JPH0830243A - 液晶立体表示装置とその駆動方法 - Google Patents
液晶立体表示装置とその駆動方法Info
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- JPH0830243A JPH0830243A JP6186419A JP18641994A JPH0830243A JP H0830243 A JPH0830243 A JP H0830243A JP 6186419 A JP6186419 A JP 6186419A JP 18641994 A JP18641994 A JP 18641994A JP H0830243 A JPH0830243 A JP H0830243A
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- substrate
- transparent
- electrodes
- crystal display
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な装置で、安価にしかもきれいな立体表
示を可能にする。 【構成】 透明な第1の基板6と、この第1の基板6の
内側に形成された第1の透明電極7と、その上面に設け
られた第一の配向膜8とを有する。第1の基板6と対面
して設けられた透明な第2の基板6と、第2の基板6の
内側に並設された第2、第3の透明電極71,72と、
互いに異なる配向処理が施され、互いに相反する方向の
視角特性を持たせる第2、第3の配向膜81,82と、
第1、第2の基板6の間に充填された液晶材料41とを
有する。第2、第3の透明電極71,72及び配向膜8
1,82が交互にマトリクス状に設けられた液晶表示部
17と、第1、第2の偏光板5と、第2、第3の透明電
極71,72に各々異なる空間情報の画像信号を印加す
るとともに第2、第3の透明電極71,72に互いに相
反する方向の視角特性を強調させる電圧で駆動する液晶
駆動回路16とを設ける。
示を可能にする。 【構成】 透明な第1の基板6と、この第1の基板6の
内側に形成された第1の透明電極7と、その上面に設け
られた第一の配向膜8とを有する。第1の基板6と対面
して設けられた透明な第2の基板6と、第2の基板6の
内側に並設された第2、第3の透明電極71,72と、
互いに異なる配向処理が施され、互いに相反する方向の
視角特性を持たせる第2、第3の配向膜81,82と、
第1、第2の基板6の間に充填された液晶材料41とを
有する。第2、第3の透明電極71,72及び配向膜8
1,82が交互にマトリクス状に設けられた液晶表示部
17と、第1、第2の偏光板5と、第2、第3の透明電
極71,72に各々異なる空間情報の画像信号を印加す
るとともに第2、第3の透明電極71,72に互いに相
反する方向の視角特性を強調させる電圧で駆動する液晶
駆動回路16とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人間が対象物を見る
際に、左右の各々の目に入る光線の方向である視角が異
なることに対応させた複数の入力画像を、液晶表示素子
により表示して、立体的な画像情報を再生する液晶立体
表示装置とその駆動方法に関する。
際に、左右の各々の目に入る光線の方向である視角が異
なることに対応させた複数の入力画像を、液晶表示素子
により表示して、立体的な画像情報を再生する液晶立体
表示装置とその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、立体(3次元)画像表示技術に対
する研究が盛んに行なわれており、いくつかの技術に関
しては投射型方式で実用化されるに至っている。また、
メガネを用いる方法では、光スイッチング可能なメガネ
や、左右の光強度を変化させるようメガネを用いる方法
等が検討されている。
する研究が盛んに行なわれており、いくつかの技術に関
しては投射型方式で実用化されるに至っている。また、
メガネを用いる方法では、光スイッチング可能なメガネ
や、左右の光強度を変化させるようメガネを用いる方法
等が検討されている。
【0003】また、メガネが不要な方式としては種々な
方式が提案されているが、動画表示に適した方式として
は、円筒凸形状のレンズを用いて多方向から撮影した画
像を、所定の視角方向へ向け表示するレンチキュラ方式
や、液晶表示素子を2枚用い、1つを表示部、もう一方
を視角方向のスリットとした液晶バリア方式などが検討
されている。
方式が提案されているが、動画表示に適した方式として
は、円筒凸形状のレンズを用いて多方向から撮影した画
像を、所定の視角方向へ向け表示するレンチキュラ方式
や、液晶表示素子を2枚用い、1つを表示部、もう一方
を視角方向のスリットとした液晶バリア方式などが検討
されている。
