JPH082976A - 炭素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法 - Google Patents

炭素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法

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JPH082976A
JPH082976A JP6159401A JP15940194A JPH082976A JP H082976 A JPH082976 A JP H082976A JP 6159401 A JP6159401 A JP 6159401A JP 15940194 A JP15940194 A JP 15940194A JP H082976 A JPH082976 A JP H082976A
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carbon
carbon fiber
composite material
methane
fiber
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JP6159401A
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Yuji Sekiya
裕次 関谷
Katsumi Takahashi
克巳 高橋
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で緻密化した炭素繊維/炭素系母材複
合材料を製造することができる炭素繊維/炭素系母材複
合材料の製造方法を提供すること。 【構成】 炭素繊維で作られた成形体に気体浸透法(C
VI法)で炭素系母材を沈積させる場合に、その反応条
件を、温度を1200〜1300℃,メタンと水素の原
料ガスの全圧を20〜80Torr. ,メタン分圧を10〜
32.5Torr. とするようにし、炭素繊維の成形体の内
部に濃度差を生じさせること無く、短時間で90%以上
で最大96%の充填率まで熱分解炭素を沈積させるよう
にしている。これにより、従来、80%台であった充填
率を大幅に高めることができるようになり、一層優れた
炭素繊維/炭素系母材複合材料を得ることができるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炭素繊維/炭素系母
材複合材料の製造方法の改良に関し、気相浸透法(CV
I)の条件を適切に設定することで炭素の充填率を90
%以上で、最高96%程度まで高めることができるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】繊維強化複合材料の一つである炭素繊維
・炭素系母材(C/C)複合材料は、金属に比べて強度
が大きく軽量であり、航空宇宙分野では、宇宙往環機や
超音速輸送機の機体,エンジン部材などへの適用やエネ
ルギ分野での石炭ガス化発電のタービン翼、核融合炉の
壁材などへの適用が考えられている。
【0003】この炭素繊維/炭素系母材複合材料は、強
化用の炭素繊維を用いて成形体を作り、この成形体にマ
トリックス(母材)となる炭素系母材を含浸させて作ら
れる。
【0004】この強化用の炭素繊維は、強度上1本の太
さが10μm 程度とされ、このままでは、成形体を作る
ことができないことから、これを1000〜12000
本程度の範囲で束ねて直径が2〜3mmの繊維束としてい
る。
【0005】そして、この繊維束を巻き付けたり、織っ
て布状にして成形体を作るようにする。
【0006】こうしてできた炭素繊維の成形体に炭素系
母材となるマトリックスを含浸形成して炭素繊維/炭素
系母材複合材料が作られる。
【0007】このような炭素繊維/炭素系母材複合材料
の製造では、炭素繊維の成形体に形成する母材となるマ
トリックスが重要であり、従来、石油ピッチ系や有機樹
脂材料の液相原料を用いて炭素繊維に含浸し、こののち
焼成することを繰り返して空孔をなくすようにし、1か
月単位の工程で製造するようにしている。
【0008】また、メタン等の気体原料を用いて減圧下
で流したガスを熱分解させて炭素系のマトリックスを形
成するCVI(Chemikal Vapor Infiltration :化学浸
透)が行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この炭素繊
維/炭素系母材複合材料の製造法のうち、前者の液体原
料の含浸と焼成を繰り返す方法では、炭素繊維間の炭素
の充填率を向上させるため、液相含浸と焼成とプレスと
いう工程を何回も繰り返すため、製作に手間と期間がか
かるとともに、焼成時に発生するガスによって炭素繊維
の成形体の間に小さなポアが発生してしまい充填率が悪
いという問題がある。
【0010】一方、気体原料を用いて減圧下で熱分解す
る製造法(CVI)では、繊維束を構成する繊維の間の
微小空隙にまでガスが流入するため、1本1本の炭素繊
維の表面に成膜することができ、成形体の空隙率を小さ
