JPH08309558A - スポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接装置

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JPH08309558A
JPH08309558A JP7148263A JP14826395A JPH08309558A JP H08309558 A JPH08309558 A JP H08309558A JP 7148263 A JP7148263 A JP 7148263A JP 14826395 A JP14826395 A JP 14826395A JP H08309558 A JPH08309558 A JP H08309558A
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JP
Japan
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spot welding
spot
welding
welding machine
welding electrode
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JP7148263A
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Takemi Tanaka
武巳 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的重量のあるスポット溶接機の取扱いを
簡便とする。 【構成】 少なくとも一方側の溶接電極14が他方側の
溶接電極15に対して接離されるとともに、これら溶接
電極14、15に電流を供給する電源トランス16が内
蔵されたスポット溶接機本体2を備える。スポット溶接
機本体2のシャーシ10に着脱自在とされる基部30
と、この基部30に対して回動自在に支持される結合部
33を有する連結装置3を備える。連結装置3は、スポ
ット溶接機本体2と、このスポット溶接機本体2を所定
の位置に懸架支持するバランサー装置4との間を連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対の溶接電極を備
え、これら溶接電極によって例えば被溶接体である重ね
合わされた2枚の金属板を加圧挟持した状態で通電を行
い、溶接電極の先端部と金属板間に発生したジュール熱
によって金属板を点状に溶着するスポット溶接機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接機は、一般にボルト締め構
造やリベット接合構造と同様に、比較的薄厚の金属板等
の重ね接合に利用される。このスポット溶接は、金属板
に穴を穿けないことから機械的剛性が保持され接合効率
が高く、また接合ピッチを小さくすることが可能なこと
から油、気体あるいは水に対する高度の気密性が得ら
れ、さらに接合面の表面精度が保持される等の利点を有
している。
【0003】一方、スポット溶接は、滑り係数が小さい
ことから応力集中の激しい箇所では接合ピッチを小さく
する必要があり、剥離力に対する強さあるいは剥離方向
の繰り返し荷重に対する強さが、例えばリベット接合構
造よりも劣り、また機械的強さが均一でないといった特
徴もある。
【0004】かかる特徴を有するスポット溶接を行うた
めに用いられるスポット溶接機は、被溶接体を加圧状態
で挟持する一対の溶接電極と、これら溶接電極に電流を
供給するトランスを含む電源部及び制御部等から構成さ
れている。電源部は、単相交流式、三相式あるいは蓄勢
式等に分類され、またトランスと電極部とが分離された
ポータブル型に分類される。
【0005】単相交流式電源は、構造や電流制御あるい
は取扱いが簡単であるといった特徴を有している。ま
た、三相式電源は、大容量に有利であるといった特徴を
有している。さらに、蓄勢式電源は、静電エネルギーを
蓄電器に蓄えて一次コイルを通じて放電させるとともに
その際に流れる二次電流を利用して被溶接体間の溶接が
行われる。
【0006】制御部は、溶接電極への電流の供給時間や
これら溶接電極の被溶接体に対する加圧力の制御等を担
当する。制御部は、例えば、電流開閉装置、通電時間制
御装置及びシーケンス制御装置等によって構成される。
電流開閉装置としては、例えば電磁開閉器、放電管開閉
