JPH08307260A - Pllの分周比の設定回路 - Google Patents

Pllの分周比の設定回路

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JPH08307260A
JPH08307260A JP7138647A JP13864795A JPH08307260A JP H08307260 A JPH08307260 A JP H08307260A JP 7138647 A JP7138647 A JP 7138647A JP 13864795 A JP13864795 A JP 13864795A JP H08307260 A JPH08307260 A JP H08307260A
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JP
Japan
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circuit
frequency
pll
division ratio
supplied
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JP7138647A
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Inventor
Hiroshi Yokoyama
博史 横山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLLの可変分周回路の分周比を、電源投入
時には、自動的に規定値に設定する。 【構成】 ラッチ363と、このラッチ363にラッチ
されたデータが、可変分周回路311に、その分周比の
データの一部あるいは全部のデータとして設定されるP
LL31とを有する。ラッチ363は、このラッチ36
3にラッチされるデータのビットをそれぞれラッチする
複数のDフリップフロップ回路FF9〜FF1から構成さ
れる。電源の投入時、複数のDフリップフロップ回路F
F9〜FF1のうち、所定のDフリップフロップ回路を、
リセットパルスPR2によりセットするとともに、残るD
フリップフロップ回路を、リセットパルスPR2によりリ
セットする。これらDフリップフロップ回路FF9〜F
F1のセットおよびリセットにより、可変分周回路31
1における分周比を規定値に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PLLの分周比の設
定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、日本における小電力タイプのコ
ードレス電話機には、89チャンネル分の周波数帯域が割
り当てられているが、そのチャンネル番号CHNOと、親機
および子機の送信周波数fBU、fHSとの関係は、図9A
に示すとおりである。そして、このとき、チャンネル間
の周波数間隔は、すべて12.5kHzで一定である。
【0003】このような周波数の送信信号は、一般にP
LLにより形成することができるが、PLLにおいて、
送信周波数fBS、fHSに等しい周波数のキャリア信号を
直接に形成する場合には、PLLに必要とされる基準周
波数は、チャンネル間の周波数間隔に等しい12.5kHzと
なる。
【0004】そして、 NBU:親機の送信回路のPLLの可変分周回路の分周比
(整数) NHS:子機の送信回路のPLLの可変分周回路の分周比
(整数) とすれば、 fBU〔MHz〕=12.5〔kHz〕×NBU fHS〔MHz〕=12.5〔kHz〕×NHS となる。したがって、チャンネル番号CHNOと、分周比N
BU、NHSとの関係は、図9Bに示すとおりとなる。
【0005】一方、親機および子機の受信回路は、スー
パーヘテロダイン方式に構成されるとともに、その局部
発振回路がPLLにより構成されている。そして、その
PLLの可変分周回路の分周比を変更することにより、
局部発振周波数を変更してチャンネルを変更するように
している。
【0006】したがって、親機あるいは子機において、
チャンネルを設定する場合には、システム制御回路にお
いて、そのチャンネル番号CHNOに対応した分周比のデー
タ(送信用および受信用の各データ)を形成し、これら
データを送信回路のPLLの可変分周回路および受信回
路のPLLの可変分周回路に設定することになる。
【0007】また、同様の理由により、PLLシンセサ
イザを使用したスーパーヘテロダイン方式の受信機にお
いても、選局時には、受信周波数に対応した分周比のデ
ータを形成し、このデータを局部発振回路用のPLLの
可変分周回路に設定することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PLLの可
変分周回路の分周比のデータは、マイクロコンピュータ
のような外部のシステム制御回路により形成されて設定
される。したがって、上記の送信回路や受信回路をIC
化した場合、そのIC単体に電源を供給しただけでは、
PLLの可変分周回路の分周比はランダムな値となって
しまう。
