JPH08315693A - ガス開閉器におけるブッシングの気密構造 - Google Patents

ガス開閉器におけるブッシングの気密構造

Info

Publication number
JPH08315693A
JPH08315693A JP12148095A JP12148095A JPH08315693A JP H08315693 A JPH08315693 A JP H08315693A JP 12148095 A JP12148095 A JP 12148095A JP 12148095 A JP12148095 A JP 12148095A JP H08315693 A JPH08315693 A JP H08315693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
bushing
conical
packing
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12148095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3712443B2 (ja
Inventor
Hisaharu Kato
久晴 加藤
Toru Mizuno
徹 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kouatsu Electric Co
Original Assignee
Nippon Kouatsu Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kouatsu Electric Co filed Critical Nippon Kouatsu Electric Co
Priority to JP12148095A priority Critical patent/JP3712443B2/ja
Publication of JPH08315693A publication Critical patent/JPH08315693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3712443B2 publication Critical patent/JP3712443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス開閉器におけるケースとブッシング間の
シール性を高める。 【構成】 パッキン8に鍔部8aと円錐部8bとを形成
する。上記鍔部8aをフランジ金具9の内面9aとケー
ス外面3a′間に介在する。円錐部8bをケース3に形
成した円錐状の保持部3fと円錐状のブッシング5間に
介在する。パッキン8の表面と裏面を、夫々が対向する
面に対して接着剤10で接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は高圧配電線路において
使用されるガス開閉器のブッシングの気密構造の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス開閉器におけるケ−スに貫装
して取り付けるブッシングはブッシングとケ−ス間に気
密保持用のゴム性のパッキンやOリング等のシ−ル材を
介在させて取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、単にパ
ッキンやOリングのみでシールするものにおいては圧縮
状態で使用されるため圧縮歪みにより長期間使用する内
にその弾性あるいは復元力が損なわれて気密性を低下さ
せたりする問題がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明は上記問題点
を解決するために、ケ−ス(3)に、その内側に向かっ
て突出する円錐状の保持部(3f)を形成してこの保持
部(3f)の内周面(3f′)で円錐状の貫通穴を形成
し、この貫通穴に、外周面が円錐形状のブッシング
(5)の絶縁物(6)を貫装し、さらに上記絶縁物
(6)の中央に位置して同絶縁物(6)に一部を埋設さ
せた鍔状のフランジ金具(9)を気密用パッキンを介し
てケ−ス外面に取り付けるようにしたブッシングの気密
構造において、上記パッキン(8)には鍔部(8a)と
円錐部(8b)とを形成すると共にさらに上記鍔部(8
a)をフランジ金具内面(9a)とケ−ス外面(3
a′)間に介在し、また円錐部(8b)をケ−スの保持
部(3f)の内周面(3f′)とブッシング(5)の絶
縁物(6)の外周面(6a′)間に介在し而も上記パッ
キン(8)の表(8c)及び裏(8d)の両面をゴム系
接着剤(10)により各対向面に対し接着したことを特
徴とするガス開閉器におけるブッシングの気密構造であ