装置あるいは機械開閉装置の3つがあるが、特にイグニ
トロンによる溶接電流の放電管制御が極めて有効であ
る。通電時間制御装置は、タイマーによって構成されて
いる。シーケンス制御装置は、溶接電極による被溶接体
の挟込み動作、溶接電極への電流の供給制御動作あるい
は被溶接体からの溶接電極の開放動作といった一連の制
御動作を担当する。
【0007】溶接電極は、熱伝導度及び導電率の高い材
質のものが用いられ、例えばカドミウム、クロム、チタ
ンあるいはベリウム等を加えた銅合金電極が用いられ
る。この溶接電極は、電流分布、被溶接体の加圧分布あ
るいは冷却効果によって、適宜の形状が選択される。ま
た、溶接電極は、溶接精度を保持するために、使用によ
る形状の経時変化に対して十分な管理も必要である。溶
接電極は、形状として、例えば先端が尖った形状のC
型、丸い形状のR型、台形のCF型等、種々の形状が知
られている。
【0008】また、溶接電極には、その内部にエアーあ
るいは水等が循環される通路等によって構成された冷却
手段が設けられている。この冷却手段は、溶接に際し
て、溶接電極があてがわれる被溶接体の溶接部の外側部
位の温度上昇を制御し、溶接部分を局所的に高温状態と
して溶接するように作用する。
【0009】スポット溶接機は、一対の溶接電極によっ
て被溶接体を加圧挟持する必要があるため、これら溶接
電極を互いに接離自在とする可動型として構成してい
る。この場合、スポット溶接機は、一般に被溶接体に対
する溶接箇所の位置決めを行うために一方の溶接電極を
固定型とするとともに、他方の溶接電極を例えばエアー
シリンダ等の駆動機構によって固定溶接電極に対して接
離動作される可動型として構成している。
【0010】したがって、かかるスポット溶接機によれ
ば、固定溶接電極を被溶接体の溶接箇所に位置決めして
あてがった状態で、可動溶接電極を駆動機構を介して固
定溶接電極に移動動作させることにより、これら固定側
溶接電極と可動側溶接電極とによって被溶接体を加圧挟
持する。
【0011】スポット溶接の原理は、被溶接体を加圧挟
持した溶接電極に電流を供給することにより、つぎのよ
うに進行する。すなわち、重ね合わされた2枚の被溶接
体の被接合部は、溶接電極間に電流が流れると、接触抵
抗による発熱によって温度が急激に上昇して軟化状態と
なる。このようにして軟化状態となった被接合部は、接
合電極の加圧力によって変形して接触抵抗が減少する
が、温度上昇による母材自体の抵抗増加によって発熱が
助長され、局所的に溶融状態に達する。そして、被接合
部は、溶接電極への電流の供給が停止されても、これら
溶接電極によって依然として加圧挟持されており、この
加圧力によって密着したまま凝固する。このように、被
接合部は局所的に互いに溶着して溶接が完了する。
【0012】上述したスポット溶接機においては、溶接
効率を向上させあるいは被溶接体の被溶接部間を確実に
溶着するために、相対向する一対の溶接電極が互いに軸
線を一致されて被溶接体の被溶接部を加圧挟持するよう
に構成される必要がある。したがって、可動溶接電極
は、固定溶接電極に対して軸線を保持した状態で、接離
するように移動動作されるように構成されている。
【0013】スポット溶接機は、重ね合わされた2枚の
被溶接体を溶接電極間に介挿し、固定溶接電極を被接合
部に位置決めしてあてがった状態で、可動溶接電極を駆
動機構によって固定溶接電極側へと移動動作させる。被
溶接体は、これによって被接合部が固定溶接電極と可動
溶接電極とによって加圧挟持される。スポット溶接機
は、上述したように溶接電極に電流が供給することによ
って被溶接体の被接合部間の溶接を行う。スポット溶接
機は、溶接終了後に、駆動機構によって可動溶接電極を
固定溶接電極から離間する方向に移動動作させる。
【0014】スポット溶接機においては、溶接作業を効
率的に行うために、固定溶接電極に対して可動溶接電極
を最短に移動動作させるようにしている。スポット溶接
機は、もっぱら比較的薄厚の金属板間の接合装置として
用いられることから、一般の固定溶接電極と可動溶接電
極との最大対向間隔を、能力仕様に対応した必要最低限
の間隔に設定している。
【0015】ところで、スポット溶接は、板厚寸法自体
が比較的薄厚であるが、例えば先端部にフランジ部等の
曲げ加工が施されていたり、全体が湾曲して形成されて
いたりして、見掛けの厚み寸法が大きく構成された被溶
接体を接合する場合にも適用される。かかる被溶接体を
