JPH08290088A - 画像形成用溶媒塗布装置および画像形成用溶媒塗布方法 - Google Patents

画像形成用溶媒塗布装置および画像形成用溶媒塗布方法

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JPH08290088A
JPH08290088A JP20004195A JP20004195A JPH08290088A JP H08290088 A JPH08290088 A JP H08290088A JP 20004195 A JP20004195 A JP 20004195A JP 20004195 A JP20004195 A JP 20004195A JP H08290088 A JPH08290088 A JP H08290088A
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image
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Hiroyuki Hirota
浩之 弘田
Koji Uchida
浩司 内田
Atsuhiro Doi
篤博 土居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適度な押圧力で画像形成用溶媒を十分にかつ
均一に流出させて良好な塗布を実現する。 【解決手段】 スポンジ36が感光材料16に圧接され
て感光材料16に沿って矢印Aの向きに移動することに
より水42が感光材料16に流出されて塗布される。ス
ポンジ36の主体部60がスポンジ36長手方向から見
て(塗布移動方向に沿って見て)倒立三角形状とされ、
感光材料16に向けて先細り形状とされる。スポンジ3
6が感光材料16へ押圧される方向に所定の潰し量(潰
される高さ方向の寸法)を得るのに要する押圧力は、ス
ポンジがストレートな矩形とされるものに比して、小さ
くて足る。みかけの硬度が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録材料に画
像を得るために画像記録材料に画像形成用溶媒を塗布す
る画像形成用溶媒塗布装置および画像形成用溶媒塗布方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置には、感光材料に露光し、
露光された感光材料に水等の転写助剤(画像形成用溶
媒)を塗布し、塗布された感光材料に受像材料を重ね合
わせて熱現像転写し、受像材料に画像を得るものがあ
る。
【0003】ここで、画像形成用溶媒は、熱現像転写効
率を向上させるために塗布されるが、従来は、皿に、画
像形成用溶媒としての水を溜めておき、その水に室温の
感光材料を通して塗布を行っていた。
【0004】これに対して、次のような塗布装置が提案
されている。すなわち、感光材料がステージに載置され
て水平面状に保持され、ステージ上をこの一端から他端
へ向けて塗布ユニットが移動する。塗布ユニットは、水
を収容したタンクの底にスポンジを装着してなり、スポ
ンジは、タンク内の水を吸収保持できるようにされ、感
光材料に圧接されて摺動する。これにより、スポンジが
潰されて水がスポンジからしみ出でるように流出され、
水の塗布がなされる。
【0005】ここで、スポンジの潰し量が小さいと、画
像形成用溶媒の流出量が不足し、また、流出量のばらつ
きが起きる。潰し量を大きくすると感光材料への押圧力
が大きくなり、これはスポンジの摺動抵抗が増大されて
スポンジの円滑な摺動が妨げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、適度な押圧力で画像形成用溶媒を十分にかつ均一
に流出させて良好な塗布を実現する画像形成用溶媒塗布
装置および画像形成用溶媒塗布方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像形成用溶媒塗布装置は、画像記録材料に画像を得るた
めに画像記録材料に画像形成用溶媒を塗布する画像形成
用溶媒塗布装置において、前記画像形成用溶媒を収容
し、画像記録材料に沿って画像記録材料と相対的に移動
する容器体と、この容器体に装着され、容器体に形成さ
れた容器孔を通して容器体内の画像形成用溶媒を吸液保
持でき、画像記録材料に圧接されて容器体と共に移動す
ることにより画像形成用溶媒を画像記録材料へ流出させ
て塗布する塗布体と、を備え、前記塗布体は、この移動
方向と直交する方向から見て、容器体から画像記録材料
に向けて先細り形状に形成されてなる構成を特徴として
いる。
【0008】なお、先細り形状としては、塗布体移動方
向と直交する方向から見て、例えば、三角形状や円弧形
状等が可能である。
【0009】上記構成によれば、容器体が画像記録材料
に沿って画像記録材料と相対的に移動し(画像記録材料
