JPH0829288B2 - 二液供給方法及びシステム - Google Patents

二液供給方法及びシステム

Info

Publication number
JPH0829288B2
JPH0829288B2 JP30240889A JP30240889A JPH0829288B2 JP H0829288 B2 JPH0829288 B2 JP H0829288B2 JP 30240889 A JP30240889 A JP 30240889A JP 30240889 A JP30240889 A JP 30240889A JP H0829288 B2 JPH0829288 B2 JP H0829288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquids
cleaning
path
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30240889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03161078A (ja
Inventor
伍郎 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SETSUBI KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SETSUBI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON SETSUBI KOGYO KK filed Critical NIPPON SETSUBI KOGYO KK
Priority to JP30240889A priority Critical patent/JPH0829288B2/ja
Publication of JPH03161078A publication Critical patent/JPH03161078A/ja
Publication of JPH0829288B2 publication Critical patent/JPH0829288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えばエポキシ樹脂塗料を硬化剤と共に供
給して所定の塗装を行う際に、エポキシ樹脂塗料と硬化
剤との二液を所定の割合でミキサーに供給混合させる必
要があり、これ等の二液を同時に且つ所定の割合で連続
して供給する方法及びシステムに関するものである。
【従来技術】
一般に、この種の二液塗料の供給方法及びシステムと
しては、同一機能の2個のポンプを用意し、1つはエポ
キシ樹脂塗料を汲み出すために用い、他方は硬化剤を汲
み出すために用いるようにしている。そして、等量づつ
混合させる場合には、両ポンプを一つの駆動源により同
時に駆動して同一の回転を行わせ、それによって夫々の
液体を同時に同量汲み出して、所定の混合手段へ供給す
るようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例においては、同一機能の2
個のポンプを使用しているが、エポキシ樹脂塗料と硬化
剤とではその粘度が相違し、同一機能と言えども、性能
のバラツキと相俟って揚量が必然的に相違してくる。ど
ちらかと言えば、エポキシ樹脂塗料の方が硬化剤よりも
粘度が低く、その低い粘度のエポキシ樹脂塗料が量的に
多く汲み揚げられることになり、それによって設定した
混合比が得られていないのが実状である。又、実際の作
業において、異なる粘度の二液が設定された量づつ取り
出されているかの確認もできず、間違った配合比で作業
を遂行してしまうと云う問題点も有している。 従って、従来例においては、粘度の異なる二液を設定
された量づつ連続して同時に取り出して混合させること
及びその取り出されている量の確認に課題を有してい
る。
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明
は、異なる粘度を有する二液を別々のタンクに収納し、
夫々ポンプを用いて同時に連続的に汲み出し又は送出し
混合手段に供給して混合させるに当たり、夫々の液体に
対し流量計及び切替弁を介して混合手段に至る供給経路
とタンクに戻る循環経路とを設け、少なくとも粘度の低
い液体送出側に前記循環経路と並列させて流量調整が可
能なバイパス路を設け、前記両液体を夫々の循環経路を
循環させながら前記バイバス路の流量を調整して両液体
の循環経路における流量が略一致した後に前記切替弁を
切り替えて前記混合手段に供給することを特徴とする二
液供給方法、並びに異なる粘度を有する二液を夫々収納
するタンクと、該タンクから夫々液体を同時に連続的に