対象とするスポット溶接は、溶接電極の間隔仕様を被接
合部の厚み寸法に適合したスポット溶接機を用いた場
合、被溶接体が能力仕様に対応して必要最低限に設定さ
れた溶接電極間に挿入することができない。
【0016】このため、かかる被溶接体のスポット溶接
には、わざわざ大型のスポット溶接機が使用されてい
た。この大型のスポット溶接機を使用したスポット溶接
は、溶接電極に対する電流の供給時間等の作業仕様の再
設定が必要であり、可動溶接電極の移動動作の時間も大
きくなって作業効率が悪くなるといった問題点があっ
た。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題点を解決
するため、固定溶接電極と可動溶接電極とをヘッド部に
搭載し、このヘッド部をヒンジ機構を介して溶接電極間
の軸方向と直交する方向に回動自在に構成したスポット
溶接機が提案された。このスポット溶接機によれば、固
定溶接電極と可動溶接電極との間に構成される被溶接体
を挿入するための空間部が、予め両溶接電極間に設定さ
れる最大の対向間隔ばかりでなく、軸線と直交する方向
にも構成することが可能となる。
【0018】したがって、スポット溶接機は、端部にフ
ランジ部が形成されたり、全体が湾曲して形成されるこ
とによって見掛けの厚み寸法が大きな被溶接体に対して
も、ヘッド部を本体に対して回動動作することによっ
て、固定溶接電極と可動溶接電極との間に、この被溶接
体の被接合部が介挿可能とされる。これによって、かか
る被溶接体のスポット溶接は、溶接箇所に応じて仕様を
異にするスポット溶接機を交換することなく、1台のス
ポット溶接機によって対応可能となり、作業能率の大幅
な短縮が図られる。
【0019】ところで、スポット溶接機は、溶接電極を
備えたヘッド部や電源トランス等を備えることから、ポ
ータブル型であっても全体の重量が比較的大きい。スポ
ット溶接機は、例えば自動車の修理工場等において、ボ
デー等にスポット溶接を施すために汎用されている。か
かるスポット溶接は、作業者が重いスポット溶接機を持
ちながら狭い場所に入り込んだりして行わなければなら
ず、重労働であるばかりでなく危険な作業となってい
る。
【0020】かかる問題点を解消するための方法とし
て、例えば、スポット溶接機本体をマジックハンド装置
等に付設してスポット溶接作業を行うことも考慮され
る。しかしながら、マジックハンド装置は、スポット溶
接機をある定められた箇所に正確に移動させる場合に好
適であっても、車体の裏側や狭い場所へ移動させること
が困難であるといった問題点がある。また、マジックハ
ンド装置は、装置全体が大掛かりとなり、取扱いもかえ
って面倒であるといった問題点があり、到底実用化が困
難であった。
【0021】ヘッド部を本体部に対して回動自在に構成
したスポット溶接機は、上述したようにスポット溶接の
作業自体を大幅に能率向上させることができるが、重量
の軽量化が図られているわけではないので、取扱い上の
問題点が解消されない。したがって、せっかくのスポッ
ト溶接機も、自動車等の修理工場等で使用される場合の
ように、スポット溶接箇所が一定ではない場合には全体
の作業効率を向上させるまでに作用されなかった。
【0022】したがって、本発明は、比較的重量のある
スポット溶接機を手軽に操作可能とすることによってス
ポット溶接作業の大幅な効率化を図るとともに作業者の
負担を大幅に軽減させるスポット溶接装置を提供するこ
とを目的に提案されたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るスポット溶接装置は、相対向して配設され少な
くとも一方側の溶接電極が他方側の溶接電極に対して駆
動機構によって接離動作されるとともに、これら溶接電
極に電流を供給する電源トランスが内蔵されたスポット
溶接機本体と、このスポット溶接機本体のシャーシに設
けた取付け部に対して着脱自在な基部と、この基部に対
して回動自在に支持されるとともにスポット溶接機本体
を所定の位置に懸架支持するバランサー装置の連結手段
と連結される結合部が設けられた連結装置とから構成さ
れる。
【0024】
【作用】以上のように構成された本発明に係るスポット
溶接装置によれば、天井等に懸架されたバランサー装置
から引き出された連結手段に結合部が連結されることに
より、比較的重量のあるスポット溶接機本体が、通常所
定の高さ位置に懸架保持される。スポット溶接機本体
は、スポット溶接作業に際して軽微な力で引張り操作す