くすることができる筈であるが、反応温度や反応圧力の
設定が難しく、反応温度によって炭素繊維の内部に炭素
の濃度差が生じたり、反応圧力によって反応時間を長く
しても充填率が向上しないなど、反応条件の設定が難し
く、これまでは充填率は80%台であった。
【0011】この発明はかかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、短時間で緻密化した炭素繊維/炭素
系母材複合材料を製造することができる炭素繊維/炭素
系母材複合材料の製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めこの発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法
は、炭素繊維で作られた成形体に、メタンと水素の混合
ガスを、温度を1200〜1300℃,メタンと水素の
混合ガスの全圧を20〜80Torr. ,メタンの分圧を1
0〜32.5Torr. として気相浸透法による熱分解炭素
を沈積させるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】この炭素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法
によれば、炭素繊維で作られた成形体に気体浸透法(C
VI法)でメタンと水素の混合ガスを用いて炭素系母材
を沈積させる場合に、その反応条件を温度を1200〜
1300℃,メタンと水素の混合ガスの全圧を20〜8
0Torr. ,メタン分圧を10〜32.5Torr. とするよ
うにしており、炭素繊維の成形体の内部に濃度差を生じ
させること無く、短時間で90%以上の充填率まで熱分
解炭素を沈積させることができるようになった。
【0014】これにより、従来、80%台であった充填
率を大幅に高めることができるようになり、一層優れた
炭素繊維/炭素系母材複合材料を得ることができるよう
になる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明する。この炭素繊維/炭素系母材複合材
料の製造方法では、まず、炭素繊維の繊維束によって製
品形状に対応した形状(ニアネットシェイプ)の炭素繊
維の成形体を作る。
【0016】この炭素繊維の成形体は、製品形状に応じ
て炭素繊維の繊維束が1軸配向、2次元配向あるいは3
次元配向が適宜選択されて高次に構造が制御されて成形
されており、通常、この炭素繊維の成形体は、図4
(b)に模式的に示すように、炭素繊維の繊維束1同志
の間の大きな気孔2と繊維束1内の細かい気孔3とが形
成され、その空隙率が約50%(体積%)程度となって
いる。
【0017】なお、実験では、直径が10μm の炭素繊
維を3000本束ねた平織布形状のものを用いた。
【0018】こうして成形された炭素繊維の成形体は、
その繊維束1の内外の大きな気孔2および細かい気孔3
に炭素系母材のマトリックスをCVI法で沈積形成す
る。
【0019】この炭素系母材のCVI法による沈積は、
例えば図5に示すように、CVI装置10によって水素
ガス−メタン系のガスを原料として行われる。
【0020】このCVI装置10は、グラファイト製の
反応器11を備えており、この反応器11が真空チャン
バ12内に設置してある。反応器11を加熱するため、
高周波加熱部13が設けられ、反応器11の外側に設け
られた高周波加熱コイル14と真空チャンバ12外の高
周波電源15とによって高周波加熱できるようにしてあ
る。
【0021】また、反応器11に原料ガスを供給すると
ともに、真空チャンバ12内に不活性ガスを供給するた
め、ガス流量制御部16が設けられており、原料となる
水素ガス及びメタンガスがそれぞれマスフローコントロ
ーラ17を経て混合され、バラトロン圧力計18を介し
て反応器11内に供給され、反応器11の外側の真空チ
ャンバ12内には、アルゴンガスがマスフローコントロ
ーラ17を介して供給されるようになっている。
【0022】さらに、反応器11及び真空チャンバ12
の真空排気及び圧力を制御するため真空制御部19が設
けてあり、反応器11および真空チャンバ12にそれぞ
れ熱交換器20および圧力調整弁21を介して真空ポン
プ22が接続してある。そして、バラトロン圧力計18
の検出信号及び真空チャンバ12の圧力計23の検出信
号が真空コントローラ24に入力され、圧力調整弁21
に制御信号を出力することで、反応器11内の全圧を制
御するとともに、真空チャンバ12内を反応器11と同
一圧力に調整制御できるようになっている。また、反応
器11の真空排気系の途中には、QMS分析計25が分
岐して接続してある。反応器11の温度は放射温度計
(図示せず)で測定し、反応温度を知ることができるよ
うにしてある。
【0023】このようなCVI装置10を用いて炭素繊
維の成形体に炭素系母材を沈積させる場合の反応条件
は、次のようにして求められた。
【0024】水素ガス−メタン系の原料ガスの全流量を
1.0リットル/min.とするとともに、メタン分圧を
0.2〜0.5リットル/min.、水素分圧を0.5〜
