JPH0829750B2 - 溺者救助方法及び装置 - Google Patents

溺者救助方法及び装置

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JPH0829750B2
JPH0829750B2 JP3320401A JP32040191A JPH0829750B2 JP H0829750 B2 JPH0829750 B2 JP H0829750B2 JP 3320401 A JP3320401 A JP 3320401A JP 32040191 A JP32040191 A JP 32040191A JP H0829750 B2 JPH0829750 B2 JP H0829750B2
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air hose
bag
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秀雄 山田
重夫 ▲高▼橋
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山甚物産株式会社
日本航空高圧株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荒海の中で溺死しかか
った人や水面を漂流する人などを緊急に救助する溺者救
助方法及び溺者救助装置に関するものであり、溺者の救
済以外には海洋浮遊物の回収も可能である。
【0002】
【従来の技術】荒海で釣り船の転覆や船相互の衝突など
が発生した場合には、溺死しかかった人や疲労困ぱいし
た人を一刻も早く救助しなければならない。遭難現場に
到達し遭難者を発見するには、船舶よりもヘリコプタの
方が早く、ヘリコプタは遭難者の上方に停止したり、遭
難者の流れに合わせて移動することも出来るが、遭難者
をヘリコプタ内に引き入れることは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溺死しかかった人に
は、ヘリコプタから投下した浮き袋に自力で泳ぎ付く力
はなく、ヘリコプタから下ろしたロープに体を縛りつけ
る力もない。特に、遭難者が意識を失っている場合に
は、救助者が海に飛び込む以外に救助の方法はないが、
救助作業は極めて危険である。本発明はかかる課題を解
決することを目的としており、溺死しかかった人などを
安全にして確実に、しかも、短時間にヘリコプタ内に救
助することができる溺者救助方法とその装置を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の溺者救助方法は、ネットの周縁に環状のエ
アホースを固着し、該エアホースにエアが供給され且つ
吊り上げたときに鉢形状に形成される救助網を救助袋内
に折り畳み収納し、上記エアホースにロープ等の牽引部
材を連結すると共に、電磁弁を介してエアボンベを連結
した溺者救助装置をヘリコプタに搭載し、遭難現場に飛
翔したヘリコプタより上記牽引部材を垂下して上記溺者
救助装置を溺者などの近傍の水中に没入した後に、上記
エアホース内にエアを供給して上記救助袋を開くと共
に、上記ネットを溺者などの下方に拡大した状態で水面
に浮上させて溺者などを拡大した上記救助網の上に掬い
上げ、次に、上記牽引部材に吊り上げられて鉢形状に形
成された上記救助網の中に溺者などを収容し、ヘリコプ
タ内に救助する方法である。
【0005】又、溺者救助方法に使用される溺者救助装
置は、袋形状に形成され、側面に切断線が設けられ、該
切断線を係合力の弱い面ファスナなどで係合した救助袋
と、ネットの周縁に環状のエアホースが固着され、該エ
アホースにエアが供給され且つ吊り上げたときに鉢形状
に形成され、上記救助袋内に折り畳み収納される救助網
と、上記エアホースの複数箇所に接続用ロープを介して
接続され、ヘリコプタから垂下される牽引部材と、エア
ボンベと、該エアボンベより電磁弁を介して上記エアホ
ースに連通する管路とを有し、上記救助袋内に収容され
