JPH08300937A - 車両搭載用冷凍・空調装置 - Google Patents

車両搭載用冷凍・空調装置

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JPH08300937A
JPH08300937A JP10957695A JP10957695A JPH08300937A JP H08300937 A JPH08300937 A JP H08300937A JP 10957695 A JP10957695 A JP 10957695A JP 10957695 A JP10957695 A JP 10957695A JP H08300937 A JPH08300937 A JP H08300937A
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JP
Japan
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vehicle
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air
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Withdrawn
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JP10957695A
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English (en)
Inventor
Makoto Yoshimura
誠 吉村
Katsumasa Hayakawa
勝政 早川
Yoshiki Kaga
良己 加賀
Kazuhiro Otsuka
一博 大塚
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両走行用エンジンにより駆動される交流発
電機を備え、同交流発電機を介して電動圧縮機を駆動す
る車両搭載用冷凍・空調装置において、エンジンアイド
リング状態でも発電効率の高い使用点で交流発電機を運
転し、安定した車両空調を可能にする。 【構成】 前記車両走行用エンジンと交流発電機との間
に無段階変速装置を介在せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバスの空調等に用いられ
る車両搭載用冷凍・空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の交流電力を用いた車両搭載
用冷凍・空調装置の系統図、図6は図5に示す車両用空
調装置のモータ駆動制御についてのブロック図である。
図5において、1は走行用エンジン、2は同エンジンに
連るプーリ、3は同プーリに掛けられているベルト、4
は交流発電機、5は同発電機に連るプーリであり、前記
ベルト3が掛けられている。6は商用電源、7aは電源
切換器、8は同切換器に連るモータ駆動回路、9は演算
装置、10はモータ駆動回路8に連る圧縮機、11は同
圧縮機の吐出管、12は同吐出管11に連る凝縮器、1
3は凝縮器ファンモータ、14は同ファンモータによっ
て駆動されるファン、15は凝縮器12に連るレシー
バ、16は同レシーバに連るドライヤストレーナ、17
は同ドライヤストレーナに連る膨張弁、18は同膨張弁
に連る蒸発器、19は蒸発器ファンモータ、20は同フ
ァンモータによって駆動されるファン、21は蒸発器1
8に連り、前記圧縮機に至る吸入管、22は室温センサ
ーであり、前記演算回路9に連っている。26は演算回
路9に連る室温設定器である。
【0003】本装置において、車両走行時は電源切換器
7aによって交流発電機4が選択され、該発電機4は走
行用エンジン1によってプーリ2,5およびベルト3を
介して駆動されモータ駆動回路8と連結される。一方、
車両停車時等は、商用電源6とモータ駆動回路8が連結
される。モータ駆動回路8には、室温設定器26、室温
センサー22からの入力信号に基づき演算回路9によっ
て圧縮機10内蔵モータ、凝縮器ファンモータ13、蒸
発器ファンモータ19の回転数が算出され回転数信号と
して入力され、これより各モータが制御される。
【0004】圧縮機10が起動されると冷媒が圧縮され
る。圧縮された高圧高温のガス状冷媒は、吐出管11を
介して凝縮器12に流入する。凝縮器12に流入したガ
ス状冷媒はファンモータ13により駆動されるファン1
4の送風空気と熱交換して放熱凝縮し高温液状となる。
高温液状となった冷媒はレシーバ15およびドライヤス
トレーナ16を介して膨張弁17に流入し、膨張弁17
にて絞られて断熱膨張し、低圧低温となる。低圧低温と
なった冷媒は蒸発器18に流入し、この蒸発器18にて
蒸発器ファンモータ19により駆動されるファン20か
らの車室内空気と熱交換して吸熱蒸発し、その際、車室
内を冷房する。そして吸熱蒸発した冷媒は吸入管21を
介して前記圧縮機10に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記構成において、エ
