JPH0831294B2 - 遠隔制御多極遮断装置 - Google Patents
遠隔制御多極遮断装置Info
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- JPH0831294B2 JPH0831294B2 JP61067020A JP6702086A JPH0831294B2 JP H0831294 B2 JPH0831294 B2 JP H0831294B2 JP 61067020 A JP61067020 A JP 61067020A JP 6702086 A JP6702086 A JP 6702086A JP H0831294 B2 JPH0831294 B2 JP H0831294B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H47/00—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
- H01H47/02—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current for modifying the operation of the relay
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H89/00—Combinations of two or more different basic types of electric switches, relays, selectors and emergency protective devices, not covered by any single one of the other main groups of this subclass
- H01H89/06—Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device
- H01H89/08—Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device with both devices using the same contact pair
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
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- Relay Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、 閉成位置と開放位置の2つの位置間を動くことができ
る双安定可動主接点が設けられた極ごとの遮断器と、障
害が発生したときに可動主接点を引き外しレリーズと共
働して開放位置に移動させる第1の引外し機構と、この
第1の引き外し機構をリセットする第1の手動装置と、
各極の可動主接点に機械的に連結された第2の機構に関
連した電磁アクチュエータを含む遠隔制御ユニットと、
前記可動主接点の手動開閉を行わせるべく第2の機構に
連結された第2の手動装置とを備えた電気的遠隔制御を
有する極遮断装置に関するものである。
る双安定可動主接点が設けられた極ごとの遮断器と、障
害が発生したときに可動主接点を引き外しレリーズと共
働して開放位置に移動させる第1の引外し機構と、この
第1の引き外し機構をリセットする第1の手動装置と、
各極の可動主接点に機械的に連結された第2の機構に関
連した電磁アクチュエータを含む遠隔制御ユニットと、
前記可動主接点の手動開閉を行わせるべく第2の機構に
連結された第2の手動装置とを備えた電気的遠隔制御を
有する極遮断装置に関するものである。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) この種の装置が本願出願人によるフランス特許出願N
o.2,535,520明細書(特公昭3−49173号公報参照)に記
載されている。ここに示された第1の引外し機構と第2
の遠隔制御機構は互いに独立してはいるが、同じ可動主
接点に対して共に作動する。第2の遠隔制御機構と可動
主接点の間の機械的連結は、第1の引外し機構の動作を
妨げることがないように行われる。障害発生により引外
しが行われた後に、遠隔閉成指令を発することができる
ように、第1の引外し機構は第1の手動装置によってリ
セットされなければならない。第2の機構に連結されて
いる第2の手動装置は、遠隔制御に代わって装置の手動
による開放および閉成を行う。遠隔制御装置は成型され
た絶縁ケース内に納められ、このケースは電磁石を作動
させるための遠隔制御線接続端子を有する。この遮断装
置の遠隔制御は、それらの接続端子に2つの安定状態を
有する適当な制御信号が加えられることから、インパル
スリレー動作モードになるのが一般的である。
o.2,535,520明細書(特公昭3−49173号公報参照)に記
載されている。ここに示された第1の引外し機構と第2
の遠隔制御機構は互いに独立してはいるが、同じ可動主
接点に対して共に作動する。第2の遠隔制御機構と可動
主接点の間の機械的連結は、第1の引外し機構の動作を
妨げることがないように行われる。障害発生により引外
しが行われた後に、遠隔閉成指令を発することができる
ように、第1の引外し機構は第1の手動装置によってリ
セットされなければならない。第2の機構に連結されて
いる第2の手動装置は、遠隔制御に代わって装置の手動
による開放および閉成を行う。遠隔制御装置は成型され
た絶縁ケース内に納められ、このケースは電磁石を作動
させるための遠隔制御線接続端子を有する。この遮断装
置の遠隔制御は、それらの接続端子に2つの安定状態を
有する適当な制御信号が加えられることから、インパル
スリレー動作モードになるのが一般的である。
しかしながら、このような装置では遠隔制御装置が2
つの端子を持ち、これらの端子に異なった制御信号を印
加して、複数の動作を許容するようなことは不可能であ
る。
つの端子を持ち、これらの端子に異なった制御信号を印
加して、複数の動作を許容するようなことは不可能であ
る。
電磁石装置を有する多重動作開閉装置を制御する電子
回路が、フランス特許出願No.2,536,904明細書(特公昭
4−18685号公報参照)に開示されている。
回路が、フランス特許出願No.2,536,904明細書(特公昭
4−18685号公報参照)に開示されている。
この制御装置では入力信号の状態に従って異なる出力
信号を出力することができるが、その装置の接点位置検
出器は依然として回路中に留まっている。設定セレクタ
は、組合せ論理回路の出力端子と単安定素子の入力端子
の間に配置されているいくつかの選択スタッドを有し、
所定のスタッドを選択することにより、たとえばインパ
ルス・リレーモードまたは接触子モードにおける開閉装
置の正確な動作が許可される。しかし、この装置では、
一度に両方のモードにおける動作は許可されない。
信号を出力することができるが、その装置の接点位置検
出器は依然として回路中に留まっている。設定セレクタ
は、組合せ論理回路の出力端子と単安定素子の入力端子
の間に配置されているいくつかの選択スタッドを有し、
所定のスタッドを選択することにより、たとえばインパ
ルス・リレーモードまたは接触子モードにおける開閉装
置の正確な動作が許可される。しかし、この装置では、
一度に両方のモードにおける動作は許可されない。
また、この電子回路に前述した種類の装置を組合せた
場合、その応用範囲が制限され、それに加えて、手動開
放または手動閉成による強制動作の場合に電気的に逆の
命令が発生されて誤動作を招くという欠点も生ずる。
場合、その応用範囲が制限され、それに加えて、手動開
放または手動閉成による強制動作の場合に電気的に逆の
命令が発生されて誤動作を招くという欠点も生ずる。
本発明はこのような問題を解決するためになされたも
ので、その目的は、多極遮断器の遠隔制御装置を、複数
の動作を行えるようにする種々の制御信号に適合させる
ことにより、動作範囲を拡げることである。
ので、その目的は、多極遮断器の遠隔制御装置を、複数
の動作を行えるようにする種々の制御信号に適合させる
ことにより、動作範囲を拡げることである。
本発明の他の目的は、電子回路により逆指令が発生さ
れることなしに、多極遮断器に対する手動接点開放また
は閉成装置による強制動作を可能とすることである。
れることなしに、多極遮断器に対する手動接点開放また
は閉成装置による強制動作を可能とすることである。
(課題を解決する手段および作用) 本発明は、閉成位置と開放位置の2つの位置間を動く
ことができる双安定可動主接点(33)が設けられた極
(12,14)ごとの遮断器と、 障害が発生したときに前記可動主接点(33)を引き外
しレリーズと共働して開放位置に移動させる第1の引外
し機構(38)と、 この第1の引き外し機構をリセットする第1の手動装
置(40)と、 各極(12,14)の前記可動主接点に機械的に連結され