【0004】さらに、特開昭61ー137128号や特
開平2−146087号に開示されているように、液晶
表示素子の視角特性を利用して、液晶表示部からの光の
方向を、左右の目の各々の方向に異なるように、液晶表
示部の視角特性を調整して画像を形成するものも提案さ
れている。
開平2−146087号に開示されているように、液晶
表示素子の視角特性を利用して、液晶表示部からの光の
方向を、左右の目の各々の方向に異なるように、液晶表
示部の視角特性を調整して画像を形成するものも提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の立体
表示装置の場合、広く一般家庭にも普及させるには、以
下の問題点を解決する必要がある。第1に、メガネ不要
な方式が必要である。メガネをかけることによる不快
感、違和感、光強度の低下、視角の制限等の解消が、一
般向けの技術では必要である。第2に、立体画像の再生
を行なうには、右目用の画像が左目に入ったり、また左
目用の画像が右目に入った入りするクロストークが無い
画像再生法が必要となる。第3に、従来の画像もそのま
ま表示できる表示装置であることが必要である。価格と
の兼ね合いもあるが、立体画像表示専用の装置では、市
場規模が格段に小さくなるので、立体表示のみならず、
従来の2次元画像の表示も可能である必要がある。第4
に、低価格な装置の実現が課題となる。例えば、CRT
や液晶のディスプレイを2つ使用する方式により立体感
を生み出す試みがあるが、単純に考えて価格が2倍とな
り、市場は伸びないと予想される。第5に、小型である
必要がある。従来品の代替を狙うには、従来品と同一程
度の大きさである必要がある。第6に、立体表示の性質
上、立体画像が再生できる視角範囲(立体視域)が広い
ことが必要である。実際に立体画像が見える角度のみな
らず、色強度、及び色の反転等が起らないなどの条件が
必要となる。
表示装置の場合、広く一般家庭にも普及させるには、以
下の問題点を解決する必要がある。第1に、メガネ不要
な方式が必要である。メガネをかけることによる不快
感、違和感、光強度の低下、視角の制限等の解消が、一
般向けの技術では必要である。第2に、立体画像の再生
を行なうには、右目用の画像が左目に入ったり、また左
目用の画像が右目に入った入りするクロストークが無い
画像再生法が必要となる。第3に、従来の画像もそのま
ま表示できる表示装置であることが必要である。価格と
の兼ね合いもあるが、立体画像表示専用の装置では、市
場規模が格段に小さくなるので、立体表示のみならず、
従来の2次元画像の表示も可能である必要がある。第4
に、低価格な装置の実現が課題となる。例えば、CRT
や液晶のディスプレイを2つ使用する方式により立体感
を生み出す試みがあるが、単純に考えて価格が2倍とな
り、市場は伸びないと予想される。第5に、小型である
必要がある。従来品の代替を狙うには、従来品と同一程
度の大きさである必要がある。第6に、立体表示の性質
上、立体画像が再生できる視角範囲(立体視域)が広い
ことが必要である。実際に立体画像が見える角度のみな
らず、色強度、及び色の反転等が起らないなどの条件が
必要となる。
【0006】この発明は、以上の問題点に鑑みて成され
たもので、簡単な装置で、安価にしかもきれいな立体表
示が可能な液晶立体表示装置を提供することを目的とす
る。
たもので、簡単な装置で、安価にしかもきれいな立体表
示が可能な液晶立体表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、透明な第1
の基板と、この第1の基板の内側に形成された第1の透
明電極と、その上面に設けられ配向処理が施された第1
の配向膜と、前記第1の基板と対面して設けられた透明
な第2の基板と、上記第2の基板の内側に並設された第
2、第3の透明電極と、互いに異なる配向処理が施され
上記第2、第3の透明電極の内側に設けられ上記第2、
第3の透明電極上で互いに相反する方向の視角特性を持
たせる第2、第3の配向膜と、上記第1、第2の基板の
間に充填された液晶材料とを有し、上記第2、第3の透
明電極及び配向膜が交互にマトリクス状に設けられた液
晶表示部と、この液晶表示部の上記第1、第2の基板の
外側に設けられた第1、第2の偏光板と、上記第2、第
3の透明電極に各々異なる空間情報の画像信号を印加す
るとともに上記第2、第3の電極に互いに相反する方向
の視角特性を強調させる電圧で駆動する液晶駆動回路と
を設けた液晶立体表示装置である。
の基板と、この第1の基板の内側に形成された第1の透
明電極と、その上面に設けられ配向処理が施された第1
の配向膜と、前記第1の基板と対面して設けられた透明
な第2の基板と、上記第2の基板の内側に並設された第
2、第3の透明電極と、互いに異なる配向処理が施され
上記第2、第3の透明電極の内側に設けられ上記第2、
