JPH08307315A - ネットワーク方式 - Google Patents

ネットワーク方式

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JPH08307315A
JPH08307315A JP7112017A JP11201795A JPH08307315A JP H08307315 A JPH08307315 A JP H08307315A JP 7112017 A JP7112017 A JP 7112017A JP 11201795 A JP11201795 A JP 11201795A JP H08307315 A JPH08307315 A JP H08307315A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDMAの遠近問題を回避する。 【構成】 G1,G2,G3がサブネットワークであ
り、G4は1つの局で1つのサブネットワークを構成し
ている。サブネットワークG1,G2,G3,G4では
それぞれ拡散符号PN1,PN2,PN3,PN4を使
用したスペクトル拡散通信を行い、各サブネットワーク
内では、CSMAによってサブネットワーク内の回線の
多重化が行われる。各サブネットワークで使用されてい
る拡散符号を違えることにより、互いのサブネットワー
クの通信に与える干渉が小さくなり、各サブネットワー
クの通信が独立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク方式、よ
り詳細には、スペクトル拡散通信を用いた通信システム
に関し、例えば、屋内無線通信、移動体通信等に応用可
能なものである。
【0002】
【従来の技術】特開平6−29981号公報には、無線
ローカルエリアネットワークステーション用送信制御方
式が記載されているが、この制御方式は、無線送信チャ
ネル上の信号を受信するローカルエリアネットワークで
あって、信号を受信する受信装置と、信号を送信する送
信装置とを含み、受信装置が送信チャネルを介して受信
した信号レベルを表す受信レベル決定装置と、レベル指
示信号を与えるしきいレベル回路装置と、そのレベル指
示信号に基づき送信装置の動作を制御する送信制御装置
とを含むことで高いLAN性能を実現しようとしてい
る。而して、この公報に記載された発明は、CSMA
(Carrier Sense Multiple Access)を用いた無線
LANにおける制御方法とその回路構成に関するもの
で、スペクトル拡散通信を使用し、CSMAを用いてい
る点で本発明と共通している。
【0003】また、特開平4−138734号公報に
は、スペクトル拡散通信方式が記載されているが、これ
はCSMAによる多元接続方式を採用し、対等分散型の
ネットワーク構成を用いたもので、 ・各送信局がそれぞれ異なる拡散符号を持ち、送信すべ
き相手局の拡散符号で相手局を呼び出す点、 ・相手局を呼び出す際に、相手局の拡散符号でキャリア
センスしてから送信すること、すなわち、相手局の拡散
符号でCSMAを行う点 で本発明と共通している。
【0004】CSMAによる多元接続方式は、簡易なハ
ードウェアで回線の多重化を行うことができ、ALOH
A方式に比べて回線利用効率が良い点で望ましい。その
一方、スペクトル拡散通信を用いた無線LANにこの方
式を使用した場合、スペクトル拡散通信方式が周波数帯
域を広く使用することから、単に、CSMAを使用する
ことは周波数利用効率の点で無駄が多い。このスペクト
ル拡散通信では、特有の多元接続方式として、CDMA
(CodeDivision Multiple Access)がある。この方
式は、スペクトル拡散通信で使用される拡散符号の符号
系列を変えることにより、同じ周波数帯を同時に使用で
きる方式である。CDMAを使用することにより周波数
利用効率を向上させ、通信のスループットをCSMAを
用いた場合よりも向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来スペクトル拡散方
式を用いた無線LANでCDMAが広く使用されてこな
かったのは、希望局から到達する電波が非希望局から電
波よりも著しく小さい場合に、受信局で、希望局からの
情報信号を復調できなくなるという遠近問題があったこ
とによる。通常、これを回避するために受信局で受信す
る希望局の電波が非希望局の電波に埋もれないように、
希望局及び非希望局で送信電力の制御を行なってきた。
しかし、このように送信電力制御を行っても、無線局の
配置によっては接続不可能な局ができてしまうため、従
来の無線LAN方式では、図8に示すような、集中制御
