JPH08311146A - アスパルテート官能性ポリヒダントインプレポリマー及び塗料におけるその使用 - Google Patents

アスパルテート官能性ポリヒダントインプレポリマー及び塗料におけるその使用

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JPH08311146A
JPH08311146A JP8144854A JP14485496A JPH08311146A JP H08311146 A JPH08311146 A JP H08311146A JP 8144854 A JP8144854 A JP 8144854A JP 14485496 A JP14485496 A JP 14485496A JP H08311146 A JPH08311146 A JP H08311146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意にブロックされているポリイソシアネー
トに対する改良された共反応体を提供する。 【解決手段】 官能価が少なくとも1.8であるポリイ
ソシアネートと式 【化1】 (式中、Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基
に対して不活性なn価の有機基を表し、R1 及びR2
同一または異なるものであり、任意に置換されている炭
化水素基を表し、R3 及びR4 は同一または異なるもの
であり、水素あるいは100℃以下の温度にてイソシア
ネート基に対して不活性な有機基を表し、nは2〜6で
ある)に相当するポリアスパルテートを反応させること
により調製されるアスパルテート官能性ヒダントインプ
レポリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスパルテート官
能性ポリヒダントインプレポリマー、並びに前記プレポ
リマーを、任意にブロックされているポリイソシアネー
トと組み合わせてポリ尿素の製造に用いること、特に塗
料のバインダーとして使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】バインダーとして、任意にブロックされ
ているポリイソシアネートをポリエーテル、ポリエステ
ルまたはポリカーボネートポリオールと組み合わせて含
有する塗料は公知である。被膜の調製だけでなく、エラ
ストマー、注封材料、複合マトリックス及び他の類似の
用途にも前述の組成物を使用することが可能である。こ
れら公知のポリオールを用いることによる欠点の一つ
は、十分な熱安定性、化学安定性及び加水分解安定性が
得られないことである。ポリアスパルテートとポリイソ
シアネートとの反応により被膜を形成することは、米国
特許発明明細書第5,126,170号に開示されてい
る。ポリイソシアネートをポリアスパルテートと混合
し、混合物を適切な支持体上に塗布した後反応させて尿
素基含有被膜を形成する。尿素基のヒダントイン基への
変換が起こらないように、被膜を低温にて硬化させてい
る。ドイツ特許出願公開明細書第2,158,945号
では、ポリイソシアネートをβ−アミノカルボン酸誘導
体(広義にはアスパルテートを含む、実施例7参照)と
反応させて開鎖尿素誘導体を形成させ、続いて加熱して
6員2,4−ジオキソヘキサヒドロピリミジン誘導体を
形成している。
【0003】米国特許発明明細書第3,639,418
号は、尿素中間体を形成するビス−アスパルテートとモ
ノイソシアネートとの反応に関するものである。前記尿
素中間体は、高温で加熱することにより対応するヒダン
トインに変換される。米国特許発明明細書第3,54
9,599号は、化学量論量のポリアスパルテートとポ
リイソシアネートを反応させ、次いで尿素基をヒダント
イン基へ変換して得られるカルボン酸エステル置換ポリ
ヒダントインに関するものである。製造時に連鎖停止モ
ノアスパルテートを用いなければ、得られる生成物は高
分子ポリマーであり、エステル交換またはアミノリシス
反応により、ヒダントイン形成後に残っているエステル
基を介して架橋することも可能である。さらにこの特許
では、ポリヒダントインの調製に芳香族ポリイソシアネ
ートを用いることが主に記載されている。この種のポリ
ヒダントインは、(環式)脂肪族ポリイソシアネートか
