JPH08308428A - 餌の散布装置 - Google Patents

餌の散布装置

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Publication number
JPH08308428A
JPH08308428A JP7145681A JP14568195A JPH08308428A JP H08308428 A JPH08308428 A JP H08308428A JP 7145681 A JP7145681 A JP 7145681A JP 14568195 A JP14568195 A JP 14568195A JP H08308428 A JPH08308428 A JP H08308428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
bait
feed
delivery pipe
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP7145681A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Irie
入江  徹
Katsumi Sawara
勝美 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AASU KK
Original Assignee
AASU KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08308428A publication Critical patent/JPH08308428A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で養殖水槽全体に均一に餌を散布す
ることのできる餌の散布装置を提供すること。 【構成】養殖水槽1の略中央上方には空気圧で餌を送出
する給餌装置に連結された餌の送出パイプ3を水平方向
の一方向にのみ回転可能に設けるとともに、上記送出パ
イプ3の端部には先端を水平方向に直角に折り曲げた餌
の吹き出しパイプ4を水平方向に回転可能に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、養殖水槽に飼育する養
殖魚に餌を散布する餌の散布装置、特に動力を必要とせ
ず養殖水槽に餌を均一に散布する餌の散布装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】一般に、回転可能に配置されたパイプの先
端から餌を散布する散布装置は知られているが、パイプ
を回転させるためのモータ等の動力を必要とする上、パ
イプの先端が移動する軌跡上にしか餌が散布されないた
め養殖水槽全体に万遍なく餌を散布することができず、
養殖魚に対する餌の与え方が偏るとともに、餌が散布さ
れる場所が限定されるため、散布場所に魚が群れをなし
て集まり魚自体に傷がつき商品価値が下落する恐れがあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記背景の
下に成立したものであって、簡単な構造で養殖水槽全体
に均一に餌を散布することのできる餌の散布装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の餌の散布装置は養殖水槽の養殖魚に給餌す
る餌の散布装置であって以下の要件を備えたことを特徴
とする。 (イ) 上記養殖水槽の略中央上方には空気圧で餌を送出す
る給餌装置に連結される餌の送出パイプが水平方向の一
方向にのみ回転可能に設けられていること (ロ) 上記送出パイプの端部には餌の吹き出しパイプが水
平方向に回転可能に連結されていること (ハ) 上記吹き出しパイプの先端は水平方向に直角に折り
曲げられていること
【0005】
【発明の作用】前記構成によれば、給餌装置から空気圧
で送出された餌は送出パイプを経由して餌の吹き出しパ
イプから養殖水槽に噴出される。吹き出しパイプの先端
は水平方向に直角に折り曲げられているので、吹き出し
パイプは餌を噴出する勢いで送出パイプの端部を中心に
水平方向に回転する。吹き出しパイプの回転による反動
で送出パイプが水平方向の一方向に回転させられるので
吹き出しパイプは自転しながら送出パイプの回転軌道上
を餌を噴出しながら公転する。
【0006】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施態様につい
て説明する。
【0007】図1及び図2は餌の散布装置の構成を示す
平面図及び側面図で、この散布装置は円形に形成された
養殖水槽1の直径方向にかけられた橋2の略中央に回転
可能に配置された餌の送出パイプ3と、餌の吹き出しパ
イプ4とから構成されている。
【0008】送出パイプ3の一端は餌を空気圧で送出す
る給餌装置(図示せず)からの供給パイプ5に連結さ
れ、この供給パイプ5と上記送出パイプ3とは回転自在
に第1のジョイント6で連結されている。
【0009】なお、ジョイント6は従来周知のベアリン
グを内装し回転を円滑にするように設けられている。
【0010】上記送出パイプ3のジョイント6との連結
部の近傍には図3に示すようにラチェットギヤ7が上記
送出パイプ3の回転と同一回転軸上に形成され、このラ
チェットギヤ7にはラチェット爪8が噛合し、送出パイ
プ3は一方向にのみ回転するように制御されている。
【0011】ラチェット爪8はスプリング9を介して固
定部10に固定金具11で固定され、図4に示すように
一方の側面8aが前端から後端にかけて斜めに形成され
ている。
【0012】上記ラチェット爪8はラチェットギヤ7が
ラチェット爪8を押しながら矢印a方向に回転した時
に、斜面8aが固定部10に当接するまでスプリング9
が撓んで移動し、ギヤ7の山7aが爪8の係合面8bか
ら外れた時にスプリング9の復元力で元の位置に復帰
し、次のギヤ7の谷7bに爪8が噛み合うように設けら
れている。
【0013】ラチェットギヤ7が逆転する時はギヤ7の
山7aが爪をスプリング9が圧縮される方向に押圧する
が、スプリング9に付勢されて逆転が阻止されるように
設けられている。上記送出パイプ3の端部3aには吹き
出しパイプ4が水平方向に回転可能に第2のジョイント
