JPH0831753A - Vhfプラズマ処理方法及び装置 - Google Patents

Vhfプラズマ処理方法及び装置

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JPH0831753A
JPH0831753A JP16708294A JP16708294A JPH0831753A JP H0831753 A JPH0831753 A JP H0831753A JP 16708294 A JP16708294 A JP 16708294A JP 16708294 A JP16708294 A JP 16708294A JP H0831753 A JPH0831753 A JP H0831753A
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JP
Japan
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plasma
high frequency
vhf
frequency
electrode
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JP16708294A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Tashiro
和昭 田代
Tatsumi Shoji
辰美 庄司
Chiori Mochizuki
千織 望月
Hidemasa Mizutani
英正 水谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VHFプラズマ処理方法及び装置において、
放電が容易に開始し、放電状態がより短時間で安定する
プラズマ処理方法及び装置を提供する。 【構成】 周波数が30MHz以上300MHz以下で
あるVHF高周波によるプラズマを減圧可能な容器内で
発生させ、該プラズマ中で被処理材の処理を行うプラズ
マ処理方法において、処理時に使用する高周波の周波数
よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発生さ
せた後、所定のVHF高周波によるプラズマに切り換え
て処理を行うことを特徴とするVHFプラズマ処理方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、半導体等の製造工程に使用される
高周波スパッタ装置、高周波プラズマCVD装置、高周
波エッチング装置等のプラズマ処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高周波を利用するプラズマ処理装置は上
述のように、スパッタ装置、エッチング装置などがある
が、ここでは従来のアモルファスシリコン等の薄膜形成
用高周波プラズマCVD装置を例にとって本発明に係る
従来の技術を説明する。
【0003】このような装置においては、従来印加され
る高周波は13.56MHzのRF周波数が用いられて
いる。これはこの周波数がIMS(工業用、科学用、医
療用)標準周波数であり、これに対する規制の放出限界
が非IMS周波数、特に通信帯内の周波数に対して厳し
くないからである。この周波数を用いた装置が多く製造
されており、入手しやすいのでますます広く使われるも
のとなっている。
【0004】これらの利点にもかかわらず、高速成膜の
実現の為に最近さらに高いVHF帯の高周波を利用する
試みがなされている。
【0005】例えば東京工業大学の小田らは、144M
HzのVHF高周波を用い、高速成膜を実現し、良質な
アモルファスシリコンの作成できたことを報告している
(”Preparation of a−Si:H F
ilms by VHF Plasma CVD”Ma
t.Res.Soc.Symp.Proc.118(1
988)pp.117−122)。
【0006】13.56MHzのRF高周波を用いる従
来のアモルファスシリコン成膜装置では、1Å/sec
程度の成膜速度でしか最適な膜特性を有する膜は得られ
ず、装置のスループットが良くないので、結果製造コス
トを上げるという問題があった。
【0007】そこでより高い成膜速度を実現する方法が
要求され、例えばアモルファスシリコン等の薄膜を作製
する装置について、30〜300MHzのVHF高周波
を利用し、高速成膜を実現しようという試みがなされて
いる。
【0008】高い成膜速度を得るためには、まず印加電
力を上げ、プラズマの電子濃度を高めること、ガスの圧
力を上げることが必要である。つまり電子濃度を上げ、
分子濃度を上げ、分解生成を促す方法が一般的である。
【0009】しかしながら、これらの条件を従来の1
3.56MHzの高周波で実現しようとすると、気相中
で反応分子の重合反応を誘発し、その結果ポリシリコン
の生成が起こりやすくなり、さらにこれらがダストとな
り膜中に取り込まれ組織の欠陥となるなどして、単純に
RF高周波で高速成膜を実現しようとすると、膜質の低
