JPH0830644A - 共有した接続処理を介して多重ユーザ・アプリケーションにより並列データ・ベース・アクセスをするシステム及び方法 - Google Patents

共有した接続処理を介して多重ユーザ・アプリケーションにより並列データ・ベース・アクセスをするシステム及び方法

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JPH0830644A
JPH0830644A JP7059533A JP5953395A JPH0830644A JP H0830644 A JPH0830644 A JP H0830644A JP 7059533 A JP7059533 A JP 7059533A JP 5953395 A JP5953395 A JP 5953395A JP H0830644 A JPH0830644 A JP H0830644A
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    • Y10S707/99941—Database schema or data structure
    • Y10S707/99944—Object-oriented database structure

Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列ユーザ・アプリケーションとデータ処理
システムにおける複数のデータ・ベースとの間のデータ
・ベース接続を管理し、データ・ベース接続の数を最小
化した方法及びシステムを提供する。 【構成】 接続マネジャーがデータ・ベース・アクセス
（ＤＢＡ）要求を存在する共有接続又は排他的接続を介
して自動的に転送する。異なる２つの同時的な経路にお
いて指定されたデータ・ベースへ接続する２つの型式の
方法を含む単一のデータ・ベース・アクセス・オブジェ
クトを導入する。第１に、共有接続はカタログ・サーバ
処理を介して定義検索のための処理スキーマ照会要求に
よりなされる。第２に、他の接続は構造化照会言語（Ｓ
ＱＬ）実行要求に応答して前記データ・ベースからのデ
ータを検索し、処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、並列のユーザ・アプリ
ケーション・プログラムからのアクセス要求を管理する
データ・ベース・サーバー・システムに関し、特に複数
のユーザ・アプリケーションを単一のデータ・ベースに
それぞれ並列接続するために共有する接続オブジェクト
を用いた効率的なデータ・ベース接続管理システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】多くのデータ・ベース及び多くの並列の
ユーザを複合的にサービスするデータ処理システムで
は、ユーザ・アプリケーション（ＵＡ）がデータ・ベー
スのアクセス要求を発行することにより、特定のデータ
・ベースにアクセスを要求する。このようなアクセス要
求には、例えば、ここでデータ・ベース「スキーマ照会
（schema queries）」と呼ぶ簡単なカタログ・ルックア
ップ要求、又はこのデータ・ベースにおける指定したレ
コードを読み出し、かつ変更するように動作し、ここで
「作業単位」（ＵＯＷ）と呼ぶトランザクション及びト
ランザクションの組合わせが含まれる。
【０００３】現在の最高水準の技術、及び多数の並列処
理をサポートするデータ処理システムについては、例え
ば1990年、アジソン・ウェズレー出版（株）発行、第２
版、ハーベイ(Harvey M.Deitel)著、「オペレーティン
グ・システムの導入」(An Introduction to Operating
Systems)(N.B.,第３章「処理の思想」(“Process Concep
ts")を参照することにより、理解することができる。更
に、1984年、マックグローヒル（株）発行、ファン(Kai
Hwan)ほか著、「コンピュータ・アーキテクチャ並列処
理」(Computer Architecture Parallel Processing)
（N.B.,第８章、「多重処理制御及びアルゴリズム(“Mu
ltiprocessing Control and Algorithms")」、及び１９
８６年プレンタイス・ホール（株）発行、バッハ（Maur
ice Bach)著、UNIXオペレーティング・システムの設計
（The Design of the UNIX Operating System)（N.B.,
第７章、「多重処理」(“Process Control")及びN.B.,
第12章、「マルチプロセッサ・システム」(“Multiproc
essor Systems")を参照すべきである。
【０００４】ＵＡが特定のデータ・ベースのアクセスを
要求すると、対応するデータ・ベース管理システム（Ｄ
ＢＭＳ）が処理資源を割り当ててデータ・ベースのアク
セス要求をサービスさせることが必要である。ＤＢＭＳ
は特定のデータ・ベース（例えばＯＳ／２用のＤＢ２）
に対する多重アクティブ接続をサポートできないので、
ＵＡが（ａ）多くのデータ・ベースに対する並列アクセ
スをサポートすること、又は（ｂ）特定のデータ・ベー
スに対する多重接続をサポートすることの何れかが必要
なときは総合的なシステム・パフォーマンスを低下させ
る恐れがある。
【０００５】例えば、ＵＡがユーザ入力に対して応答す
る異なるデータ・ベースからの情報を表示しなければな
らないときは、ＵＡは種々の時点で多くの異なるデータ
・ベースを接続し、アクセスし、かつ切り離すことが必
要であろう。更に、ＵＡは同一のデータ・ベースから導
き出した異なる多くのレポートを管理しているときは、
レポート効率を最適化するために同一のデータ・ベース
に対していくつか並列接続することが有用である。ＤＢ
ＭＳが多重並列アクティブ接続をサポートする場合であ
っても、このような接続を確立する手順は、特に接続さ
れるべきデータ・ベースが遠方のデータ・ベースのとき
は、かなりのプロセッサ資源を消費する。例えば、ＯＳ
／２用のＤＢ２は、単一の処理内で指定したデータ・ベ
ースに対する多重のアクティブ接続をサポートせず、こ
れを達成するために多重サーバ処理を引き起こす。
【０００６】再接続のオーバーヘッド負荷は、ＵＡが単
一のデータ・ベースにより稼働する伝統的なデータ・ベ
ース・システムにおける主要な問題ではないが、最近の
顧客／サーバ環境は多重データ・ベース・サーバをサポ
ートする一般化された顧客データ・ベース・ユーザ・ア
プリケーションを導入し、異なるデータ・ベースに対し
て多くの並列アクセスを必要とする。多重処理をサポー
トするオペレーティング・システムに適用可能な解決法
は、ＵＡ用にそれぞれ多重アクティブ・データ・ベース
接続を必要とする新しいデータ・ベース接続用の新しい
サーバ処理を発生させる。新しいサーバ処理は、ＵＡと
オブジェクトのデータ・ベースとの間の特定の接続に関
する全ての相互作用を取り扱うと共に、ＵＡのメイン処
理はユーザ・インタフェース及びディスプレイをサービ
スし続ける。この構成はＵＡが単一データ・ベースに対
して多重アクティブ接続を保持可能にするが、新しい接
続をそれぞれ保持するために必要なかなりの処理オーバ
ーヘッドを何ら軽減するものではなく、実際には更なる
パフォーマンス負荷を付加して各新しい処理を発生させ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って、あらゆるデー
タ・ベースのアクセス要求に応答して新しい処理及び接
続生成処理オバーヘッドを招くことなく、単一又は多重
データ・ベースとユーザ・アプリケーションとの間に多
重並列のアクティブ接続を保持する方法に関して当該技
