3に入射するように構成して
もよい。この場合、PSD1〜3は、ミラーからの反射
光が受光できる位置に適宜配置される。
【0021】上述の例では、PSD1〜3は、略同一平
面内としているが、原理的にはこれに限らない。例え
ば、各PSD1〜3が利用者の手元を囲むように、ある
程度の角度を有して配置されてもよい。しかし、この場
合には、座標系の変換など、ある程度複雑な演算が必要
になる。また、PSD1〜3のうち、2つを用いて2次
元座標の入力装置として用いることも可能である。さら
に、PSD1〜3は、例えば、1次元CCDセンサな
ど、種々の1次元光電変換素子を用いることができる。
面内としているが、原理的にはこれに限らない。例え
ば、各PSD1〜3が利用者の手元を囲むように、ある
程度の角度を有して配置されてもよい。しかし、この場
合には、座標系の変換など、ある程度複雑な演算が必要
になる。また、PSD1〜3のうち、2つを用いて2次
元座標の入力装置として用いることも可能である。さら
に、PSD1〜3は、例えば、1次元CCDセンサな
ど、種々の1次元光電変換素子を用いることができる。
【0022】図1に示した構成の具体的な数値の一例を
以下に示す。ここでは、フィルタを付加した構成につい
て示している。 赤外LED : SIR−5683ST(ローム製) 発光出力 : 16mW 遮断周波数 : 12MHz 半値角 : ±15度 赤外透過フィルタ : 800nm以下をカット(ジオ
マティク製) スリット : 幅1mm 1次元PSD : S5730(浜松ホトニクス製) 受光面 : 0.7×24mm 分解能 : 0.4μm/24mm(=1/6000
0) 感度 : 0.58A/W スリット〜1次元PSD間距離d : 10mm この構成によって、赤外LED7の出力と半値角とスリ
ット4〜6の幅と1次元PSD1〜3の感度より、赤外
LED〜スリット間の距離が9.4mまでの場合におけ
る位置検出が可能であることが求まる。また、その分解
能は、1次元PSD間の距離とx,yの設定によって、
赤外LED〜スリット間の距離が9.4mの場合でも、
約1mmという高分解能であることが確認されている。
そのため、例えばオフィスにおいて、細かな文字の入力
も可能である。また、オフィスや家庭に限らず、幅広
く、高解像度の座標入力に応用できる。
以下に示す。ここでは、フィルタを付加した構成につい
て示している。 赤外LED : SIR−5683ST(ローム製) 発光出力 : 16mW 遮断周波数 : 12MHz 半値角 : ±15度 赤外透過フィルタ : 800nm以下をカット(ジオ
マティク製) スリット : 幅1mm 1次元PSD : S5730(浜松ホトニクス製) 受光面 : 0.7×24mm 分解能 : 0.4μm/24mm(=1/6000
0) 感度 : 0.58A/W スリット〜1次元PSD間距離d : 10mm この構成によって、赤外LED7の出力と半値角とスリ
ット4〜6の幅と1次元PSD1〜3の感度より、赤外
LED〜スリット間の距離が9.4mまでの場合におけ
る位置検出が可能であることが求まる。また、その分解
能は、1次元PSD間の距離とx,yの設定によって、
赤外LED〜スリット間の距離が9.4mの場合でも、
約1mmという高分解能であることが確認されている。
そのため、例えばオフィスにおいて、細かな文字の入力
も可能である。また、オフィスや家庭に限らず、幅広
く、高解像度の座標入力に応用できる。
【0023】図4は、本発明の座標入力装置用発光体の
一実施例を示す概略断面図である。図中、11はペン筺
体、12はペン軸、13は赤外LEDユニット、14は
遮光層、15,16はスイッチである。ここでは、通常
用いられるボールペンまたはシャープペンに発光部を設
けた構成を示している。ペン筺体11の先端部、すなわ
ちペン先には、環状に配置した赤外LEDユニット13
が取付けられている。この赤外LEDユニット13は、
図示しないペン内部の電池で発光させることができる。
一般に、PSDで光点を検出する場合は、その光点の重
心の位置が検出されるので、赤外LEDを環状に配置す
ることにより、ペンの持ち方を変えても光点の重心が変
わらず、高精度の位置検出が可能となる。
一実施例を示す概略断面図である。図中、11はペン筺
体、12はペン軸、13は赤外LEDユニット、14は
遮光層、15,16はスイッチである。ここでは、通常
用いられるボールペンまたはシャープペンに発光部を設
けた構成を示している。ペン筺体11の先端部、すなわ