下をもたらすので、現状の技術における成膜装置ではせ
いぜい1Å/secの成膜速度を出すのが限界であっ
た。
【0010】これに対して30〜300MHzのVHF
高周波を用いる方法では、周波数を上げることにより、
プラズマ中の電子のエネルギー分布が変わり、ガスを分
解できるエネルギーを有する高エネルギー側のプラズマ
の電子密度を容易に上げることができ、その結果ガスの
分解効率を上げることができるので、印加電力、ガスの
圧力をあげることなく、前記のような組織欠陥を招くこ
となく容易な条件で良質な高速成膜を実現することがで
きる。
【0011】以下図面を用いて説明するが、まずVHF
高周波を用いた従来のプラズマCVD成膜装置を図5に
示す。一般的に高周波プラズマ処理装置は、高周波電源
513とこれから供給される高周波電力を効率よく伝達
するための整合器512、プラズマ発生チャンバー50
4からなる。高周波電源の出力インピーダンスは一般に
50オームに設定してある。第二電極510、プラズマ
発生チャンバー504、プラズマを含む負荷側のインピ
ーダンスは通常放電条件等により異なる。しかし高周波
電力が最も効率よく伝達されるためには、高周波電源側
の出力インピーダンスと負荷側の入力インピーダンスと
を一致させなければならないのでその間に、整合器51
2を配し、放電毎に、この整合器を調節しインピーダン
スの整合を行い、高周波電力が最も効率よくプラズマ側
に伝達されるようにする。
【0012】基板507はこの第一電極509上に配置
される。511はプラズマ閉じ込め用のプラズマシール
ドである。501はロータリーポンプ、502はターボ
分子ポンプであり、チャンバーの真空引きと反応ガスの
排気とを行う。プラズマ空間は第二電極、第一電極、プ
ラズマシールドで囲まれた閉空間となっており、ガスを
直接周囲から供給するのは難しい。第一電極には基板を
配置するので、これからのガス供給はできず、またプラ
ズマシールド側からガスを供給することは可能である
が、ガスの流れの影響を考えると好ましくない。よって
第二電極側から原料ガスの供給を行いたい。そこで、図
の508はガス配管であり、絶縁体を挟んで、第二電極
に接続する。供給されたガスは拡散板(第二電極表面上
のシャワーヘッド)を通して、プラズマ内に放出される
構造となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】基本的には上記のよう
な構造であるVHFプラズマ処理装置にVHF高周波を
用いる場合、周波数f=10MHzでは波長が約30
m、100MHzでは3m、300MHzでは1mの波
長となる。装置の大きさを考慮すると、このような短波
長は無視できないものである。つまり高周波の波長が装
置の大きさに対して無視できない長さになると、後に述
べるように装置自体が高周波伝送回路になるので、装置
自身の持っているインダクタンスやキャパシタンスが無
視できなくなり、さらにこれらは分布定数として働くこ
とになる。たとえば第二電極側からガスを供給するため
には、これまで整合器側からガス配管を引き回し、ガス
を外部から第二電極に導入する方法がとられていた。し
かしながら周波数が高くなるにしたがい、波長が短くな
り電極の構造ばかりでなく、このガス配管の持つ浮遊容
量や浮遊インダクタンスも問題になってくることが実験
により明らかになった。
【0014】これらの浮遊容量や浮遊インダクタンスが
VHFプラズマ処理に及ぼす影響について述べる。図9
にプラズマ処理装置の電気的な等価回路を示す。R0
高周波電源Aの出力インピーダンスである。高周波の周
波数をf=2πω、電極容量C0、プラズマのインピー
ダンスをRP、整合器BのインダクタンスをL、容量を
1、C2 とする。この等価回路を整合が取れている適
当な条件で解くと、
【0015】
【数1】 が成立する。電極容量C0は装置を設計した段階で決ま
り、これが一定の時、整合の取れた状態で放電を行うに
は、周波数fが高いほど、L、C2を小さくする必要が
ある。理想的にはを満たすL、C2を取れば、容易に
放電し、放電は維持されるはずである。しかしながら実
際の装置では、浮遊容量、浮遊インダクタンスが存在す
るために、周波数によってはを満たすことができず、
放電の維持どころか、放電の開始が困難となる。周波数
が13.56MHz程度の場合は、この浮遊容量、浮遊
インダクタンスは整合器のL、C2に比べ無視できる
が、周波数が上がってVHF領域となると無視できなく
なる。つまり整合器だけでは浮遊容量、浮遊インダクタ
ンスのために整合が困難になる。実際VHFの放電を行
う場合の条件を満たすようにしていくと、放電開始が
非常に困難になってくるという問題点があった。さらに
放電はしても整合がとりにくい、整合に時間がかかると
いう問題もあった。
【0016】従来はこれに対し、投入電力を大きくして
放電を開始し、その後整合を取りながら、電力を所定の
値に設定していた。しかしこの方法では反射波が大きい
状態で電源を使わなければならず、電源への過負荷が問
題となり実現には限界があった。さらにVHF放電では