ることによってバランサー装置から連結手段がさらに繰
り出され、被溶接体の被接合部へと移動操作することが
可能となる。スポット溶接機本体は、連結装置に対して
回動自在に支持されることにより、例えば狭い箇所等に
も溶接電極を正確に位置決めさせることが可能とされ
る。
【0025】スポット溶接機本体は、スポット溶接作業
を終了した場合に、把持した手を離すことによって連結
手段がバランサー装置の内部へと引き込まれることによ
り、再び所定の高さ位置で懸架保持される。スポット溶
接機本体は、バランサー装置の連結手段の引き出し量を
調整することにより、任意の位置に懸架保持される。ま
た、スポット溶接機本体は、例えば消耗した溶接電極の
交換等を行う場合には、連結装置の結合部からバランサ
ー装置の連結手段が取り外される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して説明する。実施例スポット溶接装置1は、図1に示
すように、スポット溶接機本体2と、連結装置3と、ス
ポット溶接機本体2を一定の高さ位置に懸架保持するバ
ランサー装置4とから構成され、互いに重ね合わせた2
枚の金属板5A、5Bからなる被溶接体5のスポット溶
接を行う。
【0027】スポット溶接機本体2は、比較的小容量の
ハンディ型スポット溶接機であり、図2に示すように、
電源トランス16が組み込まれた本体部10と、この本
体部10の上面部にそれぞれ一体に配設されたベースユ
ニット部11及びスタンドユニット部12と、ベースユ
ニット部11に組み合わされたヘッド部13と、このヘ
ッド部13に取付けられた可動溶接電極棒14及びスタ
ンドユニット部12側に取付けられた固定溶接電極棒1
5等から構成されている。
【0028】本体部10は、角皿状に形成された一対の
上シャーシ10A及び下シャーシ10Bによって比較的
重量のある電源トランス16を挟み込んで全体がほぼ箱
型を呈して構成されている。上シャーシ10A及び下シ
ャーシ10Bは、十分な機械的剛性と絶縁性とを有す
る、例えばアルミダイキャスト等によって形成されてお
り、放熱等のために電源トランス16の外周部の一部を
外方に露呈するようにしてしっかりと組み合わされてい
る。
【0029】上シャーシ10Aには、その一方側面部
に、図示しない電源スイッチ、エアー供給スイッチ等が
配設された箱型の操作部17が突出して設けられてい
る。また、上シャーシ10Aには、相対する他方の側面
部に、内部に構成される冷却用エアー通路に図示しない
空気供給パイプや排気パイプを接続するための接続パイ
プが露呈されたエアー給排部18が設けられている。
【0030】本体部10には、図示しないが、溶接電極
棒14、15に供給する電流の供給時間やこれら溶接電
極棒14、15による被溶接部材の加圧力を制御する制
御部が収納されている。制御部は、電流開閉装置、通電
時間制御装置及びシーケンス制御装置等によって構成さ
れている。電流開閉装置は、例えばイグニトロンによる
溶接電流の放電管制御装置が用いられている。通電時間
制御装置は、タイマーによって構成されている。シーケ
ンス制御装置は、溶接電極による被溶接体の挟み込み動
作、溶接電極への電流の供給制御動作あるいは被溶接体
からの溶接電極の開放動作といった一連の制御動作を担
当する。
【0031】操作部17には、底面部に本体部10の側
面部と対向するようにして把持部19が一体に突設され
ている。なお、本体部10には、この把持部19と直交
する側面図に図示しない把持部が突設されている。した
がって、スポット溶接機2は、これら把持部を両手でし
っかりと把持して、被溶接体に対するスポット溶接が行
われる。
【0032】本体部10を構成する上シャーシ10Aに
は、把手部が設けられた側面部にベースユニット部11
の下方部を回動自在に支持するヒンジ機構20が設けら
れている。ヒンジ機構20は、例えば上シャーシ10A
に一体に立設した相対向する一対の軸受け壁に支軸を貫
通支持し、この支軸をベースユニット部11側に形成し
た軸受け部の軸穴に挿通することによって上シャーシ1
0Aにベースユニット部11を回動自在に支持して構成
する。ヒンジ機構20には、ベースユニット部11に対
して上シャーシ10A側への回動習性を付与するバネ手
段が設けられている。
【0033】ベースユニット部11には、ヒンジ機構2
0と対向する側の側面部に係止レバー21が回動自在に
設けられている。この係止レバー21は、先端部に形成
