JPH08297627A - 標準バスの接続装置 - Google Patents
標準バスの接続装置Info
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- JPH08297627A JPH08297627A JP10351695A JP10351695A JPH08297627A JP H08297627 A JPH08297627 A JP H08297627A JP 10351695 A JP10351695 A JP 10351695A JP 10351695 A JP10351695 A JP 10351695A JP H08297627 A JPH08297627 A JP H08297627A
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- address
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的にアドレスを設定できると共に、標準
バスに準拠した汎用ボードも使用できる標準バスの接続
装置を提供する。 【構成】 ISAバスに接続されたスロット0〜3用の
コネクタ1〜4と、ISAバスのアドレス信号をデコー
ドして、所定のアドレス毎にデコード信号を出力するア
ドレスデコード回路5と、切替スイッチSW1〜SW3
とを備える。上記切替スイッチSW1〜SW3は、アド
レスデコード回路5からのデコード信号または電源+5
Vを択一的に選択して、コネクタ2,3,4の制御端子に
入力する。そして、汎用ボードが接続されるコネクタに
対応する切替スイッチを電源+5V側に切り替える一
方、専用ボードが接続されるコネクタに対応する切替ス
イッチをデコード信号側に切り替える。
バスに準拠した汎用ボードも使用できる標準バスの接続
装置を提供する。 【構成】 ISAバスに接続されたスロット0〜3用の
コネクタ1〜4と、ISAバスのアドレス信号をデコー
ドして、所定のアドレス毎にデコード信号を出力するア
ドレスデコード回路5と、切替スイッチSW1〜SW3
とを備える。上記切替スイッチSW1〜SW3は、アド
レスデコード回路5からのデコード信号または電源+5
Vを択一的に選択して、コネクタ2,3,4の制御端子に
入力する。そして、汎用ボードが接続されるコネクタに
対応する切替スイッチを電源+5V側に切り替える一
方、専用ボードが接続されるコネクタに対応する切替ス
イッチをデコード信号側に切り替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CPU(中央処理装
置)と各種ボードとを標準バスを介して互いに接続する
のに用いられる標準バスの接続装置に関する。
置)と各種ボードとを標準バスを介して互いに接続する
のに用いられる標準バスの接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、標準バスの接続装置としては、図
5に示すように、ISA(Industry Standard Architect
ure bus)バスが接続されたコネクタを有する複数のスロ
ットを備えたマザーボード20がある。このマザーボー
ド20の各スロットに、CPU(中央処理装置)ボード2
1と、上記CPUボード21とISAバスを介して接続
されたデジタルI/Oボード22,A/Dコンバータボ
ード23,D/Aコンバータボード24,その他のI/O
ボード25とを装着して、制御装置を構成することがで
きる。上記CPUボード21以外の各ボード22,23,
24,25は、マザーボード20のスロットに装着する
前に、CPUボード21から制御できるように、予め夫
々のアドレス設定スイッチによりアドレスを設定する。
5に示すように、ISA(Industry Standard Architect
ure bus)バスが接続されたコネクタを有する複数のスロ
ットを備えたマザーボード20がある。このマザーボー
ド20の各スロットに、CPU(中央処理装置)ボード2
1と、上記CPUボード21とISAバスを介して接続
されたデジタルI/Oボード22,A/Dコンバータボ
ード23,D/Aコンバータボード24,その他のI/O
ボード25とを装着して、制御装置を構成することがで
きる。上記CPUボード21以外の各ボード22,23,
24,25は、マザーボード20のスロットに装着する
前に、CPUボード21から制御できるように、予め夫
々のアドレス設定スイッチによりアドレスを設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記標準バ
スの接続装置を用いて、各種ボードを組み合わせ、例え
ば制御装置を構成する場合、出荷時に各ボードのアドレ