成膜速度が非常に速くなるので、放電が始まってから、
整合をとって安定した放電にするまでに要する時間が長
いと、このあいだに膜が堆積してしまい均一な膜ができ
ないとか、少なくとも、初期膜は不均一なものになると
いう問題があった。これは界面が重要な要件となるデバ
イスを作製する場合には大きな問題である。
【0017】図8aにシランガスを成膜ガスとして用い
た場合のプラズマ中のラジカルSiH* の発光強度の時
間依存の一例を示す。図に示されているように、放電は
しにくいし、放電しても整合がなかなかとれず、放電状
態が非常に不安定である。放電の安定までに5分近くも
かかるようでは、この間に成膜された膜厚は2000Å
程度にも達することがあり、これでは薄膜デバイス用に
使うことなどは非常に困難であった。
【0018】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、VHFプラズマ処理方法及び装置において、放
電が容易に開始し、放電状態がより短時間で安定するV
HFプラズマ処理方法及び装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、周波数が30MHz以上300MHz以下である
VHF高周波によるプラズマを減圧可能な容器内で発生
させ、該プラズマ中で被処理材の処理を行うプラズマ処
理方法において、処理時に使用する高周波の周波数より
も低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発生させた
後、所定のVHF高周波によるプラズマに切り換えて処
理を行うことを特徴とするVHFプラズマ処理方法であ
る。
【0020】また本発明のVHFプラズマ処理方法は、
処理を行うときの周波数よりも低い周波数をもつ高周波
をRF高周波とすることを含むものである。
【0021】また本発明は、VHF高周波電源供給系
と、前記高周波電源により内部にプラズマを生起させて
被処理材の処理を行う減圧可能な容器と、前記容器の排
気系とを有するVHFプラズマ処理装置において、処理
時に使用する高周波の周波数よりも低い周波数をもつ高
周波によりプラズマを発生させる手段と、プラズマ発生
後に所定のVHF高周波によりプラズマを維持する手段
とを有することを特徴とするVHFプラズマ処理装置で
ある。
【0022】また本発明のVHFプラズマ処理装置は、
減圧可能な容器内で対向する第一電極、第二電極を有す
る基板上に薄膜を成膜するVHFプラズマCVD装置で
あって、処理時に使用する高周波の周波数よりも低い周
波数をもつ高周波によりプラズマを発生させる手段が、
RF高周波電源と該RF高周波を整合する整合器とから
なり、プラズマ発生後に所定のVHF高周波によりプラ
ズマを維持する手段が、VHF高周波電源と該VHF高
周波を整合する整合器とからなり、前記RF高周波が該
第二電極に供給されてプラズマが生起され、プラズマ発
生後に前記VHF高周波が該第二電極に供給されてプラ
ズマが維持されることを含むものである。
【0023】また本発明のVHFプラズマ処理装置は、
減圧可能な容器内で対向する第一電極、第二電極を有す
る基板上に薄膜を成膜するVHFプラズマCVD装置で
あって、処理時に使用する高周波の周波数よりも低い周
波数をもつ高周波によりプラズマを発生させる手段が、
RF高周波電源と該RF高周波を整合する整合器とから
なり、プラズマ発生後に所定のVHF高周波によりプラ
ズマを維持する手段が、VHF高周波電源と該VHF高
周波を整合する整合器とからなり、前記RF高周波が基
板を保持する該第一電極に供給されてプラズマが生起さ
れ、プラズマ発生後に前記VHF高周波が基板を保持す
る第一電極と対向する該第二電極に供給されてプラズマ
が維持されることを含むものである。
【0024】また本発明のVHFプラズマ処理装置は、
減圧可能な容器内で対向する第一電極、第二電極を有す
る基板上に薄膜を成膜VHFプラズマCVD装置であっ
て、処理時に使用する高周波の周波数よりも低い周波数
をもつ高周波によりプラズマを発生させる手段が、RF
高周波電源と該RF高周波を整合する整合器とからな
り、プラズマ発生後に所定のVHF高周波によりプラズ
マを維持する手段が、VHF高周波電源と該VHF高周
波を整合する整合器とからなり、前記RF高周波がプラ
ズマシールドに供給されてプラズマが生起され、プラズ
マ発生後に前記VHF高周波が該第二電極に供給されて
プラズマが維持されることを含むものである。
【0025】また本発明のVHFプラズマ処理装置は、
減圧可能な容器内で対向する第一電極、第二電極を有す
る基板上に薄膜を成膜するVHFプラズマCVD装置で
あって、周波数可変のRF−VHF共通高周波電源の周
波数を変更することによりRF高周波とVHF高周波と
の切換えを行い、RF高周波が該第二電極に供給されて
プラズマが生起され、プラズマ発生後に前記VHF高周
波が、整合器を介して該第二電極に供給されてプラズマ
が維持されることを含むものである。
【0026】
