JPH08287076A - データベース管理装置 - Google Patents

データベース管理装置

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Publication number
JPH08287076A
JPH08287076A JP7085305A JP8530595A JPH08287076A JP H08287076 A JPH08287076 A JP H08287076A JP 7085305 A JP7085305 A JP 7085305A JP 8530595 A JP8530595 A JP 8530595A JP H08287076 A JPH08287076 A JP H08287076A
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Application number
JP7085305A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Komatsubara
弘文 小松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7085305A priority Critical patent/JPH08287076A/ja
Publication of JPH08287076A publication Critical patent/JPH08287076A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部データベースから自データベースへの同一
データの複製の重複を防ぐとともに、外部データベース
から複製したデータの自データベース内での一意性を保
持し、効率的な記憶領域管理を行いつつ検索効率を向上
することができるデータベース管理装置を提供するこ
と。 【構成】検索データ生成部13dが生成した結果データ
に基づいて識別子生成部13fが該結果データに固有の
識別子を生成するとともに、検索結果登録部13eは、
該識別子を有する登録済みの複製データが自データベー
ス14に存在する場合には、検索データと登録済みの複
製データと関連づけて自データベース14に登録し、該
識別子を有する登録済みの複製データが存在しない場合
には、検索データと結果データを対応づけて自データベ
ース14に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部データベースから
検索した検索結果を自データベースに登録するデータベ
ース管理装置に関し、特に、外部データベースから検索
した検索結果に含まれる個別データの重複登録を排除す
るデータベース管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部データベースが有するデータ
を自データベースに複製する技術が知られている。
【0003】例えば、新聞記事に関する情報を登録した
新聞社の記事データベースを利用する場合には、この記
事データベースに対して日付等の検索条件を送信するこ
とにより、該日付等に対応する記事データを検索結果と
して受け取り、該検索結果を自データベースに複製登録
することになる。
【0004】このように、記事データベース等の外部デ
ータベースが有するデータを自データベースに複製する
場合には、効率的な記憶領域管理をいかに行い、また、
いかに検索効率を上げるかが重要となる。
【0005】このため、特開平2−176866号公報
(以下、「第1の先行技術」と言う。)には、定型の検
索式に対応する検索結果を新たなデータベースに記憶し
ておき、定型の検索式が入力された場合には、該検索式
に対応するデータをデータベースから読み出すよう構成
した高速検索方式が開示されている。
【0006】すなわち、この先行技術は、検索条件とし
て定型の検索式が入力された場合に、検索処理を単なる
データ読み出し処理に置き換えることにより、検索速度
の面から検索効率の向上を図るものである。
【0007】また、特開平3−129570号公報(以
下、「第2の先行技術」と言う。)には、検索式、検索
式の簡略名及び検索結果が格納されるファイル名からな
るカタログデータを作成し、検索式の簡略名から検索式
を表示し、所望のものであれば、外部データベースを検
索するのではなく、検索結果が格納されるファイル名を
用いて検索結果をアクセスするよう構成したデータベー
ス検索方式が開示されている。
【0008】すなわち、この先行技術は、外部データベ
ースに対する重複するアクセスを防ぐという面から検索
効率の向上を図っている。
【0009】さらに、特開平4−10142号公報(以
下、「第3の先行技術」と言う。)には、外部データベ
