JPH08291234A - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物

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JPH08291234A
JPH08291234A JP8018026A JP1802696A JPH08291234A JP H08291234 A JPH08291234 A JP H08291234A JP 8018026 A JP8018026 A JP 8018026A JP 1802696 A JP1802696 A JP 1802696A JP H08291234 A JPH08291234 A JP H08291234A
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thermoplastic elastomer
elastomer composition
phase
density
propylene
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JP8018026A
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Raffaele Franco
ラッファエーレ・フランコ
Claudio Carraro
クラウディオ・カルラーロ
Alessandro Moro
アレッサンドロ・モーロ
Antonio Amico
アントニオ・アミーコ
Gualtiero Princiotta
グアルティエーロ・プリンチオッタ
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PORIMEERI EUROOPA SARL
Versalis SpA
Original Assignee
PORIMEERI EUROOPA SARL
Polimeri Europa SpA
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08L23/08Copolymers of ethene
    • C08L23/0807Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons only containing more than three carbon atoms
    • C08L23/0815Copolymers of ethene with aliphatic 1-olefins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L23/10Homopolymers or copolymers of propene
    • C08L23/12Polypropene

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優秀な熱時加工性、高温での良好な弾性特性
及び極めて良好な耐候性を発揮すると共に、簡単かつ安
価に製造される熱可塑性エラストマー組成物を提供す
る。 【解決手段】 (A)少なくとも1のポリオレフィン又
はプロピレンと1以上のオレフィンとの少なくとも1の
共重合体でなる密度約0.9g/cm3の相90〜50重量
%、(B)エチレンとα−C4-8オレフィンとの共重合
体又はエチレン−プロピレンと前記α−オレフィンとの
三元共重合体でなる密度0.9g/cm3以下の相10〜5
0重量%を動的架橋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、基本的にポリオレフィン(中で
もポリプロピレン)及びエチレン−α−オレフィン共重
合体(プロピレンを含有していてもよい)を包含してな
り、好ましくは0.885〜0.895g/cm3の密度を有する
熱可塑性エラストマー組成物に係る。
【0002】さらに詳述すれば、本発明は、(A)少な
くとも1のポリオレフィン又はプロピレンと1以上のオ
レフィンとの少なくとも1の共重合体でなる密度約0.9
g/cm3の相90〜50重量%、(B)エチレンとα
−C4-8オレフィンとの共重合体又はエチレン−プロピ
レンと前記α−オレフィンとの三元共重合体でなる密度
0.9g/cm3以下の相10〜50重量%(開始時に全量
が添加されるか、又は少量ずつ添加される)の、(C)
フリーラジカル発生体、(D)架橋助剤としての末端位
置に二重結合を有する化合物の存在下(カーボンブラッ
ク、エクステンダー油、安定剤等の如き不活性添加剤