【作用】減圧可能な容器内に周波数f=30〜300M
HzのVHF高周波を用いてプラズマを発生させ、該プ
ラズマ中で処理を行うVHFプラズマ処理装置におい
て、本発明では、プラズマ処理に使う周波数より低い高
周波を用いてまず放電を開始し、しかる後所定のVHF
高周波に設定し放電を維持する(構造とする)ことによ
り、放電の開始を容易にし、安定放電をも容易に得るこ
とができる。この方法を実現する為の構造は実施例によ
り説明する。
【0027】放電開始のために、少なくとも13.56
MHzのRF高周波などの低い周波数をまず印加し、こ
れにより放電を開始したのち、VHF高周波を印加しV
HFでの放電にする。このとき装置、整合器の方の調整
はRFプラズマ、VHFプラズマが放電しているときの
最適値に予め調節しておく。そうすることにより、整合
に手間どることもなく、放電も容易に開始できる。本発
明の方法、装置を利用することにより、プラズマ処理に
よる高速成膜は実現できるし、装置側の設計も容易にす
ることができる。
【0028】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明に係る第1の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。図中の104
はステンレスからなる成膜チャンバー外壁、109はス
テンレスからなる第一電極である。本装置はロードロッ
ク方式の成膜装置であり、ロード室とアンロード室とを
持っており(図示せず)、第一電極は可動式になってい
る。106は第一電極の移動を支える構造物である。基
板107をこの第一電極上に設置したのち、第一電極ご
とロード室から、成膜チャンバー内に入れる。105は
基板加熱用のヒーターである。このヒーターにより第一
電極と該第一電極上の基板とを背面から幅射熱により加
熱する。111はプラズマ閉じ込め用のプラズマシール
ドである。放電を開始する前に、このプラズマシールド
は、第一電極に密着するような構造になっている。10
1はロータリーポンプ、102はターボ分子ポンプであ
り、チャンバーの真空引きと反応ガスの排気を行う。1
10は第二電極である。
【0029】基板を設置した第一電極を成膜チャンバー
内に設定したのち、100%シランガスを、バルブ、流
量計(図示せず)、拡散板(第二電極表面上のシャワー
ヘッド)を通しながら、十分均一に、チャンバー内に放
出させた。この時の流量は100sccmとした。成膜
チャンバー内圧力を0.1Torrに保った。ガスはプ
ラズマシールドに設けられた穴から、チャンバーの背面
にある排気ポンプ(ターボ分子ポンプ102、ロータリ
ーポンプ101)により排気した。このときチャンバー
とターボ分子ポンプとの間に設けられたゲートバルブ1
03は通常チャンバーとポンプ側の隔絶のために用いら
れるが、圧力調整用の弁としても用いられる。この弁の
開閉の度合を調整することで、この部分でのコンダクタ
ンスを変化させ、実効排気速度を任意に調節し、流量と
独立に圧力を制御することができる。
【0030】成膜条件を設定した後高周波電力を投入
し、放電を行った。本実施例では、放電開始用のRF電
源114と、VHF電源115の2種類を用意する。R
F電源につながる整合器112と、VHF電源につなが
る整合器113を通して、それぞれの高周波は点Pでそ
れぞれの同軸ケーブルを結合させ、第二電極へ供給でき
るようになっている。高周波電力の印加の様子を図6に
模式的に示す。まず初めにRF電源から第二電極に50
WのRF高周波を印加した。このときRF整合器の整合
条件はRF初期放電の時の値に前もって設定しておく。
放電が開始したら、VHF電源から、50WのVHF高
周波を印加する。尚、出力50Wのときの成膜速度は、
RFでは1Å/sec程度、VHFでは20Å/sec
以上である。したがってRF放電の間、不均一な膜が堆
積する問題は殆ど無視できる。RFプラズマに重層して
VHFプラズマが発生した。この時点でRF電源を切
り、VHF放電のみにした。この時整合器はVHF放電
の最適条件に設定してあり、安定なVHFプラズマが得
られた。シランを用いて放電を起こし、SiH* の発光
強度を、放電時間に対してモニタしたデータを図8中、
曲線bに示す。横軸の時間は図6の時間と対応してい
る。縦軸は安定後の値を1.0として規格化してある。
RF高周波により放電を開始したときの発光強度は小さ
いが、VHF放電が開始すると十分大きくなった。さら
に従来装置と違って、本発明に係る装置では、VHF放
電が開始すると、ただちに安定な放電となり、十分な整
合状態が得られた。本例では、放電開始後1分で安定な
VHFプラズマが得られた。
【0031】本実施例の構造を取ることにより、高周波
電力は第二電極側から導入するので、第一電極側の構造
は簡単になり、第一電極移動式ロードロック型では好適
なものとなった。
【0032】本実施例ではアモルファスシリコンを成膜
するためのプラズマCVD装置を取り上げたが、VHF
高周波を利用するスパッタ装置、エッチング装置におい
ても本発明は基本的に適用できる。