された係止部が上シャーシ10Aに設けた係止部に相対
係合することによって、本体部10を構成する上シャー
シ10Aとベースユニット部11とを結合する。ベース
ユニット部11は、全体が筒状に構成されたアルミダイ
キャスト製のシャーシを備え、このシャーシの内部に図
示しないエアーシリンダが配設されるとともにエアー通
路が構成されている。
【0034】ベースユニット部11は、上述したよう
に、本体部10に対して回動自在に支持され、後述する
可動溶接電極棒14を冷却し、あるいは内蔵したエアー
シリンダを駆動するためのエアーが接続部を介して本体
部10から供給される。ベースユニット部11には、上
面部にやや小径とされたヘット部13がベローズ機構2
2を介して組み付けられている。ヘッド部13は、銅合
金材によってダイキャスト成形された部材であって、ベ
ースユニット部11に内蔵したエアーシリンダのピスト
ンに連結されている。
【0035】したがって、ヘッド部13は、エアー供給
装置からエアーシリンダへ駆動エアーが供給されると、
ピストンが上昇動作して上方へと移動動作する。また、
ヘッド部13は、エアー供給装置からエアーシリンダー
復帰エアーが供給されると、ピストンが下降動作して下
方へと移動動作する。
【0036】ヘッド部13は、上端部に取付けられた可
動溶接電極棒14の内部に形成された冷却用エアー通路
に連通してこの可動溶接電極棒14に冷却エアーを供給
するためのエアー通路が設けられている。また、ヘッド
部13には、本体部10に収納した電源制御部から電流
が供給され、取付けられた可動溶接電極棒14への通電
が行われる。
【0037】可動溶接電極棒14は、熱伝導率及び導電
率が高い、例えばカドミウム、クロム、チタンあるいは
ベリウム等を加えた銅合金を材料として形成されてい
る。この可動溶接電極棒14は、取付けねじを取り外す
ことによって、ヘッド部11から取り外し可能とされ
る。したがって、可動溶接電極棒14は、長期間使用し
て先端部が磨耗等した場合において、交換される。
【0038】スタンドユニット部12は、本体部10の
上面部にベース部23を介して立設支持されている。ス
タンドユニット部12は、可動溶接電極棒14の先端部
よりも上方に位置する長さ寸法を有しており、先端部の
近傍に水平方向のアーム部材24が片持ち状態で取り付
けられている。このアーム部材24は、自由端が可動溶
接電極棒14の上方に位置しており、これに固定溶接電
極棒15が取り付けられている。アーム部材24は、導
電性を有する金属パイプ材によって形成され、内部に固
定溶接電極棒15に電流を供給する導線あるいは冷却用
エアーを供給するエアー通路が設けられている。
【0039】固定溶接電極棒15は、可動溶接電極棒1
4と同様に、熱伝導率及び導電率が高い、例えばカドミ
ウム、クロム、チタンあるいはベリウム等を加えた銅合
金を材料として形成される。この固定溶接電極棒15に
は図示しないが、内部が冷却用エアーを循環させるため
に軸方向の全域に亘って中空とされ、この中空部に細径
のエアー供給パイプが挿入されている。
【0040】固定溶接電極棒15と上述した可動溶接電
極棒14とは、被溶接体5を加圧挟持して、この被溶接
体5にスポット溶接を施す際に、それぞれ内部に循環す
る冷却用エアーによって周辺部が冷却され、これらの先
端部分のみが高温の状態となって周辺部の高温化が防止
される。これら可動溶接電極棒14と固定溶接電極棒1
5とは、互いに軸線を一致させるようにしてそれぞれベ
ースユニット部11とスタンドユニット部12のアーム
部材24にそれぞれ支持されている。
【0041】以上のように構成されたスポット溶接機本
体2は、エアー供給装置からエアーシリンダへと復帰用
エアーを供給してヘッド部13を下降動作させて、可動
溶接電極棒14と固定溶接電極棒15との対向間隔を拡
げた状態とする。スポット溶接機本体2は、後述するよ
うに、被溶接体5まで移動されて可動溶接電極棒14と
固定溶接電極棒15とを接合される重ね合わされた2枚
の金属板5A、5Bに対応位置させる。固定溶接電極棒
15は、被溶接体5の接合位置に対して位置決め保持さ
れる。
【0042】しかるのち、スポット溶接機本体2は、ヘ
ッド部13のエアーシリンダにエアー供給装置から駆動
用エアーが供給されることにより、このヘッド部13が
上昇動作して先端部に取付けた可動溶接電極棒14を固
定溶接電極棒15側へと移動動作させる。可動溶接電極
棒14は、被溶接体5に突き当たって固定溶接電極棒1
