JPH08309037A - 歩行動物玩具 - Google Patents

歩行動物玩具

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JPH08309037A
JPH08309037A JP14400395A JP14400395A JPH08309037A JP H08309037 A JPH08309037 A JP H08309037A JP 14400395 A JP14400395 A JP 14400395A JP 14400395 A JP14400395 A JP 14400395A JP H08309037 A JPH08309037 A JP H08309037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
foot
animal toy
walking
tail
Prior art date
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Pending
Application number
JP14400395A
Other languages
English (en)
Inventor
Daishirou Shibukawa
大志郎 渋川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP14400395A priority Critical patent/JPH08309037A/ja
Publication of JPH08309037A publication Critical patent/JPH08309037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で2足歩行を実現するとともに、小
型でかつリアル感があり広い年齢層の玩具愛好家に受け
入れられる歩行動物玩具を提供すること。 【構成】胴体部2の両側面には、それぞれ駆動機構Aに
よって駆動される回転板7、8を配置し、その上方には
軸12を外側方に突出して形成するとともに、上記胴体
部2には両側にそれぞれ足部材3、4と、下部に尾部材
5とを設け、上記足部材3、4の中央部付近には上記回
転板7、8に設けられた偏心軸22、23に遊嵌する嵌
合孔25を形成し、かつ上部の長手方向には上記軸12
に遊嵌する長孔26を形成するとともに、胴体部2と足
部材3、4と尾部材5とを伸縮可能な外皮部材6で覆っ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後足で立って歩行する
歩行動物玩具に関する。
【0002】
【発明の背景】 一般に、歩行する玩具はよく知られて
いるが、この玩具の対象が低年齢の子供に設定される傾
向があった。そのために、子供が飽きないように玩具を
子犬や子熊等を模して形成し、比較的大型に形成した体
内に音声発生手段を内蔵して鳴きながら歩行させたり、
センサを備えて進行方向の障害物を検出し、方向転換を
させたりして付加価値を高めていたが、玩具の愛好家は
低年齢の子供に限定されるものではなく、広い層の愛好
家に好まれる玩具を提供する必要があった。
【0003】また、歩行玩具と言えば4足歩行の動物玩
具が一般的で、2足歩行の玩具と言えば構造的にロボッ
ト玩具が一般的であった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記背景の下に成立したもの
であって、簡単な構造で2足歩行を実現するとともに、
小型でかつリアル感があり広い年齢層の玩具愛好家に受
け入れられる歩行動物玩具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の歩行動物玩具は以下の要件を備えたことを
特徴とする。 (イ) 上記動物玩具の胴体部の両側面には、駆動機構によ
って垂直方向に回転する回転板が配置され、該回転板の
上方の胴体部には軸が外側方に突出して形成されている
こと (ロ) 上記胴体部の両側には、それぞれ足部材が設けられ
るとともに、下部には胴体部を上記足部材とともに支え
る尾部材が固定されていること (ハ) 上記足部材の中央部付近には上記回転板に偏心して
設けられた偏心軸に遊嵌する嵌合孔が形成され、かつ上
部の長手方向には上記軸に遊嵌する長孔が形成されてい
ること (ニ) 上記胴体部と足部材と尾部材とは伸縮可能な外皮部
材で覆われていること
【0006】
【発明の作用】前記構成によれば、動物玩具は胴体部の
両側に設けられた足部材と下部に固定された尾部材とで
立ち上がった状態を保持する。駆動機構によって回転板
が駆動されると、この回転板に設けられた偏心軸には足
部材の嵌合孔が遊嵌しているので足部材は遊嵌した軸に
支持されて前後に揺動する。胴体部と足部材と尾部材と
は伸縮可能な外皮部材で覆われているので動物玩具は足
部材を外皮部材を伸縮させながら交互に前方に繰り出し
て前進する。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施態様につい