ら得られる対応するポリヒダントインよりも、ポリヒダ
ントインの粘度及び色並びに得られる生成物の柔軟性、
色及び耐候性の点で劣るものである。先行文献のうち、
本発明のアスパルテート官能性ポリヒダントインプレポ
リマーの調製、及び任意にブロックされているポリイソ
シアネートに対する共反応体としての使用を教示するも
のは一つもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、任意
にブロックされているポリイソシアネートに対する改良
された共反応体を提供することである。上記目的は、本
発明のアスパルテート官能性ヒダントインプレポリマー
にて達成されるのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、官能価が少な
くとも1.8であるポリイソシアネートと式
【化2】 (式中、Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基
に対して不活性なn価の有機基を表し、R1 及びR2
同一または異なるものであり、任意に置換されている炭
化水素基を表し、R3 及びR4 は同一または異なるもの
であり、水素あるいは100℃以下の温度にてイソシア
ネート基に対して不活性な有機基を表し、nは2〜6、
好ましくは2〜4、さらに好ましくは2である)に相当
するポリアスパルテートを反応させることにより調製さ
れるアスパルテート官能性ヒダントインプレポリマーに
関するものである。本発明は、また、任意にブロックさ
れているポリイソシアネートと組み合わせて上記ポリヒ
ダントインプレポリマーを含有する塗料、接着剤、エラ
ストマー、注封材料または複合マトリックスの製造に適
した組成物にも関する。
【0006】本発明のアスパルテート官能性ポリヒダン
トインプレポリマーは、ポリイソシアネートとポリアス
パルテートを反応させて調製される。ポリイソシアネー
トは、官能価が1.8〜6、好ましくは2〜6、さらに
好ましくは2〜4であり、最も好ましくは2である。適
切なポリイソシアネート出発材料には、単量体ジイソシ
アネートやポリイソシアネート付加物が含まれ、単量体
ジイソシアネートが好適である。適切な単量体ジイソシ
アネートは、式
【化3】R(NCO)2(式中、Rは、分子量が約11
2〜1,000、好ましくは約140〜400の有機ジ
イソシアネートからイソシアネート基を除いて得られる
有機基を表す)にて表すことができる。本発明の方法に
好適なジイソシアネートは、上述の式中、Rが4〜18
個の炭素原子を有する二価脂肪族炭化水素基、5〜15
個の炭素原子を有する二価脂環式炭化水素基、7〜15
個の炭素原子を有する二価芳香脂肪族炭化水素基、ある
いは6〜15個の炭素原子を有する二価芳香族炭化水素
基を表すものである。
【0007】適切な有機ジイソシアネートの例として
は、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリ
メチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
1,12−ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘ
キサン−1,3−及び1,4−ジイソシアネート、1−
イソシアナト−2−イソシアナトメチルシクロペンタ
ン、1−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキサン(イソホロンジイソ
シアネートまたはIPDI)、ビス−(4−イソシアナ
トシクロヘキシル)メタン、2,4’−ジシクロヘキシ
ルメタンジイソシアネート、1,3−及び1,4−ビス
−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス−
(4−イソシアナト−3−メチルシクロヘキシル)−メ
タン、α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−及
び/または−1,4−キシリレンジイソシアネート、1
−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシアナト
メチルシクロヘキサン、2,4−及び/または2,6−
ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネート、1,3−及
び/または1,4−フェニレンジイソシアネート、2,
4−及び/または2,6−トルイレンジイソシアネー
ト、2,4−及び/または4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、1,5−ジイソシアナトナフタレン
及びこれらの混合物が挙げられる。4−イソシアナトメ
チル−1,8−オクタメチレンジイソシアネート等の3
個以上のイソシアネート基を含有するポリイソシアネー
ト、並びに4,4’,4”−トリフェニルメタンジイソ
シアネート及びアニリン/ホルムアルデヒド縮合物をホ
スゲン化して得られるポリフェニルポリメチレンポリイ
ソシアネート等の芳香族ポリイソシアネートも使用可能
である。
【0008】好適な有機ジイソシアネートには、1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、1−イソシアナト
−3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリメチルシ
クロヘキサン(イソホロンジイソシアネートまたはIP
DI)、ビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)メ
タン、α,α,α’,α’−テトラメチル−1,3−及
び/または−1,4−キシリレンジイソシアネート、1
−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシアナト
メチルシクロヘキサン、2,4−及び/または2,6−
ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネート、2,4−及
び/または2,6−トルイレンジイソシアネート、並び
に2,4−及び/または4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネートが含まれる。本発明によれば、ポリイソ
シアネート成分は、ポリイソシアネート付加物の形態で
も構わない。適切なポリイソシアネート付加物は、イソ
シアヌレート、ウレトジオン、ビウレット、ウレタン、
アロファネート、カルボジイミド及び/またはオキサジ
アジントリオン基を含有するものである。ポリイソシア
ネート付加物は、平均官能価が2〜6、NCO含有量が
5〜30重量%である。
【0009】(1)ドイツ特許発明明細書第2,61
6,416号、欧州特許出願公開明細書第3,765
号、欧州特許出願公開明細書第10,589号、欧州特
許出願公開明細書第47,452号、米国特許発明明細
書第4,288,586号及び米国特許発明明細書第
4,324,879号に従って調製されるイソシアヌレ
ート基含有ポリイソシアネート。イソシアナト−イソシ
アヌレートは、通常、平均NCO官能価が3〜3.5、
NCO含有量が5〜30重量%、好ましくは10〜25
重量%、最も好ましくは15〜25重量%である。 (2)適切な触媒(例えば、トリアルキルホスフィン触
媒)の存在下で、ジイソシアネートのイソシアネート基
の一部をオリゴマー化して調製されるウレトジオンジイ
ソシアネート。他の脂肪族及び/または脂環式ポリイソ
シアネート、特に上記(1)のイソシアヌレート基含有
ポリイソシアネートと混合して用いてもよい。 (3)米国特許発明明細書第3,124,605号、第
3,358,010号、第3,644,490号、第
3,862,973号、第3,906,126号、第
3,903,127号、第4,051,165号、第
4,147,714号、または第4,220,749号
に開示された方法に従って、水、第三級アルコール、第
一級及び第二級モノアミン、並びに第一級及び/または
第二級ジアミン等の共反応体を用いて調製可能なビウレ
ット基含有ポリイソシアネート。このポリイソシアネー
トは、好ましくはNCO含有量が18〜22重量%であ
り、平均NCO官能価が3〜3.5である。
【0010】(4)米国特許発明明細書第3,183,
112号に開示された方法に従って、過剰のポリイソシ
アネート、好ましくはジイソシアネートを分子量が40
0未満の低分子量グリコール及びポリオール(例えば、