スが重ならないように、上記アドレス設定スイッチを設
定しなければならず、設定作業に時間を要すると共に、
誤ってアドレス設定スイッチを設定した場合、装置が動
作しないとう欠点がある。
スの接続装置を用いて、各種ボードを組み合わせ、例え
ば制御装置を構成する場合、出荷時に各ボードのアドレ
スが重ならないように、上記アドレス設定スイッチを設
定しなければならず、設定作業に時間を要すると共に、
誤ってアドレス設定スイッチを設定した場合、装置が動
作しないとう欠点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、アドレス設定
作業を行うことなく、自動的にアドレスを設定でき、標
準バスに準拠した汎用ボードも使用できる標準バスの接
続装置を提供することにある。
作業を行うことなく、自動的にアドレスを設定でき、標
準バスに準拠した汎用ボードも使用できる標準バスの接
続装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の標準バスの接続装置は、標準バスが接続
されると共に、制御端子を有する接続部と、上記標準バ
スからのアドレス信号を受けて、上記アドレス信号をデ
コードし、デコード信号を出力するアドレスデコード回
路と、上記アドレスデコード回路からの上記デコード信
号または制御信号を択一的に選択して、上記接続部の上
記制御端子に出力する切替回路を備えたことを特徴とし
ている。
め、請求項1の標準バスの接続装置は、標準バスが接続
されると共に、制御端子を有する接続部と、上記標準バ
スからのアドレス信号を受けて、上記アドレス信号をデ
コードし、デコード信号を出力するアドレスデコード回
路と、上記アドレスデコード回路からの上記デコード信
号または制御信号を択一的に選択して、上記接続部の上
記制御端子に出力する切替回路を備えたことを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】上記請求項1の標準バスの接続装置によれば、
アドレス信号,データ信号及び制御信号等のための複数
の信号線を有する標準バス(ISA,EISA(ExtendedI
ndusry Standard Architecture bus)等)が接続された接
続部に、例えば、CPUボードと、市販の標準バス規格
に準拠する汎用ボードでないために専用に設計された周
辺装置としての専用ボードと、市販の標準バス規格に準
拠する汎用ボードとを夫々接続する。そして、上記専用
ボードが接続された接続部に対応する切替回路をデコー
ド信号側に切り替える一方、上記汎用ボードが接続され
た接続部に対応する切替回路を上記制御信号側に切り替
える。したがって、上記専用ボードが接続された接続部
の制御端子にデコード信号を入力し、その専用ボードが
選択されるようにすることによって、専用ボードに所定
のアドレスを割り当てることができる。例えば、上記C
PUボードにおいて予め専用ボードの種類とその専用ボ
ードの種類に対応する識別番号のテーブルを作成し、所
定のアドレスに割り当てられた専用ボードから識別番号
をCPUボードに読み込むことによって、上記テーブル
に基づいて、読み込んだ識別番号に対応する専用ボード
の種類を判別する。そして、上記専用ボードの種類毎の
制御プログラムに上記所定のアドレスを夫々設定するこ
とができる。一方、上記汎用ボードが接続された接続部
の制御端子に制御信号が入力されるので、汎用ボードの
アドレススイッチ等の設定によって、汎用ボードにアド
レスを割り当てることができる。
アドレス信号,データ信号及び制御信号等のための複数
の信号線を有する標準バス(ISA,EISA(ExtendedI
ndusry Standard Architecture bus)等)が接続された接
続部に、例えば、CPUボードと、市販の標準バス規格
に準拠する汎用ボードでないために専用に設計された周
辺装置としての専用ボードと、市販の標準バス規格に準
拠する汎用ボードとを夫々接続する。そして、上記専用
ボードが接続された接続部に対応する切替回路をデコー
ド信号側に切り替える一方、上記汎用ボードが接続され
た接続部に対応する切替回路を上記制御信号側に切り替
える。したがって、上記専用ボードが接続された接続部
の制御端子にデコード信号を入力し、その専用ボードが
選択されるようにすることによって、専用ボードに所定
のアドレスを割り当てることができる。例えば、上記C
PUボードにおいて予め専用ボードの種類とその専用ボ
ードの種類に対応する識別番号のテーブルを作成し、所
定のアドレスに割り当てられた専用ボードから識別番号
をCPUボードに読み込むことによって、上記テーブル
に基づいて、読み込んだ識別番号に対応する専用ボード
の種類を判別する。そして、上記専用ボードの種類毎の
