JPH08304362A - 超音波検査装置 - Google Patents

超音波検査装置

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JPH08304362A
JPH08304362A JP29406495A JP29406495A JPH08304362A JP H08304362 A JPH08304362 A JP H08304362A JP 29406495 A JP29406495 A JP 29406495A JP 29406495 A JP29406495 A JP 29406495A JP H08304362 A JPH08304362 A JP H08304362A
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JP
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liquid tank
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ultrasonic
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Application number
JP29406495A
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English (en)
Inventor
Takayuki Shimodaira
貴之 下平
Soji Sasaki
荘二 佐々木
Yasuo Hayakawa
泰夫 早川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒質が漏洩せず、正確な検査ができる超音波
検査装置を提供する。 【構成】 媒質を介して被検体14に向けて超音波を送
信するとともに反射波の情報により被検体14の検査を
行う超音波検査装置において、少なくとも一端側が開口
し、媒質が供給される注入通路4、および媒質を排出す
る排出通路5a、5bを有する液槽1と、液槽1の開口
側を被検体14に吸着させる吸着装置2と、液槽1の開
口側に設けられ、液槽1を吸着させているときに被検体
14と液槽1との間の媒質の漏洩を防止するシール部材
3と、注入通路4から媒質を液槽1に供給し、排出通路
から排出する給排装置と、液槽1の内部に備えられて開
口側に向けて超音波を発射する超音波探触子8とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波による非破壊
検査、とくに大型構造物の検査に好適な超音波検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を利用した非破壊の検査方法が知
られている。この方法は被検体に超音波を当てて、その
反射波を分析することにより被検体内部の状態を検査す
るものである。このような超音波を用いた検査方法には
超音波探触子を直接被検体に接触させる直接接触法のほ
か、両者を離した状態で検査を行う非接触式の検査方法
がある。
【0003】従来、非接触式の超音波検査方法として、
図16に示すように、被検体51を液槽52の液中に
沈めて超音波探触子53で検査する全没液浸法や、図
17に示すように、液槽52の底部から水を供給してオ
ーバーフローさせ、液槽52の上面を移動する被検体5
1を、液槽52に水没させた超音波探触子53で検査す
る局部液浸法、図18に示すように、超音波探触子5
3の周囲に一体に形成した液溜54の上部から水を供給
しながら被検体51の上面を移動させて検査するギャッ
プ法が知られている(非破壊検査第37巻第12号(1
988)、919〜928頁)。また、図19に示す
ように、超音波探触子53に液袋55を設け、超音波探
触子53からの超音波を液袋55内の水を介して被検体
51に入射させる局部液浸法も知られている(実開平0
2−67259号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超音波検査方法を大型構造物に適用する場合には以下の
問題がある。まず、直接接触法ではグリセリンや水ガラ
スなどを構造物の検査面に塗布したうえで超音波探触子
を接触させ検査を行うので、作業が煩雑であるととも
に、超音波探触子と被検体間を完全に上述の塗布物質で
満たすことは困難なため、超音波の伝搬が安定せず正確
な検査ができないという問題がある。
【0005】また、上述の全没液浸法は被検体の全体を
