JPH08289267A - 電子番組ガイド伝送装置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法 - Google Patents

電子番組ガイド伝送装置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法

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JPH08289267A
JPH08289267A JP11506395A JP11506395A JPH08289267A JP H08289267 A JPH08289267 A JP H08289267A JP 11506395 A JP11506395 A JP 11506395A JP 11506395 A JP11506395 A JP 11506395A JP H08289267 A JPH08289267 A JP H08289267A
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  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 番組の伝送容量を減少させることなく、より
広い範囲のEPGデータを伝送する。 【構成】 EPGデータ生成装置309により、より広
い範囲の電子番組ガイドのEPGデータEPG2を生成
し、これをマルチプレクサ304−1において、プロモ
ーションチャンネル生成装置302が発生したプロモー
ション番組のデータと多重化する。また、通常の番組を
多重化するマルチプレクサ304−2乃至304−8に
は、EPGデータ生成装置309により、より狭い範囲
のEPGデータEPG1を生成し、これをマルチプレク
サ304−2乃至304−8に供給し、多重化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子番組ガイド伝送装
置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法
に関し、特により短時間で電子番組ガイドを表示するこ
とができるようにした電子番組ガイド伝送装置および方
法並びに電子番組ガイド受信装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ビデオ信号をデジタル化し、放送
衛星、あるいは通信衛星を介して、伝送するシステムが
普及しつつある。このシステムにおいては、例えば80
チャンネルといったように、多くの放送チャンネルを確
保することができる。このため、このシステムにおいて
は、電子番組ガイド(EPG:ElectricalP
rogram Guide)を番組に重畳して伝送し、
受信側において、その表示装置に、この電子番組ガイド
を表示し、これを用いて番組を選択することが提案され
ている。
【0003】本出願人も、このようなシステムを、例え
ば特願平6−325940号として、提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】EPGデータとして
は、できるだけ広い範囲のものを伝送するようにするこ
とが、使用者にとっては好ましい。しかしながら、EP
Gデータとして伝送する範囲を広くすると、それだけデ
ータ量が多くなり、本来の番組を伝送するための容量が
制限されてしまう。
【0005】すなわち、このようなシステムにおいて
は、衛星を介して送出される電波の1つの周波数の搬送
波が、衛星内の1つのトランスポンダに割り当てられ、
1つの搬送波で、複数の放送チャンネルの番組がチャン
ネル毎にパケット化されて伝送される。また、異なる周
波数の搬送波は、異なるトランスポンダに割り当てられ
ている
【0006】各トランスポンダに対応する搬送波を伝送
チャンネルとして規定すると、1つの伝送チャンネルに
は、複数の番組(放送チャンネル)が多重化されて伝送
される。
【0007】どの伝送チャンネルを受信している場合に
おいても、EPGデータが得られるようにするために、
各伝送チャンネル(トランスポンダ)からは、同一のE
PGデータが伝送される。このEPGデータには、自分
の伝送チャンネルだけでなく、他のすべての伝送チャン
ネルの番組をガイドするデータが含まれている。したが
って、1つの伝送チャンネルにおけるEPGの範囲を広
げるということは、他の伝送チャンネルにおけるEPG
の範囲も広げるということを意味し、システム全体でみ
ると、相当量のデータの増加となる。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、番組のデータの伝送量の制限を少なくする
とともに、かつ、できるだけ広い範囲の電子番組ガイド
を伝送することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子番
組ガイド伝送装置は、番組を選択する電子番組ガイドの
うち第1の範囲のデータを生成する第1の生成手段と、
電子番組ガイドのうち第1の範囲と異なる第2の範囲の
データを生成する第2の生成手段と、第1の生成手段と
第2の生成手段で生成された第1の範囲と第2の範囲の
電子番組ガイドを伝送する伝送手段とを備えることを特
徴とする。
【0010】請求項6に記載の電子番組ガイド伝送方法
は、番組を選択する電子番組ガイドのうち第1の範囲の
データを生成し、電子番組ガイドのうち第1の範囲と異
なる第2の範囲のデータを生成し、第1の範囲と第2の
範囲の電子番組ガイドを伝送することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の電子番組ガイド受信装置
は、伝送されてきた番組を選択する電子番組ガイドのう
ち第1の範囲のデータが伝送されてきたとき、第1の範
囲のデータを受信し、第1の範囲と異なる第2の範囲の
データが伝送されてきたとき、第2のデータを受信する
受信手段と、受信手段により受信された第1の範囲のデ
ータまたは第2の範囲のデータを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された第1の範囲または第2の範囲のデ
ータに基づいて、電子番組ガイドを表示する表示データ
を生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項15に記載の電子番組ガイド受信方
法は、番組を選択する電子番組ガイドのうち第1の範囲
のデータが伝送されてきたとき、第1の範囲のデータを
受信し、第1の範囲と異なる第2の範囲のデータが伝送
されてきたとき、第2の範囲のデータを受信し、受信さ
れた第1の範囲のデータまたは第2の範囲のデータを記
憶し、記憶された第1の範囲または第2の範囲のデータ
に基づいて、電子番組ガイドを表示する表示データを生
成することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の電子番組ガイド伝送装置にお
いては、第1の生成手段が番組を選択する電子番組ガイ
ドのうち第1の範囲のデータを生成し、第2の生成手段
が第2の範囲のデータを生成する。伝送手段は、第1の
範囲と第2の範囲の電子番組ガイドを伝送する。
【0014】請求項6に記載の電子番組ガイド伝送方法
においては、電子番組ガイドのうち第1の範囲のデータ
と第2の範囲のデータが生成され、この第1の範囲と第
2の範囲の電子番組ガイドが伝送される。
【0015】請求項7に記載の電子番組ガイド受信装置
においては、受信手段が、伝送されてきた第1の範囲と
第2の範囲のデータを受信し、記憶手段が、受信された
第1の範囲と第2の範囲のデータを記憶する。そして、
生成手段は、記憶された第1の範囲と第2の範囲のデー
タに基づいて、電子番組ガイドを表示する表示データを
生成する。
【0016】請求項15に記載の電子番組ガイド受信方
法においては、受信された第1の範囲と第2の範囲のデ
ータが記憶され、記憶されたデータに基づいて、電子番
組ガイドを表示する表示データが生成される。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の電子番組ガイド伝送装置を
応用した送信装置の構成例を表している。この送信装置
は、スイッチャ301を備え、このスイッチャ301に
は、CNN、GAORA、朝日、STAR、TRY、M
TV、スーパー、スポ、BBC、CSNI、グリーンな
どの各放送局から供給されるビデオデータとオーディオ
データがデジタルデータとして入力される。あるいはま
た、このスイッチャ301には、図示せぬデジタルビデ
オテープレコーダ(DVTR)より再生されたデジタル
ビデオ信号とオーディオ信号が入力されるようになされ
ている。スイッチャ301は、番組送出制御装置308
に制御され、入力されたビデオ信号とオーディオ信号の
うち、所定の複数のチャンネル(但し、この場合、ビデ
オ信号とオーディオ信号を1つのチャンネルとして数え
ている)を選択し、プロモーションチャンネル生成装置
302に出力する。
【0018】さらにまた、スイッチャ301は、入力さ
れた信号から所定の、5個の放送チャンネルを選択し、
MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック303
−1に出力する。同様に、MPEGビデオ/オーディオ
エンコーダブロック303−2乃至303−7にも、所
定の5チャンネル分の信号を選択し、出力する。
【0019】プロモーションチャンネル生成装置302
は、入力された複数の放送チャンネルの信号のうち、例
えば16放送チャンネル分の信号を1つの画面の信号
(1画面を16分割したマルチ画面の各子画面に16放
送チャンネル分の各画像を縮小して配置した信号)に変
換すると共に、他の16放送チャンネル分の信号を他の
1つの画面の信号(1画面を16分割したマルチ画面の
各子画面に16放送チャンネル分の各画像を縮小して配
置した信号)に変換する処理を行う。さらにまた、別の
2つのチャンネルの信号を、それぞれ独立に処理する。
そして、合計4放送チャンネル分の信号とする。
【0020】また、このプロモーションチャンネル生成
装置302には、EPGデータ生成装置309が番組送
出制御装置308の制御の下に発生した伝送すべきアイ
コン、ステーションロゴ、カテゴリロゴなどのビットマ
ップデータが入力されている。プロモーションチャンネ
ル生成装置302は、このビットマップデータをスイッ
チャ301より入力される各子画面のビデオ信号に重畳
する。
【0021】プロモーションチャンネル生成装置302
は、処理したデータを、マルチプレクサ(MUX)30
4−1に出力する。なお、このプロモーションチャンネ
ル生成装置302の詳細については、図2を参照して後
述する。
【0022】MPEGビデオ/オーディオエンコーダブ
ロック303−1乃至303−7は、スイッチャ301
より入力された、それぞれ5放送チャンネル分ずつのビ
デオ信号とオーディオ信号をエンコードできるように、
5チャンネル分の(5台の)MPEGビデオ/オーディ
オエンコーダを内蔵している。MPEGビデオ/オーデ