た第2の機構(34)に関連した電磁アクチュエータ(3
6)を含む遠隔制御ユニット(16)と、 前記可動主接点(33)の手動開閉を行わせるべく前記
第2の機構(34)に連結された第2の手動装置(60)と
を備えた電気的遠隔制御を有する極遮断装置において、 前記遠隔制御ユニット(16)は、 電磁石の電源回路に接続されている半導体スイッチ
(80)を含み、この半導体スイッチに加えられる各制御
パルスが加えられるたびに第1の機構(38)のセット位
置において、双安定可動主接点(33)の状態を変えるよ
うに電磁石(36)の励磁を制御する電子回路(66)と、 可動主接点(33)の位置検出器(98)と、 前記電子回路(66)の第1の制御に用いられる第1の
入力端子(TL)と、 前記電子回路の第2の混合制御、すなわち、前記位置
検出器(98)を回路に接続し、あるいは回路から切離す
ためのセレクタ(S)の動作状態または非動作状態に応
じて、保持信号により論理制御を行うか前記第1の制御
から切り離されたパルス制御を行なう制御に用いられる
第2の入力端子(CT)と、 前記第2の入力端子(CT)に与えられた制御信号の状
態と、セレクタ(S)の動作位置における検出器(98)
の状態とに感応する逐次論理回路(84)と、 前記第2の手動装置(60)による強制的な開放動作ま
たは閉成動作に続いて、検出器信号を不動態にすること
により論理回路(84)の内部状態を修正する時間遅延手
段または波形整形手段とを備え、 前記時間遅延手段は記第2の入力端子に与えられた制
御信号を微分するように構成された微分器(116,118)
により形成されることを特徴とする。
ことができる双安定可動主接点(33)が設けられた極
(12,14)ごとの遮断器と、 障害が発生したときに前記可動主接点(33)を引き外
しレリーズと共働して開放位置に移動させる第1の引外
し機構(38)と、 この第1の引き外し機構をリセットする第1の手動装
置(40)と、 各極(12,14)の前記可動主接点に機械的に連結され
た第2の機構(34)に関連した電磁アクチュエータ(3
6)を含む遠隔制御ユニット(16)と、 前記可動主接点(33)の手動開閉を行わせるべく前記
第2の機構(34)に連結された第2の手動装置(60)と
を備えた電気的遠隔制御を有する極遮断装置において、 前記遠隔制御ユニット(16)は、 電磁石の電源回路に接続されている半導体スイッチ
(80)を含み、この半導体スイッチに加えられる各制御
パルスが加えられるたびに第1の機構(38)のセット位
置において、双安定可動主接点(33)の状態を変えるよ
うに電磁石(36)の励磁を制御する電子回路(66)と、 可動主接点(33)の位置検出器(98)と、 前記電子回路(66)の第1の制御に用いられる第1の
入力端子(TL)と、 前記電子回路の第2の混合制御、すなわち、前記位置
検出器(98)を回路に接続し、あるいは回路から切離す
ためのセレクタ(S)の動作状態または非動作状態に応
じて、保持信号により論理制御を行うか前記第1の制御
から切り離されたパルス制御を行なう制御に用いられる
第2の入力端子(CT)と、 前記第2の入力端子(CT)に与えられた制御信号の状
態と、セレクタ(S)の動作位置における検出器(98)
の状態とに感応する逐次論理回路(84)と、 前記第2の手動装置(60)による強制的な開放動作ま
たは閉成動作に続いて、検出器信号を不動態にすること
により論理回路(84)の内部状態を修正する時間遅延手
段または波形整形手段とを備え、 前記時間遅延手段は記第2の入力端子に与えられた制
御信号を微分するように構成された微分器(116,118)
により形成されることを特徴とする。
この装置では、第1の機構のセット位置において、電
磁石の電源回路に接続されている静的スイッチに制御パ
ルスが加えられるたびに双安定可動主接点の状態を変え
るようにして電磁石の励磁を制御するように構成された
電子回路と、可動主接点・位置検出器と、パルスによる
電子回路の第1の制御に用いられる第1の入力端子と、
電子回路の第2の混合制御に用いられる第2の入力端子
とを備え、第2の混合制御においては、位置検出器を回
路に接続したり、回路から切離したりするセレクタの動
作状態または非動作状態に従って、保持信号により論理
制御を行い、または第1の制御から切離されたパルス制
御が行われる。
磁石の電源回路に接続されている静的スイッチに制御パ
ルスが加えられるたびに双安定可動主接点の状態を変え
るようにして電磁石の励磁を制御するように構成された
電子回路と、可動主接点・位置検出器と、パルスによる
電子回路の第1の制御に用いられる第1の入力端子と、
電子回路の第2の混合制御に用いられる第2の入力端子
とを備え、第2の混合制御においては、位置検出器を回
路に接続したり、回路から切離したりするセレクタの動
作状態または非動作状態に従って、保持信号により論理
制御を行い、または第1の制御から切離されたパルス制
御が行われる。
この第2の混合制御モードの作用は次のようである。
すなわち、セレクタSがアクティブな位置(S=1)に
あるとき、可動主接点33の位置を示す検出器98は論理回
路84に電気的に接続される。入力端子(CT)は保持信号
が与えられる論理入力を構成する。これにより装置は接
触器および回路遮断器として振る舞う。
すなわち、セレクタSがアクティブな位置(S=1)に
あるとき、可動主接点33の位置を示す検出器98は論理回
路84に電気的に接続される。入力端子(CT)は保持信号
が与えられる論理入力を構成する。これにより装置は接
触器および回路遮断器として振る舞う。
一方、セレクタが不活性状態(S=0)にあるとき、
検出器98は中立化される。入力端子(CT)は第1の入力
端子(TL)から独立の第2のパルス制御入力として用い
られ、そして、装置は多入力インパルスリレーおよび回
路遮断器として作用する。
検出器98は中立化される。入力端子(CT)は第1の入力
端子(TL)から独立の第2のパルス制御入力として用い
られ、そして、装置は多入力インパルスリレーおよび回
路遮断器として作用する。
第1の制御はインパルスリレー動作モードに対応し、
入力端子TLに与えられたパルスは主接点33の状態変化を
生じさせる。
入力端子TLに与えられたパルスは主接点33の状態変化を
生じさせる。
可動主接点位置検出器の状態を考慮に入れることをセ
レクタが許可すると、第2の制御が接触子動作モードに
適合される。位置検出器の信号をセレクタが中立化する
と、パイロット・インパルスリレー型制御を許可するよ
うにして、第2の入力端子は、第1の制御から切離され
たパルス入力に対応する。この種の制御は、付加部品、
とくにダイオード系または切離しリレーを使用すること
なしに、装置の補助接点ユニットにより行うことができ
る。
レクタが許可すると、第2の制御が接触子動作モードに
適合される。位置検出器の信号をセレクタが中立化する
と、パイロット・インパルスリレー型制御を許可するよ
うにして、第2の入力端子は、第1の制御から切離され
たパルス入力に対応する。この種の制御は、付加部品、
とくにダイオード系または切離しリレーを使用すること
なしに、装置の補助接点ユニットにより行うことができ
る。
このように、第1の端子(TL)はインパルス遅延およ
び同じ装置内での回路遮断動作を得るためにパルスによ
る第1の制御モードのために割り当てられ、第2の端子
(CT)はセレクタSの状態に応じた第2の混合制御モー
ドのために使用されるものである。
び同じ装置内での回路遮断動作を得るためにパルスによ
る第1の制御モードのために割り当てられ、第2の端子
(CT)はセレクタSの状態に応じた第2の混合制御モー
ドのために使用されるものである。
第1の入力端子TLと第2の入力端子CTは互いに異な
り、かつ同時にアクセスして、設定セレクタの状態とは
独立に、第1のパルス制御と第2の混合制御が同時に存
在することを同時に許可できる。それら2つの制御の間
に優先コードが存在し、停電の場合に電子回路の状態の
更新機能も存在する。
り、かつ同時にアクセスして、設定セレクタの状態とは
独立に、第1のパルス制御と第2の混合制御が同時に存
在することを同時に許可できる。それら2つの制御の間
に優先コードが存在し、停電の場合に電子回路の状態の
更新機能も存在する。
本発明の装置は、電磁石を制御する電子回路が、第2
の入力端子CTに加えられた制御信号の状態と、セレクタ
の動作位置における検出器の状態とを感ずる逐次論理回
路を備え、遅延手段または形成手段が、第2の手動装置
による強制的な開放動作または閉成動作に続いて、検出
器信号を受動態にすることにより論理回路の内部状態を
修正する。この逐次論理回路の遅延手段は、第2の入力
端子CTに与えられた制御信号を微分するように構成され
た微分器により形成される。
の入力端子CTに加えられた制御信号の状態と、セレクタ
の動作位置における検出器の状態とを感ずる逐次論理回
路を備え、遅延手段または形成手段が、第2の手動装置
による強制的な開放動作または閉成動作に続いて、検出
器信号を受動態にすることにより論理回路の内部状態を
