JPH08309296A - 付着物除去具 - Google Patents
付着物除去具Info
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- JPH08309296A JPH08309296A JP7118853A JP11885395A JPH08309296A JP H08309296 A JPH08309296 A JP H08309296A JP 7118853 A JP7118853 A JP 7118853A JP 11885395 A JP11885395 A JP 11885395A JP H08309296 A JPH08309296 A JP H08309296A
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 付着物除去具を支持体3に取付けてこれを回
転させると、杆状体4が回転するとともに撓み、杆状体
4の基端部とキャップ7の間の拡径部12、および杆状
体4の先端部と内側ハンマー部材6Aとの間の拡径部1
5に設けた緩衝部材13によって、杆状体4の取付け部
分が緩衝されながら、付着物に外側ハンマー部材6Bの
外周面が当たって、付着物を叩くようにして破壊しなが
ら除去する。 【効果】 付着物を破壊する際に杆状体が撓んでも、緩
衝部材によって杆状体の取付け部分が緩衝されるので、
杆状体の過度な撓みが吸収されて杆状体の取付け部分に
応力が集中するのを防止でき、従って、杆状体の耐久性
を向上させることができる。
転させると、杆状体4が回転するとともに撓み、杆状体
4の基端部とキャップ7の間の拡径部12、および杆状
体4の先端部と内側ハンマー部材6Aとの間の拡径部1
5に設けた緩衝部材13によって、杆状体4の取付け部
分が緩衝されながら、付着物に外側ハンマー部材6Bの
外周面が当たって、付着物を叩くようにして破壊しなが
ら除去する。 【効果】 付着物を破壊する際に杆状体が撓んでも、緩
衝部材によって杆状体の取付け部分が緩衝されるので、
杆状体の過度な撓みが吸収されて杆状体の取付け部分に
応力が集中するのを防止でき、従って、杆状体の耐久性
を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発電所の冷却水
用取水路内に付着した生物(フジツボ、ムラサキイガ
イ、コケムシ類、海藻など)を除去するための付着物除
去装置に関する。
用取水路内に付着した生物(フジツボ、ムラサキイガ
イ、コケムシ類、海藻など)を除去するための付着物除
去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば発電所の冷却水用取水路内
に強固に付着した生物を除去するための道具には、付着
物除去用のヘラや、硬質(金属製)の毛を有するブラ
シ、あるいは毛の先に鋭利な金属片を取付けたブラシが
あり、生物の除去の際には、人力によりこの除去用ヘラ
やブラシで掻取るようにしている。
に強固に付着した生物を除去するための道具には、付着
物除去用のヘラや、硬質(金属製)の毛を有するブラ
シ、あるいは毛の先に鋭利な金属片を取付けたブラシが
あり、生物の除去の際には、人力によりこの除去用ヘラ
やブラシで掻取るようにしている。
【0003】また、金属製の刃先と構造物の表面に隙間
を保持しながら付着物を除去するよう構成したカッター
装置がある。
を保持しながら付着物を除去するよう構成したカッター
装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の付着物除去
用のヘラや、ブラシで人力によって行う除去作業では、
その作業場所が水中であることが多いため、作業効率が
悪いといった課題がある。
用のヘラや、ブラシで人力によって行う除去作業では、
その作業場所が水中であることが多いため、作業効率が
悪いといった課題がある。
【0005】また硬質の毛を有するブラシなどにより付
着物を除去する場合は、毛の先端が構造物の表面に当た
ると付着物とともに表面の塗膜が剥がれてしまい、構造
物表面に損傷を与えてしまう。
着物を除去する場合は、毛の先端が構造物の表面に当た
ると付着物とともに表面の塗膜が剥がれてしまい、構造
物表面に損傷を与えてしまう。
【0006】さらに、上記のカッター装置では、付着物
の取り残しを少なくするためには、刃先と構造物の表面