入れる液槽が必要となるため、とくに大型構造物、たと
えば、油圧ショベルのブームの検査には不向きである。
【0006】さらに、局部液浸法やギャップ法は、被検
体全体を液浸する必要はないため大型構造物にも適用で
きるが、液槽52と被検体51のすきまから漏洩する媒
質を回収する手段を講じなければならない。また、残留
応力を測定する場合には、検査面に対し垂直方向に超音
波探触子を移動させる必要があるが、従来の局部液浸法
やギャップ法では移動が不可能であるという問題もあ
る。
【0007】液袋による局部浸液法では媒質が漏洩する
ことはないが、液袋と媒質間での超音波の反射により正
確な検査ができないという問題がある。すなわち、液袋
を構成する液袋膜と媒質の界面で多重反射が起こり、と
くに、高周波の超音波を用いる場合には多重反射の影響
が無視できず、構造物の正確な検査ができなくなる。
【0008】本発明の目的は、媒質が漏洩せず、正確な
検査ができる超音波検査装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
に対応付けて説明すると、本発明は、媒質を介して被検
体14に向けて超音波を送信するとともに反射波の情報
により被検体14の検査を行う超音波検査装置に適用さ
れる。そして、一端側が開口し、媒質が供給される注入
通路4、および媒質を排出する排出通路5a、5bを有
する液槽1と、液槽1の開口側を被検体14に吸着させ
る吸着装置2と、液槽1の開口側に設けられ、液槽1を
吸着させているときに被検体14と液槽1との間の媒質
の漏洩を防止するシール部材3と、注入通路4から媒質
を液槽1に供給し、排出通路5a、5bから排出する給
排装置12、13と、液槽1の内部に備えられて開口側
に向けて超音波を発射する超音波探触子8とを有するこ
とにより上述の目的が達成される。請求項2に記載の発
明は、請求項1記載の超音波検査装置において、液槽1
内で超音波探触子8を走査する走査装置7を設けるもの
である。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の超
音波検査装置において、探触子8と液槽1の内壁の間に
は媒質を遮断する弾性膜9を設け、注入通路4と排出通
路5a、5bを弾性膜9により区画された液槽1の開口
側の区画内に形成し、走査装置7を弾性膜9を隔てた開
口と反対側の区画内に設けるものである。請求項4に記
載の発明は、請求項3に記載の超音波検査装置におい
て、排出通路5a、5bは、液槽1の開口端側に設けら
れた第1の通路5aと、液槽1の弾性膜9側に設けられ
た第2の通路5bとを含み、給排装置12、13は、媒
質を供給するポンプ12と、媒質を排出するポンプ13
と、第1の通路5aおよび第2の通路5bと排出ポンプ
13との接続関係を切換える排出経路切換装置11とを
備えるものである。請求項5に記載の発明は、媒質を介
して被検体150に向けて超音波B1を送信するととも
に反射波の情報により被検体150の検査を行う超音波
検査装置に適用される。そして、少なくとも一端側が開
口し、媒質が供給される注入通路114a、および媒質
を排出する排出通路114bを有する液槽101と、注
入通路114aから媒質を液槽101に供給し、排出通
路114bから排出する給排装置115と、液槽101
の内部に備えられて開口側に向けて超音波B1を発射す
る超音波探触子104と、液槽101内で超音波探触子
104を走査する走査装置106、110とを備えるこ
とにより上述の目的が達成される。請求項6に記載の発
明は、請求項5に記載の超音波検査装置において、探触
子104と液槽101の内壁の間には媒質を遮断する弾
性膜130を設け、注入通路314aと排出通路314
bを弾性膜130により区画された液槽101の開口側
の区画内に形成し、走査装置106、110を弾性膜1
30を隔てた開口と反対側の区画内に設けるものであ
る。
【0010】請求項1に記載の発明では、シール部材3
を介し吸着装置2により被検体14に液槽1を密着させ
る。液槽1を密着させたまま媒質を注入通路4から注入
する。液槽1の開口側はシール部材3により液密状態で
被検体14に接触するので媒質は液槽側壁と被検体14
との間の空間に漏洩することなく溜まる。この状態で超
音波探触子8から超音波を発射して検査を行う。請求項
2に記載の発明では、液槽1を被検体14に密着させた
まま超音波探触子8を走査することができる。請求項3
に記載の発明では、シール部材3を介して吸着装置2に
より被検体14に液槽1を吸着すると、弾性膜9と液槽
