JPH08308418A - ペット用食器及びそれを用いた食器付きペットフード - Google Patents

ペット用食器及びそれを用いた食器付きペットフード

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JPH08308418A
JPH08308418A JP7143896A JP14389695A JPH08308418A JP H08308418 A JPH08308418 A JP H08308418A JP 7143896 A JP7143896 A JP 7143896A JP 14389695 A JP14389695 A JP 14389695A JP H08308418 A JPH08308418 A JP H08308418A
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Japan
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pet
tableware
mount
container body
paper
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JP7143896A
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Takashi Shigeoka
隆志 重岡
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SHIGEOKA SANGYO KK
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SHIGEOKA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、容器内部にペット動物が口等を突
っ込んでも倒れたり傾いたりする虞がなく、極めて坐り
が良く床面や地面にしっかりと安定して固定させること
ができ、かつ容器内部に容れられた餌物をすみずみまで
残らず舌ですくって食べることができ、又、特定の餌物
に限らず種々の餌物を与えることができ、更に、使い終
えた後、簡単に廃棄処理等することができる衛生的で使
い捨てが可能な極めて利便性や汎用性に優れた低原価の
ペット用食器の提供を目的とする。 【構成】 本発明のペット用食器1は、容器本体2と、
容器本体2の底部に粘着される少なくとも一面に剥離紙
9が貼着された接着剤層8を有する台紙部7と、を備え
た構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭で飼育する犬や猫等
のペット動物に特に好適なペット用食器及びそれを用い
た食器付きペットフードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭で犬や猫その他のペット動
物が広く飼育され、これらペット動物に与える餌物を密
封した餌缶詰が広く一般に市販されている。しかしなが
ら、この餌缶詰の缶は餌皿としてそのまま使用すること
ができないので、餌缶詰を缶切りで切って蓋を開けた
後、中身をペット専用の餌皿に移して食べさせる必要が
あり、餌の取り出しや餌皿への移替が面倒で煩わしいと
いう問題点があった。又、缶切り不要な餌缶詰であって
も、開缶した蓋の周囲や缶の開口縁部が鋭利なので、開
缶作業時に手を切って怪我をするという問題点があっ
た。更に、餌皿は軽くて動き易いので、餌を食べる時に
引っ繰り返されたり、部屋の彼方に動かされてしまった
りするという問題点があった。そこで、これらの問題点
を解決するために、実公平2−34226号公報(以下
イ号公報という)に、猫等のペット動物に餌を食べさせ
る餌皿として使用できるように適当な形状と大きさに一
体成形した合成樹脂製の浅底容器体と、前記浅底容器体
内に詰められた対象動物に適合して長く保存できる処理
を施した魚ミンチ等の餌物と、前記浅底容器体の開口縁
部に手で引き剥がせるように融着して密封された摘み舌
片のある通気遮断シートと、前記浅底容器体の底部に形
成された接床底面に設けられた剥離紙で被覆される感圧
接着剤と、を有するペット動物の餌詰め容器が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下の問題点を有していた。すなわち、 (1)イ号公報に記載のものは、 (a)浅底容器体の接地面積を広くするために、該浅底
容器体の側壁が2重壁構造で形成しているので、金型が
複雑になり、生産性や量産性に欠けるという問題点があ
った。 (b)浅底容器体内に詰められた餌物を長期保存するた
めに、餌物を加熱殺菌処理等の処理を施したり、浅底容
器体の開口縁部に通気遮断シートを融着するために、高
周波融着機又は熱融着機或いは蒸着シール機等で融着す
る融着工程が必要であるため、極めて作業性や生産性,
量産性に欠けるという問題点があった。 (c)また、魚ミンチ等の餌物が浮遊細菌により劣化す
るのを防止するため生産された餌物を一連の作業で容器
に詰め更に加熱殺菌等を行った後通気遮断シートで密封
するので、生産設備が極めて大がかりになるとともに、
餌物の種類が限定され多品種少量生産を行うことができ
ないという問題点を有していた。 (d)容器が餌物の長期保存を可能にするため加工処理
を行わなければならないという問題点を有していた。 (e)浅底容器体内に特定の餌物が詰められているの