【0009】したがって、IC単体に電源を供給しただ
けでは、その動作のチェックを行うことはできない。
【0010】この発明は、このような問題点を解決し、
IC単体であっても電源を供給すると、PLLの可変分
周回路の分周比が、規定の値に設定されるようにするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、ラッチと、このラッチにラッチされたデータ
が、可変分周回路に、その分周比のデータの一部あるい
は全部のデータとして設定されるPLLとを有し、上記
ラッチは、このラッチにラッチされるデータのビットを
それぞれラッチする複数のDフリップフロップ回路から
構成され、電源の投入時、上記複数のDフリップフロッ
プ回路のうち、所定のDフリップフロップ回路を、リセ
ットパルスによりセットするとともに、残るDフリップ
フロップ回路を、上記リセットパルスによりリセット
し、これらDフリップフロップ回路のセットおよびリセ
ットにより、上記可変分周回路における分周比を規定値
に設定するようにしたPLLの分周比の設定回路とする
ものである。
【0012】
【作用】電源を投入すると、各Dフリップフロップ回路
がリセットパルスにより、セットあるいはリセットさ
れ、可変分周回路に分周比は規定値に設定される。
【0013】
【実施例】
[コードレス電話機の一例]まず、この発明を適用でき
るコードレス電話機の受信回路および送信回路の一例に
ついて、図1および図2により説明する。この例におい
ては、受信回路および送信回路の全体を1チップIC化
できるように構成するとともに、そのICを子機に使用
した場合を示す。また、図1の*1、*2と図2の*1、*2と
がつながるとともに、鎖線で囲った部分1が1チップI
C化される。
【0014】このIC1は、受信回路10と、送信回路
40とを有する。そして、受信回路10は、ダブルスー
パーヘテロダイン方式で、ダイレクトコンバージョンタ
イプに構成されている。すなわち、親機からの下りチャ
ンネルのFM信号Srがアンテナ2により受信され、端
子T11→高周波アンプ11→端子T12→すべての下りチ
ャンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ3→端子
T13の信号ラインを通じて直交変換のI軸用及びQ軸用
の第1ミキサ回路12、22に供給される。
【0015】また、発振回路30が設けられる。この発
振回路30は基準となる安定した周波数、例えば14.4M
Hzの発振信号S30を形成するためのものであり、このた
め、発振回路30には、端子T16を通じて水晶発振子6
が接続され、水晶発振回路とされる。
【0016】そして、その発振信号S30が分周回路35
に供給されて例えば1/1152の周波数、すなわち、チャ
ンネル間隔の周波数12.5kHzの信号S35に分周され、こ
の信号S35がPLL31にその基準周波数の信号として
供給される。
【0017】また、分周比設定回路36が設けられる。
この設定回路36は、詳細は後述するが、端子T17を通
じてチャンネル番号CHNOのデータが供給されると、その
データから分周比のデータを形成するものである。
【0018】そして、この設定回路36からのチャンネ
ル番号CHNOに対応した分周比のデータが、PLL31の
可変分周回路311に供給されて設定される。こうし
て、PLL31のVCO312からはFM信号Srのキ
ャリア周波数に等しい周波数の発振信号S31が取り出さ
れる。
【0019】なお、この場合、受信したFM信号Srの
キャリア周波数は、親機の送信周波数fBUに等しいの
で、発振信号S31の周波数も値fBUとなる。
【0020】そして、この信号S31がミキサ回路12に
第1局部発振信号として供給されるとともに、移相回路
32に供給されてπ/2だけ移相され、その移相信号S
32がミキサ回路22に第1局部発振信号として供給され
る。
【0021】したがって、簡単のため、図3Aに示すよ
うに、受信信号Srが、その下側波帯の帯域内に信号成
分Saを有し、上側波帯の帯域内に信号成分Sbを有する
とともに、 ωo:受信信号Srのキャリア周波数(角周波数) ωo=2πfBU ωa:信号成分Saの角周波数。ωa<ωo Ea:信号成分Saの振幅 ωb:信号成分Sbの角周波数。ωb>ωo Eb:信号成分Sbの振幅 Δωa=ωo−ωa Δωb=ωb−ωo とすれば、 Sr=Sa+Sb Sa=Ea・sinωat Sb=Eb・sinωbt となる。
【0022】また、 E1:第1局部発振信号S31、S32の振幅 とすれば、 S31=E1・sinωot S32=E1・cosωot である。
【0023】したがって、 S12、S22:ミキサ回路12、22の出力信号 とすれば、 S12=Sr・S31 =(Ea・sinωat+Eb・sinωbt)×E1・sinωot =αa{−cos(ωa+ωo)t+cos(ωo−ωa)t} +αb{−cos(ωb+ωo)t+cos(ωb−ωo)t} =αa{−cos(ωa+ωo)t+cosΔωat} +αb{−cos(ωb+ωo)t+cosΔωbt} S22=Sr・S32 =(Ea・sinωat+Eb・sinωbt)×E1・cosωot =αa{sin(ωa+ωo)t−sin(ωo−ωa)t} +αb{sin(ωb+ωo)t+sin(ωb−ωo)t} =αa{sin(ωa+ωo)t−sinΔωat} +αb{sin(ωb+ωo)t+sinΔωbt} αa=Ea・E1/2 αb=Eb・E1/2 となる。