トリメチロールプロパン、グリセリン、1,2−ジヒド
ロキシプロパン及びこれらの混合物)と反応させて得ら
れるウレタン基含有ポリイソシアネート。ウレタン基含
有ポリイソシアネートは、最も好ましくはNCO含有量
が12〜20重量%であり、(平均)NCO官能価が
2.5〜3である。 (5)米国特許発明明細書第3,769,318号、
4,160,080号及び4,177,342号に開示
された方法にて調製可能なアロファネート基含有ポリイ
ソシアネート。アロファネート基含有ポリイソシアネー
トは、最も好ましくはNCO含有量が12〜21重量%
であり、(平均)NCO官能価が2〜4.5である。
【0011】(6)米国特許発明明細書第5,124,
427号、第5,208,334号及び第5,235,
018号に記載された方法に従って調製可能なイソシア
ヌレート及びアロファネート基含有ポリイソシアネー
ト。上記開示は本発明に含まれるものである。好ましく
はこれらの基を、約10:1〜1:10、好ましくは約
5:1〜1:7のモノイソシアヌレート基:モノアロフ
ァネート基のモル比にて含有するポリイソシアネート。 (7)ドイツ特許発明明細書第1,092,007号、
米国特許発明明細書第3,152,162号及びドイツ
特許出願公開明細書第2,504,400号、第2,5
37,685号及び第2,552,350号に記載され
ているように、公知のカルボジイミド化触媒の存在下に
て、ジ−またはポリイソシアネートをオリゴマー化して
得られるカルボジイミド基含有ポリイソシアネート。 (8)オキサジアジントリオン基を含有し、かつジイソ
シアネート2モルと二酸化炭素1モルとの反応生成物を
含有するポリイソシアネート。好適なポリイソシアネー
ト付加物は、イソシアヌレート基、ビウレット基、及び
イソシアヌレート基とアロファネート基あるいはウレト
ジオン基との混合基を含有するポリイソシアネートであ
る。
【0012】本発明のアスパルテート官能性ポリヒダン
トインプレポリマーの調製において出発材料として使用
可能な適切なポリアルパルテートには、式
【化4】 (式中、Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基
に対して不活性なn価の有機基、好ましくは脂肪族、芳
香脂肪族または脂環式ポリアミン、さらに好ましくはジ
アミンからアミノ基を除いて得られる炭化水素基を表
し、R1 及びR2 は同一または異なるものであり、任意
に置換されている炭化水素基、好ましくは1〜9個の炭
素原子を含有するアルキル基、さらに好ましくはメチ
ル、エチルまたはブチル基を表し、R3 及びR4 は同一
または異なるものであり、水素あるいは100℃以下の
温度にてイソシアネート基に対して不活性な有機基、好
ましくは水素を表し、nは少なくとも2、好ましくは2
〜6、さらに好ましくは2〜4、最も好ましくは2であ
る)に相当するものが含まれる。
【0013】上述のポリアスパルテートは、任意に置換
されているマレイン酸またはフマル酸エステルをポリア
ミンと反応させて調製することができる。適切な任意に
置換されているマレイン酸またはフマル酸エステルは、
【化5】 R1 OOC−CR3 =CR4 −COOR2 (II) (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は上述の定義通り)
に相当するものである。ポリアスパルテートの調製に適
した任意に置換されているマレイン酸またはフマル酸エ
ステルの例としては、マレイン酸及びフマル酸のジメチ
ル、ジエチル及びジブチル(例えば、ジ−n−ブチル)
エステル、並びに2−及び/または3−位をメチルで置
換された対応するマレイン酸またはフマル酸エステルが
挙げられる。ポリアスパルテートの調製に適したポリア
ミンには、式
【化6】X−(−NH2 n (式中、X及びnは上述の定義通り)に相当するものが
含まれる。
【0014】ポリアミンには、分子量が800〜約1
0,000、好ましくは800〜約6,000の高分子
量アミン、及び分子量が800未満、好ましくは600
未満の低分子量アミンが含まれる。分子量は数平均分子
量(Mn )であり、末端基分析(NH価)により求めら
