JPH08313849A - 接眼端末装置 - Google Patents

接眼端末装置

Info

Publication number
JPH08313849A
JPH08313849A JP7116693A JP11669395A JPH08313849A JP H08313849 A JPH08313849 A JP H08313849A JP 7116693 A JP7116693 A JP 7116693A JP 11669395 A JP11669395 A JP 11669395A JP H08313849 A JPH08313849 A JP H08313849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
image
eyepiece
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7116693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Ochiai
政利 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP7116693A priority Critical patent/JPH08313849A/ja
Publication of JPH08313849A publication Critical patent/JPH08313849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル10
6と液晶パネル106上の左右の画像を拡大するための
2つの拡大レンズ108とを備える接眼端末ユニット1
02と、液晶パネル106を駆動するための回路ユニッ
ト104と、画像データを生成する画像データ生成ユニ
ット160とで構成する接眼端末装置において、液晶パ
ネル106に表示する画像の位置を調整する画像位置調
整手段を有し、画像位置調整手段は回路ユニット104
内のロータリエンコーダ124と画像データ生成ユニッ
ト160内のデバイスドライバ166とで構成すること
を特徴とする接眼端末装置。 【効果】 射出ひとみ径を大きくすることがなく、すべ
ての装着者にとって画像のカケやケラレが発生しない接
眼端末装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】画像データ生成ユニットで生成さ
れた画像を、回路ユニット内の液晶パネルドライバを介
して接眼端末ユニット内の液晶パネルで2次元または3
次元の画像を見る接眼端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バーチャルリアリティ(以下VRと記載
する)や、3Dゲームなどの画像表示装置として、ヘッ
ド・マウンテッド・ディスプレイ(以下HMDと記載す
る)等の接眼端末ユニットを備える接眼端末装置が使わ
れはじめている。人間の頭部に装着して画像を見るHM
Dでは、装着性の向上のために、小型、軽量化が求めら
れており、HMDの構成部品としての画像表示素子は、
サイズ的に大きいCRTよりも、よりコンパクトな液晶
パネルが多く使われてきている。
【0003】なお、画像表示素子としての液晶パネル自
体にも、小型、軽量化に加えて、生産性の向上や構造の
簡素化を狙って、例えば、特開昭63−65479号公
報記載のように、右眼用、左眼用のそれぞれの画像表示
部分を、一体のガラス基板に作り込んだ液晶パネルが報
告されている。さらには、右眼用、左眼用の画像を連結
して、1つの画像データとして画像データ生成ユニット
から出力し、それを横長の1枚の液晶パネルに表示する
方法も考えられている。
【0004】ここで、右眼用、左眼用の画像を連結して
1つの画像データにして表示する液晶パネルを備えたH
MDの従来例について説明する。図10は従来例の接眼
端末装置の外観を示す外観図である。
【0005】図10に示す従来例の接眼端末装置は、接
眼端末ユニットであるHMDユニット202と回路ユニ
ット204と画像データ生成ユニット260の3つに大
きく分かれており、HMDユニット202の内部には、
画像表示素子としての液晶パネルと、液晶パネル上の画
像を拡大して見るための拡大レンズとを備えている。
【0006】回路ユニット204は、HMDユニット2
02内部の液晶パネルを駆動し、画像を表示する液晶ド
ライバを内蔵している。画像データ生成ユニット260
は、液晶パネルに表示する画像を生成する働きをする。
【0007】図11は接眼端末ユニットを装着する様子
を示す装着図である。図11に示す装着者は接眼端末ユ
ニットであるHMDユニット202を頭部に装着し、H
MDユニット202と回路ユニット204とはケーブル
で結ばれており、回路ユニット204は、HMDユニッ
ト202内の液晶パネルを駆動する信号を供給してい
る。
【0008】図12は接眼端末ユニットを装着する様子
を上から見た接眼端末ユニットの内部構造図である。接
眼端末ユニットであるHMDユニット202は、装着者
の眼球230に遠い方から、バックライト240と、液
晶パネル206と、左右の2つの拡大レンズ208と、
2つの拡大レンズ208を支持する拡大レンズ固定枠2
10とで構成されている。
【0009】バックライト240は、液晶パネル206
の透過照明として、液晶パネル206の後方から眼球2
30の方向へと光を照射する。液晶パネル206は液晶
パネル206内に斜線で示す右眼用の画像と左眼用の画
像とを表示する画像表示領域を有し、画像表示領域に表
示される画像は液晶の配向パターンにより形造られる。
【0010】画像表示領域に表示される画像は左右の拡
大レンズ208を介して集光され、左右の眼球230に