5との間で被溶接体5を加圧挟持する。
【0043】スポット溶接機本体2は、電源供給装置か
ら可動溶接電極棒14と固定溶接電極棒15とに電流が
供給されることによって、重ね合わされた2枚の金属板
5A、5B間のスポット溶接を行う。金属板5A、5B
は、可動溶接電極棒14及び固定溶接電極棒15の先端
部が当接した箇所が、接触抵抗による発熱によって温度
が急激に上昇して軟化状態となる。金属板5A、5B
は、軟化状態とされた箇所が可動溶接電極棒14と固定
溶接電極棒15とによって加圧されて変形し、接触抵抗
が減少するが、温度序章による母材自体の抵抗増加によ
って発熱が助長され、局所的に溶融状態に達する。
【0044】金属板5A、5Bは、電流の供給が停止さ
れた後にも、可動溶接電極棒14と固定溶接電極棒15
とによって加圧状態が保持されているため、密着したま
ま固化して溶接が完了する。しかるのち、被溶接体5
は、エアー供給装置からエアーシリンダへと復帰用エア
ーが供給されてヘッド部3が下降動作することによって
対向間隔が拡げられた可動溶接電極棒14と固定溶接電
極棒15との間から取り出される。
【0045】スポット溶接機本体2は、可動溶接電極棒
14と固定溶接電極棒15との最大間隔よりも端部の厚
み寸法が大とされ被溶接体5にスポット溶接を施す場
合、ヒンジ機構20を介してベースユニット部11が回
動操作される。これによって、ベースユニット部11に
配設された可動溶接電極棒14は、固定溶接電極棒15
に対して側方部へと移動動作して固定溶接電極棒15と
の実質的な対向間隔が大に設定される。したがって、ス
ポット溶接機本体2は、上述した特殊形状の被溶接体5
についても、スポット溶接を施すことが可能となる。
【0046】以上のように構成されたスポット溶接機本
体2には、下シャーシ2Bの底面部に連結装置3が着脱
自在に取付けられる。連結装置3は、図3に示すよう
に、取付け基板30と、支持部材31と、回動部材32
及び結合部材33とから構成されている。取付け基板3
0は、金属板によって形成され、外周部には下シャーシ
2Bの底面部に設けた取付け穴に対応して取付け穴34
が形成されている。取付け基板30は、下シャーシ2B
の底面部にあてがわれて、取付け穴34からねじ込んだ
図示しない取付けねじによって下シャーシ2Bに固定さ
れる。
【0047】支持部材31は、全体が軸状に形成されて
おり、一端部が取付け基板30の主面35に固定されて
いる。支持部材31には、先端部に開放された軸受け凹
部36が全周に亘って凹設されている。また、この支持
部材31には、先端部に取付け穴37が形成されてい
る。軸受け凹部36には、ボールベアリング等を備える
軸受ブッシュ38が開放された先端部から嵌め込まれ
る。軸受ブッシュ38は、支持部材31に嵌め込まれた
後、取付け穴37にねじ込まれる止めねじ39によって
支持部材31の先端部に取付けられる抜止め板40によ
って抜け止めされる。
【0048】支持部材31には、軸受ブッシュ38を介
して回動部材32が回動自在に組み合わされる。回動部
材32は、金属材料によって全体筒状に形成され、軸受
ブッシュ38の外径とほぼ等しい内径を有している。回
動部材32には、一端部の内壁に係止リブ41が一体に
突設されており、この係止リブ41が抜止め板40に係
合されることによって支持部材31からの抜け止めが図
られている。このように、回動部材32は、抜止め板4
0によって抜け止めされた状態で、軸受ブッシュ38に
よって支持部材31の外周部に回動自在に組み合わされ
る。
【0049】回動部材32には、外周部に取付けスタッ
ド42が一体に突設されている。この取付けスタッド4
2は、上述した支持部材31の軸方向に対して直交する
方向に配設されており、先端側の外周部には全周に亘っ
てガイド溝43が凹設されている。この取付けスタッド
42には、先端部に結合部材33が回転自在に組み合わ
される。
【0050】結合部材33は、一端部に取付けスタッド
42の先端部が嵌合される軸方向の凹部44が設けられ
るとともに、この凹部44を閉塞するようにしてストッ
パ板45が組み付けられている。ストッパ板45は、取
付けスタッド42のガイド溝43に相対係合されること
によって、結合部材33が取付けスタッド42すら脱落
することを防止している。結合部材33は、ストッパ板
45とガイド溝43との間に組み込んだボールベアリン
グ等からなる軸受46によって、取付けスタッド42の
先端部に回動自在に支持される。結合部材33には、先
