JPH08303168A - モータ保護管理装置 - Google Patents
モータ保護管理装置Info
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- JPH08303168A JPH08303168A JP10723595A JP10723595A JPH08303168A JP H08303168 A JPH08303168 A JP H08303168A JP 10723595 A JP10723595 A JP 10723595A JP 10723595 A JP10723595 A JP 10723595A JP H08303168 A JPH08303168 A JP H08303168A
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Abstract
して適正な焼損保護管理を行なうことを可能とする。 【構成】 電動モータ10により掘削軸12を回転駆動
して地盤を掘削する掘削機において、前記電動モータ1
0のコイル温度を直接または間接に検出する温度検出器
20と、前記電動モータ10の電流値を検出する電流検
出器21と、制御装置23とを具備し、この制御装置2
3は、前記温度検出器20により検出されたコイル温度
により作動下限電流値を算出するとともに前記電流検出
器21により検出された電動モータ10の電流値が前記
作動下限電流値以上のときコイル温度と電動モータ10
の電流値によりモータ動作時間の算出、経過時間の計測
開始、および上記経過時間が上記動作時間超過時に電動
モータ10の停止機能を有することを特徴とする。
Description
駆動用電動モータのコイルの焼損を防止するためのモー
タ保護管理装置に関する。
すように、ベースマシン1に立設されたリーダ2の前面
のガイドレール3に駆動部4のガイド5が係合されてこ
のガイドレール3にそってその駆動部4の上部のシーブ
6に巻回されるワイヤ7がリーダ2の上端のシーブ8を
経由してベースマシン1上のウインチの巻上げ巻下げに
より駆動部4が昇降されるように支持され、この駆動部
4内のモータ10の減速機11に接続されるオーガスク
リユ等の掘削軸12により地盤を掘削するようになされ
ている。
を掘削するとき、掘削軸12に加わる掘削抵抗の増大に
より過負荷が発生すると、電動モータ10に過電流が流
れ、電動モータ10のコイルが過熱して焼損することが
ある。
示すように電動モータ10の負荷電流を電流検出器13
により監視し、過電流が流れたとき過負荷継電器14
(サーマルリレー)が作動して停止信号を発信し、操作
回路15を通じて電動モータ10の動力回路16を遮断
し、電動モータ10を停止させるようになされたもの、
あるいは図6に示すように、上記図5に加え電動モータ
10のコイルまたはその近傍に温度検出器17(温度セ
ンサ)を設け、この温度検出器17によりコイルの温度
を検出して温度調整器18に入力させ、コイルの焼損温
度と比較して操作回路15を通じ動力回路16を遮断
し、電動モータ10を停止させる機能を付加したものが
ある。
うに、過電流に基づいてコイルの温度上昇を予測する手
段では、結果としてコイルが焼損温度に至らない場合で
あっても電動モータ10が停止してしまい、実用上問題
点がある。
ルの温度を検出する手段によるものでは、掘削軸12の
急激な掘削抵抗の増大により電動モータ10に大電流が
流れても、コイルが温度上昇するまでにタイムラグがあ
り、そのためコイルの温度検出を待ってから電動モータ
10を停止させるのでは間に合わない場合が生じる。
めのコイル温度を低めに設定することも考えられるが、
これでは必要以上に電動モータ10が停止してしまい、
やはり実用に耐え得ぬものとなる。
電動モータの電流検出とを勘案して適正な焼損保護管理
をなさしめることができるモータ保護管理装置を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決する手段として、本発明は、電動モータに
より掘削軸を回転駆動して地盤を掘削する掘削機におい
て、前記電動モータのコイル温度を直接または間接に検
出する温度検出器と、前記電動モータの電流値を検出す
る電流検出器と、制御装置とを具備し、この制御装置
は、前記温度検出器により検出されたコイル温度により
作動下限電流値を算出するとともに前記電流検出器によ
り検出された電動モータの電流値が前記作動下限電流値
以上のときコイル温度と電動モータの電流値によりモー
タ動作時間の算出、経過時間の計測開始、および上記経
過時間が上記動作時間超過時に電動モータの停止機能を
有することを特徴とする。
のコイル温度および電流値を連続的に検出し、現コイル
温度における作動下限電流値を算出してその電流値が算
出値を超えたときは現コイル温度と電流値とによる動作
時間を算出すると同時に経過時間の計数を開始し、現電
流値が上記算出値以下であれば上記作用を繰り返す。
きは経過時間の計数を停止する。コイル温度の上昇、電
流値の増大時には、その条件に基づいて新たに算出され
る動作時間により判断し経過時間が動作時間を超えたと
きモータが停止される。
説明する。
し、図4はフローを示している。
間接に検出する温度検出器20と、前記電動モータ10
の電流値を検出する電流検出器21とを有し、前記温度
検出器20による検出結果は温度変換器22により温度
信号に変換されてその温度信号が制御装置23の演算装
置24へ入力され、電流検出器21による検出結果は電
流変換器25により負荷電流信号に変換されて前記演算
装置24へ入力されるようになっている。
おいて前記温度検出器20により検出されたコイル温度
に基づき作動下限電流値を算出するとともに、前記電流
検出器21により検出された電流値が前記作動下限電流
値以上のとき、コイル温度と電流値とによりモータ動作
時間の算出と、経過時間の計測の開始と、経過時間が上
記モータ動作時間を超過したとき電動モータ10の停止
信号の出力とを行い、その停止信号により操作回路26
を通じて動力回路27が遮断され、電動モータ10を停
止させる機能を有する。
縦軸が電動モータ10を停止させる機能が動作する作動
時間を、横軸が定格電流の倍数を示しており、割合
(%)を示す数値は現在のコイル温度を電動モータ10
の許容最高温度を「1」としてパーセンテージで表わし
ている。このグラフの内容は制御装置23の演算装置2
4にデータとして入力されている。
を説明する。
0を始動させ、掘削作業をスタートさせる(ステップ
A)。掘削開始と同時に温度検出器20および電流検出