ースのレコードを所望の複写条件で自データベースに複
製した後に、利用者が所望の検索条件による検索要求を
行った場合に、自データベースについては前記検索条件
でレコードを検索するとともに、外部データベースに対
しては前記検索条件のうち前記複写条件を除外した検索
条件でレコードを検索し、両データベースからの検索結
果を結合して利用者に出力するよう構成した垂直分岐型
データベースアクセス方式が開示されている。
【0010】すなわち、この先行技術についても、外部
データベースに対する重複するアクセスを防ぐという面
から検索効率の向上を図るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の先行技術のものは、定型の検索式を検索条件として
入力する必要があるため、高速な検索処理を行うことが
できる検索対象に制約を受けるという問題がある。
【0012】次に、第2の先行技術のものは、カタログ
データ内に保持した検索式に基づいて、外部データベー
スにアクセスするか又は自データベースをアクセスする
かを判断するため、外部データベースに保持されたデー
タが自データベース内に重複して格納される場合が生じ
る。
【0013】すなわち、外部データベースに格納された
各データは、それぞれ検索条件を満たす複数の検索式に
より検索されるため、検索式を判断基準として外部デー
タベースに対するアクセスの可否を判断するこの先行技
術を用いると、異なる検索式により、同一のデータが複
数回自データベースに複製される場合が生じ、自データ
ベースの記憶領域管理上効率的ではない。
【0014】例えば、外部データベースに保持されたデ
ータDが検索式d1により自データベースに複製した後
に、検索者がカタログデータに登録されていない検索式
d2を用いてデータDを再度自データベースに複製した
場合には、データDが自データベース内に重複して格納
され、自データベースのデータ量の増加を招くととも
に、該データDを自データベースに登録したデータから
参照する場合に、一貫性を保持できない結果となる。
【0015】次に、第3の先行技術のものは、自データ
ベースで実際に利用するか否かとは別に、外部データベ
ースの全レコードのうち指定された複写条件に対応する
レコードを複写することを前提としているため、自デー
タベースの記憶領域管理上効率的ではない。
【0016】そこで、本発明では、上記問題点を解決
し、外部データベースから自データベースへの同一デー
タの複製の重複を防ぐとともに、外部データベースから
複製したデータの自データベース内での一意性を保持
し、効率的な記憶領域管理を行いつつ検索効率を向上す
ることができるデータベース管理装置を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、外部データベースに検索依頼情報を
送信し、該検索依頼情報に対応して個別データの集合と
しての検索結果を受信する外部データベース検索手段を
有し、前記検索依頼情報と前記検索結果とを関連づけて
自データベースの内容として管理するデータベース管理
装置において、前記検索結果を解析して個別データに分
解し、分解した個別データの識別子を生成するデータ処
理手段(図1の13e)と、前記データ処理手段により
生成された識別子と同一の識別子を有する登録済みの個
別データが自データベースに存在するか否かを確認し、
該識別子を有する登録済みの個別データが存在する場合
には、前記検索依頼情報を前記登録済みの個別データに
関連づけて自データベースに登録し、前記識別子を有す
る登録済みの個別データが存在しない場合には、当該識
別子を付与した前記検索結果の個別データと前記検索依
頼情報とを関連づけて自データベースに登録する登録手
段(図1の13e)とを具備したことを特徴とする。
【0018】また、第2の発明は、前記個別データが内
容情報及び属性情報からなり、前記データ処理手段は、
前記個別データの属性情報に基づいて前記識別子を生成
することを特徴とする。
【0019】また、第3の発明は、前記自データベース
は、自データベースに固有な固有情報を有し、前記固有
情報を前記自データベースに登録された個別データと関
連づける関連づけ手段(図1の13g)と、前記自デー
タベースの登録された個別データのうち、前記固有情報
のいずれとも関連しない個別データの内容情報を削除す
る削除手段(図1の13k)とをさらに具備することを
特徴とする。
【0020】また、第4の発明は、外部データベースに
検索依頼情報を送信し、該検索依頼情報に対応して個別
データの集合としての検索結果を受信する外部データベ
ース検索手段と、当該検索情報と受信した検索結果を関
連づけて自データベースに登録する登録手段とを備えた
データベース管理装置において、検索条件を入力する入