れる。上述のポリアミンの例としては、アミノ基が脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族及び/または芳香族炭素原子に
結合しているものが挙げられる。
【0015】適切な低分子量ポリアミンには、エチレン
ジアミン、1,2−及び1,3−プロパンジアミン、2
−メチル−1,2−プロパンジアミン、2,2−ジメチ
ル−1,3−プロパンジアミン、1,3−及び1,4−
ブタンジアミン、1,3−及び1,5−ペンタンジアミ
ン、2−メチル−1,5−ペンタンジアミン、1,6−
ヘキサンジアミン、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサ
ンジアミン、2,2,4−及び/または2,4,4−ト
リメチル−1,6−ヘキサンジアミン、1,7−ヘプタ
ンジアミン、1,8−オクタンジアミン、1,9−ノナ
ンジアミン、トリアミノノナン、1,10−デカンジア
ミン、1,11−ウンデカンジアミン、1,12−ドデ
カンジアミン、1−アミノ−3−アミノメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキサン、2,4−及び/ま
たは2,6−ヘキサヒドロトルイレンジアミン、2,
4’−及び/または4,4’−ジアミノ−ジシクロヘキ
シルメタン、3,3’−ジアルキル−4,4’−ジアミ
ノ−ジシクロヘキシルメタン(例えば、3,3’−ジメ
チル−4,4’−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタン及
び3,3’−ジエチル−4,4’−ジアミノ−ジシクロ
ヘキシルメタン)、1,3−及び/または1,4−シク
ロヘキサンジアミン、1,3−ビス(メチルアミノ)−
シクロヘキサン、1,8−p−メタンジアミン、ヒドラ
ジン、セミカルバジドカルボン酸のヒドラジド、ビス−
ヒドラジド、ビス−セミカルバジド、フェニレンジアミ
ン、2,4−及び2,6−トルイレンジアミン、2,3
−及び3,4−トルイレンジアミン、2,4’−及び/
または4,4’−ジアミノジフェニルメタン、アニリン
/ホルムアルデヒド縮合反応により得られる高官能性ポ
リフェニレンポリメチレンポリアミン、N,N,N−ト
リス−(2−アミノエチル)−アミン、グアニジン、メ
ラミン、N−(2−アミノエチル)−1,3−プロパン
ジアミン、3,3’−ジアミノベンジジン、ポリオキシ
プロピレンアミン、ポリオキシエチレンアミン、2,4
−ビス−(4’−アミノベンジル)−アニリン並びにこ
れらの混合物が含まれる。ジェファミン樹脂(例えばジ
ェファミンD−230及びT−403、フンツマン製)
等の所要の分子量を有するアミン末端ポリエーテルも適
切である。
【0016】適切な高分子量ポリアミンには、ポリウレ
タンの公知のポリヒドロキシル化物から得られるもの、
特にポリエーテルが含まれる。ポリアミンは、ポリヒド
ロキシル化合物を過剰の上記ポリイソシアネートと反応
させてNCOプレポリマーを形成し、続いて末端イソシ
アネート基をアミノ基に加水分解することにより調製が
可能である。好ましくは、ポリヒドロキシル化合物の末
端水酸基を例えばアミノ化によってアミノ基に変換する
ことによりポリアミンを調製する。好適な高分子量ポリ
アミンは、フンツマン製のジェファミン樹脂といったア
ミン末端ポリエーテルである。好適なポリアミンは、1
−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチル
シクロヘキサン(イソホロンジアミンまたはIPD
A)、ビス−(4−アミノシクロヘキシル)−メタン、
ビス−(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)−メ
タン、1,6−ジアミノ−ヘキサン、2−メチルペンタ
メチレンジアミン、エチレンジアミン、トリアミノノナ
ン、2,4−及び/または2,6−トルイレンジアミ
ン、4,4’−及び/または2,4’−ジアミノ−ジフ
ェニル−メタン、並びにジェファミンD−230及びT
−403樹脂である。
【0017】上述の出発材料からのポリアスパルテート
の調製は、例えば0〜100℃の温度にて、第一級アミ
ノ基の各々に少なくとも1個、好ましくは1個のオレフ
ィン型二重結合が含まれるような割合で出発材料を用い
て行うことが可能である。過剰の出発材料は、反応後に