器21によりコイルの温度、電流値を連続的に検出する
(ステップB)。
作動下限電流値を図3のグラフに基づいて算出し(ステ
ップC)、現在の電流値が上記算出値以上となったとき
は前記グラフに基づいて現在のコイル温度と電流値とに
より動作時間を算出し、同時に経過時間の計数を開始し
(ステップD)、ステップEに至る。現在の電流値が上
記算出値以下であればループFを繰り返す。
上記動作時間を超えていないときはステップCに戻り、
このとき現電流値が作動下限電流値以下になったとき
は、経過時間の計数を停止して帰零し(F)、再びステ
ップCに戻る。
しているならば、ステップEにおいて経過時間が動作時
間を超過するまでこのループを繰り返す。なお、このと
き条件が悪化した場合、すなわちコイル温度の上昇、電
流値の増大があった場合は、その条件により新たに算出
される動作時間に基づいて判断する。
動作時間を超過したならば電動モータ10の回転を停止
する(ステップG)。
で188アンペアとし、許容最高温度を180℃とする
とき、現コイル温度が144℃(許容最高温度の80
%)であって、電流値が376アンペア(定格電流の2
倍)であるとすると、図3のグラフにより動作時間は4
秒と算定され、この時間内に条件が改善されない場合に
は電動モータ10が停止に至る。
削軸を回転駆動する電動モータのコイルの温度と電流値
との2つの条件に基づいて電動モータの停止を判断する
ようにしているので、従来の技術に較べ判断がより正確
になり、しかも必要以上に電動モータを停止させること
がないので実用上きわめて有効となる。
図。
示すブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】電動モータにより掘削軸を回転駆動して地
盤を掘削する掘削機において、前記電動モータのコイル
温度を直接または間接に検出する温度検出器と、前記電
動モータの電流値を検出する電流検出器と、制御装置と
を具備し、この制御装置は、前記温度検出器により検出
されたコイル温度により作動下限電流値を算出するとと
もに前記電流検出器により検出された電動モータの電流
値が前記作動下限電流値以上のときコイル温度と電動モ
ータの電流値によりモータ動作時間の算出、経過時間の
計測開始、および上記経過時間が上記動作時間超過時に
電動モータの停止機能を有することを特徴とするモータ
保護管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10723595A JP3568622B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | モータ保護管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10723595A JP3568622B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | モータ保護管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303168A true JPH08303168A (ja) | 1996-11-19 |
JP3568622B2 JP3568622B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=14453919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10723595A Expired - Fee Related JP3568622B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | モータ保護管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3568622B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006003823A1 (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-12 | Okita-Ko. Co., Inc. | 地盤改良装置および地盤改良方法 |
US7980214B2 (en) * | 2007-04-17 | 2011-07-19 | Denso Corporation | Control device for electrically driven variable valve timing apparatus |
JP2020045729A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 三和機材株式会社 | 掘削装置の運転状態記録および保護をするための装置、および、掘削装置の運転状態記録および保護をする方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101822785B1 (ko) * | 2017-02-01 | 2018-03-08 | 엘에스산전 주식회사 | 모터 보호 계전기 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP10723595A patent/JP3568622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006003823A1 (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-12 | Okita-Ko. Co., Inc. | 地盤改良装置および地盤改良方法 |
US7980214B2 (en) * | 2007-04-17 | 2011-07-19 | Denso Corporation | Control device for electrically driven variable valve timing apparatus |
JP2020045729A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | 三和機材株式会社 | 掘削装置の運転状態記録および保護をするための装置、および、掘削装置の運転状態記録および保護をする方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3568622B2 (ja) | 2004-09-22 |
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