修正する。この逐次論理回路の遅延手段は、第2の入力
端子CTに与えられた制御信号を微分するように構成され
た微分器により形成される。
静的スイッチである半導体スイッチ、特に電界効果パ
ワートランジスタ、が電磁石に直列接続され、第1の入
力端子TLに与えられた制御パルスにより制御される単安
定素子と、逐次論理回路の状態とにより制御される。
ワートランジスタ、が電磁石に直列接続され、第1の入
力端子TLに与えられた制御パルスにより制御される単安
定素子と、逐次論理回路の状態とにより制御される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
第1、2図において、遠隔制御遮断装置10は2個の単
極遮断器12,14と、隣接する遠隔制御装置16とを備え
て、モジュラー2極遠隔制御装置を構成する。各遮断器
12,14は、絶縁体の成型により作られた個々のケース内
に納められ、本願出願人により出願されたフランス特許
出願No.2,535,520明細書に開示されているような種類の
遮断機構を含む。単極遮断器12,14は電力回路を構成
し、入力端子18,20および出力端子26,28がそれぞれ設け
られる。各入力端子18,20は電力線22,24をそれぞれ介し
て低電圧配電系に接続される。出力端子26,28はそれぞ
れ接続線30,32により負荷(図示せず)に接続される。
単極遮断器12,14は1個の2極ケース内にもちろん納め
ることができる。3極または4極の遮断装置を構成する
ために3個または4個の単極遮断器を用いることもでき
る。各単極遮断器12,14は、遮断装置の2つの開放位置
と閉成位置の間で作動させられる双安定可動主接点33を
有する。
極遮断器12,14と、隣接する遠隔制御装置16とを備え
て、モジュラー2極遠隔制御装置を構成する。各遮断器
12,14は、絶縁体の成型により作られた個々のケース内
に納められ、本願出願人により出願されたフランス特許
出願No.2,535,520明細書に開示されているような種類の
遮断機構を含む。単極遮断器12,14は電力回路を構成
し、入力端子18,20および出力端子26,28がそれぞれ設け
られる。各入力端子18,20は電力線22,24をそれぞれ介し
て低電圧配電系に接続される。出力端子26,28はそれぞ
れ接続線30,32により負荷(図示せず)に接続される。
単極遮断器12,14は1個の2極ケース内にもちろん納め
ることができる。3極または4極の遮断装置を構成する
ために3個または4個の単極遮断器を用いることもでき
る。各単極遮断器12,14は、遮断装置の2つの開放位置
と閉成位置の間で作動させられる双安定可動主接点33を
有する。
遠隔制御装置16には、電磁アクチュエータ36に与えら
れた遠隔制御指令の結果として、主接点33を閉成位置か
ら開放位置、およびその逆への切換えを行うように構成
された遠隔制御機構34(第2図)が設けられる。各単極
遮断器12,14の内部には熱磁気引外し装置には自動引外
し機構38が組合わされ、その自動引外し機構38は主接点
33と協働して、過負荷や障害が発生した時に主接点を開
放位置へ動かし、引外し機構38が引外された位置にある
限りは、遠隔制御機構16の位置とは独立に、主接点33を
その開放位置に保持する。引外し機構38がセット位置に
ある時は、この遮断装置を遠隔制御装置16により遠隔制
御閉成を許可するために、引外し機構38の手動リセット
・トグル40を作動させなければならない。
れた遠隔制御指令の結果として、主接点33を閉成位置か
ら開放位置、およびその逆への切換えを行うように構成
された遠隔制御機構34(第2図)が設けられる。各単極
遮断器12,14の内部には熱磁気引外し装置には自動引外
し機構38が組合わされ、その自動引外し機構38は主接点
33と協働して、過負荷や障害が発生した時に主接点を開
放位置へ動かし、引外し機構38が引外された位置にある
限りは、遠隔制御機構16の位置とは独立に、主接点33を
その開放位置に保持する。引外し機構38がセット位置に
ある時は、この遮断装置を遠隔制御装置16により遠隔制
御閉成を許可するために、引外し機構38の手動リセット
・トグル40を作動させなければならない。
遠隔制御装置16の電磁石36にプランジャ鉄心42が設け
られる。その鉄心42は旋回するレバー44の一端に枢着さ
れる。レバー44の他端部は絶縁ケース48の固定点46に枢
着される。そのレバー44はプッシュロッド50に接触す
る。そのプッシュロッド50はロッカー52と機械的に協働
する。そのロッカーは限定された回転を行うように固定
軸54に取り付けられ、板ばねで構成された戻りばね56が
設けられる。ロッカー52は連結棒58により、遮断装置10
を手動で開放または閉成するように構成された非常操作
機構を構成するピボット・トグル60に連結される。その
ピボット・トグル60はアーム62にも連結される。そのス
ロット62は、ロッカーアームとロッカー52を機械的に固
定するようにして単極遮断器12,14の主接点33を作動さ
せるロッカーアーム(図示せず)の中に入ることができ
る。
られる。その鉄心42は旋回するレバー44の一端に枢着さ
れる。レバー44の他端部は絶縁ケース48の固定点46に枢
着される。そのレバー44はプッシュロッド50に接触す
る。そのプッシュロッド50はロッカー52と機械的に協働
する。そのロッカーは限定された回転を行うように固定
軸54に取り付けられ、板ばねで構成された戻りばね56が
設けられる。ロッカー52は連結棒58により、遮断装置10
を手動で開放または閉成するように構成された非常操作
機構を構成するピボット・トグル60に連結される。その
ピボット・トグル60はアーム62にも連結される。そのス
ロット62は、ロッカーアームとロッカー52を機械的に固
定するようにして単極遮断器12,14の主接点33を作動さ
せるロッカーアーム(図示せず)の中に入ることができ
る。
前記フランス特許No.2,535,520明細書に開示されてい
る遮断装置の動作について後に簡単に説明する。
る遮断装置の動作について後に簡単に説明する。
リセット・トグル40がセット位置にある時は、単極遮
断器12,14の主接点の開放と閉成を非常トグル60により
手動制御でき、または遠隔制御装置16の電磁石36の励磁
により遠隔制御できる。電磁石36に後述する静的スイッ
チの活性化による遠隔制御指令が与えられるたびにロッ
カー52は状態を変え、それらの遠隔制御動作が行われて
いる時は引外し機構38は動作しない。
断器12,14の主接点の開放と閉成を非常トグル60により
手動制御でき、または遠隔制御装置16の電磁石36の励磁
により遠隔制御できる。電磁石36に後述する静的スイッ
チの活性化による遠隔制御指令が与えられるたびにロッ
カー52は状態を変え、それらの遠隔制御動作が行われて
いる時は引外し機構38は動作しない。
障害が発生すると、引外し機構38は単極遮断器12,14
の主接点を開かせ、リセット・トグル40を引外された位
置へ動かす。主接点33は遠隔制御指令とは独立に開放位
置に保持される。リセット・トグル40のその引外された
位置は、接点の開放の確実な指示を与える。遮断装置10
をリセットして、遠隔制御機構34により動作を制御でき
るようにするためには、リセット・トグル40をセット位
置に手動でリセットすべきである。
の主接点を開かせ、リセット・トグル40を引外された位
置へ動かす。主接点33は遠隔制御指令とは独立に開放位
置に保持される。リセット・トグル40のその引外された
位置は、接点の開放の確実な指示を与える。遮断装置10
をリセットして、遠隔制御機構34により動作を制御でき
るようにするためには、リセット・トグル40をセット位
置に手動でリセットすべきである。
遠隔制御装置16は4個の接続端子CT、TL、P、Nを有
する。それらの接点端子は電磁石36(第1、3図)を制
御する電子回路66に接続される。端子PとNは電力端子
であって、外部の線68,70により、たとえば220Vの直流
または交流の電源に接続される。入力端子TLはインパル
ス・リレー型のパルスによる第1の制御に割当てられ、
パルス信号は、端子TLと線68の間に接続されている第1
のスイッチすなわち比保持接点スイッチ、とくに押しボ
タンスイッチ74の操作により発生される。入力端子CTは
第2の混合制御のために用いられる。その第2の混合制
御は設定セレクタSの状態に依存する。第2の制御スイ
ッチ76が端子CTとTLの間に接続される。入力端子CTとTL
はそれぞれのスイッチ76,74により同じ電位に接続され
る。その電位は電源端子Pの電位であり、または別の実
施例においては、他の電源端子Nの電位である。220V配
電系の場合には、線68,70を単極遮断器12,14の電力線2
2,24に直結して、電源72を省くことができる。
する。それらの接点端子は電磁石36(第1、3図)を制
御する電子回路66に接続される。端子PとNは電力端子
であって、外部の線68,70により、たとえば220Vの直流
