JPH0830058A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0830058A JPH0830058A JP6162228A JP16222894A JPH0830058A JP H0830058 A JPH0830058 A JP H0830058A JP 6162228 A JP6162228 A JP 6162228A JP 16222894 A JP16222894 A JP 16222894A JP H0830058 A JPH0830058 A JP H0830058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- layer
- image
- toner
- viscoelastic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動系の振動や負荷変動による感光体の速度
変動を抑制して、それ等に起因する画質の低下を回避す
る。 【構成】 感光体ドラム10の非駆動側のフランジ101の
外側面に、樹脂シートから成る表面層41と発泡樹脂材か
ら成る粘弾性層42を一体化した摺動部材40を固定して粘
弾性層42の弾性により表面層41をカートリッジ30に圧接
した状態とし、感光体の回転に伴って粘弾性層42の粘性
により感光体に伝達される駆動系の振動並びに感光体自
体に加えられる負荷変動による回転速度のムラを解消す
るように構成したことを特徴としている。
変動を抑制して、それ等に起因する画質の低下を回避す
る。 【構成】 感光体ドラム10の非駆動側のフランジ101の
外側面に、樹脂シートから成る表面層41と発泡樹脂材か
ら成る粘弾性層42を一体化した摺動部材40を固定して粘
弾性層42の弾性により表面層41をカートリッジ30に圧接
した状態とし、感光体の回転に伴って粘弾性層42の粘性
により感光体に伝達される駆動系の振動並びに感光体自
体に加えられる負荷変動による回転速度のムラを解消す
るように構成したことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式によりデ
ジタル方式で画像形成を行う画像形成装置の感光体の駆
動に係わり、特に感光体の周囲に複数の現像器を配置し
て現像した単色のトナー像を重ね合わせることによって
カラーのトナー像を形成する画像形成装置に関する。
ジタル方式で画像形成を行う画像形成装置の感光体の駆
動に係わり、特に感光体の周囲に複数の現像器を配置し
て現像した単色のトナー像を重ね合わせることによって
カラーのトナー像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による複写機やプリンタ等
では、円筒状或いはベルト状の感光体を回転してその走
行する表面に静電潜像を形成し、現像によりトナーを付
着させてトナー像とし、このトナー像を転写材上に転
写、定着して画像を得るようにしている。
では、円筒状或いはベルト状の感光体を回転してその走
行する表面に静電潜像を形成し、現像によりトナーを付
着させてトナー像とし、このトナー像を転写材上に転
写、定着して画像を得るようにしている。
【0003】かかる画像形成装置においては、何等かの
影響でこの回転する感光体に速度の変動が生じると出力
された画像にジッタや画像ムラが生じる。このことは、
感光体への書き込みを半導体レーザの走査によって行わ
せるデジタル方式の電子写真技術においては特に顕著に
現れ、感光体の回転の速度変動が書き込み系の副走査方
向の速度変動となり書き込みラインの間隔に微妙なずれ
を生じさせて画像品質を著しく低下させる原因となって
いた。
影響でこの回転する感光体に速度の変動が生じると出力
された画像にジッタや画像ムラが生じる。このことは、
感光体への書き込みを半導体レーザの走査によって行わ
せるデジタル方式の電子写真技術においては特に顕著に
現れ、感光体の回転の速度変動が書き込み系の副走査方
向の速度変動となり書き込みラインの間隔に微妙なずれ
を生じさせて画像品質を著しく低下させる原因となって
いた。
【0004】特に、像形成体の周面に複数の現像器を配
し、単色のトナー像を重ね合わせることによってカラー
のトナー像を形成するカラー画像形成装置においては、
2層以上のトナー層で形成される2次色の色調が各層の
各色のトナーの適切な付着量で決定されるため、各層ご
との位置の精度が厳密に要求される。即ち、2層目以降
の画像形成プロセスにおいては、感光体上で既に形成さ
れたトナー層の上から、半導体レーザ等による露光が行
われるため、トナー層上に露光されるべきものが感光体
の速度変動の影響により位置がずれた場合、トナー層の
ない感光体表面を露光することになる。このとき、感光
体の表面電位の絶対値はトナー層が既に存在する場合に
比べ低下するため、現像後のトナー付着量がトナー層上
で考えた場合と比較して多くなる。この結果、この部分
の色調が目標値からずれることになる。デジタル方式の
画像出力機器においては、画像をドットの連続体である
ラインで構成することも多く、この場合には感光体の速
度変動で露光間隔が狭くなった部分と広くなった部分に
おいては潜像形成過程に差を生じ、感光体の電位分布が
異なるため結果としてトナー付着量の差が大きくなり、
これが画像としては感光体の回転方向の色ムラになって
現れる。これは、カラー画像の品位を著しく劣化させる
ことになる。
し、単色のトナー像を重ね合わせることによってカラー
のトナー像を形成するカラー画像形成装置においては、
2層以上のトナー層で形成される2次色の色調が各層の
各色のトナーの適切な付着量で決定されるため、各層ご
との位置の精度が厳密に要求される。即ち、2層目以降
の画像形成プロセスにおいては、感光体上で既に形成さ
れたトナー層の上から、半導体レーザ等による露光が行
われるため、トナー層上に露光されるべきものが感光体
の速度変動の影響により位置がずれた場合、トナー層の
ない感光体表面を露光することになる。このとき、感光
体の表面電位の絶対値はトナー層が既に存在する場合に
比べ低下するため、現像後のトナー付着量がトナー層上
で考えた場合と比較して多くなる。この結果、この部分
の色調が目標値からずれることになる。デジタル方式の
画像出力機器においては、画像をドットの連続体である
ラインで構成することも多く、この場合には感光体の速
度変動で露光間隔が狭くなった部分と広くなった部分に
おいては潜像形成過程に差を生じ、感光体の電位分布が
異なるため結果としてトナー付着量の差が大きくなり、
これが画像としては感光体の回転方向の色ムラになって
現れる。これは、カラー画像の品位を著しく劣化させる
ことになる。
【0005】一方、従来複写機やプリンタ等の駆動系の
設計は、駆動対象を、製品仕様から導かれたラインスピ
ード、回転数等の数値を満足させながら、許容されるス
ペースとの関係で適正配置を探ることに力点が置かれて
いた。即ち動力源からの動力を駆動対象までどのように
伝達するか、動力伝達の機械要素として何を用いるかと
言うようなことが大きな関心事であった。従って、でき
あがった製品に段ムラ、回転ムラが発生すると原因を探
り感光体の駆動軸の軸受けを焼結品に変更したり、感光
体の駆動軸にフライホイールを連結させたり、感光体の
回転軸にばねと摩擦部材を組み合わせたブレーキを取り
付けたり、歯車精度を向上させたり、種々のねじり角を
持つはすば歯車を使用する等という対策がとられてい
た。
設計は、駆動対象を、製品仕様から導かれたラインスピ
ード、回転数等の数値を満足させながら、許容されるス
ペースとの関係で適正配置を探ることに力点が置かれて
いた。即ち動力源からの動力を駆動対象までどのように
伝達するか、動力伝達の機械要素として何を用いるかと
言うようなことが大きな関心事であった。従って、でき
あがった製品に段ムラ、回転ムラが発生すると原因を探
り感光体の駆動軸の軸受けを焼結品に変更したり、感光
体の駆動軸にフライホイールを連結させたり、感光体の
回転軸にばねと摩擦部材を組み合わせたブレーキを取り
付けたり、歯車精度を向上させたり、種々のねじり角を