届き、装着者は液晶パネル206に表示された画像の拡
大像を見ることができる。
【0011】図13は従来例の接眼端末装置の全体構成
を示すブロック図である。図13に示す接眼端末装置は
HMD用のシステムであり、HMDユニット202と回
路ユニット204と画像データ生成ユニット260との
3つに大きく分かれている。
【0012】図13に示すHMDユニット202は、図
12に示すHMDユニット202と同じ構成で拡大レン
ズ208を支持する拡大レンズ固定枠210を備える。
回路ユニット204は、HMDユニット202内部の液
晶パネル206を駆動し画像を表示するための回路であ
る液晶パネルドライバ214を内蔵している。
【0013】液晶パネル206に映す画像信号は、外部
のCCDカメラ等から供給する方法もあるが、この従来
例では、画像データ生成ユニット260上で動作する画
像生成アプリケーションソフト264が計算により生成
した画像データを供給しており、それをもとにして、回
路ユニット204内の液晶パネルドライバ214は、H
MDユニット202内の液晶パネル206の液晶を駆動
する液晶パネル駆動信号を生成して、液晶パネル206
へと供給している。
【0014】ここで、画像生成アプリケーションソフト
264の動作について説明する。図14は従来例の画像
生成アプリケーションソフトの動作を示した流れ図であ
る。このソフトは、右眼と左眼の画像を連結した1つの
画像として生成し、1秒間に30枚の画像を連続して生
成している。
【0015】画像生成アプリケーションソフト264
は、まず、右眼と左眼との画像をそれぞれ独立に計算し
て算出する。ちなみに、生成する画像が3次元画像の場
合は、右眼と左眼との画像は互いに視差を持ったわずか
に異なる画像であり、2次元画像の場合は、2つとも同
一の画像となる。
【0016】次に、この2つの画像を、画像生成アプリ
ケーションソフト264で合成した1つの画像を計算
し、1枚の液晶パネル206の画像領域に表示するため
の画像データを回路ユニット204の液晶パネルドライ
バ214に出力する。
【0017】そして、回路ユニット204の液晶パネル
ドライバ214は、HMDユニット202内の液晶パネ
ル206の液晶を駆動する液晶パネル駆動信号を生成し
て、液晶パネル206へと供給している。
【0018】液晶パネルドライバ214からの液晶パネ
ル駆動信号により液晶パネル206上に映し出された画
像は、2枚の固定された拡大レンズ208により、光学
的に拡大され、HMDユニット202の装着者は液晶パ
ネル206に映し出された画像を拡大画像として眼前に
見ることができる。
【0019】ここで使用している液晶パネル206は、
人間の左右の眼をカバーするに十分な横幅を持ってお
り、右眼と左眼の画像領域のそれぞれの中心が、拡大レ
ンズ208の中心と一致するように設計されている。
【0020】なお、装着者の眼幅は、約65mmを平均
値として、最小55mmから最大75mm程度の範囲に
ばらついており、かつ、瞳孔径や、眼球の動きも含めて
考えると、画像のカケ、ケラレのない画像をこの光学系
の構成で見るためには、拡大レンズ208の射出ひとみ
径は20mm以上を必要とする。そのため、拡大レンズ
208の光学的特性は、直径20mmの射出ひとみ径の
確保に重点を置いた設計になっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、装着者に眼幅
には上記記載のようにバラツキがあり、そのバラツキを
補うために射出ひとみ径を大きくしている。射出ひとみ
径を大きくするためには、拡大レンズの口径を大きくす
る必要があり、光線をより大きく屈折させなければなら
ないため、光学系の収差が増大し、収差に増大による画
質の低下、それによる眼精疲労、視力の低下等の課題が
発生する。
【0022】また、拡大レンズの口径を大きくすること
で、HMDユニットも全体的に大きくなり、重くなるた
め、装着性も悪化するという課題がある。
【0023】一方、光学系の収差を抑えることを最優先
し、射出ひとみ径を小さくするやり方も考えられるが、
装着者に眼幅のバラツキがあるために、画像のカケやケ
ラレが発生するという課題がある。
【0024】本発明の目的は、上記課題を解決して、射
出ひとみ径を大きくすることがなく、すべての装着者に
とって画像のカケやケラレが発生しない、接眼端末装置
を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の接眼端末装置の構成は、左右の画像を表
示する1枚の液晶パネルと液晶パネル上の左右の画像を
拡大するための2つの拡大レンズとを備える接眼端末ユ
ニットと、液晶パネルを駆動するための回路ユニット
と、画像データを生成する画像データ生成ユニットとで
構成する接眼端末装置において、液晶パネルに表示する
画像の位置を調整する画像位置調整手段を有することを
特徴とする。
【0026】また、本発明の接眼端末装置の構成は、左
右の画像を表示する1枚の液晶パネルと液晶パネル上の
左右の画像を拡大するための2つの拡大レンズとを備え
る接眼端末ユニットと、液晶パネルを駆動するための回
路ユニットと、画像データを生成する画像データ生成ユ
ニットとで構成する接眼端末装置において、液晶パネル
に表示する画像の位置を調整する画像位置調整手段を有
し、画像位置調整手段は回路ユニット内のロータリエン
コーダと画像データ生成ユニット内のデバイスドライバ
とで構成することを特徴とする。
【0027】また、本発明の接眼端末装置の構成は、左
右の画像を表示する1枚の液晶パネルと液晶パネル上の
左右の画像を拡大するための2つの拡大レンズとを備え
る接眼端末ユニットと、液晶パネルを駆動するための回