ンジンで交流発電機4を駆動し、該発電機4によって得
られた電力によって電動機内蔵の圧縮機10等を駆動す
る場合、同交流発電機4は走行用のエンジンによって駆
動されるため、使用回転範囲が広くその出力である電
圧、周波数が変化し、特に該エンジン1のアイドリング
状態において出力が低下する。車両がアイドリング状態
(停車時)では凝縮器12へ走行風が当たらず、また逆
風やエンジン排熱の影響で冷媒吐出圧力が上昇するた
め、圧縮機10の負荷は高くなる。この状態で圧縮機入
力電圧が低下すると同圧縮機10の効率低下およびトル
ク不足による圧縮機10のロック等の不具合が発生し空
調装置が機能しなくなることが考えられる。
【0006】したがって、アイドリング状態でも有効な
電力を供給できる交流発電機4の設置が考えられるが、
そのような発電機は大形となり、また重量、コストの上
昇となる欠点がある。さらに、アイドリング時の電力確
保のためエンジンと交流発電機の回転速度比を上げるこ
とも考えられるが交流発電機がエンジン高速回転時に対
応できないという欠点があり、これらの改善が要求され
ていた。
【0007】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、エ
ンジンアイドリング状態でも発電効率の高い使用点で交
流発電機を運転し、安定した車両空調を可能にしようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、車両走行用エンジンにより駆動され
る交流発電機を備え、同交流発電機を介して電動圧縮機
を駆動する車両搭載用冷凍・空調装置において、次の特
徴を有する車両搭載用冷凍・空調装置に関するものであ
る。 (1)前記車両走行用エンジンと交流発電機との間に無
段階変速装置を介在させた。 (2)上記(1)項に記載の車両搭載用冷凍・空調装置
において、車両走行用エンジンの回転数を検出する回転
数検出手段と、同検出手段により検出されるエンジン回
転数に応じて交流発電機を最大効率点で駆動するよう無
段階変速装置の変速比を制御する制御装置を備えた。 (3)上記(1)項又は(2)項に記載の車両搭載用冷
凍・空調装置において、交流発電機と電動圧縮機との間
に商用電源との切り替え手段を介在させた。
【0009】
【作用】本発明による車両搭載用冷凍・空調装置は、走
行用エンジンの回転速度等の検知信号を無段変速機制御
装置に入力し、ここで交流発電機から発生する電気の状
態量を演算し、該発電機が高効率となる使用点になるよ
う無段変速機の変速比を制御する。これによって、特に
エンジンアイドリング状態での該発電機の出力低下によ
る空調機能の悪化を防止できる。また、商用電源との切
り替え手段を備えたものにおいては商用電源の利用が可
能である。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る車両搭載用冷
凍・空調装置の系統図、図2は同空調装置のモータ駆動
制御に関するブロック図である。本実施例の装置は従来
の装置(図5)の走行用エンジン1とプーリ2との間に
符号23,24,25を付した機器を付加したものであ
る。23は機械式無段変速機(CVTと略称表示)、2
4はCVT制御装置、25はエンジン回転速度検知セン
サーである。上記以外の部分は従来技術と同じであるか
ら構成の説明を省略する。
【0011】図4は上記無段変速機23の縦断面図であ
る。図において、無段変速機(CVT)23は、フライ
ホイールパワーテイクオフ27よりの出力を中継歯車2
8を介して入力歯車29に伝達する。そしてこの入力歯
車29が一端に取り付けられている入力軸30は一対の
軸受31,32により2点支持されている。この軸受3
1,32に挟まれる部位に圧力板32内に注入される油
圧によりベルト33の挟持幅を変更することの出来るプ
ーリ34が取り付けられている。入力軸30の他端側に
は前記圧力板32内まで貫通する油圧導入孔35が付設
されている。又36は前記入力軸30と平行に配設され
た出力軸であり、一端に出力プーリ2が取り付けられて
おり、この出力軸36を支える一対の軸受け37,38
により2点支持されている。この軸受け37,38の間
にバネ39によりベルト33の挟持幅が変更できるプー
リ40が取り付けられている。前記油圧導入孔35より
圧力板32内に適宜圧力の油圧を導入することにより、
油圧力に対応してプーリ34のベルト挟持幅が変更さ
れ、これにより前記プーリ34とプーリ40間の有効径
を任意に変化させることができ、これにより同プーリ4
0、34の変速比に対応した変速比に基づいて回転動力
を出力プーリ2から取り出すことができる。
【0012】上記実施例の装置において、エンジンの回
転速度を検知するセンサー25によって検知されたエン
ジン回転速度の信号は、CVT制御装置24に入力され
る。同制御装置24には予め組み込まれた図3に示す搭
載交流発電機4の発電電力、効率等の特性データがプロ
グラム化されており、その計算プログラムにより、前記
センサーから入力されたエンジン回転速度に対して交流