持つはすば歯車を使用する等という対策がとられてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、デジタ
ルの画像形成の画質向上のために、感光体の駆動精度を
向上させることが必須の状況になっている。
ルの画像形成の画質向上のために、感光体の駆動精度を
向上させることが必須の状況になっている。
【0007】感光体の駆動精度を劣化させている要因と
して、種々のものをあげることが出来る。感光体の駆動
そのものを担っている感光体駆動系に関してはメインモ
ータの駆動ムラ、モータ軸のフレ、モータ固有の構造的
な問題で持っている特有の周波数成分などがあげられ
る。駆動系を構成する歯車列に関しては、歯車の精度、
とりわけ、歯形精度、歯筋精度、歯車のフレ精度(偏心
など)による歯車一歯ないし、一回転の変動があげられ
る。また、モータ、歯車などから駆動系を構成する場合
においても、モータ軸、歯車軸の位置関係、とくに軸間
距離は歯車のバックラッシュ量に直接影響を与え、軸の
アライメントの誤差は歯車どうしの噛み合わせの部分で
振動を発生する要因になっている。
して、種々のものをあげることが出来る。感光体の駆動
そのものを担っている感光体駆動系に関してはメインモ
ータの駆動ムラ、モータ軸のフレ、モータ固有の構造的
な問題で持っている特有の周波数成分などがあげられ
る。駆動系を構成する歯車列に関しては、歯車の精度、
とりわけ、歯形精度、歯筋精度、歯車のフレ精度(偏心
など)による歯車一歯ないし、一回転の変動があげられ
る。また、モータ、歯車などから駆動系を構成する場合
においても、モータ軸、歯車軸の位置関係、とくに軸間
距離は歯車のバックラッシュ量に直接影響を与え、軸の
アライメントの誤差は歯車どうしの噛み合わせの部分で
振動を発生する要因になっている。
【0008】感光体の駆動精度は、感光体の駆動系だけ
でなく、周辺にあるユニットが作動する際の影響を受け
る。最も大きな影響を与えているユニットの一つが現像
ユニットである。現像ユニットは現像スリーブや撹伴ス
クリューなど比較的高速で回転する可動部をそなえてお
り、そのための駆動系を独自でまたは他のユニットと共
用でもっている。ここで発生した振動は、現像ユニット
と感光体間の距離を感光体表面に部材(突き当てコロな
ど)により位置決めしている場合は、この部材を通じて
直接感光体に伝わり感光体の駆動精度に影響を与える。
また現像駆動系においても、現像ユニットと駆動系のカ
ップリング部の噛み合わせ状態により、振動が発生す
る。これは、主として、カップリング歯車のバックラッ
シュ量と、駆動軸のミスアライメントにもとづく。現像
ユニットで発生する振動が感光体に伝わる割合は、現像
ユニットの支持方法により、変化する。ユニットの支持
が比較的強固な場合は、感光体に伝わる振動が少なく、
ユニットの支持が不十分な場合は、ユニット自身がそこ
で振動し、各部の振動が減衰されないまま感光体に伝わ
る。
でなく、周辺にあるユニットが作動する際の影響を受け
る。最も大きな影響を与えているユニットの一つが現像
ユニットである。現像ユニットは現像スリーブや撹伴ス
クリューなど比較的高速で回転する可動部をそなえてお
り、そのための駆動系を独自でまたは他のユニットと共
用でもっている。ここで発生した振動は、現像ユニット
と感光体間の距離を感光体表面に部材(突き当てコロな
ど)により位置決めしている場合は、この部材を通じて
直接感光体に伝わり感光体の駆動精度に影響を与える。
また現像駆動系においても、現像ユニットと駆動系のカ
ップリング部の噛み合わせ状態により、振動が発生す
る。これは、主として、カップリング歯車のバックラッ
シュ量と、駆動軸のミスアライメントにもとづく。現像
ユニットで発生する振動が感光体に伝わる割合は、現像
ユニットの支持方法により、変化する。ユニットの支持
が比較的強固な場合は、感光体に伝わる振動が少なく、
ユニットの支持が不十分な場合は、ユニット自身がそこ
で振動し、各部の振動が減衰されないまま感光体に伝わ
る。
【0009】現像ユニットのみならずクリーニング・ユ
ニットや転写ユニットと搬送ユニット、或いはそれらを
一体化した転写・搬送ユニットについても可動部を備え
ているため、かならず振動を発生する。これらの振動
は、近接する感光体カートリッジ或いは感光体の架台、
さらには本体骨格を通じて感光体に伝わり各々の振動が
もっている周波数の変動を感光体或いは感光体の駆動系
に対して与え、感光体駆動精度を劣化させる。
ニットや転写ユニットと搬送ユニット、或いはそれらを
一体化した転写・搬送ユニットについても可動部を備え
ているため、かならず振動を発生する。これらの振動
は、近接する感光体カートリッジ或いは感光体の架台、
さらには本体骨格を通じて感光体に伝わり各々の振動が
もっている周波数の変動を感光体或いは感光体の駆動系
に対して与え、感光体駆動精度を劣化させる。
【0010】以上のようにして感光体の駆動精度の劣化
が起こるとレーザによる書き込みプロセスにおいて、ラ
インの位置変動が発生して画像の濃度変化や色ムラを引
き起こす。
が起こるとレーザによる書き込みプロセスにおいて、ラ
インの位置変動が発生して画像の濃度変化や色ムラを引
き起こす。
【0011】本発明はこれ等の点を解決して改良した結
果、極めて簡易な装置を設けることにより感光体の速度
変動を効率良く低減し、それによって感光体を常に安定
した回転速度をもって駆動することの出来る画像形成装
置の提供を目的としたものである。
果、極めて簡易な装置を設けることにより感光体の速度
変動を効率良く低減し、それによって感光体を常に安定
した回転速度をもって駆動することの出来る画像形成装
置の提供を目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、感光体及び
前記感光体を収容するカートリッジ、前記感光体に駆動
力を伝達する駆動部を有する電子写真方式の画像形成装
置において、前記感光体の側面或いは前記側面に相対す
る前記カートリッジの内面の何れか一方に、粘弾性層或
いは粘弾性層と該粘弾性層を保護する表面層の2層或い
は前記粘弾性層と該粘弾性層を補強するベース層と前記
表面層の3層から形成される摺動部材を設け、前記感光
体の駆動により前記摺動部材の表面が対向する前記カー
トリッジの内面或いは前記感光体の側面に摺擦されるこ
とを特徴とする画像形成装置(第1発明)、および、感
光体及び前記感光体を収容するカートリッジ、前記感光
体を帯電するための帯電手段及び潜像を形成するための
露光手段、前記潜像を現像してトナー像を得るための複
数の現像手段、前記トナー像を転写材に転写するための
転写手段、前記トナー像転写後の前記感光体をクリーニ
ングするためのクリーニング手段を有し、前記トナー像
を重ね合わせて一括して転写材に転写する電子写真方式
の画像形成装置において、前記感光体の側面或いは前記
側面に相対する前記カートリッジの内面の何れか一方
に、粘弾性層或いは粘弾性層と該粘弾性層を保護する表
面層の2層或いは前記粘弾性層と該粘弾性層を補強する
ベース層と前記表面層の3層から形成される摺動部材を
設け、前記感光体の駆動により前記摺動部材の表面層が
対向するカートリッジ或いは感光体の側面に摺擦される
ことを特徴とする画像形成装置(第2発明)、によって
達成される。
前記感光体を収容するカートリッジ、前記感光体に駆動
力を伝達する駆動部を有する電子写真方式の画像形成装
置において、前記感光体の側面或いは前記側面に相対す
る前記カートリッジの内面の何れか一方に、粘弾性層或
いは粘弾性層と該粘弾性層を保護する表面層の2層或い
は前記粘弾性層と該粘弾性層を補強するベース層と前記
表面層の3層から形成される摺動部材を設け、前記感光
体の駆動により前記摺動部材の表面が対向する前記カー
トリッジの内面或いは前記感光体の側面に摺擦されるこ
とを特徴とする画像形成装置(第1発明)、および、感
光体及び前記感光体を収容するカートリッジ、前記感光
体を帯電するための帯電手段及び潜像を形成するための
露光手段、前記潜像を現像してトナー像を得るための複
数の現像手段、前記トナー像を転写材に転写するための
転写手段、前記トナー像転写後の前記感光体をクリーニ
ングするためのクリーニング手段を有し、前記トナー像