第3の透明電極上で互いに相反する方向の視角特性を持
たせる第2、第3の配向膜と、上記第1、第2の基板の
間に充填された液晶材料とを有し、上記第2、第3の透
明電極及び配向膜が交互にマトリクス状に設けられた液
晶表示部と、この液晶表示部の上記第1、第2の基板の
外側に設けられた第1、第2の偏光板と、上記第2、第
3の透明電極に各々異なる空間情報の画像信号を印加す
るとともに上記第2、第3の電極に互いに相反する方向
の視角特性を強調させる電圧で駆動する液晶駆動回路と
を設けた液晶立体表示装置である。
【0008】さらにこの発明は、上記液晶表示部の第
2、第3の配向膜に対応して、上記液晶の視角特性が互
いに相反する方向で、対称又は非対称な一対のドメイン
が形成されている液晶立体表示装置である。
2、第3の配向膜に対応して、上記液晶の視角特性が互
いに相反する方向で、対称又は非対称な一対のドメイン
が形成されている液晶立体表示装置である。
【0009】またこの発明は、透明な第1の基板と、こ
の第1の基板の内側に形成された第1の透明電極と、そ
の上面に設けられた配向処理が施され第1の配向膜と、
前記第1の基板と対面して設けられた透明な第2の基板
と、上記第2の基板の内側に並設された第2、第3の透
明電極と、互いに異なる配向処理が施され上記第2、第
3の透明電極の内側に設けられ上記第2、第3の透明電
極上で互いに相反する方向の視角特性を持たせる第2、
第3の配向膜とを有し、上記第1、第2の基板の間に液
晶材料が充填され、上記第2、第3の透明電極及び配向
膜が交互にマトリクス状に設けられた液晶表示部を備
え、この液晶表示部の上記第1、第2の基板の外側に第
1、第2の偏光板が設けられた液晶立体表示装置を有
し、上記第2、第3の透明電極に各々異なる空間情報の
画像信号を印加するとともに、上記第2、第3の電極に
互いに相反する方向の視角特性を強調させる電圧で駆動
する液晶立体表示装置の駆動方法である。
の第1の基板の内側に形成された第1の透明電極と、そ
の上面に設けられた配向処理が施され第1の配向膜と、
前記第1の基板と対面して設けられた透明な第2の基板
と、上記第2の基板の内側に並設された第2、第3の透
明電極と、互いに異なる配向処理が施され上記第2、第
3の透明電極の内側に設けられ上記第2、第3の透明電
極上で互いに相反する方向の視角特性を持たせる第2、
第3の配向膜とを有し、上記第1、第2の基板の間に液
晶材料が充填され、上記第2、第3の透明電極及び配向
膜が交互にマトリクス状に設けられた液晶表示部を備
え、この液晶表示部の上記第1、第2の基板の外側に第
1、第2の偏光板が設けられた液晶立体表示装置を有
し、上記第2、第3の透明電極に各々異なる空間情報の
画像信号を印加するとともに、上記第2、第3の電極に
互いに相反する方向の視角特性を強調させる電圧で駆動
する液晶立体表示装置の駆動方法である。
【0010】さらにこの発明は、上記液晶表示部の第
2、第3の配向膜に対応して、画像信号のフィールド又
はフレーム周期毎に交互に上記液晶の視角特性を特定の
方向に制御して、液晶表示部の光強度分布を交互に切り
替えるようにした液晶立体表示装置の駆動方法である。
2、第3の配向膜に対応して、画像信号のフィールド又
はフレーム周期毎に交互に上記液晶の視角特性を特定の
方向に制御して、液晶表示部の光強度分布を交互に切り
替えるようにした液晶立体表示装置の駆動方法である。
【0011】またこの発明は、透明な第1の基板と、こ
の第1の基板の内側に形成された第1の透明電極と、そ
の上面に設けられた配向処理が施され第1の配向膜と、
前記第1の基板と対面して設けられた透明な第2の基板
と、上記第2の基板の内側に並設され複数の電極に分割
された第2の透明電極と、上記第2の透明電極の内側に
設けられ第2の配向膜と、上記第1、第2の基板の間に
充填された液晶材料とを有し、上記第2の電極がマトリ
クス状に設けられた液晶表示部と、この液晶表示部の上
記第1、第2の基板の外側に第1、第2の偏光板が設け
られた液晶立体表示装置を有し、上記第2の透明電極
に、フィールド又はフレーム周期毎に交互に上記液晶の
視角特性を相反する方向に向くように、上記第2の電極
にかける電圧を調整し、または、その分割部分にかける
電圧の相対的な大小を変えて、フィールド又はフレーム
周期毎に各々異なる空間情報の画像信号を上記第1、第
2の電極間に印加する液晶立体表示装置の駆動方法であ
る。
の第1の基板の内側に形成された第1の透明電極と、そ
の上面に設けられた配向処理が施され第1の配向膜と、
前記第1の基板と対面して設けられた透明な第2の基板
と、上記第2の基板の内側に並設され複数の電極に分割
された第2の透明電極と、上記第2の透明電極の内側に
設けられ第2の配向膜と、上記第1、第2の基板の間に
充填された液晶材料とを有し、上記第2の電極がマトリ