で、ペット動物に与える餌物の種類が制限されてしま
い、需要者が自由にペットの好みに合わせて餌物をこの
浅底容器体に容れてペット動物に与えることができず、
汎用性に欠けるという問題点があった。 (2)又、ペット動物が餌物を食べる際に動いてしまわ
ないように、ステンレス鋼製で形成された浅底状の餌入
れ容器が市販されている。しかしながら、この市販の餌
入れ容器では、 (a)周壁部が底部から鉛直方向に延設されているの
で、底部と周壁部の連設部の半径が小さ過ぎるので、ペ
ット動物が舌で餌物をすくい難く、内部底面の隅々に餌
物が残り易く、ハエ等がたかり、給餌のたびに洗浄せね
ばならず利便性に欠けるという問題点があった。 (b)最近では、レジャーとして休日等にキャンプ等に
行くことが盛んで、ペット動物も一緒に連れて行くこと
が多くなっているが、キャンプ地等にペット動物を連れ
て行く際に、この餌入れ容器を持参しかつ持ち帰らねば
ならないので、持ち運びの際にこの餌入れ容器が嵩張っ
て、搬送性に欠け使用しづらいという問題点があった。 (3)キャンプ等にペットを同伴する際、キャンプ期間
中に与えるペットの好みの餌を自由に選択でき、かつそ
れに使用する使い棄てペット用食器が希求されていた
が、未だ十分なものは開発されていない。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ペット動物が餌物を食べるために容器内部に口等を
突っ込んでも倒れたり傾いたりする虞がなく、極めて坐
りが良く、床面や地面にしっかりと安定して固定させる
ことができ、かつ容器内部に容れられた餌物をすみずみ
まで残らず舌ですくって食べることができ、又、特定の
餌物に限らず例えばキャンプ地等で調理した料理等種々
の餌物を与えることができ、更に、使い終えた後、簡単
に廃棄処理等することができる衛生的で使い捨てが可能
な極めて利便性や生産性,量産性,信頼性に優れた低原
価で量産性に適したペット用食器を提供すること,及び
それを用いて一食分等のように適当量の個装されたペッ
トフードを内包し長期保存することができる衛生的でか
つ極めて利便性や搬送性等に優れた低原価の食器付きペ
ットフードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、以下の構成からなる。すなわち、請求項1
に記載のペット用食器は、一面に開口部を有し丼状又は
箱状等に形成された容器本体と、表面又は裏面の内少な
くとも一面に剥離紙が貼着された接着剤層を有する台紙
部と、を備えた構成を有している。請求項2に記載のペ
ット用食器は、請求項1において、容器本体の底部の周
囲に延設された周壁部の傾斜角度(α)が、95°≦α
<170°に形成され、及び/又は容器本体の底部と周
壁部の連設部の半径(R)が5mm≦R<110mmの円弧
状に形成されている構成を有している。請求項3に記載
のペット用食器は、請求項1又は2の内いずれか1にお
いて、容器本体が、開口部の開口縁部に台紙部が嵌合さ
れる段差部を備えている構成を有している。請求項4に
記載のペット用食器は、請求項1乃至3の内いずれか1
において、容器本体が、発泡樹脂,合成紙,紙,合成樹
脂,紙と合成樹脂の複合材の内いずれか1種の可燃性材
料で形成されている構成を有している。請求項5に記載
のペット用食器は、請求項1乃至4の内いずれか1にお
いて、台紙部が、厚紙,段ボール紙,合成紙等の紙製シ
ート,合成樹脂シート,紙と合成樹脂の複合材製シート
の内いずれか1種の剛性材料で形成されている構成を有
している。請求項6に記載のペット用食器は、請求項1
乃至5の内いずれか1において、容器本体が、開口縁部
に外方に向かって凹状に形成された指挿入用凹部を備え
ている構成を有している。請求項7に記載のペット用食
器は、請求項1乃至5の内いずれか1において、台紙部
が、少なくとも一端部に延設された摘み部を備えている
構成を有している。請求項8に記載のペット用食器は、
請求項1乃至5の内いずれか1において、台紙部が、周
辺部の少なくとも一箇所に穿設された指挿入孔を備えて
いる構成を有している。請求項9に記載のペット用食器
は、請求項1乃至5の内いずれか1において、台紙部
が、その周囲に容器本体の開口縁部を覆設する台紙周壁
部を備えている構成を有している。請求項10に記載の
ペット用食器は、請求項1乃至5の内いずれか1におい
て、台紙部が、その周辺部に穿設された孔部と、孔部に
配設された取手部と、を備えている構成を有している。
請求項11に記載のペット用食器は、請求項1乃至10
の内いずれか1において、台紙部が、表面又は裏面に配
設された滑り止め材を備えている構成を有している。請
求項12に記載の食器付きペットフードは、容器本体の
開口縁部に台紙部を載置した若しくは容器本体の段差部
に台紙部を嵌合した請求項1乃至11の内いずれか1に
記載のペット用食器と、ペット用食器の容器本体内に収
容された1乃至複数の個装されたペット用飼料と、ペッ
ト用食器を覆って包装した包装材と、を備えている構成
を有している。請求項13に記載の食器付きペットフー
ドは、請求項12において、包装材が、シュリンクフィ
ルムである構成を有している。
【0006】ここで、容器本体の材質としては、軽量で
利便性に優れ、かつ、廃棄の際折り畳んで圧縮し易く、
又燃やすこともでき使い捨てが容易な発泡スチロールや
発泡ポリオレフィン等の発泡樹脂,合成紙,紙,ポリオ
レフィンやポリスチレン等の合成樹脂等が挙げられる。