との隙間をできるだけ少なくする必要があるが、構造物
の表面には段差、凹凸あるいは取付け部品などがあるた
め、刃先の位置制御が難しいといった課題がある。
の取り残しを少なくするためには、刃先と構造物の表面
との隙間をできるだけ少なくする必要があるが、構造物
の表面には段差、凹凸あるいは取付け部品などがあるた
め、刃先の位置制御が難しいといった課題がある。
【0007】そこで本発明は、上記課題を解決し得る構
造物の付着物除去具の提供を目的とする。
造物の付着物除去具の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、支持体の外周部に可撓性を有する
杆状体が複数個取付けられ、該杆状体の先端部にハンマ
ー部材が取付けられている。
決するための手段は、支持体の外周部に可撓性を有する
杆状体が複数個取付けられ、該杆状体の先端部にハンマ
ー部材が取付けられている。
【0009】また、ハンマー部材は、円柱状または球状
に形成されるとともに表面に複数個の溝状部が形成され
ている。さらに、杆状体の基端部が支持体に取付けられ
る取付け部材に挿入され、杆状体の先端部がハンマー部
材に挿入され、取付け部材と杆状体の基端部との間およ
びハンマー部材と杆状体の先端部との間に、緩衝部材が
配置されている。
に形成されるとともに表面に複数個の溝状部が形成され
ている。さらに、杆状体の基端部が支持体に取付けられ
る取付け部材に挿入され、杆状体の先端部がハンマー部
材に挿入され、取付け部材と杆状体の基端部との間およ
びハンマー部材と杆状体の先端部との間に、緩衝部材が
配置されている。
【0010】
【作用】上記課題解決手段において、支持体を所定の速
度で回転すると、この支持体に杆状体を介して取付けら
れたハンマー部材が回転し、付着物にハンマー部材の外
周面が衝突し、構造物に付着した海棲生物などの付着物
を叩くようにして破壊しながら、構造物の表面の塗膜を
剥がすことなく付着物を除去する。
度で回転すると、この支持体に杆状体を介して取付けら
れたハンマー部材が回転し、付着物にハンマー部材の外
周面が衝突し、構造物に付着した海棲生物などの付着物
を叩くようにして破壊しながら、構造物の表面の塗膜を
剥がすことなく付着物を除去する。
【0011】また、ハンマー部材が回転することによ
り、溝状部が付着物を掻取るようにして、構造物の表面
の塗膜を剥がすことなく付着物を除去する。さらに、支
持体を回転したとき、支持体の基端部と取付け部材の
間、および杆状体の先端部とハンマー部材との間に設け
た緩衝部材によって杆状体の取付け部分が緩衝され、こ
の緩衝部材によって、杆状体の取付け部分の過度な撓み
が吸収される。
り、溝状部が付着物を掻取るようにして、構造物の表面
の塗膜を剥がすことなく付着物を除去する。さらに、支
持体を回転したとき、支持体の基端部と取付け部材の
間、および杆状体の先端部とハンマー部材との間に設け
た緩衝部材によって杆状体の取付け部分が緩衝され、こ
の緩衝部材によって、杆状体の取付け部分の過度な撓み
が吸収される。
【0012】
【実施例】以下、本発明付着物除去具の実施例を図面に
基づいて説明する。まず本発明の第一実施例を図1〜図
4に基づいて説明する。
基づいて説明する。まず本発明の第一実施例を図1〜図
4に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、駆動装置1の回転軸2
に孔部3aを介して取付けられる円盤状の支持体3が設
けられ、図2に示すように、該支持体3の一側面外周部
に可撓性を有する複数個の杆状体4(例えばナイロン糸
などの化学繊維や鋼線を多数本縒り合わせたもの)がね
じ部材5aを介して取付けられ、前記杆状体4の先端部
に金属製のハンマー部材6がねじ部材5bを介して取付
けられ、前記支持体3と杆状体4の取付け部分には、杆
状体4の端部に外嵌して杆状体4の線束を固縛するため
のキャップ7が取付けられている。
に孔部3aを介して取付けられる円盤状の支持体3が設
けられ、図2に示すように、該支持体3の一側面外周部
に可撓性を有する複数個の杆状体4(例えばナイロン糸
などの化学繊維や鋼線を多数本縒り合わせたもの)がね
じ部材5aを介して取付けられ、前記杆状体4の先端部
に金属製のハンマー部材6がねじ部材5bを介して取付
けられ、前記支持体3と杆状体4の取付け部分には、杆
状体4の端部に外嵌して杆状体4の線束を固縛するため