クス状に設けられた液晶表示部と、この液晶表示部の上
記第1、第2の基板の外側に第1、第2の偏光板が設け
られた液晶立体表示装置を有し、上記第2の透明電極
に、フィールド又はフレーム周期毎に交互に上記液晶の
視角特性を相反する方向に向くように、上記第2の電極
にかける電圧を調整し、または、その分割部分にかける
電圧の相対的な大小を変えて、フィールド又はフレーム
周期毎に各々異なる空間情報の画像信号を上記第1、第
2の電極間に印加する液晶立体表示装置の駆動方法であ
る。
【0012】
【作用】この発明の液晶立体表示装置は、互いに隣接し
た液晶表示素子の視角特性を、電圧制御により互いに相
反する方向に設定し、各液晶表示素子の電極に対応した
ドメインを各々異なる画像信号で駆動することにより、
人の両目に各々異なる画像信号が入射し、その液晶表示
部の画像が立体的に見えるようにしたものである。
た液晶表示素子の視角特性を、電圧制御により互いに相
反する方向に設定し、各液晶表示素子の電極に対応した
ドメインを各々異なる画像信号で駆動することにより、
人の両目に各々異なる画像信号が入射し、その液晶表示
部の画像が立体的に見えるようにしたものである。
【0013】
【実施例】以下この発明の一実施例について図面に基づ
いて説明する。先ず、通常の液晶ディスプレイの表示素
子の特性を図1を基に説明する。図1において、円周方
向は、表示素子の上下左右方向の方位角(0°,90
°,180°,270°と表示)を示し、半径方向は垂
直方向からの傾き角(横軸上に、例として0°,10
°,20°,30°,40°,50°と表示)を示す。
図中太線は、表示素子のコントラスト比の等高線図で、
コントラスト比は、図面上a>b>c>dの大小関係と
なっている。例えば180°の方位から液晶表示素子を
見ると、コントラスト比がほとんどない黒つぶれという
真っ黒な状態となることもある。すなわち、一般的液晶
表示素子は方位角方向に見えやすい方向、見えにくい方
向を有するものである。
いて説明する。先ず、通常の液晶ディスプレイの表示素
子の特性を図1を基に説明する。図1において、円周方
向は、表示素子の上下左右方向の方位角(0°,90
°,180°,270°と表示)を示し、半径方向は垂
直方向からの傾き角(横軸上に、例として0°,10
°,20°,30°,40°,50°と表示)を示す。
図中太線は、表示素子のコントラスト比の等高線図で、
コントラスト比は、図面上a>b>c>dの大小関係と
なっている。例えば180°の方位から液晶表示素子を
見ると、コントラスト比がほとんどない黒つぶれという
真っ黒な状態となることもある。すなわち、一般的液晶
表示素子は方位角方向に見えやすい方向、見えにくい方
向を有するものである。
【0014】次に、印加電圧範囲により視角特性の改善
を図るための原理を図2に示す。図2は、L.Pohlらが米
国物理協会誌(Applied Physics Letters, vol.38(7) p.
497-499(1981))で示した電圧印加状態での通常のツイス
テッドネマチック(TN)液晶表示素子の視角依存性の
計算結果を示してある。表示素子画面の垂直方向から4
5゜ずれた方向からの透過光強度を示してある。円周方
向は方位角、半径方向がその方位での透過光強度を示
す。図2の(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ
V/V0=3.0,2.1,1.45,0の状態(Vは
印加電圧、V0はしきい電圧)である。実線、点線、破
線は、それぞれ複屈折Δn=0.054,0.1,0.
2の状態に対応する。弾性定数比K33/K11=1.5、
長軸、短軸方向の誘電率εP、ε R は、εP=25.
4,ε R=5.4,セル厚10μmであり、以上のデー
タは、光の波長λ=632.8nmのときの計算結果で
ある。これより、例えば、V/V0=1.45のとき
に、視角依存性が強く選択的になることが分かる。
を図るための原理を図2に示す。図2は、L.Pohlらが米
国物理協会誌(Applied Physics Letters, vol.38(7) p.
497-499(1981))で示した電圧印加状態での通常のツイス
テッドネマチック(TN)液晶表示素子の視角依存性の
計算結果を示してある。表示素子画面の垂直方向から4
5゜ずれた方向からの透過光強度を示してある。円周方
向は方位角、半径方向がその方位での透過光強度を示
す。図2の(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ
V/V0=3.0,2.1,1.45,0の状態(Vは
印加電圧、V0はしきい電圧)である。実線、点線、破
線は、それぞれ複屈折Δn=0.054,0.1,0.
2の状態に対応する。弾性定数比K33/K11=1.5、
長軸、短軸方向の誘電率εP、ε R は、εP=25.