容器本体の形状としては、ペット動物が餌物を容易に舌
ですくうことができるように、周壁部の傾斜角度(α)
としては、95°≦α<170°,好適には105°≦
α<160°とされるのが好ましい。また、容器本体の
底部と周壁部の連設部は、半径(R)が5mm≦R<11
0mm,好適には7mm≦R<100mmの円弧状に形成され
るのが好ましい。容器本体の大きさや高さは大型犬、小
型犬もしくは猫等のようにペット動物の種類に依って適
宜選択される。例えば鼻の長い犬には深底状の容器、又
鼻の短い猫には浅底状の容器というように選択される。
又、容器本体の形状としては、丼状等の略円形状や角形
状等が挙げられる。丼状等の円形状に形成されるとどこ
からでも餌物を食べ易く、又角形状等に形成されると一
般に四角形等の角形状に個装されるペット用飼料を容易
に容器本体内に容れることができる。梱包等する際は、
容器本体の開口縁部に後述する台紙部を載置したり接着
テープ等で貼着させてもよいが、容器本体の開口縁部に
段差部を設けると簡単に台紙部を嵌合させることができ
る。この段差部は台紙部を嵌合できれば特に限定される
ものではない。
【0007】台紙部は、板紙,厚紙,薄い段ボール紙等
の紙製,発泡スチロールや発泡ポリオレフィン等の発泡
樹脂製,ポリオレピレン,ポリスチレン等の合成樹脂
製,紙と合成樹脂の積層物等の復合材等の剛性の高い平
板状が用いられる。台紙部が剛性の高い平板状なので、
ペット動物がこの台紙部に粘着された容器本体内を口等
で押しても、台紙部が折れ曲がったりすることがなく床
面等に安定して固定されるので、容器本体が倒れる虞が
ない。台紙部の形状としては、容器本体の開口部の形状
に合わせて略円形状又は略角形状等に形成される。台紙
部の大きさとしては、容器本体の開口部や段差部に嵌合
させるときはこれらの内径と略同径状で、又単に開口部
に載置するときは開口部の外径と略同径状又は大径状で
形成される。台紙部の厚みとしては、特に限定されるも
のではないが、1mm〜3mmで形成されると充分な剛性を
得ることができる。
【0008】台紙部が容器本体に嵌合される場合は、台
紙部の一端部に略半円形状、四角形状等の略角形状、砲
弾状等で延設された摘み部や一箇所に略円形状等に穿設
された指挿入孔を形成するか、又は容器本体の開口縁部
に凹状に指挿入用凹部を形成するのが好ましい。容器本
体の段差部等に嵌合された該台紙部を、この摘み部を持
って或いは指挿入孔や指挿入用凹部に指を挿入すること
で簡単に取り外すことができる。更に、台紙部の1箇所
に突設されたり1箇所に穿設された孔部に上下動自在に
挿設された取手部を備えても上述と同様の効果を得るこ
とができる。
【0009】台紙部の周囲に台紙周壁部が形成された場
合は、容器本体の開口縁部に容易に冠着させることがで
きると共に容器本体の底部に粘着してペット動物に汁状
の餌物を与えた際に、汁をこぼしても台紙周壁部が形成
されているため、汁が台紙部の外に流れることがないの
で、部屋を汚すのを防止できる。台紙周壁部の高さとし
ては特に限定されるものではないが、容器本体や台紙部
の大きさや餌物の種類等によって2mm〜30mmの範囲で
適宜選択される。例えば、ミルクやスープ等の汁状の餌
物を用いた場合は台紙部の大きさ等にもよるが深めに1
0mm前後とされるのが好ましい。
【0010】接着剤層の接着剤としては、天然ゴム系,
合成ゴム系,ポリアクリル酸エステル系,ポリビニルエ
ーテル系等の従来公知のものが種々挙げられる。接着剤
は台紙部の表面や裏面の全面又は所定部に貼着されても
よい。剥離紙としては、クラフトパルプを原料とした紙
又はグラシン紙,硫酸紙等の緻密な紙等の表面に剥離剤
としてメチル水素系ポリシロキサンやステアリン酸塩化
クロム等を塗布して熱硬化させたもの、若しくは紙等の
表面にシリコーン等の珪素樹脂等の剥離剤を塗布したも
の等、従来公知のものが挙げられる。
【0011】台紙部の一面に天然ゴム製,スチレンブタ
ジエンゴム,ブタジエンゴム等の合成ゴム製等の滑り止
め材を備えると、台紙部の滑り防止を図ることができ
る。
【0012】ペットの餌物としては、従来公知のものが
挙げられる。例えば、一般ドライフード,濃縮エキスス
ープ等の乾燥スープ,ジャーキー類,スナック等のペッ
ト用菓子等が挙げられる。これら餌物の原材料は、獣
肉,家禽類,鳥類,魚類,その他の内臓や肉,骨,皮等
又はこれらに穀物,海草,漢方薬草,香草(ハーブ),
野菜等を配合したもの等が挙げられる。又、上記素材を
乾燥加工した乾燥フードを通気性のシートで通気性個装
したものや、上述した素材をボイル処理,蒸し処理,或
いは生のまま冷凍又は冷蔵加工したもの、上述した素材
を気密性のシートで気密性個装したレトルト加工した飼
料等が挙げられる。
【0013】食器付ペットフードは、前記ペットの飼料
の同一種又は異性のものを1乃至複数個を容器本体内に
収納して需要者に提供される。食器付ペットフードには
繁殖期その他に応じて餌料の種類を変えてもよく、ま
た、キャンプ等の同伴用にはそれに合った種類のもの、
室内犬用にはストレス解消用に加工骨の餌料を入れても
よい。食器付ペットフードを流通させるに当たっては1
個ずつを包装袋等の包装材に入れるかシュリンクフィル
ム等の包装材で包装して流通させると取り扱い性が優れ
るので好ましい。
【0014】包装材としては、紙製、ポリエチレン,ポ
リスチレン,ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂製のフィ
