JPH08299346A - 生体材料摘出装置 - Google Patents

生体材料摘出装置

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JPH08299346A
JPH08299346A JP7114816A JP11481695A JPH08299346A JP H08299346 A JPH08299346 A JP H08299346A JP 7114816 A JP7114816 A JP 7114816A JP 11481695 A JP11481695 A JP 11481695A JP H08299346 A JPH08299346 A JP H08299346A
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JP
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tool
grasping
capturing
holding
tubular
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JP7114816A
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Yoshihiko Shimizu
慶彦 清水
Yukinobu Takimoto
行延 滝本
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一端に鈎部12を形成し他端が相互に集合
し、かつ鈎部12が相互に離隔するような弾発力を予め
付与した二つの捕捉・把持具1と、鈎部12と集合部分
を夫々通る円の直径の中間の径を有し、その内面を板状
体の外側面と接触可能に配され、鈎部12が相互に離隔
するような弾発力を規制する閉止位置維持具とからなる
生体材料Aの捕捉・把持単位と、閉止位置維持具の両端
とが対向するように配された閉止位置維持具と同心な中
空円筒状の押込具4a,bと、捕捉・把持具1の集合部
分に一端を係止している線状部材であって押出具の内部
空間を挿通する牽引具2aと、その一端を1番目の捕捉
・把持具1に係止し、2番目以降の捕捉・把持具1に夫
々配設された連結用具7を挿通しつつ内視鏡の外部まで
延伸した連結具6と、からなる。 【効果】 複数箇所の処置を行う場合でも、1箇所の処
置毎に内視鏡の挿入・抜去を繰り返す必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡下手術によって
切除した複数の組織、すなわち複数の生体材料を一回の
内視鏡挿入・抜去操作にて体外に摘出することができる
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡的に切除した生体材料を体外に摘
出するには、下記の二法のいずれかにによって行われて
きた。
【0003】[方法−1]図−8に示すように、先ず、
1本の金属製の棒:2cの先端が数本(通常は2〜3
本)の枝:11fに分けられた生体材料摘出装置を該枝
を頭にして内視鏡の処置用チャンネル:5bに通す(同
図(a)に示したのが該枝の先端が該チャンネルの先端
に到達した状態である。ここで、該枝には予め該枝が外
方に開くような弾発力が付与されている。)。この枝:
11fが処置用チャンネル:5bの外に押し出される
と、該チャンネルによる規制が解かれ自身の反発力にて
該枝が外方に開く(図−8(b)参照)。これらの枝:
11fの内方に形成された空間内に生体材料:Aが収納
されるように内視鏡を位置決めし押し込み・牽引具、す
なわち棒:2cを引くと、該枝が処置用チャンネル:5
bの先端部にて規制を受け窄まるので、該生体材料が該
枝の内方に捕捉・把持される(図−8(c)参照)。こ
の状態で内視鏡を抜去すれば、生体材料:Aが摘出され
たことになる。
【0004】[方法−2]図−9に示すように、1本の
金属製のワイヤ:2dの先端に3本のU字型のワイヤ:
11gの両端がそれぞれ固定された生体材料摘出装置を
ワイヤ:2dの先端を頭にして内視鏡の処置用チャンネ
ル:5bに通す(同図(a)に示したのがワイヤ:2d
の先端が該チャンネルの先端に到達した状態である。こ
こで、ワイヤ:11gには折り曲げに抗する弾発力が付
与されている。)。このワイヤ:11gをチャンネル:
5bの外に押し出し更に押し込み・牽引具、すなわちワ
イヤ:2dを引くとワイヤ:11gが湾曲するので、ワ
イヤ:11gを骨とする一種の篭ができる(図−9
(b)参照)。この篭の中に生体材料:Aをすくい取り
(図−9(c)参照)、この状態で内視鏡を抜去すれ