制御プログラムに上記所定のアドレスを夫々設定するこ
とができる。一方、上記汎用ボードが接続された接続部
の制御端子に制御信号が入力されるので、汎用ボードの
アドレススイッチ等の設定によって、汎用ボードにアド
レスを割り当てることができる。
【0007】このように、上記接続部に専用ボードが接
続された場合、デコード信号を接続部の制御端子に入力
するので、専用ボードのアドレス設定作業をなくすこと
ができ、設定作業を簡略化して、コストを低減できる。
また、上記接続部に市販の標準バス規格に準拠する汎用
ボードが接続された場合、制御信号を接続部の制御端子
に入力するので、従来通りアドレス設定を行うことによ
り汎用ボードも専用ボードと併用することができる。
続された場合、デコード信号を接続部の制御端子に入力
するので、専用ボードのアドレス設定作業をなくすこと
ができ、設定作業を簡略化して、コストを低減できる。
また、上記接続部に市販の標準バス規格に準拠する汎用
ボードが接続された場合、制御信号を接続部の制御端子
に入力するので、従来通りアドレス設定を行うことによ
り汎用ボードも専用ボードと併用することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の標準バスの接続装置を一実
施例により詳細に説明する。
施例により詳細に説明する。
【0009】図1はこの発明の一実施例の標準バスの接
続装置の概略ブロック図であり、1〜4は標準バスとし
てのISAバスに夫々接続され、スロット0〜3毎に設
けられた接続部としてのコネクタ、5は上記ISAバス
からのアドレス信号を受けて、そのアドレス信号を所定
のアドレス毎にデコードして、3つのデコード信号を出
力するアドレスデコード回路である。また、上記アドレ
スデコード回路5からのデコード信号を切換スイッチS
W1〜SW3の一方の入力端子に夫々入力すると共に、
切換スイッチSW1〜SW3の他方の入力端子に制御信
号としての電源+5Vを夫々入力している。そして、上
記スロット1,2,3のコネクタ2,3,4の制御端子(電
源+5Vが接続される複数の接続端子のうちの一つ)に
切替スイッチSW1〜SW3の出力端子を夫々接続して
いる。
続装置の概略ブロック図であり、1〜4は標準バスとし
てのISAバスに夫々接続され、スロット0〜3毎に設
けられた接続部としてのコネクタ、5は上記ISAバス
からのアドレス信号を受けて、そのアドレス信号を所定
のアドレス毎にデコードして、3つのデコード信号を出
力するアドレスデコード回路である。また、上記アドレ
スデコード回路5からのデコード信号を切換スイッチS
W1〜SW3の一方の入力端子に夫々入力すると共に、
切換スイッチSW1〜SW3の他方の入力端子に制御信
号としての電源+5Vを夫々入力している。そして、上
記スロット1,2,3のコネクタ2,3,4の制御端子(電
源+5Vが接続される複数の接続端子のうちの一つ)に
切替スイッチSW1〜SW3の出力端子を夫々接続して
いる。
【0010】図2は上記標準バスの接続装置の各スロッ
ト0,1,2,3に割り当てられたアドレス番号と識別番
号とを示している。上記スロット0,1,2,3に、CP
Uボード,デジタルI/Oボード,A/Dコンバータボー
ドおよびD/Aコンバータボードを装着している。な
お、上記デジタルI/Oボード,A/Dコンバータボー
ドおよびD/Aコンバータボードは、後述する市販のI
SAバスの規格に準拠する汎用ボードにないために、あ
るいはコストを下げるために専用に設計された専用ボー
ドであり、切替スイッチSW1〜SW3はデコード信号
側に切り替えている。また、市販のISAバスに準拠し
ている汎用ボードの例として、表1に上記汎用ボードの
うちのCPUボードに割り当てられたアドレスを示し、
表2に上記CPUボード以外の汎用ボードに割り当てら
れたアドレスを示している。表1と表2に示すように、
これら市販の汎用ボードを使用する場合、予めアドレス
が決められているので、決められたアドレス以外の空き
領域を上記スロット1,2,3に割り当てている。すなわ
ち、上記スロット1のアドレスを400〜4FF番地、
スロット2のアドレスを800〜8FF番地、スロット
3のアドレスをC00〜CFF番地となるように、アド
レスデコード回路5を設定している(アドレスは16進
数で表されている)。
ト0,1,2,3に割り当てられたアドレス番号と識別番
号とを示している。上記スロット0,1,2,3に、CP
Uボード,デジタルI/Oボード,A/Dコンバータボー
ドおよびD/Aコンバータボードを装着している。な
お、上記デジタルI/Oボード,A/Dコンバータボー
ドおよびD/Aコンバータボードは、後述する市販のI
SAバスの規格に準拠する汎用ボードにないために、あ