が移動しないで塗布体が移動し、あるいは逆に、塗布体
が移動しないで画像記録材料が移動する)、塗布体が画
像記録材料(感光材料等)と接触して容器体と共に移動
して、画像形成用溶媒が画像記録材料へ塗布される。
【0010】本発明では塗布体が先細り形状とされてい
る。これを、塗布体が先細り形状でなくてストレートで
ある場合と比すると、所定の潰し量を得るのに要する押
圧力は、塗布体が先細りとされる本発明が、小さくて足
る。すなわち、本発明では、みかけの硬度が小さくな
る。
【0011】これにより、適度な押圧力で画像形成用溶
媒を十分にかつ均一に供給することができ、良好な塗布
が実現される。
【0012】なお、塗布体の移動方向後側において感光
材料との間に適度な間隙を形成することにより、塗布体
から流出された画像形成用溶媒の液溜まり形状を維持す
ることができ、均一な塗布が可能となる。そのような間
隙を形成するための間隙形成部を、塗布体に一体に形成
することができる。
【0013】請求項2に係る発明の画像形成用溶媒塗布
装置は、画像記録材料に画像を得るために画像記録材料
に画像形成用溶媒を塗布する画像形成用溶媒塗布装置に
おいて、画像形成用溶媒を吸液保持し、画像記録材料に
接触して画像記録材料と相対的に移動して画像形成用溶
媒を画像記録材料に塗布する塗布体であって、その移動
方向と直交する方向から見て、画像記録材料に向けて先
細り形状に形成されてなる塗布体と、前記画像形成用溶
媒を収容し、前記塗布体に画像形成用溶媒を供給するた
めの容器体と、を備え、前記塗布体は、前記容器体から
画像形成用溶媒が供給された後に、前記容器体から離間
して移動し画像記録材料に塗布を行うことを特徴として
いる。
【0014】なお、この場合にも先細り形状としては、
塗布体移動方向と直交する方向から見て、例えば、三角
形状や円弧形状等が可能である。
【0015】上記構成によれば、塗布体に画像形成用溶
媒が供給された後には、塗布体は容器体から離間して移
動し、画像記録材料と接触しながら相対的に移動して、
画像形成用溶媒が画像記録材料へ塗布される。
【0016】本発明においても、塗布体が先細り形状と
されているため、適度な押圧力で画像形成用溶媒を十分
にかつ均一に供給することができ、良好な塗布が実現さ
れる。さらに、本発明では塗布体が容器体から離間して
移動して画像形成用溶媒を画像記録材料に塗布するた
め、塗布体の画像記録材料との相対移動を簡単な構成で
確実に行うことが可能となる。また、移動のためのスペ
ースや駆動力が小さくてすみ、小型化及び低コスト化を
図ることができる。
【0017】またこの場合にも、塗布体の移動方向後側
において感光材料との間に適度な間隙を形成することに
より、塗布体から流出された画像形成用溶媒の液溜まり
形状を維持することができ、均一な塗布が可能となる。
そのような間隙を形成するための間隙形成部を、塗布体
に一体に形成することができる。
【0018】請求項3に係る発明の画像形成用溶媒塗布
装置は、請求項1または請求項2記載の画像形成用溶媒
塗布装置において、前記塗布体は、その移動方向後方側
の側面が、この移動方向と直交する方向から見て、画像
記録材料と反対側へ向けて凹状に連続的に湾曲して形成
されたことを特徴としている。
【0019】上記構成によれば、塗布体が画像記録材料
に接触した状態において、塗布体の移動方向後方側の側
面が凹状に連続的に湾曲して形成されているため、塗布
体から流出され塗布体(凹状に連続的に湾曲して形成さ
れた側面)と画像記録材料との間に溜まる画像形成用溶
媒のメニスカスの形状(液溜まり形状)が、ほぼ一定の
曲率に維持される。したがって、塗布体と画像記録材料
との間に溜まる画像形成用溶媒の液溜まり量に拘わらず
(換言すれば、塗布体と画像記録材料との相対移動位
置、すなわち塗布位置に拘わらず)、塗布範囲全域に渡
って一定の塗布厚で塗布することができ、均一な塗布が
可能となる。
【0020】請求項4に係る発明の画像形成用溶媒塗布
方法は、請求項1乃至請求項3の何れかの項に記載の画
像形成用溶媒塗布装置における画像形成用溶媒塗布方法
であって、前記塗布体を画像記録材料に圧接させて移動
させ、画像記録材料に画像形成用溶媒を塗布するに際
し、前記塗布体と画像記録材料との間に溜まる画像形成
用溶媒のメニスカスの形状を液溜まり量に拘わらずほぼ
一定の曲率に維持しながら塗布することを特徴としてい
る。
【0021】上記構成によれば、塗布体が先細り形状と
されあるいは塗布体の移動方向後方側の側面が凹状に連
続的に湾曲して形成され、この塗布体から流出され塗布
体と画像記録材料との間に溜まる画像形成用溶媒のメニ
スカスの形状(液溜まり形状)を、ほぼ一定の曲率に維
持して塗布するため、塗布体と画像記録材料との間に溜
まる画像形成用溶媒の液溜まり量に拘わらず(換言すれ
ば、塗布体と画像記録材料との相対移動位置、すなわち
塗布位置に拘わらず)、塗布範囲全域に渡って一定の塗