発電機4が高効率となる変速比に対応する油圧制御信号
を図2の油圧源41に出力し、同油圧源41を介してC
VT23側に印加する油圧力を調整できるように構成し
ている。
【0013】即ち本実施例によれば交流発電機4より電
力を供給されている走行状態での車両空調において、同
発電機4をアイドリング状態でもCVTにより発電効率
の高い使用点で動作させることができ、出力低下による
空調機能等の不具合が防止され走行、停車に拘らず安定
した車両空調が可能となる。また商用電源の利用ができ
ない場合においても停車アイドリング状態で長時間に渡
り安定した車両空調が可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明の車両搭載用冷凍・空調装置にお
いては、車両走行用エンジンと交流発電機との間に無段
階変速装置を介在せしめ、あるいはさらに、車両走行用
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、同検出
手段により検出されるエンジン回転数に応じて交流発電
機を最大効率点で駆動するよう前記無段階変速装置の変
速比を制御する制御装置を具備し、あるいはさらに、交
流発電機と電動圧縮機との間に商用電源との切り替え手
段を介在せしめているので、エンジンアイドリング状態
でも発電効率の高い使用点で交流発電機を運転し、安定
した車両空調が可能である。また商用電源の利用も可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両用空調装置の系統
図。
【図2】同空調装置のモータ駆動制御ブロック図。
【図3】上記実施例に備えられている交流発電機の特性
データ図。
【図4】上記実施例に使用される無段変速機の縦断面
図。
【図5】従来の車両用空調装置の系統図。
【図6】同車両用空調装置のモータ駆動制御ブロック
図。
【符号の説明】
1 走行用エンジン 2 プーリ 3 ベルト 4 交流発電機 5 プーリ 6 商用電波 7a 電源切換器 8 モータ駆動回路 9 演算回路 10 圧縮機 11 吐出管 12 凝縮器 13 凝縮器ファンモータ 14 ファン 15 レシーバ 16 ドライヤストレーナ 17 膨張弁 18 蒸発器 19 蒸発器ファンモータ 20 ファン 21 吸入管 22 室温センサー 23 機械式無段変速機(CVT) 24 CVT制御装置 25 エンジン回転速度検知センサー 26 室温設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 一博 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行用エンジンにより駆動される交
    流発電機を備え、同交流発電機を介して電動圧縮機を駆
    動する車両搭載用冷凍・空調装置において、前記車両走
    行用エンジンと交流発電機との間に無段階変速装置を介
    在せしめてなることを特徴とする車両搭載用冷凍・空調
    装置。
  2. 【請求項2】 車両走行用エンジンの回転数を検出する
    回転数検出手段と、同検出手段により検出されるエンジ
    ン回転数に応じて交流発電機を最大効率点で駆動するよ
    う無段階変速装置の変速比を制御する制御装置を具備し
    てなることを特徴とする請求項1に記載の車両搭載用冷
    凍・空調装置。
  3. 【請求項3】 交流発電機と電動圧縮機との間に商用電
    源との切り替え手段を介在せしめてなることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の車両搭載用冷凍・空調
    装置。
JP10957695A 1995-05-08 1995-05-08 車両搭載用冷凍・空調装置 Withdrawn JPH08300937A (ja)

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JPH08300937A true JPH08300937A (ja) 1996-11-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064299A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Aisin Seiki Co Ltd ハイブリッド駆動ヒートポンプ式空調装置
WO2017188187A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 三菱重工業株式会社 冷凍機ユニット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064299A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Aisin Seiki Co Ltd ハイブリッド駆動ヒートポンプ式空調装置
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Effective date: 20020806