汲み出し又は送出する各ポンプと、該ポンプを同時に駆
動する駆動源と、各ポンプから送出された液体を流量計
及び切替弁を介して混合手段に至る供給経路とタンクに
戻る循環経路とを持け、少なくとも粘度の低い液体送出
側に前記循環経路と並列させ且つ該循環経路の流量を調
節するための流量調整が可能なバイバス路を設け、前記
両液体を前記切替弁により前記循環経路と前記供給経路
とに選択的に切替できるようにしたことを特徴とする二
液供給システムを提供するものであり、前記循環経路と
並列させてバイバス路を設けたことにより、両液体が循
環経路を循環中に同量になるように調整し、切替弁を切
り替えて同量の液体を供給経路に供給して混合するもの
であり、粘度が異なる二液であっても、予定された量が
略正確に連続して同時に供給できるのである。
【実施例】
次に本発明を図示の実施例により更に詳しく説明する
と、1はエポキシ樹脂塗料が収納されるタンクであり、
2は硬化剤が収納されるタンクである。これ等各タンク
1、2には収納された液体を撹拌して均等に維持するた
めの撹拌手段3、4が夫々設けられると共に、夫々の液
体を所定温度に維持するための加熱手段5、6が設けら
れている。前記撹拌手段としては、例えばモータ3a、4a
とシャフトの先端に取り付けられた羽根3b、4bとから構
成されている。又、前記加熱手段は、例えばバンドヒー
タもしくはシーズヒータ等がタンクの側面に巻回して使
用され、夫々が温度調節器7、8及び温度検出センサー
9、10により設定した温度に維持するように構成されて
いる。そして、前記温度検出センサー9、10はタンク内
に収納された液体に直接接触するように配設されてい
る。 前記各タンク1、2には夫々バルブ11、12を介して汲
み出し用のパイプ13、14の一端が接続され、各パイプの
他端は夫々ポンプ15、16に接続されている。この場合に
使用される両ポンプ15、16は同容量のロータリーポンプ
が好ましい。又、前記各パイプ13、14はポンプ15、16に
至る迄の間の部位において、前記同様の加熱手段17、18
により所定の温度に維持されており、これ等加熱手段は
温度調節器19及び温度検出センサー20により温度管理が
なされている。 前記ポンプ15、16は1個のモータ等の駆動源21により
同様に駆動されるように配設連結され、これ等ポンプで
汲み出された液体は、夫々が流量計22、23及び切替弁2
4、25を介してミキサー等の混合手段26に供給され、該
混合手段において充分混合されてから適宜の塗装手段に
向けて送出又は吐出される。この場合に、各ポンプ15、
16から切替弁24、25に至る送出パイプ27、28と、該切替
弁24、25から混合手段26に至る供給経路、即ち供給パイ
プ27a、28aとが夫々配設され、前記送出パイプ27、28の
途中に前記流量計22、23と、この流量計の手前に圧力計
29、30が接続される。 前記各流量計22、23は、前記ポンプ15、16から夫々送
出された液体の流量を順次計測し、例えばパルス信号を
信号変換器31、32により変換して表示部33、34に例えば
アナログ表示させると共に、記録部35に夫々の流量を記
録させる。この表示又は記録信号を受け、プリセットカ
ウンター36及び流量調整器37を介して前記駆動源21の駆
動を調整し、液体の送出又は吐出量を調整し設定する。
即ち、プリセットカウンター36に予めデジタル表示によ
って流量を設定し、実際の送出量を計測した前記表示又
は記録のための信号とを比較し、且つプリセットされた
数値を減算しながら流量調整器37に信号を発して前記駆
動源21の駆動を調整し、その送出又は吐出量が設定され
るのである。 前記切替弁24、25は、夫々三段階に切り替えられるも
のであり、例えばその第一段階24a、25aは、送出パイプ
27、28が循環経路となる循環パイプ38、39に接続される
ものであり、第二段階24b、25bは、図示したように、混
合手段26に至る供給経路、即ち供給パイプ27a、28a接続
され、第三段階24c、25cは、洗浄手段を構成する洗浄パ
イプ40a、40bに接続される構成になっている。 前記循環経路を構成する循環パイプ38、39は、前記タ
ンク1、2に夫々開口しており、前記切替弁24、25を第
一段階24a、25aに切り替えた時に、各送出パイプ27、28
が夫々循環パイプ38、39に連通して、夫々のタンク1、
2間を夫々の液体が循環するようになる。この循環経路
において、粘度が異なる二液が夫々循環するが、粘度の
低い方がより多く循環することになり、その状態は各流
量計22、23により確認できる。そこで、その流量を調整
するために、両送出パイプ27、28の内、液体の粘度が低
い方に接続されている送出パイプ27にバイパス路41を接
続し、該バイパス路41の他端は前記タンク1又は循環パ