のキャップ7が取付けられている。
【0014】前記ハンマー部材6は、図3および図4に
示すように、表面が滑らかな円柱状に形成されるととも
に両端の角部が円弧状に面取りされている。上記構成に
おいて、支持体3を駆動装置1の回転軸2に取付けて所
定の速度で回転すると、ハンマー部材6の重さによって
下方に湾曲していた杆状体4が、遠心力によって次第に
起き上がるとともにハンマー部材6が支持体3の回転中
心を中心に回転する。
示すように、表面が滑らかな円柱状に形成されるととも
に両端の角部が円弧状に面取りされている。上記構成に
おいて、支持体3を駆動装置1の回転軸2に取付けて所
定の速度で回転すると、ハンマー部材6の重さによって
下方に湾曲していた杆状体4が、遠心力によって次第に
起き上がるとともにハンマー部材6が支持体3の回転中
心を中心に回転する。
【0015】そして、例えば発電所の冷却用取水路内に
付着した付着物を除去する場合などに、この付着物にハ
ンマー部材6の外周面が当たって、付着物を叩くように
して破壊しながら除去する。
付着した付着物を除去する場合などに、この付着物にハ
ンマー部材6の外周面が当たって、付着物を叩くように
して破壊しながら除去する。
【0016】そしてハンマー部材6は、表面が滑らかな
円柱状に形成されるとともに両端の角部を円弧面とし、
可撓性を有する杆状体4で支持体3に取付けているの
で、ハンマー部材6が取水路の表面に衝突しても、過度
の衝撃力は杆状体4側に逃げ、従って、取水路の表面の
塗膜を剥がすことなく、容易に付着物だけを除去するこ
とができる。
円柱状に形成されるとともに両端の角部を円弧面とし、
可撓性を有する杆状体4で支持体3に取付けているの
で、ハンマー部材6が取水路の表面に衝突しても、過度
の衝撃力は杆状体4側に逃げ、従って、取水路の表面の
塗膜を剥がすことなく、容易に付着物だけを除去するこ
とができる。
【0017】またハンマー部材6が取水路の表面に衝突
することにより付着物を除去できるので、ハンマー部材
6が取水路の表面に衝突する範囲内であれば、駆動装置
1の位置が変動しても問題はない。つまり駆動装置1の
位置の制御を必ずしも精密に行う必要はなく、従って駆
動装置1の位置制御を容易に行うことができ、簡単な制
御機構で運転ができる。
することにより付着物を除去できるので、ハンマー部材
6が取水路の表面に衝突する範囲内であれば、駆動装置
1の位置が変動しても問題はない。つまり駆動装置1の
位置の制御を必ずしも精密に行う必要はなく、従って駆
動装置1の位置制御を容易に行うことができ、簡単な制
御機構で運転ができる。
【0018】また人力による作業が少なくなるので、付
着物除去のための作業性を向上することができる。さら
に除去された付着物は、付着物除去具の回転によってそ
の周囲に飛散して排除されるので、作業後の清掃が容易
である。
着物除去のための作業性を向上することができる。さら
に除去された付着物は、付着物除去具の回転によってそ
の周囲に飛散して排除されるので、作業後の清掃が容易
である。
【0019】次に本発明の第二実施例を図5に基づいて
説明すると、これは、円柱状の支持体3の外周面に、先
端部にハンマー部材6を有する杆状体4がねじ止めされ
たものであり、駆動装置1の回転軸2に支持体3を取付
けて回転することにより、ハンマー部材6が付着物に衝
突してこれを除去する。他の構成および作用効果は上記
第一実施例と同様であるので省略する。
説明すると、これは、円柱状の支持体3の外周面に、先
端部にハンマー部材6を有する杆状体4がねじ止めされ
たものであり、駆動装置1の回転軸2に支持体3を取付
けて回転することにより、ハンマー部材6が付着物に衝
突してこれを除去する。他の構成および作用効果は上記
第一実施例と同様であるので省略する。
【0020】次に本発明の第三実施例を図6の全体正面
図、図7の全体底面図に基づいて説明すると、これは、
付着物除去具が、支持体3の回転中心を中心とする複数
の異なった円周上(図では三つの異なった円周上)に、
それぞれ複数個(図では八個)づつ配置されたものであ
る。
図、図7の全体底面図に基づいて説明すると、これは、
付着物除去具が、支持体3の回転中心を中心とする複数
の異なった円周上(図では三つの異なった円周上)に、
それぞれ複数個(図では八個)づつ配置されたものであ
る。
【0021】この構成においては、上記実施例と同様に