る救助網膨張装置とによって構成され、上記エアホース
が折り畳み収納されたときの装置全体の比重を1よりも
大きくしたことにある。
【0006】
【作用】上記のように構成された溺者救助装置は、使用
前には、救助網膨張装置と折り畳まれた救助網が救助袋
の中にコンパクトに収容されているので、運搬に便利で
あり、ヘリコプタ内に積み込んでも場所をとらない。溺
者救助装置を積み込んだヘリコプタを飛翔させると、短
時間で遭難現場に到達し、上空から見渡す海面の視野は
広く溺者などの発見も容易である。
【0007】ヘリコプタを溺者などのほぼ真上に停止さ
せ、牽引部材に吊るした溺者救助装置を溺者などの近傍
に下降する。溺者救助装置の比重は1よりも重いのでそ
のまま水中に没する。次に、無線により或いはケーブル
を通した電気信号により電磁弁を開くと、エアボンベ内
の圧縮空気がエアホースに供給されてエアホースが膨張
すると共に、エアホースの膨張によって内圧を受けた救
助袋は、面ファスナーなどの弱い係合が外れて開き、
助網が溺者などの下方の周囲に広がる。
【0008】膨張して環状の原形に復帰したエアホース
に浮力が生じ、海面に浮上した救助網の中に溺者などが
掬い上げられる。次に、牽引部材を引き上げるとき、鉢
形状になった救助網の中に溺者などが収容されるので、
突風があっても或いは牽引部材が揺れても、牽引部材を
ヘリコプタまで引き上げる途中で溺者などが落下する危
険性は全くない。溺者などをヘリコプタに収容し、応急
処置を施しながら病院に急行する。本溺者救助装置は、
溺者と同様に海洋浮遊物を回収することもできる。使用
済みの溺者救助装置は、使用前の状態に復帰すれば再使
用することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、溺者救助装置Aは、図1の縦断面図、図2の正
面図に示すように、救助網膨張装置1と、救助網膨張装
置1の周囲に折り畳まれた救助網2が救助袋3に中にコ
ンパクトに収容され、救助袋3の側面の数カ所には、救
助袋3の上端から下方に向けて切断され、この切断線4
の両側にそれぞれ設けられた面ファスナ5が重ね合わさ
れた状態で相互に係合している。従って、救助袋3が内
圧を受けると、係合していた面ファスナ5が外れ、救助
袋3が切断線4に沿って開放するようになっている。
【0010】救助網膨張装置は、ケース6の上端部に上
部カバー7が設けられ(図7参照)、ケース6の内壁面
に2個のボンベ支持部材8と電磁弁取り付け座9が取付
けられ、2個のボンベ支持部材8の間にエアボンベ10
が嵌着される(図3参照)。救助網膨張装置1の下端に
は、救助袋3の底面部が固着され、救助網膨張装置1の
上端には接続ロープ30の一端が固着され、接続ロープ
30の他端が救助網2のほぼ中央に固着されている(図
9(C)参照)。
【0011】エアボンベ10の下端に形成された開口部
には減圧弁付きのバルブ11が取り付けられ、バルブ1
1には管路12の一端が接続し、管路12の他端は、電
磁弁取り付け座9に固着された電磁弁13を介して救助
網膨張装置1の上部に立ち上がる管路14に接続し、管
路14の端部はT字型の管継手15に接続する(図7参
照)。
【0012】T字型の管継手15の両端のうち、一方の
端部15aは救助網2のエアホース26,27につなが
る管路16に接続し(図5,図6参照)、他方の端部1
5bは上部カバー7に固着されるエアシリンダ17に連
通する管路18に接続する(図8参照)。エアシリンダ
17のピストン棒19の先端には連結片20が固着さ
れ、連結片20にはピストン棒19と平行なスライドピ
ン21が固着され(図8参照)、スライドピン21は牽
引部材22の下端部に設けられた連結金具22の孔に挿
通されている。
【0013】電磁弁13には弁の開閉指令が送られてく
る電線24が設けられ(図3参照)、電磁弁13が開く
と、エアボンベ10内の圧縮空気がバルブ11,管路1
2,電磁弁13を経由して管路14に供給され、T字型
の管継手15から管路16と管路18に分岐し、管路1
8からエアシリンダ17に圧縮空気がに供給されると、