または交流の電源に接続される。入力端子TLはインパル
ス・リレー型のパルスによる第1の制御に割当てられ、
パルス信号は、端子TLと線68の間に接続されている第1
のスイッチすなわち比保持接点スイッチ、とくに押しボ
タンスイッチ74の操作により発生される。入力端子CTは
第2の混合制御のために用いられる。その第2の混合制
御は設定セレクタSの状態に依存する。第2の制御スイ
ッチ76が端子CTとTLの間に接続される。入力端子CTとTL
はそれぞれのスイッチ76,74により同じ電位に接続され
る。その電位は電源端子Pの電位であり、または別の実
施例においては、他の電源端子Nの電位である。220V配
電系の場合には、線68,70を単極遮断器12,14の電力線2
2,24に直結して、電源72を省くことができる。
電子回路66には整流ブリッジ77が設けられる。この整
流ブリッジの交流入力端子は遠隔制御装置16の電源端子
P、Nに接続され、全波整流出力端子が、特にMOSFETパ
ワートランジスタで構成された静的スイッチ80により電
磁石36のコイルに接続される。静的スイッチ80は導通状
態または非導通状態をとることができる。電子回路66
は、単安定素子82により形成された遅延リレーを有す
る。その単安定素子82の出力は静的スイッチ80を制御
し、入力端子は逐次論理回路84により制御される。単安
定素子82は、遅延回路RCに関連する2つの切換え手段を
有する4093集積回路により構成できる。単安定素子82と
逐次論理回路84には、ツエナーダイオード92と、コンデ
ンサ94と抵抗96で構成されたフィルタ回路とを有する直
流電源90から直流電圧Vccが与えられる。その直流電源9
0は整流ブリッジ77の出力端子に接続される。
流ブリッジの交流入力端子は遠隔制御装置16の電源端子
P、Nに接続され、全波整流出力端子が、特にMOSFETパ
ワートランジスタで構成された静的スイッチ80により電
磁石36のコイルに接続される。静的スイッチ80は導通状
態または非導通状態をとることができる。電子回路66
は、単安定素子82により形成された遅延リレーを有す
る。その単安定素子82の出力は静的スイッチ80を制御
し、入力端子は逐次論理回路84により制御される。単安
定素子82は、遅延回路RCに関連する2つの切換え手段を
有する4093集積回路により構成できる。単安定素子82と
逐次論理回路84には、ツエナーダイオード92と、コンデ
ンサ94と抵抗96で構成されたフィルタ回路とを有する直
流電源90から直流電圧Vccが与えられる。その直流電源9
0は整流ブリッジ77の出力端子に接続される。
入力端子TLに与えられた信号は単安定素子82を直接制
御して、インパルス遅延型の第1のパルス制御を形成す
る。
御して、インパルス遅延型の第1のパルス制御を形成す
る。
逐次論理回路84の出力の状態は、入力端子CTに与えら
れた制御信号と、設定セレクタSの位置と、単極遮断器
12,14の主接点33の位置の検出器98の状態とに依存す
る。
れた制御信号と、設定セレクタSの位置と、単極遮断器
12,14の主接点33の位置の検出器98の状態とに依存す
る。
検出器98はリードリレーにより形成できる。その検出
器の接点99は、フランス特許出願No.2.536.904明細書に
開示されているように、主接点33の動きを伝える部材10
0(第3図の1点鎖線)に固定されている永久磁石によ
り作動させられる。その接点99は、主接点33が開放位置
または閉成位置にある時にそれぞれ開かれ、または閉じ
られる。
器の接点99は、フランス特許出願No.2.536.904明細書に
開示されているように、主接点33の動きを伝える部材10
0(第3図の1点鎖線)に固定されている永久磁石によ
り作動させられる。その接点99は、主接点33が開放位置
または閉成位置にある時にそれぞれ開かれ、または閉じ
られる。
逐次論理回路84は、抵抗104により端子CTに接続され
た入力切換え手段102を有する。その入力切換え手段の
出力端子は、第1の論理ナンドゲート108の入力端子E1
の1つを制御する切換え手段106と、第2の論理ナンド
ゲート110の入力端子E3の1つに接続される。セレクタ
Sは、検出器98を制御する接点99に直列の接触スタッド
をアースと中間点112の間に有する。中間点112は抵抗11
4を介して電圧がVccの電源の正極に接続され、第1のナ
ンドゲート108の他の入力端子E2と、第2のナンドゲー
ト110の他の入力端子E4に接続されている切換え手段115
に接続される。
た入力切換え手段102を有する。その入力切換え手段の
出力端子は、第1の論理ナンドゲート108の入力端子E1
の1つを制御する切換え手段106と、第2の論理ナンド
ゲート110の入力端子E3の1つに接続される。セレクタ
Sは、検出器98を制御する接点99に直列の接触スタッド
をアースと中間点112の間に有する。中間点112は抵抗11
4を介して電圧がVccの電源の正極に接続され、第1のナ
ンドゲート108の他の入力端子E2と、第2のナンドゲー
ト110の他の入力端子E4に接続されている切換え手段115
に接続される。
ナンドゲート108,110の入力端子E1,E3に制御パルスを
与えるために、微分器116,118が入力端子CTに与えられ
た制御パルスを微分する。第1の微分器116は、切換え
手段102の出力端子とナンドゲート108の入力端子E1の間
に接続されたコンデンサC1と、入力端子E1とアースの間
に並列接続されているダイオードD1および抵抗R1とによ
り構成される。第2の微分器118は、切換え手段102の出
力端子とナンドゲート110の入力端子E3の間に接続され
たコンデンサC2と、その入力端子E3とアースの間に並列
接続されたダイオードD2および抵抗R2で構成される。各
ダイオードD1とD2のアノードはアース電位である。ナン
ドゲート108,110の出力は、ダイオード122により単安定
素子82に接続されているナンドゲート120を制御する。
微分器116,118は他の遅延回路または波形整形回路に代
えることももちろんできる。
与えるために、微分器116,118が入力端子CTに与えられ
た制御パルスを微分する。第1の微分器116は、切換え
手段102の出力端子とナンドゲート108の入力端子E1の間
に接続されたコンデンサC1と、入力端子E1とアースの間
に並列接続されているダイオードD1および抵抗R1とによ
り構成される。第2の微分器118は、切換え手段102の出
力端子とナンドゲート110の入力端子E3の間に接続され
たコンデンサC2と、その入力端子E3とアースの間に並列
接続されたダイオードD2および抵抗R2で構成される。各
ダイオードD1とD2のアノードはアース電位である。ナン
ドゲート108,110の出力は、ダイオード122により単安定
素子82に接続されているナンドゲート120を制御する。
微分器116,118は他の遅延回路または波形整形回路に代
えることももちろんできる。
入力端子CTに関連する第2の制御は、引きこみスタッ
ドにより構成された設定セレクタSの状態に依存する。
ドにより構成された設定セレクタSの状態に依存する。
セレクタSの動作位置(スタッドの取り付けに対応す
る)(S=1)においては、検出器98は中間点112に電
気的に接続され、入力端子CTは、それにたとえばパルス
型の保持信号を与えることができる論理入力を構成す
る。論理回路84はその信号に反応し、かつ検出器98の論
理状態に反応する、。その結果として、単極遮断器12,1
4の主接点の位置に従う機能を有する接触子型制御が行
われることになる。
る)(S=1)においては、検出器98は中間点112に電
気的に接続され、入力端子CTは、それにたとえばパルス
型の保持信号を与えることができる論理入力を構成す
る。論理回路84はその信号に反応し、かつ検出器98の論
理状態に反応する、。その結果として、単極遮断器12,1
4の主接点の位置に従う機能を有する接触子型制御が行
われることになる。
セレクタSの非動作位置(スタッドの除去に対応す
る)(S=0)においては、検出器98と中間点112の間
の回路が断たれるために、検出器98は動作しなくなる。
入力端子CTは、第1のパルス制御に関連する入力端子TL
から切離された、第2のパルス制御入力端子を構成でき
る。この結果として、装置10の補助接点装置CAOF(第1
図には示していない)を介して、主インパルスリレー型
制御を行えることになる。その制御にはダイオード装置
または切離しリレーのような付加部品は必要としない。
る)(S=0)においては、検出器98と中間点112の間
の回路が断たれるために、検出器98は動作しなくなる。
入力端子CTは、第1のパルス制御に関連する入力端子TL
から切離された、第2のパルス制御入力端子を構成でき
る。この結果として、装置10の補助接点装置CAOF(第1
図には示していない)を介して、主インパルスリレー型
制御を行えることになる。その制御にはダイオード装置
または切離しリレーのような付加部品は必要としない。
2つの入力端子TLとCTを同時にアクセスして、パルス