ィオエンコーダ303−1乃至303−7は、入力され
たビデオデータとオーディオデータをエンコードし、対
応するマルチプレクサ304−2乃至304−8に出力
する。
【0023】また、これらのマルチプレクサ304−2
乃至304−8には、EPGデータ生成装置309によ
り生成された第1のEPGデータ(EPG1)が供給さ
れている。このEPG1は、比較的短い期間のEPGデ
ータを含んでいる。また、マルチプレクサ304−1に
は、この他、EPG1のEPGデータと、それより後の
期間のEPGデータを含む第2のEPGデータ(EPG
2)が供給されている。
【0024】マルチプレクサ304−2乃至304−8
とマルチプレクサ304−1は、これらのEPG1また
はEPG2を、MPEGビデオ/オーディオエンコーダ
ブロック303−1乃至303−7、あるいはプロモー
ションチャンネル生成装置302より入力されるビデオ
データおよびオーディオデータと多重化し、デジタル変
調回路305−2乃至305−8またはデジタル変調回
路305−1に出力する。デジタル変調回路305−1
乃至305−8は、入力されたデジタルデータを所定の
方式(例えばQPSK方式)でデジタル変調する。これ
らのデジタル変調回路305−1乃至305−8の出力
が、それぞれ衛星のトランスポンダ(図示せず)に対応
して割り当てられる。
【0025】合成回路306は、デジタル変調回路30
5−1乃至305−8の出力を合成し、アンテナ307
を介して衛星に向けて伝送する。
【0026】図2は、プロモーションチャンネル生成装
置302の構成例を表している。スイッチャ301より
供給された16放送チャンネル分のデータは、マルチ画
面生成装置331−1に入力され、16放送チャンネル
の画面が、16分割された1枚の画面(マルチ画面)の
子画面になるように変換される。従って、マルチ画面生
成装置331−1より出力されるデータは、1放送チャ
ンネル分のデータとなる。
【0027】マルチ画面生成装置331−1より出力さ
れたデータは、スーパーインポーザ333−1に入力さ
れ、EPGデータ生成装置309より供給されたアイコ
ン等のビットマップデータが各子画面毎に重畳される。
そして、スーパーインポーザ333−1より出力された
データが、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロ
ック334−1に入力され、エンコードされるようにな
されている。
【0028】同様に、スイッチャ301より出力された
他の16放送チャンネル分のデータが、マルチ画面生成
装置331−2により1放送チャンネル分のマルチ画面
とされ、スーパーインポーザ333−2に入力される。
スーパーインポーザ333−2は、このデータにEPG
データ生成装置309より供給されたデータをスーパー
インポーズし、MPEGビデオ/オーディオエンコーダ
ブロック334−2に出力している。
【0029】一方、スイッチャ301より出力された他
の1つの放送チャンネルのデータは、単独画面生成装置
332−1により、単独の画面として処理される。そし
て、その出力は、スーパーインポーザ333−3に入力
され、EPGデータ生成装置309より供給されたデー
タが、スーパーインポーズされる。そして、スーパーイ
ンポーザ333−3の出力が、MPEGビデオ/オーデ
ィオエンコーダブロック334−3に出力されている。
【0030】同様に、スイッチャ301より出力され
た、残りの1放送チャンネル分のデータは、単独画面生
成装置332−2により単独で処理された後、スーパー
インポーザ333−4に入力され、EPGデータ生成装
置309より入力されたデータがスーパーインポーズさ
れる。スーパーインポーザ333−4より出力されたデ
ータは、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロッ
ク334−4に入力され、エンコードされるようになさ
れている。
【0031】なお、オーディオデータはマルチ画面生成
装置331−1,331−2に16チャンネル分取り込
まれるが、これは、MPEGビデオ/オーディオエンコ
ーダ334−1,334−2において、すべてエンコー
ドされる。また、単独画面生成装置332−1,332
−2に取り込まれた1チャンネルずつのオーディオデー
タは、MPEGビデオ/オーディオエンコーダ334−
3,334−4で、それぞれエンコードされる。
【0032】MPEGビデオ/オーディオエンコーダブ
ロック334−1乃至334−4より出力されたデータ
は、マルチプレクサ335により多重化され、マルチプ
レクサ304−1に出力されるようになされている。
【0033】このようにして、衛星を介して、各家庭に
配置された受信装置(後述するIRD)に向けて行われ
るデジタルビデオ放送の欧州規格が、欧州の放送事業者
やメーカなどを中心に約150社が参加するプロジェク
トDVB(DigitalVideo Broadca
sting)によりまとめられたが、受信側において
は、この規格に準じて、このようにして伝送されるEP
Gデータから電子番組ガイドの画面を生成し、モニタ装
置に表示させることができる。
【0034】図3乃至図5は、このようにして表示され
る電子番組ガイドの表示例を表している。
【0035】図3は、全チャンネルの電子番組ガイド
(全体番組表)を表しており、縦軸に放送局名が、横軸
に時刻が表されており、その2つの軸で規定される位置
に、その放送局で、その時刻に放送される番組のタイト
ルが表示されている。
【0036】また、図4は、1つの放送局の電子番組ガ
イド(チャンネル番組表)の表示例を表している。この
例においては、上から下に、その放送チャンネルで放送
されている番組のタイトルと放送開始時刻が表示されて
いる。
【0037】図3の示す全体番組表と、図4に示すチャ
ンネル番組表は、所望の番組を選択するのに最低限必要
な情報(番組概略説明)である。これに対して、図5に
示すように、所定の番組(あるいは、所定の放送局(放
送チャンネル))の内容を解説する情報(番組詳細説
明)は、番組を選択するのに、必ずしも必要としない情
報であるが、番組を選択する上において、参考となる。
そこで、この番組詳細説明も、EPGデータとして伝送
される。
【0038】この番組表(番組概略説明)と番組内容
(番組詳細説明)の両方を、長時間分、各トランスポン
ダから伝送するようにすると、その分だけ、本来伝送す
べきビデオデータとオーディオデータの伝送レートが悪
化してしまうことになる。そこで、通常の番組のデータ
を伝送する伝送チャンネルの各トランスポンダ(マルチ
プレクサ304−2乃至304−8)には、EPGデー
タ生成装置309より、EPG1として、図6(A)に
示すように、最大80放送チャンネル分(1トランスポ
ンダにつき、10放送チャンネル分とし、1個の衛星に
は、8個のトランスポンダを割り当てるとすると、80
放送チャンネルとなる。但し、図1の実施例の場合、3
9(=5×7+4)放送チャンネル分とされている)の
24時間分の番組表データと、80チャンネル分(39
チャンネル分)の現在(その時刻において)放送されて
いる番組、およびその次の番組に関する番組内容データ
を伝送するようにする。
【0039】これにより、各トランスポンダにおいて、
本来伝送すべきビデオ信号とオーディオデータの伝送レ
ートが悪化することを防止する。
【0040】一方、プロモーションチャンネル生成装置
302の伝送チャンネル(デジタル変調回路305−1
に対応する伝送チャンネル)は、そのとき、他の伝送チ
ャンネル(デジタル変調回路305−2乃至305−8
に対応する伝送チャンネル)において放送されている番
組の紹介、放送の受信を奨励する番組、番組提供者の宣
伝といったプロモーション的な番組を主に(優先的に)
伝送するためのチャンネルとされている。このプロモー
ションチャンネルの情報を伝送するトランスポンダ(以
下、ガイドトランスポンダと称する)は、他の通常のト
ランスポンダと異なり、通常の番組は伝送したとして
も、その数は少ないので、番組表データと番組内容デー
タをより多く伝送することが可能である。そこで、この
プロモーションチャンネルでは、EPGデータ生成装置
309より、EPG2として、図6(B)に示すよう
に、より長時間の番組表データと番組内容データを伝送
するようにする。この実施例においては、番組表データ
は、150時間分のデータとされ、番組内容データは、
70時間分のデータとされている。
【0041】このため、図7に示すように、ガイドトラ
ンスポンダ(トランスポンダ1)においては、80チャ
ンネルの各チャンネルの150時間分の番組表データ
と、80チャンネルの70時間分の番組内容データが伝
送される。
【0042】これに対して、通常のトランスポンダ(ト
ランスポンダ2乃至トランスポンダ8)においては、8
0チャンネルの24時間分の番組表データと、現在の番
組と次の番組までの80チャンネル分の番組内容データ
とが伝送される。
【0043】次に、図1と図2に示した実施例の動作に
ついて説明する。スイッチャ301は、番組送出制御装
置308に制御され、プロモーション用として放送すべ
き最大34チャンネル分の信号を選択し、プロモーショ
ンチャンネル生成装置302に出力する。
【0044】プロモーションチャンネル生成装置302
においては、マルチ画面とすべき16チャンネル分の信
号が、マルチ画面生成装置331−1に入力され、1枚
の画面を16分割して生成された各子画面の画像に変換
される。図8は、このマルチ画面の表示例を表してい
る。この表示例においては、15放送チャンネルの画面
が子画面としてマルチ画面に配置されている。
【0045】一方、EPGデータ生成装置309は、各
子画面に重畳して表示するデータを出力する。このデー
タは、図8の表示例においては、各子画面に表示されて
いる放送局の名称(あるいはロゴ)とされている(例え
ば図8におけるCNN,GAORAなどのステーション
ロゴ)。
【0046】なお、これらのロゴデータをOSDデータ
として、後述するIRD側において生成する場合には、
送信側から伝送する必要がない。
【0047】スーパーインポーザ333−1は、マルチ
画面生成装置331−1より入力されたマルチ画面の各
子画面に対してこれらのロゴデータをスーパーインポー
ズした後、そのデータをMPEGビデオ/オーディオエ
ンコーダブロック334−1に出力する。MPEGビデ
オ/オーディオエンコーダブロック334−1は、入力
されたデータをMPEG2方式に従ってエンコードし、
出力する。
【0048】同様の処理が、マルチ画面生成装置331
−2、スーパーインポーザ333−2、およびMPEG
ビデオ/オーディオエンコーダブロック334−2にお
いても行われる。従って、この実施例においては、マル
チ画面のプロモーションチャンネルが2個生成されるこ
とになる。
【0049】一方、スイッチャ301より出力された1
つのチャンネルのデータは、単独画面生成装置332−
1において、所定の処理が施された後、スーパーインポ
ーザ333−3に入力される。この単独画面の番組は、
例えば所定の番組を宣伝するために、その番組の一部を
紹介するものである。図9は、このプロモーション番組