支持体3を回転させることにより、付着物にハンマー部
材6の外周面が当たって付着物を叩くようにして、取水
路の表面の塗装を剥がすことなく付着物を除去する。
支持体3を回転させることにより、付着物にハンマー部
材6の外周面が当たって付着物を叩くようにして、取水
路の表面の塗装を剥がすことなく付着物を除去する。
【0022】そして付着物除去具は支持体3の回転中心
を中心とする複数の異なった円周上にそれぞれ複数個づ
つ配置されているので、付着物の除去能力に優れてい
る。他の作用効果は上記第一実施例と同様である。
を中心とする複数の異なった円周上にそれぞれ複数個づ
つ配置されているので、付着物の除去能力に優れてい
る。他の作用効果は上記第一実施例と同様である。
【0023】次に本発明の第四実施例を、図8の除去具
の全体図および図9の断面図に基づいて説明すると、こ
れは、杆状体4が所定長さの複数本のピアノ線の束から
成り、この杆状体4の基端部がキャップ(取付け部材の
一例)7の挿入用孔10に挿入されている。
の全体図および図9の断面図に基づいて説明すると、こ
れは、杆状体4が所定長さの複数本のピアノ線の束から
成り、この杆状体4の基端部がキャップ(取付け部材の
一例)7の挿入用孔10に挿入されている。
【0024】図9に示すように、キャップ7はその端部
に、支持体3に螺合するねじ部材7aを有し、支持体3
に形成した挿入用孔10は、その一側が拡径された拡径
部12とされ、杆状体4の基端部は、キャップ7の基端
部をかしめることによりこれに固定され、拡径部12に
は、緩衝部材(例えばマスキング塗料が用いられる)1
3が充填されている。
に、支持体3に螺合するねじ部材7aを有し、支持体3
に形成した挿入用孔10は、その一側が拡径された拡径
部12とされ、杆状体4の基端部は、キャップ7の基端
部をかしめることによりこれに固定され、拡径部12に
は、緩衝部材(例えばマスキング塗料が用いられる)1
3が充填されている。
【0025】杆状体4の先端部は、筒状の内側ハンマー
部材6Aの挿通用孔14に挿通され、この挿通用孔14
の一側が拡径された拡径部15とされ、杆状体4の先端
部は、内側ハンマー部材6Aに例えば接着により固定さ
れ、拡径部15には緩衝部材13が充填され、内側ハン
マー部材6Aには、筒状の外側ハンマー部材6Bが外嵌
固定されている。
部材6Aの挿通用孔14に挿通され、この挿通用孔14
の一側が拡径された拡径部15とされ、杆状体4の先端
部は、内側ハンマー部材6Aに例えば接着により固定さ
れ、拡径部15には緩衝部材13が充填され、内側ハン
マー部材6Aには、筒状の外側ハンマー部材6Bが外嵌
固定されている。
【0026】このように構成された付着物除去具を、第
一実施例〜第三実施例で示した支持体3に取付けてこれ
を回転させると、付着物に外側ハンマー部材6Bの外周
面が当たって、付着物を叩くようにして破壊しながら除
去する。
一実施例〜第三実施例で示した支持体3に取付けてこれ
を回転させると、付着物に外側ハンマー部材6Bの外周
面が当たって、付着物を叩くようにして破壊しながら除
去する。
【0027】ところで、付着物を破壊する際には杆状体
4が撓むが、杆状体4の基端部とキャップ7の間の拡径
部12、および杆状体4の先端部と内側ハンマー部材6
Aとの間の拡径部15には緩衝部材13が充填されてい
るので、この緩衝部材13によって、杆状体4の過度な
撓みが吸収されて杆状体4の取付け部分に応力が集中す
るのを防止でき、従って、杆状体4の耐久性を向上させ
ることができる。
4が撓むが、杆状体4の基端部とキャップ7の間の拡径
部12、および杆状体4の先端部と内側ハンマー部材6
Aとの間の拡径部15には緩衝部材13が充填されてい
るので、この緩衝部材13によって、杆状体4の過度な
撓みが吸収されて杆状体4の取付け部分に応力が集中す
るのを防止でき、従って、杆状体4の耐久性を向上させ
ることができる。
【0028】さらに外側ハンマー部材6Bは、内側ハン
マー部材6Aに外嵌されているので、付着物除去具の交
換の際に外側ハンマー部材6Bのみを交換すればよく、
経済的である。
マー部材6Aに外嵌されているので、付着物除去具の交
換の際に外側ハンマー部材6Bのみを交換すればよく、
経済的である。
【0029】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、上記実施例ではハンマー部材6を円柱状(第