路ユニットと、画像データを生成する画像データ生成ユ
ニットとで構成する接眼端末装置において、接眼端末ユ
ニット内のピニオンギヤを回転して2つの拡大レンズの
間隔を調整するレンズ調整手段と、接眼端末ユニット内
のロータリエンコーダと画像データ生成ユニット内のデ
バイスドライバとで液晶パネルに表示する画像の位置を
調整する画像位置調整手段とを有し、ロータリエンコー
ダはピニオンギヤとプーリを介してベルトで連動してい
ることを特徴とする。
【0028】また、本発明の接眼端末装置の構成は、左
右の画像を表示する1枚の液晶パネルと液晶パネル上の
左右の画像を拡大するための2つの拡大レンズとを備え
る接眼端末と、液晶パネルを駆動するための回路ユニッ
トと、画像データを生成する画像データ生成ユニットと
で構成する接眼端末装置において、液晶パネルに表示す
る画像の位置を調整する画像位置調整手段を有し、画像
位置調整手段は回路ユニット内の可変抵抗器と画像デー
タ生成ユニット内のデバイスドライバとで構成すること
を特徴とする。
【0029】また、本発明の接眼端末装置の構成は、左
右の画像を表示する1枚の液晶パネルと液晶パネル上の
左右の画像を拡大するための2つの拡大レンズとを備え
る接眼端末ユニットと、液晶パネルを駆動するための回
路ユニットと、画像データを生成する画像データ生成ユ
ニットとで構成する接眼端末装置において、接眼端末ユ
ニット内のピニオンギヤを回転して2つの拡大レンズの
間隔を調整するレンズ調整手段と、接眼端末ユニット内
の可変抵抗器と画像データ生成ユニット内のデバイスド
ライバとで液晶パネルに表示する画像の位置を調整する
画像位置調整手段とを有し、可変抵抗器はピニオンギヤ
とプーリを介してベルトで連動していることを特徴とす
る。
【0030】
【作用】接眼端末ユニットと回路ユニットと画像データ
生成ユニットとで構成する本発明の接眼端末装置は、レ
ンズ調整手段と画像位置調整手段とを有し、装着者はレ
ンズ調整手段を構成する接眼端末ユニット内のピニオン
ギヤを回転して2つの拡大レンズの間隔を調整して、装
着者の眼幅に拡大レンズを合わせ、つぎに画像位置調整
手段の回路ユニット内のロータリエンコーダを回転する
ことで、画像データ生成ユニット内のデバイスドライバ
にパルス信号を出力し、液晶パネルに表示する左右の画
像の間隔を調整することで、射出ひとみ径を大きくする
ことがなく、すべての装着者に画像のカケやケラレが発
生しない接眼端末装置を提供することを可能にする。
【0031】接眼端末ユニットと回路ユニットと画像デ
ータ生成ユニットとで構成する本発明の接眼端末装置
は、接眼端末ユニット内のピニオンギヤを回転して2つ
の拡大レンズの間隔を調整するレンズ調整手段と、接眼
端末ユニット内のロータリエンコーダと画像データ生成
ユニット内のデバイスドライバとで液晶パネルに表示す
る画像の位置を調整する画像位置調整手段とを有し、ロ
ータリエンコーダはピニオンギヤとプーリを介してベル
トで連動しており、ピニオンギヤを回転して2つの拡大
レンズの間隔を装着者の眼幅に調整すると、ロータリエ
ンコーダも連動して回転して、画像データ生成ユニット
内のデバイスドライバにパルス信号を出力し、液晶パネ
ルに表示する左右の画像の間隔も同時に調整することが
でき、射出ひとみ径を大きくすることがなく、すべての
装着者に画像のカケやケラレが発生しない接眼端末装置
を提供することを可能にする。
【0032】接眼端末ユニットと回路ユニットと画像デ
ータ生成ユニットとで構成する本発明の接眼端末装置
は、レンズ調整手段と画像位置調整手段とを有し、装着
者はレンズ調整手段を構成する接眼端末ユニット内のピ
ニオンギヤを回転して2つの拡大レンズの間隔を調整し
て、装着者の眼幅に拡大レンズを合わせ、つぎに画像位
置調整手段の回路ユニット内の可変抵抗器を動かして抵
抗値を可変し、可変抵抗器の抵抗値を画像データ生成ユ
ニット内のデバイスドライバで検出し、液晶パネルに表
示する左右の画像の間隔を調整することで、射出ひとみ
径を大きくすることがなく、すべての装着者に画像のカ
ケやケラレが発生しない接眼端末装置を提供することを
可能にする。
【0033】接眼端末ユニットと回路ユニットと画像デ
ータ生成ユニットとで構成する本発明の接眼端末装置
は、接眼端末ユニット内のピニオンギヤを回転して2つ
の拡大レンズの間隔を調整するレンズ調整手段と、接眼
端末ユニット内の可変抵抗器と画像データ生成ユニット
内のデバイスドライバとで液晶パネルに表示する画像の
位置を調整する画像位置調整手段とを有し、可変抵抗器
はピニオンギヤとプーリを介してベルトで連動してお
り、ピニオンギヤを回転して2つの拡大レンズの間隔を
装着者の眼幅に調整すると、可変抵抗器も連動して変化
して、その変化量を画像データ生成ユニット内のデバイ
スドライバで検出することで、液晶パネルに表示する左
右の画像の間隔も同時に調整することができ、射出ひと
み径を大きくすることがなく、すべての装着者に画像の
カケやケラレが発生しない接眼端末装置を提供すること
を可能にする。
【0034】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図3は本発明の第1の実施例における接眼端末装置
の外観を示す外観図である。
【0035】図3に示す本発明の第1の実施例における
接眼端末装置は、接眼端末ユニットであるHMDユニッ
ト102と回路ユニット104と画像データ生成ユニッ
ト160の3つに大きく分かれており、HMDユニット
102の内部には、画像表示素子としての液晶パネル
と、液晶パネル上の画像を拡大して見るための拡大レン
ズと、HMDユニット102の上部に拡大レンズ位置を
調整する調整つまみ152とを備えている。