の表示例を表している。
【0050】スーパーインポーザ333−3は、このビ
デオデータに、EPGデータ生成装置309より入力さ
れるデータをスーパーインポーズする。図9の表示例に
おいては、左上に表示されている項目名としての「プロ
モーションチャンネル1 CNN」の文字、項目内容と
しての「番組紹介」の文字、および、この番組を実際に
放送している放送局(ステーション)のロゴ(この実施
例の場合、「CNN」)を重畳する。
【0051】そして、スーパーインポーザ333−3の
出力が、MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロッ
ク334−3に入力され、MPEG2方式でエンコード
される。
【0052】スイッチャ301により選択された他の残
りの1つのチャンネルの信号に対しても、単独画面生成
装置332−2、スーパーインポーザ333−4および
MPEGビデオ/オーディオエンコーダブロック334
−4により、同様の処理が行われる。従って、単独画面
で番組を紹介するプロモーションチャンネルが、この実
施例の場合2つ生成されることになる。
【0053】なお、図8において、右下の子画面に表示
されている3つのアイコン(数字2、文字P1,P2が
表示されているアイコン)は、後述する受信側におい
て、生成表示されるものである。
【0054】また、図9における右側に1列に表示され
たアイコンI1乃至I6、アイコン上を移動するカーソル
および、カーソルの位置に対応して表示されるメッセー
ジ(この実施例の場合「マルチch1を選局します。選
択ボタンで選局」の文字)は、受信側において、生成表
示されるものである。
【0055】マルチプレクサ335は、MPEGビデオ
/オーディオエンコーダブロック334−1乃至334
−4より出力された2つのマルチ画面のプロモーション
チャンネルのデータと、2つの単独画面よりなるプロモ
ーションチャンネルのデータとを多重化し、マルチプレ
クサ304−1に出力する。
【0056】マルチプレクサ304−1は、プロモーシ
ョンチャンネル生成装置302より入力されたデータ
に、EPGデータ生成装置309より入力されたEPG
データEPG2を多重化し、パケット化して出力する。
デジタル変調回路305−1は、マルチプレクサ304
−1より入力されたデータをデジタル変調する。このデ
ジタル変調回路305−1より出力されたデータが、衛
星のガイドトランスポンダ(図7のトランスポンダ1)
に割り当てられる。
【0057】一方、MPEGビデオ/オーディオエンコ
ーダブロック303−1は、スイッチャ301より入力
された5放送チャンネル分のビデオデータとオーディオ
データをエンコードして、マルチプレクサ304−2に
出力する。マルチプレクサ304−2は、これらの5放
送分のデータをパケット化し、多重化して、デジタル変
調回路305−2に出力する。デジタル変調回路305
−2は、マルチプレクサ304−2より入力されたデー
タをデジタル変調する。このデジタル変調回路305−
2によりデジタル変調されたデータが、トランスポンダ
のうちの通常のトランスポンダのうちの第1のトランス
ポンダ(図7のトランスポンダ2)に割り当てられる。
【0058】以下、同様にして、マルチプレクサ304
−3乃至304−8が、MPEGビデオ/オーディオエ
ンコーダブロック303−2乃至303−7によりエン
コードされた、他の5ずつのチャンネルのデータをパケ
ット化して多重化し、対応するデジタル変調回路305
−3乃至305−8に入力する。デジタル変調回路30
5−3乃至305−8は、入力されたデータをデジタル
変調する。これらのデジタル変調回路305−3乃至3
05−8により変調されたデータ号が、残りの6個の通
常のトランスポンダ(トランスポンダ3乃至8)のそれ
ぞれに割り当てられる。
【0059】合成回路306は、デジタル変調回路30
5−1乃至305−8より出力されたデータを合成し、
アンテナ307を介して衛星に向けて出力する。衛星
は、このデータを8個のトランスポンダで処理し、各受
信装置(IRD)に向けて伝送する。
【0060】次に、EPGデータの詳細についてさらに
説明する。EPGデータは、他の付随データと共に、サ
ービス情報SI(Service Informati
on)の一種として、DVBシステムにおいて伝送され
るのであるが、このEPGデータから電子番組表を作成
するのに必要なデータは、図10に示すデータである。
【0061】サービス(放送チャンネル)を供給する供
給者を特定するサービス供給者、サービスの名称を表す
サービス名、サービスのタイプを表すサービス型(サー
ビスタイプ)は、それぞれEPGデータ中のSDT(S
ervice Description Table)
に記述されている。このサービスタイプには、例えば、
上述した16分割のマルチ画面(mosaic_ser
vice)であるのか、あるいは単独画面(promo
tion_service)であるのかの区別を表す記
述が行われる。
【0062】番組名を表すタイトルは、EIT(Eve
nt Inforation Tabl)のShort
Event Desciptorのevent_na
meとして規定される。サブタイトル(型)は、EIT
のComponent Descriptorに記述さ
れる。
【0063】現在日時は、TDT(Time and
Date Table)にUTC_timeとして規定
される。
【0064】番組開始時刻は、EITのstart_t
imeとして記述される。番組時間長は、EITのdu
rationとして記述される。
【0065】さらに、例えば、所定の年齢以上の者のみ
の視聴を許容するような場合において、その年齢を規定
するパレンタルレート(Parental Rate)
は、EITのParental Rating Des
criptorに記述される。
【0066】映像モードは、EITのComponen
t Descriptorに記述され、提供言語は、P
MTのISO639 language Descri
ptorに記述される。また、提供音声モードは、EI
TのComponent Descriptorに記述
される。
【0067】カテゴリは、EITのContent D
escriptorに記述される。
【0068】また、上述した番組概略説明は、EITの
Short Event Descriptorに記述
され、番組詳細説明は、EITのExtended E
vent Descriptorに記述される。
【0069】さらに、図9を参照して説明した項目名
(プロモーションチャンネル1 CNN)、項目内容
(番組紹介)、およびステーションロゴ(CNN)など
のプロモーション情報は、SDTのPromotion
Descriptorに記述される。
【0070】図11は、SDTの構成を表している。こ
のSDTは、サービス名、サービス提供者などのシステ
ム内のサービスについて記述するデータを含んでいる。
なお図において、括弧内の数字はバイト数を表してい
る。
【0071】その先頭の10バイトは、ヘッダとされ、
共通構造1(3)、トランスポートストリームID(t
ransport_stream_id(2))、共通
構造2(3)、およびオリジナルネットワークID(o
riginal_network_id(2))から構
成されている。トランスポートストリームIDは、SD
Tが情報を与えるところのトランスポートストリーム
(transportstream)を、同じデリバリ
システム内で多重化されているその他のトランスポート
ストリームから識別するためのラベルを提供する。
【0072】オリジナルネットワークIDは、デリバリ
システムの生成元であるネットワークIDを識別するラ
ベルである。
【0073】ヘッダの次には、サービスデスクリプタル
ープ(service descriptors lo
op)[0]乃至service descripto
rsloop[N]が配置され、最後に、誤り訂正用の
CRC_32(4)が配置されている。
【0074】各サービスデスクリプタループには、se
rvice_id(2)、EIT_schedule_
flag,EIT_pre/fol_flag,run
ning_status,free_CA_modeが
配置されている。
【0075】service_idは、サービスを同じ
トランスポートストリーム内の他のサービスから識別す
るためのラベルを提供する。service_idは、
対応するプログラムマップセクション(program
_map_section)におけるプログラムナンバ
ー(program_number)と同一である。
【0076】EIT_schedule_flagは、
自らのトランスポートストリーム内のEIT_sche
dule informationの有無を示す。
【0077】EIT_present/followi
ng_flagは、自らのトランスポートストリーム内
のEIT_present/following in
formationの有無を示す。
【0078】running_statusは、サービ
スがまだ開始していないか、数分後に始まるのか(VC
Rの録画準備のため)、すでに始まっているのか、それ
ともすでに開始しているのか、あるいは現在中断中であ
るのか、などを示す。
【0079】free_CA_modeは、サービスが
無料でアクセスできるのか、それともコンディショナル
アクセス(conditional access)シ
ステムにより制御されているのかを表す。
【0080】その次には、discriptor_lo
op_lengthが配置されている。これは、続くd
escriptors全バイト長を示す。
【0081】次のservice_descripto
r[i]は、service_provider(サー
ビス提供者)名と、service名をテキスト形式
で、service_typeとともに供給する。
【0082】次のcountry_availabil
ity_descriptor[i]は、許可国リス
ト、不許可国リストを表し、最大2回挿入が可能であ
る。
【0083】次には、descriptorsが配置さ
れ、ここに上述したpromotion descri
ptorなどが含まれる。
【0084】図12は、EITの構成を表している。先
頭の10バイトのヘッダには、共通構造1(3)、se
rvice_id(2)、共通構造2(3)、およびt
ransport_stream_id(2)が配置さ
れている。
【0085】その次には、original_netw
ork_id(2)が配置され、次に、last_ta
ble_id(1)が配置されている。このlast_
table_id(1)は、最終(=最大)table
_idを識別する。1つのテーブルのみが用いられてい
る場合においては、このテーブルのtable_idが
設定される。table_idが連続値を取るとき、情
報も日付順に保たれる。以下、event descr
iptors loop[0]乃至eventdesc
riptors loop[N]が配置され、最後に、
CRC_32(4)が配置される。
【0086】各event descriptorsに
は、記述するイベントの識別番号を提供するevent