端部に、後述するバランサー装置4のワイヤー52の先
端部に設けられたフック55が結合されるフック47が
設けられている。
【0051】以上のように構成された連結装置3は、上
述したように取付け基板30を下シャーシ10Bの底面
部に取付けることによって、図1に示すように、スポッ
ト溶接機本体2に取付けられる。スポット溶接機本体2
は、この連結装置3を介してバランサー装置4に懸架支
持される。
【0052】バランサー装置4は、図4に示した周知の
スプリングバランサー装置が用いられる。すなわち、バ
ランサー装置4は、筒状筐体50と、所定の長さのワイ
ヤー52が巻回されたドラム51と、同心円状に巻き込
まれたスプリング54を収納したスプリングケース53
等によって構成されている。ドラム51は筐体50の内
部に回転自在に支持され、一端部を固定して外周部に巻
回したワイヤ52の他端部が筐体50から引き出されて
いる。
【0053】バランサー装置4は、ドラム51に対する
スプリング54の押付け力が調整されることによって、
ワイヤ52の筐体50からの引出し量が一定とされる。
ワイヤ52には、先端部にフック55が取付けられてい
る。このフック55には、上述したように連結装置3の
フック47が係合される。バランサー装置4は、筐体5
0にフック56が設けられており、このフック56を介
して天井等に懸架支持される。
【0054】バランサー装置4は、上述したスプリング
54の押付け力をスポット溶接機2の重量とバランスさ
せるように調整することによって、スポット溶接機2を
所定の高さ位置に懸架保持する。バランサー装置4は、
スポット溶接機2が引張られることによって、スプリン
グ54の押付け力に抗してドラム51が回転動作して巻
回したワイヤ52を繰り出し、スポット溶接機2を軽微
な操作力で移動操作可能とする。バランサー装置4は、
スポット溶接機2に加えられた引張り力が開放さること
によって、ドラム51が復帰回動することにより、繰り
出されたワイヤ52を巻き取ってスポット溶接機2を所
定の高さ位置へと復帰される。
【0055】実施例スポット溶接装置1は、以上のよう
に、スポット溶接機本体2を連結装置3を介して工場の
天井等に懸架したバランサー装置4に懸架支持して構成
したことにより、スポット溶接機本体2を被溶接体5の
溶接箇所に手軽に誘導することが可能とされる。すなわ
ち、比較的重量のあるスポット溶接機本体2は、バラン
サー装置4に懸架支持されており、スポット溶接作業を
行う場合に、把手部19を把持して被溶接体5の溶接箇
所へと引き寄せられる。スポット溶接機本体2は、自体
の重量がバランサー装置4によって支えられており、ワ
イヤ52の引出し力によって操作が可能とされる。した
がって、作業者は、比較的重量のあるスポット溶接機本
体2を任意の箇所へと誘導することが可能とされる。
【0056】このように、実施例スポット溶接装置1に
よれば、従来のように、作業者が比較的重量のあるスポ
ット溶接機本体2を抱えたまま被溶接箇所に固定溶接電
極棒15を正確に位置決めし、しかるのち溶接作業を行
うといった負担から開放され、被溶接体5に対して正確
な溶接を行うことが可能となる。
【0057】ところで、連結装置3には、支持部材31
と回動部材32とが軸受ブッシュ38によって回動自在
に組み合わされるとともに、回動部材32と連結部材3
3とが軸受46によって支持部材31に対して直交する
方向に回動自在とされて構成されている。したがって、
スポット溶接機本体2は、被溶接体5の状態に制限され
ずにバランサー装置4に対して自由な方向に移動動作が
可能とされ、スポット溶接作業の大幅な作業効率が図ら
れる。
【0058】実施例スポット溶接装置1は、スポット溶
接を完了した際に、引き寄せたスポット溶接機本体2が
開放操作される。スポット溶接機本体2は、バランサー
装置3によって繰り出されたワイヤ52が所定の長さま
でドラム51に巻き取られることにより、所定の高さ位
置へと復帰される。
【0059】なお、上述した実施例スポット溶接装置1
においては、スポット溶接機本体2が、可動溶接電極棒
14を取付けたヘッド部13を支持するヘッドユニット
部11が本体部2に対してヒンジ機構20を介して回動
自在に構成されたものを示したが、本発明はかかるスポ
ット溶接機本体2に限定されるものではないことはもち
ろんである。また、バランサー装置3についても、スプ