【0036】回路ユニット104は、HMDユニット1
02内部の液晶パネルを駆動して画像を表示する液晶ド
ライバと、液晶パネル上の画像の中心位置を調節する調
整つまみ154とを備えており、画像データ生成ユニッ
ト160は、液晶パネルに表示する画像を生成する働き
をする。
【0037】図4は接眼端末ユニットを装着する様子を
上から見た接眼端末ユニットの内部構造図である。接眼
端末ユニットであるHMDユニット102は、装着者の
眼球130に遠い方から、バックライト140と、液晶
パネル106と、左右の2つの拡大レンズ108と、2
つの拡大レンズ108を支持するラックを備えた拡大レ
ンズ固定枠110と、ラックと噛み合うピニオンギヤ1
12とで構成している。
【0038】左右の2つの拡大レンズ108と、2つの
拡大レンズ108を支持するラックを備えた拡大レンズ
固定枠110と、ラックと噛み合うピニオンギヤ112
とはレンズ調整手段になっている。
【0039】図3に示すHMDユニット102の調整つ
まみ152は、図4に示すピニオンギヤ112と直結し
ており、装着者が、調整つまみ152を回転すると、ピ
ニオンギヤ112が回転して、左右の拡大レンズ108
の位置を調整することができる。
【0040】図4に示すバックライト140は、液晶パ
ネル106の透過照明として、液晶パネル106の後方
から眼球130の方向へと光を照射する。液晶パネル1
06は液晶パネル106内に斜線で示す右眼用の画像と
左眼用の画像とを表示する画像表示領域を有し、画像表
示領域に表示される画像は液晶の配向パターンにより形
造られる。
【0041】画像表示領域に表示される画像は左右の拡
大レンズ108を介して集光され、左右の眼球130に
届き、装着者は液晶パネル106に表示された画像の拡
大像を見ることができる。
【0042】図1は本発明の第1の実施例における接眼
端末装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示
す本発明の第1の実施例における接眼端末装置はHMD
システムであり、接眼端末ユニットであるHMDユニッ
ト102と、回路ユニット104と、画像データ生成ユ
ニット160との3つに大きく分かれている。
【0043】図1に示すHMDユニット102は、図4
に示すHMDユニット102と同じ構成である。図1に
示す回路ユニット104は、HMDユニット102内部
の液晶パネル106を駆動し、画像を表示するための液
晶パネルドライバ114と、右眼と左眼とのそれぞれの
表示画像の中心間の距離を決定するためのロータリエン
コーダ124とを備えている。
【0044】このロータリエンコーダ124は、図3に
示す回路ユニット104の調整つまみ154と直結して
おり、調整つまみ154の回転量に応じてパルス信号を
発生する角度変化量検出器である。
【0045】画像データ生成ユニット160は、液晶パ
ネル106への表示画像を計算により生成するための、
画像生成アプリケーションソフト164と、ロータリエ
ンコーダ124からのパルス信号を加減算して、左右の
画像の中心間の距離を算出し、その結果を画像生成アプ
リケーションソフト164へと送るデバイスドライバ1
66とで構成している。
【0046】本発明の第1の実施例における回路ユニッ
ト104を構成するロータリエンコーダ124と、画像
データ生成ユニット160を構成するデバイスドライバ
166とは、液晶パネル106に表示する左右の画像の
位置を調整する画像位置調整手段である。
【0047】HMDユニット102内の2つの拡大レン
ズ108は、それぞれ、ラックを備えた拡大レンズ固定
枠110に取り付けられており、これら左右のラックが
挟む位置にピニオンギヤ112を配置してある。HMD
ユニット102の調整つまみ152を回転すると、ピニ
オンギヤ112が回転し、その回転運動が、ラックによ
り直線移動に変えられ、そのラックの移動により左右の
拡大レンズ108の支持間隔が変わる。
【0048】図1に示すピニオンギヤ112を時計方向
に回すと拡大レンズ108の間隔は狭まり、また、反時
計方向に回転させることで、拡大レンズ108の間隔を
広げることができる。装着者は装着時に、ピニオンギヤ
112を時計方向あるいは反時計方向に回転させること
で、拡大レンズ108の間隔を狭めたり、広げたりし、
左右の拡大レンズ108から射出された光束の中心を装
着者の左右の眼球の中心に合わせる。
【0049】ただし、左右の拡大レンズ108の間隔を
変化させた結果、拡大レンズ108の光軸と液晶パネル
106の左右の画像中心とは一致しなくなるため、その
ままでは、装着者は、右眼、左眼の画像が視野の中で融
合せず、2重に像がズレて見えることになる。そこで、
拡大レンズ108の光軸と液晶パネル106の左右の画
像中心を一致させ、ズレのない画像を得る必要がある。
【0050】液晶パネル106に映す画像信号は、回路
ユニット104の液晶パネルドライバ114から供給さ
れ、液晶パネルドライバ114は画像データ生成ユニッ
ト160上で動作する画像生成アプリケーションソフト
164が計算により生成する画像データを液晶パネル1
06で表示可能とする回路である。
【0051】つぎに、画像生成アプリケーションソフト
164と、デバイスドライバ166の動作について説明
する。図8は本発明の第1の実施例における画像生成ア
プリケーションソフトの動作を示した流れ図である。画
像生成アプリケーションソフトは、右眼と左眼の画像を
連結した1つの画像として生成し、1秒間に30枚の画
像を連続して生成している。
【0052】図1に示す画像生成アプリケーションソフ
ト164は、まず、右眼と左眼との画像をそれぞれ独立
に計算して算出する。ちなみに、生成する画像が3次元