(E)が添加されていてもよい)における動的(dynami
c)架橋によって得られる熱可塑性エラストマー組成物
に係る。
【0003】動的加硫法による熱可塑性重合体及び加硫
ゴムを基材とする組成物の調製は公知であり、多くの文
献に報告されている。たとえば、米国特許第3,578,643
号、同第3,862,106号、同第3,037,954号及び同第3,806,
558号が参照できる。
【0004】従来技術によれば、エラストマー成分は、
通常の架橋剤を使用することにより溶融状態でプラスト
マーと配合される間に加硫される。最終化合物における
プラストマーの量が充分に多い場合には、加硫終了時、
多量の加硫エラストマーの存在下においても良好な高温
加工性を発揮する組成物が得られる。
【0005】一方、仏国特許出願第2,408,632号は、架
橋剤としてハロゲン化フェノール樹脂又は未置換フェノ
ール樹脂を使用する水素ドナー及び金属酸化物の存在下
における動的加硫によってプラスト−エラストマー組成
物が得られることを教示する。
【0006】得られた生成物(ポリオレフィン及びEPDM
ゴムでなり、樹脂含量5〜20重量%を有する)は、上
述の良好な高温加工性及びさらに他の価値あるエラスト
マー特性(残念なことには、適用温度が高すぎる値に達
する際には衰える)を発揮する。
【0007】このようなプラスト−エラストマー組成物
の適用における他の改善は、前記EPDM−ポリエチレンブ
レンドをフリーラジカルの存在下で架橋することにより
(米国特許第3,957,919号)、又は同じ組成物(ただ
し、ポリオレフィン基材は好ましくはポリプロピレンで
構成される)を、β−(α−オレフィン)−アクロレイ
ンと環状ケトンとの縮合生成物から選ばれる、又はフル
フリリデンでなる架橋助剤を含有する前記ポリオレフィ
ン、EDPM及び架橋剤の均質なブレンドを原料として調製
し、当該混合物を、前記ポリオレフィンが溶融し、架橋
率が初めに存在していたエラストマー共重合体について
50〜80重量%となるまで160〜240℃の範囲内の温度
に加熱することによって(ヨーロッパ特許出願第361,20
5号)達成されていた。
【0008】得られる最終生成物は、実際に、良好な高
温加工性を発揮し、高温においても弾性特性を保持して
おり、従って劣化現象又は破壊が重大な欠点となる用途
に適している(たとえば、これらの生成物がガスケット
又は特殊なスリーブの製造に使用される際には、必ずし
もこれらの現象は容易かつ直ちに発見されるものではな
いため)。
【0009】残念なことには、上述の、又は従来技術か
ら公知の、又は市販され、商業レベルで使用されている
最良の熱可塑性エラストマー組成物は、たとえばゴムの
製造に特殊な装置の使用が必要であること(一般にブレ
ードが使用される)及びいずれにしても、その製造は念
入りな工業的理論による許容できないコストをしばしば
必要とするとの理由のため、必ずしも容易には製造され
ない。
【0010】発明者らは、新たに、優秀な熱時加工性、
高温時の良好な弾性特性、極めて良好な耐候性を示し、
さらにペレットとして入手可能であり、従って熱可塑性
樹脂の加工用に通常使用されている装置で容易に加工さ
れ得る原料を使用することによって簡単かつ安価に製造
される熱可塑性エラストマー組成物を調製できることを
見出し、本発明に至った。
【0011】かかる熱可塑性エラストマー組成物は、基
本的に、(A)少なくとも1のポリオレフィン又はプロ
ピレンと1以上のオレフィンとの少なくとも1の共重合
体でなる密度約0.9g/cm3の相90〜50重量%、
(B)エチレンとα−C4-8オレフィンとの共重合体又
はエチレン−プロピレンと前記α−オレフィンとの三元
共重合体でなる密度0.9g/cm3以下の相10〜50重
量%を包含し、これらの両成分を、ただし(A)相を、
その全量を一時に、又は所望の百分率レベルに達するま
で分けて添加して、(C)半減時間1分となる温度が12
0℃よりも高い、好ましくは170〜190℃であるフリーラ
ジカル発生体、(D)末端位置に二重結合を有する化合
物によってなる架橋助剤の存在下で動的架橋することに
よって得られ、さらに、(E)熱安定剤、無機物質、カ
ーボンブラック、エクステンダー油等の如き不活性添加
剤を含有することもできる。
【0012】(A)相は、好ましくはプロピレンホモポ
リマー、プロピレンと10重量%以下のエチレンとの共
重合体、又はエチレン−プロピレン−ブテン三元共重合
体でなり、密度はASTM D1505に従って測定して0.885〜
0.895g/cm3である。
【0013】かかる重合体は、当分野で公知の技術に従