ちペン先には、環状に配置した赤外LEDユニット13
が取付けられている。この赤外LEDユニット13は、
図示しないペン内部の電池で発光させることができる。
一般に、PSDで光点を検出する場合は、その光点の重
心の位置が検出されるので、赤外LEDを環状に配置す
ることにより、ペンの持ち方を変えても光点の重心が変
わらず、高精度の位置検出が可能となる。
【0024】ペンの先端には、遮光層14が設けられて
いる。この遮光層14によって、ペンの先へ洩れた光が
紙などのシート類から反射することによる外乱光を防ぐ
ことができる。また、この遮光層14の赤外LEDユニ
ット13側には、反射層を設け、赤外LEDユニット1
3の発光光が効率よくPSDへ向かうように構成するこ
とができる。
いる。この遮光層14によって、ペンの先へ洩れた光が
紙などのシート類から反射することによる外乱光を防ぐ
ことができる。また、この遮光層14の赤外LEDユニ
ット13側には、反射層を設け、赤外LEDユニット1
3の発光光が効率よくPSDへ向かうように構成するこ
とができる。
【0025】スイッチ15,16は、赤外LEDユニッ
ト13の発光−停止を切り替えるものである。ボールペ
ンまたはシャープペンは、通常、そのペン軸12の先端
を出し入れできる構造となっているものが多い。この先
端の出し入れに連動するようにスイッチ15を設けるこ
とができる。ペン軸12の先端を突出させたとき、赤外
LEDユニット13が発光するように構成すれば、筆記
を行なっている間、ペンを動かした軌跡が順次座標とし
て入力されることになる。不要なときにはペン軸12を
戻し、赤外LEDユニット13を消灯させることによっ
て、不要な電池の消耗を防ぐことができる。
ト13の発光−停止を切り替えるものである。ボールペ
ンまたはシャープペンは、通常、そのペン軸12の先端
を出し入れできる構造となっているものが多い。この先
端の出し入れに連動するようにスイッチ15を設けるこ
とができる。ペン軸12の先端を突出させたとき、赤外
LEDユニット13が発光するように構成すれば、筆記
を行なっている間、ペンを動かした軌跡が順次座標とし
て入力されることになる。不要なときにはペン軸12を
戻し、赤外LEDユニット13を消灯させることによっ
て、不要な電池の消耗を防ぐことができる。
【0026】また、ペン先の圧力変化または移動量を検
出するスイッチ16を設けることも可能である。このス
イッチ16によれば、実際にペンを紙などのシート類に
押しつけている時の軌跡のみを検出することが可能とな
り、筆跡のみを入力することが可能になる。すなわち、
紙などのシート類に描いた線がそのまま入力されること
になる。さらに、この両者のスイッチを組み合わせれ
ば、筆跡のみ、軌跡の検出のみ、筆跡と軌跡の同時検
出、の3つのモードを選択できる。
出するスイッチ16を設けることも可能である。このス
イッチ16によれば、実際にペンを紙などのシート類に
押しつけている時の軌跡のみを検出することが可能とな
り、筆跡のみを入力することが可能になる。すなわち、
紙などのシート類に描いた線がそのまま入力されること
になる。さらに、この両者のスイッチを組み合わせれ
ば、筆跡のみ、軌跡の検出のみ、筆跡と軌跡の同時検
出、の3つのモードを選択できる。
【0027】図4に示した例では、赤外LEDユニット
7で発光した光をそのまま周囲に放射しているが、例え
ば、光ファイバー等を用いて、光点をペン先へより近似
させ留ことができる。また、赤外光に代えて、他の波長
の光とすることも可能である。
7で発光した光をそのまま周囲に放射しているが、例え
ば、光ファイバー等を用いて、光点をペン先へより近似
させ留ことができる。また、赤外光に代えて、他の波長
の光とすることも可能である。
【0028】さらに、赤外LEDユニットを複数個設け
て特定の順で点灯させたり、または、振幅変調、周波数
変調、位相変調などを行ない、複数のペンの区別をした
り、さらには、ペンにキースイッチを付加し、これを操
作して信号を伝達することも可能である。赤外LEDの
変調と赤外透過フィルタをともに用いることによって、
外乱光による影響を除去することができ、外乱光の下で
も位置検出が可能となる。
て特定の順で点灯させたり、または、振幅変調、周波数
変調、位相変調などを行ない、複数のペンの区別をした
り、さらには、ペンにキースイッチを付加し、これを操
作して信号を伝達することも可能である。赤外LEDの
変調と赤外透過フィルタをともに用いることによって、
