JPH0829868B2 - 台上を水平方向に送られる物品を包装するためロール巻き包装材料の所定長を切り取る装置 - Google Patents
台上を水平方向に送られる物品を包装するためロール巻き包装材料の所定長を切り取る装置Info
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- JPH0829868B2 JPH0829868B2 JP63277219A JP27721988A JPH0829868B2 JP H0829868 B2 JPH0829868 B2 JP H0829868B2 JP 63277219 A JP63277219 A JP 63277219A JP 27721988 A JP27721988 A JP 27721988A JP H0829868 B2 JPH0829868 B2 JP H0829868B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B41/00—Supplying or feeding container-forming sheets or wrapping material
- B65B41/12—Feeding webs from rolls
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、台上を水平方向に送られる物品を包装する
ためロール巻きのシート、フィルム、箔等の包装材料の
所定長さを切り取る装置に関する。
ためロール巻きのシート、フィルム、箔等の包装材料の
所定長さを切り取る装置に関する。
従来の技術とその問題点 台上を水平方向に送られる物品をシート、フィルム、
箔等の包装材料で包む装置の前段の装置として、台の上
方にあるロールから帯状の包装材料を引き出してその所
定長さを切り取って被包装物品と共に包装装置に送る装
置が知られている。
箔等の包装材料で包む装置の前段の装置として、台の上
方にあるロールから帯状の包装材料を引き出してその所
定長さを切り取って被包装物品と共に包装装置に送る装
置が知られている。
従来の包装材料切取り装置では、被包装物品を載せる
水平な台にスリットがあり、ロールから引き出された帯
状の包装材料がその自重で垂直に垂れ下がって被包装物
品の移動通路と交差して前記スリットを通り、帯状包装
材料の自由端が台の下に達するようになっている。その
状態の包装材料を水平に進む被包装物品が押した時点で
台の上方にある切断装置が作動し、被包装物品は切り取
られた包装材料を押しながら包装装置に向かって進む。
水平な台にスリットがあり、ロールから引き出された帯
状の包装材料がその自重で垂直に垂れ下がって被包装物
品の移動通路と交差して前記スリットを通り、帯状包装
材料の自由端が台の下に達するようになっている。その
状態の包装材料を水平に進む被包装物品が押した時点で
台の上方にある切断装置が作動し、被包装物品は切り取
られた包装材料を押しながら包装装置に向かって進む。
このような装置では、ロールから引き出された包装材
料がその自重だけで垂れ下がるために欠点が生じる。大
きな物品を包装する場合には帯状包装材料を長く切り取
ることになるが、引包装物品が送られて来る時間間隔が
短い時にそれに応じた速度で帯状包装材料を降下させる
ことが難しい。包装装置の効率を上げるためには前記時
間間隔を短くすることが望ましいことは言うまでもな
い。本発明はこの問題を解決することを目的とする。
料がその自重だけで垂れ下がるために欠点が生じる。大
きな物品を包装する場合には帯状包装材料を長く切り取
ることになるが、引包装物品が送られて来る時間間隔が
短い時にそれに応じた速度で帯状包装材料を降下させる
ことが難しい。包装装置の効率を上げるためには前記時
間間隔を短くすることが望ましいことは言うまでもな
い。本発明はこの問題を解決することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明が提供する装置は、台上を水平方向に送られる