て説明する。
【0008】図1において符号1は歩行動物玩具を示
し、この歩行動物玩具1は胴体部2と足部材3と尾部材
4とで構成され、この胴体部2、左足部材3、右足部材
4及び尾部材5とは恐竜を模して形成された外皮部材6
で覆われている。
【0009】胴体部2は図2に示すように上胴体部2a
と下胴体部2bとを適宜方法で連結して中空の略直方体
を構成し、内部には駆動部Aと左回転板7と右回転板8
と電源スイッチ9と電源電池10とが配置されるととも
に、左右の側面には上記回転板7、8を露出する開口部
11が形成され、この開口部11の上部には軸12が外
側方に突出してそれぞれ形成されている。
【0010】駆動機構Aは図3に示すようにモータ15
を駆動源とし、モータ15の回転軸に取着されたウォー
ムギヤ16に噛合する平歯車17と、この平歯車17に
同一軸支されたウォームギヤ18とから構成されてい
る。
【0011】左回転板7と右回転板8とは垂直方向に回
転するように回転軸20の両端にそれぞれ固定され、こ
の回転軸20の中央付近には歯車21が同一軸に固定さ
れている。この歯車21は上記駆動機構Aのウォームギ
ヤ18に噛合し、モータ15により回転軸20が回転す
るように設けられている。
【0012】左回転板7と右回転板8との外側面には偏
心軸22、23がそれぞれ回転方向に対し180度位相
をずらして形成され、胴体部2の開口部11から突出す
るように配置され、この偏心軸22、23には後述の足
部材3、4に形成された嵌合孔25が遊嵌するように設
けられている。
【0013】左足部材3と右足部材4とはクランク状の
平板で形成され、上部には胴体部2に形成された軸12
に遊嵌する長孔26が長手方向に形成されるとともに、
中央付近には回転板7、8に形成された偏心軸22、2
3に遊嵌する嵌合孔25が形成され、回転板7、8の回
転により軸12に案内されて上下、前後に往復運動をす
るように設けられている(図5参照)。
【0014】上記足部材3、4の下端には係合片27が
取着され、後述の外皮部材6の足部の先端に挿嵌し、足
部材3、4の動作に合わせて外皮部材の足部を作動させ
るように設けられている。
【0015】そして、上記足部材3、4は偏心軸22、
23と軸12とから離脱しないようにカバー部材28、
29でガイドされている。このカバー部材28、29は
ネジ、接着剤等適宜の方法で胴体部2の左右の側面にそ
れぞれ取着されている。
【0016】なお、上記軸12はカバー部材28、29
の内側面に形成しても構わない。
【0017】尾部材5は恐竜の尾骨を模して湾曲して形
成され、一端5aは胴体部2の嵌合凹部30に固定さ
れ、他端5bは接地面に接触して足部材3、4と尾部材
5とで胴体部2を支えるように設けられている(図4参
照)。
【0018】外皮部材6はゴムやポリエチレン等の伸縮
可能な弾性部材で恐竜を模して頭から尾まで一体、かつ
中空に形成されるとともにリアルな彩色が施され、胴体
部2、足部材3、4及び尾部材5を覆うように設けられ
ている。
【0019】上述のように構成された歩行動物玩具1の
作動態様について説明する。
【0020】スイッチ9をONして歩行動物玩具1を机
などの上面に載置する。モータ15の回転軸に固定され
たウォームギヤ16に連動して平歯車17、ウォームギ
ヤ18、歯車21が回転し、回転軸20が回転する。こ
の回転軸20の両端に固定された左回転板7、右回転板
8の偏心軸22、23には左足部材3、右足部材4に形
成された嵌合孔25、25がそれぞれ遊嵌するととも
に、軸12に長孔26がそれぞれ遊嵌しているので、足
部材3、4は上下方向に加えて前後方向に往復運動をす
る(図5参照)。
【0021】偏心軸22と23とは回転角度180度の
位相がずれて回転板7、8に形成されているので、例え
ば図6(b)、(c)に示すように左足部3が上がって
いる時は胴体部2が左に傾き重心gが左に移動するので
右足部4の先端と載置面との接触抵抗が小さくなり、右
足部4の先端が前方に移動しやすくなる。右足部4は前
方に出しながら上昇するので図6(f)(g)に示すよ
うに重心gが右に移動し、左足部3と載置面との接触抵
抗が小さくなるので、左足部3の先端が前方に移動しや
すくなる。このようにして体を左右に揺動させながら、
載置面との接触抵抗の少ない方の足を前に移動させなが
ら前進することができる(図6参照)。なお、尾部材5
の後端は常時載置面に接触しているので、足部材3、4
と尾部材5との3点で胴体部2を支えるとともに胴体部
2が左右に回動するのを防止することができる。
【0022】また、外皮部材6は伸縮性に優れるととも
に摩擦抵抗の大きいゴム等の材質を使用しているので上
述の胴体部2の回動を抑制し、歩行動物玩具1の直進性
を高めることができる。
【0023】なお、摩擦抵抗の小さな材質を外皮部材6
に用いる場合は、載置面との接触部にはゴム等の摩擦抵
抗の大きい材質を取着することが好ましい。
【0024】上述のように、回転板7、8の回転に伴っ
て左右の足部材3、4が前後、上下方向に往復運動し、
尾部材5で歩行動物玩具1の左右の回動を防止するとと