四実施例は筒状)に形成したが、例えば、図10,図1
1に示すように、ハンマー部材6は表面が滑らかな球体
であってもよく、これは衝撃力が円柱状のものに比べて
小さいので付着物が少量のときに有用であり、円柱状あ
るいは筒状のものと同様に取水路の表面の塗膜を剥がす
ことなく付着物だけを除去することができる。
ではなく、上記実施例ではハンマー部材6を円柱状(第
四実施例は筒状)に形成したが、例えば、図10,図1
1に示すように、ハンマー部材6は表面が滑らかな球体
であってもよく、これは衝撃力が円柱状のものに比べて
小さいので付着物が少量のときに有用であり、円柱状あ
るいは筒状のものと同様に取水路の表面の塗膜を剥がす
ことなく付着物だけを除去することができる。
【0030】また図10〜図15に示すように、ハンマ
ー部材6の外周面上に複数個の溝状部20を形成しても
よい。そして図12,図13は溝状部20をキー溝形状
に形成したものを示し、図14,図15はハンマー部材
6の外周面上に溝状部20を形成することによりハンマ
ー部材6の断面を歯車状に形成したものを示す。
ー部材6の外周面上に複数個の溝状部20を形成しても
よい。そして図12,図13は溝状部20をキー溝形状
に形成したものを示し、図14,図15はハンマー部材
6の外周面上に溝状部20を形成することによりハンマ
ー部材6の断面を歯車状に形成したものを示す。
【0031】そして溝状部20を形成したハンマー部材
6においては、付着物が多量であったり、強固に付着し
ている場合に有用で、ハンマー部材6が回転することに
より溝状部20が付着物を掻取るように働く。
6においては、付着物が多量であったり、強固に付着し
ている場合に有用で、ハンマー部材6が回転することに
より溝状部20が付着物を掻取るように働く。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明は
支持体に可撓性を有する杆状体を介してハンマー部材を
取付け、支持体を回転することによってハンマー部材を
回転し、付着物にハンマー部材の外周面を衝突させて除
去するように構成したので、ハンマー部材が構造物表面
に衝突したとしても、過度の衝撃力は杆状体側に逃げて
構造物表面に働くことがなく、したがって構造物表面の
塗膜を剥がすことなく付着物のみを容易に除去すること
ができる。
支持体に可撓性を有する杆状体を介してハンマー部材を
取付け、支持体を回転することによってハンマー部材を
回転し、付着物にハンマー部材の外周面を衝突させて除
去するように構成したので、ハンマー部材が構造物表面
に衝突したとしても、過度の衝撃力は杆状体側に逃げて
構造物表面に働くことがなく、したがって構造物表面の
塗膜を剥がすことなく付着物のみを容易に除去すること
ができる。
【0033】またハンマー部材が構造物表面に衝突する
ことにより、構造物表面の塗膜を剥がすことなく付着物
を除去できるので、ハンマー部材が構造物表面に衝突す
る範囲内であれば、除去具自身の位置が変動しても問題
はなく、従って除去具の位置制御を容易に行うことがで
き、簡単な制御機構で除去具の運転ができる。
ことにより、構造物表面の塗膜を剥がすことなく付着物
を除去できるので、ハンマー部材が構造物表面に衝突す
る範囲内であれば、除去具自身の位置が変動しても問題
はなく、従って除去具の位置制御を容易に行うことがで
き、簡単な制御機構で除去具の運転ができる。
【0034】さらに、杆状体の基端部と取付け部材の間
および杆状体の先端部とハンマー部材の間には緩衝部材
が充填されているので、付着物を破壊する際に杆状体が
撓んでも、この緩衝部材によって、杆状体の過度な撓み
が吸収されて杆状体の取付け部分に応力が集中するのを
防止でき、従って、杆状体の耐久性を向上させることが
できる。
および杆状体の先端部とハンマー部材の間には緩衝部材
が充填されているので、付着物を破壊する際に杆状体が
撓んでも、この緩衝部材によって、杆状体の過度な撓み
が吸収されて杆状体の取付け部分に応力が集中するのを
防止でき、従って、杆状体の耐久性を向上させることが
できる。
【図1】本発明の第一実施例を示す付着物除去具の全体
正面図である。
正面図である。
【図2】同じく要部詳細図である。
【図3】同じくハンマー部材の側面図である。
【図4】同じくハンマー部材の正面図である。
【図5】本発明の第二実施例を示す付着物除去具の全体
正面図である。
正面図である。