4,ε R=5.4,セル厚10μmであり、以上のデー
タは、光の波長λ=632.8nmのときの計算結果で
ある。これより、例えば、V/V0=1.45のとき
に、視角依存性が強く選択的になることが分かる。
【0015】以上のうように、液晶表示素子の有する視
角依存性と、電圧印加による選択的な視角依存性を組み
合わせることにより、この実施例の液晶立体表示装置を
実現したものである。
角依存性と、電圧印加による選択的な視角依存性を組み
合わせることにより、この実施例の液晶立体表示装置を
実現したものである。
【0016】先ず、簡単のため2つの視角情報を持つ液
晶表示素子10について説明する。この実施例の液晶表
示装置の液晶表示素子10は、図3に示すように、一対
のガラス基板6の一方の内側に、透明電極7が形成さ
れ、他方のガラス基板6の内側には、中央部で分割され
た一対の透明電極71,72が形成されている。さらに
透明電極7,71,72の各内側表面に、配向膜8,8
1,82が設けられ、この配向膜8,81,82間に液
晶材料41が注入されている。液晶材料41内では、図
3に模式的に示すように、液晶分子4が所定の傾きを有
して存在している。この液晶表示素子10は、透明電極
71,72及び配向膜81,82に対応して、図3に示
すような互いに異なる方向2,3の視角特性を有した一
対のドメイン91,92が形成されている。そして、配
向膜8,81,82は、液晶表示素子10の各ドメイン
91,92毎に、図4に示す視角特性が得られるよう
に、配向処理されている。
晶表示素子10について説明する。この実施例の液晶表
示装置の液晶表示素子10は、図3に示すように、一対
のガラス基板6の一方の内側に、透明電極7が形成さ
れ、他方のガラス基板6の内側には、中央部で分割され
た一対の透明電極71,72が形成されている。さらに
透明電極7,71,72の各内側表面に、配向膜8,8
1,82が設けられ、この配向膜8,81,82間に液
晶材料41が注入されている。液晶材料41内では、図
3に模式的に示すように、液晶分子4が所定の傾きを有
して存在している。この液晶表示素子10は、透明電極
71,72及び配向膜81,82に対応して、図3に示
すような互いに異なる方向2,3の視角特性を有した一
対のドメイン91,92が形成されている。そして、配
向膜8,81,82は、液晶表示素子10の各ドメイン
91,92毎に、図4に示す視角特性が得られるよう
に、配向処理されている。
【0017】この実施例の液晶表示部17は、図5に示
すように、ラインごとに交互にドメイン91からなるA
出力画素と、ドメイン92からなるB出力画素とを設け
たものと(図5(a))、1画像ライン上に交互に上記
A、B出力画素を設けたもの(図5(b))が可能であ
る。さらに、適宜液晶表示素子10の配置は上記以外に
適宜選択可能なものである。また、液晶駆動時のライン
選択に関しては、隣り合うA出力画素の画素とB出力画
素の画素を、同時に選択することにより走査時間は、既
存のTV信号のフィールド周期で表示させることができ
る。また、図5では、マトリクス方式に対応する図とな
っているが、アクティブマトリクス駆動方式、その他の
液晶表示が可能な方式であるならば何の支障もなく適用
できる。
すように、ラインごとに交互にドメイン91からなるA
出力画素と、ドメイン92からなるB出力画素とを設け
たものと(図5(a))、1画像ライン上に交互に上記
A、B出力画素を設けたもの(図5(b))が可能であ
る。さらに、適宜液晶表示素子10の配置は上記以外に
適宜選択可能なものである。また、液晶駆動時のライン
選択に関しては、隣り合うA出力画素の画素とB出力画
素の画素を、同時に選択することにより走査時間は、既
存のTV信号のフィールド周期で表示させることができ
る。また、図5では、マトリクス方式に対応する図とな
っているが、アクティブマトリクス駆動方式、その他の
液晶表示が可能な方式であるならば何の支障もなく適用
できる。
【0018】この実施例の液晶表示装置は、図6に示す
ように、被写体11を、人の両目19の視角を再生可能
な一対のカメラ12,13により撮影し、信号線14,
15により、各カメラ12,13からの撮像信号を得
る。そして、各撮像信号を、液晶駆動回路16により、
液晶表示用の画像信号に変換し、液晶表示部17に表示
させる。液晶表示部17は、図5(a),(b)に示す
ように、液晶表示素子10の隣接するA出力画素とB出
力画素が、互いに異なる視角特性をもって配置されてい
るものである。
ように、被写体11を、人の両目19の視角を再生可能
な一対のカメラ12,13により撮影し、信号線14,
15により、各カメラ12,13からの撮像信号を得
る。そして、各撮像信号を、液晶駆動回路16により、
液晶表示用の画像信号に変換し、液晶表示部17に表示
させる。液晶表示部17は、図5(a),(b)に示す
ように、液晶表示素子10の隣接するA出力画素とB出
力画素が、互いに異なる視角特性をもって配置されてい
るものである。
【0019】これにより、2方向からの画像(図6中カ
メラ12,13からの画像)を、A出力画素とB出力画
素とからなる2種類の出力特性を有する液晶表示部17
より出力することができる。そして、この液晶表示素子
10の駆動電圧を、A出力画素とB出力画素とで、人の
目の視角方向に合致した最適状態となるよう、例えばV
/V0=1.45となるようにして、視角依存性を強調
させる。そして、図4に示す出力光の特性を有した液晶
表示素子10のマトリクスからなる液晶表示部17によ
り、人の両目に、各々異なる画像であるA出力画素によ
る画像とB出力画素による画像を入力させるものであ
る。また、図4の視角依存性は、図2に示すように、電
圧印加により完全に選択的とすることができるものであ
る。ここで、特に左右画像の強度については対称である
必要はない。
メラ12,13からの画像)を、A出力画素とB出力画
素とからなる2種類の出力特性を有する液晶表示部17
より出力することができる。そして、この液晶表示素子
10の駆動電圧を、A出力画素とB出力画素とで、人の
目の視角方向に合致した最適状態となるよう、例えばV
/V0=1.45となるようにして、視角依存性を強調
させる。そして、図4に示す出力光の特性を有した液晶
表示素子10のマトリクスからなる液晶表示部17によ
り、人の両目に、各々異なる画像であるA出力画素によ
る画像とB出力画素による画像を入力させるものであ
る。また、図4の視角依存性は、図2に示すように、電
圧印加により完全に選択的とすることができるものであ
る。ここで、特に左右画像の強度については対称である