型のネットワークを構成し、親局10と子局101〜1
nの間で送信電力制御を行い、多元接続方式を行うこ
とが提案されてきた。
【0006】本発明では、ネットワークをいくつかのサ
ブネットワークに分割し、各サブネットワーク間の回線
の分離をスペクトル拡散通信における符号分割方式によ
って行い、サブネットワーク内ではCSMAを行う。こ
れによって、複雑な送信電力制御を必要とせず、対等分
散型のネットワークが構成でき、周波数利用効率のよい
ネットワーク方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)スペクトル拡散通信を用いた通信
システムにおいて、サブネットワーク内ではCSMAに
よる多元接続を行い、サブネットワーク間で使用する拡
散符号を違えることにより、サブネットワーク間の通信
の分離を行い、サブネットワーク間の通信は送信側サブ
ネットワークが受信側サブネットワークの拡散符号を使
用することによって通信を行うことを特徴としたもので
あり、更には、前記(1)のネットワーク方式におい
て、(2)新たにネットワークに参入する場合に、すで
に他のサブネットワークで使用されている拡散符号によ
り他のサブネットワークに拡散符号の使用状況の問い合
わせを行い、送受信の試験と調整の後に、使用可能な拡
散符号の割り当てを受けること、更には、(3)新たに
サブネットワークを開設する場合に、開設しようとする
局が他のサブネットワークでの拡散符号の使用状況に関
する情報を参考に、未使用の拡散符号を選択し、送受信
の試験と調整の後に、新たな拡散符号によりサブネット
ワークを開設すること、更には、(4)あるサブネット
ワークに属する局が他のサブネットワークに所属を変更
する場合に、所属変更先のサブネットワークで使用され
てい拡散符号に拡散符号を変更し、送受信の試験と調整
の後に、サブネットワークの所属変更を行うこと、更に
は、(5)前記サブネットワークを解消する場合に、解
消するサブネットワークに属していた局は、それぞれ通
信品質の最も良い近隣のサブネットワークに送受信の試
験と調整の後に偏入すること、更には、(6)前記サブ
ネットワークが拡散符号を選択する場合に、近隣のサブ
ネットワークで使用されていない拡散符号を使用するこ
とを特徴としたものである。
【0008】
【作用】サブネットワーク単位で拡散符号を持ち、ある
サブネットワーク中の局から他のサブネットワークに働
きかけるときに相手側サブネットワークで使用している
拡散符号を使用し、これによって、CDMAの遠近問題
を回避する。請求項1の発明は、サブネットワークの集
合体によって1つのネットワークを構成することになる
(この場合、従来のネットワークで使用されてきた伝送
制御ではこれに対応することができない)。請求項2の
発明は、新規の局がネットワークに参入する方式を拡散
符号テーブルを導入することにより、より簡単な伝送制
御によるネットワークへの参入方式を実現する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明と同
様、拡散符号テーブルを使用することにより、サブネッ
トワークの開設において、伝送制御を容易にする。
【0010】請求項4の発明は、請求項2の発明と同
様、拡散符号テーブルを使用することにより、サブネッ
トワーク間の局の所属の変更において、伝送制御を容易
にする。
【0011】請求項5の発明は、サブネットワークを解
消する場合に、解消されるサブネットワークに属する局
が、通信品質の良い他のサブネットワークに属するよう
にすることによって、回線効率の良いネットワークを提
供する。
【0012】請求項6の発明は、スペクトル拡散通信に
おいて、拡散符号の周期の長さを長くすると拡散信号の
同期補足に時間がかかるため、スペクトル拡散通信を無
線LAN用途に使用する場合、通信のスループットをあ
げるために拡散符号の周期はある程度短いものになって
しまう。拡散符号の周期が短かくなると、拡散符号の種
類が少なくなってしまい、サブネットワークに割り当て
るとできる拡散符号が不足してしまう。そのため、この
請求項6の発明は、無線ネットワークの中で電波の届か
ないサブネットワークで使用されている拡散符号を再使
用することにより、拡散符号の不足を解消する。
【0013】
【実施例】
(請求項1の発明)図1は、本発明の概念図の一例を示
したもので、図1がネットワーク全体を表し、G1,G
2,G3がサブネットワークであり、G4は1つの局で
1つのサブネットワークを構成した例である。このと
き、サブネットワークG1,G2,G3,G4ではそれ
ぞれ拡散符号PN1,PN2,PN3,PN4を使用し
たスペクトル拡散通信を行う。また、各サブネットワー