ば、生体材料:Aが摘出されたことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置及びそれを
用いた方法には、以下に示す不都合があった。
【0006】1.大腸ポリープなどのように消化器系で
は、複数箇所の病変部(切除後のそれは、通常5〜10
mmの大きさを有する)があるのが一般的である。しか
しながら、処置用チャンネルの内径は2mm程度故、従
来の装置及びそれを用いた方法では1箇所の病変部を切
除する度に内視鏡全体を体外に引き出さなければなら
ず、生体材料の数に相当する回数、内視鏡の挿入・抜去
を繰り返さなければならなかった。ところが内視鏡の挿
入操作は、患者に激しい痛みを与える。この患者に強い
る負担を軽減することが第1の課題である。
【0007】2.方法−1で用いられる装置の場合、
枝:11fが生体材料を捕捉・把持する動作がワイヤ:
2cを引くこと、すなわち該枝が捕捉・把持しようとす
る生体材料から離れようとする動作の中で行われなけれ
ばならない(内視鏡を生体材料に接近させる操作にても
該枝に生体材料を捕捉・把持する動作を行わせることが
可能であるが、上述の通り、内視鏡を動かす操作は患者
に苦痛をもたらすので好ましくない)。したがって、方
法−1で用いられる装置の操作には熟練を要す。一方、
方法−2で用いられる装置の場合、3本のワイヤ:11
gを操作するためのワイヤ:2dが生体材料:Aの収納
の際邪魔になる。このような、操作の煩雑さの解消及び
捕捉・把持動作を確実に行わしむることが第2の課題で
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、上記の
課題を解決し得る生体材料摘出装置を提供せんとしてな
されたものであって、『内視鏡下手術によって切除され
た生体材料の連続的な摘出装置であって、その一端に鈎
部がそれぞれ形成され他端が相互に集合せしめられ、か
つ該鈎部が相互に離隔するような弾発力がそれら自身に
予め付与された少なくとも二つの板状体又は棒状体から
なる捕捉・把持具と、該捕捉・把持具の該鈎部を通る円
の直径と該集合せしめられた部分を通る円の直径の中間
の径を有すると共にその内面を該板状体又は棒状体の外
側面と接触可能に配され、該捕捉・把持具の該鈎部が離
隔するような弾発力を規制する中空円筒状の閉止位置維
持具とからなる複数の生体材料の捕捉・把持単位と、該
閉止位置維持具の一端とその一端とが対向するように配
された該閉止位置維持具と同心で可撓性を有する中空円
筒状の押し込み具と、該捕捉・把持具の該集合せしめら
れた部分にその一端が係止されている線状の部材であっ
て該押し出し具の内部空間を挿通せしめられた牽引具
と、その一端を1番目の捕捉・把持具に係止され、2番
目以降の捕捉・把持具にそれぞれ配設されたリング状の
連結用具を挿通しつつ内視鏡の外部まで延伸せしめられ
た線状の部材である連結具と、からなる』ことを特徴と
する。
【0009】ここで、該捕捉・把持具が、その両端に鈎
部がそれぞれ形成され、その中間領域において折り曲げ
られ、かつ該鈎部が相互に離隔するような弾発力がそれ
自身に予め付与された一枚の板状体からなるものであっ
てもよい。尚、前記の弾発力は、大きな曲げモーメント
を有する材料を適宜選定することによって得られるし更
に形状を工夫することによってその力は調節し得る(以
下、同様)。
【0010】更に、本発明の装置は、『内視鏡下手術に
よって切除された生体材料の連続的な摘出装置であっ
て、それらの一端を集合させた少なくとも4本の管状物
からなる部材であって、該集合させた部分に外部との気
体の流通を遮断可能な流体逆止部材を配された閉鎖空間
を有する捕捉・把持部と該管状物の外側面を全体的に覆
うように配設された伸縮性の織編物にて形成された網と
からなる捕捉・把持具と、該管状物の他端に環状に配設
された弾性体と、からなる複数の生体材料の捕捉・把持
単位と、該閉鎖空間に配された流体逆止部材の端面とそ
の一端とが対向するように配されたと同心で可撓性を有
する中空円筒状の押し込み具と、該押し込み具の中空部
に配設され内視鏡の外部まで延伸せしめられた可撓性を
有する管状の部材であって、その一端に該流体逆止部材
を流体機密的に貫通可能な流体注入・排出部材を、その
他端に空気を送排気可能な流体注入・排出用部材を、そ
れぞれ配された流体通路と、その一端を1番目の捕捉・
把持具に係止され、2番目以降の捕捉・把持具にそれぞ
れ配設されたリング状の連結用具を挿通しつつ内視鏡の
外部まで延伸せしめられた線状の部材である連結具と、
からなる』ことを特徴とするものであってもよい。
【0011】この例の装置にあっては、『該管状物が、
それらの他端部が相互に離隔するような弾発力がそれら
自身に予め付与されているプラスチック製のパイプから