【0024】そして、上式のうち、角周波数Δωa、Δ
ωbの信号成分が必要な中間周波信号なので、これら信
号S12、S22がローパスフィルタ13、23に供給さ
れ、角周波数Δωa、Δωbの信号成分が、第1中間周波
信号S13、S23として取り出され、 S13=αa・cosΔωat+αb・cosΔωbt S23=−αa・sinΔωat+αb・sinΔωbt とされる。なお、この場合、上式および図3Aからも明
らかなように、信号S13、S23は、ベースバンドの信号
である。
【0025】さらに、これら信号S13、S23が、直交変
換のI軸用及びQ軸用の第2ミキサ回路14、24に供
給される。
【0026】また、発振回路30の発振信号S30が、分
周回路33に供給されて最高可聴周波数の数倍程度の周
波数の信号S33、例えば262分周されて周波数が約55kH
zの信号S33に分周される。そして、この信号S33がミ
キサ回路14に第2局部発振信号として供給されるとと
もに、移相回路34に供給されてπ/2だけ移相され、
その移相信号S34がミキサ回路24に第2局部発振信号
として供給される。
【0027】したがって、 S33=E2・sinωst S34=E2・cosωst E2:第2局部発振信号S33、S34の振幅 ωs=2πfs (fs=約55kHz) とするとともに、 S14、S24:ミキサ回路14、24の出力信号 とすれば、 S14=S13・S33 =(αa・cosΔωat+αb・cosΔωbt)×E2・sinωst =βa{sin(Δωa+ωs)t−sin(Δωa−ωs)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t−sin(Δωb−ωs)t} S24=S23・S34 =(−αa・sinΔωat+αb・sinΔωbt)×E2・cosωst =−βa{sin(Δωa+ωs)t+sin(Δωa−ωs)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t+sin(Δωb−ωs)t} βa=αa・E2/2 βb=αb・E2/2 となる。
【0028】そして、これらの信号S14、S24におい
て、周波数差が負の値にならないように、信号S14、S
24を変形すると、 S14=βa{sin(Δωa+ωs)t+sin(ωs−Δωa)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t+sin(ωs−Δωb)t} =βa・sin(ωs+Δωa)t+βa・sin(ωs−Δωa)t +βb・sin(ωs+Δωb)t+βb・sin(ωs−Δωb)t S24=−βa{sin(Δωa+ωs)t−sin(ωs−Δωa)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t−sin(ωs−Δωb)t} =−βa・sin(ωs+Δωa)t+βa・sin(ωs−Δωa)t +βb・sin(ωs+Δωb)t−βb・sin(ωs−Δωb)t となる。
【0029】そして、これら信号S14、S24が加算回路
15に供給されて加算され、加算回路15からは、 S15=S14+S24 =2βa・sin(ωs−Δωa)t+2βb・sin(ωs+Δωb)t で示される加算信号S15が取り出される。
【0030】そして、この加算信号S15を図示すると、
図3Bに示すようになり、この信号S15は、もとの受信
信号Srを、キャリア周波数(角周波数)ωsの信号に周
波数変換したときの信号にほかならない。すなわち、信
号S15は、中間周波数fsの第2中間周波信号である。
【0031】そこで、この第2中間周波信号S15が、中
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ16およびリミ
ッタアンプ17を通じてFM復調回路18に供給されて
もとの音声信号が復調され、この音声信号が、アンプ1
9および端子T14を通じて受話器用のスピーカ4に供給
される。以上が受信回路10の構成および動作である。
【0032】一方、送信回路40は、音声信号をダイレ
クトに上りチャンネルのFM信号とするもので、PLL
43が設けられるとともに、このPLL43には、分周
回路35からの分周信号S35が基準周波数の信号として
供給される。また、設定回路36から、チャンネル番号
CHNOに対応した分周比のデータが取り出され、このデー
タがPLL43の可変分周回路431に供給されて設定
される。
【0033】こうして、PLL43のVCO432から
は、受信回路10の受信した下りチャンネルと対となる
上りチャンネルのキャリア周波数fHSの信号Stが取り
出される。
【0034】また、送話器用のマイクロフォン5からの
音声信号が、端子T15およびアンプ41を通じてローパ
スフィルタ42に供給されて不要な帯域成分が除去され