1の側壁と被検体14との間に閉鎖された液溜め空間が
形成される。したがって、被検体14の下部面や側面を
検査する場合でも媒質を漏洩させることなく、液槽1を
被検体14の下部面または側面等に吸着することができ
る。また、弾性膜9は変形可能なため、超音波探触子8
を走査可能に配置した場合にはその走査を妨害しない。
請求項4に記載の発明では、排出経路切換装置11を液
槽1の向きに応じて切換えることができるため、検査の
向きにかかわらず検査後には排出通路5a、5bのう
ち、より下方に位置する通路を選択すれば、液槽内部の
媒質がほとんど排出される。請求項5に記載の発明で
は、液槽101を被検体150に密着させた状態で、液
槽内に注入通路114aを介して媒質を供給できるとと
もに、排出通路を介して媒質が排出される。また、液槽
101を被検体150に密着させたまま超音波探触子1
04が走査される。請求項6に記載の発明では、注入通
路314aを介して注入された媒質が弾性膜130によ
り遮断され、走査手段106、110を濡らさない。
【0011】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 以下、図1〜図5を参照して、本発明による超音波検査
装置の第1の実施の形態について説明する。図1は第1
の実施の形態の超音波検査装置の全体構成を模式的に示
す断面図である。図1において、側壁1a,1bとを有
する直方体形状の液槽1は下方に開口し、液槽1の側壁
1a,1bの下端面には磁石2とOリング3とが設けら
れている。磁石2は図示する2つの側壁1a、1bと図
示しない2つの側壁にそれぞれ設けられる。側壁1aの
下部には注入通路4が設けられる一方、側壁1aの下端
面近傍で先端が上方を向いたノズル6が側壁1aを貫通
して設けられている。注入通路4およびノズル6はいず
れも管路15を介して注入ポンプ12に接続されてい
る。側壁1aと対向する側壁1bの下部には下部排出通
路5aが、中央部に中央部排出通路5bがそれぞれ設け
られ、いずれも液槽1に取付けられた後述する排出経路
切換装置11に管路16および管路17でそれぞれ接続
されている。排出経路切換装置11は管路18を介して
排出ポンプ13に接続されている。液槽1の上部に設け
られた走査装置7の可動部7aは液槽1の内部で下向き
に突設され、可動部7aの下部先端には超音波探触子8
が下向きに取付けられている。また、変形可能で媒質を
通さない弾性膜9が可動部7aと側壁1a,1bとの間
に設けられて液槽1の内部は弾性膜9により上下に区画
されている。
【0013】図2は第1の実施の形態の超音波検査装置
の外観を具体的に示したものである。4つの磁石2が液
槽1の各外壁に取付けられ、ハンドル2aの操作によっ
て吸着状態と非吸着状態との切換が可能である。液槽1
の上部には互いに直交する3つの方向X、Y、Zに延在
するレール7bと、可動部7aをレール7bに沿ってそ
れぞれ3方向に移動するための3つのモータ7cとを有
する走査装置7が設けられている。
【0014】図3は弾性膜9の具体的な断面形状を示す
図である。弾性膜9は下方に向って先細りの蛇腹に形成
されている。したがって、弾性膜9は超音波探触子8の
移動を妨害しないように変形するため、走査装置7を作
動させることにより超音波探触子8を検査面に対し水平
方向にも垂直方向にも自由に走査可能である。また、弾
性膜9は媒質が浸透せず媒質を洩すこともない高分子材
料を成形したもので、上下端でそれぞれ液槽1の側壁1
a、1bおよび可動部7aと液密状態で接続され、媒質
を洩すような間隙はない。
【0015】図4は排出経路切換装置11の構造を示す
断面図である。排出経路切換装置11は、排出通路5a
に管路16で接続されたポート11aと、排出通路5b
に管路17で接続されたポート11bと、排出ポンプ1
3に管路18で接続されたポート11cと、上下にスラ
イド可能に設けられたスプール11dとからなる。スプ
ール11dの一部は細く形成されランド部11eを構成
している。同図において、スプール11dは自重により
下方にスライドした状態を示し、ポート11bとポート
11cとがランド部11eを介して接続され、ポート1
1aは塞がれた状態にある。この状態では排出通路5b
と排出ポンプ13とが接続され排出通路5aは遮断され
ている。スプール11dを上方にスライドした場合に
は、排出通路5aと排出ポンプ13とが接続され排出通
路5bは遮断される。
【0016】上述のように構成された第1の実施の形態
の超音波検査装置を用いて構造物の検査をする場合につ