ピストン棒19と共に同方向に移動するスライドピン2
1が連結金具22から外れるようになっている。
【0014】救助網2は、図4の平面図に示すように、
円形の輪郭を有するネット25と、大径の環状に形成さ
れ、ネット25の外周縁部に固着されるエアホース26
と、小径の環状に形成され、ネット25の中間部に固着
されるエアホース27とにより構成され、、大径のエア
ホース26の複数箇所には、牽引部材22に一端が接続
する接続用ロープ28の他端が固着される(図9(E)
参照)。
【0015】エアホース26,27は、図5及び図6に
示すように、バルブ29を介して管路16に連通してい
るので、管路16にエアが供給されると、救助網膨張装
置1の周囲に折り畳まれて救助袋3に収容されていたエ
アホース26,27が膨張して、図4に示す原形に復帰
する。膨張するエアホース26,27は、救助袋3の内
面を押圧し、救助袋3が切断線4を接合している面ファ
スナ5が外れ、救助袋3が開く。
【0016】以上のように構成された溺者救助装置Aに
より溺者救助方法を図9(A)〜図9(E)の作用説明
図を参照しながら説明する。使用前の溺者救助装置A
は、図1,図2に示すように、救助袋3の中に救助網膨
張装置1と折り畳まれた救助網2がコンパクトに収容さ
れているので、運搬に便利であり、ヘリコプタ内に積み
込んでも場所をとらない。又、救助袋3は大きな内圧を
受けない限り面ファスナ5は相互に係合しているので開
かれない。
【0017】溺者救助装置Aを積み込んだヘリコプタを
飛翔させると、短時間で遭難現場に到達し、上空から見
渡す海面の視野は広く溺者などの発見も容易である。ヘ
リコプタを溺者Bのほぼ真上に停止させ、牽引部材22
に吊るした溺者救助装置Aを溺者Bの近傍に下降する
(図9(A)参照)。このとき、牽引部材22の下端部
の連結金具23に嵌合するスライドピン21が溺者救助
装置Aの全重量を支持している。溺者救助装置Aの比重
は1よりも重いのでそのまま海面Lの下方に没する(図
9(B)参照)。
【0018】次に、無線により或いはケーブルを介して
開弁信号を送ると、電線24を介して電磁弁13に信号
が伝達され、電磁弁13が開き、エアボンベ10内の圧
縮空気がバルブ11,管路12,電磁弁13,管路14
を経由し、T字型の管継手15から管路16と管路18
に分岐して流れる。管路16に流れた圧縮空気はエアホ
ース26,27に供給され、エアホース26,27が膨
張すると共に、内圧を受けた救助袋3が切断線4より開
かれ、図4に示すように拡大した救助網2が溺者Bの下
方の周囲に拡がる(図9(C)参照)。
【0019】一方、管路18に流れた圧縮空気はエアシ
リンダ17に供給され、ピストン棒19と共に移動する
スライドピン21が連結金具23から抜け、救助網膨張
装置1と牽引部材22の連結が解除されるが、牽引部材
22は複数の接続用ロープ28を介してエアホース26
に接続している。
【0020】膨張したエアホース26,27は軽いので
救助網2に浮力が生じて海面Lに浮上するが、ヘリコプ
タの操縦士は溺者Bの位置を確認しながら溺者救助装置
Aを溺者Bの位置に合わせるので、海面Lに浮上した救
助網2の上に溺者Bが掬い上げられる(図9(D)参
照)。次に、牽引部材20を引き上げると、複数の接続
用ロープ28を介してエアホース26が上昇し、ネット
25及び溺者Bの重量により救助網2が鉢のように中央
が低くなり、溺者救助装置Aを引き上げるときに、溺者
Bが救助網2から脱落する虞はない(図9(E)参
照)。
【0021】かくして、救助網2に収容した溺者Bを引
上げてヘリコプタに収容し、応急処置を施しながらヘリ
コプタを病院に向けて急行させる。従って、短時間に、
且つ、救助者が海に飛び込むような危険を侵すことな
く、安全確実に溺者Bを救済して速やかに病院に送り届
けることができる。溺者救助装置Aは、溺者の救済に限
らず海洋浮遊物を回収することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)本発明の溺者救助方法は、短時間に、且つ、救助