ルム等が挙げられる。簡易袋又は気密袋で真空パック又
は気密袋でエージレスによる脱気を行ってもよい。合成
樹脂製のフィルムは、その種類にもよるが防湿性,自己
接着性,熱接着性等を有するので、餌物の保存性や包装
作業性を向上できるので好ましい。中でもシュリンクフ
ィルムは、上述した特性を兼ね備えると共に特に良好な
展着性を有するので生産性に優れると共に使用時に簡単
に引き裂いてペット用食器を取り出すことができるので
利便性に優れるので好ましい。
【0015】
【作用】この構成によって、以下の作用を奏する。すな
わち、 (1)ペット用食器にあっては、 a,台紙部の剥離紙を剥がし接着剤層を容器本体の低部
外壁に接着するだけで、容器本体が倒れたり転んだり引
っ繰り返ったりするのを防止でき、容器本体を床面や地
面にしっかりと安定して固定することができる。 b,容器本体の周壁部の傾斜角度(α)が95°≦α<
170°、若しくは底部と周壁部の連設部が半径(R)
が5mm≦R<110mmの円弧状に形成されているので、
この容器本体内に容れられた餌物をペット動物が容易に
舌ですくって食べることができる。 c,容器本体や台紙部が可燃性又は可撓性の材質で形成
されているので、ペット動物に餌物を与えた後、燃やし
たり圧縮したりして簡単に廃棄処理することができる。 d,台紙部が厚紙,段ボール紙等の紙製シート又は合成
樹脂製シートで形成されていので、剛性に富み、折れ曲
がったりする虞がなく、容器本体を安定して保持でき
る。 e,台紙部の裏面にも接着剤層を設けている場合は、裏
面の接着剤層を床面等に粘着させることができ、ペット
の食事中に容器本体が動くのを防止することができる。
また、裏面の接着剤層を、広げた新聞紙の中央に接着さ
せることにより床面の汚れを防止確実に防ぐことができ
るとともに、犬や猫等のペット動物に餌を与えた後、該
ペット用食器を新聞紙ごと丸めて捨てることができるの
で、廃棄の際に手を汚すのを防止できる。 f,接着剤層に剥離紙が貼着されているので、接着剤層
の劣化や粘着度の低下等を防止し耐久性を向上させるこ
とができる。 g,容器本体の開口部に段差部が形成されている場合、
包装時に容器本体内にペット用飼料を詰めて台紙部を嵌
合させるだけで見栄よく包装できる h,容器本体に指挿入用凹部が形成されている場合、こ
の指挿入用凹部と台紙部とで形成された間隙部に指を入
れて台紙部を持ち上げて、簡単に容器本体の開口部や段
差部に嵌合された台紙部を取り外すことができる。 i,台紙部に摘み部や指挿入孔若しくは取手部が形成さ
れている場合、容器本体の開口部や段差部に嵌合された
台紙部をこれらを用いて容易に取り外すことができる。 j,台紙部の周囲に台紙周壁部が形成されている場合、
容器本体の底部を台紙周壁部で囲まれる面に接着させる
と、ペット動物に餌物を与える際にたとえ汁状の餌物が
容器本体の外壁をつたって落ちても汁が台紙周壁部から
外に洩れる事がなく台紙部が受け皿の役目をすることが
でき、床面を汚すのを防止できる。 k,使い捨てが可能で紙コップや紙皿感覚でペット用食
器を商品化できる。 (2)食器付きペットフードにあっては、 a,ペット用食器とペット用飼料が各々別の生産ライン
で生産できるので、製品の多様化に容易に対応できると
ともに付加価値を向上させることができる。 b,ペット用飼料が個装されているので、ペット用食器
を従来のように蒸着シール等のヒートシールをする必要
がなく生産性を高めることができる。 c.ペット用飼料が各々個装されているので、必要量だ
け開封して与えることができる。 d,キャンプやハイキング等にペットを連れて行く際
に、食器付きペットフードが個装されているので、嵩張
らずに簡単に持ち運びができ、また、容器本体に他の餌
物を入れて与える事が出来るとともに、使用後は折り畳
んだり丸めたりして小さくして可燃性ゴミとして持ち帰
ることもできる。 e,包装材にシュリンクフィルムを用いると、このシュ
リンクフィルムがペット用食器に収縮密着して水気や匂
いを通さないので、耐久性等を著しく向上させることが
できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例におけるペット
用食器の外観斜視図であり、図2はその容器本体の要部
断面図である。1は本発明の第1実施例におけるペット
用食器、2は発泡スチロール等の発泡樹脂製等で開口部
が広く底部が狭い深底状の略丼状等に形成された容器本
体、3は外径が2cm〜15cmで略円盤状に形成された底
部、4は底部3の周壁に傾斜角度(α)が約95〜13
5°、高さが5cm〜15cmで外方に膨出状に延設された
周壁部、5は内径が8cm〜25cmで形成された開口部、
6は半径(R)が約10mm〜40mmで円弧状に形成され
た底部3と周壁部4の連設部、7は厚紙製又は発泡スチ
ロール等の発泡樹脂製或いはポリスチレンやポリオレフ
ィン,PET,PBT,ナイロン等の合成樹脂製等の剛
性のある可燃性材料で厚みが0.5mm〜3mmで容器本体
2の開口部5の直径と略同径状の略円盤状に形成された
台紙部、8は台紙部7の裏面略中央部に略矩形状又は略
円形状等に貼着された接着剤層、9は接着剤層8の表面
に貼着された剥離紙である。
【0017】以上のように構成された本実施例のペット
用食器について、以下その使用方法を図面を参照しなが
ら説明する。図3は本発明の第1実施例におけるペット
用食器の使用状態を示す外観図である。まず、台紙部7
の裏面の接着剤層8から剥離紙9を剥がした後、容器本