るいはコストを下げるために専用に設計された専用ボー
ドであり、切替スイッチSW1〜SW3はデコード信号
側に切り替えている。また、市販のISAバスに準拠し
ている汎用ボードの例として、表1に上記汎用ボードの
うちのCPUボードに割り当てられたアドレスを示し、
表2に上記CPUボード以外の汎用ボードに割り当てら
れたアドレスを示している。表1と表2に示すように、
これら市販の汎用ボードを使用する場合、予めアドレス
が決められているので、決められたアドレス以外の空き
領域を上記スロット1,2,3に割り当てている。すなわ
ち、上記スロット1のアドレスを400〜4FF番地、
スロット2のアドレスを800〜8FF番地、スロット
3のアドレスをC00〜CFF番地となるように、アド
レスデコード回路5を設定している(アドレスは16進
数で表されている)。
【表1】
【表2】 図3は上記スロット1,2,3に装着される各ボードに共
通の要部のブロック図を示し、スロット1,2,3からの
デコード信号と制御信号とを受けて、コントロール信号
を出力するレジスタ回路11と、上記レジスタ回路11
からのコントロール信号を受けて、データバスに識別番
号(ボードの種類毎に異なる番号)を表わす信号を出力す
る識別番号出力回路12とを備えている。そして、図2
に示すように、上記スロット1に装着されているデジタ
ルI/Oボードの識別番号を1とし、スロット2に装着
されているA/Dコンバータボードの識別番号を2と
し、スロット3に装着されているD/Aコンバータボー
ドを識別番号3としている。
通の要部のブロック図を示し、スロット1,2,3からの
デコード信号と制御信号とを受けて、コントロール信号
を出力するレジスタ回路11と、上記レジスタ回路11
からのコントロール信号を受けて、データバスに識別番
号(ボードの種類毎に異なる番号)を表わす信号を出力す
る識別番号出力回路12とを備えている。そして、図2
に示すように、上記スロット1に装着されているデジタ
ルI/Oボードの識別番号を1とし、スロット2に装着
されているA/Dコンバータボードの識別番号を2と
し、スロット3に装着されているD/Aコンバータボー
ドを識別番号3としている。
【0011】上記構成の標準バスの接続装置を用いて複
数のボードを組み合わせたシステムにおいて、スロット
0に装着されるCPUボードのアドレス設定処理を図4
のフローチャートに従って説明する。
数のボードを組み合わせたシステムにおいて、スロット
0に装着されるCPUボードのアドレス設定処理を図4
のフローチャートに従って説明する。
【0012】まず、電源をオンすると、ステップS1で
ボード識別番号テーブルの読み込みを行う。上記ボード
識別番号テーブルには、予め識別番号毎に対応するボー
ドの種類を設定している。すなわち、識別番号1,2,3
・・・に対して、デジタルI/Oボード,A/Dコンバ
ータボード,D/Aコンバータボード,・・・を設定して
いるのである。
ボード識別番号テーブルの読み込みを行う。上記ボード
識別番号テーブルには、予め識別番号毎に対応するボー
ドの種類を設定している。すなわち、識別番号1,2,3
・・・に対して、デジタルI/Oボード,A/Dコンバ
ータボード,D/Aコンバータボード,・・・を設定して
いるのである。
【0013】次に、ステップS2で汎用ボードを使用し
ているか否かを判別し、汎用ボードを使用していると判
別すると、ステップS3に進み、キーボード等の入力装
置から設定作業者が使用スロットNoの入力を行う。そ
して、ステップS4に進み、使用アドレスの入力を行っ
た後、ステップS5に進む。一方、ステップS2で汎用
ボードを使用していないと判別すると、ステップS3,
S4をスキップする。
ているか否かを判別し、汎用ボードを使用していると判
別すると、ステップS3に進み、キーボード等の入力装
置から設定作業者が使用スロットNoの入力を行う。そ
して、ステップS4に進み、使用アドレスの入力を行っ
た後、ステップS5に進む。一方、ステップS2で汎用
ボードを使用していないと判別すると、ステップS3,
S4をスキップする。
【0014】次に、ステップS5で各ボードの識別番号
の取り込みを行う。すなわち、ステップS3,S4で汎
用ボードが装着されたスロット以外のスロットについ
て、そのスロットに割り当てられたアドレスに従って、
ボードの識別番号を読み込むのである。
の取り込みを行う。すなわち、ステップS3,S4で汎
用ボードが装着されたスロット以外のスロットについ
て、そのスロットに割り当てられたアドレスに従って、
ボードの識別番号を読み込むのである。
【0015】次に、ステップS6に進み、ステップS5
で読み込まれた識別番号が上記識別番号テーブルに登録
されていない番号があるか否かを判別し、読み込まれた
識別番号が識別番号テーブルに登録されていない番号で