術分野に明白に認識される必要性が存在する。当該技術
分野では、解決されていない関連の問題及び欠点が明確
に認識されており、おれらは以下に説明する方法に本発
明により解決される。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客サーバ・
システム環境において共有するデータ・ベース接続処理
の考えを導入する。スキーマ検索実行要求及び構造化照
会言語（Standard Query Language:ＳＱＬ）実行要求を
独立し、かつ並列にサポートする組込みクラスの方法を
提供する新しいデータ・ベース・アクセス（ＤＢＡ）・
オブジェクトが導入される。独立した複数の処理におい
て実行する新しい２つの型式のサーバを導入して本発明
のＤＢＡオブジェクトをサービスする。並列のＤＢＡオ
ブジェクト間においてこれらの型式のサーバ処理のうち
の一つを共有することができる。ＤＢＡクラスの方法に
従って、データ・ベースに対して必要なリンクは、メモ
リに保持されたデータ・ベース接続テーブル（ＤＢＣ
Ｔ）と呼ぶ接続管理（ＣＭ）の制御によりデータ・ベー
スに対して必要なリンクを編成して、このような全ての
サーバ処理の生成及び共有をトラッキングさせる。
【０００９】本発明の方法の目的は、多重ユーザ環境に
おいて生成された必要数のデータ・ベース接続を最小化
することにある。また、本発明は、データ・ベースに対
するＵＡ接続を、多くの並列ＵＡにより共有することに
より、共有することができる。さらに、本発明は、排他
的データ・ベース接続が、データ・ベース更新及び変更
を必要とするＳＱＬ実行要求に利用可能である。
【００１０】本発明の排他的サーバ処理は、特定のデー
タ・ベースに対して割り当てられた接続と、単一のＵＡ
により保証されている本発明のＤＢＡに対して割り当て
られた接続とを有する。本発明の共有サーバ処理は特定
のデータ・ベースに対して割り当てられた接続を有し、
かつ、このようなＤＢＡオブジェクトがスポンサのある
単一のＵＡから前記サーバ処理を共有するための許可を
有する。スキーマ検索のための特殊共有サーバ処理
（「カタログ・サーバ処理」）は、本発明により導入さ
れる。カタログ・サーバ処理は、特定のデータ・ベース
に対して専用の接続を有し、かつスキーマ検索要求のみ
に応答して任意のＤＢＡオブジェクトに対する接続に利
用可能である。従って、本発明の効果は、各データ・ベ
ースには単一の共有サーバ処理で十分であるということ
にある。
【００１１】
【実施例】図１は、データ処理システムにおいて多重デ
ータ・ベースに対して並列なアクセスをするために本発
明のオブジェクト及び処理を用いた処理モデルの１例を
示す。図１における処理モデルは複数のオブジェクトを
備えており、これらは当該技術分野において単一構造に
よるデータ構造定義、及びこれにより定義された複数の
手順を含むことが知られている。
【００１２】複数のオブジェクトはある「クラス」の複
数例であって、各例がそれ自体固有な変数例を有する。
「クラスの定義」は、そのクラスにおけるオブジェクト
の特性を定義する。オブジェクトに組込まれた手順
（「方法」とも呼ぶ。）は、他のオブジェクトからその
オブジェクトへ送出された「メッセージ」によりアクテ
ィブにされる。
【００１３】従って、当該技術分野において周知のよう
に、図１の処理構造により例示されるオブジェクト向け
のプログラミング・システムにおける基本的な制御構造
は、メッセージの転送である。データ及び処理の必要条
件は、オブジェクトのクラス定義に組込まれ、その処理
はオブジェクト間のメッセージ交換により達成される。
【００１４】従って、図１に示す各オブジェクト及び処
理は、コンピュータ処理システム内のデータ記憶手段に
物理的に記憶される。
【００１５】図１は、処理Ａにおけるデータ・ベースＤ
１用の排他的ＤＢＡオブジェクト１０と、処理Ｃにおけ
るデータ・ベースＤ２用の排他的ＤＢＡオブジェクト１
２とにより例示された複数のデータ・ベース・アクセス
（ＤＢＡ）・オブジェクトを示す。更に、処理Ｂにおけ
るデータ・ベースＤ１用のＤＢＡオブジェクト１４及び
１６を例とする「関連」ＤＢＡオブジェクトも示されて
いる。説明の都合のみのために、ＤＢＡオブジェクト１
０及び１２は異なる２つの処理に属し、ＤＢＡオブジェ
クト１４及び１６を第１の処理１８におけるこのような
他の複数のＤＢＡオブジェクトと共に示す。
【００１６】ＤＢＡオブジェクトは、スキーマ検索と、
作業（ＵＯＷ）の標準言語（ＳＱＬ）ユニットの実行と
をサポートするように複数の「方法」を提供する。ユー
ザ・アプリケーション（ＵＡ）が特定のデータ・ベース
に対するアクセスを要求するときは、ＵＡは、特定のデ
ータ・ベースに関連させるＤＢＡオブジェクトか又は先
に作成されたＤＢＡオブジェクトを作成する。次いで、
ＵＡは、ＤＢＡオブジェクトにより、ＤＢＡオブジェク
トに組込まれた方法を用いて、別個の処理により実行し
ている本発明のサーバによりサービスされる特殊なデー
タ・ベースをアクセスすることができる。
【００１７】例えば、図１におけるＤＢＡオブジェクト
を考えることにする。ＤＢＡオブジェクト１０は、デー
タ・ベースＤ１を指名し、データ・ベースＤ１をアクセ
スしてカタログ情報を読み出しする組込みスキーマ検索
方法２０を備えている。図１において、ＳＱＬ実行方法
２２は、指定した「排他的」ＳＱＬ実行方法であり、こ
こでは、ＤＢＡオブジェクト１０が他のＤＢＡオブジェ
クトにより共有されていない排他的サーバ処理を介して
データ・ベースＤ１に対してアクセスを要求することを
表す指定した「排他的」ＳＱＬ実行方法である。更に、
図１に示す他の全てのＤＢＡオブジェクトは、そのクラ
ス内に組込まれたカタログ・サービス方法及びＳＱＬサ
ービス方法も備えている。しかしながら、ＤＢＡオブジ
ェクト１４により例示された他のＤＢＡオブジェクトに
は、「共有」サービス方法が含まれてもよく、ＤＢＡオ
ブジェクト１４において共有ＳＱＬ実行方法２４により
例示される。ＳＱＬ実行方法２４は、ＤＢＡオブジェク
ト１４が「関連」する他のＤＢＡオブジェクト、例えば
ＤＢＡオブジェクト１６とＳＱＬ実行要求サーバ処理を
共有して単一のデータ・ベース（Ｄ１）をアクセス可能
にさせる。
【００１８】従って、関連するＤＢＡオブジェクト１４
及び１６からの要求は、共有ＳＱＬサーバ処理２６及び
カタログ・サーバ処理２８として組込まれた２つの型式
のサーバ処理のいずれかによりサービスされることを注
意すべきである。ＤＢＡオブジェクト１４は同時にカタ
ログ・サーバ方法３０からカタログ・サーバ処理２８を
介してデータ・ベースＤ１へスキーマ照会メッセージを
順方向に転送し、かつ共有ＳＱＬ実行方法２４から共有
ＳＱＬサーバ処理２６を介してデータ・ベースＤ１によ
りＳＱＬ ＵＯＷを実行する。この発明により、各ＤＢ
Ａオブジェクトは、（ａ）データ・ベース・カタログ・
テーブル及び列のような機構情報を読み込み、かつＳＱ
Ｌ ＵＯＷを実行してデータ・ベースからのデータを読
み出し、かつ処理する並列方法を採用する。これらの並
列方法は独立した処理により動作し、ＳＱＬサーバ処理
２６及びカタログ・サーバ処理２８により例示される。
【００１９】ここで、図１に示すいくつかの型式のサー
バ処理を説明する。ＳＱＬサーバ処理３２及び３４によ
り例示された排他的サーバ処理は、顧客ＤＢＡオブジェ
クトの排他的使用のために特定のデータ・ベースＤ１に
接続される。排他的ＳＱＬサーバ処理３２は、データ・
ベースＤ１に対してそれぞれ専用の接続を備えている。
排他的ＳＱＬサーバ処理３２及び３４はそれぞれデータ
・ベースＤ１に対して専用の接続を備えている。排他的
ＳＱＬサーバ処理３６はデータ・ベースＤ２に対して専
用の接続を備えている。このように全ての排他的ＳＱＬ