【0033】実施例2 図2は、本発明に係る第2の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。成膜チャンバ
ーの電極部分以外は基本的に実施例1と同じである。図
中の204はステンレスからなる成膜チャンバー外壁、
209はステンレスからなる第一電極である。本装置は
ロードロック方式の成膜装置であり、ロード室とアンロ
ード室を持っており(図示せず)、基板ホルダー216
上に設置された基板は可動式になったホルダーごと、ロ
ード室を通して、成膜チャンバー内の第一電極上に設置
される。この時基板ホルダーと第一電極とは密着する構
造となっている。206はホルダーの移動を支える構造
物である。205は基板加熱用のヒーターである。この
ヒーターにより第一電極と、第一電極上の基板とを熱伝
導により加熱する。211はプラズマ閉じ込め用のプラ
ズマシールドである。201はロータリーポンプ、20
2はターボ分子ポンプであり、チャンバーの真空引きと
反応ガスの排気とを行う。210は第二電極である。
【0034】基板を成膜チャンバー内に設置後、100
%シランガスを、バルブ、流量計(図示せず)、拡散板
(第二電極表面上のシャワーヘッド)を通しながら十分
均一に、チャンバー内に放出させた。この時の流量は1
00sccmとした。成膜チャンバー内圧力を0.1T
orrに保ちながら、ガスはプラズマシールドに設けら
れた穴から、チャンバーの背面にある排気ポンプ(ター
ボ分子ポンプ202、ロータリーポンプ201)により
排気した。このときチャンバーとターボ分子ポンプとの
間に設けられたゲートバルブ203は通常チャンバーと
ポンプ側の隔絶のために用いられるが、圧力調整用の弁
としても用いられる。この弁の開閉の度合を調整するこ
とで、この部分でのコンダクタンスを変化させ、実効排
気速度を任意に調節し、流量と独立に圧力を制御するこ
とができる。
【0035】この後高周波電力を投入し、放電を始め
た。本実施例では、実施例1と同じように放電開始用の
RF電源214と、VHF電源215の2種類を用意し
た。本実施例では放電開始用のRF高周波は、基板のあ
る側の第一電極209にRF電源専用の整合器213を
通して供給した。放電用VHF高周波はVHF専用の整
合器212を通して、第二電極210に供給した。高周
波電力の印加の様子を図6に模式的に示す。これは第一
の実施例と基本的に同じである。まず初めにRF電源か
ら第一電極に50WのRFの高周波を印加した。このと
き整合器213の整合条件はRF初期放電の整合条件時
の値に設定しておく。RF高周波専用の整合器を有して
いるので、放電は非常に容易に開始した。そのためRF
電力を上げて放電を開始する必要ななかった。放電が開
始したら、1分後にVHF電源から、50WのVHF高
周波を印加した。VHF放電の方は整合が非常に難しい
ので、予め、最適の整合条件を求めて置き、これを設定
しておく。RFプラズマに重層してVHFプラズマが発
生した。この時点でRF電源を切り、VHF放電のみに
した。VHF放電の整合条件は予め設定してあるので、
切り替えと同時に安定なVHFプラズマが得られた。シ
ランを用いて放電を起こし、SiH* の発光強度を、放
電時間に対してモニタしたデータを図8中、曲線cに示
す。横軸の時間は図6の時間と対応している。RF高周
波により放電を開始したときの強度は小さいが、VHF
放電が開始すると十分大きくなった。さらに従来装置と
違って、本発明に係る装置ではVHF放電が開始する
と、ただちに安定な放電となり、十分な整合状態が得ら
れた。RF、VHFの回路が独立しているので、VHF
回路の構造が簡略化され、放電は非常に安定であった。
【0036】本実施例では放電開始用電源を接続する電
極とVHF放電用の電極を異なるものにすることで、R
F放電用に専用の回路を用意することができ、放電開始
を非常に容易にすることができた。
【0037】本実施例ではアモルファスシリコンを成膜
するためのプラズマCVD装置を取り上げたが、VHF
高周波を利用するスパッタ装置、エッチング装置におい
ても本発明は基本的に適用できる。
【0038】実施例3 図3は、本発明に係る第3の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。成膜チャンバ
ーの電極部分以外は基本的に実施例1と同じである。図
中の304はステンレスからなる成膜チャンバー外壁、
309はステンレスからなる第一電極である。第一電極
は可動式になっている。基板307はこの第一電極上に
配置され、ロード室(図示せず)を通して、成膜チャン
バー内に設置される。306は第一電極の移動を支える
構造物である。305は基板加熱用のヒーターである。
このヒーターにより第一電極と、第一電極上の基板とを
背面から輻射熱により加熱する。311はプラズマ閉じ
込め用のプラズマシールドであり、同時に本実施例では
このプラズマシールドを放電開始用の電極として使用す
る。301はロータリーポンプ、302はターボ分子ポ