外乱光による影響を除去することができ、外乱光の下で
も位置検出が可能となる。
【0029】図4に示した例では、ボールペンやシャー
プペンと同様の構成の発光体を示したが、これに限ら
ず、例えば、紙などのシート類に実際に筆記する必要が
なければ、ペンライトと同様の構成であってもよい。ま
た、発光部を指などに取り付け、指の指示を入力するよ
うに構成することもできる。
プペンと同様の構成の発光体を示したが、これに限ら
ず、例えば、紙などのシート類に実際に筆記する必要が
なければ、ペンライトと同様の構成であってもよい。ま
た、発光部を指などに取り付け、指の指示を入力するよ
うに構成することもできる。
【0030】図5は、本発明の座標入力装置のデスク上
への応用例を示す斜視図である。図中、21はPSDユ
ニット、22はペン、23はディスプレイ、24はキー
ボード、25はデスク、26,27は仮想平面である。
デスク25上には、ディスプレイ23、キーボード24
などが載置されている。PSDユニット21は、本発明
の座標入力装置であって、例えば、図1に示すように、
PSDおよびスリットなどが組み込まれている。上述し
た具体例のように、PSD等の構成要素は小型であるの
で、PSDユニット21も小型に構成でき、ここではデ
ィスプレイ23の上部に取り付けてある。もちろん、他
の場所に設けてもよい。ペン22は、例えば、図4に示
したような発光体である。
への応用例を示す斜視図である。図中、21はPSDユ
ニット、22はペン、23はディスプレイ、24はキー
ボード、25はデスク、26,27は仮想平面である。
デスク25上には、ディスプレイ23、キーボード24
などが載置されている。PSDユニット21は、本発明
の座標入力装置であって、例えば、図1に示すように、
PSDおよびスリットなどが組み込まれている。上述し
た具体例のように、PSD等の構成要素は小型であるの
で、PSDユニット21も小型に構成でき、ここではデ
ィスプレイ23の上部に取り付けてある。もちろん、他
の場所に設けてもよい。ペン22は、例えば、図4に示
したような発光体である。
【0031】図5(A)に示した構成では、デスク25
上に仮想平面26を設けている。この仮想平面26上で
ペン22を動かすことによって、手書きの文字・図形の
入力や、コマンドの入力、あるいは指示入力を行なうこ
とができる。この場合、PSDユニット21は、例え
ば、40×40×40cm程度の空間を検出領域とする
ように構成すればよい。
上に仮想平面26を設けている。この仮想平面26上で
ペン22を動かすことによって、手書きの文字・図形の
入力や、コマンドの入力、あるいは指示入力を行なうこ
とができる。この場合、PSDユニット21は、例え
ば、40×40×40cm程度の空間を検出領域とする
ように構成すればよい。
【0032】仮想平面26は、PSDユニット21によ
って検出可能な広範囲の3次元の空間の一部であり、単
に仮想的な平面として仮定し、認識しているに過ぎな
い。そのため、どのような位置に仮想平面を設定しても
よい。例えば、キーボード24の上の空間を仮想平面と
することもでき、その場合には、入力するためのスペー
スをデスク25上に設ける必要はない。また、図5
(B)では、仮想平面27をデスク25に垂直な面とし
て設定している。このように、デスク25に平行な面だ
けでなく、どのような面でも仮想平面として設定するこ
とができる。さらに、図5(B)では、仮想平面26,
27の相異なる2つの仮想平面を設定している。この場
合には、PSDユニット21は、例えば、100×40
×40cm程度の空間を検出領域とするように構成すれ
ばよい。このように、仮想平面は、PSDユニット21
が検出可能な3次元空間内であれば、種々の態様で任意
の空間位置に任意個数だけ設定することが可能である。
もちろん、PSDユニット21は3次元座標が入力でき
るのであるから、そのまま3次元の座標入力装置として
用いることもできる。
って検出可能な広範囲の3次元の空間の一部であり、単
に仮想的な平面として仮定し、認識しているに過ぎな
い。そのため、どのような位置に仮想平面を設定しても
よい。例えば、キーボード24の上の空間を仮想平面と
することもでき、その場合には、入力するためのスペー
スをデスク25上に設ける必要はない。また、図5
(B)では、仮想平面27をデスク25に垂直な面とし
て設定している。このように、デスク25に平行な面だ
けでなく、どのような面でも仮想平面として設定するこ
とができる。さらに、図5(B)では、仮想平面26,