物品をシート、フィルム、箔等の包装材料で包む装置の
前段に備える装置で、台の上方にあるロールから引き出
されて被包装物品の移動通路と交差して垂直に降下する
帯状の包装材料の所定長さを切り取って被包装物品と共
に包装装置に送る装置である。従来の装置と同様に、降
下した帯状包装材料の自由端は台の下に達し、所定長さ
の帯状包装材料を切り取るための切断装置は台の上方に
ある。本発明による装置の特徴は、帯状包装材料をはさ
む一対の送りローラを包装材料供給ロールと切断装置の
間に配置してそのローラの駆動装置を帯状包装材料の前
記所定長さに応じて調節可能にしたこと、送りローラで
下向きに送られる帯状包装材料の自由端を切断装置の下
方で摩擦力によって把持して帯状包装材料の送り速度と
同速度で初期位置から垂直下方に可動な把持手段を有す
ること、送りローラによる帯状包装材料供給が中断した
時に帯状包装材料の自由端が解放されるように前記摩擦
力を設定したこと、把持手段の移動距離が帯状包装材料
の前記所定長の最大値に対応すること、および、次に帯
状包装材料が送られて来る前に把持手段が前記初期位置
に戻されることである。
物品をシート、フィルム、箔等の包装材料で包む装置の
前段に備える装置で、台の上方にあるロールから引き出
されて被包装物品の移動通路と交差して垂直に降下する
帯状の包装材料の所定長さを切り取って被包装物品と共
に包装装置に送る装置である。従来の装置と同様に、降
下した帯状包装材料の自由端は台の下に達し、所定長さ
の帯状包装材料を切り取るための切断装置は台の上方に
ある。本発明による装置の特徴は、帯状包装材料をはさ
む一対の送りローラを包装材料供給ロールと切断装置の
間に配置してそのローラの駆動装置を帯状包装材料の前
記所定長さに応じて調節可能にしたこと、送りローラで
下向きに送られる帯状包装材料の自由端を切断装置の下
方で摩擦力によって把持して帯状包装材料の送り速度と
同速度で初期位置から垂直下方に可動な把持手段を有す
ること、送りローラによる帯状包装材料供給が中断した
時に帯状包装材料の自由端が解放されるように前記摩擦
力を設定したこと、把持手段の移動距離が帯状包装材料
の前記所定長の最大値に対応すること、および、次に帯
状包装材料が送られて来る前に把持手段が前記初期位置
に戻されることである。
本発明の装置では帯状包装材料の自重に頼らずに帯状
包装材料の自由端を掴んで引き下ろすので、包装材料の
供給速度を上げることが可能となり、従って被包装物品
の寸法が大きい場合でも被包装物品の送り速度を高くす
ることができる。そのため包装装置全体の効率を上げる
ことができる。
包装材料の自由端を掴んで引き下ろすので、包装材料の
供給速度を上げることが可能となり、従って被包装物品
の寸法が大きい場合でも被包装物品の送り速度を高くす
ることができる。そのため包装装置全体の効率を上げる
ことができる。
本発明の装置の把持手段は、例えば、垂直方向に動く
二対のエンドレス・チェインを使って構成することがで
きる。各対のチェインは平行でその間隔は帯状包装材料
の横幅に応じて定める。降下する帯状包装材料の片側に
一対のチェイン、反対側に他の一対のチェインを配置
し、片側の各チェインを掛ける上部車及び下部車は反対
側のチェインを掛ける上部車及び下部車と逆向きに回転
させる。各チェインの包装材料に面する垂直走行面は対
向するチェインの垂直走行面から少し離し、全チェイン
を等速で帯状包装材料の供給速度と同じ速度で走行する
ように駆動する。各対のチェインに水平な横棒を取り付
け、二対のチェイン駆動時に各横棒が他方の一対のチェ
インの横棒と対向して降下するようにする。横棒には摩
擦力を利用する把持手段を取り付けて対向する２本の横
棒の間に帯状包装材料の自由端を把持するようにする。
チェインの垂直走行距離は少なくとも帯状包装材料を切
り取る長さの最大値と等しく、チェイン駆動手段は前記