_id(2)が配置され、その次に、イベントの開始時
刻をUTCとMJD表示するstart_time
(5)が配置されている。このフィールドは、16ビッ
トでMJDの16LSBを与え、続く24ビットで4−
BITのBCDによる6桁分を表す。例えば、93/1
0/12 12:45:00は、0XC0781245
00と符号化される。
【0087】その次のduration(3)は、イベ
ント(番組)の継続時間を、時、分、秒で表している。
【0088】次には、running_statusが
配置され、さらに、free_CA_modeが配置さ
れている。
【0089】さらにその次には、descriptor
_loop_length(1.5)が配置され、その
次には、Short_event_descripto
r[i](7+α)が配置されている。これは、イベン
ト名とイベントの短い記述(番組表)をテキスト形式で
提供する。
【0090】次のExtended_event_de
scriptor[i](11+α)は、上述したSh
ort event descriptorで提供され
ているものよりさらに詳細なイベント記述(番組内容)
を提供する。
【0091】さらに、audio_component
_descriptor[i](6),video_c
omponent_descriptor[i]
(3),subtitle_component_de
scriptor[i](6)が記述されている。
【0092】次のCA_identifier_des
criptor[i](4)は、スクランブルされてい
るか否か、課金などの限定受信が条件付けされているか
否かなどを記述する。
【0093】さらにその下に、その他のdescrip
torsが記述されている。
【0094】図13は、TDTの構成を表している。同
図に示すように、TDTは、共通構造1(3)と、UT
C_time(5)から構成されてる。
【0095】以上のテーブルの他、SIには、次の図1
4のPAT(Program Association
Table)と、図15に示すPMT(Progra
mMap Table)が含まれている。
【0096】PATは、図14に示すように、共通構造
1(3)、transport_stream_id
(2)、共通構造2(3)の他、program_ma
p_id_loop[0](4)乃至program_
map_id_loop[N](4)により構成され、
最後に、CRC_32(4)が配置されている。
【0097】各program_map_id_loo
p[i](4)は、program_number
[i](2)と、program_map_PID
[i](2)(または、network_PID)で構
成されている。
【0098】program_numberは、対応す
るprogram_map_PIDが有効なプログラム
を表している。これが、0x0000にセットされてい
る場合には、次に参照するPIDが、network_
PIDとなる。他のすべての場合、このフィールドの値
は、ユーザ定義とされる。このフィールドは、PATの
1バージョンでは、同じ値を2度以上取ることはない。
例えば、program_numberは、放送チャン
ネル指定として用いられる。
【0099】network_PIDは、NIT(Ne
twork Information Table)を
含むtransport streamパケットのPI
Dを規定する。network_PIDの値は、ユーザ
定義(DVPでは0x0010)されるが、他の目的の
ために予約されている値を取ることはできない。net
work_PIDの有無は、オプションである。
【0100】program_map_PIDは、pr
ogram_numberにより規定されるプログラム
に対して有効なPMTを含むtransport st
reamパケットのPIDを規定する。1以上のpro
gram_map_PID割当のあるprogram_
numberはない。program_map_PID
の値は、ユーザにより定義されるが、他の目的のために
予約されている値を取ることはできない。
【0101】PMTには、図15に示すように、共通構
造1(3)、program_number(2)、共
通構造2(3)、PCR_PID(1.375)からな
る10バイトのヘッダが先頭に配置されている。PCR
_PIDは、program_numberで規定され
るプログラムに対して有効なPCRフィールドを含むt
ransport streamパケットのPIDを示
す。privadestreamに対して、プログラム
定義と関連付けられたPCRがない場合には、このフィ
ールドは、0x1FFFの値を取る。
【0102】次には、program_info_le
ngth(1.5)が配置される。これは、このフィー
ルドの直後に続くdescriptorのバイト数を規
定する。
【0103】その次のprogram info de
scriptorsは、CA_descriptor,
Copyright_descriptor,Max_
bitrate_descriptorなどが記述され
る。
【0104】その次には、stream type l
oop[0](5+α)乃至stream type
loop[N](5+α)と、CRC_32(4)が配
置される。
【0105】各stream type loopは、
stream_type(1)、elementary
_PID(2)を有している。stream_type
は、elementary_PIDで規定された値を取
るPIDをもつパケットで運ばれるelementar
y stream、またはペイロードの型を規定する。
stream_typeの値は、MPEG2にて規定さ
れている。
【0106】elementary_stream−P
IDは、関連するelementary stream
や、データを運ぶtransport streamパ
ケットのPIDを規定する。
【0107】その次には、ES_info_lengh
t(1.5)が配置され、これは12ビットフィールド
で、最初の2ビットは00であり、このフィールドの直
後に続く関連するelementary stream
のdescriptorのバイト数を規定する。
【0108】その次に、ES info descri
ptors[N]が規定される。ここには、CA_de
scriptor、その他のdescriptorが記
述される。
【0109】図16は、本発明を応用したAV(Aud
io Video)システムの構成例を示している。こ
の実施例の場合、AVシステム1は、図1の送信装置よ
り伝送された電波を、パラボラアンテナ3で図示せぬ衛
星(放送衛星または通信衛星)を介して受信した信号を
復調するIRD(Integrated Receiv
er/Decoder)2と、モニタ装置4により構成
されている。モニタ装置4とIRD2は、AVライン1
1とコントロールライン12により、相互に接続されて
いる。
【0110】IRD2に対しては、リモートコマンダ5
により赤外線(IR:Infrared)信号により指
令を入力することができるようになされている。即ち、
リモートコマンダ5のボタンスイッチの所定のものを操
作すると、それに対応する赤外線信号がIR発信部51
から出射され、IRD2のIR受信部39(図19)に
入射されるようになされている。
【0111】図17は、図1のAVシステム1の電気的
接続状態を表している。パラボラアンテナ3は、LNB
(Low Noise Block downconv
erter)3aを有し、衛星からの信号を所定の周波
数の信号に変換し、IRD2に供給している。IRD2
は、その出力を、例えば、コンポジットビデオ信号線、
オーディオL信号線、オーディオR信号線の3本の線に
より構成されるAVライン11を介してモニタ装置4に
供給している。
【0112】さらに、IRD2はAV機器制御信号送受
信部2Aを、モニタ装置4はAV機器制御信号送受信部
4Aを、それぞれ有している。これらは、ワイヤードS
IRCS(Wired Sony Infrared
Remote Control System)よりな
るコントロールライン12により、相互に接続されてい
る。
【0113】図18は、IRD2の正面の構成例を表し
ている。IRD2の左側には、電源ボタンスイッチ11
1が設けられている。この電源ボタンスイッチ111
は、電源をオンまたはオフするとき操作される。電源が
オンされたときLED112が点灯するようになされて
いる。LED112の右側のLED114は、衛星を介
して、このIRD2に対して、所定のメッセージが伝送
されてきたとき、点灯するようになされている。ユーザ
がこのメッセージをモニタ装置4に出力し表示させ、こ
れを確認したとき、LED114は消灯される。
【0114】メニューボタンスイッチ121は、モニタ
装置4にメニューを表示させるとき操作される。
【0115】セレクトボタンスイッチ116の上下左右
には、それぞれアップボタンスイッチ117、ダウンボ
タンスイッチ118、レフトボタンスイッチ119およ
びライトボタンスイッチ120が配置されている。これ
らのアップボタンスイッチ117、ダウンボタンスイッ
チ118、レフトボタンスイッチ119およびライトボ
タンスイッチ120は、カーソルを上下左右方向に移動
するとき操作される。また、セレクトボタンスイッチ1
16は、選択を確定するとき(セレクトするとき)操作
される。
【0116】図19は、前述したDSSを受信するため
のIRD2の内部の構成例を示している。パラボラアン
テナ3のLNB3aより出力されたRF信号は、フロン
トエンド20のチューナ21に供給され、復調される。
チューナ21の出力は、QPSK復調回路22に供給さ
れ、QPSK復調される。QPSK復調回路22の出力
は、エラー訂正回路23に供給され、エラーが検出、訂
正され、必要に応じて補正される。
【0117】CPU、ROMおよびRAM等からなるI
Cカードにより構成されているCAM(Conditi
onal Access Module)33には、暗
号を解読するのに必要なキーが、解読プログラムととも
に格納されている。衛星を介して送信される信号が暗号
化されている場合、この暗号を解読するにはキーと解読
処理が必要となる。そこで、カードリーダインタフェー
ス32を介してCAM33からこのキーが読み出され、
デマルチプレクサ24に供給される。デマルチプレクサ
24は、このキーを利用して、暗号化された信号を解読
する。
【0118】尚、このCAM33には、暗号解読に必要
なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納され
ている。
【0119】デマルチプレクサ24は、フロントエンド
20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受
け、これをデータバッファメモリ(DRAM(Dyna
micRandom Access Memory)ま
たはSRAM(StaticRandom Acces
s Memory))35に一旦記憶させる。そして、
適宜これを読み出し、解読したビデオ信号をMPEGビ