【図6】本発明の第三実施例を示す付着物除去具の全体
正面図である。
正面図である。
【図7】同じく底面図である。
【図8】本発明の第四実施例を示す付着物除去具の全体
正面図である。
正面図である。
【図9】同じく付着物除去具の断面図である。
【図10】他の実施例を示すハンマー部材の正面図であ
る。
る。
【図11】同じくハンマー部材の側面図である。
【図12】別の実施例を示すハンマー部材の正面図であ
る。
る。
【図13】同じくハンマー部材の側面図である。
【図14】さらに別の実施例を示すハンマー部材の正面
図である。
図である。
【図15】同じくハンマー部材の側面図である。
1 駆動装置 2 回転軸 3 支持体 4 杆状体 6 ハンマー部材 7 キャップ 10 挿入用孔 12 拡径部 13 緩衝部材 6A 内側ハンマー部材 6B 外側ハンマー部材 14 挿通用孔 15 拡径部 20 溝状部
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体の外周部に可撓性を有する杆状体
が複数個取付けられ、該杆状体の先端部にハンマー部材
が取付けられたことを特徴とする付着物除去具。 - 【請求項2】 ハンマー部材は、円柱状または球状に形
成されるとともに表面に複数個の溝状部が形成されたこ
とを特徴とする請求項1記載の付着物除去具。 - 【請求項3】 杆状体の基端部が支持体に取付けられる
取付け部材に挿入され、杆状体の先端部がハンマー部材
に挿入され、取付け部材と杆状体の基端部との間および
ハンマー部材と杆状体の先端部との間に、緩衝部材が配
置されたことを特徴とする請求項1記載の付着物除去
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07118853A JP3098171B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 付着物除去具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08309296A true JPH08309296A (ja) | 1996-11-26 |
JP3098171B2 JP3098171B2 (ja) | 2000-10-16 |
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ID=14746765
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07118853A Expired - Fee Related JP3098171B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 付着物除去具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3098171B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009121562A1 (de) * | 2008-04-01 | 2009-10-08 | Lissmac Maschinenbau Und Diamantwerkzeuge Gmbh | Vorrichtung zum bearbeiten von werkstücken |
CN104815732A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-08-05 | 福建省迅达石化工程有限公司 | 一种沉积物破碎器 |
CN105648420A (zh) * | 2016-02-05 | 2016-06-08 | 安徽三安光电有限公司 | 一种mocvd反应腔室的清理装置及清理方法 |
CN112827942A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-25 | 广东海洋大学 | 一种多功能电气工程除尘装置 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP07118853A patent/JP3098171B2/ja not_active Expired - Fee Related
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