ないと判別すると、ステップS7に進み、後述する各ボ
ードの制御プログラム用にマップの作成を行い、ステッ
プS8に進む。そして、ステップS8で各ボードの制御
プログラムにアドレスの引き渡しを行う。
で読み込まれた識別番号が上記識別番号テーブルに登録
されていない番号があるか否かを判別し、読み込まれた
識別番号が識別番号テーブルに登録されていない番号で
ないと判別すると、ステップS7に進み、後述する各ボ
ードの制御プログラム用にマップの作成を行い、ステッ
プS8に進む。そして、ステップS8で各ボードの制御
プログラムにアドレスの引き渡しを行う。
【0016】一方、ステップS6で読み込まれた識別番
号で識別番号テーブルに登録されていない番号があると
判別すると、ステップS9に進み、その識別番号を読み
込んだスロットにボードが装着されていないかどうかを
判別する。つまり、スロットにボードが装着されている
かどうかを確認するように表示装置等に表示し、設定作
業者がその表示に従ってボードの装着状態を確認して、
ボードが装着されているか否かをキーボード等の入力装
置に入力するのである。そして、ステップS9でスロッ
トにボードが装着されていないと判別すると、ステップ
S7に進む一方、スロットにボードが装着されていると
判別すると、装着ボードが故障であると判断する。
号で識別番号テーブルに登録されていない番号があると
判別すると、ステップS9に進み、その識別番号を読み
込んだスロットにボードが装着されていないかどうかを
判別する。つまり、スロットにボードが装着されている
かどうかを確認するように表示装置等に表示し、設定作
業者がその表示に従ってボードの装着状態を確認して、
ボードが装着されているか否かをキーボード等の入力装
置に入力するのである。そして、ステップS9でスロッ
トにボードが装着されていないと判別すると、ステップ
S7に進む一方、スロットにボードが装着されていると
判別すると、装着ボードが故障であると判断する。
【0017】このように、上記各スロット1,2,3の制
御端子に入力されたデコード信号によって、デジタルI
/Oボード,A/Dコンバータボード,D/Aコンバータ
ボード等の専用ボードに所定のアドレスを割り当てるこ
とができる。したがって、上記スロット0に装着された
CPUボードが、所定のアドレスに割り当てられた上記
専用ボードの識別番号出力回路12から識別番号を読み
込み、上記ボード識別番号テーブル基づいてその識別番
号に対応する専用ボードの種類を判別して、どの種類の
専用ボードがどのアドレスに割り当てられているかを自
動的に認識する。一方、ISAバスの規格に準拠する汎
用ボードは、切替スイッチSW1〜SW3を電源+5V
側に切り替えることによって、各スロット1,2,3の制
御端子に電源+5Vが入力され、アドレススイッチ等の
設定により汎用ボードにアドレスを割り当てる。
御端子に入力されたデコード信号によって、デジタルI
/Oボード,A/Dコンバータボード,D/Aコンバータ
ボード等の専用ボードに所定のアドレスを割り当てるこ
とができる。したがって、上記スロット0に装着された
CPUボードが、所定のアドレスに割り当てられた上記
専用ボードの識別番号出力回路12から識別番号を読み
込み、上記ボード識別番号テーブル基づいてその識別番
号に対応する専用ボードの種類を判別して、どの種類の
専用ボードがどのアドレスに割り当てられているかを自
動的に認識する。一方、ISAバスの規格に準拠する汎
用ボードは、切替スイッチSW1〜SW3を電源+5V
側に切り替えることによって、各スロット1,2,3の制
御端子に電源+5Vが入力され、アドレススイッチ等の
設定により汎用ボードにアドレスを割り当てる。
【0018】したがって、上記各スロット1,2,3に専
用ボードが接続された場合は、各スロット1,2,3の制
御端子にデコード信号を入力するので、専用ボードは所
定のアドレスで制御され、専用ボードのアドレス設定作
業をなくすことができる。したがって、アドレス設定作
業を簡略化して、コストを低減することができる。ま
た、上記各スロット1,2,3に市販の標準バス規格に準
拠する汎用ボードが接続された場合は、各スロット1,
2,3の制御端子に電源+5Vを入力するので、従来通
り汎用ボードでアドレス設定を行うことによって、汎用
ボードも専用ボードと併用することができる。
用ボードが接続された場合は、各スロット1,2,3の制
御端子にデコード信号を入力するので、専用ボードは所
定のアドレスで制御され、専用ボードのアドレス設定作
業をなくすことができる。したがって、アドレス設定作
業を簡略化して、コストを低減することができる。ま
た、上記各スロット1,2,3に市販の標準バス規格に準
拠する汎用ボードが接続された場合は、各スロット1,