布厚で塗布することができ、均一な塗布が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成用溶
媒塗布装置の第1の実施の形態を、画像記録装置に適用
して図1乃至図3に基づき説明する。
【0023】図1に示すように、基台10内の中央部
に、ステージ12が設けられている。ステージ12は、
平板状とされて水平に配される。ステージ12の一端側
(図1で右端側)には、下方に第1ローラ14が設けら
れ、第1ローラ14には、感光材料としての熱現像感光
材料(画像記録材料)16(以下、感光材料16とす
る)が巻き取られてロール状に収容される。感光材料1
6は、支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色
素供与性物質、還元剤を有して構成され、第1ローラ1
4からステージ12上に引き出されてステージ12上に
水平に保持された状態では、感光面が上を向くようにさ
れる。ステージ12の下方には、上記第1ローラ14と
近接して第2ローラ18が設けられている。第2ローラ
18には、第1ローラ14から引き出されてステージ1
2を一端から他端(図1で左端)へ掛け渡された感光材
料16が巻き取られる。感光材料16は所定長さ毎にス
テージ12上に引き出される。
【0024】ステージ12の上方にはステージ12と対
向して原稿台20が基台上面11に嵌められている。原
稿台20は透明板で形成され、原稿台20上には原稿2
2が載置保持される。
【0025】次に、露光ユニット24、塗布ユニット
(塗布装置)26、重合ユニット28がそれぞれ設けら
れる。各ユニット24、26、28は一体的に、あるい
は、個々に、原稿台20とステージ12との間を、ステ
ージ12の両端方向(図1に左右方向)に沿って往復動
自在とされ、図示を省略する駆動手段によって駆動され
る。すなわち、各ユニット24、26、28は、ステー
ジ12の他端からステージ12外に掛けて順に配される
待機位置(図1に実線で示す位置)から、その順を維持
し、ステージ12の一端を過ぎてステージ12外からス
テージ12に掛けて順に配される行止位置(図1に2点
鎖線で示す位置)へ前進(矢印Aの向きに移動)し、逆
に、行止位置から待機位置へ後退(矢印Aと反対の向き
へ移動)することができる。
【0026】露光ユニット24は、光源30を備え、光
源30からの光は、原稿22へ向けて照射される。照射
光は、原稿22と平行で露光ユニット24の移動方向と
直角の方向(図1の紙面の表裏方向)に沿って直線状と
なるようにされ、原稿22で反射されて反射光がセルフ
ォックレンズ32によって感光材料16にスリット状に
露光される。露光ユニット24が待機位置から行止位置
へ向けて前進することにより、原稿22の画像が感光材
料16に順次に走査露光される。
【0027】塗布ユニット26は、図2及び図3にも示
すように、タンク(容器体)34と、この底に装着され
るスポンジ(塗布体)36とを備える。タンク34は、
ユニット台38に凹設された凹所40内に落とし込むよ
うにして設けられ、塗布ユニット移動方向と直角の方向
であって感光材料16の幅方向(矢印Bの向き)寸法に
渡る長尺な矩形箱状とされる。タンク34内には、水4
2等の転写助剤(画像形成用溶媒)が封入される。スポ
ンジ36は凹所40底に形成された開口41から下方へ
突出し、タンク34底に形成されたタンク孔44を通し
てタンク34内の水42を吸収保持できる。水42はス
ポンジ36中に湿潤された状態となる。タンク34は昇
降自在とされ、昇降は、図示を省略するが、ソレノイド
等の駆動手段によって可能となり、あるいは、塗布ユニ
ット26の移動路に沿って、タンク34を昇降案内する
段差付きのガイドを設けることによっても可能となる。
タンク34の昇降に伴いスポンジ36も昇降し、上昇位
置ではスポンジ36が感光材料16と離間し、下降位置
ではスポンジ36が感光材料16へ押し付けられて接触
し、スポンジ36は圧縮されてスポンジ36から水42
が感光材料16へ流出可能となる。
【0028】スポンジ36が感光材料16と接触した状
態で塗布ユニット26が前進することにより、露光され
た感光材料16に水42が順次に塗布される。
【0029】重合ユニット28は、マガジン46を備
え、マガジン46には、受像材料48が所定長さに切断
されて重ねられてステージ12と平行に収容されてい
る。受像材料48の一方の面は画像形成面とされて画像
形成面には、媒染剤を有する色素固定材料が塗布されて
おり、受像材料48の収納状態では、画像形成面が上を
向くようにされる。マガジン46の下側には、無端ベル
ト50がローラ52、54に掛け渡されている。重合ユ
ニット28の待機位置でステージ12側にあるローラ5
2の外周には、案内部56が設けられている。
【0030】重合ユニット28の前進に伴い、無端ベル