いて以下に説明する。図5は構造物14の上面を検査す
る場合の状態を示す断面図である。排出経路切換装置1
1は実際には液槽1と一体に取付けられているが同図で
は説明のため便宜上分離拡大して表示している。
【0017】まず、検査面が平坦な構造物14に液槽1
の側壁1a,1bの下端面を磁石2により吸着させる。
検査面が平坦なので液槽1のOリング3は構造体14に
密着する。このとき排出経路切換装置11のスプール1
1dは自重で下方にスライドした状態になるので、上述
のように排出通路5bは排出ポンプ13と接続され排出
通路5aは排出経路切換装置11により遮断される。
【0018】次に走査装置7を作動させ、図6に示すよ
うに、超音波探触子8をノズル6の先端の上部の位置に
設定し、注入ポンプ12と排出ポンプ13とを作動させ
る。注入ポンプ12を作動させることにより注入通路4
から液槽1の内部に媒質が注入され液面は上昇を続け
る。液面が排出通路5bにまで達すると媒質、例えば水
が排出ポンプ13により吸引されるため排出通路5bの
高さ以上に液面が上昇することはない。上述のようにO
リング3は構造体14に密着しているため、側壁1a,
1bの下端面と構造体14とはすきまなく密着され媒質
が漏洩することはない。
【0019】また、上述のように注入ポンプ12はノズ
ル6と接続されているので注入ポンプ12を作動させる
とノズル6からも媒質が噴出する。図6に示すように、
噴出した媒質はノズル6の先端の上部にある超音波探触
子8に衝突し、超音波探触子8の先端に付着した気泡を
除去する。
【0020】排出通路5bまで媒質を満たした状態のま
まで走査装置7を作動させて超音波探触子8を走査し、
所定範囲の検査をすることができる。上述の弾性膜9は
変形可能な構造をしているため、超音波探触子8の走査
を妨害することはなく、検査面と水平方向だけでなく検
査面に垂直方向にも超音波探触子8を移動させることが
できる。
【0021】つぎに、検査が終了した後に媒質を液槽1
から排出する方法について説明する。排出時には注入ポ
ンプ12の作動を止め排出ポンプ13のみを作動させ
る。続いてスプール11dを上に引き上げ、排出経路切
換装置11を切り換える。これにより、排出通路5aと
排出ポンプ13とが接続されるため媒質が液槽1から排
出される。排出通路5aは側壁1bの下部に設けられて
いるため、液槽内にほとんど媒質は残留することなく排
出される。この後、ハンドル2aを非吸着状態として検
査装置を被検体から取り外し、次の検査部位へ移動す
る。
【0022】次に、構造体14の下面を検査する場合に
ついて説明する。まず、図7に示すように、検査面が平
坦な構造物14に液槽1の側壁1a,1bの下端面を磁
石2により吸着させる。検査面が平坦なので液槽1のO
リング3は構造体14に密着し、このとき、磁石2の吸
引力により検査装置は構造物に固定され落下することは
ない。また、排出経路切換装置11のスプール11dは
自重で下方にスライドした状態になるので、上述のよう
に排出通路5aは排出ポンプ13と接続され排出通路5
bは排出経路切換装置11により遮断される。
【0023】この状態で注入ポンプ12を作動させて、
注入通路4から液槽1の内部に媒質を注入すると、弾性
膜9を液槽1の底にして液面は上昇を続ける。上述のよ
うに弾性膜9は媒質を通さず、また液槽1に液密に設け
られているため媒質が漏れることはなく、液面は上昇を
続ける。液面が排出通路5aの液槽内部口5inにまで
達すると媒質が排出ポンプ13により吸引される。しか
し、排出通路5aの液槽内部口は側壁1aの上部に取付
けられて構造体14に極く接近した位置にあるので、媒
質の表面張力により媒質は構造体14に接触する。ま
た、排出通路5aの液槽内部口5inが構造体14の表
面近くにあるので、媒質が内部口5inに吸込まれる際
に構造体14の表面付近に媒質の流れを作り出す。した
がって、構造体14の表面に気泡が留ることはなく、媒
質は速やかに排出通路5aから排出される。
【0024】また、上述のように注入ポンプ12はノズ
ル6と接続されているので注入ポンプ12を作動させる
とノズル6からも媒質が噴出する。噴出する媒質はノズ
ル6の先端の上部にある超音波探触子8に衝突するので
超音波探触子8の先端に付着した気泡を除去する。
【0025】内部口5inまで媒質を満たした状態のま
まで走査装置7を作動させて超音波探触子8を走査し、
所定範囲の検査をする。上述したとおり、弾性膜9は変
形可能な構造をしているため、超音波探触子8の走査を
妨害することはない。
【0026】つぎに、検査が終了した後に媒質を液槽1