って、選択した単量体をいわゆる「チーグラー触媒」の
存在下で重合させることによって調製される。特に、
(B)相を構成する共重合体は、エチレン、ブテン及び
プロピレンを所望の密度を得るに適した割合で高圧重合
することによって得られる。
【0014】フリーラジカル発生体(C)は、広い範囲
の化合物の中から、たとえば、第3級ブチル−ペルオキ
シ安息香酸;1,1−ジ第3級ブチル−ペルオキシ−
3,3,5−トリメチル−シクロヘキサン;4,4−ビ
ス(第3級ブチル−ペルオキシ)−N−ブチル吉草酸;
2,5−ジメチル−2,5−(第3級ブチル−ペルオキ
シ)−ヘキサン;ジクミルペルオキシド等の中から選ば
れる。
【0015】中でも、ジクミルペルオキシドの使用が好
適である。
【0016】上述の如く、架橋助剤(D)は末端位置に
二重結合を有する非重合体化合物である。この架橋助剤
も広い範囲の種類の中から選択される。その中でも、ト
リアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、
エチレングリコールジメタクリレート、ジアリルテレフ
タレート、m−フェニレンジマレイミド、1,2−シス
−ポリブタジエンが挙げられる。
【0017】トリアリルイソシアヌレートの使用が特に
効果的であることが証明された。
【0018】本発明の組成物は、(C)フリーラジカル
発生体及び(D)架橋助剤の存在下、(A)相を架橋の
開始時にその全量を一時に、又は所望の百分率レベルに
達するまで徐々に添加して、(A)相及び(B)相を動
的に架橋することによって調製される。
【0019】かかる架橋は、公知の技術に従って温度19
0〜260℃で行われる。
【0020】フリーラジカル発生体及び架橋助剤は、い
ずれも0.2〜2.5phrの範囲の量で添加される。
【0021】操作についての詳細は下記の実施例から明
らかになるであろう。ただし、これらの実施例は、本発
明の精神を限定することなく本発明を良好に説明するた
めに例示したものである。
【0022】
【実施例1】MFR(190℃;2.16Kg)2.6及び密度0.887
g/cm3を有するVLDPE(Clearflex XHGO;Enichem)
80%及びMFR(230℃;2.16Kg)2.2及び密度0.9g/
cm3を有するアイソタクチックPPホモポリマー20
%でなるペレットのブレンドを、温度180℃で恒温とし
たローター回転速度100rpmの「Brabender」Plastograph
のセルに充填した。5分後、シリカの50%分散体とし
たトリアリルイソシアヌレート(TAIC)(Perkalink 301
−50D;Akzo)2.5phrを添加し、ついで2分後、ピペッ
トで2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3級ブチル−
ペルオキシ)−ヘキサン(Trigonox 101;Akzo)0.25ph
rを添加した。
【0023】得られた混合物を計15分間処理した。そ
の間に、溶融した塊状物の温度は、7分の時点で210℃
に達した後、約195℃で安定化した。
【0024】ついで、物質を回収し、低温ミルで粉砕
し、230℃で10分間圧縮成形して厚さ3mmのプレー
トを作成した。
【0025】かかるプレートから特性テストのためのサ
ンプルを得た(中空パンチを使用)。テスト項目は次の
とおりである。 (I)ASTM D2240によるショア硬さ(D)の測定 (II)A.Y.Coran及びR.Patelの報告[Rubber,Che
m.and Tech.,141,53(1980)]に従って緊張速度に変
更を加えた(変形30%の時点で2.5cm/分から25
cm/分に変更)変法ASTM D1708による引張特性の測定 (III)ASTM D395による100℃、22時間の圧縮永久ひ
ずみの測定 (IV)ASTM D1525による負荷1Kg、浴加熱速度120℃
/時間でのVICAT軟化点の測定 (V)ASTM D2765による還流条件下、キシレン中で行っ
た不溶物の百分率レベル及び膨潤度の測定 得られたデータを次表に示す(なお、相当する標準値も
合わせて示す)。
【0026】
【表1】 ショア硬さ(D)(5s) ASTM 2240 38 モジュラス 100%(MPa) ASTM D1708 5.8(0.1) 最大引張強さ(UTS)(MPa) ASTM D1708 9.4(0.2) 最大伸び率(UE)(%) ASTM D1708 290(10) 圧縮永久ひずみ(%) ASTM D395 51.2 VICAT(1Kg) 60 不溶物の含量(%) 61(76) (架橋された相に対する割合) 膨潤比 6