ンプであり、チャンバーの真空引きと反応ガスの排気と
を行う。310は第二電極である。
【0039】基板を成膜チャンバー内に設置した後10
0%シランガスを、バルブ、流量計(図示せず)、拡散
板(第二電極表面上のシャワーヘッド)を通して十分均
一に、チャンバー内に放出した。この時の流量は100
sccmとした。成膜チャンバー内圧力を0.1Tor
rに保ちながら、ガスはプラズマシールドに設けられた
穴から、チャンバーの背面にある排気ポンプ(ターボ分
子ポンプ302、ロータリーポンプ301)により排気
した。このときチャンバーとターボ分子ポンプとの間に
設けられたゲートバルブ303は通常チャンバーとポン
プ側の隔絶のために用いられるが、圧力調整用の弁とし
ても用いられる。この弁の開閉度合を調整することで、
この部分でのコンダクタンスを変化させ、実効排気速度
を任意に調節し、流量と独立に圧力を制御することがで
きる。
【0040】基板をチャンバー内に設置した後、高周波
放電を開始した。本実施例では、以上の例と同じように
放電開始用のRF電源314と、VHF電源315の2
種類を用意した。本実施例では、プラズマシールド31
1はRF高周波印加用電極を兼ねるものである。このプ
ラズマシールド311に専用の整合器313を通して、
RF高周波を印加する構造とした。高周波電力の印加の
様子を図6に模式的に示す。基本的に実施例1,2と同
様な印加の仕方となる。まず初めにRF電源からプラズ
マシールドに50WのRF高周波を印加した。このとき
整合器313の整合条件はRF放電の時の値に前もって
設定しておく。放電が開始すると、1分後にVHF電源
から、50WのVHF高周波を印加した。RFプラズマ
に重層してVHFプラズマが発生した。この初期放電は
本実施例では基板周辺に遍在する可能性もあるので、な
るべく早くVHFに切り換えることが必要である。この
時点でRF電源を切り、同時にこのプラズマシールドを
接地した。以後はVHF放電のみで放電を維持した。V
HF放電の整合条件は予め設定してあるので、切り替え
と同時に安定なVHFプラズマが得られた。シランを用
いて放電を起こし、SiH* の発光強度を、放電時間に
対してモニタしたデータを図8中、曲線eに示す。横軸
の時間は図6の時間と対応している。RF高周波により
放電を開始したときの強度は小さいが、VHF放電が開
始すると十分大きくなった。さらに従来装置と違って、
本発明に係る装置ではVHF放電が開始すると、ただち
に安定な放電となり、十分な整合が得られた。
【0041】本実施例の構造をとることにより、プラズ
マシールドが放電開始電極を兼ねるので、第一電極側の
構造を簡単にすることができる。
【0042】本実施例ではアモルファスシリコンを成膜
するためのプラズマCVD装置を取り上げたが、VHF
高周波を利用するスパッタ装置、エッチング装置におい
ても本発明は基本的に適用できる。
【0043】実施例4 図4は、本発明に係る第4の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構造を示す模式図である。成膜チャンバ
ーの電極部分以外は基本的に実施例1と同じである。図
中の404はステンレスからなる成膜チャンバー外壁、
409はステンレスからなる第一電極である。本装置は
ロードロック方式の成膜装置であり、ロード室とアンロ
ード室とを持っており(図示せず)、第一電極は可動式
になっている。406は第一電極の移動を支える構造物
である。基板407をこの第一電極上に設置したのち、
ロード室から、第一電極ごと成膜チャンバー内に入れ
る。405は基板加熱用のヒーターである。このヒータ
ーにより第一電極と、第一電極上の基板とを背面から輻
射熱により加熱する。411はプラズマ閉じ込め用のプ
ラズマシールドである。放電を開始する前に、このプラ
ズマシールドは、第一電極に密着する構造になってい
る。401はロータリーポンプ、402はターボ分子ポ
ンプであり、チャンバーの真空引きと反応ガスの排気と
を行う。410は第二電極である。
【0044】基板を設置した第一電極を成膜チャンバー
内に設定したのち、100%シランガスを、バルブ、流
量計(図示せず)、拡散板(第二電極表面上のシャワー
ヘッド)を通しながら、十分均一に、チャンバー内に放
出した。この時の流量は100sccmとした。成膜チ
ャンバー内圧力を0.1Torrに保ち、ガスはプラズ
マシールドに設けられた穴から、チャンバーの背面にあ
る排気ポンプ(ターボ分子ポンプ402、ロータリーポ
ンプ401)により排気した。このときチャンバーとタ
ーボ分子ポンプとの間に設けられたゲートバルブ403
は通常チャンバーとポンプ側の隔絶のために用いられる
が、圧力調整用の弁としても用いられる。この弁の開閉
の度合を調整することで、この部分でのコンダクタンス
を変化させ、実効排気速度を任意に調節し、流量と独立
に圧力を制御することができる。
【0045】図7に本実施例における高周波の印加の仕
方を示す。縦軸は周波数、横軸は放電時間である。本実
施例では、周波数可変のRF、VHF共通電源413を