体2の底部に接着剤層8をあてながら台紙部4を貼着す
る。次いで、容器本体2内にペット動物に応じた餌物を
容れて、ペット動物に与える。
【0018】以上のように本実施例によれば、容器本体
の底部に平板状の台紙部が接着固定されているので、容
器本体の坐りが良く、床面等にしっかりと安定させるこ
とができ、犬や猫等のペット動物が餌物を食べるときに
容器本体が倒れて内容物がこぼれたりするのを防止でき
る。又、容器本体が丼状で周壁部が傾斜して形成されか
つ底部と周壁部の連設部が円弧状に形成されているの
で、容器本体内に容れられた餌物を容易にすみずみまで
舌ですくって食べることができる。又、容器本体が発泡
スチロール等で形成されると共に台紙部が厚紙等で形成
されいずれも可燃性なので、ペット動物に餌物を与えて
不要になったときは、燃やしたり、折り畳んで圧縮させ
て簡単にゴミ廃棄することができる。又、従来のように
浅底容器体内部のすみに残った餌物が夏期等腐り易くキ
ャンプ等で使用しづらく、一々洗って餌をやらねばなら
なかったが、容器本体を使い捨てできるので、極めて衛
生的であり、餌が残らないので、ペット動物が下痢等を
起こす虞がない。また、一方、従来の餌缶詰等に比べて
極めて軽量なので梱包用段ボール箱等への収納作業を極
めて向上させることができると共に大量輸送にも便利で
搬送性に優れる。
【0019】(実施例2)図4は本発明の第2実施例に
おけるペット用食器の外観斜視図であり、図5はその容
器本体の要部断面図である。7は台紙部、8は接着剤
層、9は剥離紙であり、これらは第1実施例と同様なも
のなので同一の符号を付して説明を省略する。本発明の
第2実施例におけるペット用食器1aが第1実施例と異
なるのは、容器本体2aが発泡スチロール等の発泡樹脂
製等で浅底状に形成された底部3aと,子猫や子犬がミ
ルク等を飲み易いように低い周壁部4aと広い開口部5
aと大きな半径で連接された連設部6aと、台紙部7の
表面略中央部にも剥離紙9aが貼着された接着剤層8a
を備えた点である。以上のように本実施例によれば、第
1実施例と同様の効果が得られる他、容器本体が浅底状
に形成されているので、小猫等の小型のペット動物でも
餌物をすみずみまで残らず食べさせることができる。
又、台紙部の表裏面に接着剤層が貼着されているので、
一方の接着剤層を床面等にも接着させることで、ペット
動物が餌物を食べるときに該ペット用食器が滑る虞がな
い。又、新聞紙等の上面に接着剤層をくっつけて犬や猫
等のペット動物に餌物を与えれば、食後該ペット用食器
を新聞紙ごと丸めて捨てれば、部屋を汚さずに済ませる
ことができる。
【0020】(実施例3)図6は本発明の第3実施例に
おけるペット用食器の外観斜視図である。3は底部、4
は周壁部、5は開口部、6は連設部、8は接着剤層、9
は剥離紙であり、これらは第1実施例と同様なものなの
で同一の符号を付して説明を省略する。本発明の第3実
施例におけるペット用食器1bが第1実施例と異なるの
は、容器本体2bが開口部5の近傍の内壁に段差状に形
成された台紙部7aが嵌合される段差部10を備えた点
と、台紙部7aが表面に合成樹脂等をラミネートした合
成紙製等で形成されかつ一端部に略砲弾状に延設された
摘み部11を備えた点である。以上のように本実施例に
よれば、容器本体の開口縁部に段差部が形成されている
ので、台紙部を容易に嵌合させることができ、容器本体
と台紙部がばらける虞がない。又、台紙部に摘み部が形
成されているので、容器本体の段差部に嵌合された台紙
部をこの摘み部を持って容易に取り外すことができる。
又、台紙部が合成樹脂をラミネート等することで曲げ応
力等の機械的強度が向上しているので摘み部を摘んで台
紙部を取り外しても折れ曲がったりすることがなくペッ
ト用食器を安定して保持でき倒れ防止効果を向上させる
ことができる。
【0021】(実施例4)図7(a)は本発明の第4実
施例におけるペット用食器の台紙部の外観斜視図であ
り、図7(b)はその裏面斜視図である。8は接着剤
層、9は剥離紙であり、これらは第1実施例と同様なも
のなので同一の符号を付して説明を省略する。本発明の
第4実施例におけるペット用食器の台紙部が第3実施例
と異なるのは、台紙部7bが、表面に形成された印刷部
12を備えた点と、この印刷部12の所定部に貼着等で
固着された天然ゴム製又は合成ゴム製等で薄膜状に貼着
された滑り止め材13を備えた点と、更に台紙部7bの
周辺部に穿設された指挿入孔14を備えた点である。以
上のように本実施例によれば、第1実施例や第3実施例
と同様の効果が得られる他、容器本体の段差部に嵌合さ
れた台紙部を指挿入孔に指を挿し込んで容易に引き抜く
ことができる。又、台紙部の一面に滑り止め材が形成さ
れているので、ペット動物が餌物を食べるときに餌物を
舌で押しながらすくってもこの滑り止め材で容器本体が
滑ってしまうのを防止することができる。
【0022】(実施例5,6)図8は本発明の第5実施
例におけるペット用食器の外観斜視図であり、図9
(a)は本発明の第6実施例におけるペット用食器の容
器本体の外観斜視図であり、図9(b)はその台紙部の
裏面斜視図である。本発明の第5,第6実施例のペット
用食器1d,1eが第1実施例と異なるのは、台紙部7
c,7eの周囲に高さ5〜10mmを持って配設された台
紙周壁部15を備えた点である。また、第6実施例は牛
や豚の骨を収容するため直方体状に形成されている点で
第5実施例のものと異なる。以上のように本実施例によ
