JPH0828967A - 雨水給湯タンク付ベランダ - Google Patents
雨水給湯タンク付ベランダInfo
- Publication number
- JPH0828967A JPH0828967A JP6167771A JP16777194A JPH0828967A JP H0828967 A JPH0828967 A JP H0828967A JP 6167771 A JP6167771 A JP 6167771A JP 16777194 A JP16777194 A JP 16777194A JP H0828967 A JPH0828967 A JP H0828967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- water storage
- veranda
- rainwater
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広いスペースを要さずに、かつ、簡素な手段
によって、太陽熱を利用する雨水給湯タンク付ベランダ
を提供する。 【構成】 ベランダ1の上方に貯水タンク2を4本の支
柱7で支えて設置する。貯水タンク2の天板3は、中高
で周辺部に向かってなだらかな斜面を有し、周辺部に多
数個の抜穴4を有し、抜穴4の内側にフィルタを付さ
れ、天板3から貯水タンク2の底部に向かって数枚の伝
熱板13が垂下する。屋根10上に降った雨は、雨どい
11で集められて天板3上へ流れ、抜穴4から貯水タン
ク2に流れ込んで貯水される。貯水は、太陽熱により温
められ、バルブ8を開くと、主配管5を流れて浴槽9に
供給される。貯水タンク2内の余剰水は、オーバーフロ
ー用配管6から排出される。
によって、太陽熱を利用する雨水給湯タンク付ベランダ
を提供する。 【構成】 ベランダ1の上方に貯水タンク2を4本の支
柱7で支えて設置する。貯水タンク2の天板3は、中高
で周辺部に向かってなだらかな斜面を有し、周辺部に多
数個の抜穴4を有し、抜穴4の内側にフィルタを付さ
れ、天板3から貯水タンク2の底部に向かって数枚の伝
熱板13が垂下する。屋根10上に降った雨は、雨どい
11で集められて天板3上へ流れ、抜穴4から貯水タン
ク2に流れ込んで貯水される。貯水は、太陽熱により温
められ、バルブ8を開くと、主配管5を流れて浴槽9に
供給される。貯水タンク2内の余剰水は、オーバーフロ
ー用配管6から排出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水を貯水タンクに集
め、これを利用することと、太陽熱の利用を目的とした
雨水給湯タンク付ベランダに関する。
め、これを利用することと、太陽熱の利用を目的とした
雨水給湯タンク付ベランダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雨水再利用装置は、限り
がある水資源の再利用を目的として用いられている。た
とえば、実公平2−45323号公報には、屋根又はビ
ル建築物の屋上に雨水の集水器を設けると共に建築物の
側壁に集水溝を設け、これらの集水手段によって集めた
雨水を、屋内の浴槽からの排水と共に地下に設けた水槽
に導き、この水をポンプを介して屋内外の水洗器具等に
導くように構成されている。雨水は、まず屋根又は屋上
に設けた集水器及び側壁に設けた集水溝に集められ、次
いで地下に設けた水槽に導かれ貯えられる。
がある水資源の再利用を目的として用いられている。た
とえば、実公平2−45323号公報には、屋根又はビ
ル建築物の屋上に雨水の集水器を設けると共に建築物の
側壁に集水溝を設け、これらの集水手段によって集めた
雨水を、屋内の浴槽からの排水と共に地下に設けた水槽
に導き、この水をポンプを介して屋内外の水洗器具等に
導くように構成されている。雨水は、まず屋根又は屋上
に設けた集水器及び側壁に設けた集水溝に集められ、次
いで地下に設けた水槽に導かれ貯えられる。
【0003】このようにして貯えられた地下の水槽の水
は、一般家屋ではポンプと圧力タンクを介して、また、
ビル建築物ではポンプと屋上の集水器を介して、屋内外
の水洗器具に導かれ必要に応じて供給される。
は、一般家屋ではポンプと圧力タンクを介して、また、
ビル建築物ではポンプと屋上の集水器を介して、屋内外
の水洗器具に導かれ必要に応じて供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の雨水再利用
装置は、屋根又はビル建築物の屋上に集水器を、地下に
は水槽を必要とし、さらに建物の側壁に集水溝を設けな
ければならない。また、地下の水槽に集められた水は、
ポンプと圧力タンクを使用することで屋内外の水洗器具
等へ導く構成のために、システム自体が複雑となる。ま