ク内では、CSMAによってサブネットワーク内の回線
の多重化が行われる。このように、各サブネットワーク
で使用されている拡散符号を違えることにより、互いの
サブネットワークの通信に与える干渉が小さくなるた
め、各サブネットワークの通信が独立することができ
る。2つのサブグループ間の距離があまりに近すぎる場
合には、符号分割を行った場合でも互いの通信に障害を
与える。この場合には送信電力制御を行い、互いの送信
電力を落とすことにより回避し、それでも障害が残る場
合は、2つのサブネットワークに属する局の構成を変更
する。
【0014】次に、サブネットワーク間での通信につい
て説明する。サブネットワーク間での通信は、相手のサ
ブネットワークの拡散符号を使用してアクセスする。例
えば、図1でサブネットワークG1からG2へアクセス
する場合はG1の中の局はPN1を使用してPN2を使
うことをG1に属する総ての局に対して宣宜する。G1
に属する総ての局は使用拡散符号をPN2に切り替え、
サブネットワークG1トG2はPM2を使用する1つの
サブグループとなる(図2参照)。この状態で、G1の
局とG2の局の間で通信を行い、通信が終了した後に改
めて、グループG1に属していた局は再び拡散符号PN
1を使用し、図1の状態に戻る。
【0015】以上に、本発明の基本的な動作を説明した
が、本発明は、さらにより動的に行われても良い。無線
LANの場合、局の移動が頻繁に起こり、また、電波の
受信状況も回りの人や物の動きにより変化する。さら
に、新たな拡散符号によるグループを構築したときや無
線局が移動したときに他のグループに近接したことによ
って、遠近問題が生じる。このような場合に状況が変化
するに応じて、サブグループを構成する局を動的に変え
たり、送信電力を互いに落とす、などを行うことにより
回線品質を向上させる。次に、ネットワークの動作につ
いて具体的に説明する。
【0016】(請求項2の発明) <ネットワークへの参入>無線ネットワークの場合、特
に携帯可能な無線端末が局である場合などは、局の移動
が頻繁になり、ネットワークへの導入、離脱が起こり得
る。ネットワークへ導入する場合、ネットワーク中に存
在する既存サブネットワークに導入するときは、図3
(a)に示すフローチャートに従えば良い。拡散符号の
種類をPN1〜PNNとすると、拡散符号PN1から順に
使用して他のサブネットワークにキャリアセンスを行っ
た後に問い合わせを行い、返答があるまでこれを繰り返
す。問い合わせに対する返答があった場合は、この拡散
符号を使用しているサブグループに属する。すべての拡
散符号を使用して問い合わせを行い、返答が無い場合
は、他のサブグループが無いものとみなして任意の(図
1ではPN1)を使用して新たなサブネットワークを開
設する。このとき、問い合わせをする拡散符号の順番
は、ランダムに行っても良いし、あらかじめ決まってい
る順に使ってもよい。
【0017】新規に参入する局からの問い合わせがある
場合の既存サブネットワークの局の振舞いは、図3
(b)に従えば良い。新規参入する局からの問い合わせ
は、自分のサブネットワークに属する局からのパケット
に混じって受信される。このため、特に、サブネット外
からの通信を監視する必要が無く、パケットを受け取っ
てその内容により自サブネットワークの通信処理とサブ
ネットワーク外からの通信処理を振り分ければよい。サ
ブネットワーク内で返答する局は、代表となる局が返答
するか、または、サブネットワーク内のすべての局が返
答すれば良い。
【0018】問い合わせに対する返答は、使用されてい
る拡散符号とサブネットワークの情報を持つテーブル
(以下、拡散符号テーブルと記す)を返答する。また、
さらに問い合わせを行ってきた局が使用すべき拡散符号
の番号を付加して送ってもよい。拡散符号テーブルに
は、例えば、各サブネットに関する情報として次に挙げ
る項目について各サブネットワークの使用状況に関する
情報を持つ。 ・使用拡散符号 ・拡散符号使用サブネットワーク ・拡散符号使用局名(局番号) ・ルーティングマップ 問い合わせを行った局が使用する拡散符号を決定したあ
とで、既存のサブネットワークに属する局は他のサブネ
ットワークに対して、新規の局が増えた旨を配信し、各
サブネットワークの持つ拡散符号のテーブルの更新を促
す。
【0019】(請求項3の発明) <サブネットワークの開設>サブネットワークを開設す
る場合のフローチャートを図4に示す。既にいずれかの
サブネットワークに属している局が新たにサブネットワ
ークを開設する場合は、拡散符号テーブルを参照し、未
使用の拡散符号を選び出して使用すればよい。そして、