れば、第1実施例と同様の効果が得られる他、容器本体
の周壁部の傾斜角度を小さくしたので、この容器本体の
内積を大きくすることができたので、餌物を多く容れる
ことができる。又、台紙部の周囲に台紙周壁部が突出形
成されているので、容器本体の開口縁部に容易にかぶせ
ることができ、ペット動物に餌物を与えた後、容器本体
に台紙部をかぶせることで蓋と同様に埃が入ったりする
虞がなく衛生的である。又、包装作業時に容器本体に台
紙部をかぶせると台紙部がずれたりすることなく、容易
に包装することができるので、作業性を極めて向上させ
ることができる。更に、台紙部を容器本体の底部に接着
させると、例えば餌物として汁状のものを与えたときこ
の汁等が容器本体の外壁をつたって落ちても台紙部が容
器代わりとなって汁を外にこぼす虞がない。その他、第
6実施例によれば、容器本体が略直方体状に形成されて
いるので、従来技術を応用して略四角形状等に形成され
たペット用飼料も容易に収納することができる。又、段
ボール箱等に段積みすることができ、極めて搬送作業性
を向上させることができる。
【0023】(実施例7)図10は本発明の第7実施例
におけるペット用食器の外観斜視図である。3は底部、
4は周壁部、5は開口部、6は連設部、7aは台紙部、
8は接着剤層、9は剥離紙、10は段差部であり、これ
らは第1実施例及び第3実施例と同様なものなので同一
の符号を付して説明を省略する。本実施例におけるペッ
ト用食器1fが第1実施例及び第3実施例と異なるの
は、容器本体2eが開口縁部の1箇所に外方に向かって
凹状に形成された指挿入用凹部16を備えた点である。
以上のように本実施例によれば、第1実施例及び第3実
施例と同様の効果が得られる他、容器本体の開口縁部に
指挿入用凹部が形成されているので、段差部に嵌合され
た台紙部と指挿入用凹部とによって間隙部を形成するこ
とができ、台紙部を段差部に嵌合した際、この間隙部に
指を挿入して軽く台紙部を持ち上げるだけで簡単に台紙
部を取り外すことができる。
【0024】(実施例8)図11(a)は本発明の第8
実施例におけるペット用食器の外観斜視図であり、図1
1(b)はその取手部の要部断面図である。2は容器本
体、4は周壁部、5は開口部、8は接着剤層、10は段
差部であり、これらは第1実施例及び第3実施例と同様
なものなので同一の符号を付して説明を省略する。本実
施例におけるペット用食器1gが第1実施例及び第3実
施例と異なるのは、台紙部7eが1箇所に穿孔部17を
有し、その穿孔部17に上下摺動自在に嵌合された取手
部17aを備えた点である。以上のように本実施例によ
れば、第1実施例及び第3実施例と同様の効果が得られ
る他、台紙部に取手部が形成されているので、容器本体
に嵌合された台紙部を、この取手部を手に持って引き上
げることで容易にとり外すことができる。更に取手部が
上下摺動自在に形成されているので、包装作業時や搬送
時等では台紙部からの取手部の突出高さが小さいので、
包装材が破れたりする虞がなく必要時のみ上に引き上げ
ると共にそのまま台紙部を取り外すことができ、極めて
利便性に優れる。
【0025】(実施例9)図12は本発明の第9実施例
における食器付きペットフードの外観斜視図である。1
はペット用食器、2は容器本体、4は周壁部、7は台紙
部、11は摘み部であり、これらは第1実施例及び第3
実施例と同様なものなので同一の符号を付して説明を省
略する。18は本発明の第9実施例における食器付きペ
ットフード、19は各々ペットフードの種類毎に個装さ
れたペット用飼料、20は容器本体2や台紙部7,各種
ペット用飼料19を包装するシュリンクフィルム等の包
装材である。尚、包装材20は、内部を真空としてもよ
く、またペット用飼料19に応じてチッ素等を含気させ
てもよい。また本実施例では包装材を用いたが、ペット
用飼料によっては通気性フィルムを用いてもよい。以上
のように本実施例によれば、第1実施例及び第3実施例
と同様の効果が得られる他、ペット用食器と各々個装さ
れたペット用飼料をまとめて包装材で包装したので、こ
の包装材を破いて中からペット用飼料等を取り出してペ
ット動物に容易に一食分の餌物を与えることができる。
又、ペット用飼料が各々個装されているので、製造時に
酸素材や吸湿材等を容れて包装する必要がないので極め
て作業性を向上させることができるとともに生産性を著
しく向上させることができる。又、防腐剤等の添加物を
入れないか又はその量を減らすことにより、ペット動物
の健康改善に寄与することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下の優
れた効果を奏する。すなわち、 (1)ペット用食器にあっては、 a,容器本体の底部に台紙部が接着されているので、ペ
ット動物が容器本体内に口等を突っ込んでも倒れたり引
っ繰り返ったりする虞がなく、床面等にしっかりと安定
した坐りの良い極めて利便性に優れたペット用食器を実
現できる。 b,容器本体が丼状に形成されるとペット動物がどこか
らでも餌物を食べ易いので極めて利便性に優れ、又、容
器本体が箱状に形成されると梱包用箱等に梱包する際極
めて梱包作業を向上でき、極めて搬送性や作業性等に優
れるペット用食器を実現できるものである。 c,容器本体の周壁部が傾斜角度(α)が95°≦α<
170°で形成されているので、ペット動物が容器本体
内の餌物を容易に舌ですくうことができ、極めて利便性
に優れたペット用食器を実現できるものである。 d,底部と周壁部の連設部が半径(R)が5mm≦R<1