る。
【0006】
【実施例】以下、本願発明につき図1乃至図18に基づ
き説明する。図4乃至図7において、1は縦形のガス開
閉器であり、後述の開閉部ケ−ス3内にSF6ガス等の
消弧性ガスを所定圧力充填したもので、高圧配電線路の
工事用として使用されるものである。2は略円筒形に形
成されたケ−ス本体であり、図7に示すようにケ−ス内
を区画壁2aにより上下2つに区画しその上部側が開閉
部ケ−ス3に、また下部側が機構部ケ−ス4になってい
る。
【0007】なおケ−ス本体2は、図3に示すような平
板状のステンンレス鋼板3´を、(b)に示すようにパ
イプ状に折り曲げた後、(c)のようにバルジ加工によ
りその周面にブッシングの取付面3aを圧出し、圧出し
た取付面3aに(d)に示すように取付穴3bをバ−リ
ング加工により、ケ−ス内側が縮小する円錐状に形成し
て保持部3cとし、さらにそのパイプの上、下の開口両
端の内の一方を絞り加工により拡張形成して蓋取付部3
dとし、他方を蓋接合部3eとしている。
【0008】図7において、5は上記ブッシングの取付
面3aの取付穴3bに円錐形状の絶縁物6を貫装したブ
ッシングである。このブッシング部の構造の詳細を図1
により説明する。図1において、エポキシ樹脂からなる
絶縁物6の中心には棒状の中心導体7が一体成形されて
いる。3fは上記したように取付穴3bの周囲に形成し
たケ−ス内側に突出する円錐形状の保持部であり、この
保持部3fに対し上記ブッシングの絶縁物6の円錐部6
aが嵌まるようになっている。
【0009】8は保持部3fの内周面3f′と絶縁物の
外周面6a′間に介在した鍔付きパッキンで、耐SF6
ガス性に優れ、水分透過率が小さく、圧縮歪みが小さ
く、耐候性や耐油性が良い材料、例えばEPR(エチレ
ンポロピレンゴム)、EPDMで形成されている。ま
た、該パッキンは、図1及び図2に示すように鍔部8a
と円錐部8bとからなり、その円錐部8bが上記保持部
3fの内周面3f′と絶縁物6の外周面6a′間に介在
され、鍔部8aがケ−ス外面3a′とフランジ金具内面
9a間に介在されている。更に該パッキンは介在するに
際し上記の如く鍔部8aと円錐部8bとを一体形成して
密着面を長くし、さらにその表8c及び裏8dの両面を
ゴム系接着剤10により各対向面に対しそれぞれ接着し
て該貫通部分の気密を保持するようにしている。
【0010】11はケ−ス外面3a′とフランジ金具内
面9a間に介在する上記鍔付きパッキン8の外周に位置
しかつその鍔部8aの厚みより若干厚いEPR、EPD
Mから形成されたパッキンであり、上記鍔付きパッキン
8と同様にブッシング5とケ−ス3間の気密保持とそれ
に加えてブッシングの取付時における締付荷重を受け持
つ役目をもっている。
【0011】12はケ−ス外側に位置して中心導体に設
けられた雌形接触子であり、該接触子12に接続ケ−ブ
ル側の雄形接触子(特に図示しない)を抜き差して接続
ケ−ブルの着脱ができるようになっている。13はステ
ンレス或いは黄銅よりなるキヤップ状の補強金具、9は
絶縁物6の中間に位置して設けたステンレス製のフラン
ジ金具で、その折り曲げ形成した内端9b側が、絶縁物
6の外周に設けた半導電性ゴムからなる電界緩和部材1
4と絶縁物6とで挟持するように埋設的に固定されてい
る。また、その外端9c側には複数の取付穴(図示せ
ず)が形成されており、その取付穴を、ケ−ス3の外面
に立設した複数の取付ボルト15にそれぞれ嵌入し、そ
の取付ボルト15に外側からナット16を締め付けてブ
ッシング6がケース3に取り付けられている。
【0012】17はフランジ金具9の外面9cに溶接等
により固設した連結環で、該連結環17の外周に雄ねじ
17aが形成され、該雄ねじ17aに、図4乃至図6に
示すケ−ブル側のケ−ブルサポ−ト金具18の連結キヤ
ップ19に形成したネジ部(図示しない)がネジ着され
るようになっている。
【0013】図7において、20は一点切りで、かつ並
切り形の電極装置であり、図13乃至図15にその詳細
を示す。図13乃至図15において、21は両側の縁を
直角に折り曲げた断面がコ字の板材を2枚1組として形
成した刃形の可動電極で、上記中心導体7のケ−ス内に
突出する突出端7bに付設した電源側の固定電極22に
設けたヒンジ部25に可動電極21の一端21aがピン
24により回動自在に軸支され、さらに上記中心導体7
のケース内に突出する突出端7cに付設した負荷側の固
定電極23に対して他端側の接触部21bが接離自在に
設けられている。
【0014】26は接圧調整部材であり、ピン26bに
対しコイルバネ26aを卷装したもので可動電極21の
固定電極22、23に対する挟持接圧の強弱を調整する
ためのものである。27、28は固定電極23並びに可
動電極21の接触部21bに近接して付設した耐弧メタ