2,3の制御端子に電源+5Vを入力するので、従来通
り汎用ボードでアドレス設定を行うことによって、汎用
ボードも専用ボードと併用することができる。
【0019】上記実施例では、標準バスとしてISAバ
スを用いたが、標準バスはこれに限らず、EISAやM
CA(Micro Channel)等の標準バスの接続装置にこの発
明を適用してもよい。
スを用いたが、標準バスはこれに限らず、EISAやM
CA(Micro Channel)等の標準バスの接続装置にこの発
明を適用してもよい。
【0020】また、上記実施例では、4つの接続部とし
てのコネクタ1〜4と、3つの切替回路としての切替ス
イッチSW1〜SW3とを用いたが、接続部と切替回路
の数はこれに限らないのは勿論である。
てのコネクタ1〜4と、3つの切替回路としての切替ス
イッチSW1〜SW3とを用いたが、接続部と切替回路
の数はこれに限らないのは勿論である。
【0021】また、上記実施例では、切替回路としての
切替スイッチSW1〜SW3の出力端子に、コネクタ
2,3,4の電源+5Vが接続される制御端子を接続した
が、切替回路の出力端子に、グランド等が接続される制
御端子を接続してもよい。
切替スイッチSW1〜SW3の出力端子に、コネクタ
2,3,4の電源+5Vが接続される制御端子を接続した
が、切替回路の出力端子に、グランド等が接続される制
御端子を接続してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の標準バスの接続装置は、標準バスが接続されると共
に、制御端子を有する接続部と、上記標準バスからのア
ドレス信号を受けて、アドレス信号をデコードし、デコ
ード信号を出力するアドレスデコード回路と、上記アド
レスデコード回路からのデコード信号または制御信号を
択一的に選択して、接続部の制御端子に出力する切替回
路を備えたものである。
明の標準バスの接続装置は、標準バスが接続されると共
に、制御端子を有する接続部と、上記標準バスからのア
ドレス信号を受けて、アドレス信号をデコードし、デコ
ード信号を出力するアドレスデコード回路と、上記アド
レスデコード回路からのデコード信号または制御信号を
択一的に選択して、接続部の制御端子に出力する切替回
路を備えたものである。
【0023】したがって、請求項1の発明の標準バスの
接続装置によれば、例えば、CPUボードと、市販の標
準バス規格に準拠する汎用ボードでないために専用に設
計された周辺装置としての専用ボードと、市販の標準バ
ス規格に準拠する汎用ボードとを夫々接続した場合、専
用ボードが接続された接続部に対応する切替回路をデコ
ード信号側に切り替え、専用ボードが接続された接続部
の制御端子にデコード信号が入力されるので、そのデコ
ード信号により専用ボードが選択されるようにすること
によって、専用ボードに所定のアドレスを割り当てるこ
とができる。上記CPUボードにおいて例えば専用ボー
ドの種類とその専用ボードの種類に対応する識別番号の
テーブルを作成し、所定のアドレスに割り当てられた専
用ボードから識別番号をCPUボードに読み込むことに
よって、上記テーブルに基づいて、読み込んだ識別番号
に対応する専用ボードの種類を判別する。そして、上記
専用ボードの種類毎に用意された制御プログラムに上記
所定のアドレスを夫々設定することができる。一方、上
記汎用ボードが接続された接続部に対応する切替回路を
制御信号側に切り替え、汎用ボードが接続された接続部
の制御端子に制御信号が入力されるので、汎用ボードの
アドレススイッチ等の設定によって、汎用ボードにアド
レスを割り当てることができる。
接続装置によれば、例えば、CPUボードと、市販の標
準バス規格に準拠する汎用ボードでないために専用に設
計された周辺装置としての専用ボードと、市販の標準バ
ス規格に準拠する汎用ボードとを夫々接続した場合、専
用ボードが接続された接続部に対応する切替回路をデコ
ード信号側に切り替え、専用ボードが接続された接続部
の制御端子にデコード信号が入力されるので、そのデコ
ード信号により専用ボードが選択されるようにすること
によって、専用ボードに所定のアドレスを割り当てるこ
とができる。上記CPUボードにおいて例えば専用ボー
ドの種類とその専用ボードの種類に対応する識別番号の
テーブルを作成し、所定のアドレスに割り当てられた専
用ボードから識別番号をCPUボードに読み込むことに
よって、上記テーブルに基づいて、読み込んだ識別番号
に対応する専用ボードの種類を判別する。そして、上記
専用ボードの種類毎に用意された制御プログラムに上記
所定のアドレスを夫々設定することができる。一方、上
記汎用ボードが接続された接続部に対応する切替回路を
制御信号側に切り替え、汎用ボードが接続された接続部
の制御端子に制御信号が入力されるので、汎用ボードの