イプ38に接続され、送出パイプ27の液体の一部がバイパ
ス路41を通ってタンク1に戻るようにする。この場合で
も、パイパス路41を通る液体の量を調整するために、そ
の中間部にパランス調整弁42が設けてある。尚、前記の
バイパス路41は、異なる二液の供給に際して、粘度の高
い方を基準にして粘度の低い方を調整するようにしてい
るが、両液体を夫々異なった量、即ち所望の量づつ任意
に設定して供給したい場合がある。この場合には、他方
の送出パイプ28にも同様のバイバス路を設け、両方のバ
イパス路を流通する液体の量をバランス調整弁により調
整することにより、同一の容量のポンプを用いていなが
ら、供給する液体の量を夫々任意に設定することができ
るようになるのである。つまり、両方の送出パイプ27、
28に夫々バランス調整弁42を有するバイパス路41を設け
ることにより、異なる二液を夫々任意の量に設定して供
給できるのである。 前記洗浄手段として、前記洗浄パイプ40a、40bの他
に、該洗浄パイプに接続した洗浄切替弁43と、選択切替
弁44とで構成され、これ等は連通パイプ45を介して接続
され、該選択切替弁にはエアーパイプ46と溶剤パイプ47
とが切り替え可能に接続されている。前記洗浄切替弁43
は、、三段階に切り替えられるものであり、その第一段
階43aは、洗浄パイプ40aに接続され、第二段階43bは、
図示したように、いずれにも接続されないニュートラル
の位置にあり、第三段階43cは、洗浄パイプ40bに接続さ
れる位置にくる構成になっている。又、選択切替弁44も
三段階に切り替えられ、その第一段階44aは、エアーパ
イプ46への切替用であり、第二段階44bは、図示したよ
うに、いずれにも接続されないニュートラルの位置にあ
り、第三段階44cは、溶剤パイプ47への切換用である。
【動作の説明】
前記構成を有する本発明の二液供給システムは、タン
ク1にエポキシ樹脂塗料を収納し、タンク2に硬化剤を
収納して両液体を同量づつ連続的に取に出して混合する
に際し、両タンク内に収納された液体は、撹拌手段3、
4により撹拌されると共に、加熱手段5、6により所定
の温度、例えば25〜35℃の範囲に加熱維持され、パイプ
13、14も同様に加熱手段17、18により所定の温度に加熱
維持させ、切替弁24、25は第一段階24a、25aに切り替え
ておき、バルブ11、12を開くと共に、駆動源21によりポ
ンプ15、16を駆動して、前記各タンクから夫々液体を汲
み出す。 この汲み出された液体は、夫々送出パイプ27、28から
送出され、圧力計29、30を通り、流量計22、23から切替
弁24、25を通り循環パイプ38、39を通って、夫々タンク
1、2に循環して戻るようにする。この循環させる工程
は試験流通であり、その試験流通において、夫々の流量
計22、23の表示部33、34を見ながら、多く流通している
低粘度の液体側、即ち送出パイプ27側のバイパスパイプ
41のバランス調整弁42を調整して、一部の液体をバイパ
スパイプ41側に流通させ、両方の流量計22、23の値を同
じにする。勿論、圧力計29、30の圧力状態及び流量調整
器37の駆動状況を見ながら前記調整を行う。 この流量調整が終了した後に、切替弁24、25を第二段
階24b、25bに切り替え、供給パイプ27a、28aを介して混
合手段26に両液を供給して混合させ、塗装に供するので
ある。この場合に、前記試験流通によって、流量計22、
23を通る液体量が調整されることから、連続状態で汲み
出しても、その量に変化がほとんどなく、常に予定した
配合比が正確に維持できるのである。又、前記プリセッ
トカウンター36において、予定された液体の量が取り出
された蛸に、前記駆動源21の駆動を停止するようにする
か又は、前記切替弁24、25を第一段階に速やかに切り替
えて、前記試験流通を再開させるようにしても良い。い
ずれにしても、必要な量を段階的に取り出す場合に、前
記試験流通を行わせることにより、何回でも任意に両液
を連続して取り出すことができるのである。 次に、洗浄工程について説明する。この洗浄工程は、
前記両液が混合され硬化する状態が生ずる混合手段26を
洗浄するものであり、前記切替弁24、25を夫々第三段階
24c、25cに切り替えておき、洗浄パイプ40a、40bと供給
パイブ27a、28aとが夫々連通する状態にする。そして、
洗浄切替弁43を第一段階43aに切り替え、選択切替弁44
を第三段階44cに切り替えることにより、溶剤パイプ47
が洗浄パイプ40aに繋がることになる。この状態で、溶
剤パイプ47から例えばシンナー等の溶剤を所定の圧力で
洗浄パイプ40aに流入させると、切替弁24から供給パイ
プ27aを通って混合手段26に至り、その間に存在する液
体を溶解又は洗浄して混合手段26の吐出部から外部に排
出する。次に、洗浄切替弁43だけを第三段階43cに切り