デオデコーダ25に供給し、解読したオーディオ信号を
MPEGオーディオデコーダ26に供給する。
【0120】MPEGビデオデコーダ25は、入力され
たデジタルビデオ信号をDRAM25aに適宜記憶さ
せ、MPEG方式により圧縮されているビデオ信号のデ
コード処理を実行する。デコードされたビデオ信号は、
NTSCエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝
度信号(Y)、クロマ信号(C)、およびコンポジット
信号(V)に変換される。輝度信号とクロマ信号は、バ
ッファアンプ28Y,28Cを介して、それぞれSビデ
オ信号として出力される。また、コンポジット信号は、
バッファアンプ28Vを介して出力される。
【0121】なお、このMPEGビデオデコーダ25と
しては、SGS−ThomsonMicroelect
ronics社のMPEG2復号化LSI(STi35
00)を用いることができる。その概略は、例えば、日
経BP社「日経エレクトロニクス」1994.3.14
(no.603)第101頁乃至110頁に、Mart
in Bolton氏により紹介されている。
【0122】また、MPEG2−Transports
treamに関しては、アスキー株式会社1994年8
月1日発行の「最新MPEG教科書」第231頁乃至2
53頁に説明がなされている。
【0123】MPEGオーディオデコーダ26は、デマ
ルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信
号をDRAM26aに適宜記憶させ、MPEG方式によ
り圧縮されているオーディオ信号のデコード処理を実行
する。デコードされたオーディオ信号は、D/A変換器
30においてD/A変換され、左チャンネルのオーディ
オ信号は、バッファアンプ31Lを介して出力され、右
チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ31R
を介して出力される。
【0124】RFモジュレータ41は、NTSCエンコ
ーダ27が出力するコンポジット信号と、D/A変換器
30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して
出力する。また、このRFモジュレータ41は、TVモ
ードが設定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器
から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーして、
VCRや他のAV機器(いずれも図示せず)にそのまま
出力する。
【0125】この実施例の場合、これらのビデオ信号お
よびオーディオ信号が、モニタ装置4に供給されること
になる。
【0126】CPU(Central Process
or Unit)29は、ROM37に記憶されている
プログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、チ
ューナ21、QPSK復調回路22、エラー訂正回路2
3などを制御する。また、AV機器制御信号送受信部2
Aを制御し、コントロールライン12を介して、他のA
V機器(この実施例の場合、モニタ装置4)に所定のコ
ントロール信号を出力し、また、他のAV機器からのコ
ントロール信号を受信する。
【0127】このCPU29に対しては、フロントパネ
ル40の操作ボタンスイッチ(図18)を操作して、所
定の指令を直接入力することができる。また、リモート
コマンダ5(図20)を操作すると、そのIR発信部5
1より赤外線信号が出射され、この赤外線信号がIR受
信部39により受光され、受光結果がCPU29に供給
される。従って、リモートコマンダ5を操作することに
よっても、CPU29に所定の指令を入力することがで
きる。
【0128】また、デマルチプレクサ24は、フロント
エンド20から供給されるMPEGビデオデータとオー
ディオデータ以外にEPGデータなどを取り込み、デー
タバッファメモリ35のEPGエリア35Aに供給し、
記憶させる。EPG情報は現在時刻から最大150時間
後までの各放送チャンネルの番組に関する情報(例え
ば、番組のチャンネル、放送時間、タイトル、カテゴリ
等)を含んでいる。このEPG情報は、頻繁に伝送され
てくるため、EPGエリア35Aには常に最新のEPG
を保持することができる。
【0129】EEPROM(Electrically
Erasable Programable Rea
d Only Memory)38には、電源オフ後も
保持しておきたいデータ(例えばチューナ21の4週間
分の受信履歴、電源オフの直前に受信していたチャンネ
ル番号(ラストチャンネル))などが適宜記憶される。
そして、例えば、電源がオンされたとき、ラストチャン
ネルと同一のチャンネルを再び受信させる。ラストチャ
ンネルが記憶されていない場合においては、ROM37
にデフォルトとして記憶されているチャンネルが受信さ
れる。また、CPU29は、スリープモードが設定され
ている場合、電源オフ時であっても、フロントエンド2
0、デマルチプレクサ24、データバッファメモリ35
など、最低限の回路を動作状態とし、受信信号に含まれ
る時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に各回路
に所定の動作をさせる制御なども実行する。例えば、外
部のVCRと連動して、タイマ自動録画を実行する。
【0130】さらに、CPU29は、所定のOSD(O
n−Screen Display)データを発生した
いとき、MPEGビデオデコーダ25を制御する。MP
EGビデオデコーダ25は、この制御に対応して所定の
OSDデータを生成して、DRAM25aのOSDエリ
ア25aA(図25)に書き込み、さらに読み出して、
出力する。これにより、所定の文字、図形など(例えば
図3乃至図5の番組表、番組内容、アイコン)などを適
宜モニタ装置4に出力し、表示させることができる。
【0131】SRAM36はCPU29のワークメモリ
として使用される。モデム34は、CPU29の制御の
下に、電話回線を介してデータを授受する。
【0132】図20は、リモートコマンダ5のボタンス
イッチの構成例を表している。セレクトボタンスイッチ
131は、上下左右方向の4つの方向の他、その中間の
4つの斜め方向の合計8個の方向に操作(方向操作)す
ることができるばかりでなく、リモートコマンダ5の上
面に対して垂直方向にも押下操作(セレクト操作)する
ことができるようになされている。メニューボタンスイ
ッチ134は、モニタ装置4にメニュー画面を表示させ
るとき操作される。キャンセルボタンスイッチ135
は、元の通常の画面に戻る場合などに操作される。
【0133】チャンネルアップダウンボタンスイッチ1
33は、受信する放送チャンネルの番号を、アップまた
はダウンするとき操作される。ボリウムボタンスイッチ
132は、ボリウムをアップまたはダウンさせるとき操
作される。
【0134】0乃至9の数字が表示されている数字ボタ
ン(テンキー)スイッチ138は、表示されている数字
を入力するとき操作される。エンタボタンスイッチ13
7は、数字ボタンスイッチ138の操作が完了したと
き、数字入力終了の意味で、それに続いて操作される。
チャンネルを切り換えたとき、新たなチャンネルの番
号、コールサイン(名称)、ロゴ、メイルアイコンから
なるバーナ(banner)が、3秒間表示される。こ
のバーナには、上述したものからなる簡単な構成のもの
と、これらの他に、さらに、プログラム(番組)の名
称、放送開始時刻、現在時刻なども含む、より詳細な構
成のものの2種類があり、ディスプレイボタン136
は、この表示されるバーナの種類を切り換えるとき操作
される。
【0135】テレビ/ビデオ切換ボタンスイッチ139
は、モニタ装置4の入力を、内蔵されているテレビジョ
ンチューナまたはビデオ入力端子からの入力(VCRな
ど)に切り換えるとき操作される。数字ボタンスイッチ
138を操作してチャンネルを切り換えると、切り換え
前のチャンネルが記憶され、ジャンプボタンスイッチ1
41は、この切り換え前の元のチャンネルに戻るとき操
作される。
【0136】ランゲージボタン142は、2カ国語以上
の言語により放送が行われている場合において、所定の
言語を選択するとき操作される。ガイドボタンスイッチ
156は、プロモーションチャンネルを受信するとき操
作される。
【0137】テレビボタンスイッチ146およびDSS
ボタンスイッチ147はファンクション切り換え用、す
なわち、リモートコマンダ5から出射される赤外線信号
のコードの機器カテゴリを切り換えるためのスイッチで
ある。テレビボタンスイッチ146は、モニタ装置4に
内蔵されているテレビジョンチューナにより受信した信
号を表示させるとき操作される。DSSボタンスイッチ
147は、衛星を介して受信した信号をIRD2で受信
し、モニタ装置4に表示させるとき操作される。LED
149,150は、それぞれテレビボタンスイッチ14
6またはDSSボタンスイッチ147がオンされたとき
点灯される。これにより、各種ボタンが押されたとき
に、どのカテゴリの機器に対して、コードが送信された
のかが示される。
【0138】テレビ電源ボタンスイッチ152、DSS
電源ボタンスイッチ153がそれぞれ操作されたとき、
モニタ装置4、またはIRD2の電源がオンまたはオフ
される。
【0139】ミューティングボタンスイッチ154は、
モニタ装置4のミューティング状態を設定または解除す
るとき操作される。スリープボタンスイッチ155は、
所定の時刻になったとき、または所定の時間が経過した
とき、自動的に電源をオフするスリープモードを設定ま
たは解除するとき操作される。
【0140】図21は、セレクトボタンスイッチ131
として用いられる小型スティックスイッチの構成例を表
している。この小型スティックスイッチは、本体161
からレバー162が突出している構造とされている。そ
してセレクトボタンスイッチ131を水平面内における
8個の方向に方向操作したとき、その操作方向に対応し
て回動し、またセレクトボタンスイッチ131をセレク
ト操作(垂直操作)したとき、レバー162が垂直方向
に押し下げられるようになされている。
【0141】なお、この小型スティックスイッチとして
は、例えばアルプス電気株式会社製のモデルRKJXL
1004を用いることができる。この小型スティックス
イッチの本体161の厚さは、約6.4mmとされてい
る。
【0142】図22は、レバー162の水平面内におけ
る8個の操作方向を表している。同図に示すようにレバ
ー162は、A乃至Hで示す8個の水平面内の方向に方
向操作することができるようになされている。
【0143】図23は、リモートコマンダ5の内部の構
成例を表している。同図に示すように、小型スティック
スイッチの本体161の内部の接点A乃至Hは、図22
に示した8個の方向A乃至Hにそれぞれ対応しており、
レバー162をA乃至Dの方向に操作したとき、端子A
乃至Dのいずれかと、端子C1が導通するようになされ
ている。また方向E乃至Hのいずれかの方向に、レバー