10mmの円弧状に形成されているので、容器本体のすみ
ずみまで餌物を舌ですくうことができ、極めて利便性に
優れ、かつ容器本体内に古い餌物が残ってしまうのを防
止することができ、衛生的で信頼性に優れたペット用食
器を実現できるものである。 e,容器本体や台紙部が可燃性又は可撓性の材質で形成
されているので、使用後燃やしたり圧縮して簡単に廃棄
処理等使い捨てできるので、極めて利便性に優れたペッ
ト用食器を実現できるものである。 f,台紙部が剛性材料で平板状に形成されているので、
ペット動物が容器本体内に口等を突っ込んでもこの台紙
部が折れ曲がったりする虞等なく、容器本体をしっかり
と安定させるので、利便性等に極めて優れるペット用食
器を実現できるものである。 g,台紙部の裏面に接着剤層を設けているので、この接
着剤層を床面等に接着させて容器本体の倒れ防止を更に
向上させることができ、又、新聞紙等の上にこの接着剤
層を接着させてペット動物に餌を与えれば、このまま新
聞紙ごと丸めて捨てることができ、利便性や信頼性に優
れたペット用食器を実現できるものである。 h,接着剤層に剥離紙が貼着されているので、ペット動
物に餌物を与えるときのみ剥離紙を剥がして容器本体の
底部に接着して餌物を与えることができ、接着剤層の劣
化や接着度の低下等を防止することができ、信頼性に優
れたペット用食器を実現できるものである。 i,接着剤層に剥離紙が貼着されているので、必要時の
みこの剥離紙を剥がして容器本体の底部や床面等に強固
接着させ、容器本体を安定させて餌物を与えることがで
きるので、利便性や信頼性に優れたペット用食器を実現
できるものである。 j,容器本体に段差部が形成されている場合、台紙部を
簡単に嵌合させることができ、梱包作業等を向上でき、
生産性等に優れたペット用食器を実現できるものであ
る。 k,容器本体に指挿入用凹部が形成されている場合、こ
の指挿入用凹部と台紙部とで形成された間隙部に指を入
れて容易に台紙部をを取り外すことができ、極めて利便
性に優れたペット用食器を実現できるものである。 l,台紙部に摘み部が形成されている場合、この摘み部
を持って引き上げるだけで台紙部を容易に容器の開口部
から取り外すことができ、極めて利便性に優れたペット
用食器を実現できるものである。 m,台紙部に指挿入孔が形成されている場合、この指挿
入孔に指を突っ込んで引き上げるだけで台紙部を容易に
取り外すことができ、極めて利便性に優れたペット用食
器を実現できるものである。 n,台紙部に取手部が形成されている場合、この取手部
を持って引き上げるだけで台紙部を容易に取り外すこと
ができ、極めて利便性に優れたペット用食器を実現でき
るものである。 o,台紙部の周囲に台紙周壁部が形成されている場合、
容器本体の開口縁部に容易にかぶせることができると共
にペット動物に餌物を与える際にたとえ汁状の餌物が容
器本体の外壁をつたって落ちてもこの台紙部が受け皿の
役目をすることができ、極めて利便性や作業性等に優れ
たペット用食器を実現できるものである。 (2)食器付きペットフードにあっては、 a,ペット用飼料を包装したので、虫等の混入を防止す
ることができ、極めて衛生的で信頼性に優れた食器付き
ペットフードを実現できるものである。 b,餌物が適当な量に分けて個装されているので、たと
えペット動物がたべなくても、食用フード全てを腐らせ
る虞がなく、必要量だけ開封して与えることができ、従
来のように、餌物を余らせて腐らせたりする虞がなく、
信頼性に優れた食器付きペットフードを実現できるもの
である。 c,包装材の中に個装されたペット用飼料が包装されて
いるので、酸素剤や吸湿剤等を容れる必要がなく、作業
性や生産性,量産性,保存耐久性等に優れた食器付きペ
ットフードを実現できるものである。 d,包装材にシュリンクフィルムを用いた場合、このシ
ュリンクフィルムがペット用食器に密着して水気や匂い
を通さないので、耐久性等を著しく向上させることがで
き、信頼性に優れた食器付きペットフードを実現できる
ものである。 e,個食としてのペットフードを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるペット用食器の外
観斜視図
【図2】本発明の第1実施例におけるペット用食器の容
器本体の要部断面図
【図3】本発明の第1実施例におけるペット用食器の使
用状態を示す外観図
【図4】本発明の第2実施例におけるペット用食器の外
観斜視図
【図5】本発明の第2実施例におけるペット用食器の容
器本体の要部断面図
【図6】本発明の第3実施例におけるペット用食器の外
観斜視図
【図7】(a)本発明の第4実施例におけるペット用食
器の台紙部の外観斜視図 (b)本発明の第4実施例におけるペット用食器の台紙
部の裏面斜視図
【図8】本発明の第5実施例におけるペット用食器の外
観斜視図
【図9】(a)本発明の第6実施例におけるペット用食
器の容器本体の外観斜視図 (b)本発明の第6実施例におけるペット用食器の台紙
部の裏面斜視図
【図10】本発明の第7実施例におけるペット用食器の
外観斜視図
【図11】(a)本発明の第8実施例におけるペット用
食器の外観斜視図 (b)本発明の第8実施例におけるペット用食器の取手
部の要部断面図
【図12】本発明の第9実施例における食器付きペット
フードの外観斜視図
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g ペッ