その拡散符号を使用してパケットの送受信の試験を行
い、他のサブネットワークに影響しないかを検査する。
影響する場合は送信電力制御を試み、それでもだめな場
合は、サブネットワークの開設をあきらめる。サブネッ
トワークが開設できる場合は、新たなサブネットワーク
を開設する旨と使用する拡散符号をネットワークを構成
する全ての局に対して宣宜する。特に、新規にネットワ
ークに参入し、新たなサブネットワークを開設する場合
は、ネットワークに参入する際に、使用する拡散符号
を、未使用の拡散符号を使用することにより簡単に開設
することができる。
【0020】(請求項4の発明) <サブネットワークの変更>サブネットワークの変更を
する場合のフローチャートを図5に示す。あるサブネッ
トワークに属する局が他のサブネットワークへ変更する
場合は、各局が拡散符号テーブルを持っているため、こ
れを参照し、目的のサブネットワークで使用されている
拡散符号に変更することにより行われる。そして、その
拡散符号で通信可能であることを確認した上でサブネッ
トワークを変更し、その旨を他の局に対して伝達する。
【0021】(請求項5の発明) <サブネットワークの解消>サブネットワークを解消す
る場合のフローチャートを図6に示す。サブネットワー
クを解消する場合は、解消されるサブネットワークに属
する局はそれぞれ、もっとも通信品質の良いサブネット
ワークへ偏入される。そしてその旨を他の全てのサブネ
ットワークに属する局に伝達することにより行われる。
また、電源断や移動によりサブネットワークの一部、も
しくは全体が他のサブネットワークと回線断を起こす場
合がある。これに対処するため、定期的にサブネットワ
ーク間で通信を行い、拡散符号テーブルを常に最新のネ
ットワーク状況を把握させておくなどの方法も考えられ
る。
【0022】(請求項6の発明)請求項2の発明では、
ネットワークに属する総ての局が、総てのサブネットワ
ークで使用されている拡散符号のテーブルもっている場
合について説明した。実際には符号分割によって分けら
れるサブネットワークの数は、拡散符号の種類によって
制限を受ける。例えば、M系列の乱数の場合、31周期
のものでは乱数系列の種類は6つしかないため、サブネ
ットワークは6つが上限となってしまう。この場合は、
近隣のサブネットワークで使用されていない拡散符号を
再使用することによって拡散符号の不足に対応する。こ
の場合、同じ拡散符号を使用するサブネットワークは互
いに通信に障害を与えない距離にある場合に同じ拡散符
号の使用が許可される。そして、遠方のサブネットワー
クへアクセスする場合には、近隣のサブネットワークを
経由して行えば良い。
【0023】図7に請求項6の実施例を示す。G1〜G
6がサブネットワークであり、G1からG4までは、拡
散符号PN1,PN2,PN3,PN4を使用し、サブ
ネットワークG5とG6は互いに離れているため、同じ
拡散符号PN5を使用している。各局で保持する拡散符
号テーブルは、すべてのサブネットワークで使用されて
いる拡散符号の情報を含んでいても良いし、また、近隣
のサブネットワークで使用している拡散符号に関する情
報だけを持っていても良い。近接のサブネットワークに
関する情報を保持している場合は、拡散符号に関する情
報はサブネットワークにより異なることになる。よっ
て、請求項2で説明した局のネットワークに参入する方
法が異なってくる。この場合、使用しうる拡散符号を順
に用いて問い合わせを行い、アクセスしうる全てのサブ
ネットワークを探索し近隣のサブネットワークの接続状
況を得る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 請求項1に対応する効果:ネットワークをいくつかのサ
ブネットワークに分割し、各サブネットワーク間の回線
の分離をスペクトル拡散通信における符号分割方式によ
って行い、サブネットワーク内ではCSMAを行うこと
によって、複雑な送信電力制御を必要とせず、対等分散
型のネットワークが構成でき、周波数利用効率のよいネ
ットワーク方式を提供することができる。 請求項2に対応する効果:新規の局がネットワークに参
入する方式を拡散符号テーブルを導入することにより、
より簡単な伝送制御によるネットワークへの導入方式を
実現することができるようになった。 請求項3に対応する効果:請求項2と同様、拡散符号テ
ーブルを使用することにより、サブネットワークの開設
において、伝送制御を容易にすることができるようにな
った。 請求項4に対応する効果:請求項2と同様、拡散符号テ
ーブルを使用することにより、サブネットワーク間の局
の所属の変更において、伝送制御を容易にすることがで