による第1の制御と。セレクタSの状態に従って割当て
ることができる第2の制御との共存を許可できる。それ
らの2つの種類の制御の間で優先コードが与えられ、す
なわち、最新の指令を受けた制御が優先権を有する。端
子TLとCTに与えられた制御指令は先行指令に対応する。
その結果として、最後に妥当とされた先行指令がその状
態を電磁石36に与えることになる。
による第1の制御と。セレクタSの状態に従って割当て
ることができる第2の制御との共存を許可できる。それ
らの2つの種類の制御の間で優先コードが与えられ、す
なわち、最新の指令を受けた制御が優先権を有する。端
子TLとCTに与えられた制御指令は先行指令に対応する。
その結果として、最後に妥当とされた先行指令がその状
態を電磁石36に与えることになる。
電子装置への電源回路が、意図的な、または事故によ
る主電源の遮断により、断たれた時に状態リフレッシュ
機能が発生される。端子Pと電源72の間に挿入された接
点R(第3図)はこの状態リフレッシュ機能を表わすも
のである。セレクタSが非動作位置(S=1)にある時
は、入力端子CTにそれが戻るか、入力端子TLが論理状態
1にある時を除き、停電したり、停電が直って何も起き
ない。セレクタが動作位置(S=1)にある時は、停電
しても遮断装置は状態を変えない。電力が再び供給され
ると、遮断装置10はスイッチングして、入力端子TLに関
連する押しボタンスイッチ74が開かれておれば、入力端
子CTの論理状態に従う。押しボタンスイッチが押されて
閉じられている状態から状態を変えられると、端子TLに
永久論理状態1が与えられ、遮断装置10の状態を変化さ
せる。第2、5、6図に示すタイミング波形図は、セレ
クタSの動作位置(S=1)と非動作位置(S=0)に
おいて、供給されていた電力が断たれた時と、再び供給
された時に第1と第2の動作を同時に行わせるために、
第3図の電子回路66における下記の回路点における論理
状態を示すものである。
る主電源の遮断により、断たれた時に状態リフレッシュ
機能が発生される。端子Pと電源72の間に挿入された接
点R(第3図)はこの状態リフレッシュ機能を表わすも
のである。セレクタSが非動作位置(S=1)にある時
は、入力端子CTにそれが戻るか、入力端子TLが論理状態
1にある時を除き、停電したり、停電が直って何も起き
ない。セレクタが動作位置(S=1)にある時は、停電
しても遮断装置は状態を変えない。電力が再び供給され
ると、遮断装置10はスイッチングして、入力端子TLに関
連する押しボタンスイッチ74が開かれておれば、入力端
子CTの論理状態に従う。押しボタンスイッチが押されて
閉じられている状態から状態を変えられると、端子TLに
永久論理状態1が与えられ、遮断装置10の状態を変化さ
せる。第2、5、6図に示すタイミング波形図は、セレ
クタSの動作位置(S=1)と非動作位置(S=0)に
おいて、供給されていた電力が断たれた時と、再び供給
された時に第1と第2の動作を同時に行わせるために、
第3図の電子回路66における下記の回路点における論理
状態を示すものである。
−接点R(電子回路への電源電圧) −スイッチ74の接点(入力端子TL) −スイッチ76の接点(入力端子CT) −単安定素子82の出力端子 −検出器98を介する主接点。
次に、遠隔制御装置16の動作を説明する。
リセット・トグル40のセット位置においては、単安定
素子82により静的スイッチ80へ与えられた各遠隔制御指
令は、電磁石36を励磁させ、かつ単極遮断器12,14の主
接点33の状態を変化させる。その遠隔制御指令は、入力
端子TLに関連するパルス(押しボタンスイッチ74の閉
成)による第1の制御と、または入力端子CTに関連し
(スイッチ76の閉成)、セレクタSの状態に従って割当
てることができる第2の制御とのいずれかから与えるこ
とができる。
素子82により静的スイッチ80へ与えられた各遠隔制御指
令は、電磁石36を励磁させ、かつ単極遮断器12,14の主
接点33の状態を変化させる。その遠隔制御指令は、入力
端子TLに関連するパルス(押しボタンスイッチ74の閉
成)による第1の制御と、または入力端子CTに関連し
(スイッチ76の閉成)、セレクタSの状態に従って割当
てることができる第2の制御とのいずれかから与えるこ
とができる。
図5及び図6はセレクタSが動作位置(S=1)およ
び非動作位置(S=0)にあるときの電子回路のタイミ
ングチャートをそれぞれ示すものである。図5および図
6のそれぞれにおいて、端子(TL)および(CT)におけ
る入力信号が示されている。
び非動作位置(S=0)にあるときの電子回路のタイミ
ングチャートをそれぞれ示すものである。図5および図
6のそれぞれにおいて、端子(TL)および(CT)におけ
る入力信号が示されている。
入力端子(TL)に与えられた信号は第1のパルス制御
を行うために直接単安定トリガ素子82を制御し、入力端
子(CT)に与えられた信号は単安定トリガ素子82を制御
する逐次論理回路84に与えられるので、この論理回路84
の出力状態は、1)端子(CT)に与えられる制御回路、
2)セレクタSの位置、3)検出器98の状態、に依存す
る。
を行うために直接単安定トリガ素子82を制御し、入力端
子(CT)に与えられた信号は単安定トリガ素子82を制御
する逐次論理回路84に与えられるので、この論理回路84
の出力状態は、1)端子(CT)に与えられる制御回路、
2)セレクタSの位置、3)検出器98の状態、に依存す
る。
第1のトリップ機構38、40がセットされたとき、単安
定トリガ素子82から静的スイッチ80に発せられた制御指
令は遠隔制御ユニット16にある電磁石36を励磁し、極1
2、14の可動主接点の状態変化に至る。これは図5、6
において各パルスが82で状態変化していることから明ら
かである。
定トリガ素子82から静的スイッチ80に発せられた制御指
令は遠隔制御ユニット16にある電磁石36を励磁し、極1
2、14の可動主接点の状態変化に至る。これは図5、6
において各パルスが82で状態変化していることから明ら
かである。
そして、単安定トリガ素子82にパルスが現れ(図5、
6参照)、MOSFET80が活性化されたとき、接点33はもし
事前に閉成していれば開成される。そして切り替え動作
とパルスごとの状態の変化の間には競合はない。
6参照)、MOSFET80が活性化されたとき、接点33はもし
事前に閉成していれば開成される。そして切り替え動作
とパルスごとの状態の変化の間には競合はない。
したがって、各入力は最近の指令を有効にする優先動
作とともに、独立かつ同時に動作することができること
がわかる。
作とともに、独立かつ同時に動作することができること
がわかる。
第1の制御はインパルス・リレーモードにおける遮断
装置10の動作に対応し、各パルスは入力端子TLに与えら
れて主接点33の状態を変化させる。
装置10の動作に対応し、各パルスは入力端子TLに与えら
れて主接点33の状態を変化させる。
第2の制御は、セレクタSの接触スタッドが引きこみ
位置にある時(S=1)に、遮断装置10の接触子モード
に対応する。スイッチ76は、第1の制御のパルスのパル
ス幅より全体として広い制御パルス(第5図参照)を入
力端子CTへ与えるようにして、クロック、タイマまたは
自動制御器(図示せず)により作動できる。ナンドゲー
ト120の出力端子における制御指令は、入力端子CTにパ
ルスを生ずるスイッチ76の接点の状態と、主接点33の位
置を表わす検出器98の状態とに依存する。ナンドゲート
120の出力の論理状態1へのスイッチングは主接点33の
位置変更指令に対応するものであって、スイッチ76の接
点と検出器98との論理レベルが互いに異なること、すな
わち、スイッチ76が閉じられている時は主接点33は開か
れ、スイッチ76が開かれた時は主接点33が閉じられるこ
とを必要とする。前者の場合には、スイッチ76が閉じら
れるとパルスの前縁部が立上り、そのために主接点33が
閉じられる。後者の場合には、スイッチ76が開かれると
パルスの前縁部が立下り、そのために主接点33が開くよ
うに指令される。主接点33が閉じられている時にスイッ
チ76が閉じられた時、または主接点33が開かれている時
にスイッチ76が開かれても、遮断装置10の状態は変化し
ない。この動作モードはフランス特許No.2,538,904明細
書に開示されている動作モードと同じである。
位置にある時(S=1)に、遮断装置10の接触子モード
に対応する。スイッチ76は、第1の制御のパルスのパル
ス幅より全体として広い制御パルス(第5図参照)を入
力端子CTへ与えるようにして、クロック、タイマまたは
自動制御器(図示せず)により作動できる。ナンドゲー
ト120の出力端子における制御指令は、入力端子CTにパ
ルスを生ずるスイッチ76の接点の状態と、主接点33の位
置を表わす検出器98の状態とに依存する。ナンドゲート
120の出力の論理状態1へのスイッチングは主接点33の
位置変更指令に対応するものであって、スイッチ76の接
点と検出器98との論理レベルが互いに異なること、すな