蒸留によって除去することができる。反応は、溶剤を用
いなくても、あるいはメタノール、エタノール、プロパ
ノール、ジオキサン、及びこれらの混合溶剤といった適
切な溶剤の存在下にて行うことも可能である。本発明の
アスパルテート官能性ポリヒダントインプレポリマー
は、ポリイソシアネートをポリアスパルテートと、1.
05:1〜10:1、好ましくは1.1:1〜10:
1、さらに好ましくは1.2:1〜10:1のアスパル
テート基(即ち第二級アミノ基):イソシアネート基の
当量比にて反応させて調製される。反応は、好ましく
は、ポリイソシアネートをポリアスパルテートに添加
し、その添加量を増やしながら行う。尿素基含有中間体
を形成する反応は、10〜100℃、好ましくは20〜
80℃、さらに好ましくは20〜50℃の温度にて行
う。この付加反応が終了した後、温度を60〜240
℃、好ましくは80〜160℃、さらに好ましくは10
0〜140℃に上げてモノアルコールを脱離させ、尿素
基をヒダントイン基に変換する。尿素基とヒダントイン
基の二段階形成の代わりに、尿素基とヒダントイン基を
一段階で形成するために高温にて反応を完全に行うこと
も可能である。
【0018】官能価が2のポリイソシアネートとポリア
スパルテートとを用いる場合、アスパルテート官能性ポ
リヒダントインプレポリマーは、式
【化7】 (式中、X、R1 、R2 、R3 及びR4 は前述の定義通
りであり、R5 は有機ジイソシアネート、好ましくは有
機単量体ジイソシアネートからイソシアネート基を除い
て得られる基を表し、pは1〜20、好ましくは1〜1
0、さらに好ましくは1〜5である)にて表すことがで
きる。
【0019】アスパルテート官能性ポリヒダントインプ
レポリマーは、前述の単量体ジイソシアネートまたは好
ましくはポリイソシアネート付加物と組み合わせて二成
分塗料を形成することが可能である。アスパルテート官
能性ポリヒダントインプレポリマーはNCOプレポリマ
ーとも反応可能であり、前記NCOプレポリマーは、前
述の単量体ポリイソシアネートまたはポリイソシアネー
ト付加物、好ましくは単量体ジイソシアネートと、少な
くとも2個のイソシアネート反応性基、好ましくは少な
くとも2個の水酸基を含有する有機化合物から調製され
るものである。前記有機化合物には、分子量が400〜
約6,000、好ましくは800〜約3,000の高分
子量化合物と、任意に分子量が400未満の低分子量化
合物が含まれる。分子量は数平均分子量(Mn )であ
り、末端基分析(OH価)により求められる。
【0020】高分子量化合物の例としては、ポリエステ
ルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリヒドロキ
シポリカーボネート、ポリヒドロキシポリアセタール、
ポリヒドロキシポリアクリレート、ポリヒドロキシポリ
エステルアミド及びポリヒドロキシポリチオエーテルが
挙げられる。ポリエステルポリオール、ポリエーテルポ
リオール及びポリヒドロキシポリカーボネートが好適で
ある。低分子量化合物及び出発材料、並びに高分子量ポ
リヒドロキシ化合物の調製方法に関する詳細は、米国特
許発明明細書第4,701,480号に開示されてお
り、この開示は本発明に含まれる。NCOプレポリマー
は、通常、イソシアネート含有量が約0.5〜30重量
%、好ましくは約1〜20重量%であり、上述の出発材
料をNCO/OH当量比約1.05:1〜10:1、好
ましくは約1.1:1〜3:1にて反応させることによ
り常法にて調製されるものである。アスパルテート官能
性ポリヒダントインプレポリマーは、ブロックポリイソ
シアネートと併用して、高温で硬化する一成分組成物を
形成することもできる。この用途では、前述の樹脂をブ
ロックポリイソシアネートと併用する前に尿素基をヒダ
ントイン基に変換する必要はない。これは、この組成物
が高温で硬化しなければならず、樹脂が硬化温度まで加
熱される間に尿素基がヒダントイン基に変換可能なため
である。
【0021】適切なブロックポリイソシアネートは、前
述の単量体ジイソシアネート、ポリイソシアネート付加
物またはNCOプレポリマーを、イソシアネート基に対
する単官能性ブロッキング剤にてブロックすることによ
り得られる。適切なブロッキング剤は公知であり、モノ