【実施例2】実験室用サイズの「Brabender」シングル
スクリュー式押出機(19/25Dシリンダー、シング
ル圧縮、ヘッドキャピラリー、10:2(L:D)スク
リュー)で、ジクミルペルオキシド0.5phr及びシリカの
50%分散体としたトリイソシアヌレート(TAIC)(Perk
alink 301−501;Akzo)2.5phrと混合したMFR(190℃;
2.16Kg)2.6及び密度0.887g/cm3を有するVLDPE
(Clearflex XHGO;Enichem)を基材とするマスターバ
ッチを100rpm、120℃で調製した。その後、同じ押出機
によって、当該マスターバッチ80%及びMFR(230℃;
2.16Kg)2.2及び密度0.9g/cm3を有するアイソタ
クチックPPホモポリマー20%でなるペレットのブレ
ンドを100rpm、220℃で押出し処理した。
【0027】得られた物質をペレット化し、ついで23
0℃で10分間圧縮成形した。得られたプレートを前記
実施例に記載のものと同じ方法に従って評価し、下記の
結果を得た。
【0028】
【表2】 ショア硬さ(D)(5s) ASTM 2240 41 モジュラス 100%(MPa) ASTM D1708 6.6(0.1) 最大引張強さ(UTS)(MPa) ASTM D1708 8.1(0.8) 最大伸び率(UE)(%) ASTM D1708 200(30) 圧縮永久ひずみ(%) ASTM D395 53.1 VICAT(1Kg) 69 不溶物の含量(%) 60(74) (架橋された相に対する割合) 膨潤比 7
【実施例3】この実施例では、Brabenderシングルスク
リュー式押出機において100rpm及び220℃で、VLDPEを基
材とする各種のマスターバッチ及びMFR(230℃;2.16K
g)2.2及び密度0.9g/cm3のアイソタクチックPP
ホモポリマーから得られた化合物を押出し処理すること
によって生成された物質について測定したデータを報告
する。
【0029】このマスターバッチは、(1)MFR(190
℃;2.16Kg)0.8及び密度0.9を有するVLDPE(Clearfl
ex FFDO;Enichem)、(2)MFR(190℃;2.16Kg)2.6
及び密度0.887を有するULDPE(Clearflex XDGO;Eniche
m)、(3)MFR(190℃;2.16Kg)7.5及び密度0.9を有
するVLDPE(Clearflex MPDO;Enichem)を基材とし、前
記実施例に記載の如く調製されたものであり、異なる量
のジクミルペルオキシド及び可及的にTAIC(Perkalink
301−50D)架橋助剤を含有する。
【0030】次表は、マスターバッチ又は直鎖VLDPEを
使用して80:20の重量比で得られた組成物に対応す
るデータ及びClearflex FFDO基材生成物の場合には異な
る添加剤を含有するマスターバッチについてのデータを
報告する。
【0031】
【表3】 VLDPE Cleaflex FFDO(%) 80 80 ULDPE Cleaflex XDGO(%) 80 80 80 80 80 VLDPE Cleaflex MPDO(%) 80 80シ゛クミルヘ゜ルオキシト゛ (VLDPEに対するphr) 0.5 0.5 0.5 0.5 1 0.5 Perkalink 301-50D 1.2 1.2 1.2 (VLDPEに対するphr) PP Daplen(%) 20 20 20 20 20 20 20 20 20 処理 A A A A A A A A A特 性 ショア硬さ(D)(5s)ASTM 2240 47 52 38 42 45 49 43 45 41 モシ゛ュラス 100%(MPa)ASTM D1708 6.1 7.6 3.9 5.6 - - 6.1 6.3 6.6 最大引張強さ(UTS)(MPa)ASTM D1708 5.3 9.1 4 8.3 5.9 6.8 8.4 7.5 8.1 最大伸び率(UE)(%)ASTM D1708 310 130 170 440 70 80 250 200 200 圧縮永久ひずみ(%)ASTM D395 88 80 88 91 97 88 72 61 53 VICAT(1Kg) 68 89 47 57 61 64 69 不溶物の含量(%) 1 50 64 60 (架橋された相に対する割合) (1) (63)(81)(74) 膨潤比 86 7 6 7