ルである。32は出力軸29に固設した出力レバ−30
にピン31により連結した可動電極動作板であり、可動
電極21の中央に位置してピン77により連結されてい
る。該可動電極動作板32は、FRP、EPDMの外周
面にエポキシ樹脂をコ−テングした絶縁部材で形成され
ている。また、同板32には略中央に位置してア−ス側
の出力レバ−30と充電部側の可動電極21間に介在す
る絶縁性ゴムからなる鍔状の遮蔽部材33が付設されて
いる。
【0015】図1において、34はケ−ス内側に位置す
るブッシング5の絶縁物6の先端側を覆うように同先端
に密着して取り付けしたEPR(エチレンプロピレンゴ
ム)、EPDMなどの絶縁部材からなる鍔状の遮蔽体で
あり、ケ−ス内に突出した中心導体7に対しその中央の
穴34aを挿入しかつ接着して取り付けたもので、その
表面及び裏面には凹凸34b及び空間34cを形成し
て、充電部側の中心導体7或いは固定電極22、23と
ア−ス側のケ−スの保持部3f間の閃絡距離及び沿面距
離の増大を図るようにしている。
【0016】図4乃至図7において、35は開閉部ケー
ス3の上面蓋36に位置して備えた放圧装置であり、図
7及び図16、図17、図18に示すように開閉部ケ−
ス2の上面蓋36の中央に位置して形成した放圧口36
aに対し、放圧蓋37を、これに突設した3つの取付片
37a、37b、37cにより気密的に取り付けるよう
にしたもので、侵入した雷サ−ジ等の異常電圧によりケ
−ス内で閃絡事故が発生した場合にはその事故に伴って
急激に上昇した内圧(図17の矢印方向への圧力)によ
ってケ−ス破裂或いは大きなケ−ス損傷を招かないよう
に放圧蓋37を開放し、速やかに放圧口36aよりケ−
ス外へ放圧するようになっている。 38は上面蓋36
の放圧口36aの周囲に立設する段付き形の取付ボルト
であり、放圧蓋37は同ボルトに対し同蓋37の取付片
37a、37b、37cの切欠穴37d或いは長穴37
eを上方から嵌入した後、ナット39をボルト38にネ
ジ着して取り付けられている。
【0017】そして、上記の如く急激な内圧上昇がある
と放圧蓋37はケ−ス内側から外側へ向かって持ち上げ
られるように押されるため、切欠穴37dを形成した取
付片37b、37c側が締付ボルト38からまず外れ、
次に長穴37eを形成した取付片37aが締め付けボル
ト38を案内に摺動しながら折り曲げられ蓋は大きく上
方に持ち上げられて図18の如く開蓋する。
【0018】なお、放圧蓋37の締付時、同蓋の切欠穴
37d、長穴37eの周部が取付ボルト38の太径部3
8aに当接してナット39による過締め付けが防止され
るようになっている。40は平座金、41はスプリング
ワッシャ−を示す。
【0019】また、43は放圧口36aの周囲に固設し
たステンレスからなる本体ケ−ス側補強リング、44は
上記補強リング43に対向して放圧蓋37の内面側に固
設した同じくステンレスからなる蓋側補強リング、45
は補強リング43、44間に介在するように補強リング
44の外周面側の環状溝44aに嵌装した気密用のフッ
素ゴムからなるOリング、42は外部からのケ−ス内へ
の雨水等の侵入を阻止するためのEPR、EPDMから
なるパッキンを示す。
【0020】図7乃至図10において、50はバネ蓄力
方式の操作機構装置で、ケ−スの下部に位置する機構部
ケ−ス4に組み込まれた上記開閉部20に対し操作ハン
ドル80からの操作力を伝達するためのものである。
【0021】図9及び図10において、51はケ−スに
貫通固設した軸受け51cを介して貫通状態で設けられ
た操作ハンドル軸で、その一端51bがケ−ス外へ突出
し、また他端51aがケ−ス内に突出しており、一端5
1bに上記操作ハンドル80が取付けられる。
【0022】52はハンドル軸51に固設したハンドル
軸レバ−であり、同レバ−の端部には連結穴52aが形
成されている。53はハンドル軸51の回転運動を90
度変更した回転運動に変更するための直交リンクで、そ
の一端に突設する連結ピン54を上記ハンドル軸レバ−
52の連結穴52aに摺動自在に嵌入して連結すると共
に他端側に形成した上記連結ピン54の軸方向と直交す
る方向に形成した連結穴53aに後述の伝達ピン55を
摺動自在に遊嵌して構成している。
【0023】56はケ−ス4に固定したフレ−ム金具8
2に対し回転自在に軸支した駆動軸を示す。57は駆動
軸56にそのほぼ中央に形成した貫通穴57aを回転自
在に遊嵌したハンドルリンク、55は伝導ピンで、上記
2枚の平行板からなるハンドルリンク57間を一定間隔
に保持すると共に上記直交リンク53の連結穴53aに
対し摺動可能に遊嵌し、かつリンク57の一端にナット
69によりネジ着されている。
【0024】60は上記2枚のリンク57間にナット6
1によりネジ着したバネガイドピンで、ハンドルリンク