なり、該環状に配設された弾性体が、その内部空間が該
管状物の他端と連通せしめられ、また、その膨張方向が
環の中心方向となるように規制されている袋状物であ
る』態様のものであってもよいし、一方、該管状物が、
それら自身膨張・収縮可能な袋状の管状弾性体であり、
該環状に配設された弾性体が、リング状の弾性体であ
る』態様のものであってもよい。更に、『該流体逆止部
材の端面にドーナツ様の磁力被誘引部材を、押し込み具
の先端部分の外側面にコイルを、更にそれぞれ配した』
態様のものであってもよい。
【0012】更に、本発明の装置は、『内視鏡下手術に
よって切除された生体材料の連続的な摘出装置であっ
て、その一端に鈎部がそれぞれ形成され他端が相互に集
合せしめられ、かつ該鈎部が相互に接近するような弾発
力がそれら自身に予め付与された少なくとも二つの管状
物からなる捕捉・把持具のみからなる複数の生体材料の
捕捉・把持単位と、1本の金属製の棒の先端が数本の
枝:11e´に分けられた部材であって、各枝が該捕捉
・把持具の管状物の内部空間に挿入・引き抜き可能な径
と長さを有すると共に該枝の自由端が離隔するような弾
発力が予め付与されている該管状物のと同数の押し込み
牽引具:2bと、その一端を1番目の捕捉・把持具に係
止され、2番目以降の捕捉・把持具にそれぞれ配設され
たリング状の連結用具を挿通しつつ内視鏡の外部まで延
伸せしめられた線状の部材である連結具と、内視鏡の処
置用チャンネルの内径より小さな外径と内径該押し込み
牽引具の枝の弾発力を規制し得る内径を有し、かつ該処
置用チャンネルの先端から内視鏡の外部まで延伸せしめ
られた可撓性を有する管状の部材であるシ−スと、から
なる』ことを特徴とするものであってもよい。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明を詳細
に説明する。
【0014】実施例1 図1に示すように、本例の捕捉・把持単位は、その両端
に鈎部:12を形成した1枚の金属製の板:11a(後
述する弾発力の点でバネ材が好ましい)を真ん中で折り
曲げて又はその一端に鈎部:12をそれぞれ形成した2
枚の金属製の板:11aの他端を集合せしめて(具体的
には接合又は緊縛せしめる)形成した捕捉・把持具:1
(それぞれの板:11aには該鈎部が相互に離隔するよ
うな弾発力が予め付与されている。尚、1枚の金属製の
板:11aを真ん中で折り曲げる態様の場合には、折り
曲げによって該折り曲げ部の組織が脆化するので、図−
2に示すように緩やかな円を描くようにするのが好まし
い)と、一旦捕捉・把持された該生体材料を内視鏡が抜
去されるまでその状態に保持する捕捉・把持具の閉止位
置維持具:3a(中空円筒状の金属又はプラスチック、
例えばステンレス、アルミ、塩化ビニル、PET、シリ
コ−ン等。捕捉・把持部:11aが外方に開こうとする
のを自身の内周面との接触でもって規制する用具故、あ
る程度の柔軟性を持った材料の方が好ましい)とする外
径:1.3mm,長さ:3.0mm)から構成されてい
る。ここで、前記の板の折り曲げ部分又は貼り合わせ部
分である捕捉・把持部の集合部:13a又は該集合部に
その一端が係止された連結用具(図示せず)の他端にそ
の一端を係止されている部材が生体材料:Aを捕捉・把
持した捕捉・把持具:1を牽引するための金属製の線材
(径が0.5mmのピアノ線)からなる牽引具:2aで
あり、捕捉・把持具の閉止位置維持具:3a一端にその
一端を対向させるように配された中空円筒状で可撓性を
有する部材(外径:1.5mm,内径:1.0mmのプ
ラスチック、例えば塩化ビニル、PET、シリコーン
等)であって、その内部空間に該牽引部材を挿通せしめ
ている部材が閉止位置維持具:3aを押し出すための押
し込み具:4aであり、捕捉・把持部:11aが外方へ
開くのを規制している中空円筒状で可撓性を有する部材
がシ−ス:5a(内視鏡の処置用チャンネル内壁を保護
するものであって該チャンネル内壁にその外壁を添わせ
るように配設する。尚、図示しない該シ−スの他端は内
視鏡の外部迄伸びている)であり、該シ−スの内壁と該
閉止位置維持具及び該押し込み具の外壁との間に配さ
れ、その一端を該捕捉・把持部の適当な一所に係止され
た糸状の部材が複数の捕捉・把持具:1を連結するため
の連結具:6(径:0.2〜0.3mmの糸、例えば、
ナイロン糸。他端は内視鏡の外部まで伸ばされている)
である。尚、連結具:6の一端は、一番目の捕捉・把持
具:1に係止されるが、二番目以降の捕捉・把持具に
は、捕捉・把持部の適当な一所にリング状の連結用具:
7を設け、該連結具を該リング状の連結用具に挿通す
る。
【0015】次に、本例の装置の使い方を大腸内視鏡フ
ァイバースコープを用いた多発性ポリープの切除・摘出