者が海に飛び込むような危険を侵すことなく、引上げ中
に突風があっても或いは牽引部材が揺れても溺者などが
落下する危険性が全くなく、安全確実に溺者を救済して
病院に送り届けることができる。特に、船では救助が困
難な荒海でも、救助ができる利点がある。 (2)本発明の溺者救助装置は、使用前には救助袋の中
にコンパクトにまとめられているので、運搬が容易であ
り、嵩張らないのでヘリコプタに搭載し易い利点があ
る。 (3)又、救助網が溺者の下方で拡大し、そのまま浮上
して溺者を掬い上げ、次に牽引部材を引き上げると、救
助網が鉢形状となって内部に溺者が収容されるので、多
少の悪天候においても、簡単操作で安全確実に溺者をヘ
リコプタ内に救済することができる。 (4)使用した溺者救助装置は、救助網を折り畳んで救
助網膨張装置と共に救助袋に収容して使用前の状態に復
旧すれば再使用できるので、救助に要する費用は極めて
廉価である。 (5)溺者救助方法及び装置は、溺者の救済のみならず
海洋浮遊物の回収に使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溺者救助装置Aの縦断面図である。
【図2】溺者救助装置Aの正面図である。
【図3】救助網膨張装置の縦断面図である。
【図4】救助網の平面図である。
【図5】エアホースと管路との接続を示す一部破断正面
図である。
【図6】エアホースと管路との接続を示す一部破断平面
図である。
【図7】救助網膨張装置のスライドピンの周辺を示す要
部縦断面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図9(A)〜(E)は溺者救助方法を説明する
略図である。
【符号の説明】
A 溺者救助装置 B 溺者 1 救助網膨張装置 2 救助網 3 救助袋 4 切断線 5 面ファスナ 6 ケース 10 エアボンベ 11 減圧弁付きのバルブ 12,14 管路 13 電磁弁 15 管継手 16,18 管路 17 エアシリンダ 21 スライドピン 22 牽引部材 25 ネット 26,27 エアホース 28 接続用ロープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットの周縁に環状のエアホースを固着
    、該エアホースにエアが供給され且つ吊り上げたとき
    に鉢形状に形成される救助網を救助袋内に折り畳み収納
    し、上記エアホースにロープ等の牽引部材を連結すると
    共に、電磁弁を介してエアボンベを連結した溺者救助装
    置をヘリコプタに搭載し、遭難現場に飛翔したヘリコプ
    タより上記牽引部材を垂下して上記溺者救助装置を溺者
    などの近傍の水中に没入した後に、上記エアホース内に
    エアを供給して上記救助袋を開くと共に、上記ネットを
    溺者などの下方に拡大した状態で水面に浮上させて溺者
    などを拡大した上記救助網の上に掬い上げ、次に、上記
    牽引部材に吊り上げられて鉢形状に形成された上記救助
    の中に溺者などを収容し、ヘリコプタ内に救助する
    とを特徴とする溺者救助方法。
  2. 【請求項2】 袋形状に形成され、側面に切断線が設け
    られ、該切断線を係合力の弱い面ファスナなどで係合し
    救助袋と、 ネットの周縁に環状のエアホースが固着され、該エアホ
    ースにエアが供給され且つ吊り上げたときに鉢形状に形
    成され、上記救助袋内に折り畳み収納される救助網と、上記エアホースの複数箇所に接続用ロープを介して接続
    され、ヘリコプタから垂下される牽引部材と、 エアボンベと、該エアボンベより電磁弁を介して上記エ
    アホースに連通する管路とを有し、上記救助袋内に収容
    される救助網膨張装置とによって構成され、上記エアホ
    ースが折り畳み収納されたときの装置全体の比重が1よ
    りも大きいことを特徴とする溺者救助装置。
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