57間を一定間隔に保持する共に筒状のバネガイドリン
ク68の一端側に形成した切欠長穴68aに嵌入してハ
ンドルリンク57とバネガイドリンク68間を連結する
ものである。
【0025】58は一端を駆動軸56に固設すると共に
他端側が連結ピン62を介して上記パイプ状のバネガイ
ドリンク68に連結した略フ字形の主軸レバ−である。
63はバネガイドリンク68に卷装して上記バネガイド
ピン60と連結ピン62間に圧縮状態で介装したコイル
バネからなる蓄力バネである。64は一端の取付穴をバ
ネガイドピン60に回転可能に嵌装しかつナット61に
より締着すると共に他端の連結穴を第2リンク65に突
設する連結ピン65aに回転可能に連結した略三角形の
第1リンクである。66はケ−スに固設した支持金具で
あり、その連結穴にピン67を介して上記第2リンク6
5が回転可能に連結されている。
【0026】なお、上記第1リンク64、第2リンク6
5は万が一、可動電極21と固定電極22間において接
点溶着が起こった場合に可動電極21を強制的に開放さ
せるための梃機構であり、開放操作の際、第1リンク6
4が回転するとこれに軸着する第2リンク65がピン6
7を中心に図11において反時計方向に回転し、同リン
ク65の側端面65aが主軸レバ−58の側面に固設す
る係合ピン58bに衝突し同リンク65及びリンク64
の梃作用により駆動軸56を強制的に押圧回転して電路
開放を行うようになっている。上記係合ピン58bは上
記のほか電路開放の際フレ−ム金具82の側面82aの
凹部82bに衝突してハンドルリンク57とバネガイド
リンク68の過度の腰折れを規制するストッパ−の役目
を持つ。
【0027】また70は図10及び図13乃至図15に
示すように開閉部20側に気密構造の軸受部71を介し
て突出した駆動軸56の先端に固設した開閉駆動レバ−
であり、同レバ−70はピン72により第3リンク73
に連結しさらにピン74を介して出力軸29に固設する
入力レバ−75に軸着している。
【0028】図10において、76はオイル又はガスシ
−ル用のガスケット、78はフッ素ゴムからなるOリン
グ、79はEPR、EPDMからなるOリングを示す。
29はケ−スに固設した軸受金具29aにその両端が回
転自在に支持された出力軸であり、同軸29には入力レ
バ−75のほか図13に示すように可動電極動作板32
と連結する出力レバ−30が固設されている。
【0029】図15において、80は投入完了状態にお
いて入力レバ−75の係合段部75aと係合して可動電
極21の固定電極23に対する過投入を規制するように
したストッパ−であり、ケ−スに固定されている。
【0030】なお、図7において、107は底蓋、10
8はパッキン、図4乃至図6において109は吊り下げ
金具、110はロック金具、111はロック紐を示す。
次に上記操作機構の動作について図9乃至図15により
説明する。図9及び図10及び図11(a)の投入(閉
路)状態においてはハンドルリンク57とバネガイドピ
ン60で連結するバネガイドリンク68からなる腰折れ
機構は、蓄力バネ63のバネ力によりバネガイドピン6
0が図面右側に位置して腰折れ状態にあり、開閉器は閉
路状態に保持されている。この図9及び図10の状態お
いて、操作ハンドル80を開放(開路)側に回転させる
と、ハンドル軸51−ハンドル軸レバ−52−ピン54
−直交リンク53−伝達ピン55を介してハンドルリン
ク57が左方向に動きそれと共にバネガイドピン60が
ガイドリンク68の切欠長溝68a内の奥端側に押し込
まれ、バネガイドピン60と連結ピン62間に介装され
た蓄力バネ63が圧縮される。(図11(b)参照)。
【0031】そしてハンドルリンク57がさらに動いて
バネガイドピン60が連結ピン62と駆動軸56を結ぶ
線a−aを越えるとこのバネ63の蓄勢されたバネ力は
主軸レバ−58を図13(b)において右側に動かすよ
うにそのバネ力の向きを反転し、同レバ−58が一挙に
右方向に回動する(図11(c)参照)。つまりレバ−
58と一体の駆動軸56が時計方向に回動(図において
右に回動)する。
【0032】一方、開閉部20側にあっては図14に示
すように、上記駆動軸56の回動により、開閉駆動レバ
−70−第4リンク73−入力レバ−75−出力軸29
−出力レバ−30−可動電極動作板32を経て電源側の
固定電極22のヒンジ部25に軸着する可動電極21が
ヒンジ部のピン24を中心に回動し、負荷側の固定電極
23と接触する可動電極21の接触部21bがこの固定
電極から素早く離間して電路が開放される。
【0033】なお、開放状態から逆に投入(閉路)操作
する場合は、操作ハンドル80を開放操作と逆方向に回
動する。つまり、逆回動すると図11(c)のハンドル
リンク57が時計方向に回動し、バネガイドピン60が