の送りローラと連動して送りローラが帯状包装材料を下
方に送り始める時には対向する横棒が初期位置に戻って
いるようにする。
二対のエンドレス・チェインを使って構成することがで
きる。各対のチェインは平行でその間隔は帯状包装材料
の横幅に応じて定める。降下する帯状包装材料の片側に
一対のチェイン、反対側に他の一対のチェインを配置
し、片側の各チェインを掛ける上部車及び下部車は反対
側のチェインを掛ける上部車及び下部車と逆向きに回転
させる。各チェインの包装材料に面する垂直走行面は対
向するチェインの垂直走行面から少し離し、全チェイン
を等速で帯状包装材料の供給速度と同じ速度で走行する
ように駆動する。各対のチェインに水平な横棒を取り付
け、二対のチェイン駆動時に各横棒が他方の一対のチェ
インの横棒と対向して降下するようにする。横棒には摩
擦力を利用する把持手段を取り付けて対向する２本の横
棒の間に帯状包装材料の自由端を把持するようにする。
チェインの垂直走行距離は少なくとも帯状包装材料を切
り取る長さの最大値と等しく、チェイン駆動手段は前記
の送りローラと連動して送りローラが帯状包装材料を下
方に送り始める時には対向する横棒が初期位置に戻って
いるようにする。
チェインまたは類似機能の物を使うことによって摩擦
把持手段を戻すことが容易になる。チェインと同じ動き
をする把持手段は常に一定の距離を移動し、帯状包装材
料を引き下げる際のストロークは前記の送りローラの回
転だけで定まる。チェインをスプロケットを介して駆動
すれば、二対のチェインそれぞれに取り付けた横棒の動
きを正確に同期させることができる。
把持手段を戻すことが容易になる。チェインと同じ動き
をする把持手段は常に一定の距離を移動し、帯状包装材
料を引き下げる際のストロークは前記の送りローラの回
転だけで定まる。チェインをスプロケットを介して駆動
すれば、二対のチェインそれぞれに取り付けた横棒の動
きを正確に同期させることができる。
各対のチェインに２本（またはそれ以上）の横棒を取
り付けて、１本の横棒が包装材料引き下げストロークの
下部終点に位置する時に他の１本の横棒が最上部（初期
位置）に来るようにすれば装置の機能が一層向上する。
その場合には把持手段も２組になって、一方の下向きス
トローク中に他方が戻ることになる。また、チェインに
センサを設けて、各対のチェインに取り付けた横棒の１
本が初期位置に到達した時にチェインの駆動を停止し、
包装材料送りローラの動作信号を受けた時に駆動を再開
するようにすることもできる。なお、帯状包装材料を確
実に切断装置に導くために、一対の被駆動ローラを切断
装置の近傍に設けることが好ましい。切断装置に摩擦ク
ランプを設けて、切り取った帯状包装材料をそれが被包
装物品に押されて動くまで支えておくことも好ましい。
り付けて、１本の横棒が包装材料引き下げストロークの
下部終点に位置する時に他の１本の横棒が最上部（初期
位置）に来るようにすれば装置の機能が一層向上する。
その場合には把持手段も２組になって、一方の下向きス
トローク中に他方が戻ることになる。また、チェインに
センサを設けて、各対のチェインに取り付けた横棒の１
本が初期位置に到達した時にチェインの駆動を停止し、
包装材料送りローラの動作信号を受けた時に駆動を再開
するようにすることもできる。なお、帯状包装材料を確
実に切断装置に導くために、一対の被駆動ローラを切断
装置の近傍に設けることが好ましい。切断装置に摩擦ク
ランプを設けて、切り取った帯状包装材料をそれが被包
装物品に押されて動くまで支えておくことも好ましい。
切り取る帯状包装材料の長さを変更するために切断装
置は上下方向に可動にするので、把持手段を含むチェイ
ン全体も切断装置と共に上下方向に可動にすることが望
ましい。
置は上下方向に可動にするので、把持手段を含むチェイ
ン全体も切断装置と共に上下方向に可動にすることが望
ましい。
実施例 以下、本発明をその実施例について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例の概略側面図、第２図は被