を重ね合わせて一括して転写材に転写する電子写真方式
の画像形成装置において、前記感光体の側面或いは前記
側面に相対する前記カートリッジの内面の何れか一方
に、粘弾性層或いは粘弾性層と該粘弾性層を保護する表
面層の2層或いは前記粘弾性層と該粘弾性層を補強する
ベース層と前記表面層の3層から形成される摺動部材を
設け、前記感光体の駆動により前記摺動部材の表面層が
対向するカートリッジ或いは感光体の側面に摺擦される
ことを特徴とする画像形成装置(第2発明)、によって
達成される。
【0013】
【作用】図14(a)は従来の感光体駆動技術よる駆動系
の速度変動のパワースペクトルを示す。ここにはモータ
の1回転にもとづく変動成分や歯車の1歯にもとづく変
動成分が鋭いピークとして現れている。また、特定の変
動成分によらず数十Hzにわたり共振している様子が現れ
ている。この共振領域は、図14(b)に示す感光体駆動
系の周波数応答関数(伝達関数)と良い対応がつく。こ
の様子は上記の2つの図を重ね合わせた図14(c)に顕
著に示されている。
の速度変動のパワースペクトルを示す。ここにはモータ
の1回転にもとづく変動成分や歯車の1歯にもとづく変
動成分が鋭いピークとして現れている。また、特定の変
動成分によらず数十Hzにわたり共振している様子が現れ
ている。この共振領域は、図14(b)に示す感光体駆動
系の周波数応答関数(伝達関数)と良い対応がつく。こ
の様子は上記の2つの図を重ね合わせた図14(c)に顕
著に示されている。
【0014】図15(a)は、本発明にもとづいた構造に
おいて、感光体駆動系が有する周波数応答関数の形状を
示している。関数のピーク形状が小さくなっていること
がわかる。これは、図14(a)で示された元の駆動系と
比較して図示された周波数領域の変動成分に対する感度
が低いことを示している。図15(b)は本発明にもとづ
いた駆動系の速度変動のパワースペクトルである。特定
の周波数のピークが若干認められるものの、図14(a)
で現れていた変動成分はほとんどなくなり、また、共振
現象も解消している。
おいて、感光体駆動系が有する周波数応答関数の形状を
示している。関数のピーク形状が小さくなっていること
がわかる。これは、図14(a)で示された元の駆動系と
比較して図示された周波数領域の変動成分に対する感度
が低いことを示している。図15(b)は本発明にもとづ
いた駆動系の速度変動のパワースペクトルである。特定
の周波数のピークが若干認められるものの、図14(a)
で現れていた変動成分はほとんどなくなり、また、共振
現象も解消している。
【0015】画像サンプルを見ても、図14(a)の駆動
系で現れていた副走査方向のライン状の濃度ムラおよ
び、色ムラも図15(b)の駆動系においては、ほとんど
識別できないくらいのレベルに軽減されている。これ
は、本発明の実用面での有効性を良く現しているもので
ある。
系で現れていた副走査方向のライン状の濃度ムラおよ
び、色ムラも図15(b)の駆動系においては、ほとんど
識別できないくらいのレベルに軽減されている。これ
は、本発明の実用面での有効性を良く現しているもので
ある。
【0016】
【実施例】本発明の実施例の説明に先立って、本発明の
カラー画像形成装置の構成とその作用を図1ないし図8
によって説明する。
カラー画像形成装置の構成とその作用を図1ないし図8
によって説明する。
【0017】図において10は像担持体である感光体ドラ
ムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地さ
れて時計方向に駆動回転される。12はスコロトロン帯電
器で、感光体ドラム10周面に対しVHの一様な帯電をVG
に電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイヤによるコ
ロナ放電によって与えられる。このスコロトロン帯電器
12による帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履
歴をなくすために発光ダイオード等を用いたPCL11に
よる露光を行って感光体周面の除電をしておく。
ムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地さ
れて時計方向に駆動回転される。12はスコロトロン帯電
器で、感光体ドラム10周面に対しVHの一様な帯電をVG
に電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイヤによるコ
ロナ放電によって与えられる。このスコロトロン帯電器
12による帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履
歴をなくすために発光ダイオード等を用いたPCL11に
よる露光を行って感光体周面の除電をしておく。
【0018】感光体への一様帯電ののち像露光手段13に
より画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段
13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回転す
るポリゴンミラー131、fθレンズ等を経て反射ミラー13
2により光路を曲げられ走査がなされるもので、感光体
ドラム10の回転(副走査)によって潜像が形成される。
本実施例では文字部に対して露光を行ない、文字部の方
が低電位VLとなるような反転潜像を形成する。
より画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段
13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回転す
るポリゴンミラー131、fθレンズ等を経て反射ミラー13
2により光路を曲げられ走査がなされるもので、感光体
ドラム10の回転(副走査)によって潜像が形成される。
本実施例では文字部に対して露光を行ない、文字部の方
が低電位VLとなるような反転潜像を形成する。
【0019】感光体ドラム10周縁にはイエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナー
とキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵した現像器
14が設けられていて、先ず1色目の現像がマグネットを
内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブ141によ
って行われる。現像剤はフェライトをコアとしてそのま
わりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリ
エステルを主材料として色に応じた顔料と荷電制御剤、
シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとからなるもの
で、現像剤は層形成手段によって現像スリーブ141上に1
00〜600μmの層厚(現像剤)に規制されて現像域へと搬
送される。
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナー
とキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵した現像器
14が設けられていて、先ず1色目の現像がマグネットを
内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブ141によ
って行われる。現像剤はフェライトをコアとしてそのま
わりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリ
エステルを主材料として色に応じた顔料と荷電制御剤、
シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとからなるもの
で、現像剤は層形成手段によって現像スリーブ141上に1
00〜600μmの層厚(現像剤)に規制されて現像域へと搬
送される。
【0020】現像域における現像スリーブ141と感光体
ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい0.2〜
1.0mmとして、この間にVACのACバアイスとVDCのD
Cバイアスが重畳して印加される。VDCとVH、トナー
の帯電は同極性であるため、VACによってキャリアから
離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位
(絶対値)の高いVHの部分には付着せず、VDCより電
位の低いVL部分に付着し顕像化(反転現像)が行われ
る。
ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい0.2〜
1.0mmとして、この間にVACのACバアイスとVDCのD
Cバイアスが重畳して印加される。VDCとVH、トナー
の帯電は同極性であるため、VACによってキャリアから
離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位
(絶対値)の高いVHの部分には付着せず、VDCより電
位の低いVL部分に付着し顕像化(反転現像)が行われ
る。
【0021】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一様
帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露光
手段13によって形成される。このとき1色目の画像形成
行程で行われたPCL11による除電は、1色目の画像部
に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下により飛
び散るため行わない。
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一様
帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露光
手段13によって形成される。このとき1色目の画像形成
行程で行われたPCL11による除電は、1色目の画像部
に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下により飛
び散るため行わない。
【0022】再び感光体ドラム10周面の全面に亘ってV
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない部
分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行わ
れるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行う
部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナー
自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、VD
CとVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色
目と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をV
Lの潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバラン
スが崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM>
VLとなる中間電位とすることもある。
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない部
分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行わ
れるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行う
部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナー
自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、VD
CとVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色
目と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をV
Lの潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバラン
スが崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM>
VLとなる中間電位とすることもある。
【0023】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4色
の顕像が形成される。
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4色
の顕像が形成される。
【0024】一方給紙カセット15より半月ローラ16を介
して搬出された記録紙Pは一旦停止し、転写のタイミン
グの整った時点で給紙ローラ17の回転作動により転写域
へと給紙される。
して搬出された記録紙Pは一旦停止し、転写のタイミン
グの整った時点で給紙ローラ17の回転作動により転写域
へと給紙される。
【0025】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム10の周面に転写ローラ18が圧接され、
給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転写さ
れる。
して感光体ドラム10の周面に転写ローラ18が圧接され、
給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転写さ
れる。
【0026】次いで記録紙Pはほぼ同時に圧接状態とさ
れた分離ブラシ19によって除電され感光体ドラム10の周
面により分離して定着装置20に搬送され、熱ローラ201
と圧着ローラ202の加熱、加圧によってトナーを溶着し
たのち排紙ローラ21を介して装置外部に排出される。な
お前記の転写ローラ18および分離ブラシ19は記録紙Pの
通過後感光体ドラム10の周面より退避離間して次なるト
ナー像の形成に備える。
れた分離ブラシ19によって除電され感光体ドラム10の周
面により分離して定着装置20に搬送され、熱ローラ201
と圧着ローラ202の加熱、加圧によってトナーを溶着し
たのち排紙ローラ21を介して装置外部に排出される。な
お前記の転写ローラ18および分離ブラシ19は記録紙Pの
通過後感光体ドラム10の周面より退避離間して次なるト
ナー像の形成に備える。
【0027】一方記録紙Pを分離した感光体ドラム10
は、クリーニング装置22のブレード221の圧接により残
留トナーを除去・清掃し、再びPCL11による除電と帯
電器12による帯電を受けて次なる画像形成のプロセスに
入る。なお前記のブレード221は感光体面のクリーニン
グ後直ちに移動して感光体ドラム10の周面より退避す
る。
は、クリーニング装置22のブレード221の圧接により残
留トナーを除去・清掃し、再びPCL11による除電と帯
電器12による帯電を受けて次なる画像形成のプロセスに
入る。なお前記のブレード221は感光体面のクリーニン
グ後直ちに移動して感光体ドラム10の周面より退避す
る。
【0028】図2は前記装置を構成する各ユニットの平
面のレイアウトを示したもので、矢示Aにて示す側が装
置の前面即ち操作側の側面に相当する。
面のレイアウトを示したもので、矢示Aにて示す側が装
置の前面即ち操作側の側面に相当する。
【0029】装置の本体は直立した2枚の側面パネル1
と側面パネル2とを有していて、これ等の側面パネルの
間に前記の像露光手段13である書込みユニットと、感光
体ドラム10と、複数の現像器14を収める現像ユニットと
さらに定着装置20のユニットと、DC電源ユニットが組
み込まれ、一方側面パネル1の外側には駆動系とプリン
ターコマンドを解読するフォーマッタと機械の動作シー
ケンス制御用の制御基板類が収められ、また側面パネル