もに直進性を確保できるので極めて簡単な構造で小型の
2足歩行の動物玩具を実現することができる。
【0025】また、外皮部材6が伸縮自在な材質で形成
されるとともに頭、胴体、足及び尾が一体に成形されて
継ぎ目がなく、写実的な色彩が施されるとともに、胴体
を左右に揺動しながらの歩行動作にリアル感があり、装
飾物としても満足感が得られるので幼児に限定されるこ
となく広い層の玩具愛好家に受け入れられる歩行玩具を
実現することができる。
【0026】
【効果】本発明によれば歩行動物玩具は胴体部の両側に
設けられた足部材と下部に固定された尾部材とで立ち上
がった状態を保持し、駆動機構によって駆動される回転
板で左右の足部材を前後、上下にそれぞれ往復運動させ
て胴体を左右にゆっくり揺動しながら歩行するので、簡
単な構造で2足歩行を実現できるとともに、恐竜などの
大型動物を小型に形成できるとともに、体をゆっくり揺
動しながら前進する歩行動作にリアル感があり、装飾物
としても満足感が得られるので幼児に限定されることな
く広い層の玩具愛好家に受け入れられる歩行動物玩具を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歩行動物玩具の構成を示す斜視図
【図2】上記歩行動物玩具の構成を示す分解斜視図
【図3】駆動機構と回転板との構成を示す斜視図
【図4】歩行動物玩具の構成を説明する側面図
【図5】足部材の作動状態を説明する側面図
【図6】(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)
は足部材の作動に伴い胴体部の作動状態を説明する正面
【符号の説明】
1 歩行動物玩具 2 胴体部 3 左足部材 4 右足部材 5 尾部材 6 外皮部材 7 左回転板 8 右回転板 12 軸 22 偏心軸 23 偏心軸 25 嵌合穴 26 長孔 A 駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする歩
    行動物玩具。 (イ) 上記動物玩具の胴体部の両側面には、駆動機構によ
    って垂直方向に回転する回転板が配置され、該回転板の
    上方の胴体部には軸が外側方に突出して形成されている
    こと (ロ) 上記胴体部の両側には、それぞれ足部材が設けられ
    るとともに、下部には胴体部を上記足部材とともに支え
    る尾部材が固定されていること (ハ) 上記足部材の中央部付近には上記回転板に偏心して
    設けられた偏心軸に遊嵌する嵌合孔が形成され、かつ上
    部の長手方向には上記軸に遊嵌する長孔が形成されてい
    ること (ニ) 上記胴体部と足部材と尾部材とは伸縮可能な外皮部
    材で覆われていること
JP14400395A 1995-05-18 1995-05-18 歩行動物玩具 Pending JPH08309037A (ja)

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JP14400395A JPH08309037A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 歩行動物玩具

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JP14400395A JPH08309037A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 歩行動物玩具

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JPH08309037A true JPH08309037A (ja) 1996-11-26

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ID=15352059

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JP14400395A Pending JPH08309037A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 歩行動物玩具

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JP (1) JPH08309037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6905390B2 (en) 2001-10-12 2005-06-14 Omron Corporation Skin application structure for robots and a robot having such a structure
US7997991B2 (en) 2007-09-19 2011-08-16 On-Art Corp. Costume suit of large size animal

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