包装物品の進行方向から見た同装置の概略正面図であ
る。
包装物品の進行方向から見た同装置の概略正面図であ
る。
第１図に示すように、水平な台の上面に被包装物品２
を水平方向に送る通路１があり、その後半部３には物品
２をシート、フィルム、箔等の包装材料で包んで封じる
装置（図示しない）がある。
を水平方向に送る通路１があり、その後半部３には物品
２をシート、フィルム、箔等の包装材料で包んで封じる
装置（図示しない）がある。
一対の供給ローラ７の回転によってローラ４から帯状
の包装材料５が引き出され、テンション・ローラ３を経
て供給ローラ７に達する。供給ローラ７の駆動手段８
は、予め設定した長さの帯状包装材料５が一対のローラ
７の間を通過するように調節されている。
の包装材料５が引き出され、テンション・ローラ３を経
て供給ローラ７に達する。供給ローラ７の駆動手段８
は、予め設定した長さの帯状包装材料５が一対のローラ
７の間を通過するように調節されている。
供給ローラ７から送り出された帯状包装材料５′は垂
直に垂れ下がり、被包装物品２の通路１と３の中間部で
台に形成されているスリット９に向かう。帯状包装材料
の所定の長さ５″を降下させて、その自由端が物品２の
移動通路１、３の面と交差してスリット９を通って台の
下に達した状態で切断装置10を動作させ、切り取られた
包装材料を被包装物品２が図で右方へ押して行くように
することが本発明の意図である。
直に垂れ下がり、被包装物品２の通路１と３の中間部で
台に形成されているスリット９に向かう。帯状包装材料
の所定の長さ５″を降下させて、その自由端が物品２の
移動通路１、３の面と交差してスリット９を通って台の
下に達した状態で切断装置10を動作させ、切り取られた
包装材料を被包装物品２が図で右方へ押して行くように
することが本発明の意図である。
気流によって妨げられずに速やかに帯状包装材料５′
がスリット９を通るようにする手段として以下説明する
機構を用いる。
がスリット９を通るようにする手段として以下説明する
機構を用いる。
２本の平行な上部シャフト11aと11bおよび２本の平行
な下部シャフト12aと12bが帯状包装材料５″の両側にあ
り、上部シャフトの位置は切断装置10の近傍で下部シャ
フトの位置は被包装物品２の移動通路１、３の面より低
い。各シャフトの両端部にスプロケット13を取り付けて
あり、上下のスプロケット13に帯状包装材料５″と平行
に動くエンドレス・チェイン14a、14bを掛けてある。15
で示す駆動手段がチェイン14を矢印の方向に走行させ
る。すなわち、各チェインは包装材料５″に最も近い走
行面で下向きに走行する。
な下部シャフト12aと12bが帯状包装材料５″の両側にあ
り、上部シャフトの位置は切断装置10の近傍で下部シャ
フトの位置は被包装物品２の移動通路１、３の面より低
い。各シャフトの両端部にスプロケット13を取り付けて
あり、上下のスプロケット13に帯状包装材料５″と平行
に動くエンドレス・チェイン14a、14bを掛けてある。15
で示す駆動手段がチェイン14を矢印の方向に走行させ
る。すなわち、各チェインは包装材料５″に最も近い走
行面で下向きに走行する。
帯状包装材料５″の片側にある一対のチェイン14aに
２本の横棒16a、反対側の一対のチェイン14bに２本の横
棒16bが取り付けてある。各対のチェインにおいて、２
本の横棒の一本が上部スプロケット13の近くに位置する
時他の１本は下部スプロケット13の近くにある。その時
帯状包装材料５′は上部スプロケット13より高い位置に
ある。
２本の横棒16a、反対側の一対のチェイン14bに２本の横
棒16bが取り付けてある。各対のチェインにおいて、２
本の横棒の一本が上部スプロケット13の近くに位置する
時他の１本は下部スプロケット13の近くにある。その時
帯状包装材料５′は上部スプロケット13より高い位置に
ある。
供給ローラ７が回転を始めるとすぐに帯状包装材料