画像の場合は、右眼と左眼との画像は互いに視差を持っ
たわずかに異なる画像であり、2次元画像の場合は、2
つは同一の画像になる。
【0053】次に、この左右の画像を、連結して1枚の
画像とする必要があるが、上記の過程でズレた拡大レン
ズ108の光軸と液晶パネル106の左右の画像の中心
とを一致させるためにデバイスドライバ166に左右の
画像の中心間の距離の問い合わせをし、デバイスドライ
バ166からの回答に応じて、左右の画像の中心間の距
離を調整し、1つの画像データとして回路ユニット10
4の液晶パネルドライバ114に出力する。
【0054】図9は本発明の第1の実施例におけるデバ
イスドライバの動作を示した流れ図である。
【0055】装着者が手動で図3に示す回路ユニット1
04の調整つまみ154を回転し、ロータリエンコーダ
124を回転すると、ロータリエンコーダ124は、そ
の回転量に応じてパルス信号をデバイスドライバ166
に出力する。
【0056】デバイスドライバ166は、ロータリエン
コーダ124から送られてくるパルス信号を加減算し、
左右の画像中心間の距離の値を算出するソフトウェアで
ある。
【0057】もし画像生成アプリケーション164から
左右の画像中心間の距離の値の問い合わせがあれば、左
右の画像中心間の距離の算出値を画像生成アプリケーシ
ョンソフト164へ送る。
【0058】パルス信号から距離の値を算出する計算式
は、ここで使用しているロータリエンコーダ124の分
解能を元にしているため、分解能の異なるタイプのロー
タリエンコーダ124や、直線移動を検出するタイプの
エンコーダを使用する場合には、それらに合った計算を
行う別のデバイスドライバ166を使う必要がある。
【0059】しかし、計算結果が同じデータ形式を取る
ようなデバイスドライバ166を使うことにより、画像
生成アプリケーションソフト164はどのタイプのエン
コーダを使う場合でも同一のものが使用でき、変更の必
要はない。
【0060】したがって、液晶パネルドライバ114
は、上記記載の方法で生成された画像生成アプリケーシ
ョン164の画像データを液晶パネル106で表示する
ためのデータとして、液晶パネル106に液晶パネル駆
動信号を出力する。
【0061】液晶パネルドライバ114からの液晶パネ
ル駆動信号により液晶パネル106上に映し出された画
像は、2枚の拡大レンズ108により、光学的に拡大さ
れ、HMDユニット102の装着者は液晶パネル106
に映し出された画像を拡大画像として眼前に見ることが
できる。
【0062】HMDユニットの装着者は、HMDユニッ
トの装着後に、まず、歪みのない拡大像が見えるように
左右の拡大レンズ108の位置を自身の眼幅に合わせ
る。次に、右眼、左眼の画像のずれがなく、一致した画
像を見ることができるように回路ユニット104のロー
タリエンコーダ124を調節し、最終的に自身の眼幅に
合い、左右の画像のずれのない完全な拡大画像を得る。
【0063】図2は本発明の液晶パネルに表示される画
像の平面図である。図2(a)は液晶パネルの左右の表
示領域のほぼ中心位置に眼幅がある装着者の場合の図で
あり、図2(b)はそれよりも眼幅の広い場合の図であ
り、図2(c)は眼幅が狭い場合の図である。
【0064】図2に示す液晶パネル上の画像は、図4に
示す左右の眼球130の中心にさいころの像が映った画
像を表しており、装着者自身の眼幅に合わせた調整をお
こなうことで、図2(b)から図2(c)の間で画像の
中心位置が変化する。
【0065】したがって、装着者の眼幅の違いを考慮し
て、最大眼幅、最小眼幅を十分カバーする大きさの液晶
パネル106を設計している。
【0066】図5は本発明の第2の実施例における接眼
端末装置の全体構成を示すブロック図である。図5に示
す本発明の第2の実施例における接眼端末装置はHMD
システムであり、接眼端末ユニットであるHMDユニッ
ト102と、回路ユニット104と、画像データ生成ユ
ニット160との3つに大きく分かれている。
【0067】図5に示すHMDユニット102の内部
は、バックライト(図示せず)と、画像表示素子として
の液晶パネル106と、それを拡大して見るための左右
の2つの拡大レンズ108と、2つの拡大レンズ108
と拡大レンズ108を支持するラックを備えた拡大レン
ズ固定枠110とラックと噛み合うピニオンギヤ112
とで構成するレンズ調整手段と、ロータリエンコーダ1
24とを備えている。
【0068】また、ロータリエンコーダ124の軸部分
は、ベルト170とプーリ172とを介してピニオンギ
ヤ112の軸と連動しており、拡大レンズ108の位置
を調整するピニオンギヤ112の回転に同調して、ロー
タリエンコーダ124の軸も回転して、ロータリエンコ
ーダ124はパルス信号を出力する。
【0069】また、バックライトは、液晶パネル106
の透過照明として、液晶パネル106の後方から眼球1
30の方向へと光を照射する。液晶パネル106は液晶
パネル106内に斜線で示す右眼用の画像と左眼用の画
像とを表示する画像表示領域を有し、画像表示領域に表
示される画像は液晶の配向パターンにより形造られる。
【0070】画像表示領域に表示される画像は左右の拡
大レンズ108を介して集光され、左右の眼球130に
届き、装着者は液晶パネル106に表示された画像の拡
大像を見ることができる。
【0071】また、回路ユニット104は、HMDユニ
ット102内部の液晶パネル106を駆動し画像を表示
させる回路である液晶パネルドライバ114を備えてい
る。
【0072】さらに、画像データ生成ユニット160
は、液晶パネル106への表示画像を計算により生成す
るための、画像生成アプリケーションソフト164と、
ロータリエンコーダ124からのパルス信号を加減算し