を例に述べる(図−1参照)。 1.肛門より挿入されたファイバースコープを大腸内の
所定の位置に誘導する。 2.ポリープ切除用のループ付きワイヤをファイバース
コープの処置用チャンネルに挿入し、一番奥のポリープ
に該ループをかけ、手元で該ループが閉まるように操作
し、該ポリープを腸壁より切り離す。 3.ループ付きワイヤを抜去する。 4.捕捉・把持具:1、捕捉・把持具の閉止位置維持
具:3a、押し込み具:4a、牽引具:2a及び連結
具:6がそれぞれ図−1(a)に示す状態にセットされ
たシ−ス:5aをファイバースコープの処置用チャンネ
ルに挿入する。 5.押し込み具:4aを押し出すと、捕捉・把持具の閉
止位置維持具:3aが押し出され、その動作によって捕
捉・把持具:1がシ−ス:5aから押し出され、該捕捉
・把持具の捕捉・把持部:11aが該シ−スからの規制
を解かれる結果該捕捉・把持部は外方に開く(図−1
(b)に示した状態)。 6.牽引具:2aがたるまないようにしつつ更に押し込
み具:4aを押し出すと、捕捉・把持具の閉止位置維持
具:3aが捕捉・把持具:1の捕捉・把持部:11aの
外方への展開を規制することになるので、捕捉・把持具
の鈎部:12が切除されたポリープを捕捉・把持する
(図−1(c)に示した状態)。 7.ここで牽引具:2aを強く引くと、該牽引部材と捕
捉・把持部の集合部:13aとの係合が解除される結
果、ファイバースコープと切除されたポリープを捕捉・
把持した捕捉・把持具:1とは連結具:6を介してのみ
連結された状態となる。 8.シ−ス:5aを押し込み具:4a共々抜去する(フ
ァイバースコープは、そのまま残置する)。 9.2〜8の操作を切除されるべきポリープの数だけ繰
り返す。但し、2個目以降の捕捉・把持具:1は、その
リング状の連結用具:7に連結具:6を挿通せしめた状
態にてシ−ス:5aの先端にセットする(2個目以降の
捕捉・把持具:1までが切除されたポリープを捕捉・把
持した状態を図−1(d)に示す)。 10.所定数のポリープを切除し捕捉・把持具:1に捕
捉・把持させたら、連結具:6にて数珠つなぎとなった
これらの捕捉・把持具共々ファイバースコープを抜去
し、処置を完了する。
【0016】実施例2 図−3に示すように、本例の装置は、捕捉・把持単位が
金属製又はプラスチック製、例えばピアノ線、塩化ビニ
ル、PET等からなる1本の棒状体をその基部:13b
を残し複数本の枝:11b(図示では4本)に分割した
又は前記の枝に相当する径の棒状体:11b(図示では
4本)を複数本用意しその一端を集合した(具体的には
接合又は緊縛する)生体材料:Aの捕捉・把持具:1
(それぞれの枝又はそれに相当する径の棒状体:11b
の自由端には実施例1と同様生体材料:Aの捕捉・把持
を確実に行わしめるための鈎部:12が設けられると共
に、該枝又は棒状体には該鈎部が相互に離隔するような
弾発力が予め付与されている。弾発力の点ではピアノ線
が好ましい。この場合の該線の径は、0.5mm程度で
良い。本数は、捕捉・把持を確実に行わしめるため最低
限3本)と、一旦捕捉・把持された該生体材料を内視鏡
が抜去されるまでその状態に保持する捕捉・把持具の閉
止位置維持具:3b(中空円筒状の金属又はプラスチッ
ク、例えばステンレス、アルミ、塩化ビニル、PET、
シリコ−ン等。捕捉・把持部:11aが外方に開こうと
するのを自身の内周面との接触でもって規制する用具
故、ある程度の柔軟性を持った材料の方が好ましい。外
径:1.3mm,長さ:2.0mm)から構成されてい
ること、を除きその他の構成及び操作方法は、実施例1
のそれと同様である。尚、捕捉・把持具:1の捕捉・把
持部:11bが同一間隔に配された複数本の棒状体故、
実施例1の捕捉・把持部:11aに比し、生体材料:A
の捕捉・把持がより確実に行い得る(実施例1の捕捉・
把持部:11aでは板の幅にて対応)。
【0017】実施例3 図−4に示すように、本例の装置は、捕捉・把持単位が
プラスチック製、例えばシリコン樹脂や塩化ビニル樹脂
からなる複数本の管状物、例えばパイプ:11c(図示
では4本)それぞれの一端を集合した生体材料:Aの捕
捉・把持具:1(それぞれの管状物:11cにはそれら
の他端部が相互に離隔するような弾発力が予め付与され
ている。ここで、該管状物は、前記の各実施例のように
生体材料:Aを直接把持するものではなく、該生体材料
をこれらの管状物の外側面を全体的に覆うように配設さ
れた図示しない伸縮性の織編物、例えばメリヤスメッシ
ュにて形成された網の支柱の役割を果たすものである。
本数としては、前記の網の形を整える意味で最低限4本
が好ましい。偶数本の場合には、それらの半数本のU字
型の管状物、例えばUチューブを用いてもよい。前記の
集合部:13cには、該管状物の一端とは連通するが、