５′の自由端が降下して両側の上部スプロケット13の間
を通る。同時にチェイン14も走行を初め、２本の横棒16
aと16bが同時に上部スプロケット13に沿って回動し、そ
の間にシャフト11aと11bの間を通った包装材料５′の自
由端をはさんで掴める位置に来る。この実施例では片側
の横棒16bに取り付けたゴムまたはプラスチック製のロ
ーラ17が帯状包装材料の端部を反対側の横棒16aに押し
付ける。チェインは帯状包装材料５′が供給ローラ７か
ら送られる速度と同じ速度で走行するように駆動され
る。
５′の自由端が降下して両側の上部スプロケット13の間
を通る。同時にチェイン14も走行を初め、２本の横棒16
aと16bが同時に上部スプロケット13に沿って回動し、そ
の間にシャフト11aと11bの間を通った包装材料５′の自
由端をはさんで掴める位置に来る。この実施例では片側
の横棒16bに取り付けたゴムまたはプラスチック製のロ
ーラ17が帯状包装材料の端部を反対側の横棒16aに押し
付ける。チェインは帯状包装材料５′が供給ローラ７か
ら送られる速度と同じ速度で走行するように駆動され
る。
供給ローラ駆動手段８は、物品２を包装するに必要な
長さの帯状包装材料を引き出すように調節する。上部シ
ャフト11と下部シャフト12の間隔は、チェイン14の走行
による横棒16の垂直方向最大移動距離が少なくとも供給
される帯状包装材料の長さの最大値と等しくなるように
する。
長さの帯状包装材料を引き出すように調節する。上部シ
ャフト11と下部シャフト12の間隔は、チェイン14の走行
による横棒16の垂直方向最大移動距離が少なくとも供給
される帯状包装材料の長さの最大値と等しくなるように
する。
ローラ７によって供給される帯状包装材料５′の長さ
が短い場合、横棒16が最も低い位置に達する以前にロー
ラ７の回転が停止して帯状包装材料の供給が終わる。対
向する２本の横棒16aと16bの間、あるいは横棒16aとゴ
ムローラ17の間の摩擦力によって帯状包装材料５′の自
由端部を把持しているが、その摩擦力を適切に設定して
あるので、ローラ７が停止すると帯状包装材料を解放し
て横棒だけが更に降下する。
が短い場合、横棒16が最も低い位置に達する以前にロー
ラ７の回転が停止して帯状包装材料の供給が終わる。対
向する２本の横棒16aと16bの間、あるいは横棒16aとゴ
ムローラ17の間の摩擦力によって帯状包装材料５′の自
由端部を把持しているが、その摩擦力を適切に設定して
あるので、ローラ７が停止すると帯状包装材料を解放し
て横棒だけが更に降下する。
２本の横棒16aと16bが最も高い位置から最も低い位置
まで降下する間に他の２本の横棒16aと16bは上昇し、後
者が最も高い位置に達するとチェイン７の駆動が停止す
る。ローラ７が次の帯状包装材料５′の供給を初めた時
にチェインの駆動が再開され、切断装置10が動作して供
給された帯状包装材料を切り取る。
まで降下する間に他の２本の横棒16aと16bは上昇し、後
者が最も高い位置に達するとチェイン７の駆動が停止す
る。ローラ７が次の帯状包装材料５′の供給を初めた時
にチェインの駆動が再開され、切断装置10が動作して供
給された帯状包装材料を切り取る。
このようにして、供給された帯状包装材料５′が常に
ぴんと張った状態に保たれる。また、帯状包装材料供給
開始時に第２組の横棒16（把持手段）が高い位置にあっ
て直ちに始動可能なので、把持手段をスタート位置に戻
すための時間を必要としない。従って、帯状包装材料を
高速で降下させることが可能であり、気流等によって降
下が妨げられることもない。
ぴんと張った状態に保たれる。また、帯状包装材料供給
開始時に第２組の横棒16（把持手段）が高い位置にあっ
て直ちに始動可能なので、把持手段をスタート位置に戻
すための時間を必要としない。従って、帯状包装材料を
高速で降下させることが可能であり、気流等によって降
下が妨げられることもない。
被包装物品２の寸法が大きい場合は、物品２の移動通