27の相異なる2つの仮想平面を設定している。この場
合には、PSDユニット21は、例えば、100×40
×40cm程度の空間を検出領域とするように構成すれ
ばよい。このように、仮想平面は、PSDユニット21
が検出可能な3次元空間内であれば、種々の態様で任意
の空間位置に任意個数だけ設定することが可能である。
もちろん、PSDユニット21は3次元座標が入力でき
るのであるから、そのまま3次元の座標入力装置として
用いることもできる。
【0033】図6は、本発明の座標入力装置の会議室へ
の応用例を示す斜視図である。図中、図5と同様の部分
には同じ符号を付してある。28はテーブルである。こ
の会議室では、正面に大型のディスプレイ23が設けら
れ、テーブル28に複数人の出席者が着席する。PSD
ユニット21が会議室の天井に設けられており、会議の
出席者各自の目前に仮想平面26を設定している。これ
らの仮想平面26は、出席者ごとに別の仮想平面26を
設定することができる。この例では、PSDユニット2
1は、例えば、7×7×3m程度の空間を検出領域とす
るように構成すればよい。会議の出席者は、ペン22で
目前の仮想平面26に筆記することによって、例えば、
その筆記を大型のディスプレイ23に反映させることが
できる。これによって、従来、プレゼンター以外の人
の、発表資料への書き込みや指示が困難であった状況か
ら、会議室の任意の場所から出席者が自由に発表資料に
コメント、質問などを書き加えることが可能となり、会
議時間の有効利用及びコミュニケーションの円滑化を実
現することができる。
の応用例を示す斜視図である。図中、図5と同様の部分
には同じ符号を付してある。28はテーブルである。こ
の会議室では、正面に大型のディスプレイ23が設けら
れ、テーブル28に複数人の出席者が着席する。PSD
ユニット21が会議室の天井に設けられており、会議の
出席者各自の目前に仮想平面26を設定している。これ
らの仮想平面26は、出席者ごとに別の仮想平面26を
設定することができる。この例では、PSDユニット2
1は、例えば、7×7×3m程度の空間を検出領域とす
るように構成すればよい。会議の出席者は、ペン22で
目前の仮想平面26に筆記することによって、例えば、
その筆記を大型のディスプレイ23に反映させることが
できる。これによって、従来、プレゼンター以外の人
の、発表資料への書き込みや指示が困難であった状況か
ら、会議室の任意の場所から出席者が自由に発表資料に
コメント、質問などを書き加えることが可能となり、会
議時間の有効利用及びコミュニケーションの円滑化を実
現することができる。
【0034】また、ある出席者の位置で発光体を明滅さ
せることによって、情報の伝送を行なうことも可能であ
る。このとき、明滅する発光体の位置によって、出席者
の誰から送信された情報かを知ることができる。
せることによって、情報の伝送を行なうことも可能であ
る。このとき、明滅する発光体の位置によって、出席者
の誰から送信された情報かを知ることができる。
【0035】図7は、本発明の座標入力装置のペン入力
型コンピュータへの応用例を示す斜視図である。図中、
図5と同様の部分には同じ符号を付してある。29はペ
ン入力型コンピュータである。本発明の座標入力装置
は、上述のように小型に構成することが可能であるの
で、例えば、ペン入力タイプの小型のコンピュータにも
組み込むことができる。図7では、ペン入力型コンピュ
ータ29の1側辺にPSDユニット21を配し、PSD
ユニット21を配した面を仮想平面26として設定して
いる。ペン22は、ペン入力型コンピュータ29の入力
に用いていたペンと兼用することが可能である。
型コンピュータへの応用例を示す斜視図である。図中、
図5と同様の部分には同じ符号を付してある。29はペ
ン入力型コンピュータである。本発明の座標入力装置
は、上述のように小型に構成することが可能であるの
で、例えば、ペン入力タイプの小型のコンピュータにも
組み込むことができる。図7では、ペン入力型コンピュ
ータ29の1側辺にPSDユニット21を配し、PSD
ユニット21を配した面を仮想平面26として設定して
いる。ペン22は、ペン入力型コンピュータ29の入力
に用いていたペンと兼用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入力のための広い面積を必要とせず、安価で
あり、容易にしかも確実に入力可能な座標入力装置を提
供することができる。この座標入力装置を用いることに