替えると、溶剤パイプ47が洗浄パイプ40bに繋がり、前
記と同様に溶剤パイプ47からシンナー等の溶剤を流入さ
せて供給パイプ28a及び混合手段26を洗浄する。 そして、これ等の洗浄が終了した後に、洗浄切替弁43
を第一段階43aに切り替え、選択切替弁44を第一段階44a
に切り替えると、エアーパイプ46が洗浄パイプ40aに繋
がり、所定の圧力のエアーを吹き込むことにより供給パ
イプ27a及び混合手段26内に残存する溶剤を排出してし
まう。同様にして、洗浄切替弁43だけを第三段階43cに
切り替えてエアーを吹き込むことにより、供給パイプ28
a及び混合手段26内に残存する溶剤を排出させる。いず
れにしても、片方づつの洗浄とエアーによる溶剤の排出
を行わせることにより、両供給パイプ27a、28a並びに混
合手段26が正常に機能しているかどうかも確認できるの
である。尚、前記タンク1、2から送出パイプ27、28及
び循環パイプ38、39を循環するポンプを含む経路につい
ては、二液が混合されていないので、前記所定の取り出
し工程が終了した後に直ちに、両液を夫々別々に取り出
せば良く、又それ等の循環経路毎に洗浄すれば良い。
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る二液供給方法は、異
なる粘度を有する二液を別々のタンクに収納し、夫々ボ
ンプを用いて同時に連続的に汲み出し又は送出し混合手
段に供給して混合させるに当たり、夫々の液体に対し流
量計及び切替弁を介して混合手段に至る供給経路とタン
クに戻る循環経路とを設け、少なくとも粘度の低い液体
送出側に前記循環経路と並列させて流量調整が可能なパ
イパス路を設け、前記両液体を夫々の循環経路を循環さ
せながら前記バイパス路の流量を調整して両液体の循環
経路における流量が略一致した後に前記切替弁を切り替
えて前記混合手段に供給するようにしたものであり、前
記循環経路を循環させることで、その循環経路における
流量をバイパス路によって調整し、粘度が異なる二液で
あっても又ポンプ容量にバラツキがあっても、常に予定
された液量が略正確に連続して同時に供給できると云う
優れた効果を奏する。 又、本発明に係る二液供給システムは、異なる粘度を
有する二液を夫々収納するタンクと、該タンクから夫々
の液体を同時に連続的に汲み出し又は送出する各ポンプ
と、該ポンプを同時に駆動する駆動源と、各ポンプから
送出された液体を流量計及び切替弁を介して混合手段に
至る供給経路とタンクに戻る循環経路とを設け、少なく
とも粘度の低い液体送出側に前記循環経路と並列させ且
つ該循環経路の流量を調節するための流量調整が可能な
バイパス路を設け、前記両液体を前記切替弁により前記
循環経路と前記供給経路とに選択的に切替できるように
構成したことにより、特に前記循環経路と並列させてバ
イパス路を設けたことにより、両液体が循環経路を循環
中に同量になるようにバイパス路への流量を調整し、切
替弁を切り替えて同量の液体を供給経路に供給して混合
するものであり、粘度が異なる二液であっても、その流
量を確認しながら、混合手段に両液を正確に且つ連続し
て同時に供給できると云う優れた効果を奏する。 更に、流量計の検出信号に基き、流体の流量を表示及
び記録すると共に、プリセットカウンターを介してポン
プの駆動を制御することで設定された両の液体を取り出
すことができ、しかもタンクに撹拌手段と、タンク及び
タンクからポンプに至る部位を所定の温度に加熱保持す
るための加熱手段とを設けたことにより、液体の取り出
しが安定すると云う種々の優れた効果も奏する。 更に又、切替弁を介して供給経路及び混合手段を洗浄
するための洗浄手段を設け、該洗浄手段は溶剤洗浄とエ
アー洗浄とを有し、これ等の洗浄を切り替えて前記供給
経路の片側づつ洗浄する構成としたことにより、硬化し
易くなった二液の供給経路並びに混合手段を確実に洗浄
できると云う優れた効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施及びシステムを略示的に示
したフローシートである。 1、2……タンク、3、4……撹拌手段 5、6、17、18……加熱手段 7、8、19……温度調節器 9、10、20……温度センサー 11、12……バルブ、13、14……パイプ 15、16……ポンプ、21……駆動源 22、23……流量計、24、25……切替弁 26……混合手段、27、28……送出パイプ 27a、28a……供給経路、29、30……圧力計 31、32……信号変換器、33、34……表示部 35……記録計、36……プリセットカウンター 37……流量調整器、38、39……循環経路 40a、40b……洗浄パイプ、41……バイパス路 42……バランス調整弁、43……洗浄切替弁 44……選択切替弁、45……連通パイプ 46……エアーパイプ、47……溶剤パイプ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる粘度を有する二液を別々のタンクに