ト50が、ステージ12上を重合ユニット28の前進に
対応して走行する(図1で時計回りに走行する)。無端
ベルト50の走行に伴い、マガジン46内にある受像材
料48が、案内部56によって、マガジン46から引き
出される。受像材料48は反転してその引き出し端が感
光材料16と当接し、そして、重合ユニット28の移動
に伴い、受像材料48が無端ベルト50と感光材料16
との間に挟持されるようにして、受像材料48が順次
に、水32が塗布されて膨潤された感光材料16と重ね
合わされる。
【0031】ステージ12は加熱されて、この加熱され
た状態で、上記露光、塗布、重合がなされ、そして、受
像材料48と感光材料16とが重ね合わされた状態で熱
現像転写が行われる。すなわち、感光材料16の可動性
の色素が放出され、同時に色素が受像材料48の色素固
定層に転写されて、受像材料48に画像が得られる。
【0032】熱現像転写後は、感光材料16は所定長さ
分だけ引き出され、受像材料48は、感光材料16と共
にステージ12の他端からステージ外へ排出されるとと
もに、その排出に伴い感光材料22と剥離されて、排出
トレイ58内に集積される。
【0033】その後、各ユニット24、26、28は、
重合ユニット28を先頭にして行止位置から待機位置へ
後退し、次の露光、塗布、重合に備えることができる。
【0034】ここで、塗布ユニット26について詳説す
る。図2及び図3に示すように、スポンジ36は、タン
ク34の長手方向寸法に渡る長尺とされ、長手方向(矢
印Bで示す感光材料幅方向、図2では紙面の表裏方向)
から見ると、倒立2等辺三角形状とされた主体部60
と、主体部60の上端部においてその左右両側へ突出さ
れた一対の係合凸62とを一体に備えた形状とされる。
スポンジ36は、アダプタ64に保持される。アダプタ
64は、スポンジ36の長手方向に沿った一対の側片6
6を備え、両側片66の対向面には係合凹70が形成さ
れる。係合凹70内へ係合凸62を係合させることによ
り、両側片66間にスポンジ36の保持が可能となる。
アダプタ64に保持されたスポンジ36は塗布体カート
リッジとされる。
【0035】アダプタ64は、一対の側片66と、スポ
ンジ36の長手方向端面と対向する一対の端片とで矩形
枠形状とすることが可能であるが、例えば、図3に示す
ように、アダプタ64を、一対の側片66と、スポンジ
36の長手方向端面と対向する端片のうちの一方の側片
68とでコ字型形状をなすように形成し、他方の端片を
開放するようにしておけば、その開放側から側片66間
へスポンジ36をこの長手方向に挿入して、係合凹70
内へ係合凸62を係合させることができる。スポンジ3
6の保持後に、開放された他方の端片を閉成してアダプ
タを不連続部分のない枠とすることにより、アダプタの
強化が果たされる。アダプタが予め、不連続部分のない
枠に一体に形成されている場合、係合凹70内へ係合凸
62を係合させるには、スポンジ36を枠内へ押し込ん
でスポンジ36の柔軟性、伸縮性を利用すればよい。
【0036】一方、アダプタ64の側片66に対応して
タンク34底には、タンク34長手方向と直角の方向で
あるタンク幅方向両側(塗布ユニット移動方向前後両
側)に、タンク34の長手方向寸法に渡って一対の係合
脚72、102が垂下され、側片66と係合脚72、1
02との間では、側片66にこの長手方向寸法に渡る係
合凸74が形成され、係合脚72にこの長手方向寸法に
渡る係合凹76が形成される。一方の係合脚72につい
て、係合凹76内にこれに対応する係合凸74をアダプ
タ64側方から係合させながら、他方の係合脚102に
ついては、これに対応する係合凸74で、係合凹74を
形成するために係合脚102の下端に形成された爪10
4を下方から押圧して、係合脚72と係合脚102の爪
104との間を広げるように係合脚72、102を弾性
的に撓ませ(主に、他方の係合脚102を撓ませ)、他
方の係合脚102に対応する係合凸74を、係合凹76
内へ係合させて、塗布体カートリッジの装着を行う。逆
に、塗布体カートリッジを取り外すには、他方の係合脚
102について、係合凹76から係合凸74を離脱さ
せ、続いて、一方の係合脚72について、係合凹76か
ら係合凸74を離脱させればよい。
【0037】タンク孔44は、タンク長手方向に沿って
間隔を置いて複数個形成され、各タンク孔44は、タン
ク34底より下方へ突出すべく各タンク孔44に対応し
て個々に、あるいは、一連に共通して形成された凸部8
0に設けられている。塗布体カートリッジの装着状態で
は、スポンジ36の主体部60の上面(三角形底辺部)
が凸部80に圧接される。そして、塗布時には、スポン
ジ36の主体部60の下面(三角形頂点部)が感光材料
16と当接する。
【0038】塗布体カートリッジの装着状態では、スポ
ンジ36の主体部60の塗布移動方向(矢印Aの向き)
前後において、アダプタ64の側片66の下面が感光材