よって、例えば、オフィスのデスク上や会議室等におい
て、コンピュータの画面上への手書き入力、ポインティ
ング及びコマンドの入力等の作業を、より高解像度で、
任意の平面上及び空間で、リアルタイムで行なうことが
できる。そのため、個人の業務に限らず、グループウェ
アを含めた、創造の支援に貢献することができる。
によれば、入力のための広い面積を必要とせず、安価で
あり、容易にしかも確実に入力可能な座標入力装置を提
供することができる。この座標入力装置を用いることに
よって、例えば、オフィスのデスク上や会議室等におい
て、コンピュータの画面上への手書き入力、ポインティ
ング及びコマンドの入力等の作業を、より高解像度で、
任意の平面上及び空間で、リアルタイムで行なうことが
できる。そのため、個人の業務に限らず、グループウェ
アを含めた、創造の支援に貢献することができる。
【0037】さらに、会議室のような広い空間において
も、また、外乱光のもとでも使用することができるの
で、デスク上のマウスの代替品という範囲にとどまら
ず、幅広い用途に用い、3次元位置検出が可能となる等
の効果がある。
も、また、外乱光のもとでも使用することができるの
で、デスク上のマウスの代替品という範囲にとどまら
ず、幅広い用途に用い、3次元位置検出が可能となる等
の効果がある。
【図1】 本発明の座標入力装置の一実施例を示す基本
構成図である。
構成図である。
【図2】 PSD1,PSD2によるx−y平面の位置
検出の説明図である。
検出の説明図である。
【図3】 PSD3によるz軸の位置検出に関する説明
図である。
図である。
【図4】 本発明の座標入力装置用発光体の一実施例を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図5】 本発明の座標入力装置のデスク上への応用例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】 本発明の座標入力装置の会議室への応用例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】 本発明の座標入力装置のペン入力型コンピュ
ータへの応用例を示す斜視図である。
ータへの応用例を示す斜視図である。
1〜3…PSD、4〜6…スリット、7…赤外LED、
11…ペン筺体、12…ペン軸、13…赤外LEDユニ
ット、14…遮光層、15,16…スイッチ、21…P
SDユニット、22…ペン、23…ディスプレイ、24
…キーボード、25…デスク、26,27…仮想平面、
28…テーブル、29…ペン入力型コンピュータ。
11…ペン筺体、12…ペン軸、13…赤外LEDユニ
ット、14…遮光層、15,16…スイッチ、21…P
SDユニット、22…ペン、23…ディスプレイ、24
…キーボード、25…デスク、26,27…仮想平面、
28…テーブル、29…ペン入力型コンピュータ。
Claims (6)
- 【請求項1】 発光体の座標を非接触で入力する座標入
力装置において、略同一平面内に設置された複数の1次
元光電変換素子と、該1次元光電変換素子のそれぞれに
対応して設けられ前記1次元光電変換素子の延在する方
向に対してねじれの方向に前記1次元光電変換素子への
入射光を制限する複数の入射光制限手段と、該1次元光
電変換素子の出力に基づき座標を演算する演算手段を備
えることを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項2】 前記1次元光電変換素子は、3つ存在
し、少なくともそのうちの1つは他の1次元光電変換素
子に対してほぼ垂直に配置されていることを特徴とする
請求項1に記載の座標入力装置。 - 【請求項3】 複数の前記入射光制限手段は、スリット
状の開口を有するスリット部材で構成されており、前記
1次元光電変換素子の延在する方向と該1次元光電変換
素子に対応する前記スリット部材の前記開口が延在する
方向は、互いに直交していることを特徴とする請求項1
または2に記載の座標入力装置。 - 【請求項4】 前記1次元光電変換素子に対応して前記
発光体が発する光の波長を選択的に透過するフィルタを
設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
項に記載の座標入力装置。 - 【請求項5】 赤外光を発光する発光部を有することを
特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の座