    収納し、夫々ポンプを用いて同時に連続的に汲み出し又
    は送出し混合手段に供給して混合させるに当たり、夫々
    の液体に対し流量計及び切替弁を介して混合手段に至る
    供給経路とタンクに戻る循環経路とを設け、少なくとも
    粘度の低い液体送出側に前記循環経路と並列させて流量
    調整が可能なバイパス路を設け、前記両液体を夫々の循
    環経路を循環させながら前記パイパス路の流量を調整し
    て両液体の循環経路における流量が略一致した後に前記
    切替弁を切り替えて前記混合手段に供給することを特徴
    とする二液供給方法。
  2. 【請求項2】流量計の検出信号に基づき、液体の流量を
    表示及び記録すると共に、プリセットカウンターを介し
    てポンプの駆動を制御することを特徴とする請求項
    (1)に記載の二液供給方法。
  3. 【請求項3】タンク及びタンクからポンプに至る部位を
    所定の温度に加熱保持することを特徴とする請求項
    (1)又は(2)に記載の二液供給方法。
  4. 【請求項4】切替弁を介して供給経路及び混合手段を洗
    浄するための洗浄手段を設け、前記供給経路の片側づつ
    洗浄することを特徴とする請求項(1)、(2)、
    (3)のいづれかに記載の二液供給方法。
  5. 【請求項5】異なる粘度を有する二液を夫々収納するタ
    ンクと、該タンクから夫々の液体を同時に連続的に汲み
    出し又は送出する各ポンプと、該ポンプを同時に駆動す
    る駆動源と、各ポンプから送出された液体を流量計及び
    切替弁を介して混合手段に至る供給経路とタンクに戻る
    循環経路とを設け、少なくとも粘度の低い液体送出側に
    前記循環経路と並列させ且つ該循環経路の流量を調整す
    るための流量調整が可能なバイパス路を設け、前記両液
    体を前記切替弁により前記循環経路と前記供給経路とに
    選択的に切替できるようにしたことを特徴とする二液供
    給システム。
  6. 【請求項6】タンクに攪拌手段と、所定の温度に制御で
    きる加熱手段とを設けた請求項(5)に記載の二液供給
    システム。
  7. 【請求項7】流量計により検出された液体の流量を表示
    する表示部と、流量を記録する記録部と、流量を設定し
    且つポンプの駆動を制御するプリセットカウンターを設
    けた請求項(5)又は(6)に記載の二液供給システ
    ム。
  8. 【請求項8】ポンプがロータリーポンプである請求項
    (5)又は(7)に記載の二液供給システム。
  9. 【請求項9】切替弁を介して供給経路及び混合手段を洗
    浄するための洗浄手段を設け、該洗浄手段は溶剤洗浄と
    エアー洗浄とを有し、これ等の洗浄を切り替えて前記供
    給経路の片側づつ洗浄する構成とした請求項(5)、
    (6)、(7)のいずれかに記載の二液供給システム。
JP30240889A 1989-11-21 1989-11-21 二液供給方法及びシステム Expired - Lifetime JPH0829288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30240889A JPH0829288B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 二液供給方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30240889A JPH0829288B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 二液供給方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03161078A JPH03161078A (ja) 1991-07-11
JPH0829288B2 true JPH0829288B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=17908561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30240889A Expired - Lifetime JPH0829288B2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 二液供給方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829288B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2750801B2 (ja) * 1993-01-14 1998-05-13 新日本製鐵株式会社 塗料供給装置