外部とは流体逆止部材、例えばゴム栓:14にて気体、
例えば空気の流通が外部と遮断された閉鎖空間が設けら
れている)と、前記の網の中に捕捉された該生体材料を
内視鏡が抜去されるまでその状態に保持するために該管
状物の他端に環状に配設された袋状の弾性体、例えばゴ
ム製の風船様物:8(その内部空間は、該管状物の他端
と連通せしめられている。また、その膨張方向が環の中
心方向となるように規制されている)と、から構成され
ていること、押し込み具:4cの中空部に前記の牽引
具:2aに代えてその先端に流体注入・排出部材、例え
ば注射針:41を配設せしめた可撓性を有する流体通
路、例えばシリコンチューブ:42を用いている(その
他端は、マイクロスコープの手元部に設けた流体注入・
排出用部材、例えば注射器:43に連結されている)こ
と及び生体材料:Aを捕捉・把持するために捕捉・把持
部:11cを再変形させる必要がないため、捕捉・把持
具の閉止位置維持具:3a又は3bがないことを除き、
実施例1の構成と同様である。また、捕捉・把持部:1
1cの材質を適宜選択することによって、内視鏡の処置
用チャンネル内壁がダメ−ジを受けるということを回避
できるので、シース:5aは必ずしも必須の部材ではな
い(該シースがなくても、該捕捉・把持具をマイクロス
コープの手元部から押し込み具:4cを用いて処置用チ
ャンネルの先端まで押し込めばよい。便宜上、マイクロ
スコープの手元部から該捕捉・把持具を装填する方式を
「後込め」という。ここで、該捕捉・把持具は、流体注
入・排出部材41が流体逆止部材:14を貫通した状
態、すなわち捕捉・把持具:1と押し込み具:4cとが
該流体注入・排出部材と該流体逆止部材を介してあたか
も一体化した部材のように押し込まれて行く。一方、牽
引具:2aが配された前記の実施例のように、「先込
め」方式、すなわち抜去したシ−ス:5aの先端から捕
捉・把持具:1をセットする方式では、押し込み具:4
cを該シースの手元部から挿入し、「先込め」された該
捕捉・把持具に該押し込み具を押し付け、流体注入・排
出部材:41を流体逆止部材:14に貫通せしめる操作
が必要になり、操作が繁雑化する。尚、牽引具:2aを
用いる方式では、捕捉・把持具:1を抜去したシ−ス:
5aの先端から入れ、マイクロスコープの手元部にて該
牽引部材を穏やかに引けば該シースの先端に該捕捉・把
持具がセットされることになるので、操作面でも該シ−
スを用いるメリットがある)。
【0018】本例の装置も原則として前記の実施例の装
置の使用法と同様の操作にて用いられるが、下記の点が
異なる(シースなしで説明する。従って、図−4の符
号:5bは処置用チャンネルの壁面である。尚、下記文
頭の数字は、前記の実施例の各操作の番号であり、異な
る操作のみを以下に記載する)。 4.流体注入・排出部材:41と流体逆止部材:14を
介して押し込み具:4cと一体化した捕捉・把持具:1
をファイバースコープの処置用チャンネルに挿入し、該
押し込み具を押し込むことによって該捕捉・把持具を処
置用チャンネルの先端に待機させる(図−4(a)参
照)。 5.押し込み具:4cを押し出すと、捕捉・把持具:1
が処置用チャンネルから押し出され、該捕捉・把持具の
捕捉・把持部:11cが処置用チャンネル:5bの内壁
面からの規制を解かれる結果、該捕捉・把持部は外方に
開く(図−4(b)に示した状態)。 6.捕捉・把持具の捕捉・把持部:11cとそれらの外
側面全体を覆うように配されたメリヤスメッシュにて形
成された網とからなる篭の中に切除されたポリープを捕
捉・収容する(図−4(b)に示した状態)。 7.ここでシリコンチューブ:42を介して注射器:4
3から集合部:13cに設けられた閉鎖空間に空気を送
り、ゴム製の風船様物:8aを前記の篭の開口部の面積
が該篭内に捕捉・収容された(切除された)ポリープの
断面積以下になるまで膨張させ、次いで押し込み具:4
cを引き戻す。その結果、流体注入・排出部材:41が
流体逆止部材:14から抜去せしめられるので、ゴム製
の風船様物:8aは、その膨張した状態を維持すること
になり、切除されたポリープが該篭内に確実に捕捉・収
容された状態が維持される。尚、ファイバースコープと
切除されたポリープを捕捉・収容した捕捉・把持具:1
とは連結具:6を介してのみ連結された状態となる。 8.流体注入・排出部材:41と流体逆止部材:14を
介して押し込み具:4cと一体化した2番目の捕捉・把
持具:1をファイバースコープの処置用チャンネルに挿
入し、該押し込み具を押し込むことによって該捕捉・把
持具を処置用チャンネルの先端に待機させる(図−4
(a)参照)。ファイバースコープは、そのまま残置す
る。
【0019】尚、本例の装置において、押し込み具:4