てからPLL43のVCO432にその発振周波数の制
御信号として供給される。
【0035】こうして、VCO432からは、受信回路
10の受信した下りチャンネルと対となる上りチャンネ
ルであり、かつ、ローパスフィルタ42からの音声信号
によりFM変調されたFM信号Stが取り出される。
【0036】そして、このFM信号Stが、ドライブア
ンプ44および出力アンプ45を通じて端子T18に取り
出され、アンテナ2に供給される。以上が送信回路40
の構成および動作である。
【0037】そして、一般のFM受信機であれば、その
中間周波数は10.7MHzとされているので、その中間周波
フィルタはセラミックフィルタにより構成することにな
り、IC化することができない。
【0038】しかし、上述の受信回路10においては、
第1中間周波信号S12、S22はベースバンドであり、第
2中間周波数fsは例えば55kHzと低いので、フィルタ
13、23、16を、抵抗器、コンデンサ及びアンプを
有するアクティブフィルタにより構成することができ
る。したがって、受信回路10は、フィルタ3およびV
CO312の発振コイル(図示せず)を除いてIC化す
ることができる。また、送信回路40についても同様で
あり、IC化することができる。
【0039】したがって、図1および図2に示す受信回
路10および送信回路40の全体を、1つのモノリシッ
クICにIC化することができる。
【0040】また、上述においては、IC1を子機に使
用した場合であるが、端子T14、T15を親機の4線/2
線変換回路に接続するとともに、分周回路311、43
1の分周比を入れ換えれば、親機において上記した動作
が行われる。そして、このとき、受信回路10により上
りチャンネルの受信が行われ、送信回路20により下り
チャンネルの送信が行われる。
【0041】したがって、このIC1は親機においても
使用することができる。すなわち、このIC1は、子機
と親機とに共通に使用することができる。
【0042】[PLLの可変分周回路の分周比につい
て]一般に、コードレス電話機においては、チャンネル
番号が決まると、マイクロコンピュータおよびソフトウ
エアは、そのチャンネル番号を分周比に変換するととも
に、その分周比を2進値で表現し、これをPLLの可変
分周回路に転送するようにしている。
【0043】また、例えば、日本のコードレス電話機の
場合、図9にも示すように、チャンネル番号CHNOは、1
〜89であって欠番がないとともに、送信周波数fBU、f
HS(および分周比NBU、NHS)も一定の周波数間隔であ
る。
【0044】この例においては、このような点に着目
し、分周比設定回路36は、マイクロコンピュータがチ
ャンネル番号CHNOを指定すると、そのチャンネル番号CH
NOに対応した可変分周回路311、431の分周比のデ
ータを出力するように構成されているとともに、そのた
めの構成が大幅に簡略化されている場合である。
【0045】すなわち、今、コードレス電話機の親機の
送信回路のPLLについて、その分周比NBUと、チャン
ネル番号CHNOとの関係を求めると、 NBU=30416+CHNO 30416:オフセット値 となる。そして、これを16進数で表すと、 NBU=76D0(hex)+CHNO となる。なお、(hex)は、その数値が16進数であること
を示す(以下同様)。
【0046】したがって、第1チャンネル(CHNO=1)
の場合には、 30417=30416+1 となり、16進数で表すと、 76D1(hex)=76D0(hex)+1 となるが、さらに、2進数により表すと、図8Aのよう
になる。
【0047】また、同様にして、第89チャンネル(CHNO
=89)の場合には、 30505=30416+89 となり、16進数で表すと、 7729(hex)=76D0(hex)+59(hex) となるが、さらに、2進数により表すと、図8Bのよう
になる。
【0048】そして、この図8A、Bからも明らかなよ
うに、分周比NBUを2進数で表現した場合、 (1) 上位の6ビットb15〜b10は、チャンネル番号CHNO
にかかわらず変化しない。 (2) 中位の5ビットb9〜b5は、オフセット値76DO(he
x)の中位の5ビットb9〜b5と、チャンネル番号CHNOの
上位の3ビットb7〜b5との加算値である。 (3) 下位の4ビットb4〜b1は、チャンネル番号CHNOの
下位の4ビットb4〜b1に等しい。となる。
【0049】したがって、親機の送信回路のPLLの可
変分周回路に分周比NBUを設定する場合、 (A) 上位の6ビットb15〜b10は、固定値とする。 (B) 中位の5ビットb9〜b5は、上記(2)項の加算値と
する。 (C) 下位の4ビットb4〜b1は、チャンネル番号CHNOの
下位の4ビットb4〜b1とする。 のようにすれば、チャンネル番号CHNOを入力するだけ
で、分周比NBUを設定することができる。
【0050】一方、子機の送信回路40のPLL43の
可変分周回路431についても同様であり、その分周比
NHSと、チャンネル番号CHNOとの関係を求めると、 NHS=20308+CHNO 20308:オフセット値 となる。そして、これを16進数で表すと、 NHS=4F54(hex)+CHNO となる。