162を回動したとき、これらの端子E乃至Hのいずれ
か1つと、端子C2とが導通するようになされている。
また、HとAの間、およびDとEの間においては、端子
C1とC2がともに導通するようになされている。さら
に、レバー162を垂直方向に操作したとき、端子1と
端子2が導通状態になるようになされている。
【0144】本体161のこれらの端子の導通状態が、
マイコン71を構成するCPU72によりモニタされる
ようになされている。これによりCPU72は、セレク
トボタンスイッチ131の方向操作とセレクト操作を検
知することができる。
【0145】CPU72はまた、ボタンスイッチマトリ
ックス82を常時スキャンして、図20に示したリモー
トコマンダ5の、他のボタンスイッチの操作を検知す
る。
【0146】CPU72は、ROM73に記憶されてい
るプログラムにしたがって、各種の処理を実行し、適宜
必要なデータをRAM74に記憶させる。
【0147】CPU72は、赤外線信号を出力すると
き、LEDドライバ75を介して、LED76を駆動
し、赤外線信号を出力させる。
【0148】図24は、ビデオデータ、オーディオデー
タおよびSIデータ(EPGデータを含む)がパケット
化され、伝送された後、IRD2で復調される様子を模
式的に表している。送信側のエンコーダにおいては、図
24に示すように、SIデータ、ビデオデータ、オーデ
ィオデータをパケット化し、衛星に搭載されている1
2.25GHz〜12.75GHzのBSS帯用高出力
トランスポンダに対して伝送する。この場合、各トラン
スポンダに割り当てられている所定の周波数の信号に、
複数(最大10個)のチャンネルのパケットを多重化し
て伝送する。すなわち、各トランスポンダは1つの搬送
波で複数のチャンネルの信号を伝送することになる。し
たがって、例えばトランスポンダの数が23個あれば、
最大230(=10×23)チャンネルのデータの伝送
が可能となる。
【0149】IRD2においては、フロントエンド20
で所定の1つのトランスポンダに対応する1つの周波数
の搬送波を受信し、これを復調する。これにより最大1
0個のチャンネル(実施例の場合、5個のチャンネル)
のパケットデータが得られる。そして、デマルチプレク
サ24は、この復調出力から得られる各パケットを、デ
ータバッファメモリ35に一旦記憶させて読み出す。E
PGデータを含むSIパケットに関しては、ヘッダを除
くデータ部分をEPGエリア35Aに記憶させる。ビデ
オパケットは、MPEGビデオデコーダ25に供給され
てデコード処理される。オーディオパケットは、MPE
Gオーディオデコーダ26に供給されてデコード処理さ
れる。
【0150】各トランスポンダにおいては、転送レート
が同一になるようにスケジューリングを行う。各トラン
スポンダに割り当てられている1つの搬送波当りの伝送
速度は、30Mbits/secである。
【0151】例えばスポーツ番組のように、動きの激し
い画像の場合、MPEGビデオデータは、多くのパケッ
トを占有する。このため、このような番組が多くなる
と、1個のトランスポンダで伝送可能な番組の数は少な
くなる。
【0152】これに対して、ニュース番組のアナウンス
の場面などのように、動きの少ない画像のMPEGビデ
オデータは、少ないパケットで伝送することができる。
このため、このような番組が多い場合においては、1個
のトランスポンダで伝送可能な番組の数は大きくなる。
【0153】図25は、モニタ装置4に番組表の画面を
表示するまでのデータの処理を、模式的に表している。
【0154】CPU29は、デマルチプレクサ24に内
蔵されているレジスタ24aに、フロントエンド20よ
り入力されるデータの転送先を予め設定しておく。そし
てフロントエンド20より供給されたデータは、データ
バッファメモリ35に一旦記憶された後、デマルチプレ
クサ24により読み出されれ、レジスタ24aに設定さ
れている転送先に転送される。
【0155】上述したように各パケットにはヘッダが付
加されており、デマルチプレクサ24は、このヘッダを
参照してMPEGビデオデータをMPEGビデオデコー
ダ25に供給し、MPEGオーディオデータをMPEG
オーディオデコーダ26に転送する。またそのヘッダに
含まれるPID(Packet ID)が、SDT,E
ITである場合においては、これらのEPGデータ(S
Iデータ)は、レジスタ24aに設定されているEPG
エリア35Aの所定のアドレスに記憶される。
【0156】なお、ヘッダはこの転送が完了したとき不
要となるため、廃棄される。
【0157】このようにして、例えば通常のトランスポ
ンダからの電波を受信しているとき、80(39)チャ
ンネル分の現在時刻から24時間後までの番組概略説明
データ(番組表)と、現在の番組および次の番組の番組
詳細説明(番組内容)をEPGエリア35Aに取り込む
のであるが、このEPGデータは、通常のどのトランス
ポンダからも受信することが可能とされている。すなわ
ち、通常のどのトランスポンダからも同一のEPGデー
タが伝送されてくる。
【0158】これに対して、ガイドトランスポンダから
の電波を受信しているとき(プロモーションチャンネル
を受信しているとき)、80(39)チャンネル分の現
在時刻から150時間後までの番組概略説明データと、
70時間後までの番組詳細説明データが取り込まれる。
【0159】CPU29は、この全EPGテーブル24
0から所定の表示領域250のチャンネル(例えば図3
の例においては、15個のチャンネル)の所定の範囲の
時間(図3の例においては、現在時刻から約4時間後ま
での時間)の番組のデータをEPGエリア35Aから読
み出し、DRAM25aのOSDエリア25aAに、ビ
ットマップデータとして書き込ませる。そして、MPE
Gビデオデコーダ25がOSDエリア25aAのビット
マップデータを読み出して、モニタ装置4に出力するこ
とで、モニタ装置4に、全体番組表(図3)などのEP
Gを表示させることができる。
【0160】OSDデータとして文字などを表示する場
合、EPGエリア35Aに記憶されている文字データは
圧縮されているため、辞書を使って元に戻す処理を行
う。このためROM37には、圧縮コード変換辞書が記
憶されている。
【0161】ROM37にはまた、文字コードとフォン
トのビットマップデータの格納位置との対応表(アドレ
ス変換テーブル)が記憶されている。この変換テーブル
を参照することで、所定の文字コードに対応するビット
マップデータを読み出し、OSDエリア25aAに書き
込むことができる。勿論ROM37には、このビットマ
ップデータ自体も所定のアドレスに記憶されている。
【0162】さらにROM37には、Logo(ロゴ)
を表示するためのLogoデータが記憶されているとと
もに(カテゴリロゴを含む各種のロゴデータ。但し、ス
テーションロゴのデータは必要に応じて記憶される)、
Logo IDと、そのIDに対応するLogoデータ
(ビットマップデータ)を呼び出すためのアドレスの変
換テーブルが記憶されている。Logo IDが判った
とき、そのIDに対応するアドレスに記憶されているL
ogoデータを読み出し、OSDエリア25aAに書き
込むことにより、各番組のカテゴリを表すLogoなど
をモニタ装置4に表示することができるようになされて
いる。ステーションLogoは、図2のスーパーインポ
ーザ333−1乃至333−4によりスーパーインポー
ズされ、送信側から伝送されるが、伝送されてこないよ
うにした場合は、そのID伝送し、IDに対応するビッ
トマップデータをROM37から読み出すようにする。
【0163】次に図26のフローチャートを参照して、
モニタ装置4に番組表を表示させる処理例について説明
する。最初にステップS21において、リモートコマン
ダ5の所定のボタンスイッチが操作されたか否かが判定
され、操作されるまで待機する。
【0164】すなわちリモートコマンダ5のCPU72
は、ボタンスイッチマトリックス82またはセレクトボ
タンスイッチ131の本体161を介して、所定のボタ
ンスイッチが操作されたことを検出すると、LEDドラ
イバ75を介して、LED76を駆動し、操作されたボ
タンスイッチに対応する赤外線信号を出力する。
【0165】IRD2のCPU29は、IR受信部39
を介して、この赤外線信号の入力を受け、入力された信
号からリモートコマンダ5のいずれのボタンスイッチが
操作されたのかを判定する。
【0166】そして、ステップS21で所定のボタンス
イッチが操作されたと判定された場合においてはステッ
プS22に進み、操作されたのがメニューボタンスイッ
チ134であるか否かが判定される。メニューボタンス
イッチ134が操作されたと判定された場合において
は、ステップS23に進み、CPU29はメニュー表示
処理を実行する。
【0167】すなわちCPU29は、EPGエリア35
Aに記憶されているEPGデータに対応して、DRAM
25aのOSDエリア25aAに、例えば図27に示す
ような、メインメニューのビットマップデータを書き込
ませる。そしてこのビットマップデータがDRAM25
aAより読み出され、MPEGビデオデコーダ25から
NTSCエンコーダ27に入力され、NTSC方式のデ
ータに変換される。このNTSC方式のデータが、Sビ
デオ信号またはコンポジット信号として、AVライン1
1を介して、モニタ装置4に供給され表示される。これ
により、例えば図27に示すように、メインメニュー
が、そのとき受信表示されているチャンネルの画像に重
畳して、ウインドウとしてモニタ装置4のCRTに表示
される。これはMPEGビデオデコーダ25が、MPE
G方式により圧縮されているビデオデータのデコード処
理の過程で、予め決められたウィンドウ表示領域のデー
タを読み出す期間毎に、DRAM25a内のOSDエリ
アaAからビットマップデータを読み出して出力するこ
とで実現される。
【0168】図27のメインメニュー画面においては、
ウインドウが9つの領域に区分され、各領域に所定のモ
ードを選択するためのボタンアイコン(ソフトボタン)
が表示されている。ユーザは、セレクトボタンスイッチ
131を水平面内において、8個の方向のいずれかの方
向に方向操作することで、カーソル(この実施例の場合
所定のボタンアイコンを、他のボタンアイコンと異なる
輝度(明るさ)、色またはブリンク(点滅)で表示する
か、あるいは枠で表示して、これをカーソルとしてお
り、図27の場合、中央上の全体番組表のボタンアイコ
ン上にカーソルが位置している)を、いずれかの方向に
移動させることができる。
【0169】例えば、全体番組表のボタンアイコンから
左方向にセレクトボタンスイッチ131を操作すると、
カーソルはチャンネル番組表のボタンアイコン上に移動
する。また、左斜め下方向に操作すると全体番組表のボ
タンアイコン上から映画リストのボタンアイコン上に移
動する。
【0170】例えば、セレクトボタンスイッチ131が
上下左右の4方向にしか方向操作できない場合において
は、全体番組表のボタンアイコンから映画リストのボタ
ンアイコンにカーソルを移動させるには、カーソルを一
旦左側に移動させた後、さらに下側に移動させるか、あ
るいは一旦下側に移動させた後、さらに左側に移動させ