料16と平行に対向し、側片66下面と感光材料16上
面との間に適当な間隙sが形成される。アダプタ64の
側片66が間隙形成部を構成する。
【0039】上記構成によれば、スポンジ36の主体部
60がスポンジ36長手方向から見て(塗布移動方向に
沿って見て)倒立三角形状とされ、感光材料16に向け
て先細り形状とされているので、スポンジ36が感光材
料16へ押圧される方向に所定の潰し量(潰される高さ
方向の寸法)を得るのに要する押圧力は、本実施の形態
が、図11に示すように、スポンジ150がこの塗布移
動方向(矢印Aの向き)に沿って見て(スポンジ150
長手方向から見て)ストレートな矩形とされるもの(比
較例)に比して、小さくて足る。すなわち、本実施の形
態では、みかけの硬度が小さくなる。
【0040】これにより、スポンジ36が感光材料16
に圧接されて移動することにより水42が感光材料16
に流出されて塗布されるにあたって、適度な押圧力で水
42を十分にかつ均一に流出させることができ、良好な
塗布が実現される。
【0041】なお、スポンジ36の主体部60の塗布移
動方向前後において感光材料16との間に形成された適
当な間隙のうちの塗布移動方向後側の間隙sによって、
スポンジ36から流出された水42の液溜まり108
(図2に網掛けで示す)形状を維持することができ、均
一な塗布が可能となる。
【0042】次に、第2の実施の形態を図4に基づき説
明する。上記第1の実施の形態では、係合脚のうち他方
の係合脚102が爪104を備え、スポンジ36がアダ
プタ64で保持されて、アダプタ64を係合脚72、1
02へ係合させているが、本実施の形態では、他方の係
合脚も一方の係合脚72と同じくし、また、アダプタ6
4を用いることなくスポンジ236の係合凸62を係合
脚72の係合凹76内へ直接に係合させる。
【0043】すなわち、係合凹76内に係合凸62を係
合すべく係合脚72、72間へ、スポンジ236をこの
長手方向に挿入すれば、スポンジ236がタンク34に
装着される。逆に、スポンジ236を引き出せば、係合
凹76から係合凸62が離脱されて、スポンジ236が
タンク32から取り外される。
【0044】また、スポンジ236の係合凸62と主体
部60との間には段差(間隙形成部)106が形成さ
れ、段差106下面が係合脚72下面とが同一面とされ
て感光材料16と平行に対向し、主体部60の塗布移動
方向(矢印Aの向き)前後において、段差106と感光
材料16との間に間隙が形成される。
【0045】他の構成は上記第1の実施の形態と同様で
ある。本実施の形態によっても、スポンジ236の主体
部60が先細りの形状とされているので、第1の実施の
形態と同様に、適度な押圧力で水42を十分にかつ均一
に流出させることができ、良好な塗布が実現される。
【0046】また、第1の実施の形態と同様に、スポン
ジ236の塗布移動方向後側に形成された間隙sによっ
て、スポンジ236から流出された水42の液溜まり1
08(図4に網掛けで示す)形状を維持することがで
き、均一な塗布が可能となる。本実施の形態では、間隙
sが、スポンジ236に一体とされて主体部60と連続
する段差106との間で形成されるので、特に効果的で
ある。
【0047】上記第1及び第2の実施の形態では、スポ
ンジ36、236の主体部60が、倒立2等辺三角形状
とされているが、主体部をスポンジ長手方向から見て
(塗布移動方向と直角の方向である感光材料16幅方向
から見て、ないし、塗布移動方向に沿って見て)先細り
形状とする形状には、それ以外にも次に説明するような
形状が可能である。
【0048】例えば、図5に示す第3の実施の形態のス
ポンジ336では、主体部110がスポンジ336の長
手方向から見て(塗布移動方向に沿って見て)半円形状
とされている。図6に示す第4の実施の形態のスポンジ
436では、主体部112は、塗布移動方向前側が円弧
状面とされ、塗布移動方向前側が垂直面とされている。
更に、図7に示す第5の実施の形態のスポンジ536で
は、主体部114は、塗布移動方向前側が円弧状面とさ
れ、塗布移動方向後側が下方に向かいスポンジ移動方向
前方側へ傾斜した傾斜平面とされる。塗布移動方後側が
下方へ向けて塗布移動方向前側に曲面であるいは平面で
傾斜される第1乃至第3の実施の形態、並びに第5の実
施の形態のスポンジ36、236、336、536は、
スティックスリップの発生を防止する上で効果的であ
り、強度上優れる。
【0049】また、図8に示す第6の実施の形態のスポ
ンジ636では、主体部116は、塗布移動方向に沿っ
て、凹部118を介して連山状の2つの倒立山部12
0、122を一体に備え、各倒立山部120、122は
それぞれ先細り形状とされて感光材料16と接触する。
これによれば、塗布移動方向前側の倒立山部120が感
光材料16に水42を一旦塗布して水42に対する感光
材料16の接触角を低下させ、続いて、塗布移動方向後
側の倒立山部122が重ねて再度水42を塗布し、親水
性の低い感光材料16でも水42の塗布量が均一化され
確実に塗布される。
【0050】なお、スポンジにおける押圧力と潰し量と
の関係が図12のグラフに示されている。これによれ
ば、主体部112が塗布移動方向前側で円弧状面とされ
て塗布移動方向前側で垂直面とされる第4の実施の形
態、主体部110が半円形状とされる第3の実施の形
態、主体部が倒立2等辺三角形状である第1、第2の実
施の形態の順に、スポンジが所定の潰し量(潰される高
さ方向の寸法)を得るのに要する押圧力が、比較例に比
して、より少なくて済むのが判る。
【0051】上記各実施の形態のスポンジ36、23
6、336、436、536、636はそれら形状を押
出加工によって得ることが可能であるが、次に説明する
方法(手段)によっても可能である。
【0052】すなわち、図9に示すように、平板状のス
ポンジ材124の一方の面において、スポンジ材124
の中央部を介して両端部を、加熱された加熱型材126
で矢印Dの向きに押し付けるようにする。これによっ
て、中央部には半円状の主体部110が形成され、加熱
型材126で押し付けられる両端部には係合凸62が形
成される。第3の実施の形態に相当するスポンジ336
が得られる。
【0053】これによれば、主体部110は、スポンジ
材124が当初有する軟質程度を維持し、係合凸62は
硬質化される。係合凸62はアダプタ64の係合凹7
0、あるいは、係合脚72、102の係合凹74内に係
合してスポンジの保持に寄与する部分であるので、硬質
化によって水の吸水保持、流出機能が劣ってもそれは構
わず、逆に、硬質化によって係合強度が高まり、スポン
ジの保持上好ましい。主体部110は当初の軟質性を維
持し、吸水保持、流出機能も劣ることなく維持され、ま
た、押出加工による場合にスポンジの外面に発生が予想
されるスキン層の形成もなく、これは、水の吸収、流出
上好ましい。
【0054】また、図10に示すように、加熱型材12
6の形状を変えることにより、主体部60を三角形状と
することができる(第1、第2の実施の形態のスポンジ
36、236に相当する)等、各実施の形態に対応すべ
くスポンジを各種の形状とすることができる。
【0055】またさらに、図13に示す第7の実施の形
態のスポンジ736では、主体部130は、スポンジ7
36の長手方向から見て(塗布移動方向に沿って見
て)、移動方向後方側の側面132が、スポンジ736
の自然状態において感光材料16と反対側へ向けて凹状
に連続的に湾曲して形成されている。これにより、スポ
ンジ736が感光材料16に接触した状態において、主
体部130の塗布移動方向後側において感光材料16と
の間に形成された間隙sによって、スポンジ736から
流出された水42の液溜まり108のメニスカスの形状
を、液溜まり量に拘わらず一定の曲率に維持している。
【0056】したがって、このスポンジ736によれ
ば、スポンジ736から流出された水42の液溜まり1
08のメニスカスの形状(液溜まり形状)が一定の曲率
に維持されるため、図13に細線で順次示す如く塗布に
伴って水42の液溜まり量が順次減少しても(換言すれ
ば、スポンジ736と感光材料16との相対移動位置す
なわち塗布位置に拘わらず)、塗布範囲全域に渡って一
定の塗布厚で塗布することができ、均一な塗布が可能と
なる。
【0057】なお、図13に示すスポンジ736の如く
自然状態において側面132が感光材料16と反対側へ
向けて凹状に連続的に湾曲して形成される構成とするに
限らず、感光材料16と接触した状態において塗布移動
方向後方側の側面が凹状に連続して湾曲するように、ス
ポンジを構成してもよい。
【0058】すなわち、図14に示すスポンジ836の
如く、塗布移動方向後方側の側面133が自然状態にお
いて平面(直線)的に形成され、感光材料16に圧接し
た状態ではこのスポンジ836が変形することにより
(図14に破線にて示す如く)、側面133が感光材料
16と反対側へ向けて凹状に連続的に湾曲される構成と
することもできる。
【0059】この場合であっても、スポンジ836から
流出された水42の液溜まり108のメニスカスの形状
(液溜まり形状)を液溜まり量に拘わらず一定の曲率に
維持して塗布することができ、塗布に伴って水42の液
溜まり量が順次減少しても(換言すれば、スポンジ83
6と感光材料16との相対移動位置、すなわち塗布位置
に拘わらず)、塗布範囲全域に渡って一定の塗布厚で塗
布することができ、均一な塗布が可能となる。
【0060】なお、上述した各実施の形態では、感光材
料16を移動させずに塗布ユニット26を移動させて塗
布を行っているが、逆に、塗布ユニット26を移動させ
ずに感光材料16を移動させてもよい。
【0061】また、上記実施の形態では、平板状のステ
ージ12上で塗布を行って、かつ、塗布を含め、露光、