用いた。まず初めに13.56MHzのRF高周波を第
二電極に印加した。このとき整合器412の整合条件は
VHF放電の時の値に前もって設定しておく。RF高周
波で放電するときは、整合のずれた条件になるが、RF
の場合にはこれでも十分放電は開始する。放電が開始し
たら、電源の高周波をVHF領域に切り替えた。それに
応じてRFプラズマからVHFプラズマへと1分以内に
移行した。切り替えた時点で整合はすでに取れており、
安定なVHFプラズマが得られた。
【0046】図8中、曲線dに放電を開始してからの、
SiH* の発光強度をモニタしたデータを示す。横軸の
時間は図7の時間と対応している。
【0047】本実施例では、一つの電源でRF波とVH
F波とを切り替える設計にしているので、装置の全体的
な大きさを小さくすることができた。さらに第二電極側
に一括して電力を供給できるので、第一電極側の設計が
容易になった。
【0048】本実施例ではアモルファスシリコンを成膜
するためのプラズマCVD装置を取り上げたが、VHF
高周波を利用するスパッタ装置、エッチング装置におい
ても本発明は基本的に適用できる。
【0049】
【発明の効果】減圧可能な容器内に周波数f=30〜3
00MHzのVHF高周波を用いてプラズマを発生さ
せ、該プラズマ中で処理を行うVHFプラズマ処理装置
において、処理に使う周波数より低い高周波を用いて放
電を開始し、しかる後所定のVHF高周波に設定し放電
を維持する装置又は方法により、放電の開始を容易に
し、放電の安定をも容易に得ることができ、高性能のプ
ラズマ処理を可能にすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。
【図2】本発明に係る第2の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。
【図3】本発明に係る第3の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。
【図4】本発明に係る第4の実施例であるVHFプラズ
マCVD装置の構成を示す模式図である。
【図5】従来のVHFプラズマCVD装置の構成を示す
模式図である。
【図6】第1,2,3の実施例における高周波印加の様
子を示すグラフである。
【図7】第4の実施例における高周波印加の様子を示す
グラフである。
【図8】放電中のSiH* の発光強度の放電時間依存を
示すグラフである。
【図9】プラズマ処理装置の電気的な等価回路を示す模
式図である。
【符号の説明】
104,204,304,404 チャンバー外壁 111,211,311,411 プラズマシールド 106,306,406 第一電極支え 206 ホルダー支え 107,207,307,407 基板 109,209,309,409 第一電極 110,210,310,410 第二電極 105,205,305,405 ヒーター 103,203,303,403 ゲートバルブ 102,202,302,402 ターボ分子ポンプ 101,201,301,401 ロータリーポンプ 112,113,212,213,312,313,4
12,512 整合器 108,208,308,408 ガス配管 114,214,314,513 RF電源 115,215,315 VHF電源 413 周波数可変高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 英正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数が30MHz以上300MHz以
    下であるVHF高周波によるプラズマを減圧可能な容器
    内で発生させ、該プラズマ中で被処理材の処理を行うプ
    ラズマ処理方法において、処理時に使用する高周波の周
    波数よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発
    生させた後、所定のVHF高周波によるプラズマに切り
    換えて処理を行うことを特徴とするVHFプラズマ処理
    方法。
  2. 【請求項2】 処理を行うときの周波数よりも低い周波
    数をもつ高周波をRF高周波とする請求項1に記載のV
    HFプラズマ処理方法。
  3. 【請求項3】 VHF高周波電源供給系と前記高周波電
    源により内部にプラズマを生起させて被処理材の処理を
    行う減圧可能な容器と、前記容器の排気系とを有するV
    HFプラズマ処理装置において、処理時に使用する高周
    波の周波数よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズ
    マを発生させる手段と、プラズマ発生後に所定のVHF
    高周波によりプラズマを維持する手段とを有することを
    特徴とするVHFプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 減圧可能な容器内で対向する第一電極、