る必要がある。すなわちこの場合においては、2回の操
作が必要になる。これに対して、図20の実施例のよう
にセレクトボタンスイッチ131を上下左右方向だけで
なく、斜め方向にも操作できるように構成しておけば、
1回の操作でカーソルを全体番組表のボタンアイコンか
ら映画リストのボタンアイコン上に移動させることがで
きる。
【0171】ユーザは、カーソルを所定のボタンアイコ
ン上に移動させることで、所定のモード選択し、さらに
セレクトボタンスイッチ131を垂直に押下するセレク
ト操作(垂直操作)を行うことで、その選択を確定す
る。
【0172】ステップS24においては、番組表(全体
番組表またはチャンネル番組表)のボタンアイコンが選
択され、確定されたか否かが判定される。番組表のボタ
ンアイコンが選択確定(セレクト)された場合において
はステップS25に進み、番組表表示処理を実行する。
この番組表表示処理の詳細については、図28を参照し
て後述する。
【0173】ステップS24において、番組表のボタン
アイコンが選択されていないと判定された場合において
はステップS27に進み、その他のボタンアイコンが選
択されたか否かが判定され、選択されていなければ、ス
テップS23に戻りメニュー表示を継続する。
【0174】そしてステップS27において、番組表以
外のボタンアイコンが選択確定されたと判定された場合
においては、ステップS28に進み、その選択確定され
たボタンアイコンに対応する処理が実行される。
【0175】一方ステップS22において、リモートコ
マンダ5からの入力が、メニューボタンスイッチ134
を操作したものではないと判定された場合においては、
ステップS26に進み、ガイドボタンスイッチ156が
操作されたのであるか否かが判定される。ガイドボタン
スイッチ156が操作されたと判定された場合において
はステップS25に進み、番組表表示処理(但し、この
場合は、全体番組表の表示処理)が実行される。
【0176】これに対してステップS26において、ガ
イドボタンスイッチ156以外のボタンスイッチが操作
されたと判定されたと場合においては、ステップS28
に進み、その操作されたボタンスイッチに対応する処理
が実行される。
【0177】以上のように、全体番組表は、メニューを
介して表示させることもできるし、ガイドボタンスイッ
チ156を操作して、直接表示させることもできる。但
し、チャンネル番組表は、メニューを介してのみ表示さ
れる。
【0178】図28は、図26のステップS25におけ
る番組表表示処理のより詳細な処理例を表している。ス
テップS41においては、番組表表示処理が行われる。
すなわち、メニューから全体番組表が選択されるか、リ
モートコマンダ5のガイドボタンスイッチ156が操作
された場合、図3に示すような、全体番組表が表示され
る。
【0179】次に、ステップS42において、リモート
コマンダ5のセレクトボタンスイッチ131がセレクト
操作されたか否かが判定され、セレクト操作されていな
いと判定された場合、ステップS43に進み、方向操作
されたか否かが判定される。方向操作もされていない場
合においては、ステップS42に戻り、再びセレクト操
作されたか否かが判定される。このようにして、セレク
ト操作または方向操作されるまで待機する。
【0180】ステップS43において、セレクトボタン
スイッチ131が方向操作されたと判定された場合にお
いては、ステップS44に進み、カーソルを移動させた
場合における番組が、現在時刻から24時間を超える範
囲の位置にあるか否かが判定される。24時間以内の番
組である場合においては、ステップS48に進み、その
位置にカーソルが移動される。そして、ステップ42に
戻り、新たな操作が行われるまで待機する。
【0181】このようにして、使用者は、セレクトボタ
ンスイッチ131を方向操作することで、所定の番組上
にカーソルを移動させることができる。
【0182】ステップS44において、カーソルの移動
後の番組が、現在時刻から24時間を超える範囲に位置
する番組であると判定された場合においては、ステップ
S44からステップS45に進み、現在時刻から150
時間以内の番組であるか否かが判定される。上述したよ
うに、EPGデータとして伝送されてくるEPGに含ま
れる範囲は、最大150時間であるから、150時間を
超える位置にカーソルが移動されたような場合において
は、ステップS46に進み、「情報なし」のメッセージ
をモニタ装置4に表示する。
【0183】ステップS45において、カーソルの位置
が150時間以内の位置であると判定された場合(すな
わち、24時間を超える範囲であって、150時間以内
の範囲であると判定された場合)、ステップS47に進
み、トランスポンダを通常のトランスポンダからガイド
トランスポンダに変更する。
【0184】そして、ステップS48に進み、カーソル
を移動させる。カーソルが画面の端部に達しているとき
は、event_idを取得し、そのEITよりsho
rt_event_descriptorを取得し、番
組表を表示する。その後、ステップS42に戻り、新た
な操作が行われるまで待機する。
【0185】すなわち、このようにして、カーソルの移
動位置に対応して、全体番組表またはチャンネル番組表
が、図3または図4に示すように、表示される。
【0186】一方、ステップS42において、カーソル
が所定の番組上に位置する状態で、セレクトボタンスイ
ッチ131がセレクト操作されたと判定された場合、ス
テップS49に進み、その番組が、現在時刻の番組また
はその次の番組のいずれかであるかが判定される。現在
の番組または次の番組である場合においては、ステップ
S53に進み、その番組のevent_idが取得され
る。そして、ステップS54に進み、ステップS53で
取得したevent_idのEITよりextende
d_event_descriptorを得る。そし
て、ステップS55において、extended_ev
ent_descriptorに対応する番組内容を表
示する。
【0187】これにより、例えば、全体番組表を表示し
ている際にセレクト操作が行われれば、図29に示すよ
うに、そのときカーソルが位置する番組の番組内容が表
示される。また、図30に示すように、チャンネル番組
表の所定の番組上にカーソルが位置する状態においてセ
レクト操作が行われると、その番組の内容が表示され
る。
【0188】次に、ステップS56およびS57におい
て、それぞれセレクト操作または方向操作がされるまで
待機し、方向操作がされたと判定された場合、ステップ
S57からステップS48に戻り、カーソルを新たな番
組上に移動させる。このとき、それまでカーソルが位置
していた番組の番組内容は消去される。
【0189】ステップS56において、セレクト操作が
行われたと判定された場合、ステップS58に進み、そ
のときカーソルが位置する番組の受信処理が実行され
る。すなわち、CPU29は、チューナ21を制御し、
その番組の受信を指令する。これにより、モニタ装置4
にその番組が表示されることになる。
【0190】ステップS49において、セレクト操作さ
れた番組が次の番組よりさらに先の番組であると判定さ
れた場合、その番組内容のデータは、ガイドトランスポ
ンダの伝送チャンネルのEPGデータにのみ含まれてい
る。そこで、この場合においては、ステップS50に進
み、その番組が現在時刻から70時間以内の番組である
か否かが判定される。その番組が70時間を超える位置
の番組である場合においては、上述したように、このシ
ステムにおいては、その時間帯の番組の番組内容は、E
PGデータとして伝送されてきていない。したがって、
この場合においては、ステップS46に進み、「情報な
し」のメッセージを表示する。
【0191】その番組の位置が現在時刻から70時間以
内の位置にある場合においては、ステップS50からス
テップS51に進み、現在のトランスポンダはガイドト
ランスポンダであるか否かが判定され、現在のトランス
ポンダがガイドトランスポンダに切り替えられていない
場合においては、ステップS52に進み、トランスポン
ダをガイドトランスポンダに変更する処理が行われる。
すでにガイドトランスポンダに切り替えられている場合
においては、ステップS52の処理はスキップされる。
【0192】そして、ガイドトランスポンダより伝送さ
れてくるEPGデータから、ステップS53において、
event_idを取得し、ステップS54において、
それに対応するextended_event_des
criptorを取得する。そして、さらにステップS
55において、それに対応する番組内容を表示する。
【0193】このようにして、最大70時間までの番組
内容を確認することができる。
【0194】図31は、全体番組表における図28に示
した処理を模式的に表している。ガイドトランスポンダ
以外のトランスポンダを受信している場合においては、
EPGデータには80チャンネル分の現在時刻から24
時間経過した時刻までの範囲が含まれている。したがっ
て、カーソルを上下方向に移動することで、80チャン
ネルのうちの所定の数のチャンネルを表示させることが
できる。
【0195】これに対して、カーソルを左右方向に移動
させると、カーソルの位置が24時間を超える位置に進
入するときがある。このとき、24時間を超えるEPG
データは、ガイドトランスポンダにおいてのみ伝送され
ているので、この場合においては、トランスポンダの切
り替えが行われ、プロモーションチャンネルのEPGデ
ータ(すなわち、現在時刻から150時間分までのEP
Gデータ)が取り込まれる。そして、その範囲内におい
て、カーソルで指定される番組が表示される。
【0196】チャンネル番組表の場合においては、図3
3に示すように、カーソルを移動することができる範囲
が時間方向だけであるため、所定のチャンネルの現在時
刻から24時間の範囲、あるいはさらに150時間の範
囲までの間の番組が表示される。
【0197】以上のように、この実施例によれば、通常
のトランスポンダに対応する伝送チャンネルにおいて
は、比較的短い範囲のEPGデータを伝送し、プロモー
ション番組を伝送するガイドトランスポンダの伝送チャ
ンネルにおいては、より広い(長い)範囲のEPGデー
タを伝送するようにしたので、通常のトランスポンダが
対応する伝送チャンネルにおいては、番組の伝送容量が
少なくなることが防止される。また、プロモーションチ
ャンネルにおいては、本来伝送されるべき番組は少ない
から、他の通常の伝送チャンネルにおける場合と異な
り、本来伝送されるべき番組のデータ量は、他の伝送チ
ャンネルにおける場合に比べて少ない。そこで、このプ
ロモーションチャンネルにおいて、EPGデータを他の
伝送チャンネルより多くしても、実質的にはほとんど支
障が発生しない。
【0198】また、所定の番組を見ている状態におい
て、他の番組に切り替えるとき、その他の番組も同一の
伝送チャンネル内の番組である場合においては、迅速に
切り替えることが可能である。しかしながら、他の伝送
チャンネル(他のトランスポンダから伝送されてくる番
組)である場合においては、番組の切り替えに若干の時
間を要する。
【0199】したがって、通常の所定の番組を見ている