て、左右の画像の中心間の距離を算出し、その結果を画
像生成アプリケーションソフト164へと送るデバイス
ドライバ166とで構成している。
【0073】本発明の第2の実施例におけるHMDユニ
ット102を構成するロータリエンコーダ124と、画
像データ生成ユニット160を構成するデバイスドライ
バ166とは、液晶パネル106に表示する左右の画像
の位置を調整する画像位置調整手段である。
【0074】HMDユニット102内の2つの拡大レン
ズ108は、それぞれ、ラックを備えた拡大レンズ固定
枠110に取り付けられており、これら左右のラックが
挟む位置にピニオンギヤ112を配置してある。HMD
ユニット102の調整つまみ152を回転すると、ピニ
オンギヤ112が回転し、その回転運動が、概ラックに
より直線移動に変えられ、そのラックの移動により左右
の拡大レンズ108の支持間隔が変わる。
【0075】図5に示すピニオンギヤ112を時計方向
に回すと拡大レンズ108の間隔は狭まり、また、反時
計方向に回転させることで、拡大レンズ108の間隔を
広げることができる。装着者は装着時に、ピニオンギヤ
112を時計方向あるいは反時計方向に回転させること
で、拡大レンズ108の間隔を狭めたり、広げたりさ
せ、左右の拡大レンズ108から射出された光束の中心
を装着者の左右の眼球の中心に合わせる。
【0076】また、ピニオンギヤ112の回転に連動し
て、画像位置調整用のロータリエンコーダ124の軸も
回転する機構となっているため、拡大レンズ108の移
動量に応じてロータリエンコーダ124はパルス信号を
発生する。
【0077】画像生成アプリケーションソフト164
と、デバイスドライバ166の動作については本発明の
第1の実施例の図8と図9とで説明してあるので省略す
る。
【0078】以上のことから、HMDユニット102の
装着者は、HMDユニット102の装着後に、左右の拡
大レンズ108の位置を自身の眼幅に合わせると、右眼
と左眼との画像の画像中心も拡大レンズ108の移動に
合わせて動くため、この調整のみで自身の眼幅に合い、
左右の画像のずれのない完全な拡大画像を得ることがで
きる。
【0079】なお、本発明の第2の実施例では、拡大レ
ンズ108の移動量を検出する手段として、ロータリエ
ンコーダ124によるピニオンギヤ112の回転量の検
出を取っているが、直線方向の移動を検出する方式のリ
ニアエンコーダを用い、拡大レンズ108の移動を検出
する構成にすることも容易である。
【0080】図6は本発明の第3の実施例における接眼
端末装置の全体構成を示すブロック図である。本発明の
第3の実施例における接眼端末装置は、本発明の第2の
実施例の回路ユニット104を構成する液晶パネルドラ
イバ114を集積回路化して小型化することで、HMD
ユニット102内に収めた例であり、その場合は、この
HMDシステムを構成する部品はHMDユニット102
と、画像データ生成ユニット160の2つになり、構成
要素の簡略化ができる。
【0081】図7は本発明の第4の実施例における接眼
端末装置の全体構成を示すブロック図である。本発明の
第4の実施例における接眼端末装置は、本発明の第1の
実施例の回路ユニット104を構成する画像位置調整用
のロータリエンコーダ124の代わりに、スライド式の
可変抵抗器124と抵抗−電圧変換回路122とA/D
変換回路126とを用いた例である。
【0082】画像調整手段は、上記の回路ユニット10
4を構成するスライド式の可変抵抗器124と抵抗−電
圧変換回路122とA/D変換回路126と、画像デー
タ生成ユニットを構成するデバイスドライバ166とで
構成している。
【0083】画像調整手段の動作は、左右の画像中心間
の距離を決定するために、装着者がスライド式可変抵抗
器124を動かし、そのスライド式可変抵抗器124の
抵抗値は、まず抵抗−電圧変換回路122で電圧値に変
換され、この電圧値は、A−D変換器126により、電
圧値に応じたデジタル信号に変換され、このデジタル信
号がデバイスドライバ166へと送られる。
【0084】ここで、デバイスドライバ166は、A−
D変換器126から送られてきたデジタル信号から、設
定すべき左右の画像中心間距離を算出し、画像表示アプ
リケーションソフト164から左右の画像中心間の距離
の値の問い合わせがあれば、この値を返す。画像生成ア
プリケーションソフト164が、この値を元にして、左
右画像を合成し1枚の画像を生成するのは、本発明の第
1の実施例と同じであるのでその他の説明は省略する。
【0085】なお、スライド式可変抵抗器124の代わ
りに他の形態の可変抵抗器、たとえば回転式の可変抵抗
器も使用することも可能である。また、上記第2の実施
例のように、HMDユニット内にスライド式可変抵抗器
等を収めて、拡大レンズの移動に連動させることも容易
である。
【0086】本発明の実施例では、画像データ生成ユニ
ットを構成するデバイスドライバ166をソフトウェア
で構成しているが、ハードウェアで構成し演算回路とし
ても良い。
【0087】
【発明の効果】本発明にあっては、このように、右眼
用、左眼用のそれぞれの画像を1枚の画像データとして
表示する1枚の液晶パネルを有する接眼端末において、
左右の拡大レンズの間隔を調整する機構を設けるととも
に、画像データ生成ユニット上で画像を生成する画像生
成アプリケーションソフトに、外部からの信号により、
右眼用、左眼用のそれぞれの表示画像の中心間の距離
を、水平方向に可変させるデバイスドライバを持たせた
ことで、装着者の眼幅に合わせて光学系の位置調節を行
うことが可能となり、拡大レンズの射出ひとみ径を大き
くする必要がなくなり、装着者の眼幅に合わせて光学系
の位置調節を行うことが可能となるものである。
【0088】また、装着者の眼幅に応じた位置調整が行