リングバランサー装置に限定されるものではない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るスポット溶接装置によれば、スポット溶接機本体を2
方向に回動自在な状態で連結装置を介してバランサー装
置に懸架支持するように構成したことにより、比較的重
量のあるスポット溶接機本体の取扱いが簡便となり、被
溶接箇所に対して溶接電極を正確に位置決めすることが
可能となる。したがって、本発明に係るスポット溶接装
置は、スポット溶接作業の効率化が図られるとともに被
溶接部に対して正確な溶接を行うことができ、さらに作
業者の負担を大幅に軽減するといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスポット溶接装置の実施例を、ワ
イヤの一部を省略して示す正面図である。
【図2】同スポット溶接装置を構成するスポット溶接機
本体の正面図である。
【図3】同スポット溶接装置を構成するスポット溶接機
本体とバランサー装置とを連結する連結装置の一部切り
欠き正面図である。
【図4】同スポット溶接装置を構成するスポット溶接機
本体を懸架支持するバランサー装置の一部切り欠き正面
図である。 〔図面の簡単な説明〕 1 スポット溶接装置 2 スポット溶接機本体 3 連結装置 4 バランサー装置 10 スポット溶接機本体の本体部 11 同ベースユニット部 13 同ヘッド部 14 同可動溶接電極棒 15 同固定溶接電極棒 16 同電源トランス 30 連結装置を構成する取付け基板 31 同支持部材 32 同回動部材 33 同連結部材 38 同軸受ブッシュ 42 同取付けスタッド 46 軸受 47 フック 50 連結装置を構成する筐体 51 同ドラム 52 ワイヤ 53 スプリング 55 フック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して配設され少なくとも一方側の
    溶接電極が他方側の溶接電極に対して駆動機構によって
    接離動作されるとともに、これら溶接電極に電流を供給
    する電源トランスが内蔵されたスポット溶接機本体と、
    このスポット溶接機本体のシャーシに設けた取付け部に
    対して着脱自在な基部と、この基部に対して回動自在に
    支持されるとともにスポット溶接機本体を所定の位置に
    懸架支持するバランサー装置の連結手段と連結される結
    合部が設けられた連結装置とから構成されたことを特徴
    とするスポット溶接装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方側の溶接電極が他方側の
    溶接電極に対して軸線方向に接離動作自在に構成された
    一対の溶接電極が搭載されたヘッド部を、電源トランス
    等が内蔵された本体部に対してヒンジ機構を介して溶接
    電極間の軸線方向と直交する方向に回動自在に組み合わ
    されて構成されたスポット溶接機本体を備えることを特
    徴とする請求項1に記載のスポット溶接装置。
  3. 【請求項3】 連結装置は、スポット溶接機本体のシャ
    ーシに設けた取付け部に対して着脱自在とされる取付け
    基板と、この取付け基板の主面に立設された支持部材
    と、全体筒状に形成され支持部材の外周部に軸受け手段
    を介して回転自在に組み合わされた回動部材と、この回
    動部材の外周部に一体に立設されたスタッド軸受け手段
    を介して回転自在に組み合わされるとともに一端部にフ
    ックが設けられた結合部材とから構成されたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のスポット溶接装
    置。
  4. 【請求項4】 バランサー装置は、天井等に懸架された
    状態で、引き出された連結手段の先端を第2の連結部材
    に設けたフックに結合することによってスポット溶接機
    本体を所定の高さ位置に懸架保持し、連結手段を繰り出
    してスポット溶接機本体の溶接位置への移動操作を可能
    とするとともに、連結手段を巻き取ってスポット溶接機
    本体を所定の高さ位置に復帰させることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスポット溶
    接装置。
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