状態において、より広い範囲の電子番組ガイドを見る必
要性が生じた場合においては、プロモーションチャンネ
ルにトランスポンダを切り替える必要があるため、若干
の切り替え時間を必要とする。しかしながら、この切り
替えは、いま見ている番組の受信を中断し、プロモーシ
ョンチャンネルの番組を見る状態に切り替えるのである
から、通常の番組を切り替える場合と同様となり、使用
者にとって、さほど精神的な負担にはならない。
【0200】プロモーションチャンネルにおいては、E
PGデータの量が他の伝送チャンネルにおける場合より
多くなるため、その伝送周期も他の伝送チャンネルにお
ける場合より長くなる。しかしながら、プロモーション
チャンネルを受信している限り、短時間で広い範囲の所
望の電子番組ガイドを得ることができるので、使用者に
対し、与えるストレスは殆どない。また、これにより、
IRD2において、通常の伝送チャンネルにおけるEP
Gデータを処理するために必要なメモリの容量と処理時
間が軽減される。
【0201】以上、本発明をIRD2に応用した場合を
例として説明したが、このIRDは実質的にモニタ装置
4(テレビジョン受像機)に内蔵させることも可能であ
る。
【0202】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の電子番組
ガイド伝送装置および請求項6に記載の電子番組ガイド
伝送方法によれば、第1の範囲と第2の範囲の電子番組
ガイドを伝送するようにしたので、伝送側において、本
来伝送すべき番組の伝送容量が減少することを防止しつ
つ、より広い範囲の電子番組ガイドを伝送することがで
きる。
【0203】請求項7に記載の電子番組ガイド受信装置
および請求項15に記載の電子番組ガイド受信方法によ
れば、第1の範囲のデータまたは第2の範囲のデータを
記憶し、これに基づいて、電子番組ガイドを表示する表
示データを生成するようにしたので、番組の伝送容量を
減少することなく、より広い範囲の電子番組ガイドを伝
送し、迅速かつ確実に所望の番組を選択することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子番組ガイド伝送装置を応用した送
信装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のプロモーションチャンネル生成装置30
2の構成例を示すブロック図である。
【図3】全体番組表の表示例を示す図である。
【図4】チャンネル番組表の表示例を示す図である。
【図5】番組詳細説明(番組内容)の表示例を示す図で
ある。
【図6】番組表と番組内容の範囲を説明する図である。
【図7】トランスポンダにおけるEPG情報の伝送を説
明する図である。
【図8】マルチ画面の表示例を示す図である。
【図9】マルチ画面を選択する場合の表示例を示す図で
ある。
【図10】EGPデータを説明する図である。
【図11】SDTの構成を説明する図である。
【図12】EITの構成を説明する図である。
【図13】TDTの構成を説明する図である。
【図14】PATの構成を説明する図である。
【図15】PMTの構成を説明する図である。
【図16】本発明を応用したAVシステムの構成例を示
す斜視図である。
【図17】図16のAVシステムの電気的接続状態を示
すブロック図である。
【図18】図16のIRD2の正面の構成例を示す正面
図である。
【図19】図16のIRD2の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図20】図16のリモートコマンダ5の上面の構成例
を示す平面図である。
【図21】図20のセレクトボタンスイッチ131を構
成する小型スティックスイッチの構成例を示す斜視図で
ある。
【図22】図21のレバー162の水平面内における操
作方向を示す図である。
【図23】図20のリモートコマンダ5の内部の構成例
を示すブロック図である。
【図24】送信側のエンコーダにおける処理とその出力
を受信するIRD2の処理の概略を説明する図である。
【図25】図19のEPGエリア35Aに記憶されるE
PGデータを説明する図である。
【図26】番組表を表示させる処理を説明するフローチ
ャートである。
【図27】図26のステップS23におけるメニュー画
面の表示例を示す図である。
【図28】図26のステップS25における番組表表示
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図29】全体番組表に番組内容を表示した例を示す図
である。
【図30】チャンネル番組表に番組内容を表示した例を
示す図である。
【図31】全体番組表の表示範囲を説明する図である。
【図32】チャンネル番組表の表示範囲を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 AVシステム 2 IRD 3 パラボラアンテナ 4 モニタ装置 5 リモートコマンダ 21 チューナ 23 エラー訂正回路 24 デマルチプレクサ 25 MPEGビデオデコーダ 25a DRAM 26 MPEGオーディオデコーダ 26a DRAM 29 CPU 35 データバッファメモリ 35A EPGエリア 36 SRAM 37 ROM 38 EEPROM 39 IR受信部 131 セレクトボタンスイッチ 156 ガイドボタンスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 H04N 7/13 Z 7/16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組を選択する電子番組ガイドのうち第
    1の範囲のデータを生成する第1の生成手段と、 前記電子番組ガイドのうち前記第1の範囲と異なる第2
    の範囲のデータを生成する第2の生成手段と、 前記第1の生成手段と第2の生成手段で生成された前記
    第1の範囲と第2の範囲の前記電子番組ガイドを伝送す
    る伝送手段とを備えることを特徴とする電子番組ガイド
    伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の範囲は、前記第2の範囲を含
    む広い範囲であることを特徴とする請求項1に記載の電
    子番組ガイド伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送手段は、前記第1の範囲の前記
    電子番組ガイドを、前記番組のプロモーション番組を主
    に伝送する第1の伝送チャンネルで伝送することを特徴
    とする請求項1に記載の電子番組ガイド伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送手段は、前記第2の範囲の前記
    電子番組ガイドを、前記番組を伝送する複数の第2の伝
    送チャンネルで伝送することを特徴とする請求項3に記
    載の電子番組ガイド伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記電子番組ガイドは、前記番組とその
    放送時刻を表す番組概略説明と、前記番組の内容を紹介
    する番組詳細説明とを含むことを特徴とする請求項4に
    記載の電子番組ガイド伝送装置。
  6. 【請求項6】 番組を選択する電子番組ガイドのうち第
    1の範囲のデータを生成し、 前記電子番組ガイドのうち前記第1の範囲と異なる第2
    の範囲のデータを生成し、 前記第1の範囲と第2の範囲の前記電子番組ガイドを伝
    送することを特徴とする電子番組ガイド伝送方法。
  7. 【請求項7】 伝送されてきた番組を選択する電子番組
    ガイドのうち第1の範囲のデータが伝送されてきたと
    き、前記第1の範囲のデータを受信し、前記第1の範囲
    と異なる第2の範囲のデータが伝送されてきたとき、前
    記第2のデータを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記第1の範囲のデータ
    または第2の範囲のデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記第1の範囲または第2の
    範囲のデータに基づいて、前記電子番組ガイドを表示す
    る表示データを生成する生成手段とを備えることを特徴
    とする電子番組ガイド受信装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の範囲は、前記第2の範囲を含
    む広い範囲であることを特徴とする請求項7に記載の電
    子番組ガイド受信装置。
  9. 【請求項9】 前記受信手段は、前記第1の範囲の前記
    電子番組ガイドを、前記番組のプロモーション番組を主
    に受信する第1の伝送チャンネルから受信することを特
    徴とする請求項7に記載の電子番組ガイド受信装置。
  10. 【請求項10】 前記受信手段は、前記第2の範囲の前
    記電子番組ガイドを、前記番組を受信する複数の第2の
    伝送チャンネルから受信することを特徴とする請求項9
    に記載の電子番組ガイド受信装置。
  11. 【請求項11】 前記電子番組ガイドは、前記番組とそ
    の放送時刻を表す番組概略説明と、前記番組の内容を紹
    介する番組詳細説明とを含むことを特徴とする請求項1
    0に記載の電子番組ガイド受信装置。
  12. 【請求項12】 前記番組概略説明として、前記第1の
    伝送チャンネルと第2の伝送チャンネルから受信される
    全ての放送チャンネルの番組の全体番組表と、所定の放
    送チャンネルの番組のチャンネル番組表とを作成する作
    成手段をさらに備えることを特徴とする請求項11に記
    載の電子番組ガイド受信装置。
  13. 【請求項13】 前記全体番組表とチャンネル番組表の
    一方を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項12に記載の電子番組ガイド受信装置。
  14. 【請求項14】 前記生成手段により生成された表示デ
    ータに基づき、前記電子番組ガイドを表示する表示手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の電子
    番組ガイド受信装置。
  15. 【請求項15】 番組を選択する電子番組ガイドのうち
    第1の範囲のデータが伝送されてきたとき、前記第1の
    範囲のデータを受信し、前記第1の範囲と異なる第2の
    範囲のデータが伝送されてきたとき、前記第2の範囲の
    データを受信し、 受信された前記第1の範囲のデータまたは第2の範囲の
    データを記憶し、 記憶された前記第1の範囲または第2の範囲のデータに
    基づいて、前記電子番組ガイドを表示する表示データを
    生成することを特徴とする電子番組ガイド受信方法。
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