えるため、拡大レンズの射出ひとみ径を大きくする必要
がなく、光学系の設計に余裕ができる。そのため、拡大
レンズの光学特性を、収差の低減により重点をおいた設
計とすることができ、収差の低減による画質の向上、そ
れにともなう眼精疲労の低減、接眼端末全体の軽量化、
装着性の向上等に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における接眼端末装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の液晶パネルに表示される画像の平面図
である。
【図3】本発明の第1の実施例における接眼端末装置の
外観を示す外観図である。
【図4】接眼端末ユニットを装着する様子を上から見た
接眼端末ユニットの内部構造図である。
【図5】本発明の第2の実施例における接眼端末装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例における接眼端末装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例における接眼端末装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例における画像生成アプリケーシ
ョンソフトの動作を示した流れ図である。
【図9】本発明の実施例におけるデバイスドライバの動
作を示した流れ図である。
【図10】従来例の接眼端末装置の外観を示す外観図で
ある。
【図11】接眼端末ユニットを装着する様子を示す装着
図である。
【図12】接眼端末ユニットを装着する様子を上から見
た接眼端末ユニットの内部構造図である。
【図13】従来例の接眼端末装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図14】従来例の画像生成アプリケーションソフトの
動作を示した流れ図である。
【符号の説明】
102 HMDユニット 104 回路ユニット 106 液晶パネル 108 拡大レンズ 110 拡大レンズ固定枠 112 ピニオンギヤ 114 液晶パネルドライバ 124 ロータリエンコーダ 160 画像データ生成ユニット 164 画像生成アプリケーションソフト 166 デバイスドライバ 170 ベルト 172 プーリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル
    と液晶パネル上の左右の画像を拡大するための2つの拡
    大レンズとを備える接眼端末ユニットと、液晶パネルを
    駆動するための回路ユニットと、画像データを生成する
    画像データ生成ユニットとで構成する接眼端末装置にお
    いて、液晶パネルに表示する画像の位置を調整する画像
    位置調整手段を有することを特徴とする接眼端末装置。
  2. 【請求項2】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル
    と液晶パネル上の左右の画像を拡大するための2つの拡
    大レンズとを備える接眼端末ユニットと、液晶パネルを
    駆動するための回路ユニットと、画像データを生成する
    画像データ生成ユニットとで構成する接眼端末装置にお
    いて、液晶パネルに表示する画像の位置を調整する画像
    位置調整手段を有し、画像位置調整手段は回路ユニット
    内のロータリエンコーダと画像データ生成ユニット内の
    デバイスドライバとで構成することを特徴とする接眼端
    末装置。
  3. 【請求項3】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル
    と液晶パネル上の左右の画像を拡大するための2つの拡
    大レンズとを備える接眼端末ユニットと、液晶パネルを
    駆動するための回路ユニットと、画像データを生成する
    画像データ生成ユニットとで構成する接眼端末装置にお
    いて、接眼端末ユニット内のピニオンギヤを回転して2
    つの拡大レンズの間隔を調整するレンズ調整手段と、接
    眼端末ユニット内のロータリエンコーダと画像データ生
    成ユニット内のデバイスドライバとで液晶パネルに表示
    する画像の位置を調整する画像位置調整手段とを有し、
    ロータリエンコーダはピニオンギヤとプーリを介してベ
    ルトで連動していることを特徴とする接眼端末装置。
  4. 【請求項4】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル
    と液晶パネル上の左右の画像を拡大するための2つの拡
    大レンズとを備える接眼端末と、液晶パネルを駆動する
    ための回路ユニットと、画像データを生成する画像デー
    タ生成ユニットとで構成する接眼端末装置において、液
    晶パネルに表示する画像の位置を調整する画像位置調整
    手段を有し、画像位置調整手段は回路ユニット内の可変
    抵抗器と画像データ生成ユニット内のデバイスドライバ
    とで構成することを特徴とする接眼端末装置。
  5. 【請求項5】 左右の画像を表示する1枚の液晶パネル
    と液晶パネル上の左右の画像を拡大するための2つの拡
    大レンズとを備える接眼端末ユニットと、液晶パネルを
    駆動するための回路ユニットと、画像データを生成する
    画像データ生成ユニットとで構成する接眼端末装置にお
    いて、接眼端末ユニット内のピニオンギヤを回転して2
    つの拡大レンズの間隔を調整するレンズ調整手段と、接
    眼端末ユニット内の可変抵抗器と画像データ生成ユニッ