0.8リットル/min.として反応温度を1100℃、1
200℃、1300℃として原料ガス分圧による炭素重
量増加率(%)を求め、これを示したものが図2(a)
である。
【0025】この図から分かるように、反応温度が高い
方が炭素重量増加率が高くなるが、1300℃以上にな
ると、析出する炭素が鱗片状の積層状態となり、炭素繊
維の成形体の中に浸透しない状態になる。一方、反応温
度が1200℃以下ではメタンの分解効率が低くなって
しまう。
【0026】また、水素ガス−メタン系の原料ガスの全
圧を20Torr. とし、メタンが25mol %の組成の場合
での反応温度を1200〜1400℃の範囲における炭
素析出速度を求め、これをアレーニウスプロットで表し
たものが図2(b)である。同図中のアレニウスプロッ
トの勾配から1300℃以下では活性エネルギが15
8.8J /mol (37.8Kcal/mol )で反応律速であ
ることがわかり、1300℃以上では活性エネルギが3
6.5J /mol (8.7Kcal/mol )で拡散律速である
ことがわかる。そして、拡散律速では炭素繊維内部で炭
素の濃度差が生じるので、反応温度としては反応律速の
1200℃程度が適している。以上の結果から、反応温
度としては、1200〜1300℃が適していることに
なる。
【0027】炭素繊維と析出炭素の体積率、いわゆる相
対密度(%)の経時変化をメタンの分圧をパラメータと
して示したものが図3である。同図から明らかなよう
に、相対密度の値は、メタンの分圧にかかわらず、反応
時間の増加とともに増加するが、時間の経過とともにあ
る一定値に達し、炭素繊維の内部に充填されなくなるこ
とがわかる。また、炭素分圧、すなわちメンタ分圧が高
いほど相対密度の値の増加が大きく、また一定値に到達
する相対密度の値も大きいことが分かる。
【0028】そこで、到達相対密度のメタン分圧依存性
を調べるため、原料ガスの全圧を20,40,80Tor
r. としてメタン分圧を5〜40Torr. の範囲で変化さ
せ、そのときの相対密度(%)を求め、その時の相対密
度とメタン分圧との関係を示したものが図1である。
【0029】この図1から明らかなように、大きな相対
密度を得るためには、圧力に最適範囲のあることが分か
り、メタン分圧が16Torrが最適で、相対密度が96%
となったが、従来法では達成できなかった相対密度が9
0%以上となるメタン分圧を求めると、メタン分圧が1
0〜32.5Torrの範囲であれば良いことが分かる。
【0030】そして、メタン分圧が40Torrと大きくな
ると、炭素の析出速度自体は大きいが、炭素の析出が成
形体の外表面で起こりやすく、内部で析出しにくくなる
ため、到達相対密度の値は小さくなってしまうと考えら
れる。
【0031】こうして求められた反応条件は、温度が1
200〜1300℃前後,原料ガスであるメタンと水素
の混合ガスの全圧が20〜80Torr. で、メタン分圧が
10〜32.5Torr. とすることが適している。
【0032】なお、最も相対密度が大きい値の96%を
得た反応条件は、反応温度が1200℃,原料ガスであ
るメタンの流量が0.8リットル/min.で水素の流量が
0.2リットル/min.であり、その全圧が20Torr.
で、メタン分圧を16Torr. とした場合であった。
【0033】このような反応条件を満たすようにして行
う炭素繊維・炭素系母材複合材料の製造は、CVI装置
10のガス流量制御部16で反応器11に送るメタンガ
スと水素ガスの流量をマスフローコントローラ17で制
御して、例えばメタンの流量が0.8リットル/min.で
水素の流量が0.2リットル/min.となるように供給す
るとともに、真空制御部19の真空コントローラ24に
入力されるバラトロン圧力計18の圧力検出信号に基づ
いて圧力調整弁21に制御信号を送って反応器11内の
全圧を、例えば20Torr. となるように制御する。
【0034】この結果、具体例で示した場合のメタン分
圧は16Torr. にすることができる(20Torr. ×0.
8リットル/min./(0.8リットル/min.+0.2リ
ットル/min.)=16Torr. )。
【0035】さらに、高周波加熱部13で反応器11内
の温度を、例えば1200℃に制御するようにする。
【0036】また、反応器11の外側の真空チャンバ1
2内にアルゴンガスを送り、その圧力を反応器11内と
同一にしておく。
【0037】このような状態で反応器11内に設置して
ある炭素繊維の成形体にCVIを行うことで炭素の充填
密度を、例えば96%程度まで高めた炭素繊維/炭素系
母材複合材料を製造することができる。
【0038】この発明によって得られた炭素繊維/炭素
系母材複合材料は、その断面構造を模式的に示した図4
(a)のように、炭素繊維の繊維束1同志の間の大きな
気孔2および繊維束1内の細かい気孔3のいずれにも炭
素が充填された状態となる。
【0039】次に、実験において、CVI(気相浸透
法)で温度を1200℃,原料ガスであるメタンの流量
を0.8リットル/min.,水素の流量0.2リットル/
min.,その全圧が20Torr. でメタン分圧が16Torr.