フェノール、第一級、第二級または第三級アルコール、
容易にエノールを形成する化合物(例えば、アセト酢酸
エステル、アセチルアセトン及びマロン酸誘導体等)、
第二級芳香族アミン、イミド、ラクタム、オキシム、メ
ルカプタン並びにトリアゾールが含まれる。アスパルテ
ート官能性ポリヒダントインプレポリマーは、第二級ア
ミノ基:イソシアネート基の当量比が3:1〜1:3、
好ましくは2:1〜1:2、さらに好ましくは1.1:
1.0〜1.0:1.1となるのに十分な量にて前述の
共反応体と混合される。本発明のヒダントインプレポリ
マーから調製される生成物は、通常ポリイソシアネート
の共反応体として使用される公知のエステル、カーボネ
ート及びエーテルに比べて、加水分解安定性、化学安定
性並びに熱安定性が向上している。
【0022】本発明のポリヒダントインプレポリマーを
含有する組成物は、被膜、接着剤、フォーム、エラスト
マー、注封材料、複合マトリックス及び微孔質エラスト
マー等の各種用途に適している。組成物は、触媒、顔
料、充填剤、レベリング剤、沈降防止剤、UV安定剤等
の他の公知の添加剤を含有することも可能である。好適
な態様では、組成物は被膜の製造に使用され、吹付、刷
毛塗り、浸漬または流し塗り、あるいはロールまたはド
クターを用いる常法にて支持体に1層以上塗布される。
この塗料は、各種支持体(例えば、金属、プラスチッ
ク、木材、セメント、コンクリートまたはガラス)上に
被膜を形成させるのに適している。塗料は、薄鋼板上に
被膜を形成させるのに特に適しており、例えば、車の車
体、機械のトリムパネル、バットまたは容器の製造に適
している。本発明の方法にて被覆すべき支持体は、本発
明の方法を行う前に適切な下塗剤で処理することが可能
である。支持体を被覆した後、周囲温度にて、例えば自
然乾燥またはいわゆる強制乾燥により、あるいは高温に
て二成分組成物を硬化させることが可能である。一成分
組成物の場合は、高温で硬化させなければならない。最
大の利点は、被膜プラントの故障等により高温にさらさ
れるような場合でも、樹脂が熱分解するようなことはな
い点にある。
【0023】以下、実施例により本発明をさらに説明す
るが、本発明は以下の実施例に限られるものではない。
特に記載がない限り、全ての部及び%は重量に基づくも
のである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下の出発材料を実施例で使用し
た。ビス−アルパルテート1 4,4’−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタン210部
(1.0モル)を、周囲温度にて攪拌機、温度計及び滴
下漏斗を備えた1リットル三ッ口フラスコに予め投入さ
れたマレイン酸ジエチルエステル344部(2.0モ
ル)へ攪拌しながら滴下した。発熱により反応混合物の
温度が50℃を越えないような速度にてアミンを添加し
た。添加終了後、反応フラスコの内容物を50℃に12
時間維持した。粘度が約1400mPa.s (25℃)であ
り、アミン当量が約276の無色透明な液体を得た。
ス−アルパルテート2 2−メチル−1,5−ペンタンジアミン116部(1.
0モル)を、周囲温度にて攪拌機、温度計及び滴下漏斗
を備えた1リットル三ッ口フラスコに予め投入されたマ
レイン酸ジエチルエステル344部(2.0モル)へ攪
拌しながら滴下した。発熱により反応混合物の温度が5
0℃を越えないような速度にてアミンを添加した。添加
終了後、反応フラスコの内容物を50℃に12時間維持
した。粘度が約90mPa.s (25℃)であり、アミン当
量が約230の無色透明な液体を得た。
【0025】ビス−アルパルテート3 イソホロンジアミン170部(1.0モル)を、周囲温
度にて攪拌機、温度計及び滴下漏斗を備えた1リットル
三ッ口フラスコに予め投入されたマレイン酸ジエチルエ
ステル344部(2.0モル)へ攪拌しながら滴下し
た。発熱により反応混合物の温度が50℃を越えないよ
うな速度にてアミンを添加した。添加終了後、反応フラ
スコの内容物を50℃に12時間維持した。粘度が約5
00mPa.s(25℃)であり、アミン当量が約230の
無色透明な液体を得た。ビス−アルパルテート4 2−メチル−1,5−ペンタンジアミン116部(1.