力手段(図12の13b)と、前記入力手段により入力
された検索条件と、前記登録手段により前記自データベ
ースに登録された検索情報を比較して、両者の包含関係
を解析する解析手段(図12の121)と、前記解析手
段の解析結果に基づいて外部データベースに対する差分
検索条件を生成する生成手段(図12の122)とを具
備することを特徴とする。
【0021】
【作用】第1の発明によれば、外部データベース検索手
段を用いて検索依頼情報に対応する個別データの集合と
しての検索結果を受信した際に、識別子生成手段が前記
検索結果に含まれる個別データごとに、個別データを識
別する識別子を生成する。登録手段は、この識別子と同
一の識別子を有する登録済みの個別データが自データベ
ースに存在するか否かを確認し、登録済みの個別データ
が存在する場合には、前記検索依頼情報を前記登録済み
の個別データに関連づけて自データベースに登録し、前
記登録済みの個別データが存在しない場合には、前記検
索結果に含まれる個別データと前記検索依頼情報とを関
連づけて自データベースに登録する。
【0022】このような構成によると、外部データベー
スから自データベースへの同一データの複製の重複を防
ぐとともに、外部データベースから複製したデータの自
データベース内での一意性を保持することが可能とな
る。
【0023】また、第2の発明によれば、前記識別子生
成手段は前記検索結果に含まれる個別データの属性情報
に基づいて個別データを識別する識別子を生成する。
【0024】このような構成によると、属性情報に違い
がある個別データのそれぞれに異なる識別子を付与する
ことができ、個別データの同一性を効率良く判定するこ
とが可能となる。
【0025】また、第3の発明によれば、関連づけ手段
が、自データベースに固有な固有情報と、自データベー
スに登録された個別データと関連づけ、削除手段が、自
データベースの登録された個別データのうち、固有情報
のいずれとも関連しない個別データの内容情報を削除す
る。
【0026】このような構成によると、自データベース
に固有な固有情報と個別データとを関連づけて管理で
き、また、該固有情報に関連しない利用度の低い個別デ
ータの内容情報を削除して効率的な記憶領域管理を図る
ことが可能となる。
【0027】また、第4の発明によれば、入力手段から
検索条件が入力されると、解析手段は、入力された検索
条件と、自データベースに登録された検索情報を比較し
て、両者の包含関係を解析する。生成手段は、この解析
結果に基づいて外部データベースに対する差分検索条件
を生成する。
【0028】このような構成によると、自データベース
に登録済みの個別データを除いた自データベースに登録
されない個別データのみを外部データベースから検索す
ることが可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、本実施例では、新聞及び雑誌等の記
事データを有する外部データベースを用いる場合につい
て説明する。
【0030】図1は、第1の実施例で用いるネットワー
クシステムの全体構成及びデータベース管理装置の細部
構成を示すブロック図である。
【0031】図1に示すように、このネットワークシス
テムは、ネットワーク11に、外部データベース12
a、12b及び12cと、データベース管理装置14と
が接続される構成となる。
【0032】外部データベース12a、12b及び12
cは、いずれも記事データを記憶するデータベースであ
り、ここでは、それぞれ異なる記事データを格納した異
なる新聞社又は雑誌社が保有するデータベースであるも
のとする。
【0033】データベース管理装置13は、外部データ
ベース12a〜12cに記憶した記事データを自データ
ベース14に複製する機能を有する自データベース14
の管理装置である。
【0034】このデータベース管理装置13は、検索条
件として外部データベース12a〜12cに対して検索
依頼情報を出力することにより、該検索依頼情報に対応
する検索結果ファイルを外部データベース12a〜12
cから受け取り、該検索結果ファイルに含まれる記事デ
ータごとに複製データを作成して自データベース14内
に登録する。
【0035】なお、これらの複製データを自データベー
ス14に登録する際には、同じ記事データが複製データ
として既に登録済みであるか否かを後述する識別子を用
いて確認し、既に複製データが自データベース14内に
登録済みである場合には、登録済みの複製データを利用
し、自データベース14に登録されていなければ該複製
データを自データベース14に新規登録する。
【0036】すなわち、このデータベース管理装置13
は、外部データベース12a〜12cから検索した記事
データが自データベース14に登録済みである場合に