重合、熱現像を共通のステージ12上で行っているが、
それに限らないものであり、更に、例えば、ローラ上に
ローラと対向してタンクを設け、タンク底に装着される
スポンジとローラとの間に感光材料16を走行させて、
これに伴い塗布を行うようにしてもよい。
【0062】更に、画像形成溶媒は、水42に限らず、
他の転写助剤であってもよく、画像形成溶媒を塗布する
ための塗布体は、スポンジに限らず、パフや、連続気泡
を有する合成発泡体や、フェルト等のものでもよく、タ
ンク34内の水を吸収保持でき、感光材料16と接触、
ないし、例えば、押し付けられて接触することにより水
の流出を可能とするようなものであればよい。
【0063】また、上記実施の形態では、感光材料16
に水42を塗布しているが、水42等の画像形成用溶媒
を塗布することにより画像を得るものであれば、感光材
料16に限らず、受像材料やその他の画像記録材料でも
適用可能である。
【0064】更に、上記実施の形態では、スポンジを、
主体部と係合凸とで構成して、係合凸をアダプタの係合
凹に係合させてアダプタの係合凸をタンクの係合脚の係
合凹内に係合させ、あるいは、スポンジの係合凸を、タ
ンクの係合脚の係合凹内に直接に係合させて、スポンジ
のタンクへの装着を行っているが、塗布体のタンクへの
装着は上記実施の形態に限定されるものではなく、例え
ば、係合凸を用いることなく塗布体をアダプタに固着
し、あるいは、タンクへ直接に固着するようにしてもよ
く、本発明はスポンジの係合凸の有無に関わらない。
【0065】なお、感光材料としては、像様露光して得
られる潜像を画像形成用溶媒の存在のもとに受像材料へ
熱現像転写して可視像を得る、いわゆる熱現像感光材料
(上記実施の形態の感光材料16)が挙げられる。
【0066】この熱現像感光材料は、基本的には支持体
上に感光性ハロゲン化銀、還元剤、バインダー及び色素
供与性化合物(還元剤が兼ねる場合もある)を有するも
のであり、更に必要に応じて有機金属塩酸化剤等を含有
させることができる。
【0067】熱現像感光材料は露光に対してネガの画像
を与えるものでも、ポジの画像を与えるものでもよい。
ポジの画像を与える方式には、ハロゲン化銀乳剤として
直接ポジ乳剤(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式の
2種がある)を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を
放出する色素供与性化合物を用いる方式のいずれもが採
用できる。
【0068】ポジの画像を与える方式の熱現像感光材料
としては、例えば、特開平6−161070号公報、特
開平6−289555号公報等に記載されたものが、ま
た、ネガの画像を与える方式の熱現像感光材料として
は、例えば、特開平5−181246号公報、特開平6
−242546号公報等に記載されたものを用いること
ができる。
【0069】また、画像形成用溶媒としては、例えば水
(上記実施の形態の水42)があり、この水は、いわゆ
る純水に限らず、広く一般的に使用されている意味での
水を含む。また、純水とメタノール、DMF、アセト
ン、ジイソブチルケトン等の低沸点溶媒との混合溶媒で
もよい。更に、画像形成促進剤、カブリ防止剤、現像停
止剤、親水性熱溶剤等を含有させた溶液でもよい。
【0070】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成用溶媒塗布装置および画像形成用溶媒塗布方法によれ
ば、適度な押圧力で画像形成用溶媒を十分にかつ均一に
流出させて良好な塗布を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成用溶
媒塗布装置を適用した画像記録装置を示し、塗布移動方
向に沿って見た図である。
【図2】第1の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置を
塗布移動方向に沿って縦断して示す端面図である。
【図3】第1の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置に
おいて、塗布体装着前を示す斜視図である。
【図4】第2の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置を
示す図2に対応する図である。
【図5】第3の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置の
塗布体の形状を示し、塗布体移動方向に沿って見た(塗
布体長手方向から見た)図である。
【図6】第4の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置の
塗布体の形状を示し、図5に対応する図である。