路１、３の面よりかなり下まで帯状包装材料を引き下ろ
すことが必要となり、また、前記面よりかなり高い位置
で帯状包装材料を切断することも必要になる。従って、
切断装置10の位置を調節する必要がある。帯状包装材料
５′が把持手段である横棒16にはさまれることを確実に
するため、スプロケット13を含むチェイン機構全体を切
断装置10と連動する昇降装置で支えることが好ましい。
路１、３の面よりかなり下まで帯状包装材料を引き下ろ
すことが必要となり、また、前記面よりかなり高い位置
で帯状包装材料を切断することも必要になる。従って、
切断装置10の位置を調節する必要がある。帯状包装材料
５′が把持手段である横棒16にはさまれることを確実に
するため、スプロケット13を含むチェイン機構全体を切
断装置10と連動する昇降装置で支えることが好ましい。
被包装物品２がチェイン14に近付いたことを検知する
センサからの信号を受けて供給ローラ７の駆動手段８が
始動し、それを示す信号を受けてチェイン駆動装置15が
始動するようにすることもできる。２本の横棒16a、16b
が上方のスタート位置に達したことを別のセンサが検知
した時に駆動手段15が停止するようにすることもでき
る。横棒16a,16bの降下速度はローラ７による帯状包装
材料５の供給速度に一致する必要がある。この速度は、
被包装物品２の送り速度及び／又は帯状包装材料の切り
取り長さに応じて調節することができる。
センサからの信号を受けて供給ローラ７の駆動手段８が
始動し、それを示す信号を受けてチェイン駆動装置15が
始動するようにすることもできる。２本の横棒16a、16b
が上方のスタート位置に達したことを別のセンサが検知
した時に駆動手段15が停止するようにすることもでき
る。横棒16a,16bの降下速度はローラ７による帯状包装
材料５の供給速度に一致する必要がある。この速度は、
被包装物品２の送り速度及び／又は帯状包装材料の切り
取り長さに応じて調節することができる。
帯状包装材料５′を確実に切断装置10に導くために、
一対の被駆動ローラ７′を切断装置10の近傍に配置して
供給ローラ７から送られる帯状包装材料５′を支えて正
しい位置に保つことが好ましい。また切断装置10に摩擦
クランプ10′を備えて、切り取られた帯状包装材料５″
が被包装物品２によって右方に押し進められるまで帯状
包装材料５″の上部を支えるようにすることも好まし
い。
一対の被駆動ローラ７′を切断装置10の近傍に配置して
供給ローラ７から送られる帯状包装材料５′を支えて正
しい位置に保つことが好ましい。また切断装置10に摩擦
クランプ10′を備えて、切り取られた帯状包装材料５″
が被包装物品２によって右方に押し進められるまで帯状
包装材料５″の上部を支えるようにすることも好まし
い。
第１図は本発明の一実施例である包装材料切り取り装置
の単純化した側面図、第２図は被包装物品の進行方向か
ら見た第１図の装置の単純化した正面図である。 １、３……被包装物品の移動通路、 ２……被包装物品、５……帯状包装材料、 ７……供給ローラ、８……ローラ駆動手段、 10……切断装置、11、12……シャフト、 13……スプロケット、14……チェイン、 15……チェイン駆動手段、16……横棒、 17……帯状包装材料把持用ゴムローラ。
の単純化した側面図、第２図は被包装物品の進行方向か
ら見た第１図の装置の単純化した正面図である。 １、３……被包装物品の移動通路、 ２……被包装物品、５……帯状包装材料、 ７……供給ローラ、８……ローラ駆動手段、 10……切断装置、11、12……シャフト、 13……スプロケット、14……チェイン、 15……チェイン駆動手段、16……横棒、 17……帯状包装材料把持用ゴムローラ。
Claims (7)
- 【請求項１】台上を水平方向に送られる物品をシート、
フィルム、箔等の包装材料で包む装置の前段に備えて、
台の上方にあるロールから引き出されて被包装物品の移
動通路と交差して垂直に降下して自由端が台の下に達す