cと捕捉・把持具:1とは流体注入・排出部材:41と
流体逆止部材:14との係合を介して連結されている
が、この連結をより確実なものにするために、図−5に
示す態様、すなわち、捕捉・把持具:1側にドーナツ様
の磁力被誘引部材、例えば鉄板:15を、押し込み具:
4c側にコイル:44をそれぞれ配し、該コイルに通電
する(3ボルトの乾電池で充分)ことによって電磁石と
する態様にしてもよい。ここで、磁力被誘引部材:15
をドーナツ様にしたのは、流体注入・排出部材:41と
流体逆止部材:14との係合を行わしむるためである。
【0020】実施例4 図−6に示すように、本例の装置は、捕捉・把持単位を
構成する捕捉・把持具:1の捕捉・把持部:11dが袋
状の管状弾性体、例えばゴム製の風船様物からなること
及び袋状の弾性体:8aに代えてリング状の弾性体、例
えば輪ゴム等:8bを用いたことを除き、実施例3の構
成と同様である。
【0021】本例の装置も原則として実施例3の装置の
使用法と同様の操作にて用いられるが、下記の点が異な
る(下記文頭の数字は、実施例3の各操作の番号であ
り、異なる操作のみを以下に記載する)。 5.押し込み具:4cを押し出して捕捉・把持具:1を
処置用チャンネルから押し出す。ここで、シリコンチュ
ーブ:42を介して注射器:43から集合部:13cに
設けられた閉鎖空間に空気を送り、ゴム製の風船様物:
11dを膨張させる(陽圧状態)。 6.捕捉・把持具の捕捉・把持部:11dとそれらの外
側面全体を覆うように配されたメリヤスメッシュにて形
成された網とからなる篭の中に切除されたポリープを捕
捉・収容する(図−6(b)に示した状態)。 7.ここでシリコンチューブ:42を介して注射器:4
3にて集合部:13cに設けられた空間から空気を吸引
し、ゴム製の風船様物:11dを萎ませる。次いで押し
込み具:4cを引き戻す。その結果、流体注入・排出部
材:41が流体逆止部材:14から抜去せしめられるの
で、ゴム製の風船様物:11dは、その萎んだ状態(陰
圧状態)を維持することになり、切除されたポリープが
前記の篭内に確実に捕捉・収容された状態が維持され
る。尚、ファイバースコープと切除されたポリープを捕
捉・収容した捕捉・把持具:1とは連結具:6を介して
のみ連結された状態となる(連結状態は、図−5(d)
に同じ)。
【0022】実施例5 図−7に示すように、本例の装置は、捕捉・把持単位が
金属製又はプラスチック製、例えばステンレス、アル
ミ、塩化ビニル、PET等からなる複数本(図示では4
本)の管状物、例えばパイプ:11eの一端を集合した
(具体的には接合又は緊縛する)生体材料:Aの捕捉・
把持具:1(それぞれの管状物の自由端には実施例1と
同様生体材料:Aの捕捉・把持を確実に行わしめるため
の鈎部:12がそれぞれ設けられると共に、該管状物に
は該鈎部が相互に接近するような弾発力が予め付与され
ている。本数は、捕捉・把持を確実に行わしめるため最
低限3本)のみで構成されていること、閉止位置維持
具:3aを用いないこと及び牽引具:2aと押し込み
具:4aに代えて押し込み・牽引具:2b、すなわち1
本の金属製の棒の先端が数本の枝:11e´に分けられ
た部材であって、各枝は、該管状物の内部空間に挿入・
引き抜き可能な径と長さ(後述の理由により、長さは該
管状物のそれの半分以上にする)を有するもの(各枝に
は該枝の自由端が相互に離隔するような弾発力が予め付
与されている。本数は、管状物のそれと同数)を用いる
ことを除き、その他の構成は実施例1のそれと同様であ
る。
【0023】本例の装置も原則として実施例1の装置の
使用法と同様の操作にて用いられるが、下記の点が異な
る(下記文頭の数字は、実施例1の各操作の番号であ
り、異なる操作のみを以下に記載する)。 4.捕捉・把持具:1、押し込み牽引具:2b及び連結
具:6がそれぞれ図−7(a)に示す状態にセットされ
たシ−ス:5aをファイバースコープの処置用チャンネ
ルに挿入する。 5.押し込み牽引具:2bを押し出すと、該押し込み牽
引具の枝:11e´がそれらに付与されている弾発力に
よって外方に開く結果、該枝に被せられた捕捉・把持
具:1の捕捉・把持部:11eも外方に展開される(図
−7(b)に示した状態)。 6.押し込み牽引具:2bの位置はそのままにシ−ス:
5aを押し出すと、該シースの先端部内周面が押し込み
牽引具の枝:11e´の外方への展開を規制することに
なるので、該枝に被せられた捕捉・把持具の鈎部:12
が切除されたポリープを捕捉・把持する(図−8(c)
に示した状態)。 7.ここで押し込み牽引具:2bを抜去すると、捕捉・
把持具:1の捕捉・把持部:11e弾発力のみによって
切除されたポリープが捕捉・把持された状態となる。 8.シ−ス:5aを抜去する(ここで、図−8(d)に