【0051】したがって、第1チャンネル(CHNO=1)
の場合には、 20309=20308+1 となり、16進数で表すと、 4F55(hex)=4F54(hex)+1 となるが、さらに、2進数により表すと、図8Cのよう
になる。
【0052】また、同様にして、第89チャンネル(CHNO
=89)の場合には、 20397=20308+89 となり、16進数で表すと、 4FAD(hex)=4F54(hex)+59(hex) となるが、さらに、2進数で表すと、図8Dのようにな
る。
【0053】そして、この図8C、Dからも明らかなよ
うに、分周比NHSを2進数で表現した場合、 (4) 上位の7ビットb15〜b9は、チャンネル番号CHNO
にかかわらず変化しない。 (5) 中位の6ビットb8〜b3は、オフセット値4F54(he
x)の中位の6ビットb8〜b3と、チャンネル番号CHNOの
上位の5ビットb7〜b3との加算値である。 (6) 下位の2ビットb2、b1は、チャンネル番号CHNOの
下位の2ビットb2、b1に等しい。 となる。
【0054】したがって、子機の送信回路40のPLL
43の可変分周回路431に分周比NHSを設定する場
合、 (D) 上位の7ビットb15〜b9は、固定値とする。 (E) 中位の6ビットb8〜b3は、(5)項の加算値とす
る。 (F) 下位の2ビットb2、b1は、チャンネル番号CHNOの
下位の2ビットb2、b1とする。 のようにすれば、チャンネル番号CHNOを入力するだけ
で、分周比NBUを設定することができる。
【0055】この例の分周比設定回路36においては、
以上のような考え方にしたがって、PLLの可変分周回
路の分周比を設定するようにしたものである。
【0056】[分周比設定回路の構成]次に、分周比設
定回路36の具体例について説明する。
【0057】上述の図1および図2の例においては、I
C1を子機に使用した場合であるが、受信回路10の第
1局部発振信号S31、S32の周波数(角周波数)は、受
信信号Srの受信周波数ωoに等しい。そして、この受信
周波数ωoは、親機の送信周波数でもある。
【0058】したがって、受信回路10のPLL31に
分周比を設定するとき、その分周比は、親機において送
信周波数fBUを設定するときの分周比NBUに等しい。し
たがって、図8A、Bにより説明した親機の送信回路の
PLLの分周比NBUを設定する方法と同じ方法で、PL
L31の可変分周回路311の分周比を設定することが
できる。
【0059】以下の例においては、そのようにして受信
回路10のPLL31の可変分周回路311および送信
回路40のPLL43の可変分周回路431の分周比を
設定するようにしたものである。
【0060】すなわち、図4および図5は、分周比設定
回路36の一例を分割して示すものであるが、図面の都
合で、一部の回路は、図4と図5とに重複して示す。
【0061】そして、この例においては、PLL31の
可変分周回路311は、パルススワロータイプのカウン
タにより構成されているもので、プリスケーラ31P
と、メインカウンタ31Mと、スワローカウンタ31S
とを有する。
【0062】この場合、プリスケーラ31Pは、スワロ
ーカウンタ31Sからの制御信号(モジュロコントロー
ル信号)により1/Kあるいは1/(K+1)の分周を
行うものであり(ただし、K=16)、その分周出力がカ
ウンタ31M、31Sに供給される。また、メインカウ
ンタ31Mは、11ビットのダウンカウンタにより構成さ
れて分周を行い、その値が「1」になったときのデコー
ド出力がスワローカウンタ31Sにリセット入力として
供給される。そして、このスワローカウンタ31Sは、
4ビットのダウンカウンタにより構成されている。
【0063】したがって、 N31:カウンタ311の総合の分周比。N31=NBU K :プリスケーラ31Pの分周比 M :メインカウンタ31Mの分周比 S :スワローカウンタ31Sの分周比 とすれば、 N31=(K+1)×S+K×(M−S) =M×K+S =M×16+S となる。
【0064】したがって、メインカウンタ31Mに、分
周比N31の上位の11ビットb15〜b5をセットし、スワ
ローカウンタ31Sに、分周比N31の下位の4ビットb
4〜b1をセットすればよいことになる。
【0065】そして、カウンタ31Mの分周出力が位相
比較回路313に供給されるとともに、分周回路35か
らの基準周波数(=12.5kHz)の信号S35が比較回路3
13に供給され、その比較出力がローパスフィルタ31
4を通じてVCO312にその制御信号として供給され
る。また、このVCO312の発振信号S31がプリスケ
ーラ31Pに供給される。
【0066】こうして、PLL31が構成され、VCO
312からは、分周比N31に対応した周波数の発振信号
S31が取り出され、この信号S31がミキサ回路12およ
び移相回路32に供給される。
【0067】さらに、分周比設定回路36においては、
7ビットの直列入力・並列出力のシフトレジスタ361
が設けられるとともに、PLL31に対応して、4ビッ