きるようになった。 請求項5に対応する効果:サブネットワークを解消する
場合に、解消されるサブネットワークに属する局が、通
信品質の良い他のサブネットワークに属するようにする
ことによって、回線効率の良いネットワークを提供する
ことができるようになった。 請求項6に対応する効果:無線ネットワークの中で電波
の届かないサブネットワークで使用されている拡散符号
を再使用することにより、拡散符号の不足を解消するこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概念構成の一例を示す図である。
【図2】 本発明によるサブネットワーク間通行の一例
を示す図である。
【図3】 ネットワークの導入手順を説明するためのフ
ロー図である。
【図4】 サブネットワークの開放手順の一例を説明す
るためのフロー図である。
【図5】 サブネットワーク変更手順の一例を説明する
ためのフロー図である。
【図6】 サブネットワーク解消手順の一例を説明する
ためのフロー図である。
【図7】 請求項6に記載の発明の一実施例を説明する
ための図である。
【図8】 従来の無線LAN方式の一例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1〜G6…サブネットワーク、PN1〜PN5…拡散符
号、10…親局、101〜103…子局。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトル拡散通信を用いた通信システ
    ムにおいて、サブネットワーク内ではCSMAによる多
    元接続を行い、サブネットワーク間で使用する拡散符号
    を違えることにより、サブネットワーク間の通信の分離
    を行い、サブネットワーク間の通信は送信側サブネット
    ワークが受信側サブネットワークの拡散符号を使用する
    ことによって通信を行うことを特徴としたネットワーク
    方式。
  2. 【請求項2】 請求項1のネットワーク方式において、
    新たにネットワークに参入する場合に、すでに他のサブ
    ネットワークで使用されている拡散符号により他のサブ
    ネットワークに拡散符号の使用状況の問い合わせを行
    い、送受信の試験と調整の後に、使用可能な拡散符号の
    割り当てを受けることを特徴としたネットワーク方式。
  3. 【請求項3】 請求項1のネットワーク方式において、
    新たにサブネットワークを開設する場合に、開設しよう
    とする局が他のサブネットワークでの拡散符号の使用状
    況に関する情報を参考に、未使用の拡散符号を選択し、
    送受信の試験と調整の後に、新たな拡散符号によりサブ
    ネットワークを開設することを特徴としたネットワーク
    方式。
  4. 【請求項4】 請求項1のネットワーク方式において、
    あるサブネットワークに属する局が他のサブネットワー
    クに所属を変更する場合に、所属変更先のサブネットワ
    ークで使用されてい拡散符号に拡散符号を変更し、送受
    信の試験と調整の後に、サブネットワークの所属変更を
    行うことを特徴としたネットワーク方式。
  5. 【請求項5】 請求項1のネットワーク方式において、
    サブネットワークを解消する場合に、解消するサブネッ
    トワークに属していた局は、それぞれ通信品質の最も良
    い近隣のサブネットワークに送受信の試験と調整の後に
    偏入することを特徴としたネットワーク方式。
  6. 【請求項6】 請求項1のネットワーク方式において、
    サブネットワークが拡散符号を選択する場合に、近隣の
    サブネットワークで使用されていない拡散符号を使用す
    ることを特徴としたネットワーク方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000013376A (ja) * 1997-07-04 2000-01-14 Fuji Electric Co Ltd 無線通信ネットワークシステム
WO2013136604A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 オムロン株式会社 センサモジュール、センサネットワークシステム、データ送信方法、データ送信プログラム、センサネットワークシステムにおけるデータ収集方法
CN104599459A (zh) * 2014-12-09 2015-05-06 深圳市普天宜通技术有限公司 一种调度系统内报警的多媒体融合实现方法及其系统

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