わち、スイッチ76が閉じられている時は主接点33は開か
れ、スイッチ76が開かれた時は主接点33が閉じられるこ
とを必要とする。前者の場合には、スイッチ76が閉じら
れるとパルスの前縁部が立上り、そのために主接点33が
閉じられる。後者の場合には、スイッチ76が開かれると
パルスの前縁部が立下り、そのために主接点33が開くよ
うに指令される。主接点33が閉じられている時にスイッ
チ76が閉じられた時、または主接点33が開かれている時
にスイッチ76が開かれても、遮断装置10の状態は変化し
ない。この動作モードはフランス特許No.2,538,904明細
書に開示されている動作モードと同じである。
第7、8図はセレクタSの動作位置において、主接点
33の遠隔閉成指令および遠隔開放指令における、第4図
の電子回路66の種々の点における信号A〜Pを示す、接
触子モードにおけるタイミング波形図の詳しい位相を示
すものである。この位相の間は、入力端子TLへパルスは
与えられない。微分器116の基本的な役割は、遠隔閉成
指令で信号Dを永久に論理1にする代りに、パルスEを
ナンドゲート108の入力端子E1に与えるようにして、制
御指令を入力端子CTへ分岐させることである。これは第
2の微分器118でも同じであって、遠隔開放指令におい
て、信号Bの永久論理1状態の代りに、ナンドゲート11
0の入力端子E3にパルスFを与える(第8図)。微分器1
16と118の存在により、検出器98からの信号Cと制御信
号CTが非対称にされる。これは、制御信号CTの有効また
は無効にする目的を果すだけである。その非対称性は正
常な遠隔閉成または遠隔開放の制御段階において何らの
役割も果たさないが、トグル60により遮断装置10を強制
的に動作させて、手動で開閉動作を行わせる場合には必
要不可欠なものとなる。
33の遠隔閉成指令および遠隔開放指令における、第4図
の電子回路66の種々の点における信号A〜Pを示す、接
触子モードにおけるタイミング波形図の詳しい位相を示
すものである。この位相の間は、入力端子TLへパルスは
与えられない。微分器116の基本的な役割は、遠隔閉成
指令で信号Dを永久に論理1にする代りに、パルスEを
ナンドゲート108の入力端子E1に与えるようにして、制
御指令を入力端子CTへ分岐させることである。これは第
2の微分器118でも同じであって、遠隔開放指令におい
て、信号Bの永久論理1状態の代りに、ナンドゲート11
0の入力端子E3にパルスFを与える(第8図)。微分器1
16と118の存在により、検出器98からの信号Cと制御信
号CTが非対称にされる。これは、制御信号CTの有効また
は無効にする目的を果すだけである。その非対称性は正
常な遠隔閉成または遠隔開放の制御段階において何らの
役割も果たさないが、トグル60により遮断装置10を強制
的に動作させて、手動で開閉動作を行わせる場合には必
要不可欠なものとなる。
微分回路116および118の効果は第7、8図の右側部分
にこれらが存在する場合と存在しない場合の論理が比較
図示されている。
にこれらが存在する場合と存在しない場合の論理が比較
図示されている。
第7図において、主接点33の遠隔閉成指令が時刻t1を
こえてシミュレートされた後で、トグル60による手動開
放が行われる。この強制的な手動開放により検出器98の
状態が変えられ、それにより信号CとGがスイッチング
される。第1の微分器116が存在する場合には、ナンド
ゲート120の出力信号Kが論理0になる。これは、遮断
装置10が強制動作を受けいれることを意味する。第1の
微分器116が存在しないことは、信号Eが永久的な論理
状態1にあることを意味する。そうすると逆指令(信号
Kの論理状態1)が発生され、それにより主接点33が電
磁石36によって遠隔制御されて再び閉じられる。
こえてシミュレートされた後で、トグル60による手動開
放が行われる。この強制的な手動開放により検出器98の
状態が変えられ、それにより信号CとGがスイッチング
される。第1の微分器116が存在する場合には、ナンド
ゲート120の出力信号Kが論理0になる。これは、遮断
装置10が強制動作を受けいれることを意味する。第1の
微分器116が存在しないことは、信号Eが永久的な論理
状態1にあることを意味する。そうすると逆指令(信号
Kの論理状態1)が発生され、それにより主接点33が電
磁石36によって遠隔制御されて再び閉じられる。
第8図において、主接点33の遠隔開放が時刻t2をこえ
てシミュレートされた後で、トグル60による手動閉成が
行われる。この結果として信号CおよびGの状態が変化
(検出器98のスイッチング)するが、第2の微分器118
が存在するためにナンドゲート120の出力信号Kが論理
状態0に留まる。これによりその強制動作が許可され
る。微分器118が存在しないと逆指令(論理状態1の信
号K)が電磁石36へ与えられ、主接点33が再び遠隔開放
されることになる。
てシミュレートされた後で、トグル60による手動閉成が
行われる。この結果として信号CおよびGの状態が変化
(検出器98のスイッチング)するが、第2の微分器118
が存在するためにナンドゲート120の出力信号Kが論理
状態0に留まる。これによりその強制動作が許可され
る。微分器118が存在しないと逆指令(論理状態1の信
号K)が電磁石36へ与えられ、主接点33が再び遠隔開放
されることになる。
このように、制御論理回路中の微分要素116および118
の挿入は電子回路による逆指令の発生なしに第2の手動
接触器の動作による強制的動作を保証する。
の挿入は電子回路による逆指令の発生なしに第2の手動
接触器の動作による強制的動作を保証する。
セレクタSの接点スタッドが除去されると、主接点33
の位置検出器98の動作が中立化され、接触子モードにお
ける第2の制御の動作が阻止される。しかし、それでも
入力端子CTへはアクセスできるままであって、パルスに
よる制御入力を形成し、入力端子TLに関連する第1の制
御から切離される。
の位置検出器98の動作が中立化され、接触子モードにお
ける第2の制御の動作が阻止される。しかし、それでも
入力端子CTへはアクセスできるままであって、パルスに
よる制御入力を形成し、入力端子TLに関連する第1の制
御から切離される。
電子制御回路66の入力端子CTとTLは、接点76,74を接
続する長い接続ケーブルに生ずる容量性電流を実際に感
じない。電源端子Nと電子回路66のアースの間の電圧VN
が、整流ブリッジ77のダイオード78により決定される周
期的な正の交番信号により構成される。接続ケーブルの
漏れ容量が、VNの平均電圧にほぼ等しい値まで自身で積
極的に充電する。入力端子CT、TLに制御信号が与えられ
ない時は、論理回路82の切換え手段102の入力端子にお
ける電圧は零に近付く。その結果として、入力端子CTと
TLへ与えられる、ケーブルの妨害容量により発生された
電流が非常に大きく減衰させられる(減衰率は10より大
きい)。
続する長い接続ケーブルに生ずる容量性電流を実際に感
じない。電源端子Nと電子回路66のアースの間の電圧VN
が、整流ブリッジ77のダイオード78により決定される周
期的な正の交番信号により構成される。接続ケーブルの
漏れ容量が、VNの平均電圧にほぼ等しい値まで自身で積
極的に充電する。入力端子CT、TLに制御信号が与えられ
ない時は、論理回路82の切換え手段102の入力端子にお
ける電圧は零に近付く。その結果として、入力端子CTと
TLへ与えられる、ケーブルの妨害容量により発生された
電流が非常に大きく減衰させられる(減衰率は10より大
きい)。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、遠隔制御可能な多極
遮断器において2つの入力端子への入力信号による複数
動作をセレクタの設定により変更できるようにしたの
で、多くの動作モードに対応しつつ、かつ誤動作を招く
ことなく手動接点開放または閉成装置による強制動作を
行わせることが可能となり、また、制御論理回路中に微
分器を備えたことにより、手動装置による強制的な手動
開成および閉成が可能となる。
遮断器において2つの入力端子への入力信号による複数
動作をセレクタの設定により変更できるようにしたの
で、多くの動作モードに対応しつつ、かつ誤動作を招く
ことなく手動接点開放または閉成装置による強制動作を
行わせることが可能となり、また、制御論理回路中に微
分器を備えたことにより、手動装置による強制的な手動
開成および閉成が可能となる。
第1図は単極遮断器と遠隔制御装置を並置して構成され
た遮断装置の略図、第2図は遠隔制御装置に関連する機
構の略図、第3図は本発明の電子回路のブロック回路
図、第4図は第3図に示す電子回路の詳しい回路図、第
5図および第6図はそれぞれ設定セレクタが動作位置と
非動作位置にある時の第3図に示す電子回路の種々の点
におけるタイミング波形図、第7、8図はそれぞれ主接
点の遠隔閉成指令と遠隔開放指令を受けた時の、第4図
に示す電子回路の種々の点における信号の、接触子モー