る帯状の包装材料の所定長さを台の上方にある切断装置
によって切り取って被包装物品と共に包装装置に送る装
置であって、帯状包装材料をはさみ帯状包装材料の前記
所定長さに応じて調節可能な駆動手段で駆動される一対
の送りローラが包装材料供給ロールと前記切断装置の間
に配置されていること、前記送りローラで下向きに送ら
れる帯状包装材料の自由端を切断装置の下方で摩擦力に
よって把持して帯状包装材料の送り速度と同速度で初期
位置から垂直下方に可動な把持手段を有すること、前記
送りローラによる帯状包装材料供給が中断した時に帯状
包装材料の自由端が解放されるように前記摩擦力を設定
したこと、前記把持手段の垂直移動距離が帯状包装材料
の前記所定長の最大値に対応すること、および、次に帯
状包装材料が送られて来る前に把持手段が前記初期位置
に戻されることを特徴とする帯状包装材料の所定長さ切
り取り装置 - 【請求項２】前記把持手段を動かす手段として垂直方向
に走行する二対のエンドレス・チェインを有し、各対の
チェインは平行でその間隔は帯状包装材料の横幅に応じ
て定められ、降下する帯状包装材料の片側に一対のチェ
イン、反対側に他の一対のチェインが配置され、片側の
各チェインを掛ける上部車及び下部車は反対側のチェイ
ンを掛ける上部車及び下部車と逆向きに回転し、各チェ
インの包装材料に面する垂直走行面は対向するチェイン
の垂直走行面から小間隔であり、全チェインが等速で帯
状包装材料の供給速度と同じ速度で走行するように駆動
されること、各対のチェインに水平な横棒が取り付けら
れてチェイン駆動時に各横棒が他方の一対のチェインの
横棒と対向して降下すること、横棒には摩擦力を利用す
る把持手段が取り付けられて対向する２本の横棒の間で
帯状包装材料の自由端を把持することができること、チ
ェインの垂直走行距離は少なくとも帯状包装材料を切り
取る長さの最大値と等しいこと、および、チェイン駆動
手段は前記送りローラと連動して送りローラが帯状包装
材料を下方に送り始める時には対向する横棒が初期位置
に戻っているようにチェインを駆動することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項に記載の帯状包装材料の所定長
さ切り取り装置。 - 【請求項３】各対のチェインに前記横棒が少なくとも２
本取り付けられ、１本の横棒が帯状包装材料引き下ろし
ストロークの下部終点に位置する時に他の１本の横棒が
上部の前記初期位置にあるようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第２項に記載の帯状包装材料の所定長さ
切り取り装置。 - 【請求項４】前記二対のチェインにセンサを備え、各対
のチェインに取り付けた横棒の１本が前記初期位置に到
達するとチェインの駆動が停止し、前記送りローラの動
作信号を受けるとチェインの駆動が再開するようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第２項または第３項に
記載の帯状包装材料の所定長さ切り取り装置。 - 【請求項５】前記切断装置の近傍に帯状包装材料ガイド
用の一対の被駆動ローラが配置されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項から第４項までの何れかに記
載の帯状包装材料の所定長さ切り取り装置。 - 【請求項６】前記切断装置が、切り取られた帯状包装材
料を摩擦力で支えるための摩擦クランプを備えることを
特徴とする特許請求の範囲第１項から第５項までの何れ
かに記載の帯状包装材料の所定長さ切り取り装置。 - 【請求項７】前記把持手段およびそれを垂直方向に動か
す手段の位置を前記切断装置の位置と共に垂直方向に調
節可能なことを特徴とする特許請求の範囲第第１項から
第６項までの何れかに記載の帯状包装材料の所定長さ切
り取り装置。
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