トの加算回路362と、9ビットのラッチ363と、信
号ライン364とが設けられる。
【0068】そして、マイクロコンピュータ(図示せ
ず)からチャンネル番号CHNOを示す2進数のデータが、
そのMSB(ビットb7)から直列に出力され、このデ
ータが端子T17を通じてレジスタ361に直列に供給さ
れてロードされる。
【0069】そして、レジスタ361のデータの下位の
4ビットb4〜b1が、上記(3)、(C)項にしたがって、そ
のまま、ラッチ363の下位の4ビットb4〜b1にラッ
チされてからカウンタ31Sのビットb4〜b1に供給さ
れる。
【0070】また、加算回路362の第1の入力端子A
4〜A1に、“0”レベルの信号およびレジスタ361の
データの上位の3ビットb7〜b5が供給されるととも
に、加算回路362の第2の入力端子B4〜B1に、
“1”あるいは“0”レベルの信号が供給され、上記
(2)、(B)項にしたがった加算が行われる。
【0071】そして、その加算結果(キャリービットを
含む)が、ラッチ363の上位の5ビットb9〜b5にラ
ッチされてからカウンタ31Mの下位の5ビットb5〜
b1に供給される。
【0072】さらに、メインカウンタ31Mの上位の6
ビットb11〜b6に、上記(1)、(A)項にしたがって、信
号ライン364から“1”あるいは“0”レベルの信号
が供給される。
【0073】したがって、レジスタ361にチャンネル
番号CHNOのデータがロードされると、可変分周回路31
1には、チャンネル番号CHNOに対応した分周比N31がロ
ードされることになり、VCO312の発振信号S31の
発振周波数は、チャンネル番号CHNOに対応した周波数と
なる。
【0074】また、PLL43が、PLL31と同様に
構成される。すなわち、プリスケーラ43P、メインカ
ウンタ43M、スワローカウンタ43Sにより、パルス
スワロータイプの可変分周回路431が構成されるとと
もに、位相比較回路433、ローパスフィルタ434、
VCO432によりPLL43が構成される。なお、V
CO432には、ローパスフィルタ42からの音声信号
も変調信号として供給される。
【0075】さらに、分周比設定回路36には、PLL
43に対応して、5ビットの加算回路365と、8ビッ
トのラッチ366と、信号ライン367とが設けられ
る。
【0076】そして、レジスタ361のデータ(チャン
ネル番号CHNOのデータ)の下位の2ビットb2、b1が、
上記(6)、(F)項にしたがって、そのまま、ラッチ366
の下位の2ビットb2、b1にラッチされてからカウンタ
43Sの下位の2ビットb2、b1に供給される。
【0077】また、加算回路365の第1の入力端子A
5〜A1に、レジスタ361のデータの上位の5ビットb
7〜b3が供給されるとともに、加算回路365の第2の
入力端子B5〜B1に、“1”あるいは“0”レベルの信
号が供給され、上記(5)、(E)項にしたがった加算が行わ
れる。
【0078】そして、その加算結果(キャリービットを
含む)が、ラッチ366の上位の6ビットb8〜b3にラ
ッチされるとともに、そのラッチされた中位の2ビット
b4、b3がカウンタ43Sの中位の2ビットb4、b3に
供給され、ラッチされた上位の4ビットb8〜b5がメイ
ンカウンタ43Mの下位の4ビットb4〜b1に供給され
る。
【0079】さらに、カウンタ43Mの上位の7ビット
b11〜b5に、上記(4)、(D)項にしたがって、信号ライ
ン367から“1”あるいは“0”レベルの信号が供給
される。
【0080】したがって、レジスタ361にチャンネル
番号CHNOのデータがロードされると、可変分周回路43
1には、チャンネル番号CHNOに対応した分周比NHSがロ
ードされることになり、VCO432の発振信号Stの
キャリア周波数は、チャンネル番号CHNOに対応した周波
数となる。
【0081】こうして、この分周比設定回路36によれ
ば、これにチャンネル番号CHNOを示すデータを1回供給
するだけで、2つの可変分周回路311、431の分周
比N31、NHSを、そのチャンネルに対応した値に設定す
ることができる。
【0082】したがって、マイクロコンピュータがチャ
ンネルを設定するとき、チャンネル番号CHNOから受信回
路10のPLL43の分周比N31および送信回路40の
PLL43の分周比NHSを、ソフトウエア処理により求
める必要がなく、マイクロコンピュータやソフトウエア
の負担を軽減することができる。
【0083】また、分周比設定回路36の構成も、図か
ら明らかなように、シフトレジスタ361と、加算回路
362、365と、ラッチ363、366とを設けるだ
けでよいので、回路規模を小さくすることができる。
【0084】[電源投入時の分周比の設定回路]IC1
に電源を供給すると、IC1が単体であっても、PLL
31、43の可変分周回路311、可変分周回路431
の分周比N31、NHSが規定値に設定されるようにするた
め、分周比設定回路36は、さらに例えば図6および図
7に示すように構成される。なお、図面の都合で、一部
の回路は、図6と図7とに重複して示す。
【0085】すなわち、PLL31において、ラッチ3