から排出する方法について説明する。排出時には注入ポ
ンプ12の作動を止め排出ポンプ13のみを作動させ
る。続いてスプール11dを上に引き上げ排出経路切換
装置11を切り換える。これにより排出通路5bと排出
ポンプ13とが接続されるため媒質が排出される。排出
通路5bは側壁1bの弾性膜9の取付け部分のすぐ上に
設けられているため、媒質はほとんど残留することなく
排出される。
【0027】第1の実施の形態ではシール部材としてO
リング3を使用した場合について説明したが、図8に示
すようなシール部材3A、3Bを用いることもできる。
シール部材3Aは断面が逆T字形状を呈し、液槽1の溝
1cに基部3Aaが嵌合し、シール部3Abは液槽1の
下端面から突出する。磁石2により検査装置を被検体1
4に吸着すると、シール部3Abが変形して液槽1の内
部が封止されて媒質の漏洩が防止される。図8(b)の
シール部材3Bはシール部3Bbの内部を空洞にして変
形性を高めたものである。シール部材3Aや3Bによれ
ば、検査面に多少の凹凸があってもシール部の変形によ
り確実に封止状態を得ることができる。とくにシール部
材3Bは3Aに比べてより大きい凹凸の面に対応でき
る。なお、これらシール部材3A、3Bの材質としては
変形可能で検査面と容易に密着するゴム材料が望まし
い。
【0028】図9は、以上で説明した検査装置60で油
圧ショベルのブーム70を検査する様子を示す図であ
る。図9の(a)は(b)のb−b断面図を示す。ブー
ム70の上板71の上面に検査装置60が磁石2により
装着され、上板71と補強板72の溶接部73を探傷す
る。
【0029】また、第1の実施の形態では、液槽1を検
査面に吸着する吸着装置として磁石を用いたが、磁石の
代りに真空吸着装置を用いてもよい。真空吸着装置は側
壁1a、1bの内部に設けてもよいし側壁1a、1bの
外側に設けてもよい。
【0030】−第2の実施の形態− 図10〜図14を用いて、本発明による超音波検査装置
の第2の実施の形態について説明する。図10に示すよ
うに、下方に向けて開口された筐体101の開口端10
2にはパッキング103が取付けられ、被検体150と
開口端102とはパッキング103を介して水封的に接
触している。筐体101の中央部には筐体内部を上下に
区画する区画板101Aが設けられ、区画板101Aで
区画された下方の空間は水室101Bを構成している。
水室101Bの内部には、振動素子104aおよびレン
ズ104bを備える超音波探触子104が筐体101の
開口に向けて取付けられ、超音波探触子104は超音波
ビームB1を筐体101の開口に向けて送出する。超音
波探触子104はY軸方向に延設されたガイドレール1
05に沿って摺動可能に取付けられるとともに、超音波
探触子104に形成された雌ねじ104cは筐体101
に回転可能に取付けられた雄ねじ106と螺合してい
る。
【0031】雄ねじ106は水封的に筐体101の側壁
に貫通して取付けられ、雄ねじ106の先端にはプーリ
107が取付けられている。一方、区画板101Aの上
方にはモータ110が、筐体101を貫通して設けられ
たモータ110の回転軸111の先端にはプーリ109
がそれぞれ取付けられ、これらプーリ107および10
9にはベルト108が掛け回されている。
【0032】モータ110の回転はプーリ109、ベル
ト108およびプーリ107を介して雄ねじ106に伝
達され、雄ねじ106の回転に伴って雄ねじ106に螺
合した超音波探触子104がY方向に摺動される。モー
タ110にはモータ110の回転角が読取るエンコーダ
112が取付けられ、エンコーダ112の出力信号11
2Aから超音波探触子104のY座標が算出される。
【0033】図10および図11に示すように、水室1
01Bの上部には給水管114aが、水室101Bの下
部には排水管114bが、それぞれ筐体101の壁面を
貫通して取付けられ、給水管114aおよび排水管11
4bは筐体101の外部の給排水装置115と接続され
ている。給排水装置115は、ポンプ116、弁117
a、117b、117c、117dおよび水槽118を
備え、弁117a〜117cを開けた状態でポンプ11
6を作動させることにより、給水管114aを介して水
槽118の水が水室101Bに向けて供給される。弁1
17b〜117cを開けて弁117aを閉じた状態でポ
ンプ116を作動させることにより、排水管115を介
して水室101Bの水が水槽118に排出される。排水
時には必ずしもポンプ116を作動させる必要はなく、
弁117aおよび117cを開けることにより筐体10