ドにおける詳しいタイミング波形図である。 12,14……単極遮断器、16……遠隔制御装置、33……主
接点、34……遠隔制御機構、36……電磁石、38……自動
引外し機構、40……リセット・トグル、66……電子回
路、82……単安定素子、84……逐次論理回路、98……主
接点位置検出器、116,118……微分器。
た遮断装置の略図、第2図は遠隔制御装置に関連する機
構の略図、第3図は本発明の電子回路のブロック回路
図、第4図は第3図に示す電子回路の詳しい回路図、第
5図および第6図はそれぞれ設定セレクタが動作位置と
非動作位置にある時の第3図に示す電子回路の種々の点
におけるタイミング波形図、第7、8図はそれぞれ主接
点の遠隔閉成指令と遠隔開放指令を受けた時の、第4図
に示す電子回路の種々の点における信号の、接触子モー
ドにおける詳しいタイミング波形図である。 12,14……単極遮断器、16……遠隔制御装置、33……主
接点、34……遠隔制御機構、36……電磁石、38……自動
引外し機構、40……リセット・トグル、66……電子回
路、82……単安定素子、84……逐次論理回路、98……主
接点位置検出器、116,118……微分器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−150408(JP,A) 特開 昭56−38918(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】閉成位置と開放位置の2つの位置間を動く
ことができる双安定可動主接点(33)が設けられた極
(12,14)ごとの遮断器と、 障害が発生したときに前記可動主接点(33)を引き外し
レリーズと共働して開放位置に移動させる第1の引外し
機構(38)と、 この第1の引き外し機構をリセットする第1の手動装置
(40)と、 各極(12,14)の前記可動主接点に機械的に連結された
第2の機構(34)に関連した電磁アクチュエータ(36)
を含む遠隔制御ユニット(16)と、 前記可動主接点(33)の手動開閉を行わせるべく前記第
2の機構(34)に連結された第2の手動装置(60)とを
備えた電気的遠隔制御を有する極遮断装置において、 前記遠隔制御ユニット(16)は、 電磁石の電源回路に接続されている半導体スイッチ(8
0)を含み、この半導体スイッチに加えられる各制御パ
ルスが加えられるたびに第1の機構(38)のセット位置
において、双安定可動主接点(33)の状態を変えるよう
に電磁石(36)の励磁を制御する電子回路(66)と、 可動主接点(33)の位置検出器(98)と、 前記電子回路(66)の第1の制御に用いられる第1の入
力端子(TL)と、 前記電子回路の第2の混合制御、すなわち、前記位置検
出器(98)を回路に接続し、あるいは回路から切離すた
めのセレクタ(S)の動作状態または非動作状態に応じ
て、保持信号により論理制御を行うか前記第1の制御か
ら切り離されたパルス制御を行なう制御に用いられる第
2の入力端子(CT)と、 前記第2の入力端子(CT)に与えられた制御信号の状態
と、セレクタ(S)の動作位置における検出器(98)の
状態とに感応する逐次論理回路(84)と、 前記第2の手動装置(60)による強制的な開放動作また
は閉成動作に続いて、検出器信号を不動態にすることに
より論理回路(84)の内部状態を修正する時間遅延手段
または波形整形手段とを備え、 前記時間遅延手段は記第2の入力端子に与えられた制御
信号を微分するように構成された微分器(116,118)に
より形成されることを特徴とする多極遮断装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の多極遮断装置
であって、前記遠隔制御装置(16)は、交流電源または
直流電源に導線(68,70)により接続される2つの電源
端子(P,N)を更に有し、第1の入力端子(TL)と第2
の入力端子(CT)は制御接点(74,76)により同じ電位
に外部的に接続されることを特徴とする多極遮断装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の多極遮断装置
であって、前記逐次論理回路は、 前記第2の入力端子(CT)に内部接続される入力切換え
手段(102)と、 この入力切換え手段(102)の出力端子に補助切換手段
(106)により接続された1つの入力端子(E1)と、前
記セレクタ(S)が動作位置にある時に前記検出器(9
8)に接続される別の入力端子(E2)とを有する第1の
論理ナンドゲート(108)と、 前記入力切換え手段(102)の出力端子に接続された1
つの入力端子(E3)と、前記セレクタが動作位置にある
時に検出器に補助切換手段(115)により接続される別
の入力端子(E4)とを有する第2の論理ナンドゲート
(110)と、 前記第1および第2の論理ゲート(108,110)のそれぞ
れの出力端子に接続される入力端子を有する第3の論理
ナンドゲート(120)とを備え、前記微分器は、 補助切換え手段(106)と第1の論理ナンドゲート(10
8)の入力端子(E1)の間に接続される第1の微分回路
(116)と、入力切換え手段(102)と第2の論理ナンド
ゲート(110)の入力端子(E3)の間に挿入される第2
の微分回路(118)とを備えることを特徴とする多極遮
断装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の多極遮断装置
であって、前記電子回路(66)は、半導体スイッチ(8
0)の制御電極に接続された出力端子と、第1の入力端
子(TL)に与えられた制御パルスおよび逐次論理回路
(84)の第3の論理ナンドゲート(120)の出力の状態
とにより同時に制御される入力端子とを備えた単安定素
子(82)を更に備えたことを特徴とする多極遮断装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第3項記載の多極遮断装置
であって、前記第1および第2の微分回路(116,118)
の各々は、入力切換え手段(102)を第1および第2の
ゲート(108,110)の対応する入力端子(E1,E3)に結合
する回路に直列接続されるコンデンサ(C1,C2)と、前
記入力端子(E1,E3)とアースの間に並列接続される抵
抗(R1,R3)とダイオード(D1,D2)の組合せとを備えた
ことを特徴とする多極遮断装置。 - 【請求項6】特許請求の範囲第2項記載の多極遮断装置
であって、対応する端子(CT,CL)に接点(76,74)をそ
れぞれ接続する長い接続ケーブルの漂遊容量により発生
された容量性電流に感応しないように前記電子回路(6
6)の第1の入力端子(TL)と第2の入力端子(CT)を
配置したことを特徴とする多極遮断装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8504620 | 1985-03-26 | ||
FR8504620A FR2579821B1 (fr) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | Appareil de coupure multipolaire a telecommande |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61281415A JPS61281415A (ja) | 1986-12-11 |
JPH0831294B2 true JPH0831294B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=9317671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61067020A Expired - Lifetime JPH0831294B2 (ja) | 1985-03-26 | 1986-03-25 | 遠隔制御多極遮断装置 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4714976A (ja) |
EP (1) | EP0199612B1 (ja) |
JP (1) | JPH0831294B2 (ja) |
AT (1) | ATE44632T1 (ja) |
AU (1) | AU588167B2 (ja) |
CA (1) | CA1247729A (ja) |
DE (1) | DE3664395D1 (ja) |
ES (1) | ES8702735A1 (ja) |
FR (1) | FR2579821B1 (ja) |
PT (1) | PT82260B (ja) |
ZA (1) | ZA862184B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4879535A (en) * | 1987-05-26 | 1989-11-07 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Remotely controllable circuit breaker |