サーバ処理は、ほぼ図示するように、顧客ＤＢＡオブジ
ェクトに対して専用の接続を有する。
【００２０】更に、共有ＳＱＬサーバ処理２６、３８、
カタログ・サーバ処理２８及び４０も特定のデータ・ベ
ースに対する専用の接続を有するが、それぞれ特定のデ
ータ・ベースに対してアクセスを要求する複数のＤＢＡ
オブジェクトにより共有されてもよい。従って、例え
ば、カタログ・サーバ処理２８はデータ・ベースＤ１に
対して専用の接続を有し、このデータ・ベースＤ１は４
つのＤＢＡオブジェクトの顧客において共有される。実
際に、本発明のシステムは、基礎をなす各データ・ベー
ス用に一つのカタログ・サーバ処理のみを必要とし、そ
のときにデータ・ベースには変更がないので、これがデ
ータ・ベースからスキーマ検索を必要とする全てのＤＢ
Ａオブジェクトにより共有される。ＳＱＬ実行要求にお
いて、本発明のシステムは、共有サーバ又は排他的サー
バを指定する任意選択をもってＵＡを提供する。ＵＡ
は、排他的ＳＱＬ実行処理を介してデータ・ベース・ア
クセスのために新しいＤＢＡオブジェクトを生成するこ
とにより、又は既存のＤＢＡオブジェクトをコールすこ
とにより、又は共有ＳＱＬサーバ処理を介してデータ・
ベースをアクセスするためのＤＢＡオブジェクトをコー
ルすことにより、当該必要条件を実現する。
【００２１】ＵＡの必要条件決定はいくつかの連累を発
生させる。例えば、排他的ＳＱＬサーバ処理は、スキー
マ検索のために共有カタログ・サーバ処理に基づいて、
ＳＱＬ ＵＯＷ実行のみのためにデータ・ベースに対す
る専用のＤＢＡオブジェクト接続を提供する。これは、
トランザクションのコミット／ロールバックを発行する
ときに、他のＤＢＡオブジェクトからのトランザクショ
ンによる干渉を回避する。排他的ＳＱＬサーバに対する
接続方法を有する適当なＤＢＡオブジェクトを指定する
ことは、ＳＱＬサーバ処理に対するアクセスに関して生
起し得る待機を除去し、更にデッドロックの可能性も除
去する。しかし、他のＤＢＡオブジェクトを共有ＳＱＬ
サーバへ接続する方法により指定すると、付随するシス
テム・オバーヘッドにより付加的な接続を発生させる。
【００２２】共有ＳＱＬサーバ処理を指定すると、ＳＱ
Ｌ ＵＯＷ実行のためにデータ・ベースに対する接続の
急増を回避する。しかし、トランザクションのコミット
／ロールバック中に他のＤＢＡオブジェクトからのトラ
ンザクションによる干渉を回避するために、ＵＡは、Ｕ
ＯＷ毎に区切りコールを明白に発行して逐次化を確保す
る必要がある。最初、本発明のＤＢＡオブジェクトは、
「トランザクション開始」及び「トランザクション終
了」メッセージを用いてＵＯＷ境界を区切り、かつＳＱ
Ｌサーバ処理において複数のトランザクション及び複数
のトランザクション・グループを逐次化させる。共有Ｓ
ＱＬサーバ処理を指定する利点は、システム・データ・
ベース接続オバーヘッドを最小化することである。図１
のＤＢＡオブジェクト１４及び１６のように、共有サー
バ・アクセス方法によりＤＢＡオブジェクトを用いる欠
点は、ＵＡがＵＯＷ境界、及び共有するＳＱＬサーバ処
理に対するアクセスに生起し得る待機を適正にマークし
ない場合にデッドロックする可能性があることである。
【００２３】最初、排他的ＳＱＬサーバ処理を発生さ
せ、顧客ＵＡはＤＢＡオブジェクトにおいて排他的ＳＱ
Ｌ処理を必要とする方法を呼出す。従って、そのシステ
ムにおける各顧客ＤＢＡオブジェクト用にこのように排
他的ＳＱＬ処理と同様に存在し得る。更に、これは、本
発明のシステムにおいて、ＵＡは各スレッドのために独
立した排他的ＳＱＬサーバ処理を用いる、又は複数のス
レッドにデータ・ルーチングを取り扱うにより、多くの
スレッド用に単一の排他的ＳＱＬサーバ処理を用いるこ
とができることを意味する。特に、ＵＡは、複数のＳＱ
Ｌ処理要求又はトランザクションを含むので単一のＵＯ
Ｗも定めることができる。
【００２４】共有ＳＱＬサーバ処理は、最初のＵＡが共
有ＳＱＬ処理を要求するＤＢＡオブジェクトにおいてＳ
ＱＬ実行要求を呼出すときに、発生する。そのときに、
全ての顧客ＵＡプロセッサ又は指定したデータ・ベース
用のスレッドは、対応する顧客ＤＢＡオブジェクトによ
り同一の共有ＳＱＬ処理を介して全てのＳＱＬ実行要求
を処理する。ここで、顧客ＵＡは、何らかのＤＢＡオブ
ジェクトに対するＳＱＬ実行要求を送出する前に、各ト
ランザクションの始終を区分けして共有ＳＱＬサーバ処
理において並列のＵＯＷの逐次化を確保しなければなら
ない。
【００２５】全てのＵＡ処理及びスレッドは共有カタロ
グ・ルックアップ・テーブル要求用の処理を介して指定
したデータ・ベースと通信することができるので、唯一
のカタログ・サーバ処理は指定した各データ・ベースに
必要である。カタログ・サーバ処理は、ＵＡが指定した
データ・ベース用のカタログ・ルックアップを必要とす
るスキーマ検索要求をＤＢＡオブジェクトに送出してか
ら、発生する。これが確立すると、カタログ・サーバ処
理は指定したデータ・ベースに対してアクセスを要求す
る全てのＤＢＡオブジェクトに関するサービスを続け
る。各要求は完全なＵＯＷを構成しており、これによっ
て逐次化を確保している。
【００２６】図２は本発明のシステム用の好ましいサブ
コンポーネント構造を示す。説明に際して図１のＤＢＡ
オブジェクト１４を更に詳細に示す。図１に示すよう
に、カタログ・サーバ方法３０はカタログ・サーバ処理
２８に接続されており、ＳＱＬ実行方法２４はＳＱＬサ
ーバ処理２６に接続されている。
【００２７】図２において、ＳＱＬ実行方法２４及びカ
タログ・サーバ方法３０は、それぞれＤＢＡオブジェク
ト１４とデータ・ベースＤ１に接続された基礎のデータ
・ベース管理システム（ＤＢＭＳ）との間の論理接続を
模型化している。ＵＡ（図示なし）からのあらゆる要求
のために、ＤＢＡオブジェクト１４は、第１にチェック
により適当なサーバに対する論理接続が存在するか否か
を判断する。ノーのときは、接続マネジャーオブジェク
ト（図示なし）を呼出して新しいサーバ処理を発生させ
ることにより、又はデータ・ベース接続テーブル（ＤＢ
ＣＴ）に存在するサーバ処理を発生させることにより、
必要な論理接続を確立する。接続マネジャーは、応答し
てＳＱＬ処理を共有することができるか、又は新しいＳ
ＱＬ処理を発生させるべきかを判断する責任を持つ。接
続マネジャーは、全てのサーバ処理についての情報を記
憶するグローバル共有メモリ内のデータ・ベース接続テ
ーブル（ＤＢＣＴ）を管理する。以下、図４〜図５に関
連して本発明の接続マネジャー及びＤＢＣＴを説明す
る。論理接続が既に存在するときは、ＤＢＡオブジェク
ト１４は要求を関連して指定したパイプ（プロセス間通
信サービス・サブコンポーネントにより管理される）に
より適当なサーバ処理へ送出し、かつ要求の結果を提供
する戻りメッセージを待機する。
【００２８】ここで、サーバ処理を選択し、かつデータ
・ベース・アクセス要求メッセージを同期させる規則を
説明する。全てのスキーマ検索要求のために、カタログ
・サーバ処理２８を選択する。カタログ・サーバ処理２
８は同一データ・ベース名を参照して全ての例のＤＢＡ
オブジェクトに共有される。同一のサーバ処理に対する
多重要求は、当該技術分野において知られた方法によ
り、サーバが指定したパイプの処理により逐次化され
る。図２において、アプリケーション・プログラム・イ
ンタフェース（ＡＰ２）４２はカタログ・サーバ処理２
８にリンクさせるために必要な活動を行なう。ＡＰＩ４
２は処理間通信（ＩＰＣ）サービス・サブコンポーネン
ト４４を介してこれに割り当てられたタスクを達成す
る。ＡＰＩ４２はＵＡから受信したデータ・ベース・ア
クセス要求を翻訳してメッセージ・パッケージを発生
し、カタログ・サーバ方法３０から指定したパイプ（Ｉ