嵌入するバネガイドリンク68が図において左から右に
移動し、この移動に伴ってバネガイドリンク68に卷装
した蓄力バネ63が圧縮される(図11(d)参照)。
そしてバネガイドピン60がa−a線に対し開放時とは
反対側からこれを越えると今度は上記とは逆方向にバネ
が反転し、ピン62によって連結する主軸レバ−58が
右から左(反時計方向)に移動し、これに連結する可動
電極21が動いてその接触部21bが電源側の固定電極
22に接触して電路が閉路状態になる。
【0034】
【発明の効果】本願発明は上記構成からなり、パッキン
の円錐部を同じく円錐形に形成したケ−スの保持部とブ
ッシングの絶縁物の円錐状の外周面間に介在させると共
にさらにパッキンの鍔部をブッシングのフランジ金具内
面とケ−ス外面間にかけて介在させ而もパッキンの表裏
の両面を対向面に対して接着するようにしたため、接着
面積の増大が図れると同時にOリングや従来形のパッキ
ンの場合に見られた圧縮歪みによる気密漏れもなく極め
て信頼性の高い気密構成とすることができる。
【0035】また、上記したように両面接着による気密
構造のため、Oリングの場合のようにOリングとのケ−
ス側の当接面の面精度を特に高く仕上げすることもない
ため加工(仕上げ)がラフに行えコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例であり、ブッシングの取付状
態を示す縦断面図。
【図2】鍔付きパッキンの縦断面図。
【図3】ケ−スの製作工程図。
【図4】ガス開閉器の正面図であり各相にはケ−ブルサ
ポ−ト金具が装着されている。
【図5】同じく図4の側面図。
【図6】同じく図4の平面図。
【図7】一部を省略した工事用ガス開閉器の縦断面図。
【図8】図7の平面図。
【図9】閉路状態における操作機構装置の一部を省略し
た底面図。
【図10】図9の側面図。
【図11】操作機構装置の概略動作説明図。
【図12】図11に関連した開閉部の概略動作説明図。
【図13】閉路状態を示す開閉部の状態図。
【図14】aは図13における円イ内の電源側の側面
図、bは図13における円ロ内の負荷側の側面図。
【図15】閉路状態を示す開閉部の状態図。
【図16】放圧蓋の平面図。
【図17】放圧蓋の取付状態を示す縦断面図。
【図18】放圧蓋の放圧後の状態図。
【符号の説明】
3a ケ−ス外面 3f ケ−スの保持部 3f′ 保持部の内周面 5 ブッシング 6 絶縁物 6a 円錐部 8 鍔付きパッキン 8a 鍔部 8b 円錐部 8c 表 8d 裏 9 フランジ金具 9a フランジ金具の外面 10 ゴム系接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−ス(3)に、その内側に向かって突
    出する円錐状の保持部(3f)を形成してこの保持部
    (3f)の内周面(3f′)で円錐状の貫通穴を形成
    し、この貫通穴に、外周面が円錐形状のブッシング
    (5)の絶縁物(6)を貫装し、さらに上記絶縁物
    (6)の中央に位置して同絶縁物(6)に一部を埋設さ
    せた鍔状のフランジ金具(9)を気密用パッキンを介し
    てケ−ス外面に取り付けるようにしたブッシングの気密
    構造において、上記パッキン(8)には鍔部(8a)と
    円錐部(8b)とを形成すると共にさらに上記鍔部(8
    a)をフランジ金具内面(9a)とケ−ス外面(3
    a′)間に介在し、また円錐部(8b)をケ−スの保持
    部(3f)の内周面(3f′)とブッシング(5)の絶
    縁物(6)の外周面(6a′)間に介在し而も上記パッ
    キン(8)の表(8c)及び裏(8d)の両面をゴム系
    接着剤(10)により各対向面に対し接着したことを特
    徴とするガス開閉器におけるブッシングの気密構造。
JP12148095A 1995-05-19 1995-05-19 ガス開閉器におけるブッシングの気密構造 Expired - Lifetime JP3712443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12148095A JP3712443B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ガス開閉器におけるブッシングの気密構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12148095A JP3712443B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ガス開閉器におけるブッシングの気密構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08315693A true JPH08315693A (ja) 1996-11-29