12で連結されている。
【0014】なお、ジョイント12は従来周知のベアリ
ングを内装し回転を円滑にするように設けられている。
【0015】吹き出しパイプ4は先端4aが水平方向に
対し直角に曲げられ、先端から飼を噴出した時、第2の
ジョイント12を中心に餌の噴出力で回転するように設
けられている。
【0016】上述のように餌の散布装置は構成されてい
るので、給餌装置が空気圧で餌を送出すると餌は空気と
ともに供給パイプ5を経由して送出パイプ3に送られ
る。送出パイプ3に送られた餌は、さらに吹き出しパイ
プ4に送られ先端4aから空気とともに勢いよく噴出さ
れる。
【0017】吹き出しパイプ4の先端4aは水平方向に
直角に折り曲げられているので、餌の噴出の反動で図5
(a)に示すように第2のジョイント12を中心に矢印
b方向に回転する。この時送出パイプ3の先端には矢印
c方向の応力が働いて送出パイプ3は第1のジョイント
6を中心に矢印d方向に回転しようとするがラチェット
ギヤ7がラチェット爪8に止められて回転が阻止され
る。
【0018】吹き出しパイプ4が更に回転し、図5
(b)に示すように送出パイプ3の延長線上に回転した
時、吹き出しパイプ4は矢印e方向に回転するので送出
パイプ3の先端には矢印f方向に応力が働いて送出パイ
プ3は第1のジョイント6を中心に矢印d方向に回転す
る。ラチェットギヤ7は順方向の回転になるのでラチェ
ット爪8に回転が阻止されることがなく送出パイプ3は
第1のジョイント6を中心に矢印g方向に回転する。
【0019】このように吹き出しパイプ4は自転しなが
ら送出パイプ3の回転軌跡に添って公転するので養殖水
槽1の上に万遍なく餌を撒くことができる。
【0020】なお、送出パイプ3が外力で反対方向に強
制的に無理やり回転させられた場合、従来のラチェット
爪ではラチェットギヤが逆転しないため送出パイプ3が
破損する恐れがあるが、本発明のラチェット爪8によれ
ば、スプリング9の弾発力を超える大きな外力がかかっ
た場合はスプリング9が収縮してラチェットギヤ7の逆
回転を許容することができるので、散布装置を破損する
ような事故を防止することができる。
【0021】上述のように、餌を噴出する勢いで吹き出
しパイプ4はジョイント12を中心に自転しながらジョ
イント6を中心に公転するので特別な駆動装置を必要と
せず、養殖水槽1に均一に餌を散布することができる。
【0022】
【効果】本発明の餌の散布装置によれば、特別な動力を
必要とせず簡単な構造で養殖水槽全体に均一に餌を散布
することができる餌の散布装置を提供することができ
る。そのため、餌が特定の場所に限定して散布される事
がなくなり養殖魚の育成が均一になるとともに、養殖魚
が群れをなして餌に飛びつく必要がなくなり魚に傷がつ
く事がなくなるので商品価値の低下を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の餌の散布装置の構成を示す平面図
【図2】上記餌の散布装置の構成を示す側面図
【図3】上記餌の散布装置の構成を示す斜視図
【図4】送出パイプの回転を説明する要部拡大図
【図5】(a)(b)は餌の散布装置の作動状態を説明
する斜視図
【符号の説明】
1 養殖水槽 3 送出パイプ 4 吹き出しパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養殖水槽の養殖魚に給餌する餌の散布装
    置であって以下の要件を備えたことを特徴とする餌の散
    布装置。 (イ) 上記養殖水槽の略中央上方には空気圧で餌を送出す
    る給餌装置に連結される餌の送出パイプが水平方向の一
    方向にのみ回転可能に設けられていること (ロ) 上記送出パイプの端部には餌の吹き出しパイプが水
    平方向に回転可能に連結されていること (ハ) 上記吹き出しパイプの先端は水平方向に直角に折り
    曲げられていること
JP7145681A 1995-05-19 1995-05-19 餌の散布装置 Pending JPH08308428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7145681A JPH08308428A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 餌の散布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7145681A JPH08308428A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 餌の散布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08308428A true JPH08308428A (ja) 1996-11-26

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ID=15390635

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7145681A Pending JPH08308428A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 餌の散布装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103238551A (zh) * 2013-05-30 2013-08-14 高远 一种智能化气动式鱼饲料通道分配器
CN103548748A (zh) * 2013-11-11 2014-02-05 成都通威自动化设备有限公司 浮船式动力旋转撒料器
KR20220053307A (ko) * 2020-10-22 2022-04-29 한국광기술원 양식 어류의 수중 사료 공급 장치 및 방법

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CN103548748A (zh) * 2013-11-11 2014-02-05 成都通威自动化设备有限公司 浮船式动力旋转撒料器
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