示すようにファイバースコープと切除されたポリープを
捕捉・把持した捕捉・把持具:1とは連結具:6を介し
てのみ連結された状態となる。ファイバースコープは、
そのまま残置する)。
【0024】
【発明の効果】本発明の装置によれば、複数箇所の処置
を行う場合でも、1箇所の処置毎に内視鏡の挿入・抜去
を繰り返す必要がなく、患者への負担が大幅に軽減され
る。
【0025】また、生体材料の捕捉・把持動作又は捕捉
・収容動作が切除された生体材料との相対的な位置関係
を変更することなく行えるので操作にさほどの熟練を要
さないと共に閉止位置維持具又はゴム製の風船様物を利
用することにより切除された生体材料の捕捉・把持又は
収容更にはその状態の維持が容易かつ確実に行われる。
【0026】更に、摘出された生体材料にナンバリング
ができるため、手術部位と切除組織との照合が容易に行
い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例の構成とその動作過程
を示した断面図である。
【図2】図−1に示した装置の捕捉・把持具の集合部の
代替態様を示した断面図である。
【図3】本発明の装置の別の実施例の構成とその動作過
程を示した断面図である。
【図4】本発明の装置の更に別の実施例の構成とその動
作過程を示した断面図である。
【図5】図−4に示した装置の捕捉・把持具と押し出し
具との連結の代替態様を示した断面図である。
【図6】本発明の装置の更に別の実施例の捕捉・把持具
の構成とその動作過程を示した断面図である。
【図7】本発明の装置の更に別の実施例の構成とその動
作過程を示した断面図である。
【図8】従来の装置の構成とその動作過程を示した断面
図である。
【図9】従来の別の装置の構成とその動作過程を示した
断面図である。
【符号の説明】
A 生体材料 1 捕捉・把持具 11a 捕捉・把持部 11b 捕捉・把持部 11c 捕捉・把持部 11d 捕捉・把持部 11e 捕捉・把持部 11f 捕捉・把持部 11g 捕捉・把持部 12 鉤部 13a 集合部 13a´ 集合部 13b 集合部 13c 集合部 14 流体逆止部材 15 磁力被誘引部材 2a 牽引具 2b 押し込み・牽引具 2c 押し込み・牽引具 2d 押し込み・牽引具 3a 閉止位置保持具 3b 閉止位置保持具 4a 押し込み具 4b 押し込み具 4c 押し込み具 41 流体注入・排出部材 42 流体通路 43 流体注入・排出用部材 44 コイル 5a シ−ス 5b 処置用チャンネル 6 連結具 7 連結用具 8a 弾性体 8b 弾性体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡下手術によって切除された生体材
    料の連続的な摘出装置であって、 その一端に鈎部がそれぞれ形成され他端が相互に集合せ
    しめられ、かつ該鈎部が相互に離隔するような弾発力が
    それら自身に予め付与された少なくとも二つの板状体又
    は棒状体からなる捕捉・把持具と、該捕捉・把持具の該
    鈎部を通る円の直径と該集合せしめられた部分を通る円
    の直径の中間の径を有すると共にその内面を該板状体又
    は棒状体の外側面と接触可能に配され、該捕捉・把持具
    の該鈎部が離隔するような弾発力を規制する中空円筒状
    の閉止位置維持具とからなる複数の生体材料の捕捉・把
    持単位と、 該閉止位置維持具の一端とその一端とが対向するように
    配された該閉止位置維持具と同心で可撓性を有する中空
    円筒状の押し込み具と、 該捕捉・把持具の該集合せしめられた部分にその一端が
    係止されている線状の部材であって該押し出し具の内部
    空間を挿通せしめられた牽引具と、 その一端を1番目の捕捉・把持具に係止され、2番目以
    降の捕捉・把持具にそれぞれ配設されたリング状の連結
    用具を挿通しつつ内視鏡の外部まで延伸せしめられた線
    状の部材である連結具と、からなることを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 該捕捉・把持具が、その両端に鈎部がそ
    れぞれ形成され、その中間領域において折り曲げられ、
    かつ該鈎部が相互に離隔するような弾発力がそれ自身に
    予め付与された一枚の板状体からなる請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 内視鏡下手術によって切除された生体材
    料の連続的な摘出装置であって、 それらの一端を集合させた少なくとも4本の管状物から
    なる部材であって、該集合させた部分に外部との気体の
    流通を遮断可能な流体逆止部材を配された閉鎖空間を有