ト用食器 2,2a,2b,2c,2d,2e 容器本体 3,3a 底部 4,4a 周壁部 5,5a 開口部 6,6a,6b 連設部 7,7a,7b,7c,7d,7e 台紙部 8,8a 接着剤層 9,9a 剥離紙 10 段差部 11 摘み部 12 印刷部 13 滑り止め材 14 指挿入孔 15 台紙周壁部 16 指挿入用凹部 17 穿孔部 17a 取手部 18 食器付きペットフード 19 個装されたペット用飼料 20 包装材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口部を有し丼状又は箱状等に形
    成された容器本体と、表面又は裏面の内少なくとも一面
    に剥離紙が貼着された接着剤層を有する台紙部と、を備
    えたことを特徴とするペット用食器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体の前記底部の周囲に延設さ
    れた周壁部の傾斜角度(α)が、95°≦α<170°
    に形成され、及び/又は前記容器本体の前記底部と前記
    周壁部の連設部の半径(R)が5mm≦R<110mmの円
    弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のペット用食器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体が、前記開口部の開口縁部
    に前記台紙部が嵌合される段差部を備えていることを特
    徴とする請求項1又は2の内いずれか1に記載のペット
    用食器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体が、発泡樹脂,合成紙,
    紙,合成樹脂,紙と合成樹脂の複合材の内いずれか1種
    の可燃性材料で形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至3の内いずれか1に記載のペット用食器。
  5. 【請求項5】 前記台紙部が、厚紙,段ボール紙,合成
    紙等の紙製シート,合成樹脂シート,紙と合成樹脂の複
    合材製シートの内いずれか1種の剛性材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1に
    記載のペット用食器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体が、前記開口縁部に外方に
    向かって凹状に形成された指挿入用凹部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1に記載の
    ペット用食器。
  7. 【請求項7】 前記台紙部が、少なくとも一端部に延設
    された摘み部を備えていることを特徴とする請求項1乃
    至5の内いずれか1に記載のペット用食器。
  8. 【請求項8】 前記台紙部が、周辺部の少なくとも一箇
    所に穿設された指挿入孔を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至5の内いずれか1に記載のペット用食器。
  9. 【請求項9】 前記台紙部が、その周囲に前記容器本体
    の前記開口縁部を覆設する台紙周壁部を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1に記載のペ
    ット用食器。
  10. 【請求項10】 前記台紙部が、その周辺部に穿設され
    た孔部と、前記孔部に配設された取手部と、を備えてい
    ることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1に記
    載のペット用食器。
  11. 【請求項11】 前記台紙部が、前記表面又は前記裏面
    に配設された滑り止め材を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至10の内いずれか1に記載のペット用食
    器。
  12. 【請求項12】 前記容器本体の前記開口縁部に前記台
    紙部を載置した若しくは前記容器本体の前記段差部に前
    記台紙部を嵌合した請求項1乃至11の内いずれか1に
    記載のペット用食器と、前記ペット用食器の前記容器本
    体内に収容された1乃至複数の個装されたペット用飼料
    と、前記ペット用食器を覆って包装した包装材と、を備
    えていることを特徴とする食器付きペットフード。
  13. 【請求項13】 前記包装材が、シュリンクフィルムで
    あることを特徴とする請求項12に記載の食器付きペッ
    トフード。
JP7143896A 1995-05-17 1995-05-17 ペット用食器及びそれを用いた食器付きペットフード Withdrawn JPH08308418A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019097407A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 ドギーマンハヤシ株式会社 愛玩動物用給餌台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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