となるようにし、炭素繊維の成形体をグラファイトの型
板を用いてボルト・ナットで挟んで保持した状態として
反応器に入れ、熱分解炭素を沈積させるようにしたとこ
ろ、到達相対密度の値が96.3%にも達し、通常のC
VIによるC/C複合材料の相対密度が80%台である
のに対し、非常に高い値となった。
【0040】また、炭素繊維の成形体のL字状の屈曲部
への炭素の充填状態を観察したところ、従来法ではCV
Iで炭素を沈積しにくい部分であるにも拘らず、良く炭
素が充填されていることを確認した。
【0041】このCVI法では、成形体の取り出しなど
の手間がかかる工程がなく、反応器の中に成形体を入れ
て温度、真空度、ガスの流量制御によって充填率の高い
C/C複合材料を製造することができる。
【0042】そして、このようにして製造された炭素繊
維/炭素系母材複合材料は、従来に比べて短時間に緻密
な製品を作ることができ、航空宇宙、エネルギー、環
境、産業機械、素材等の分野における高強度、高靭性、
耐熱性材料として利用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たようにこの発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法によれば、炭素繊維で作られた成形体に気体浸透
法(CVI法)で炭素系母材を沈積させる場合に、その
反応条件を温度を1200〜1300℃,メタンと水素
の混合ガスの全圧を20〜80Torr. ,メタンの分圧を
10〜32.5Torr. とするようにしたので、炭素繊維
の成形体の内部に濃度差を生じさせること無く、短時間
で90%以上で最大96%の充填率まで熱分解炭素を沈
積させることができるようになった。
【0044】これにより、従来、80%台であった充填
率を大幅に高めることができるようになり、一層優れた
炭素繊維/炭素系母材複合材料を得ることができる。
【0045】したがって、製造された炭素繊維/炭素系
母材複合材料を航空宇宙、エネルギー、環境、産業機
械、素材等の分野における高強度、高靭性、耐熱性材料
として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法の一実施例にかかる相対密度のメタン分圧依存性
の説明図である。
【図2】この発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法の一実施例にかかる原料ガス分圧力による熱分解
炭素の重量増加率の変化の説明図及び炭素析出速度のア
レーニウスプロットの説明図である。
【図3】この発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法の一実施例にかかる繊維と析出炭素の体積率(相
対密度)の経時変化の説明図である。
【図4】この発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法で製造された複合材及びCVI前の成形体の模式
図である。
【図5】この発明の炭素繊維/炭素系母材複合材料の製
造方法を実施するためのCVI装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 炭素繊維の繊維束 2 繊維束同志の間の大きな気孔 3 繊維束内の細かい気孔 10 CVI装置 11 反応器 12 真空チャンバ 13 高周波過熱部 16 ガス流量制御部 19 真空制御部 24 真空コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素繊維で作られた成形体に、メタンと
    水素の混合ガスを、温度を1200〜1300℃,メタ
    ンと水素の混合ガスの全圧を20〜80Torr. ,メタン
    の分圧を10〜32.5Torr. として気相浸透法による
    熱分解炭素を沈積させるようにしたことを特徴とする炭
    素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法。
JP6159401A 1994-06-17 1994-06-17 炭素繊維/炭素系母材複合材料の製造方法 Pending JPH082976A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001508388A (ja) * 1996-11-08 2001-06-26 ジンテック・ケラミク・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー 特に炭素、炭化シリコンについての耐火性物質の化学気相浸透方法、及びその方法の応用
JP2002145675A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Tokai Carbon Co Ltd 炭素繊維強化炭素材の製造方法
WO2005115945A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-08 Dacc Co. Ltd. Method of producing carbon fiber reinforced ceramic matrix composites
US9376749B2 (en) 2012-01-10 2016-06-28 Cvt Gmbh & Co. Kg Method for the chemical vapor infiltration of refractive substances

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