0モル)を、周囲温度にて攪拌機、温度計及び滴下漏斗
を備えた1リットル三ッ口フラスコに予め投入されたマ
レイン酸ジブチルエステル456部(2.0モル)へ攪
拌しながら滴下した。発熱により反応混合物の温度が5
0℃を越えないような速度にてアミンを添加した。添加
終了後、反応フラスコの内容物を50℃に12時間維持
した。粘度が約64mPa.s (25℃)であり、アミン当
量が約286の無色透明な液体を得た。
【0026】実施例1〜6−アスパルテート官能性ポリ
ヒダントインプレポリマーの調製 窒素雰囲気下にてビス−アスパルテートをフラスコに投
入し、次いで温度を80℃未満に維持しながら1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をビス−ア
スパルテートに滴下した。真空にて反応混合物を120
℃へ加熱し、ヒダントイン形成が完了したことを示すア
ルコール生成の終了まで加熱を続けた。以下の表に、反
応体の量並びに得られたアスパルテート官能性ポリヒダ
ントインプレポリマーの特性を示す。
【0027】
【表1】 1) 酢酸ブチル中で測定した溶液の粘度。粘度は全て、CP−52スピンド ルを備えたブロックフィールドDV−II+粘度計を用いて25℃にて測 定した。
【0028】実施例7〜9−アスパルテート官能性ポリ
ヒダントインプレポリマーの調製 窒素雰囲気下にてビス−アスパルテートをフラスコに投
入し、次いで温度を80℃未満に維持しながら1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)をビス−ア
スパルテートに滴下した。真空にて反応混合物を120
℃へ加熱し、ヒダントイン形成が完了したことを示すア
ルコール生成の終了まで加熱を続けた。以下の表に、反
応体の量並びに得られたアスパルテート官能性ポリヒダ
ントインプレポリマーの特性を示す。
【0029】
【表2】 1)酢酸ブチル中で測定した溶液の粘度。粘度は全て、CP−52 スピンドルを備えたブロックフィールドDV−II+粘度計を用 いて25℃にて測定した。
【0030】以上、本発明を明確にするために詳細に記
載してきたが、このような詳細は単に発明を明らかにす
るためのものにすぎず、当業者であれば、特許請求の範
囲で制限される範囲を除いて、本発明の思想及び範囲か
らはずれることのない様々な態様も実施可能である。
【0031】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。 1.官能価が少なくとも1.8であるポリイソシアネー
トと式
【化8】 (式中、Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基
に対して不活性なn価の有機基を表し、R1 及びR2
同一または異なるものであり、任意に置換されている炭
化水素基を表し、R3 及びR4 は同一または異なるもの
であり、水素あるいは100℃以下の温度にてイソシア
ネート基に対して不活性な有機基を表し、nは2〜6で
ある)に相当するポリアスパルテートを反応させること
により調製されるアスパルテート官能性ヒダントインプ
レポリマー。
【0032】2.R1 及びR2 がメチル、エチルまたは
ブチル基を表し、R3 及びR4 が水素を表す上記1に記
載のヒダントインプレポリマー。 3.nが2である上記1に記載のヒダントインプレポリ
マー。 4.nが2である上記2に記載のヒダントインプレポリ
マー。
【0033】5.式
【化9】 (式中、Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基
に対して不活性なn価の有機基を表し、R1 及びR2
同一または異なるものであり、100℃以下の温度にて
イソシアネート基に対して不活性な有機基を表し、R3
及びR4 は同一または異なるものであり、水素あるいは
100℃以下の温度にてイソシアネート基に対して不活
性な有機基を表し、R5 は有機ジイソシアネートからイ
ソシアネート基を除いて得られる基を表し、pは1〜2
0である)に相当するアスパルテート官能性ポリヒダン
トインプレポリマー。
【0034】6.R1 及びR2 がメチル、エチルまたは
ブチル基を表し、R3 及びR4 が水素を表す上記5に記
載のヒダントインプレポリマー。 7.nが2である上記5に記載のヒダントインプレポリ
マー。 8.nが2である上記6に記載のヒダントインプレポリ
マー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユバ・ケー・ギンデイン アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15216 ピツツバーグ、エヌ・メドークロフト・ アヴエニユー 530 (72)発明者 フイリツプ・イー・イエスク アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15228 ピツツバーグ、アパートメント エー− 5、ローンクロフト・アヴエニユー 101 (72)発明者 イー・ハーカン・ジヨンソン アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15108 コラオポリス、シエイデイー・グレン・ ドライヴ 296

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 官能価が少なくとも1.8であるポリイ
    ソシアネートと式 【化1】 (式中、 Xは100℃以下の温度にてイソシアネート基に対して
    不活性なn価の有機基を表し、 R1 及びR2 は同一または異なるものであり、任意に置
    換されている炭化水素基を表し、 R3 及びR4 は同一または異なるものであり、水素ある
    いは100℃以下の温度にてイソシアネート基に対して
    不活性な有機基を表し、 nは2〜6である)に相当するポリアスパルテートを反
    応させることにより調製されるアスパルテート官能性ヒ
    ダントインプレポリマー。
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