JP3712443B2 JP3712443B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=14812205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12148095A Expired - Lifetime JP3712443B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ガス開閉器におけるブッシングの気密構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3712443B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110137840A (zh) * 2019-06-21 2019-08-16 北海银河开关设备有限公司 高压开关设备法兰连接装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110137840A (zh) * 2019-06-21 2019-08-16 北海银河开关设备有限公司 高压开关设备法兰连接装置
CN110137840B (zh) * 2019-06-21 2023-06-02 北海银河开关设备有限公司 高压开关设备法兰连接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3712443B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4754854B2 (ja) 部品の一方が真空内で遮断を行う、スイッチギアの少なくとも2つの部品を調和された方式で駆動するための制御デバイス
US6130394A (en) Hermetically sealed vacuum load interrupter switch with flashover features
AU2007251105B2 (en) Vacuum circuit breaker of tank type
TWI236030B (en) Enclosed type switchgear
US8367935B2 (en) Electrical power connection device
KR100260609B1 (ko) 고전압 스윗치
CA2192136C (en) Switch actuator
US4150270A (en) Encapsulated high voltage switching device
EP2859567B1 (en) Medium or high voltage switch bushing
CN103608874A (zh) 过电压防护放电器
KR101246696B1 (ko) 접지 차단기 및 이의 제조 방법
CA1048579A (fr) Dispositif d'etancheite pour un assemblage d'elements d'appareils de coupure a haute tension
AU2011371061B2 (en) Tank-shaped vacuum circuit breaker
US11424087B2 (en) Electrical switching device
JPH08315693A (ja) ガス開閉器におけるブッシングの気密構造
JPH08315691A (ja) 開閉器の開閉操作機構
JP3609006B2 (ja) 開閉器
JP4394938B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
US4701583A (en) Gas switch
JPH06208820A (ja) ガス絶縁真空遮断器
AU2016266018B2 (en) Medium voltage circuit breaker for the use in high pressure environments
JPH08315694A (ja) ガス開閉器におけるガス圧低下ロック表示装置
CN101128901B (zh) 一种用于开关装置,尤其用于中压开关装置的安全装置
JP2596280Y2 (ja) ガス開閉器の軸貫通部の気密構造
US4761523A (en) Gas switch with pressure recease cover

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050817

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term