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウディオ・カルラーロ イタリー国ヴェネジア州ミラノ市ビア・カ ルターナ12/1 (72)発明者 アレッサンドロ・モーロ イタリー国ヴェネジア州カッザゴ・ディ ー・ピアニーガ市ビア・モリネッラ37 (72)発明者 アントニオ・アミーコ イタリー国コーモ州カサテノーヴォ市ビ ア・デ・ガスペーリ51 (72)発明者 グアルティエーロ・プリンチオッタ イタリー国ミラノ州サンドナトミラネーゼ 市ビア・アルフォンジーネ5/6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)少なくとも1のポリオレフィン又は
    プロピレンと1以上のオレフィンとの少なくとも1の共
    重合体でなる密度約0.9g/cm3の相90〜50重量
    %、(B)エチレンとα−C4-8オレフィンとの共重合
    体又はエチレン−プロピレンと前記α−オレフィンとの
    三元共重合体でなる密度0.9g/cm3以下の相10〜5
    0重量%を包含してなることを特徴とする、熱可塑性エ
    ラストマー組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、前記(A)
    及び(B)相を、(C)半減時間1分となる温度が120
    ℃より高いものであるフリーラジカル発生体、(D)末
    端位置に二重結合を有する化合物でなる架橋助剤の存在
    下で動的架橋することによって得られたものである、熱
    可塑性エラストマー組成物。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、前記(A)
    相が、好ましくは密度0.885〜0.895g/cm3を有する
    プロピレンホモポリマー、エチレン10%以下とのプロ
    ピレン共重合体又はエチレン−プロピレン−ブテン三元
    共重合体でなるものである、熱可塑性エラストマー組成
    物。
  4. 【請求項4】請求項2記載のものにおいて、前記フリー
    ラジカル発生体がジクミルペルオキシドである、熱可塑
    性エラストマー組成物。
  5. 【請求項5】請求項2記載のものにおいて、前記末端位
    置に二重結合を有する非重合体化合物がトリアリルイソ
    シアネートである、熱可塑性エラストマー組成物。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載のものにおいて、さら
    に不活性添加剤を含有してなる、熱可塑性エラストマー
    組成物。
  7. 【請求項7】請求項2、3又は4記載のものにおいて、
    前記フリーラジカル発生体及び/又は末端二重結合を有
    する化合物を、それぞれ0.2〜2.5phrの量で添加してな
    る、熱可塑性エラストマー組成物。
  8. 【請求項8】請求項2記載の熱可塑性エラストマー組成
    物を製造する方法において、前記(A)相及び(B)相
    を、フリーラジカル発生体及び架橋助剤の存在下におけ
    る動的架橋に供することを特徴とする、熱可塑性エラス
    トマー組成物の製法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の製法において、前記(A)
    相の重合体を架橋開始時に全量を添加する、熱可塑性エ
    ラストマー組成物の製法。
  10. 【請求項10】請求項8記載の製法において、前記
    (A)相の重合体を架橋中に徐々に添加する、熱可塑性
    エラストマー組成物の製法。
JP8018026A 1995-01-10 1996-01-09 熱可塑性エラストマー組成物 Withdrawn JPH08291234A (ja)

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ITMI950026A IT1272874B (it) 1995-01-10 1995-01-10 Composizione termoplastico elastomerica
IT95A000026 1995-11-13

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JP (1) JPH08291234A (ja)
AT (1) ATE210165T1 (ja)
DE (1) DE69617479T2 (ja)
DK (1) DK0721972T3 (ja)
ES (1) ES2165465T3 (ja)
IT (1) IT1272874B (ja)
PT (1) PT721972E (ja)
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