    ト内のデバイスドライバとで液晶パネルに表示する画像
    の位置を調整する画像位置調整手段とを有し、可変抵抗
    器はピニオンギヤとプーリを介してベルトで連動してい
    ることを特徴とする接眼端末装置。
JP7116693A 1995-05-16 1995-05-16 接眼端末装置 Pending JPH08313849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7116693A JPH08313849A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 接眼端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7116693A JPH08313849A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 接眼端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08313849A true JPH08313849A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14693522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7116693A Pending JPH08313849A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 接眼端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08313849A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036891A1 (ja) * 2003-10-14 2005-04-21 Seijiro Tomita ヘッドマウントディスプレイの映像表示装置
JP2010044170A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Canon Inc 映像表示装置及びその制御方法
WO2019150623A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 株式会社ジャパンディスプレイ 表示システム及び表示ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005036891A1 (ja) * 2003-10-14 2005-04-21 Seijiro Tomita ヘッドマウントディスプレイの映像表示装置
JP2010044170A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Canon Inc 映像表示装置及びその制御方法
WO2019150623A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 株式会社ジャパンディスプレイ 表示システム及び表示ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4965800B2 (ja) 画像表示システム
US5696521A (en) Video headset
US5371556A (en) Spectacle type retina direct display apparatus
US5034809A (en) Personal video viewing apparatus
RU2322771C2 (ru) Стереопроекционная система
EP0509090B1 (en) Head mounted video display
US5777715A (en) Low vision rehabilitation system
US9077973B2 (en) Wide field-of-view stereo vision platform with dynamic control of immersive or heads-up display operation
JPH09105885A (ja) 頭部搭載型の立体画像表示装置
JP2016212177A (ja) 透過型表示装置
JPH0821975A (ja) 頭部装着型映像表示システム
WO2002086590A1 (en) Head mounted display with full field of view and high resolution
JPH08292394A (ja) 頭部搭載型画像表示装置
JP3900578B2 (ja) 追従型虚像視ディスプレイシステム
EP1524540A1 (en) Image observation apparatus
JP7118650B2 (ja) 表示装置
EP3620844B1 (en) Eyepiece optical system, medical viewer, and medical viewer system
WO2019235059A1 (ja) 映像投射システム、映像投射装置、映像表示光回折用光学素子、器具、及び映像投射方法
JPH08313849A (ja) 接眼端末装置
JP2994960B2 (ja) 虚像式立体画像表示装置
JP2000214408A (ja) 画像表示装置
CN109963145B (zh) 视觉显示系统及方法,以及头戴显示装置
JPH08313848A (ja) 接眼端末装置
JP2982214B2 (ja) 眼鏡型映像表示装置
JPH05260527A (ja) 立体映像表示装置