2の外側には現像ユニット内の各現像器14に接続するト
ナーボックスが収容される。
と側面パネル2とを有していて、これ等の側面パネルの
間に前記の像露光手段13である書込みユニットと、感光
体ドラム10と、複数の現像器14を収める現像ユニットと
さらに定着装置20のユニットと、DC電源ユニットが組
み込まれ、一方側面パネル1の外側には駆動系とプリン
ターコマンドを解読するフォーマッタと機械の動作シー
ケンス制御用の制御基板類が収められ、また側面パネル
2の外側には現像ユニット内の各現像器14に接続するト
ナーボックスが収容される。
【0030】前記の感光体ドラム10および現像ユニット
は装置の操作側面の近くに位置しているので、簡単な操
作によって装置の前面に引き出せる構造とすることが可
能であり、さらに本体の上部を開放出来るようにするこ
とで、感光体ドラム10や現像ユニットを本体より取り出
すことなくドラム架台を引出位置まで引出すことによっ
て転写位置でのジャム処理を行うことも可能である。
は装置の操作側面の近くに位置しているので、簡単な操
作によって装置の前面に引き出せる構造とすることが可
能であり、さらに本体の上部を開放出来るようにするこ
とで、感光体ドラム10や現像ユニットを本体より取り出
すことなくドラム架台を引出位置まで引出すことによっ
て転写位置でのジャム処理を行うことも可能である。
【0031】さらに給紙部でのジャム処理は、感光体ド
ラム10や現像ユニットの下部に装填される給紙カセット
15を装置外部に取出すことによって可能であり、また排
紙部でのジャム処理も装置の背側面を開放する構造とす
ることによって実現される。
ラム10や現像ユニットの下部に装填される給紙カセット
15を装置外部に取出すことによって可能であり、また排
紙部でのジャム処理も装置の背側面を開放する構造とす
ることによって実現される。
【0032】以下前記装置の画像形成部を構成する各機
材の機能,性能の特徴について説明する。
材の機能,性能の特徴について説明する。
【0033】(感光体)感光体ドラム10は前記の帯電器
12、転写ローラ18更にクリーニング装置22と共にカート
リッジ30に収めて一体化された状態で装置本体に対し着
脱される。
12、転写ローラ18更にクリーニング装置22と共にカート
リッジ30に収めて一体化された状態で装置本体に対し着
脱される。
【0034】感光体ドラム10は一体とする回転軸を前記
カートリッジ30の両側壁に軸受け支持されていて、カー
トリッジ30装着時には図3に示すモータmを動力源とす
るヘリカル歯車Gに接続して軸方向に推力を受けつつ時
計方向に所定の速度をもって駆動回転される。
カートリッジ30の両側壁に軸受け支持されていて、カー
トリッジ30装着時には図3に示すモータmを動力源とす
るヘリカル歯車Gに接続して軸方向に推力を受けつつ時
計方向に所定の速度をもって駆動回転される。
【0035】感光体ドラム10は安定した回転作動により
周面のOPC感光体に前記のスコロトロン帯電器12によ
る均一な帯電作用が実現される。帯電に際しグリッド電
位が制御されて帯電電位の安定が図られる。感光体の仕
様ならびにその帯電条件は一例として次のように設定さ
れる。
周面のOPC感光体に前記のスコロトロン帯電器12によ
る均一な帯電作用が実現される。帯電に際しグリッド電
位が制御されて帯電電位の安定が図られる。感光体の仕
様ならびにその帯電条件は一例として次のように設定さ
れる。
【0036】 感 光 体: OPC φ120 線速 100mm/sec 負帯電 帯電条件: 帯電ワイヤ:白金線(クラッド又はアロ
イ)が好ましく用いられる。VH−850V,VL−50V (像露光)図4(a)は像露光手段13のレイアウトの平
面と側面を、また図4(b)は前記像露光手段13に使用
される半導体レーザユニット135の説明図である。
イ)が好ましく用いられる。VH−850V,VL−50V (像露光)図4(a)は像露光手段13のレイアウトの平
面と側面を、また図4(b)は前記像露光手段13に使用
される半導体レーザユニット135の説明図である。
【0037】感光体ドラム10周面のOPC感光体は帯電
器12により負帯電されたあと、像露光手段13の半導体レ
ーザユニット135の発光による露光を受けて静電潜像を
形成する。
器12により負帯電されたあと、像露光手段13の半導体レ
ーザユニット135の発光による露光を受けて静電潜像を
形成する。
【0038】前記のフォーマッタからの画像データはレ
ーザダイオード(LD)変調回路に送られて、変調され
た画像信号により半導体レーザユニット135のLDが発
光すると、そのビーム光はミラー137を介しビームイン
デックス136により各走査線の同期が図られてポリゴン
ミラー131に投射される。
ーザダイオード(LD)変調回路に送られて、変調され
た画像信号により半導体レーザユニット135のLDが発
光すると、そのビーム光はミラー137を介しビームイン
デックス136により各走査線の同期が図られてポリゴン
ミラー131に投射される。
【0039】ポリゴンミラー131はその多面体でビーム
光を反射して走査し、その走査光はfθレンズ133、
シリンドリカルレンズ134によりビーム形が補正された
あと反射ミラー132を介して感光体を露光して主走査を
行い、静電画像を形成する。
光を反射して走査し、その走査光はfθレンズ133、
シリンドリカルレンズ134によりビーム形が補正された
あと反射ミラー132を介して感光体を露光して主走査を
行い、静電画像を形成する。
【0040】レーザ光は光学系により600DPI相当に
ビーム系が絞られる。従って高品質画像を得るためには
トナーの粒径も小さくする必要がある。本実施例では各
色とも8μmのサイズのトナーを使用している。ただし
ユーザにとって最も重要なのは黒色の文字品質であり、
黒色トナーは小粒径トナー(7〜11μm)が好適であ
る。
ビーム系が絞られる。従って高品質画像を得るためには
トナーの粒径も小さくする必要がある。本実施例では各
色とも8μmのサイズのトナーを使用している。ただし
ユーザにとって最も重要なのは黒色の文字品質であり、
黒色トナーは小粒径トナー(7〜11μm)が好適であ
る。
【0041】像露光の光学系としては例えば次に記す構
成のものが使用される。
成のものが使用される。
【0042】ポリゴンミラー: 6面、回転数23600rpm エアーベアリング採用 レンズ焦点距離: f=140mm ドットクロック: 20MHZ ビ ー ム 径: 約60×80μm (現像)図5は現像器14の構成を示したもので、前記の
トナーボックスより供給されたトナーは現像器の右端部
に落下され、相反する方向に回転する一対の撹拌スクリ
ュ142によってキャリアと撹拌混合され、所定の帯電量
(Q/M)に設定される。
トナーボックスより供給されたトナーは現像器の右端部
に落下され、相反する方向に回転する一対の撹拌スクリ
ュ142によってキャリアと撹拌混合され、所定の帯電量
(Q/M)に設定される。
【0043】一方トナー濃度は磁気検知方式により検知
され、この出力周波数にもとづいてトナーの供給量を制
御して5ないし7%程度のトナー濃度値に設定制御され
る。
され、この出力周波数にもとづいてトナーの供給量を制
御して5ないし7%程度のトナー濃度値に設定制御され
る。
【0044】撹拌された二成分現像剤は供給ローラ143
を介して現像スリーブ141に搬送され、層厚規制部材144
によって薄層とされて感光体ドラム10の現像域に搬送さ
れ、次に記す現像条件によって静電潜像の反転現像を行
う。
を介して現像スリーブ141に搬送され、層厚規制部材144
によって薄層とされて感光体ドラム10の現像域に搬送さ
れ、次に記す現像条件によって静電潜像の反転現像を行
う。
【0045】現 像 間 隙: 0.5mm ト ナ ー 搬 送 量 : 20〜30mg/cm2 現像バイアス(AC): 2KV,8KHZ (DC): −750V 現像スリーブ回転方向: 感光体ドラムに対し正転 画 像 濃 度 調 整 : 現像スリーブ回転数制御また
は現像バイアス制御(レーザビームにより感光体に標準
票板を形成し、現像後反射濃度を測定し画像濃度調整を