    第二電極を有する基板上に薄膜を成膜するVHFプラズ
    マCVD装置であって、処理時に使用する高周波の周波
    数よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発生
    させる手段が、RF高周波電源と該RF高周波を整合す
    る整合器とからなり、プラズマ発生後に所定のVHF高
    周波によりプラズマを維持する手段が、VHF高周波電
    源と該VHF高周波を整合する整合器とからなり、前記
    RF高周波が該第二電極に供給されてプラズマが生起さ
    れ、プラズマ発生後に前記VHF高周波が該第二電極に
    供給されてプラズマが維持される請求項3に記載のVH
    Fプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 減圧可能な容器内で対向する第一電極、
    第二電極を有する基板上に薄膜を成膜するVHFプラズ
    マCVD装置であって、処理時に使用する高周波の周波
    数よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発生
    させる手段が、RF高周波電源と該RF高周波を整合す
    る整合器とからなり、プラズマ発生後に所定のVHF高
    周波によりプラズマを維持する手段が、VHF高周波電
    源と該VHF高周波を整合する整合器とからなり、前記
    RF高周波が基板を保持する該第一電極に供給されてプ
    ラズマが生起され、プラズマ発生後に前記VHF高周波
    が基板を保持する第一電極と対向する該第二電極に供給
    されてプラズマが維持される請求項3に記載のVHFプ
    ラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 減圧可能な容器内で対向する第一電極、
    第二電極を有する基板上に薄膜を成膜するVHFプラズ
    マCVD装置であって、処理時に使用する高周波の周波
    数よりも低い周波数をもつ高周波によりプラズマを発生
    させる手段が、RF高周波電源と該RF高周波を整合す
    る整合器とからなり、プラズマ発生後に所定のVHF高
    周波によりプラズマを維持する手段が、VHF高周波電
    源と該VHF高周波を整合する整合器とからなり、前記
    RF高周波がプラズマシールドに供給されてプラズマが
    生起され、プラズマ発生後に前記VHF高周波が該第二
    電極に供給されてプラズマが維持される請求項3に記載
    のVHFプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 減圧可能な容器内で対向する第一電極、
    第二電極を有する基板上に薄膜を成膜するVHFプラズ
    マCVD装置であって、周波数可変のRF−VHF共通
    高周波電源の周波数を変更することによりRF高周波と
    VHF高周波との切り替えを行い、RF高周波が該第二
    電極に供給されてプラズマが生起され、プラズマ発生後
    に前記VHF高周波が、整合器を介して該第二電極に供
    給されてプラズマが維持される請求項3に記載のVHF
    プラズマ処理装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664496B2 (en) * 2001-04-05 2003-12-16 Anelva Corporation Plasma processing system
US6774570B2 (en) 2002-02-08 2004-08-10 Anelva Corporation RF plasma processing method and RF plasma processing system
WO2005031403A1 (ja) * 2003-09-29 2005-04-07 Konica Minolta Holdings, Inc. ディスプレイ用光学素子
JP2005107293A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Konica Minolta Holdings Inc ディスプレイ用前面板
JP2005107046A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Konica Minolta Holdings Inc ディスプレイ用レンチキュラーレンズ
CN100442451C (zh) * 2003-09-30 2008-12-10 东京毅力科创株式会社 等离子处理系统
JP2012502181A (ja) * 2008-09-03 2012-01-26 ダウ コーニング コーポレーション ナノ粒子を製造するための低圧高周波パルス・プラズマ反応器

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