ＰＣサービス・サブコンポーネント４４〜４６）を介し
てカタログ・サーバ処理２８へ転送する。更に、メッセ
ージがカタログ・サーバ処理２８からカタログ・サーバ
方法３０へ戻されると、ＡＰＩ４２は大域的に共有メモ
リ（図４〜図５）に戻されたデータを用いてＵＡ用の出
力オブジェクトを生成する。
【００２９】ＩＰＣサービス・サブコンポーネント４４
〜４６は、カタログ・サーバ方法３０とカタログ・サー
バ処理２８との間でデータ及びメッセージを転送する役
割を持つ。ＩＰＣサービス・サブコンポーネント４４〜
４６は必要な「指定したパイプ」を生成し、かつ管理を
する。ＩＰＣサービス・サブコンポーネント４４〜４６
はＡＰ２ ４２から要求パケットを受け取り、次に指定
したパイプを用いてこの要求をカタログ・サーバ処理２
８へ転送し、カタログ・サーバ処理２８は要求マネジャ
ー（ＲＭ）４８における要求パケットを受け取る。ＲＭ
４８は要求パケットを処理し、応答パケットをＩＰＣサ
ービス・サブコンポーネント４６〜４４へ渡し、指定し
たパイプを介してＡＰ２ ４２へ転送する。
【００３０】カタログ・サーバ方法３０及びカタログ・
サーバ処理２８により表わされる処理は相関されていな
いので、本発明のシステムでは指定したパイプが用いら
れる。当該技術分野において周知のように、指定したパ
イプはファースト・イン・ファースト・アウト（ＦＩＦ
Ｏ）形式により相関されていない処理間の転送を可能に
し、更に処理の実行を同期可能にする。指定したパイプ
はファイル・システムのハイアラキーに永久的に残るこ
とができ、かつこれをシステム・ファイル・コールによ
る種々の処理に対して切り離し及び再接続することがで
きる。カタログ・サーバ処理２８はＩＰＣサービス・サ
ブコンポーネント４６〜４４により管理されたパイプを
生成する。指定したパイプはローカルであり、双方向デ
ータの流れを可能にするように二重化されている。更
に、データが読み出し可能になるまで、又はデータの書
き込みに十分な空間が得られるまで、「待機」モードに
より読み出し動作又は書き込み動作を阻止する。入力と
して他に指定したパイプの特徴を指定することができ
る。
【００３１】ＤＢＡオブジェクト１４におけるカタログ
・サーバ方法３０は、指定したパイプ上の要求をカタロ
グ・サーバ処理２８へ送出し、かつ応答を返送する。そ
の場合に、カタログ・サーバ処理２８は指定したパイプ
を切り離し、これを再接続し、かつ次のＤＢＡオブジェ
クト１４からの要求を待機する必要がある。カタログ・
サーバ処理２８の場合は、指定したパイプをＤＢＡオブ
ジェクト１４から切り離して、スキーマ検索サービスを
要求する他のＤＢＡオブジェクトに再接続する。何時、
カタログ・サーバ方法３０から指定したパイプを切り離
し可能となるかは、ＤＢＡオブジェクト１４が切り離し
要求をカタログ・サーバ処理２８へ送出して知らせるこ
とが好ましい。
【００３２】同様に、ＤＢＡオブジェクト１４における
ＳＱＬ実行方法２４は、指定したパイプ上をＡＰＩ５
０、顧客ＩＰＣ５２、サーバＩＰＣ５４及び及び要求マ
ネジャー５６を介してＳＱＬサーバ処理２６へ通信す
る。ＳＱＬサーバ処理２６は「共有」サーバ処理である
ので、ＳＱＬ実行方法２４とＳＱＬサーバ処理２６との
間の第２の論理経路は、カタログ・サーバ方法３０とカ
タログ・サーバ処理２８との間の第１の論理経路に関連
して以上で説明したようにほぼ動作する。特に、第２の
論理経路を共有することが可能なときは、指定したパイ
プ（ＩＰＣ５２〜５４）を切り離して関連するＤＢＡオ
ブジェクトに再接続し、共有ＳＱＬサーバ処理２６へ完
全にリンクされたままとなる。しかし、ＳＱＬ ＵＯＷ
実行メッセージは逐次化される必要があるので、付加的
な必要条件がここで説明しているＡＰＩ５０に設定され
る。
【００３３】ＳＱＬサーバは、顧客ＵＡからの全てのＳ
ＱＬ ＵＯＷ実行要求に用いられる。通常、指定された
データ・ベースへ並列に更新を行なうことができたの
で、排他的ＳＱＬサーバ処理は望ましいが、ＵＯＷは現
在用いられているＤＢＡオブジェクトのみに関連する必
要がある。いくつかの状況では、ＵＡ顧客が指定された
データ・ベースに対して短いトランザクションのみを意
図することができ、図１の処理Ｂに示すように、同一デ
ータ・ベースに対して多くのＤＢＡオブジェクト例を便
宜的に採用することができる。このようなアプリケーシ
ョンでは、以下の制約を条件として共有ＳＱＬサーバ処
理２６により例示されたＳＱＬサーバを用いることがで
きる。
【００３４】共有ＳＱＬサーバにより、単一のトランザ
クション「範囲」内で全てのＳＱＬ要求を用いる必要が
ある。「トランザクション開始」及び「トランザクショ
ン終了」方法のように、ＤＢＡオブジェクト１４に組込
まれた２つの方法を用いて、トランザクションの範囲を
区分けする。「トランザクション開始」方法は、最初
は、ＳＱＬサーバ処理２６に関連した相互に排他的(ミ
ューテックス・セマフォ(mutex semaphore)を得る。同
時に一つの要求がこのミューテックス・セマフォを所有
し、「トランザクション終了」では、ミューテックス・
セマフォを解放し、新しい所有権に利用可能となる。従
って、全てのデータ・ベース・アクセスは、共有ＳＱＬ
サーバを用いてミューテックス・セマフォの獲得及び解
放によりマークされたトランザクション範囲内で要求を
出すあらゆるＵＡを必要とすることにより、単一のＵＯ
Ｗ範囲内で逐次化され、従って本発明の共有ＳＱＬサー
バ処理の使用を可能にする。
【００３５】まずＤＢＡオブジェクトが生成されると、
オブジェクトコンストラクタはアンカー・ブロック５８
及び本発明のＤＢＣＴ６０を初期化する。図４は、デー
タ処理システムの大域的に共有メモリに存在するアンカ
ー・ブロック５８及び本発明のＤＢＣＴ６０のデータ・
アクセスを示す。アンカー・ブロック５８は他の並列処
理がアクセスできるように指名される。同時的なアクセ
スから大域的なデータ・エリアを保護するために、ミュ
ーテックス・セマフォ６２を用いて図２と関連して前述
と同じようにアクセスを逐次化する。初期化中に、大域
的なデータ・エリアのために共有メモリを割り当て、か
つミューテックス・セマフォ６２を生成する。アンカー
・ブロック５８は、いくつかの大域的なデータと、デー
タ・ベースのアクセス要求に応答して共有メモリに転送
した大規模なデータ・ベースのような他のデータに対す
るポインタとを有する。更に、アンカー・ブロック５８
は、ミューテックス・セマフォカウンタ６４、ＤＢＣＴ
６０に対するポインタ６６、ＤＢＣＴメモリ・プールに
対するポインタ６８、ＳＱＬ誤りに関連したＳＱＬＣＡ
データ７０、システム誤り用のシステム戻りコード（Ｒ
Ｃ）７２、及びシステムの誤り型式を識別する内部復帰
コード（ＲＣ）７４を有する。フィールド７０〜７４
は、顧客ＤＢＡオブジェクトに関連し、これに対してア
ンカー・ブロック５８を関連させるカタログ・サーバ処
理、又はＳＱＬサーバ処理の初期化中に発生する誤りに
ついての情報をセーブするために、用いられる。
【００３６】ミューテックス・セマフォ６２の所有権を
保持中に処理が終結すると、その後は他の処理がミュー
テックス・セマフォ６２に対してアクセス権を有し、新
しいセマフォ名を生成しなければならない。ミューテッ
クス・セマフォ・カウンタ６４はローカル処理カウンタ
と共に用いられ、このような環境において新しいミュー
テックス・セマフォ名の生成を処理する。ミューテック
ス・セマフォ・カウンタ６４に保持されている値は、ミ
ューテックス・セマフォ名の一部分であり、かつ処理は
ミューテックス・セマフォを使用しようとし、前の所有
者が終結されたときは、部分的にミューテックス・セマ
フォ・カウンタ６４を一つだけ増加させることにより、
新しい名称を発生する。他の処理がミューテックス・セ
マフォ６２を使用してるときは、そのローカル・カウン
タがミューテックス・セマフォ・カウンタ６４と相違す
るのを発見し、これに応答してローカル・カウンタをリ
セットして速やかに新しいミューテックス・セマフォを
開く。
【００３７】図４におけるポインタ６６はＤＢＣＴ６０
に位置しており、第１のもの、例えば親のＤＢＡオブジ
ェクト用のＤＢＣＴである。新しいサーバ処理を必要と
することを接続マネジャー（図５）が判断すると、この
サーバ処理を発生してこの発生時に以下の情報、即ち、
（ａ）このサーバが接続されているデータ・ベースの名
称、発生が首尾良く終結した後にこの処理により満たさ
れるべきＤＢＣＴにおける空きエントリ（例えばエント
リ７６）に対するポインタ、及び（ｃ）誤りに関する接
続マネジャーとを転送する。この接続マネジャーは、埋
め込まれたサブコンポーネントとして、図２におけるＲ
Ｍ５６により例示された要求マネジャー（ＲＭ）を備え
ている。ＲＭサブコンポーネントはサーバ処理の初期化
中にエントリ７６により例示されたＤＢＣＴ６０におい
て接続エントリをセットし、かつ関連するサーバ処理の
終結中にエントリ７６を削除する。
【００３８】ＤＢＣＴ６０はデータ・ベース接続のトラ
ッキングを維持している。これには接続したデータ・ベ
ースと、カタログ・サーバ処理及びＳＱＬサーバ処理と
についての情報が含まれる。エントリ７６により例示さ
れた各エントリには、好ましくは、接続したデータ・ベ
ースの名称、接続のための識別エントリ、対応するサー
バ処理を共有関連のＤＢＡオブジェクト数の使用カウン
ト、対応するサーバ処理の型式、対応するサーバ処理の
共有モード（排他的又は共有）、対応しサーバ処理用の
呼出可能な名称、及びエントリは「削除」されたか否か
を表わすフラグが含まれる。
【００３９】本発明をより良く理解するために、本発明
者が考察したが、採用しなかったデータ・アクセス・モ
デルを示す図３について考える。処理Ｂにおける各ＤＢ
Ａオブジェクトは単一のＢ接続を介して動作する。図３
における処理モデルは、データ・ベース当たり一つの接
続のみを必要とするだけなので、ある程度のパフォーマ
ンス・ゲインが得られるが、トランザクション内で多重
ＳＱＬステートメントが不可能であり、またＳＱＬ窓内
でＳＱＬサーバ処理の選択が不可能である。データ・ベ
ース当たり一つのデータ・ベース接続処理を介して単一
のＵＯＷにおいて多重ステートメントをサポートする他
の実施例は、データ・ベース接続処理自体に対するＵＯ
Ｗ管理活動を割り当てることである。このようなデータ
・ベース接続処理は、着信する複数の要求をチェック
し、かつ現在の作業単位に関連したもののみを処理し、
他のトランザクションに関連されるものを保持するであ
ろう。これに代わるものを考えたが、これもデータ・ベ
ース接続処理において必要とする膨大な処理オーバーヘ
ッドのために、本発明者が採用しなかった。更に、デー
タ・ベース接続処理は、現在のＵＯＷを実行するまで他
の全ての顧客からの要求を保留するので、他の顧客から
のデータ・ベース・アクセス要求はこのような機構にお
いては待機が長くなり過ぎる恐れがある。従って、図２
及び図４に関連して前述したように、ミューテックス・
セマフォ、本発明のＵＯＷ阻止機構が好ましい。
【００４０】図５はデータ処理システムのデータ記憶手
段に共にリンクされた複数のオブジェクトを示すことに
より本発明のシステムを示す。接続を記録し、かつデー
タ・ベース８２により例示された各データ・ベースを処
理するＤＢＣＴ８０と、ＤＢＡオブジェクト８４により
例示された各データ・ベース・アクセス・オブジェクト
とに接続された接続マネジャー７８が示されている。処
理８５のような排他的ＳＱＬサーバ処理は、指定したパ
イプを介して顧客ＤＢＡオブジェクト８４に直接リンク
される。更に、処理８６により例示された共有ＳＱＬサ
ーバ処理は、指定したパイプ８８のように、指定したパ
イプを介して顧客ＤＢＡオブジェクト９０に接続されて
いる。指定したパイプ８８は切り離されて、例えばＤＢ
Ａオブジェクト９０とＤＢＡオブジェクト９２との間に
接続されてもよい。顧客ＤＢＡオブジェクト８４、９０
及び９２は、全て、単一のユーザ・アプリケーション
（ＵＡ）９４からのデータ・アクセス要求に応答して生
成される。処理９６により例示されたスキーマ検索（カ
タログ・サーバ）処理を含む全てのサーバ処理は、オブ
ジェクト９２のようなＤＢＡオブジェクトからのデータ
・ベース・アクセス要求に応答して、生成される。ＳＱ
Ｌサーバ処理８６のような各サーバ処理は、指定された
データ・ベースに関連したＤＢＭＳに接続される。デー
タ・ベース・アクセス・サーバの手順は、図６を参照し
て理解される。
【００４１】図６において、ユーザ・アプリケーション
９４はＤＢＡオブジェクト９２に対するＳＱＬ ＵＯＷ
メッセージを含むデータ・ベース・アクセス要求を送出
する。オブジェクト９２（ＳＱＬ実行オブジェクト９
８）における第２の２つの内部接続方法は、必要により
発生されるＳＱＬサーバ処理８６に対する接続を行な
う。
【００４２】ＳＱＬサーバ処理８６は指定したパイプ８
８を構築させ、これをＳＱＬ実行オブジェクト９８を介
して（リンクされた）名称により呼出す。ＳＱＬ実行オ
ブジェクト９８は指定したパイプ８８を介してサーバ処
理８６へメッセージを渡し、次いでサーバ処理８６は独
立してメッセージをデータ・ベース管理システム（ＤＢ
ＭＳ）１００に送出する。そこで、ＤＢＭＳ１００はサ
ーバ処理８６からのメッセージに応答してデータ・ベー
ス１０２へデータを転送させる。サーバ処理８６はデー
タをＤＢＭＳ１００から共有したメモリ領域１０４へ転
送させる。これは、長いデータ・フローの転送によって
指定したパイプ８８が拘束されるのを防止する。その代
わりに、サーバ処理８６は単純に共有メモリ・ポインタ
をＤＢＡオブジェクト９２へ返送する。最後に、ユーザ
・アプリケーション９４は、共有メモリ・ポインタを用
いて、ＤＢＡオブジェクト９２及びＡＰＩオブジェクト
１０６を介して共有メモリ１０４を接続し、かつ実行し
ているＵＯＷに従ってデータを取り扱う。
【００４３】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【００４４】（１）複数のデータ・ベースを記憶する記
憶手段と、スキーマの照会を含むデータ・ベース・アク
セス要求を処理し、かつ複数の構造化照会言語の複数の
作業単位を実行し、かつ前記複数のデータベースと複数
のユーザ・アプリケーション間のメッセージ転送を行う
複数のデータ・ベース・アクセス・オブジェクトを含む
複数のオブジェクトを記憶するための複数のユーザ・ア
プリケーションとを有するデータ処理システムにあっ
て、前記複数のユーザ・アプリケーションからの１以上
の前記データ・ベース・アクセス要求に応答して、第１
の前記データ・ベースにおいてデータをアクセスする方
法において、（ａ）前記第１のユーザ・アプリケーショ
ンから第１のスキーマ検索方法及び第１の構造化照会言
語実行方法を含む第１の前記データ・ベース・アクセス
・オブジェクトへ前記データ・ベース・アクセス要求を
送出するステップと、（ｂ）第１の論理経路を介して前
記第１のデータ・ベース・アクセス・オブジェクトの前
記第１のスキーマ検索方法と前記第１のデータ・ベース
との間でスキーマ照会メッセージを転送する第１の転送
ステップと、（ｃ）第２の論理経路を介して前記第１の
データ・ベース・アクセス・オブジェクトの前記第１の
構造化照会言語実行方法と前記第１のデータ・ベースと
の間で構造化照会言語の作業単位の実行メッセージを転
送する第２の転送ステップとを含むことを特徴とする前
記方法。 （２）前記第１の転送ステップ（ｂ）は、（ｂ．１）既
に存在していないときは、第１のカタログ・サーバ処理
を発生して前記第１のデータ・ベースからデータを検索
するステップと、（ｂ．２）前記第１のデータ・ベース
・アクセス・オブジェクトを前記第１のカタログ・サー
バ処理に接続するステップとを含むことを特徴とする
（１）記載の方法。 （３）前記接続ステップ（ｂ．２）は、（ｂ．２．１）
既に存在していないときは、前記第１のカタログ・サー
バ処理へ及び前記第１のカタログサーバ処理からメッセ
ージを転送する第１の指定したパイプ・オブジェクトを
構築するステップと、（ｂ．２．２）前記第１の指定し
たパイプ・オブジェクトを前記第１のデータ・ベース・
アクセス・オブジェクトにリンクさせるステップとを含
むことを特徴とする（２）記載の方法。 （４）前記第１の論理経路は前記各データ・ベース・ア
クセス・オブジェクトからのスキーマ照会メッセージに
応答して前記第１の指定したパイプ・オブジェクトを各
前記データ・ベース・アクセスへ論理的にリンクさせる
ことにより、前記複数の前記データ・ベース・アクセス
・オブジェクトに共有されることを特徴とする（１）乃
至（３）の何れかに記載の方法。 （５）前記リンクさせるステップ（ｂ．２．２）は、
（ｂ．２．２．１）前記指定したパイプ・オブジェクト
が第２の前記データ・ベース・アクセス・オブジェクト
にリンクされているときは、前記第２のデータ・ベース
・アクセス・オブジェクトと前記第１のデータ・ベース
との間におけるスキーマ照会メッセージの転送を終結さ
せるステップと、（ｂ．２．２．２）前記第１の指定し
たパイプ・オブジェクトを前記第２のデータ・ベース・
アクセス・オブジェクトから切り離すステップとを含む
ことを特徴とする（３）記載の方法。 （６）前記第２の転送ステップ（ｃ）は、（ｃ．１）既
に存在していないときは、第１の構造化照会言語サーバ
処理を発生して前記第１のデータ・ベースにおける複数
の作業単位を実行するステップと、（ｃ．２）前記第１
のデータ・ベース・アクセス・オブジェクトを前記第１
の構造化照会言語サーバ処理へ接続するステップとを備
えたことを特徴とする（１）乃至（５）の何れかに記載
の方法。 （７）前記接続ステップ（ｃ．２）は、（ｃ．２．１）
既に存在していないときは、第２の指定したパイプ・オ
ブジェクトを構築して前記第１の構造化照会言語サーバ
処理へ及びからメッセージを転送させるステップと、
（ｃ．２．２）前記第２の指定したパイプ・オブジェク
トを前記第１のデータ・ベース・アクセス・オブジェク
トにリンクさせるステップとを含むことを特徴とする
（６）記載の方法。 （８）前記データ・ベース・アクセス・オブジェクトは
複数の排他的データ・ベース・アクセス・オブジェク
ト、及び関連する複数のデータ・ベース・アクセス・オ
ブジェクトを複数含み、前記第２の論理経路は、前記各
関連するデータ・ベース・アクセス・オブジェクトから
の構造化照会言語の作業単位メッセージに応答して前記
２の指定したパイプ・オブジェクトを各前記関連するデ
ータ・ベース・アクセス・オブジェクトへ論理的にリン
クさせることにより、複数の前記関連するデータ・ベー
ス・アクセス・オブジェクトに共有されることを特徴と
する（１）乃至（７）の何れかに記載の方法。 （９）前記リンクさせるステップ（ｃ．２．２）は、
（ｃ．２．２．１）前記第１の指定したパイプ・オブジ
ェクトが第２の前記データ・ベース・アクセス・オブジ
ェクトにリンクされているときは、前記第２のデータ・
ベース・アクセス・オブジェクトと前記第１のデータ・
ベースとの間で作業単位の実行メッセージの転送を終結
させるステップと、（ｃ．２．２．２）前記第２のデー
タ・ベース・アクセス・オブジェクトから前記第１の指
定したパイプオブジェクトを切り離すステップとを含む
ことを特徴とする（７）記載の方法。 （１０）前記データ・ベース処理システムは、複数の前
記第１及び第２の論理経路を介して複数の前記データ・
ベースに接続された複数の前記データ・ベース・アクセ
ス・オブジェクトを含み、少なくとも一つの前記第２の
論理経路は、複数の前記データ・ベース・アクセス・オ
ブジェクトにより共有されることを特徴とする（１）乃
至（９）の何れかに記載の方法。 （１１）複数のオブジェクト及び複数のデータ・ベース
を有するデータ処理システムであって、前記オブジェク
トはデータ・ベース・アクセス要求を出してスキーマ照
会及び構造化照会言語の作業単位の実行を処理する複数
のユーザ・アプリケーションを含む前記データ処理シス
テムにおいて、前記データ及び複数のオブジェクトを記
憶するデータ記憶手段と、それぞれ一つの前記ユーザ・
アプリケーションから一つの前記データ・ベース用の前
記データ・ベース・アクセス要求を受け取り、かつ第１
の論理経路を介してスキーマ検索メッセージを前記一つ
のデータ・ベースと交換する方法と、第２の論理経路を
介して構造化照会言語の作業単位の実行メッセージを前
記一つのデータ・ベースと交換する方法と有する前記デ
ータ記憶手段における複数のデータ・ベース・アクセス
・オブジェクトと、それぞれ一つの前記データ・ベース
にリンクされ、前記データ・ベース・アクセス・オブジ
ェクトと交換したメッセージに応答して前記スキーマ検
索を処理する、前記データ記憶手段における複数のカタ
ログ・サーバ処理と、それぞれ一つの前記データ・ベー
スにリンクされ、前記データ・ベース・アクセス・オブ
ジェクトと交換したメッセージに応答して前記構造化照
会言語実行要求を処理する、前記データ記憶手段におけ
る複数の構造化照会言語サーバ処理と、前記カタログ・
サーバ処理を、前記データ・ベース・アクセス・オブジ
ェクトに選択・リンクさせて前記第１の論理経路を形成
させ、かつ前記構造化照会言語サーバ処理を前記データ
・ベース・アクセス・オブジェクトに選択・リンクさせ
て前記第２の論理経路を形成させる、前記データ記憶手
段における接続マネジャー手段とを含むことを特徴とす
るデータ処理システム。 （１２）各前記データ・ベースは、前記各データ・ベー
スにリンクされた全ての前記データ・ベース・アクセス
・オブジェクトにより共有される一つの前記カタログ・
サーバ処理にリンクされることを特徴とする上記（１
１）記載のデータ処理システム。 （１３）前記データ・ベース・アクセス・オブジェクト
は、関連する他の前記データ・ベース・アクセス・オブ
ジェクトと共有される一つの前記第２の論理経路を介し
て、それぞれ前記構造化照会言語の作業単位の実行要求
メッセージを一つの前記構造化照会言語サーバ処理と交
換する方法を有し、関連する複数のデータ・ベース・ア
クセス・オブジェクトと、他の前記データ・ベース・ア
クセス・オブジェクトに利用不可能な前記第２の論理経
路を介して、それぞれ前記構造化照会言語・作業単位の
実行要求メッセージを一つの前記構造化照会言語サーバ
処理と交換する方法を有する関連し、複数の排他的なデ
ータ・ベース・アクセスオブジェクトとを含むことを特
徴とする上記（１１）または（１２）に記載のデータ処
理システム。 （１４）前記構造化照会言語サーバ処理は、それぞれ前
記排他的データ・ベース・アクセス・オブジェクトの１
つのみにリンクされた１以上の排他的な構造化照会言語
サーバ処理と、複数の前記関連するデータ・ベース・ア
クセス・オブジェクトのうちのいずれかにリンクするた
めにそれぞれ利用可能な１以上の共有された構造化照会
言語サーバ処理とを含むことを特徴とする上記（１１）
乃至（１３）の何れかに記載のデータ処理システム。 （１５）前記接続マネジャー手段は、一つの前記排他的
構造化照会言語サーバ処理を一つの前記排他的データ・
ベース・アクセス・オブジェクトへリンクさせて一つの
前記排他的第２の論理経路を形成させる排他的リンク手
段と、一つの前記共有構造化照会言語サーバ処理を一つ
の前記関連するデータ・ベース・アクセス・オブジェク
トへリンクさせて一つの前記第２の論理経路を形成させ
る共有リンク手段と、前記共有構造化照会言語サーバ処
理を、第１の前記関連するデータ・ベース・アクセス・
オブジェクトから切り離し、かつ前記一つの共有構造化
照会言語サーバ処理を第２の前記関連するデータ・ベー
ス・アクセス・オブジェクトへリンクさせるスイッチン
グ手段とを含むことを特徴とする前期（１１）乃至（１
４）の何れかに記載のデータ処理システム。 （１６）前記スイッチング手段は、各前記構造化照会言
語サーバ処理により共有される前記データ・ベース・ア
クセス・オブジェクトの数を指定する、前記データ記憶
手段におけるデータ・ベース接続テーブル・オブジェク
ト手段を含むことを特徴とする上記（１５）記載のデー
タ処理システム。
【発明の効果】本発明の方法の効果は、共有接続を用い
てデータ・ベースを変更させてしまうことなく、データ
・ベース機構の情報を照会することができることであ
る。更に、本システムの方法の他の効果は、共有データ
・ベース接続を用いてデータ・ベースを変更するＳＱＬ
実行要求をＵＡ顧客が要求する時に、そのように処理す
ることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデータ処理システムを例示する処理モ
デルの機能的なブロック図である。
【図２】本発明のデータ処理システムの実施例に関連し
たデータ・アクセス・サブコンポーネントを説明する機
能的なブロック図である。
【図３】本発明により考慮されると共に放棄された他の
処理モデルを示す機能的なブロック図である。
【図４】本発明のデータ・ベース接続テーブル（ＤＢＣ
Ｔ）を説明する機能的なブロック図である。
【図５】本発明の方法の実施に適当なデータ処理多重シ
ステムの機能的なブロック図である。
【図６】本発明の方法のためのＳＱＬ ＵＯＷ実行メッ
セージ及びデータ・フローを説明する機能的なブロック
図である。
【符号の説明】
１０、１２、１４、１６ ＤＢＡオブジェクト １８ 第１の処理 ２０ 組込みスキーマ検索方法 ２２、２４ ＳＱＬ実行方法 ２４ ＳＱＬ実行方法 ２８ カタログ・サーバ処理 ２６、３２、３４、３６、３８ ＳＱＬサーバ処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トニー・クエン・リー アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、ブレット・ハーテ・ドライブ 7092 (72)発明者 ジェニー・ユックー・ニシムラ アメリカ合衆国95131 カリフォルニア州、 サン・ノゼ、ウィンストン・ストリート 1730 (72)発明者 ゲルダ・ルース・シャンク アメリカ合衆国94103 カリフォルニア州、 サンフランシスコ、ナトマ・ストリート 1090

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】複数のデータ・ベースを記憶する記憶手段
    と、スキーマの照会を含むデータ・ベース・アクセス要
    求を処理し、かつ複数の構造化照会言語の複数の作業単
    位を実行し、かつ前記複数のデータ・ベースと複数のユ
    ーザ・アプリケーション間のメッセージ転送を行う複数
    のデータ・ベース・アクセス・オブジェクトを含む複数
    のオブジェクトを記憶するための複数のユーザ・アプリ
    ケーションとを有するデータ処理システムにあって、前
    記複数のユーザ・アプリケーションからの１以上の前記
    データ・ベース・アクセス要求に応答して、第１の前記
    データ・ベースにおいてデータをアクセスする方法にお
    いて、 （ａ）前記第１のユーザ・アプリケーションから第１の
    スキーマ検索方法及び第１の構造化照会言語実行方法を
    含む第１の前記データ・ベース・アクセス・オブジェク
    トへ前記データ・ベース・アクセス要求を送出するステ
    ップと、 （ｂ）第１の論理経路を介して前記第１のデータ・ベー
    ス・アクセス・オブジェクトの前記第１のスキーマ検索
    方法と前記第１のデータ・ベースとの間でスキーマ照会
    メッセージを転送する第１の転送ステップと、 （ｃ）第２の論理経路を介して前記第１のデータ・ベー
    ス・アクセス・オブジェクトの前記第１の構造化照会言
    語実行方法と前記第１のデータ・ベースとの間で構造化
    照会言語の作業単位の実行メッセージを転送する第２の
    転送ステップとを含むことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項２】前記第１の転送ステップ（ｂ）は、 （ｂ．１）既に存在していないときは、第１のカタログ
    ・サーバ処理を発生して前記第１のデータ・ベースから
    データを検索するステップと、 （ｂ．２）前記第１のデータ・ベース・アクセス・オブ
    ジェクトを前記第１のカタログ・サーバ処理に接続する
    ステップとを含むことを特徴とする請求項１記載の方
    法。
  3. 【請求項３】前記接続ステップ（ｂ．２）は、 （ｂ．２．１）既に存在していないときは、前記第１の
    カタログ・サーバ処理へ及び前記第１のカタロク・サー
    バ処理からメッセージを転送する第１の指定したパイプ
    ・オブジェクトを構築するステップと、 （ｂ．２．２）前記第１の指定したパイプ・オブジェク
    トを前記第１のデータ・ベース・アクセス・オブジェク
    トにリンクさせるステップとを含むことを特徴とする請
    求項２記載の方法。
  4. 【請求項４】前記第１の論理経路は前記各データ・ベー
    ス・アクセス・オブジェクトからのスキーマ照会メッセ
    ージに応答して前記第１の指定したパイプ・オブジェク
    トを各前記データ・ベース・アクセスへ論理的にリンク
    させることにより、前記複数の前記データ・ベース・ア
    クセス・オブジェクトに共有されることを特徴とする請
    求項１乃至請求項３の何れかに記載の方法。
  5. 【請求項５】前記リンクさせるステップ（ｂ．２．２）
    は、 （ｂ．２．２．１）前記指定したパイプ・オブジェクト
    が第２の前記データ・ベース・アクセス・オブジェクト
    にリンクされているときは、前記第２のデータ・ベース
    ・アクセス・オブジェクトと前記第１のデータ・ベース
    との間におけるスキーマ照会メッセージの転送を終結さ
    せるステップと、 （ｂ．２．２．２）前記第１の指定したパイプ・オブジ
    ェクトを前記第２のデータ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトから切り離すステップとを含むことを特徴とする
    請求項３記載の方法。
  6. 【請求項６】前記第２の転送ステップ（ｃ）は、 （ｃ．１）既に存在していないときは、第１の構造化照
    会言語サーバ処理を発生して前記第１のデータ・ベース
    における複数の作業単位を実行するステップと、
    （ｃ．２）前記第１のデータ・ベース・アクセス・オブ
    ジェクトを前記第１の構造化照会言語サーバ処理へ接続
    するステップとを備えたことを特徴とする請求項１乃至
    請求項５の何れかに記載の方法。
  7. 【請求項７】前記接続ステップ（ｃ．２）は、 （ｃ．２．１）既に存在していないときは、第２の指定
    したパイプ・オブジェクトを構築して前記第１の構造化
    照会言語サーバ処理へ及びからメッセージを転送させる
    ステップと、 （ｃ．２．２）前記第２の指定したパイプ・オブジェク