JP2600690B2 (ja) * | 1987-07-07 | 1997-04-16 | 日本電気株式会社 | 電源回路 |
FR2628260B1 (fr) * | 1988-03-04 | 1990-07-20 | Telemecanique Electrique | Appareil de protection a contacts commandables par un electroaimant |
FR2637414B1 (fr) * | 1988-09-30 | 1996-04-05 | Merlin Gerin | Appareil de coupure de courant a telecommande |
FR2653592B1 (fr) * | 1989-10-20 | 1991-12-20 | Merlin Gerin | Dispositif de commande d'un telerupteur. |
CA2115429A1 (en) * | 1992-06-19 | 1994-01-06 | Lowell David Smith | Manual override mechanism for a remote controlled circuit breaker |
US5289148A (en) * | 1992-12-02 | 1994-02-22 | Intelligent Electrical Products, Inc. | Adaptable power switch module for circuit breaker panels |
FR2799574B1 (fr) * | 1999-10-11 | 2001-12-14 | Schneider Electric Ind Sa | Contacteur-disjoncteur |
FR2799572B1 (fr) * | 1999-10-11 | 2001-12-21 | Schneider Electric Ind Sa | Contacteur-disjoncteur |
US6862869B2 (en) * | 1999-10-14 | 2005-03-08 | Stewart Systems, Inc. | Pattern former for wrapped bakery products |
US7692112B2 (en) * | 2006-01-10 | 2010-04-06 | Siemens Industry, Inc. | Control module |
US20100072896A1 (en) * | 2008-09-23 | 2010-03-25 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Panel Board Emergency Lighting System |
US8386108B2 (en) | 2011-03-02 | 2013-02-26 | Bombardier Transportation Gmbh | System and method of controlling supply voltage polarity on a vehicle |
CN102903578B (zh) * | 2011-07-29 | 2016-10-26 | 三信国际电器上海有限公司 | 漏电断路器的远程控制接线系统 |
CN103560050B (zh) * | 2013-10-30 | 2015-12-02 | 武汉烽火富华电气有限责任公司 | 一种继电保护开关量输出回路启动电路及方法 |
FR3114680B1 (fr) * | 2020-09-30 | 2023-01-20 | Schneider Electric Ind Sas | Dispositif de communication pour un appareil de commutation électrique |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4272687A (en) * | 1979-03-05 | 1981-06-09 | Borkan William N | Power manageable circuit breaker |
JPS5638918A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | Transfer breaker |
US4433357A (en) * | 1980-10-13 | 1984-02-21 | Matsushita Electric Works Ltd. | Drive circuit for a latching relay |
EP0103040B1 (de) * | 1982-09-14 | 1986-01-15 | BROWN, BOVERI & CIE Aktiengesellschaft | Fernschalter mit einer Empfangs- und Steuerelektronik |
FR2535520A1 (fr) * | 1982-11-03 | 1984-05-04 | Merlin Gerin | Appareil de coupure de courant telecommande |
FR2536904B1 (fr) * | 1982-11-29 | 1985-11-08 | Merlin Gerin | Circuit electronique de commande d'un appareillage a fonctionnement multiple equipe d'un mecanisme a electro-aimant |
US4625190A (en) * | 1985-03-04 | 1986-11-25 | Westinghouse Electric Corp. | Remotely controlled solenoid operated circuit breaker |
US4623859A (en) * | 1985-08-13 | 1986-11-18 | Square D Company | Remote control circuit breaker |
-
1985
- 1985-03-26 FR FR8504620A patent/FR2579821B1/fr not_active Expired
-
1986
- 1986-03-14 AT AT86400544T patent/ATE44632T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-03-14 EP EP86400544A patent/EP0199612B1/fr not_active Expired
- 1986-03-14 DE DE8686400544T patent/DE3664395D1/de not_active Expired
- 1986-03-17 US US06/840,085 patent/US4714976A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-03-20 ES ES553173A patent/ES8702735A1/es not_active Expired
- 1986-03-24 ZA ZA862184A patent/ZA862184B/xx unknown
- 1986-03-24 PT PT82260A patent/PT82260B/pt not_active IP Right Cessation
- 1986-03-25 AU AU55249/86A patent/AU588167B2/en not_active Ceased
- 1986-03-25 CA CA000504967A patent/CA1247729A/en not_active Expired
- 1986-03-25 JP JP61067020A patent/JPH0831294B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CA1247729A (en) | 1988-12-28 |
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JPS61281415A (ja) | 1986-12-11 |
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ZA862184B (en) | 1986-12-30 |
DE3664395D1 (en) | 1989-08-17 |
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PT82260A (fr) | 1986-04-01 |
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