た、ポンプなどの使用によって多額の費用を要するとい
う欠点があった。
装置は、屋根又はビル建築物の屋上に集水器を、地下に
は水槽を必要とし、さらに建物の側壁に集水溝を設けな
ければならない。また、地下の水槽に集められた水は、
ポンプと圧力タンクを使用することで屋内外の水洗器具
等へ導く構成のために、システム自体が複雑となる。ま
た、ポンプなどの使用によって多額の費用を要するとい
う欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、従来の雨水再利用装置
の欠点を改良し、広いスペースを要さずに、かつ、簡素
な手段によって、雨水を貯水して使用することにより水
資源を節約し、太陽熱を利用して貯水を加熱することに
より経費(ガス、電気代等)を節約する雨水給湯タンク
付ベランダを提供しようとするものである。
の欠点を改良し、広いスペースを要さずに、かつ、簡素
な手段によって、雨水を貯水して使用することにより水
資源を節約し、太陽熱を利用して貯水を加熱することに
より経費(ガス、電気代等)を節約する雨水給湯タンク
付ベランダを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、雨水をベランダの上方に据え付けた貯水タ
ンクに集め、貯水タンクの天板から底部に向かって伝熱
板を垂下し、貯水タンクの天板に設けた抜穴にフィルタ
を付し、太陽熱を利用して貯水タンク内の雨水を温め、
浴槽、台所等の需要箇所へ導くように構成する雨水給湯
タンク付ベランダを、手段として採用する。
決するため、雨水をベランダの上方に据え付けた貯水タ
ンクに集め、貯水タンクの天板から底部に向かって伝熱
板を垂下し、貯水タンクの天板に設けた抜穴にフィルタ
を付し、太陽熱を利用して貯水タンク内の雨水を温め、
浴槽、台所等の需要箇所へ導くように構成する雨水給湯
タンク付ベランダを、手段として採用する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【0008】本発明の一実施例の斜視図及び断面図を図
1〜図3に示す。
1〜図3に示す。
【0009】まず、構成について説明すると、図1は、
ベランダ1と、このベランダ上部に位置し、主配管5と
オーバーフロー用配管6を有する熱伝導体から成る貯水
タンク2と、この貯水タンクの上面を密封状態で覆い、
中高で周辺部に向ってなだらかな斜面を有し、周辺部に
多数個の抜穴4を施し、かつ、裏面にフィルタ12と熱
伝導体から成る伝熱板13を有し、かつ、同じ熱伝導体
から成る天板3と、前記貯水タンク2の四隅を支える支
柱7と、前記主配管5にバルブ8と浴槽9を接続した配
管系から成る雨水給湯タンク付ベランダの全体の斜視図
である。
ベランダ1と、このベランダ上部に位置し、主配管5と
オーバーフロー用配管6を有する熱伝導体から成る貯水
タンク2と、この貯水タンクの上面を密封状態で覆い、
中高で周辺部に向ってなだらかな斜面を有し、周辺部に
多数個の抜穴4を施し、かつ、裏面にフィルタ12と熱
伝導体から成る伝熱板13を有し、かつ、同じ熱伝導体
から成る天板3と、前記貯水タンク2の四隅を支える支
柱7と、前記主配管5にバルブ8と浴槽9を接続した配
管系から成る雨水給湯タンク付ベランダの全体の斜視図
である。
【0010】次に、作用について説明すると、雨水は、
屋根10を伝って雨どい11に流れ込み、天板3の抜穴
4へ流れ、フィルタ12でろ過され貯水タンク2へ流れ
込む。また、貯水タンク2内の容量を越えると、オーバ
ーフロー用配管6から余分な雨水は、流れる構造となっ
ている。
屋根10を伝って雨どい11に流れ込み、天板3の抜穴
4へ流れ、フィルタ12でろ過され貯水タンク2へ流れ
込む。また、貯水タンク2内の容量を越えると、オーバ
ーフロー用配管6から余分な雨水は、流れる構造となっ
ている。
【0011】雨水を貯えた貯水タンク2は、熱伝導体か
ら成る外壁から太陽熱を吸収し、雨水にその熱を伝えて
温めていく。また熱伝導体から成る天板3で熱を吸収
し、その熱を雨水と接触している伝熱板13で伝え、さ
らに雨水を温めていく。温められた雨水は、主配管5か
らバルブ8を通じて浴槽9へと導くことができる。
ら成る外壁から太陽熱を吸収し、雨水にその熱を伝えて
温めていく。また熱伝導体から成る天板3で熱を吸収
し、その熱を雨水と接触している伝熱板13で伝え、さ
らに雨水を温めていく。温められた雨水は、主配管5か
らバルブ8を通じて浴槽9へと導くことができる。
【0012】主配管5を従来の給水システムに接続する
ことによって、雨水は温められているため、夏の暑い季
節であればそのまま使用でき、その他の季節や日光照射
時間の少ない日でも従来よりも早く適正温度に沸かすこ
とができる。また、浴槽だけではなく、生活用水として
多目的に使用範囲を拡大することが可能である。