    トを前記第１のデータ・ベース・アクセス・オブジェク
    トにリンクさせるステップとを含むことを特徴とする請
    求項６記載の方法。
  8. 【請求項８】前記データ・ベース・アクセス・オブジェ
    クトは複数の排他的データ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクト、及び関連する複数のデータ・ベース・アクセス
    ・オブジェクトを複数含み、 前記第２の論理経路は、前記各関連するデータ・ベース
    ・アクセス・オブジェクトからの構造化照会言語の作業
    単位メッセージに応答して前記２の指定したパイプ・オ
    ブジェクトを各前記関連するデータ・ベース・アクセス
    ・オブジェクトへ論理的にリンクさせることにより、複
    数の前記関連するデータ・ベース・アクセス・オブジェ
    クトに共有されることを特徴とする請求項１乃至請求項
    ７の何れかに記載の方法。
  9. 【請求項９】前記リンクさせるステップ（ｃ．２．２）
    は、 （ｃ．２．２．１）前記第１の指定したパイプ・オブジ
    ェクトが第２の前記データ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトにリンクされているときは、前記第２のデータ・
    ベース・アクセス・オブジェクトと前記第１のデータ・
    ベースとの間で作業単位の実行メッセージの転送を終結
    させるステップと、 （ｃ．２．２．２）前記第２のデータ・ベース・アクセ
    ス・オブジェクトから前記第１の指定したパイプオブジ
    ェクトを切り離すステップとを含むことを特徴とする請
    求項７記載の方法。
  10. 【請求項１０】前記データ・ベース処理システムは、複
    数の前記第１及び第２の論理経路を介して複数の前記デ
    ータ・ベースに接続された複数の前記データ・ベース・
    アクセス・オブジェクトを含み、 少なくとも一つの前記第２の論理経路は、複数の前記デ
    ータ・ベース・アクセス・オブジェクトにより共有され
    ることを特徴とする請求項１乃至請求項９の何れかに記
    載の方法。
  11. 【請求項１１】複数のオブジェクト及び複数のデータ・
    ベースを有するデータ処理システムであって、前記オブ
    ジェクトはデータ・ベース・アクセス要求を出してスキ
    ーマ照会及び構造化照会言語の作業単位の実行を処理す
    る複数のユーザ・アプリケーションを含む前記データ処
    理システムにおいて、 前記データ及び複数のオブジェクトを記憶するデータ記
    憶手段と、 それぞれ一つの前記ユーザ・アプリケーションから一つ
    の前記データ・ベース用の前記データ・ベース・アクセ
    ス要求を受け取り、かつ第１の論理経路を介してスキー
    マ検索メッセージを前記一つのデータ・ベースと交換す
    る方法と、第２の論理経路を介して構造化照会言語の作
    業単位の実行メッセージを前記一つのデータ・ベースと
    交換する方法と有する前記データ記憶手段における複数
    のデータ・ベース・アクセス・オブジェクトと、 それぞれ一つの前記データ・ベースにリンクされ、前記
    データ・ベース・アクセス・オブジェクトと交換したメ
    ッセージに応答して前記スキーマ検索を処理する、前記
    データ記憶手段における複数のカタログ・サーバ処理
    と、 それぞれ一つの前記データ・ベースにリンクされ、前記
    データ・ベース・アクセス・オブジェクトと交換したメ
    ッセージに応答して前記構造化照会言語実行要求を処理
    する、前記データ記憶手段における複数の構造化照会言
    語サーバ処理と、 前記カタログ・サーバ処理を、前記データ・ベース・ア
    クセス・オブジェクトに選択・リンクさせて前記第１の
    論理経路を形成させ、かつ前記構造化照会言語サーバ処
    理を前記データ・ベース・アクセス・オブジェクトに選
    択・リンクさせて前記第２の論理経路を形成させる、前
    記データ記憶手段における接続マネジャー手段とを含む
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  12. 【請求項１２】各前記データ・ベースは、前記各データ
    ・ベースにリンクされた全ての前記データ・ベース・ア
    クセス・オブジェクトにより共有される一つの前記カタ
    ログ・サーバ処理にリンクされることを特徴とする請求
    項１１記載のデータ処理システム。
  13. 【請求項１３】前記データ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトは、 関連する他の前記データ・ベース・アクセス・オブジェ
    クトと共有される一つの前記第２の論理経路を介して、
    それぞれ前記構造化照会言語の作業単位の実行要求メッ
    セージを一つの前記構造化照会言語サーバ処理と交換す
    る方法を有し、関連する複数のデータ・ベース・アクセ
    ス・オブジェクトと、 他の前記データ・ベース・アクセス・オブジェクトに利
    用不可能な前記第２の論理経路を介して、それぞれ前記
    構造化照会言語の作業単位の実行要求メッセージを一つ
    の前記構造化照会言語サーバ処理と交換する方法を有す
    る関連し、複数の排他的なデータ・ベース・アクセス・
    オブジェクトとを含むことを特徴とする請求項１１又は
    請求項１２に記載のデータ処理システム。
  14. 【請求項１４】前記構造化照会言語サーバ処理は、 それぞれ前記排他的データ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトの１つのみにリンクされた１以上の排他的構造化
    照会言語サーバ処理と、 複数の前記関連するデータ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトのうちのいずれかにリンクするためにそれぞれ利
    用可能な１以上の共有された構造化照会言語サーバ処理
    とを含むことを特徴とする請求項１１乃至請求項１３の
    何れかに記載のデータ処理システム。
  15. 【請求項１５】前記接続マネジャー手段は、 一つの前記排他的構造化照会言語サーバ処理を一つの前
    記排他的データ・ベース・アクセス・オブジェクトへリ
    ンクさせて一つの前記排他的第２の論理経路を形成させ
    る排他的リンク手段と、 一つの前記共有構造化照会言語サーバ処理を一つの前記
    関連するデータ・ベース・アクセス・オブジェクトへリ
    ンクさせて一つの前記第２の論理経路を形成させる共有
    リンク手段と、 前記共有構造化照会言語サーバ処理を、第１の前記関連
    するデータ・ベース・アクセス・オブジェクトから切り
    離し、かつ前記一つの共有構造化照会言語サーバ処理を
    第２の前記関連するデータ・ベース・アクセス・オブジ
    ェクトへリンクさせるスイッチング手段とを含むことを
    特徴とする請求項１１乃至請求項１４の何れかに記載の
    データ処理システム。
  16. 【請求項１６】前記スイッチング手段は、 各前記構造化照会言語サーバ処理により共有される前記
    データ・ベース・アクセス・オブジェクトの数を指定す
    る、前記データ記憶手段におけるデータ・ベース接続テ
    ーブル手段を含むことを特徴とする請求項１５記載のデ
    ータ処理システム。
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