行う) ト ナ ー 濃 度 制 御: 磁気検知方式 なお図示しないが前記のトナーボックスに装填するトナ
ーボトルをそのままトナーホッパとして使用することに
よりトナーの供給装置を小型簡略化すると同時に、トナ
ーボトルを半透明の材料で成形することで残量を容易に
視認出来るようにすることも可能である。
は現像バイアス制御(レーザビームにより感光体に標準
票板を形成し、現像後反射濃度を測定し画像濃度調整を
行う) ト ナ ー 濃 度 制 御: 磁気検知方式 なお図示しないが前記のトナーボックスに装填するトナ
ーボトルをそのままトナーホッパとして使用することに
よりトナーの供給装置を小型簡略化すると同時に、トナ
ーボトルを半透明の材料で成形することで残量を容易に
視認出来るようにすることも可能である。
【0046】(給紙)図6は記録紙Pの給紙部を示した
もので、記録紙Pは給紙カセット15内に片側基準で格納
されており、従ってさばき爪151は記録紙Pの基準面側
にのみ設けられさらに半月ローラ16も片持ち構造とされ
て記録紙Pの基準面側に片寄って位置されている。
もので、記録紙Pは給紙カセット15内に片側基準で格納
されており、従ってさばき爪151は記録紙Pの基準面側
にのみ設けられさらに半月ローラ16も片持ち構造とされ
て記録紙Pの基準面側に片寄って位置されている。
【0047】給紙部は、専用のモータを有しており、半
月ローラ16が矢示方向に回転して押上げ板152上に積載
した記録紙Pをさばき爪151の作用によりその最上層の
1枚のみを搬出する。
月ローラ16が矢示方向に回転して押上げ板152上に積載
した記録紙Pをさばき爪151の作用によりその最上層の
1枚のみを搬出する。
【0048】給紙カセット15より搬出された記録紙Pは
搬送系路に入ってUターンし、先端が給紙ローラ17を通
過したすぐ後に図示しない給紙センサの検知によってモ
ータを一旦停止したのち、転写のタイミングが整った段
階で再びモータが回転を始め、感光体面に対し所定の角
度を保ってその転写域に給紙される。
搬送系路に入ってUターンし、先端が給紙ローラ17を通
過したすぐ後に図示しない給紙センサの検知によってモ
ータを一旦停止したのち、転写のタイミングが整った段
階で再びモータが回転を始め、感光体面に対し所定の角
度を保ってその転写域に給紙される。
【0049】一方手差しによる給紙は装置本体の前面に
位置する手差し給紙台Mより行われる。
位置する手差し給紙台Mより行われる。
【0050】手差しされた紙はピックアップローラ153
の回転により搬送され、前述した給紙カセット15からの
給紙と同様のプロセスを経て転写域に給紙される。
の回転により搬送され、前述した給紙カセット15からの
給紙と同様のプロセスを経て転写域に給紙される。
【0051】手差し給紙の対象とする紙は通常用いられ
る16lbsないし24lbsの一般の記録紙Pの他、36l
bsの厚紙やOHP用のトランスペアレンシ等である。
また手差し給紙台Mを取り外し、オプションとして専用
のフィーダを装着することで封筒の給紙も可能である。
る16lbsないし24lbsの一般の記録紙Pの他、36l
bsの厚紙やOHP用のトランスペアレンシ等である。
また手差し給紙台Mを取り外し、オプションとして専用
のフィーダを装着することで封筒の給紙も可能である。
【0052】(転写)転写ローラ18は感光体ドラム10の
周面に対する位置が可変であって、単色画像のプリント
時には図7に示す如く常に圧接状態に置かれるが、カラ
ー画像の形成中には退避して離間した位置に保たれ転写
時にのみ圧接される。一方分離ブラシ19も転写ローラ18
の位置変動にほぼ同期して感光体ドラム10の周面に圧接
ならびに離間の作動をする。
周面に対する位置が可変であって、単色画像のプリント
時には図7に示す如く常に圧接状態に置かれるが、カラ
ー画像の形成中には退避して離間した位置に保たれ転写
時にのみ圧接される。一方分離ブラシ19も転写ローラ18
の位置変動にほぼ同期して感光体ドラム10の周面に圧接
ならびに離間の作動をする。
【0053】本実施例の装置には、印加電圧が+3ない
し4kVDCで、ブレードによってローラ面をクリーニン
グする形式の転写ローラ18が使用され、また分離ブラシ
19にはDCとACを重畳したバイアス電圧を印加して使
用される。
し4kVDCで、ブレードによってローラ面をクリーニン
グする形式の転写ローラ18が使用され、また分離ブラシ
19にはDCとACを重畳したバイアス電圧を印加して使
用される。
【0054】(定着)本実施例の装置の備える定着装置
20は図8に示す如く一対のローラから成るいわゆる熱ロ
ーラ方式の定着装置であって、ヒータHを内蔵し時計方
向に駆動回転する上ローラ201と該上ローラ201に圧接し
て従動回転する下ローラ202との間に形成されたニップ
部により記録紙Pを加熱搬送してトナー像の溶着を行
う。
20は図8に示す如く一対のローラから成るいわゆる熱ロ
ーラ方式の定着装置であって、ヒータHを内蔵し時計方
向に駆動回転する上ローラ201と該上ローラ201に圧接し
て従動回転する下ローラ202との間に形成されたニップ
部により記録紙Pを加熱搬送してトナー像の溶着を行
う。
【0055】上下の各ローラは共に耐熱チューブを被覆
されていて、圧接によりニップ部が直線状に形成される
ことにより、封筒等が搬送される際に生じ易い紙面のシ
ワが防止される。
されていて、圧接によりニップ部が直線状に形成される
ことにより、封筒等が搬送される際に生じ易い紙面のシ
ワが防止される。
【0056】前記上ローラ201の周面温度は温度センサ
Sに検知されることによって制御されて所定の温度範囲
内に保たれ、またトナーの溶着によって付着した汚れは
クリーニングローラ203の圧接によって除去清掃され
る。このクリーニングローラ203はプリント枚数4万枚
程度で新規のものに交換される。また、定着ヒータは使
用しない時間が所定時間を越えるとSLEEPモードと
なり、省エネ制御される。
Sに検知されることによって制御されて所定の温度範囲
内に保たれ、またトナーの溶着によって付着した汚れは
クリーニングローラ203の圧接によって除去清掃され
る。このクリーニングローラ203はプリント枚数4万枚
程度で新規のものに交換される。また、定着ヒータは使
用しない時間が所定時間を越えるとSLEEPモードと
なり、省エネ制御される。
【0057】さらにOHPに使用されるトランスペアレン
シを転写材として使用する場合、カラーのトナー像の透
過率を向上するべくトナー像面を平滑化して乱反射を防
止する目的から、上ローラ201の周面のオイルパッド204
によりローラ表面にシリコンオイルが塗布される。
シを転写材として使用する場合、カラーのトナー像の透
過率を向上するべくトナー像面を平滑化して乱反射を防
止する目的から、上ローラ201の周面のオイルパッド204
によりローラ表面にシリコンオイルが塗布される。
【0058】従って本実施例の装置は転写材の搬送速度
を100mm/sec,50mm/secおよび12.5mm/secの3段階に
切換可能とすることにより、普通紙,封筒およびトラン
スペアレンシの3種の転写材を使用出来るモードを備え
て幅広い用途に対応して利用される。
を100mm/sec,50mm/secおよび12.5mm/secの3段階に
切換可能とすることにより、普通紙,封筒およびトラン
スペアレンシの3種の転写材を使用出来るモードを備え
て幅広い用途に対応して利用される。
【0059】なお上ローラ201の設定温度は、低温度で
溶融するトナーを用いることにより約180℃前後と低温
度化することが可能であり、またオイルパッド204にス
ポンジ材(多孔質PTFE被覆)を用いることにより押
圧ムラが解消されて均一なオイル塗布が実現される。
溶融するトナーを用いることにより約180℃前後と低温
度化することが可能であり、またオイルパッド204にス
ポンジ材(多孔質PTFE被覆)を用いることにより押
圧ムラが解消されて均一なオイル塗布が実現される。
【0060】本発明における感光体ドラム10の速度変動
の抑制は次のようにして行われる。
の抑制は次のようにして行われる。
【0061】図9は図3において矢示Aをもって示した