63として、そのビットb9〜b1に対応して、Dフリッ
プフロップ回路FF9〜FF1が設けられる。そして、シ
フトレジスタ361の下位の4ビットb4〜b1が、フリ
ップフロップ回路FF4〜FF1のD入力端子に供給さ
れ、加算回路362の加算出力(キャリ出力を含む)が
フリップフロップ回路FF9〜FF5のD入力端子に供給
される。
【0086】さらに、リセット回路368が設けられ、
このIC1に電源が供給されると、“0”から“1”に
立ち上がるリセットパルスPR1、PR2が取り出され、リ
セットパルスPR1がシフトレジスタ361にそのリセッ
ト信号として供給される。
【0087】また、リセットパルスPR2が、フリップフ
ロップ回路FF9、FF2、FF1のクリア端子!CLに供給
されるとともに、フリップフロップ回路FF8〜FF3の
プリセット端子!PRに供給される。なお、参照符号!CL、
!PRにおける記号!は、図における参照符号の記号 ̄に対
応し、“0”レベルのとき、アクティブになることを示
す。
【0088】さらに、フリップフロップ回路FF8〜F
F3のクリア端子!CLに“1”レベルの信号が供給される
とともに、フリップフロップ回路FF9、FF2、FF1
のプリセット端子!PRに“1”レベルの信号が供給され
る。
【0089】また、フリップフロップ回路FF9〜FF5
のQ出力がカウンタ31Mの下位の5ビットb5〜b1に
供給され、フリップフロップ回路FF4〜FF1のQ出力
がカウンタ31Sの4ビットb4〜b1に供給される。な
お、可変分周回路311の残る回路は上述のように構成
される。
【0090】したがって、通常のチャンネルの切り換え
時には、シフトレジスタ361および加算回路362に
より、フリップフロップ回路FF9〜FF1のD入力に、
分周比N31のデータの下位の9ビットが供給されるとと
もに、図示はしないが、フリップフロップ回路FF9〜
FF1にロードパルス供給される。
【0091】この結果、Dフリップフロップ回路FF9
〜FF1には、分周比N31のデータの下位の9ビットが
ラッチされるとともに、そのビットがカウンタ31Mの
下位の5ビットb5〜b1およびカウンタ31Sの4ビッ
トb4〜b1にそれぞれ供給される。また、図4に示すよ
うに、信号ライン364により、カウンタ31Mの上位
の6ビットb11〜b6には、所定のデータが供給されて
いる。
【0092】したがって、カウンタ311の分周比N31
は、チャンネル番号CHNOで指定されたチャンネルの分周
比となる。
【0093】一方、電源投入時には、IC1に電源が供
給されると、リセットパルスPR1によりシフトレジスタ
361がクリアされ、そのビットb7〜b1はすべて
“0”となる。
【0094】また、リセットパルスPR2が、フリップフ
ロップ回路FF9〜FF1に供給されるが、このとき、パ
ルスPR2は、フリップフロップ回路FF9、FF2、FF
1には、そのクリア端子!CLに供給されるので、フリップ
フロップ回路FF9、FF2、FF1のQ出力は、このと
きのD入力にかかわらず、“0”となる。
【0095】しかし、パルスPR2は、フリップフロップ
回路FF8〜FF3には、そのプリセット入力!PRに供給
されるので、フリップフロップ回路FF8〜FF3のQ出
力は、このときのD入力にかかわらず、“1”となる。
【0096】したがって、カウンタ31Mの下位の5ビ
ットb5〜b1には、値“01111”が供給され、カウ
ンタ31Sの4ビットb4〜b1には、値“1100”が
供給される。
【0097】また、このとき、カウンタ31Mの上位の
6ビットb11〜b6には、図4にも示すように、固定値
“111011”が供給されている。
【0098】したがって、可変分周回路311には、最
上位ビットから最下位ビットにかけて、値“11101
1”、“01111”、“1100”が供給されたこと
になる。そして、この値を16進数で示せば、76FC(hex)
である。
【0099】そして、さらに、 76FC(hex)=76D0(hex)+2C(hex) =76D0(hex)+44 であるから、可変分周回路311には、第44チャンネル
(CHNO=44)の分周比のデータが供給されたことにな
る。
【0100】したがって、続いて、可変分周回路311
にロードパルスが供給されると、可変分周回路311に
は、分周比N31として、76FC(hex)がセットされること
になり、すなわち、第44チャンネル(CHNO=44)に対応
した分周比がセットされることになる。
【0101】さらに、PLL43においても、ラッチ3
66がラッチ363と同様に構成される。すなわち、ラ
ッチ366として、そのビットb8〜b1に対応して、D
フリップフロップ回路FF8〜FF1が設けられる。そし
て、シフトレジスタ361のビットb2、b1が、フリッ
プフロップ回路FF2、FF1のD入力端子に供給され、
加算回路365の加算出力(キャリ出力を含む)がフリ
ップフロップ回路FF8〜FF3のD入力端子に供給され
る。
【0102】また、リセットパルスPR2がフリップフロ
ップ回路FF7〜FF1のクリア端子!CLに供給されると
ともに、フリップフロップ回路FF8のプリセット端子!