標入力装置に用いられる座標入力装置用発光体。 - 【請求項6】 略環状のユニットで構成される発光部を
有し、該発光部の中心軸の上下方向への光の洩れを減少
させるための反射手段または遮光手段を備えていること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の座
標入力装置に用いられる座標入力装置用発光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12535495A JPH08320207A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 座標入力装置および座標入力装置用発光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12535495A JPH08320207A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 座標入力装置および座標入力装置用発光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320207A true JPH08320207A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14908061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12535495A Pending JPH08320207A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 座標入力装置および座標入力装置用発光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320207A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1653199A3 (en) * | 2004-10-22 | 2006-08-23 | 3DConnexion GmbH | Opto-electronic arrangement to capture relative movements or relative positions of two objects, and design methodology |
| JP2008268216A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Lin Ming-Yen | 視空間複数点認知の方法 |
| JP2008282400A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Lin Ming-Yen | 三次元マウスの装置 |
| JP2009505305A (ja) * | 2005-08-22 | 2009-02-05 | イェ,チンジョン | 自由空間のポインティング及び手書き手段 |
| JP2010206221A (ja) * | 2005-06-29 | 2010-09-16 | Asml Netherlands Bv | リソグラフィ装置、放射線ビーム検査デバイス、放射線ビームの検査方法およびデバイス製造方法 |
| JP2010244517A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Integrated Digital Technologies Inc | 内蔵光センサを有するディスプレイ・パネルの入力検出システム及び方法 |
| JP2011007667A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | System Keisoku Kk | 変位測定装置 |
| CN111673796A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-09-18 | 深圳达瑞鑫光电科技有限公司 | 一种基于psd机器人手臂安平定位系统 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12535495A patent/JPH08320207A/ja active Pending
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