アドレススイッチ等の設定によって、汎用ボードにアド
レスを割り当てることができる。
【0024】したがって、上記接続部に専用ボードが接
続された場合は、デコード信号を接続部の制御端子に入
力するので、専用ボードのアドレス設定作業をなくすこ
とができ、設定作業を簡略化して、コストを低減するこ
とができる。また、上記接続部に市販の標準バス規格に
準拠する汎用ボードが接続された場合は、制御信号を接
続部の制御端子に入力するので、汎用ボードでアドレス
設定を行うことによって、汎用ボードも専用ボードと併
用することができる。
続された場合は、デコード信号を接続部の制御端子に入
力するので、専用ボードのアドレス設定作業をなくすこ
とができ、設定作業を簡略化して、コストを低減するこ
とができる。また、上記接続部に市販の標準バス規格に
準拠する汎用ボードが接続された場合は、制御信号を接
続部の制御端子に入力するので、汎用ボードでアドレス
設定を行うことによって、汎用ボードも専用ボードと併
用することができる。
【図1】 図1はこの発明の一実施例の標準バスの接続
装置の概略ブロック図である。
装置の概略ブロック図である。
【図2】 図2は上記標準バスの接続装置の各スロット
に割り当てられたアドレス番号と、装着されたボードの
識別番号を示す図である。
に割り当てられたアドレス番号と、装着されたボードの
識別番号を示す図である。
【図3】 図3は上記標準バスの接続装置に接続される
専用ボードの要部ブロック図である。
専用ボードの要部ブロック図である。
【図4】 図4は上記標準バスの接続装置のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】 図5は従来の標準バスの接続装置のブロック
図である。
図である。
1〜4…コネクタ、5…アドレスデコード回路、SW1
〜SW3…切替スイッチ。
〜SW3…切替スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 標準バスが接続されると共に、制御端子
を有する接続部(1,2,3,4)と、 上記標準バスからのアドレス信号を受けて、上記アドレ
ス信号をデコードし、デコード信号を出力するアドレス
デコード回路(5)と、 上記アドレスデコード回路(5)からの上記デコード信号
または制御信号を択一的に選択して、上記接続部(1,
2,3,4)の上記制御端子に出力する切替回路(SW1〜
SW3)とを備えたことを特徴とする標準バスの接続装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351695A JPH08297627A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 標準バスの接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351695A JPH08297627A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 標準バスの接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08297627A true JPH08297627A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14356123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10351695A Pending JPH08297627A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 標準バスの接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08297627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100395728C (zh) * | 2005-10-25 | 2008-06-18 | 华为技术有限公司 | 单板信息的读写系统与方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10351695A patent/JPH08297627A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100395728C (zh) * | 2005-10-25 | 2008-06-18 | 华为技术有限公司 | 单板信息的读写系统与方法 |
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