PRに供給される。さらに、フリップフロップ回路FF8
のクリア端子!CLに“1”レベルの信号が供給されると
ともに、フリップフロップ回路FF7〜FF1のプリセッ
ト端子!PRに“1”レベルの信号が供給される。
【0103】そして、フリップフロップ回路FF8〜F
F5のQ出力がカウンタ43Mの下位の4ビットb4〜b
1に供給され、フリップフロップ回路FF4〜FF1のQ
出力がカウンタ43Sの4ビットb4〜b1に供給され
る。なお、可変分周回路431の残る回路は上述のよう
に構成される。
【0104】したがって、リセットパルスPR2がフリッ
プフロップ回路FF8〜FF1に供給されると、これらフ
リップフロップ回路FF8〜FF1からは、値“1000
0000”が出力される。そして、これらの値がカウン
タ43Mの下位の4ビットb4〜b1およびカウンタ43
Sの4ビットb4〜b1に供給されるとともに、カウンタ
43Mの上位の7ビットb11〜b5には、固定値“10
01111”が供給されている。
【0105】したがって、可変分周回路431において
は、最上位ビットから最下位ビットにかけて、値“10
01111”、“10000000”が供給されたこと
になる。そして、この値を16進数で示せば、4F80(hex)
である。
【0106】そして、さらに、 4F80(hex)=4F54(hex)+2C(hex) =4F54(hex)+44 であるから、可変分周回路431には、第44チャンネル
(CHNO=44)の分周比のデータが供給されたことにな
る。
【0107】したがって、続いて、可変分周回路431
にロードパルスが供給されると、可変分周回路431に
は、分周比NHSとして、4F80(hex)がセットされること
になり、すなわち、第44チャンネル(CHNO=44)に対応
した分周比がセットされることになる。
【0108】こうして、この設定回路によれば、IC1
にシステム制御用のマイクロコンピュータが接続されて
いなくても、すなわち、IC1が単体であっても、電源
を供給すると、PLL31、43の可変分周回路31
1、431の分周比N31、NHSを、規定値、上述の例に
おいては、第44チャンネルに対応する値に設定すること
ができる。したがって、電源を供給すると、IC1が単
体であっても、PLL31、43の動作チェックを行う
ことができる。
【0109】[その他]上述においては、この発明をコ
ードレス電話機のPLLに適用した場合であるが、他の
送信機あるいは受信機およびそのPLLであれば、この
発明を適用することができる。また、チャンネル番号CH
NOの変化方向と、送信周波数(および受信周波数)の変
化方向とが逆の場合には、加算回路365(および36
2)を減算回路とすればよい。
【0110】
【発明の効果】この発明によれば、電源を供給すると、
PLLのICが単体であっても、可変分周回路の分周比
が規定値に設定され、動作のチェックを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を説明するための系統図である。
【図2】図1の続きの一例を示す系統図である。
【図3】この発明を説明するための周波数スペクトル図
である。
【図4】この発明を説明するための系統図である。
【図5】図4の続きの一例を示す系統図である。
【図6】この発明の一例を示す接続図である。
【図7】この発明の一例を示す接続図である。
【図8】この発明を説明するための図である。
【図9】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
4 受話器 5 送話器 10 受信回路 12、22 第1ミキサ回路 14、24 第2ミキサ回路 18 復調回路 24、25 移相回路 30 発振回路 31、43 PLL 35 分周回路 36 分周比設定回路 40 送信回路 311、431 可変分周回路 312、432 VCO 313、433 位相比較回路 361 シフトレジスタ 362、365 加算回路 363、366 ラッチ 364、367 信号ライン FF1〜FF9 Dフリップフロップ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラッチと、 このラッチにラッチされたデータが、可変分周回路に、
    その分周比のデータの一部あるいは全部のデータとして
    設定されるPLLとを有し、 上記ラッチは、このラッチにラッチされるデータのビッ
    トをそれぞれラッチする複数のDフリップフロップ回路
    から構成され、 電源の投入時、上記複数のDフリップフロップ回路のう
    ち、所定のDフリップフロップ回路を、リセットパルス
    によりセットするとともに、 残るDフリップフロップ回路を、上記リセットパルスに
    よりリセットし、 これらDフリップフロップ回路のセットおよびリセット
    により、上記可変分周回路における分周比を規定値に設
    定するようにしたPLLの分周比の設定回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のPLLの分周比の設定回
    路において、 上記PLLが受信回路あるいは送信回路に設けられ、 上記PLLの出力信号が、上記受信回路あるいは送信回
    路の受信周波数あるいは送信周波数を決定するようにし
    たPLLの分周比の設定回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012531100A (ja) * 2009-06-24 2012-12-06 インテル コーポレイション チューナの効率的な実現のための装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012531100A (ja) * 2009-06-24 2012-12-06 インテル コーポレイション チューナの効率的な実現のための装置及び方法

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