1よりも低い位置に設けられた水槽118に排水するよ
うにしてもよい。
【0034】図10および図12に示すように、超音波
探触子104は信号線119を介して筐体101の外部
に設けられた超音波送受信機120と接続されている。
超音波送受信機120の送信部121から出力された送
信パルス121Aは超音波探触子104の振動素子10
4aに入力され、超音波探触子104の受信信号104
Aは超音波送受信機120の受信部122に入力され
る。さらに受信部122の出力信号122Aおよびモー
タ110の回転角を読取るエンコーダ112の信号11
2Aは信号表示部123に入力され、探傷画像124が
表示される。
【0035】被検体150は、スポット溶接部153で
接合された金属板151と金属板152とからなり、超
音波探触子104から発した超音波ビームB1がスポッ
ト溶接部153の深さで焦点を結ぶように、被検体15
0と超音波探触子104の距離が調節されている。
【0036】以上のように構成された第2の実施の形態
の超音波検査装置を用い、被検体150のスポット溶接
部153の周辺を探傷する場合の手順について説明す
る。まず筐体101の開口端102を被検体150の表
面に密着させる。次に、給排水装置115を作動させて
水室101Bに水を充填させる。水室101Bへの給水
により超音波探触子104と被検体150の間隙が水に
より満たされるので、この状態で超音波送受信機120
を作動させ超音波ビームB1を送出すると、超音波ビー
ムB1が被検体中に伝搬する。図13に示すように、A
位置にある超音波探触子104から被検体150に入射
した超音波ビームB1は金属板151と金属板152の
境界154で反射され反射ビームB2となる。反射ビー
ムB2は被検体150中および水中を超音波ビームB1
と逆向きに伝播し、超音波探触子104で受信される。
超音波探触子104で受信されたビームB2の信号は超
音波送受信機120で処理されて、探傷画像124が信
号表示部123により表示される。
【0037】第2の実施の形態の超音波検査装置では、
モータ110を回転することで超音波探触子104をY
方向に走査することができるため、図13に示すよう
に、筐体1を被検体150に密着させた状態のまま超音
波探触子104をY方向に駆動し、超音波探触子104
をB位置まで移動させることが可能である。超音波探触
子104を走査するに際して筐体101の全体を移動さ
せる必要がなく、水室101Bの水を入替える時間も不
要となるので、被検体150の周辺を濡らすことなく迅
速に探傷をすることができる。なお、超音波探触子10
4がB位置にある場合とA位置にある場合とでは探傷波
形が異なったものとなるので、B位置に対応するY座標
にスポット溶接部153が存在することが判る。
【0038】探傷部位を変える場合には、再び給排水装
置115を作動させて水室101Bの水を排出した後、
筐体101を次の探傷位置に移動する。このように水室
101Bの水を排出することにより、被検体150や装
置類を不用意に濡らすことなく探傷部位を移動させるこ
とができる。次の探傷位置で筐体101を被検体150
に密着させた後、再び水室101Bを水で満たし、探傷
を行なう。
【0039】第2の実施の形態ではレンズ104を備え
た超音波探触子104を用いているが、このような探触
子に代えて、図14に示すようなアレイ探触子204を
用いることもできる。アレイ探触子204には多数の微
小な超音波送受信素子204aが配列して設けられ、超
音波送受信動作を行なう一定面積の素子群204XがX
方向に順次移動するように電子的な切換えを行なうこと
により、超音波ビームB3がX方向に走査される。この
ようなアレイ探触子204を使用し、超音波探触子10
4と同様にアレイ探触子204を機械的にY方向に走査
させるようにすると、筐体自体を移動させずに超音波ビ
ームB3の2次元走査が可能となる。2次元走査により
例えばアレイ探触子204の信号に基づいてCスコープ
表示を行なえば、スポット溶接部の溶着の状況などが、
2次元的な画像として表示される。
【0040】−第3の実施の形態− 図15を用いて、本発明による超音波検査装置の第3の
実施の形態について説明する。第2の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。超
音波探触子104の側面には取付部材131が周状に取
付けられ、取付け部材131と筐体101の下段の内部
との間には柔軟で伸縮性に富み、かつ水密性のベローズ
状部材130が水封的に取付けられている。したがっ