感光体ドラム10の非駆動側の側面の支持構造を示した断
面図である。
感光体ドラム10の非駆動側の側面の支持構造を示した断
面図である。
【0062】感光体ドラム10はその側端を支持するフラ
ンジ101の外側面にリング状の摺動部材40を固定してい
て、前述したヘリカル歯車Gの駆動に伴う矢示方向の推
力により、その表面を相対する前記カートリッジ30の内
側の摺動面に圧接しドラムの回転に伴って摺擦させてい
る。
ンジ101の外側面にリング状の摺動部材40を固定してい
て、前述したヘリカル歯車Gの駆動に伴う矢示方向の推
力により、その表面を相対する前記カートリッジ30の内
側の摺動面に圧接しドラムの回転に伴って摺擦させてい
る。
【0063】前記の摺動部材40は、フランジ101側に固
定される粘弾性層単独で構成することが考えられるが更
に、図10(a)に示すようにカートリッジ30側に接する
表面層41とフランジ101側に固定される粘弾性層42とか
ら成るものか、或いは図10(b)に示すようにさらに粘
弾性層42にベース層43を加えて補強したものが使用され
る。
定される粘弾性層単独で構成することが考えられるが更
に、図10(a)に示すようにカートリッジ30側に接する
表面層41とフランジ101側に固定される粘弾性層42とか
ら成るものか、或いは図10(b)に示すようにさらに粘
弾性層42にベース層43を加えて補強したものが使用され
る。
【0064】前記の表面層41は粘弾性層42を保護すると
共に表面の滑り性を確保するためのもので、カートリッ
ジ30の内側面を摺擦する場合に部材自体の制動性と感光
体ドラム10の円滑な駆動のために適度の硬度と摩擦係数
を有するものが用いられる。
共に表面の滑り性を確保するためのもので、カートリッ
ジ30の内側面を摺擦する場合に部材自体の制動性と感光
体ドラム10の円滑な駆動のために適度の硬度と摩擦係数
を有するものが用いられる。
【0065】また前記の粘弾性層42は感光体ドラム10の
駆動時に発生する速度変動を粘弾性により吸収し、速度
変動の絶対値を低減するためのもので、粘性と弾性を兼
ね備える高分子部材が使用される。
駆動時に発生する速度変動を粘弾性により吸収し、速度
変動の絶対値を低減するためのもので、粘性と弾性を兼
ね備える高分子部材が使用される。
【0066】さらに前記のベース層43は感光体ドラム10
とカートリッジ30の寸法関係と前記粘弾性層42の変形量
及びその変形によって粘弾性層42がカートリッジ30の内
側面を押圧する力との関係から必要に応じて使用される
ものである。即ち、カートリッジ30の内側面を押圧する
力が大きい場合には感光体ドラム10の駆動に大きなトル
クを必要として前記のモータmに負担がかかり、一方押
圧する力が小さい場合には前述した速度変動の低減は小
さく効果が期待出来ない。
とカートリッジ30の寸法関係と前記粘弾性層42の変形量
及びその変形によって粘弾性層42がカートリッジ30の内
側面を押圧する力との関係から必要に応じて使用される
ものである。即ち、カートリッジ30の内側面を押圧する
力が大きい場合には感光体ドラム10の駆動に大きなトル
クを必要として前記のモータmに負担がかかり、一方押
圧する力が小さい場合には前述した速度変動の低減は小
さく効果が期待出来ない。
【0067】従って前記の粘弾性層42は前述した変形量
を考慮した上で厚さが決定され、ドラム10とカートリッ
ジ30の寸法関係から前記のベース層43の要否が決定さ
れ、その厚さが設定される。
を考慮した上で厚さが決定され、ドラム10とカートリッ
ジ30の寸法関係から前記のベース層43の要否が決定さ
れ、その厚さが設定される。
【0068】具体的には前記の表面層41には摩擦係数の
小さい耐摩耗性の樹脂シート、前記の粘弾性層42にはウ
レタン,シリコン等の発泡樹脂材、又前記のベース層43
には硬質の樹脂板が適していて、一例として次に示すよ
うな厚さの割合で積層して一体化されたものが使用さ
れ、両面テープ或いは接着剤を介してフランジ101に固
定される。
小さい耐摩耗性の樹脂シート、前記の粘弾性層42にはウ
レタン,シリコン等の発泡樹脂材、又前記のベース層43
には硬質の樹脂板が適していて、一例として次に示すよ
うな厚さの割合で積層して一体化されたものが使用さ
れ、両面テープ或いは接着剤を介してフランジ101に固
定される。
【0069】 (例1) 表面層 :10〜100μm 粘弾性層:5mm (例2) 表面層 :50μm 粘弾性層:6mm ベース層:3mm さらに前記の各摺動部材40は図11に示すように円周方向
に丸穴40A或いは長穴40Bのような貫通穴若しくは凹部
を設けることにより、摺擦面に浸入した埃や異物を前記
の貫通穴や凹部に排除して摺擦面を常に清浄な状態に保
ち、それによってカートリッジ30との間に発生する摩擦
力を一定に保つことができる。
に丸穴40A或いは長穴40Bのような貫通穴若しくは凹部
を設けることにより、摺擦面に浸入した埃や異物を前記
の貫通穴や凹部に排除して摺擦面を常に清浄な状態に保
ち、それによってカートリッジ30との間に発生する摩擦
力を一定に保つことができる。
【0070】前記の摺動部材40の使用により感光体ドラ
ム10は速度変動が先に図15によって説明した如く大きな
変動成分が解消し、且つ周波数応答関数がピークも低く
なって安定した速度で回転されることとなる。
ム10は速度変動が先に図15によって説明した如く大きな
変動成分が解消し、且つ周波数応答関数がピークも低く
なって安定した速度で回転されることとなる。
【0071】また前記の摺動部材40は図12(a)に示す
如くカートリッジ30の内側面に固定して前記の表面層41
が感光体ドラム10のフランジ101の外側面を摺動面とし
て摺擦するように構成しても良く、さらに図12(b)に
示す如くフランジ101とカートリッジ30の相対する面の
双方に固定して表面層41が互いに摺擦するようにしても
同様の効果を得ることができる。
如くカートリッジ30の内側面に固定して前記の表面層41
が感光体ドラム10のフランジ101の外側面を摺動面とし
て摺擦するように構成しても良く、さらに図12(b)に
示す如くフランジ101とカートリッジ30の相対する面の
双方に固定して表面層41が互いに摺擦するようにしても
同様の効果を得ることができる。
【0072】なお本実施例においてはドラム状の感光体
を使用する画像形成装置について説明したが、本発明は
図13に示すような回動ローラ110Aと110Bとの間に張架
して循環搬送されるベルト状の感光体10Aを使用する画
像形成装置に対しても適用されるもので、その場合には
前記の摺動部材40は摺動側のローラ例えば回動ローラ11
0Aの側端に設けられる。
を使用する画像形成装置について説明したが、本発明は
図13に示すような回動ローラ110Aと110Bとの間に張架
して循環搬送されるベルト状の感光体10Aを使用する画
像形成装置に対しても適用されるもので、その場合には
前記の摺動部材40は摺動側のローラ例えば回動ローラ11
0Aの側端に設けられる。
【0073】
【発明の効果】本発明により、感光体は駆動系固有の振
動や画像形成時の負荷の変動を受けても常に一定した周
速度をもって駆動回転されることとなり、その結果特に
書き込み系の副走査方向に発生する画像の濃度ムラや色
ムラが著しく改善されて高品位の画像を記録することの
出来る画像形成装置が提供されることとなった。
動や画像形成時の負荷の変動を受けても常に一定した周
速度をもって駆動回転されることとなり、その結果特に
書き込み系の副走査方向に発生する画像の濃度ムラや色
ムラが著しく改善されて高品位の画像を記録することの
出来る画像形成装置が提供されることとなった。
【図1】本発明の画像形成装置の断面構成図。
【図2】前記装置内における各機材のレイアウトを示す
説明図。
説明図。
【図3】感光体ドラムの駆動形成を示す斜視図。
【図4】像露光手段の光学系を示す説明図。
【図5】現像器の断面構成図。
【図6】給紙部の要部図。
【図7】転写部の要部図。
【図8】定着装置の要部図。
【図9】摺動部材の設置例(その1)を示す要部断面
図。
図。
【図10】摺動部材の断面図。
【図11】摺動部材の平面図。
【図12】摺動部材の設置例(その2)を示す要部断面