JP2000102944A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Nippon Zeon Co Ltd 反応性重合成形方法および成形装置
US7694894B2 (en) * 2005-04-19 2010-04-13 Warren Environmental, Inc. Method and system for preheating epoxy coatings for spray application
CN108745231A (zh) * 2018-08-11 2018-11-06 深圳飞世尔新材料股份有限公司 制备纳米液体消影材料的可连续可循环强化反应系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03161078A (ja) 1991-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3882148B2 (ja) 自動車用および他の塗料の連続自動製造システム
EP0494453B1 (en) Method and apparatus for metering flow of a two-component dispensing system
US5208930A (en) Method and device for supplying treatment products to a compartment, particularly a washing machine compartment
US20060076080A1 (en) Tinting method and apparatus
US4836685A (en) Process and an apparatus for mixing substances
US5460297A (en) Paint tinting apparatus
JPH05505144A (ja) 液体混合及び分配装置
US3216622A (en) Method of controlling the quantities discharged during predetermined periods of one or more viscous liquids and apparatus for performing the method
EP0888206B1 (en) Oil injection apparatus and method for polymer processing
US4723436A (en) Process for calibrating a gas metering instrument
JPH0829288B2 (ja) 二液供給方法及びシステム
CN1289043A (zh) 一种使粘接书脊或书封皮用的胶粘剂保持一定粘度的装置
US20140271243A1 (en) Pump stand with improved pump control
US6050282A (en) Batch mixing control method and apparatus
JP2005246167A (ja) 多液混合装置
JP2006263631A (ja) 塗料混合装置
JPS59213468A (ja) 反応硬化型塗料の塗装装置
JP3186058B2 (ja) 液体塗布設備
JP2004008844A (ja) 多液混合装置
JPH0542531A (ja) 樹脂液の混合方法
CN211714087U (zh) 一种厂拌计量供水系统
JP2005152723A (ja) 多液混合装置及び混合状態判定方法
JPH0641663B2 (ja) 染液調合装置
JPH0626710B2 (ja) 多液塗装装置の吐出量制御方法
JP3012549B2 (ja) 管更生塗料の調製方法とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080327

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090327

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100327

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100327

Year of fee payment: 14