て、筐体101内部はベローズ状部材130により上下
に水封的に区画された状態となっている。ベローズ状部
材130よりも下方の空間は水室101Cを構成し、取
付部材131に貫通して取付けられた給水管314aを
介して水が供給される。また、筐体101の下部には筐
体101の壁面を貫通して排水管314bが取付けら
れ、水室101Cの水は排水管314bを介して排出さ
れる。
【0041】第3の実施の形態の装置では、ベローズ状
部材130の上方には水が侵入しないため、超音波探触
子104の取付部131よりも上方の部分、超音波探触
子104から引出される信号線119および超音波探触
子104を駆動するための雄ねじ106の水封処置が不
要となるとともに、水室の容積が第2の実施の形態と比
較して縮減されるので充填する水の量が少なくて済むと
いう利点がある。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、液槽を
被検体にシール部材を介し密着させたまま媒質を注入、
排出するようにしたので、局部液浸法を採用しても従来
のように媒質回収手段を用いることなく、また、超音波
探触子と被検体との間に多重反射を起こさせるような液
袋膜などを介在させることなく、超音波検査を行うこと
ができる。請求項2に記載の発明によれば、液槽を被検
体に密着させたまま超音波探触子を走査できるので、媒
質が漏洩しない。請求項3に記載の発明によれば、被検
体の下面または側面を検査するに際し弾性膜が媒質を遮
り外部へ漏洩させないので、上面の検査と同様、媒質の
漏洩なしに超音波検査を行うことができる。請求項4に
記載の発明によれば、液槽の開口端側に設けられた第1
の通路と、液槽の弾性膜側に設けられた第2の通路と、
媒質を供給するポンプと、媒質を排出するポンプと、第
1の通路および第2の通路と排出ポンプとの接続関係を
切換える排出経路切換装置11とを設けたので、検査後
にはより下方にある通路を選択することができ、検査面
の向きにかかわらず選択した通路からほとんどの媒質を
排出することができる。したがって媒質を漏洩させずに
次の検査位置に液槽を移動することができる。請求項5
に記載の発明によれば、媒質を注入通路から供給し排出
通路から排出するとともに、液槽内で超音波探触子を走
査するようにしているので、媒質を漏洩することなく超
音波による検査を行なうことができる。請求項6に記載
の発明によれば、探触子と液槽の内壁の間に媒質を遮断
する弾性膜を設けたので、走査手段を媒質から遮断する
ことができる。また、媒質の使用量を減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の超音波検査装置を模式的に
示す断面図である。
【図2】図1の超音波検査装置をより具体的に示す外観
図である。
【図3】図1の弾性膜の形状をより具体的に示す断面図
である。
【図4】第1の実施の形態の装置の排出経路切換装置を
示す断面図である。
【図5】第1の実施の形態の装置により構造体の上面を
検査する状態を示す断面図である。
【図6】第1の実施の形態の装置のノズルの機能を説明
する検査装置の部分拡大図である。
【図7】第1の実施の形態の装置により構造体の下面を
検査する状態を示す断面図である。
【図8】第1の実施の形態の装置のシール部材の別実施
例を示す断面図である。
【図9】第1の実施の形態の装置によりブームを検査す
る状態を示す図である。
【図10】本発明による超音波検査装置の第2の実施の
形態を示す図である。
【図11】第2の実施の形態の装置の給排水動作を示す
図である。
【図12】第2の実施の形態の装置の超音波送受信機お
よび信号表示部の接続関係を示す図である。
【図13】第2の実施の形態の装置の超音波探触子をY
方向に走査する場合を説明する図である。
【図14】アレイ探触子を示す図である。
【図15】本発明による超音波検査装置の第3の実施の
形態を示す図である。
【図16】従来の全没液浸法を示す断面図である。
【図17】従来の局部液浸法を示す断面図である。
【図18】従来のギャップ法を示す断面図である。
【図19】従来の局部液浸法の別の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 液槽 2 磁石 3 Oリング 4 注入通路 5a 排出通路 5b 排出通路 7 走査装置 8 超音波探触子 9 弾性膜 11 排出経路切換装置 14 被検体 101 筐体 104 超音波探触子 106 雄ねじ 110 モータ 114a 給水管 114b 排水管 115 給排水装置 130 ベローズ状部材 150 被検体 314a 給水管 314b 排水管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒質を介して被検体に向けて超音波を送