必要はない。
【0020】図6では、実際の液晶表示素子10の視角
依存性に対応した情報を、入力部であるカメラ12,1
3により得ているが、例えばカメラ12,13に非対称
性を持たせる、または液晶駆動回路16で補正を加える
等の工夫を用いても良い。
依存性に対応した情報を、入力部であるカメラ12,1
3により得ているが、例えばカメラ12,13に非対称
性を持たせる、または液晶駆動回路16で補正を加える
等の工夫を用いても良い。
【0021】この実施例の液晶表示装置によれば、特に
専用のメガネ等の装置を用いなくとも、完全に選択的な
視角依存性が得られ、液晶表示素子上の画像を立体的に
視認可能となる。また、立体画像と平面画像とを簡単に
表示切り替えすることができ、従来画像の表示も高品質
に行うことができる。即ち、例えば図3での透明電極7
1,72に同一の信号を印加するだけで通常の平面画像
の表示ができ、表示特性は、図4(a),(b)の視角
特性が重畳された形となるため、視角依存性の小さい高
品質な平面画像の表示が可能となる。
専用のメガネ等の装置を用いなくとも、完全に選択的な
視角依存性が得られ、液晶表示素子上の画像を立体的に
視認可能となる。また、立体画像と平面画像とを簡単に
表示切り替えすることができ、従来画像の表示も高品質
に行うことができる。即ち、例えば図3での透明電極7
1,72に同一の信号を印加するだけで通常の平面画像
の表示ができ、表示特性は、図4(a),(b)の視角
特性が重畳された形となるため、視角依存性の小さい高
品質な平面画像の表示が可能となる。
【0022】またこの実施例の方式では、液晶表示素子
10に上記A、B出力画素用の信号処理回路を付加する
だけで良く、表示装置のパネルは1枚で済み、かつレン
チキュラ方式の様なシートが不要であり、安価に液晶表
示素子を提供することができる。さらに、液晶表示部1
7の製作工程上も、最近実用化されつつある広視野角表
示素子と何等変わることが無い。さらに、液晶表示部1
7がCRTと比較して小型である点、信号処理回路程度
の付加で済む点等により、通常液晶表示素子と比較して
も体積的には全く増加することがない。
10に上記A、B出力画素用の信号処理回路を付加する
だけで良く、表示装置のパネルは1枚で済み、かつレン
チキュラ方式の様なシートが不要であり、安価に液晶表
示素子を提供することができる。さらに、液晶表示部1
7の製作工程上も、最近実用化されつつある広視野角表
示素子と何等変わることが無い。さらに、液晶表示部1
7がCRTと比較して小型である点、信号処理回路程度
の付加で済む点等により、通常液晶表示素子と比較して
も体積的には全く増加することがない。
【0023】また、立体視域に関して、ここまでは簡単
のため2つの立体情報の表示について考えてきたが、3
つ以上の入力信号を持たせ、それを3つ以上の空間で再
生することにより、より立体視域が広い表示が可能とな
る。但し、この際は配向処理、電極印加電圧に3種以上
の特性を有する領域を設ける必要がある。
のため2つの立体情報の表示について考えてきたが、3
つ以上の入力信号を持たせ、それを3つ以上の空間で再
生することにより、より立体視域が広い表示が可能とな
る。但し、この際は配向処理、電極印加電圧に3種以上
の特性を有する領域を設ける必要がある。
【0024】さらに、上記液晶表示部17の配向膜8
1,82に対応したドメイン91,92において、画像
信号のフィールド又はフレーム周期毎に交互に液晶の視
角特性を、上記A、B出力画素のように特定の方向に強
調するように制御して、液晶表示部17の光強度分布を
交互に切り替えるようにしても良い。
1,82に対応したドメイン91,92において、画像
信号のフィールド又はフレーム周期毎に交互に液晶の視
角特性を、上記A、B出力画素のように特定の方向に強
調するように制御して、液晶表示部17の光強度分布を
交互に切り替えるようにしても良い。
【0025】次にこの発明の立体液晶表示装置の第二実
施例について図7を基にして説明する。ここでは、上記
実施例から変更した部分についてのみ説明する。この実
施例では、図7(a)に示すように、主電極74の周囲
に補助電極73を形成した液晶表示素子10を示してい
る。これにより、主電極74と補助電極73の電圧の大
小を変えて液晶配向を歪ませて、ディスクリネーション
制御、及び印加電圧制御を行うことができるものであ
る。同様に、図7(b)に示すように、分割電極75,
76,77を形成して、印加電圧の相対的大小関係を制
御等を行っても良い。
施例について図7を基にして説明する。ここでは、上記
実施例から変更した部分についてのみ説明する。この実
施例では、図7(a)に示すように、主電極74の周囲
に補助電極73を形成した液晶表示素子10を示してい
る。これにより、主電極74と補助電極73の電圧の大
小を変えて液晶配向を歪ませて、ディスクリネーション
制御、及び印加電圧制御を行うことができるものであ
る。同様に、図7(b)に示すように、分割電極75,
76,77を形成して、印加電圧の相対的大小関係を制
御等を行っても良い。
【0026】そして、上記液晶表示部17の配向膜8
1,82に対応したドメイン91,92において、その
各々を画像信号のフィールド又はフレーム周期毎に交互
に液晶の視角特性を、上記A、B出力画素のように特定
の方向に強調するように制御して、液晶表示部17の光
強度分布を切り替えるようにしても良い。
1,82に対応したドメイン91,92において、その
各々を画像信号のフィールド又はフレーム周期毎に交互
に液晶の視角特性を、上記A、B出力画素のように特定
の方向に強調するように制御して、液晶表示部17の光
強度分布を切り替えるようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】この発明の液晶表示装置とその駆動方法
によれば、メガネなしで、良好な視角特性が得られ、立
体視域が広い液晶立体表示装置を提供することができ
る。しかも、従来画像の表示も可能であり、低価格で、
コンパクトな液晶立体表示装置とすることができる
によれば、メガネなしで、良好な視角特性が得られ、立
体視域が広い液晶立体表示装置を提供することができ
る。しかも、従来画像の表示も可能であり、低価格で、
コンパクトな液晶立体表示装置とすることができる
【図1】一般的な液晶表示素子の視角特性を示す図であ
る。
る。
【図2】液晶表示素子の駆動電圧と視角特性の関係を示
す図である。
す図である。
【図3】液晶表示素子の断面を示す模式図である。
【図4】この実施例の一対の液晶表示素子の視角特性を