【図7】第5の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置の
塗布体の形状を示し、図5に対応する図である。
【図8】第6の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置の
塗布体の形状を示し、図5に対応する図である。
【図9】画像形成用溶媒塗布装置の塗布体の一の形状を
得るための製造方法を示し、スポンジの長手方向から見
た図である。
【図10】画像形成用溶媒塗布装置の塗布体の他の形状
を得るための製造方法を示し、図9に対応する図であ
る。
【図11】比較例を示す図5に対応する図である。
【図12】塗布体において、押圧力と潰し量との関係を
示すグラフである。
【図13】第7の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置
の塗布体の形状を示し、図5に対応する図である。
【図14】第7の実施の形態の画像形成用溶媒塗布装置
の塗布体の変形例を示し、図13に対応する図である。
【符号の説明】
16 感光材料(画像記録材料) 26 塗布ユニット(塗布装置) 34 タンク(容器体) 36 スポンジ(塗布体) 42 水(画像形成用溶媒) 44 タンク孔(容器孔) 60 主体部 110 主体部 112 主体部 114 主体部 116 主体部 130 主体部 236 スポンジ(塗布体) 336 スポンジ(塗布体) 436 スポンジ(塗布体) 536 スポンジ(塗布体) 636 スポンジ(塗布体) 736 スポンジ(塗布体) 836 スポンジ(塗布体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録材料に画像を得るために画像記
    録材料に画像形成用溶媒を塗布する画像形成用溶媒塗布
    装置において、 前記画像形成用溶媒を収容し、画像記録材料に沿って画
    像記録材料と相対的に移動する容器体と、 この容器体に装着され、容器体に形成された容器孔を通
    して容器体内の画像形成用溶媒を吸液保持でき、画像記
    録材料に圧接されて容器体と共に移動することにより画
    像形成用溶媒を画像記録材料へ流出させて塗布する塗布
    体と、 を備え、 前記塗布体は、この移動方向と直交する方向から見て、
    容器体から画像記録材料に向けて先細り形状に形成され
    てなる、 ことを特徴とする画像形成用溶媒塗布装置。
  2. 【請求項2】 画像記録材料に画像を得るために画像記
    録材料に画像形成用溶媒を塗布する画像形成用溶媒塗布
    装置において、 画像形成用溶媒を吸液保持し、画像記録材料に接触して
    画像記録材料と相対的に移動して画像形成用溶媒を画像
    記録材料に塗布する塗布体であって、その移動方向と直
    交する方向から見て、画像記録材料に向けて先細り形状
    に形成されてなる塗布体と、 前記画像形成用溶媒を収容し、前記塗布体に画像形成用
    溶媒を供給するための容器体と、 を備え、 前記塗布体は、前記容器体から画像形成用溶媒が供給さ
    れた後に、前記容器体から離間して移動し画像記録材料
    に塗布を行うことを特徴とする画像形成用溶媒塗布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記塗布体は、その移動方向後方側の側
    面が、この移動方向と直交する方向から見て、画像記録
    材料と反対側へ向けて凹状に連続的に湾曲して形成され
    た、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成用溶媒塗布装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかの項に記
    載の画像形成用溶媒塗布装置における画像形成用溶媒塗
    布方法であって、 前記塗布体を画像記録材料に圧接させて移動させ、画像
    記録材料に画像形成用溶媒を塗布するに際し、 前記塗布体と画像記録材料との間に溜まる画像形成用溶
    媒のメニスカスの形状を液溜まり量に拘わらずほぼ一定
    の曲率に維持しながら塗布することを特徴とする画像形
    成用溶媒塗布方法。
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JP2013169538A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Panasonic Corp 塗布装置および塗布方法
KR102474862B1 (ko) * 2021-09-14 2022-12-06 주식회사 지스콥 비파괴 검사용 침투 탐상제 도포를 위한 스펀지 노즐 보조 장치

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