図。
図。
【図13】ベルト状感光体を使用する画像形成装置の構
成例。
成例。
【図14】従来の感光体の速度変動のパワースペクトル
並びに駆動系の伝達関数を示すグラフ。
並びに駆動系の伝達関数を示すグラフ。
【図15】本発明による感光体の速度変動のパワースペ
クトル並びに駆動系の伝達関数を示すグラフ。
クトル並びに駆動系の伝達関数を示すグラフ。
10 感光体ドラム 12 帯電器 13 像露光手段 14 現像器 30 カートリッジ 40 摺動部材 40A,40B 穴部 41 表面層 42 粘弾性層 43 ベース層 101 フランジ 102 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 厳恭 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体及び前記感光体を収容するカート
リッジ、前記感光体に駆動力を伝達する駆動部を有する
電子写真方式の画像形成装置において、前記感光体の側
面或いは前記側面に相対する前記カートリッジの内面の
何れか一方に、粘弾性層或いは粘弾性層と該粘弾性層を
保護する表面層の2層或いは前記粘弾性層と該粘弾性層
を補強するベース層と前記表面層の3層から形成される
摺動部材を設け、前記感光体の駆動により前記摺動部材
の表面が対向する前記カートリッジの内面或いは前記感
光体の側面に摺擦されることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 感光体及び前記感光体を収容するカート
リッジ、前記感光体を帯電するための帯電手段及び潜像
を形成するための露光手段、前記潜像を現像してトナー
像を得るための複数の現像手段、前記トナー像を転写材
に転写するための転写手段、前記トナー像転写後の前記
感光体をクリーニングするためのクリーニング手段を有
し、前記トナー像を重ね合わせて一括して転写材に転写
する電子写真方式の画像形成装置において、前記感光体
の側面或いは前記側面に相対する前記カートリッジの内
面の何れか一方に、粘弾性層或いは粘弾性層と該粘弾性
層を保護する表面層の2層或いは前記粘弾性層と該粘弾
性層を補強するベース層と前記表面層の3層から形成さ
れる摺動部材を設け、前記感光体の駆動により前記摺動
部材の表面層が対向するカートリッジ或いは感光体の側
面に摺擦されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記摺動部材は摺擦面に穴部若しくは溝
状の凹部を備えていることを特徴とする請求項1又は2
の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162228A JPH0830058A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
US08/495,708 US5570160A (en) | 1994-07-14 | 1995-06-27 | Image forming apparatus having a rotatable photoreceptor |
EP95110283A EP0692744B1 (en) | 1994-07-14 | 1995-06-30 | Image forming apparatus having a rotatable photoreceptor |
DE69511799T DE69511799T2 (de) | 1994-07-14 | 1995-06-30 | Bilderzeugungsgerät mit rotierendem Photorezeptor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162228A JPH0830058A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002144552A Division JP2002357987A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 画像形成装置及びそれに用いるカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830058A true JPH0830058A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15750413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6162228A Pending JPH0830058A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830058A (ja) |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP6162228A patent/JPH0830058A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3430389B2 (ja) | 回転体の駆動装置及び画像形成装置 | |
US5570160A (en) | Image forming apparatus having a rotatable photoreceptor | |
US20080038017A1 (en) | Method and apparatus for image forming for effectively charging an image carrier | |
JPH09185200A (ja) | 駆動伝達装置 | |
JPH07140842A (ja) | 回転体の駆動装置 | |
US20070122172A1 (en) | Image forming method and image forming apparatus using the same | |
JP6849940B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0830057A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0830058A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0830059A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3268480B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07239589A (ja) | 画像形成装置 | |
US5640658A (en) | Image forming apparatus capable of forming image on both surfaces of recording material | |
JP3395028B2 (ja) | 像形成体の駆動装置 | |
JPH07152303A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH07210032A (ja) | 回転像形成体の駆動装置 | |
JPH07152302A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2002357987A (ja) | 画像形成装置及びそれに用いるカートリッジ | |
JPH07239596A (ja) | 回転像形成体の駆動装置 | |
JP2001249532A (ja) | 現像装置 | |
JP3268479B2 (ja) | 回転像形成体の駆動装置 | |
JP3416832B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP3268478B2 (ja) | 回転像形成体の駆動装置 | |
JPH07210034A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023139909A (ja) | 画像形成装置 |