ことによって、雨水は温められているため、夏の暑い季
節であればそのまま使用でき、その他の季節や日光照射
時間の少ない日でも従来よりも早く適正温度に沸かすこ
とができる。また、浴槽だけではなく、生活用水として
多目的に使用範囲を拡大することが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、広いス
ペースを要さずに、ベランダの上方に貯水タンクを設け
ることで雨水を貯水し使用することができるので、水資
源を節約することができ、太陽熱を利用して雨水を温め
るため諸経費(ガス、電気代等)の削減につながり、有
害な排出物などは一切生じないという効果を奏する。ま
た、ポンプ等を一切使用しておらず、システム自体が単
純で低価格にて提供できる。
ペースを要さずに、ベランダの上方に貯水タンクを設け
ることで雨水を貯水し使用することができるので、水資
源を節約することができ、太陽熱を利用して雨水を温め
るため諸経費(ガス、電気代等)の削減につながり、有
害な排出物などは一切生じないという効果を奏する。ま
た、ポンプ等を一切使用しておらず、システム自体が単
純で低価格にて提供できる。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1におけるB−B断面図である。
1 ベランダ 2 貯水タンク 3 天板 4 抜穴 5 主配管 6 オーバーフロー用配管 7 支柱 8 バルブ 9 浴槽 10 屋根 11 雨どい 12 フィルタ 13 伝熱板
Claims (3)
- 【請求項1】 雨水をベランダの上方に据え付けた貯水
タンクに集め、太陽熱を利用して貯水タンク内の雨水を
温め、需要箇所へ導くように構成することを特徴とする
雨水給湯タンク付ベランダ。 - 【請求項2】 前記貯水タンクの天板から底部に向かっ
て伝熱板を垂下することを特徴とする請求項1記載の雨
水給湯タンク付ベランダ。 - 【請求項3】 前記貯水タンクの天板に設けた抜穴にフ
ィルタを付けることを特徴とする請求項1又は2記載の
雨水給湯タンク付ベランダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167771A JPH0828967A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 雨水給湯タンク付ベランダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167771A JPH0828967A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 雨水給湯タンク付ベランダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828967A true JPH0828967A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15855803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6167771A Withdrawn JPH0828967A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 雨水給湯タンク付ベランダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828967A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100955307B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2010-04-29 | (주)제이엘크린워터 | 원통형 저장탱크 |
CN110306651A (zh) * | 2018-03-20 | 2019-10-08 | 白克雯 | 一种蓄水池塘式阳台构造 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6167771A patent/JPH0828967A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100955307B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2010-04-29 | (주)제이엘크린워터 | 원통형 저장탱크 |
CN110306651A (zh) * | 2018-03-20 | 2019-10-08 | 白克雯 | 一种蓄水池塘式阳台构造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |