JPH08313329A - 移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置 - Google Patents

移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置

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JPH08313329A
JPH08313329A JP7121194A JP12119495A JPH08313329A JP H08313329 A JPH08313329 A JP H08313329A JP 7121194 A JP7121194 A JP 7121194A JP 12119495 A JP12119495 A JP 12119495A JP H08313329 A JPH08313329 A JP H08313329A
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JP
Japan
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flexible container
powder material
fixed tank
powder
container bag
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Withdrawn
Application number
JP7121194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nishikawa
敏雄 西川
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Asahi Kasei Engineering Corp
Original Assignee
Asahi Engineering Co Ltd Osaka
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Publication date
Application filed by Asahi Engineering Co Ltd Osaka filed Critical Asahi Engineering Co Ltd Osaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量払出装置を付設した移動台車にフレコン
を搭載し、該移動台車が目的とする固定槽・タンクまで
移動してフレコン内の充填物を計量して払出す移動式フ
レキシブルコンテナバッグ計量払出装置をうることを目
的とする。 【構成】 ロードセルなどの計量手段を付設した移動台
車にフレコンを搭載して目的の固定槽、固定タンク近傍
まで移動し、計量しながら所定量の粉粒体を目的の固定
槽などに払出すが、粉粒体の払出しに際してはフレコン
の粉粒体が減少するに従い、フレコンが萎んでシワ、ヘ
コミができて粉粒体の流れが悪くなるため粉粒体の払出
量に応じてシリンダーを間歇的に作動してフレコンを吊
り上げていくことにより粉粒体のブリッジを防止しうる
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルコンテナ
バッグを搭載した移動台車を槽・タンクなどの近傍に移
動せしめ、該フレキシブルコンテナバッグ内の充填物を
槽・タンクなどに計量して払出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉粒体などの原料が充填したフレキシブ
ルコンテナバッグ(以下フレコンと略称する。)を扱う
従来の工場では、通常、該フレコンを天井クレーンやホ
イストなどで移動してタンクや槽などに粉粒体を投入
し、そこから直接、あるいは配管などを経て反応機器な
どに供給したり、あるいはフレコンから粉粒体を運搬機
器などで小分けして払出すのが一般的である。一方、こ
の数年間、需要の多様化、個性化が一段と進み、各種の
規制も緩和され、円高の影響もあって、各社ともこのよ
うな流れに対応するために製品の外観・スペック・機能
・デザインなどを恣意的に変えて商品コンセプトを多機
能化・高級化・個性化指向として新しい需要を堀り起こ
す傾向が強まってきている。こういった社会的時流、要
請に応えるためには、生産方式を従来の少品種多量生産
方式から多品種少量生産・多品種変量生産方式へ切替え
るとともに、更に一層の省力化・効率化・自動化をすす
めてコストを思い切って切り下げる必要がある。本出願
人はこのような要請に応えて、槽を積載した自動搬送車
が順次目的のステーションに移動してステーション側の
機器と接続し、所定の作業を移動槽内で完結しておこな
う「移動槽方式による多目的バッチ生産システム」を開
発し、既に実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにフレコ
ンを扱う従来の工場においては、フレコンを吊り下げる
大型の設備が必要となり、その設備のために生産設備全
体の機器の配置に制約を受け、また複数基の計量払出装
置が必要となるので経済上問題があった。また少品種多
量生産方式に対応するための上記の「移動槽方式による
多目的バッチ生産システム」は槽を積載した自動搬送車
が目的のステーションへ移動し、ステーション側の機器
と自動接続して所定の作業をおこなうシステムなのでど
うしても設備が複雑化・巨大化する傾向があり、また既
に固定設置された槽・タンクなどが存在するような生産
設備には本システムを導入しても大きなメリットが期待
できない。そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、ま
たこれからの多品種少量生産・多品種変量生産方式に対
応するためになされたものであって、ロードセルなどの
計量払出装置を付設した移動台車にフレコンを搭載し、
該移動台車が目的とする固定槽・タンクまで移動してフ
レコン内の充填物を計量して払出す移動式フレキシブル
コンテナバッグ計量払出装置をうることを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような目
的を達成するために次のような移動式フレキシブルコン
テナバッグ計量払出装置を提供するものである。すなわ
ち、計量手段を積載した移動台車に搭載するフレコンを
間歇的に上昇降せしめる上昇手段を移動台車に設け、固
定槽の受入口に対応する移動台車の投入口をフレコン受
入口と接続した移動式フレキシブルコンテナバッグ計量
払出装置である。
【0005】
【作用】計量手段を積載した移動台車にフレコンを搭載
して目的の固定槽まで移動し、移動台車の投入口と固定
槽の受入口とを接続して移動台車の上昇手段でフレコン
を間歇的に上昇せしめながらフレコンの充填物を払出す
ことができる。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。本
発明に係わる移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払
出装置は、ロードセルなどの計量手段を付設した移動台
車にフレコンを搭載して目的の固定槽・固定タンク近傍
まで移動し、計量しながら所定量の粉粒体を目的の固定
槽などに払出すが、粉粒体の払出しに際しては、フレコ
ン内の粉粒体が減少するに従いフレコンが萎んでシワ、
ヘコミができて粉粒体の流れが悪くなるため、粉粒体の
払出量に応じてシリンダーを間歇的に作動してフレコン
を吊り上げていくことにより粉粒体のブリッジを防止す
ることができることをその特徴とするものである。図1
は本装置の全体斜視図であって、(1)は既に公知の移
動台車、(2)はその駆動源、(3)は車輪である。該
移動台車(1)は、床に敷設されたレール、あるいは床
下に埋設されたケーブルに案内されて自走するか、ある
いは作業員が手押し具(4)を押して移動する。(5)
は移動台車(1)上に敷設されたロードセル(6)に載
置された長方形の架台で、該架台(5)の隅部に4本の
吊り支柱(7)が立設している。そして4本の吊り支柱
(7)の頂部の一方向を除いた三方向はアーム(8)で
それぞれ架橋され、互いに連結している。(9)(9)
は相対するアーム(8)(8)の中央部に立設するシリ
ンダーで(11)は該シリンダー杆の内側に固設するL
字状となった吊り具で、該吊り具(11)(11)でフ
レコンの両側に付設する把手(12)(12)を引っ掛
けて吊り上げるものである。上記のL字状となった吊り
具(11)で粉粒体が充填したフレコンを吊り上げるの
で、シリンダー(9)と吊り具(11)はそれぞれ十分
強度計算がなされて製作されている。(13)は前記架
台(5)に配設されたモータであり、(14)は該モー
タ(11)の軸に連結する既に公知のスクリューコンベ
アである。(15)はスクリューコンベア(14)の後
端に立設する漏斗状の受入口、(16)はスクリューコ
ンベア(14)の先端で下方に向かって首振り自在に付
設した円筒状の投入口である。(17)は投入口(1
6)を首振りさせるシリンダーである。
【0007】本発明になる移動式フレキシブルコンテナ
バッグ計量払出装置は以上の構成になっているので以下
その動作について説明する。例えば、フォークリフトで
粉粒体などが充填したフレコンを積載して移動台車
(1)近傍まで移動して、該フレコンを移動台車(1)
に移載するか、あるいは該移動台車(1)がフレコンの
貯蔵庫まで移動してフレコンを移動台車に移載する。移
動台車(1)に立設する吊り支柱(7)の頂部に横設す
るアーム(8)は三方向はそれぞれ架橋して連結してい
るが、一方向は架橋していないので開放された方向から
フレコンを移動台車に移載するのが好ましい。まずフォ
ークリフトでフレコン(10)を吊り上げて受入口(1
5)の真上に移動せしめ、フレコン(10)の重量を受
入口(15)で受けながら作業員がフレコン(10)の
払出口(18)を閉じている紐を引っ張って開袋し、粉
粒体を受入口(15)に払出す。その時、シリンダー
(9)(9)は下降して待機しているので、フレコンに
付設する把手(12)(12)をL字状の吊り具(1
1)(11)に引っ掛けることによりフレコン(10)
はフォークリフトから移動台車(1)へ移載されるもの
である。受入口(15)にはある程度のフレコンの重量
がかかるので、強度計算が十分なされたうえ製作するの
が好ましい。
【0008】続いて駆動源(2)を作動させるか、ある
いは作業員が手押具(4)を押して移動台車(1)を固
定槽近傍まで移動させる。固定槽は床下か、あるいは下
層階に設置されているので、該固定槽の原料受入口は床
面より僅かの高さに位置している。したがって、移動台
車(1)を固定槽近傍まで移動させて固定槽の原料受入
口の蓋を取り外して投入口(16)を固定槽の原料受入
口の真上に位置決めする。移動台車(1)に敷設された
ロードセル(6)上には架台(5)が配設され、該架台
(5)にフレコン(10)・スクリューコンベア(1
4)・モータ(13)などが載置しているので、ロード
セル(6)の指示数値からあらかじめこれらの重量を減
算しておくことにより所定重量の粉粒体を固定槽に投入
することができる。そしてモータ(13)を作動してス
クリューコンベア(14)で粉粒体を投入口(16)か
ら固定槽へ払出すに際し、粉粒体がフレコン内でブリッ
ジをおこさないように、粉粒体の払出し量に応じてシリ
ンダー(9)(9)を間歇的に作動してフレコンを上昇
せしめ、フレコンにシワやヘコミ・タルミが生じないよ
うにして粉粒体をスムーズに払出していく。所定重量の
粉粒体が固定槽に投入されると、ロードセル(6)から
の指示に基づいてモータ(13)はOFFとなり、スク
リューコンベア(14)の作動が停止する。しかしスク
リューコンベア(14)の作動停止後、投入口(16)
内に滞留していた粉粒体は固定槽に払出されるので、そ
の分だけ所定重量より増量となる。したがって、スクリ
ューコンベアの粉粒体押出量・投入口の容量・粉粒体の
比重などを基礎にして補正値を算出し、ロードセルの指
示数値を補正しておくのが好ましい。