    する捕捉・把持部と該管状物の外側面を全体的に覆うよ
    うに配設された伸縮性の織編物にて形成された網とから
    なる捕捉・把持具と、該管状物の他端に環状に配設され
    た弾性体と、からなる複数の生体材料の捕捉・把持単位
    と、 該閉鎖空間に配された流体逆止部材の端面とその一端と
    が対向するように配されたと同心で可撓性を有する中空
    円筒状の押し込み具と、 該押し込み具の中空部に配設され内視鏡の外部まで延伸
    せしめられた可撓性を有する管状の部材であって、その
    一端に該流体逆止部材を流体機密的に貫通可能な流体注
    入・排出部材を、その他端に空気を送排気可能な流体注
    入・排出用部材を、それぞれ配された流体通路と、 その一端を1番目の捕捉・把持具に係止され、2番目以
    降の捕捉・把持具にそれぞれ配設されたリング状の連結
    用具を挿通しつつ内視鏡の外部まで延伸せしめられた線
    状の部材である連結具と、からなることを特徴とする装
    置。
  4. 【請求項4】該管状物が、それらの他端部が相互に離隔
    するような弾発力がそれら自身に予め付与されているプ
    ラスチック製のパイプからなり、該環状に配設された弾
    性体が、その内部空間が該パイプの他端と連通せしめら
    れ、また、その膨張方向が環の中心方向となるように規
    制されている袋状物である請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】該管状物が、それら自身膨張・収縮可能な
    袋状の管状弾性体であり、該環状に配設された弾性体
    が、リング状の弾性体である請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】該流体逆止部材の端面にドーナツ様の磁力
    被誘引部材を、押し込み具の先端部分の外側面にコイル
    を、更にそれぞれ配した請求項3〜5のいずれか1に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】内視鏡下手術によって切除された生体材料
    の連続的な摘出装置であって、 その一端に鈎部がそれぞれ形成され他端が相互に集合せ
    しめられ、かつ該鈎部が相互に接近するような弾発力が
    それら自身に予め付与された少なくとも二つの管状物か
    らなる捕捉・把持具のみからなる複数の生体材料の捕捉
    ・把持単位と、 1本の金属製の棒の先端が数本の枝:11e´に分けら
    れた部材であって、各枝が該捕捉・把持具の管状物の内
    部空間に挿入・引き抜き可能な径と長さを有すると共に
    該枝の自由端が離隔するような弾発力が予め付与されて
    いる該管状物のと同数の押し込み牽引具:2bと、 その一端を1番目の捕捉・把持具に係止され、2番目以
    降の捕捉・把持具にそれぞれ配設されたリング状の連結
    用具を挿通しつつ内視鏡の外部まで延伸せしめられた線
    状の部材である連結具と、 内視鏡の処置チャンネルの内径より小さな外径と内径該
    押し込み牽引具の枝の弾発力を規制し得る内径を有し、
    かつ該処置チャンネルの先端から内視鏡の外部まで延伸
    せしめられた可撓性を有する管状の部材であるシ−ス
    と、からなることを特徴とする装置。
JP7114816A 1995-05-12 1995-05-12 生体材料摘出装置 Pending JPH08299346A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007323A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Olympus Medical Systems Corp 生体組織採取装置
JP2009291414A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Olympus Corp 処置具及び内視鏡システム
KR100944732B1 (ko) * 2009-01-16 2010-03-03 박영수 복강경 기구
JP2013085653A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
WO2013168498A1 (ja) * 2012-05-10 2013-11-14 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用処置具

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