示す図である。
示す図である。
【図5】この実施例の液晶表示部の液晶表示素子を示す
模式図である。
模式図である。
【図6】この実施例の液晶表示装置を示す概略図であ
る。
る。
【図7】この発明の第二実施例の液晶表示素子の電極を
示す模式図である。
示す模式図である。
5 偏光板 6 透明基板 10 液晶表示素子 17 液晶表示部 41 液晶材料 7,71,72 透明電極 8,81,82 配向膜 91,92 ドメイン
Claims (7)
- 【請求項1】 透明な第1の基板と、この第1の基板の
内側に形成された第1の透明電極と、その上面に設けら
れ配向処理が施された第一の配向膜と、前記第1の基板
と対面して設けられた透明な第2の基板と、上記第2の
基板の内側に並設された第2、第3の透明電極と、互い
に異なる配向処理が施され、上記第2、第3の透明電極
の内側に設けられ、上記第2、第3の透明電極上で互い
に相反する方向の視角特性を持たせる第2、第3の配向
膜と、上記第1、第2の基板の間に充填された液晶材料
とを有し、上記第2、第3の電極が交互にマトリクス状
に設けられた液晶表示部と、この液晶表示部の上記第
1、第2の基板の外側に設けられた第1、第2の偏光板
と、上記第2、第3の透明電極に各々異なる空間情報の
画像信号を印加するとともに上記第2、第3の電極に互
いに相反する方向の視角特性を強調させる電圧で駆動す
る液晶駆動回路とを設けた液晶立体表示装置。 - 【請求項2】 上記液晶表示部の第2、第3の配向膜に
対応して、上記液晶の視角特性が互いに相反する方向で
対称な一対のドメインが形成されている請求項1記載の
液晶立体表示装置 - 【請求項3】 上記液晶表示部の第2、第3の配向膜に
対応して、上記液晶の視角特性が互いに相反する方向で
非対称な一対のドメインが形成されている請求項1記載
の液晶立体表示装置 - 【請求項4】 透明な第1の基板と、この第1の基板の
内側に形成された第1の透明電極と、その上面に設けら
れた配向処理が施され第1の配向膜と、前記第1の基板
と対面して設けられた透明な第2の基板と、上記第2の
基板の内側に並設された第2、第3の透明電極と、互い
に異なる配向処理が施され、上記第2、第3の透明電極
の内側に設けられ、上記第2、第3の透明電極上で互い
に相反する方向の視角特性を持たせる第2、第3の配向
膜と、上記第1、第2の基板の間に充填された液晶材料
とを有し、上記第2、第3の電極が交互にマトリクス状
に設けられた液晶表示部を備え、この液晶表示部の上記
第1、第2の基板の外側に第1、第2の偏光板が設けら
れた液晶立体表示装置を有し、上記第2、第3の透明電
極に各々異なる空間情報の画像信号を印加するととも
に、上記第2、第3の電極に互いに相反する方向の視角
特性を強調させる電圧で駆動する液晶立体表示装置の駆
動方法。 - 【請求項5】 上記液晶表示部の第2、第3の配向膜に
対応して、画像信号のフィールド又はフレーム周期毎に
交互に上記液晶の視角特性を特定の方向に制御する請求
項4記載の液晶立体表示装置の駆動方法。 - 【請求項6】 透明な第1の基板と、この第1の基板の
内側に形成された第1の透明電極と、その上面に設けら
れた配向処理が施され第1の配向膜と、前記第1の基板
と対面して設けられた透明な第2の基板と、上記第2の
基板の内側に並設された第2の透明電極と、上記第2の
透明電極の内側に設けられ第2の配向膜と、上記第1、
第2の基板の間に充填された液晶材料とを有し、上記第
2の電極がマトリクス状に設けられた液晶表示部と、こ
の液晶表示部の上記第1、第2の基板の外側に第1、第
2の偏光板が設けられた液晶立体表示装置を有し、上記
第2の透明電極に、フィールド又はフレーム周期毎に交
互に上記液晶の視角特性を相反する方向に向くよう電圧
値を制御し、フィールド又はフレーム周期毎に各々異な
る空間情報の画像信号を上記第1、第2の電極間に印加
する液晶立体表示装置の駆動方法。 - 【請求項7】 透明な第1の基板と、この第1の基板の
内側に形成された第1の透明電極と、その上面に設けら
れた配向処理が施され第1の配向膜と、前記第1の基板
と対面して設けられた透明な第2の基板と、上記第2の
基板の内側に並設され複数の電極に分割された第2の透
明電極と、上記第2の透明電極の内側に設けられ第2の
配向膜と、上記第1、第2の基板の間に充填された液晶
材料とを有し、上記第2の電極がマトリクス状に設けら
れた液晶表示部と、この液晶表示部の上記第1、第2の
基板の外側に第1、第2の偏光板が設けられた液晶立体
表示装置を有し、上記第2の透明電極に、フィールド又
はフレーム周期毎に交互に上記液晶の視角特性を相反す
る方向に向くように、上記第2の電極の分割部分にかけ
る電圧の相対的な大小を変えて、フィールド又はフレー
ム周期毎に各々異なる空間情報の画像信号を上記第1、
第2の電極間に印加する液晶立体表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186419A JPH0830243A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 液晶立体表示装置とその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6186419A JPH0830243A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 液晶立体表示装置とその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830243A true JPH0830243A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16188102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6186419A Pending JPH0830243A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 液晶立体表示装置とその駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830243A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08101367A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-04-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 立体画像表示装置 |