【0009】粉粒体の投入作業が終了すると、移動台車
が次の固定槽へ移動する途中で投入口から粉粒体が落下
して作業環境を汚染しないように、投入口(16)はス
クリューコンベア(14)先端と回転フランジで連結
し、シリンダー(17)は投入口(16)と接続してい
るので、該シリンダー(17)を作動すると投入口(1
6)の首は振られ、投入口(16)内壁に付着している
粉流体はすべて固定槽に払出されるものである。また、
固定槽の受入口の高さが高く、移動台車の投入口から粉
粒体を投入することが難しいケースもあるので、そのよ
うな事態を考慮して、架台(5)と移動台車上面との間
に既に公知のテーブル式リフターを敷設しておき、該リ
フターの駆動源を作動して移動台車全体を上昇せしめる
ことで対応できる。本装置のロードセル、モータ、シリ
ンダーなどはそれぞれCPUに接続し、制御されている
ので、同一の粉粒体を複数基の槽やタンクに計量しなが
ら簡単な操作で投入することができ、粉粒体のブリッジ
や目詰まりなどは一切おこらず、そのうえ高い計量精度
で粉粒体を投入することができるものであって、生産性
も著しく向上するものである。
【0010】好ましい実施態様は、一方向が開放した吊
り支柱を移動台車に立設し、フレコンの払出口が、スク
リューを介して投入口につながる移動台車の受入口に接
続し、フレコンを移動台車に搭載できるように吊り具を
有するシリンダーを前記吊り支柱に設けてなる移動式フ
レキシブルコンテナバッグ計量払出装置であって、吊り
支柱の開放側からフレコンを移動台車に容易に搭載でき
ると共に、上昇装置としてのシリンダーの間歇的な作動
により内容物の払出量に応じてフレコンを上昇せしめて
粉粒体のブリッジや目詰まりを生じさせることなく高い
計量精度で粉粒体を投入できるという目的を達成でき
る。
【0011】
【発明の効果】本発明になる移動式フレキシブルコンテ
ナバッグ計量払出装置は、計量手段が配設された移動台
車に粉粒体が充填したフレコンを搭載し、固定槽近傍ま
で移動して粉粒体を計量しながら該固定槽に払出すもの
であって、フレコンを間歇的に上昇させてフレコン内の
粉粒体の目詰まりやブリッジを防ぎ、投入口を揺動して
粉粒体をスムーズに払出すことができ、従来方式のよう
に、フレコンを扱うために必要な大型の装置は不要とな
り、計量装置の台数も激減し、またフレコン内の粉粒体
を各固定槽に簡単な操作で短時間に払出すことができる
ものであって、多品種少量生産方式には好適な粉粒体の
計量払出し装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 移動台車 2 移動台車駆動源 3 車輪 4 手押し具 5 架台 6 ロードセル 7 吊り支柱 8 アーム 9 シリンダー 10 フレキシブルコンテナバッグ 11 吊り具 12 把手 13 モータ 14 スクリューコンベア 15 受入口 16 投入口 17 シリンダー 18 払出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量手段を積載した移動台車に搭載する
    フレキシブルコンテナバッグを間歇的に上昇せしめる上
    昇手段を移動台車に設け、固定槽の受入口に対応する移
    動台車の投入口をフレキシブルコンテナバッグ受入口と
    接続したことを特徴とする移動式フレキシブルコンテナ
    バッグ計量払出装置。
JP7121194A 1995-05-19 1995-05-19 移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置 Withdrawn JPH08313329A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121194A JPH08313329A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置

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JP7121194A JPH08313329A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置

Publications (1)

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JPH08313329A true JPH08313329A (ja) 1996-11-29

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ID=14805199

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7121194A Withdrawn JPH08313329A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 移動式フレキシブルコンテナバッグ計量払出装置

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JP (1) JPH08313329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1035041A1 (en) 1999-03-09 2000-09-13 Unilever N.V. Process and device for dispensing a powdery product

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1035041A1 (en) 1999-03-09 2000-09-13 Unilever N.V. Process and device for dispensing a powdery product

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Effective date: 20020806