    信するとともに反射波の情報により前記被検体の検査を
    行う超音波検査装置において、 少なくとも一端側が開口し、前記媒質が供給される注入
    通路、および媒質を排出する排出通路を有する液槽と、 前記液槽の前記開口側を前記被検体に吸着させる吸着装
    置と、 前記液槽の前記開口側に設けられ、前記液槽を吸着させ
    ているときに前記被検体と前記液槽との間の前記媒質の
    漏洩を防止するシール部材と、 前記注入通路から前記媒質を前記液槽に供給し、排出通
    路から排出する給排装置と、 前記液槽の内部に備えられて前記開口側に向けて超音波
    を発射する超音波探触子とを有することを特徴とする超
    音波検査装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波探触子を走査する走査装置を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の超音波検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記探触子と前記液槽の内壁の間には前
    記媒質を遮断する弾性膜が設けられ、前記注入通路と排
    出通路は前記弾性膜により区画された液槽の前記開口側
    の区画内に形成され、前記走査装置は前記弾性膜を隔て
    た前記開口と反対側の区画内に設けられていることを特
    徴とする請求項2に記載の超音波検査装置。
  4. 【請求項4】 前記排出通路は、前記側壁の開口端側に
    設けられた第1の通路と、前記側壁の前記弾性膜側に設
    けられた第2の通路とを含み、 前記給排装置は、前記媒質を供給するポンプと、前記媒
    質を排出するポンプと、前記第1の通路および前記第2
    の通路と前記排出ポンプとの接続関係を切換える排出経
    路切換装置とを備えることを特徴とする請求項3に記載
    の超音波検査装置。
  5. 【請求項5】 媒質を介して被検体に向けて超音波を送
    信するとともに反射波の情報により前記被検体の検査を
    行う超音波検査装置において、 少なくとも一端側が開口し、前記媒質が供給される注入
    通路、および媒質を排出する排出通路を有する液槽と、 前記注入通路から前記媒質を前記液槽に供給し、排出通
    路から排出する給排装置と、 前記液槽の内部に備えられて前記開口側に向けて超音波
    を発射する超音波探触子と、 前記液槽内で前記超音波探触子を走査する走査装置とを
    備えることを特徴とする超音波検査装置。
  6. 【請求項6】 前記探触子と前記液槽の内壁の間には前
    記媒質を遮断する弾性膜が設けられ、前記注入通路と排
    出通路は前記弾性膜により区画された液槽の前記開口側
    の区画内に形成され、前記走査装置は前記弾性膜を隔て
    た前記開口と反対側の区画内に設けられていることを特
    徴とする請求項5に記載の超音波検査装置。
JP29406495A 1995-03-06 1995-11-13 超音波検査装置 Pending JPH08304362A (ja)

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JP7-45680 1995-03-06
JP4568095 1995-03-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103675A1 (ja) * 2004-04-26 2005-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 3次元超音波検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103675A1 (ja) * 2004-04-26 2005-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 3次元超音波検査装置
KR100867971B1 (ko) * 2004-04-26 2008-11-11 가부시끼가이샤 도시바 초음파 검사용 센서 장치
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