WO2000041399A1 (fr) * | 1999-01-06 | 2000-07-13 | Hideyoshi Horimai | Dispositif et procede de detection d'une image tridimensionnelle, dispositif et procede d'affichage d'une image tridimensionnelle, et dispositif et procede permettant de changer la position d'une image tridimensionnelle |
JP2005316027A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶表示素子及びその製造方法 |
JP2006504122A (ja) * | 2002-09-20 | 2006-02-02 | ピュアー デプス リミテッド | マルチ視野ディスプレイ |
JP2007025146A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 液晶表示装置、表示方法及び電子機器 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6186419A patent/JPH0830243A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08101367A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-04-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 立体画像表示装置 |
WO2000041399A1 (fr) * | 1999-01-06 | 2000-07-13 | Hideyoshi Horimai | Dispositif et procede de detection d'une image tridimensionnelle, dispositif et procede d'affichage d'une image tridimensionnelle, et dispositif et procede permettant de changer la position d'une image tridimensionnelle |
EP1150518A1 (en) * | 1999-01-06 | 2001-10-31 | Hideyoshi Horimai | Three-dimensional image sensing device and method, three-dimensional image displaying device and method, and three-dimensional image position changing device and method |
US6970187B1 (en) | 1999-01-06 | 2005-11-29 | Hideyoshi Horimai | Three-dimenional image photographing apparatus and method having deflection means, apparatus and method for displaying three dimensional image, and apparatus and method for converting three-dimenional image display position |
EP1150518A4 (en) * | 1999-01-06 | 2007-01-10 | Hideyoshi Horimai | DEVICE AND METHOD FOR DETECTING THREE-DIMENSIONAL IMAGE, DEVICE AND METHOD FOR DISPLAYING THREE-DIMENSIONAL IMAGE, AND DEVICE AND METHOD FOR CHANGING POSITION OF THREE-DIMENSIONAL IMAGE |
US7327389B2 (en) | 1999-01-06 | 2008-02-05 | Hideyoshi Horimai | Apparatus and method for photographing three-dimensional image, apparatus and method for displaying three-dimensional image, and apparatus and method for converting three-dimensional image display position |
US8068131B2 (en) | 1999-01-06 | 2011-11-29 | Hideyoshi Horimai | Apparatus and method for photographing three-dimensional image, apparatus and method for displaying three-dimensional image, and apparatus and method for converting three-dimensional image display position |
JP2006504122A (ja) * | 2002-09-20 | 2006-02-02 | ピュアー デプス リミテッド | マルチ視野ディスプレイ |
JP2005316027A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Stanley Electric Co Ltd | 液晶表示素子及びその製造方法 |
JP2007025146A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 液晶表示装置、表示方法及び電子機器 |
JP4720330B2 (ja) * | 2005-07-14 | 2011-07-13 | エプソンイメージングデバイス株式会社 | 液晶表示装置、表示方法及び電子機器 |
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