は、該記事データを自データベース14に重複登録する
のではなく、該記事データに対応する登録済みの複製デ
ータを利用する。
【0037】なお、上記識別子は、各記事データに固有
の情報であり、検索した記事データのタイトル、日付及
び出典等の属性データに基づいて生成される。
【0038】次に、このデータベース管理装置13の細
部構成について説明する。
【0039】データベース管理装置13は、ネットワー
クインターフェース部(ネットワークI/F部)13a
と、入力部13bと、検索データ生成部13cと、結果
データ生成部13dと、検索結果登録部13eと、デー
タ関連づけ部13gと、データ検索部13hと、固有デ
ータ生成部13iと、データ削除部13jと、複製デー
タ内容削除部13kとからなる。
【0040】ネットワークI/F部13aは、ネットワ
ーク11との間のインターフェースを司る処理部であ
り、このネットワークI/F部13aが入力部13bか
ら検索依頼情報を受け付けたならば該検索依頼情報をネ
ットワーク11に送出し、検索要求を行う。そして、ネ
ットワーク11から検索結果ファイルを受け取ったなら
ば、該検索結果ファイルを結果データ生成部13dに出
力する。
【0041】入力部13bは、外部データベース12a
〜12cに登録された記事データの検索条件を入力する
入力部であり、具体的には、検索対象として指定する外
部データベース名のリスト、記事データの検索対象期
間、キーワードを論理記号で結合した検索文等の検索条
件がこの入力部13bから入力される。
【0042】なお、この入力部13bに入力された検索
条件は、検索依頼情報としてネットワークI/F部13
aを介してネットワーク11及び検索データ生成部13
cに出力される。
【0043】検索データ生成部13cは、入力部13b
から受け取った検索依頼情報に基づいて主メモリ中に検
索データを生成し、該検索データを検索結果登録部13
eに出力する処理部である。
【0044】結果データ生成部13dは、ネットワーク
I/F部13aから受け取った検索結果ファイルに基づ
いて記事データごとに結果データを主メモリ中に生成
し、該結果データを検索結果登録部13eに出力する処
理部である。
【0045】図2は、検索データ生成部13cが生成す
る検索データと、結果データ生成部13dが生成する結
果データのフォーマットの一例を示す図である。
【0046】図2(a)に示すように、検索データは、
検索対象として指定した外部データベース名のリストを
示すDBリスト20aと、DBリスト20aに示す外部
データベースが保持する記事データのうち検索対象期間
の範囲の始まりを示すfrom_date20bと、該検索対象
期間の範囲の終わりを示すto_date20cと、検索文に
含まれる検索キーのリストを示すkeywordリスト
20dと、該keywordリスト20dに含まれる各
検索キーを論理記号で結合した検索文20eと、その他
必要な事項を示すothers20fとからなる。
【0047】なお、この検索データを受け取ったDBリ
スト20aに示す各外部データベースは、from_date2
0b及びto_date20cにより検索対象となる記事デー
タの検索対象期間を絞り、この絞った記事データのう
ち、keywordリスト20dのキーワードが論理記
号で結合された検索文20eの条件に該当する記事デー
タを検索して、検索した各記事データの書誌的情報及び
内容を区切りコードで区切りながら連続的に格納した検
索結果ファイルを検索結果としてデータベース管理装置
13に出力する。
【0048】また、図2(b)に示すように、上記結果
データは、検索元の外部データベース名を示すDB_n
ame21aと、記事データが出展された日付を示すd
ate21bと、検索でヒットしたキーワードを示すk
eywords21cと、記事データのタイトルを示す
タイトル21dと、記事データが掲載されていた名前を
示す出展21eと、内容データへの参照情報を示す内容
ポインタ21fと、その他の事項を示すothers21gと
からなる。
【0049】すなわち、この結果データは、外部データ
ベース12a〜12cから出力された検索結果ファイル
の中から、区切りコードにより区切られた書誌的情報及
び内容に基づいて記事データごとに作成される。
【0050】検索結果登録部13eは、検索データ生成
部13cが生成した検索データに基づいて検索情報を生
成し登録する(このとき、検索情報は図5に示す検索情
報集合の要素にする。)。また、結果データ生成部13
dが生成した個々の結果データに対して、識別子生成部
13fを用いて識別子を生成し、該識別子を持つ複製デ
ータが自データベース14内に登録済みであるか否かを
調べる。そして、登録済みのものがなければ、複製デー
タを生成し、検索情報と関連づけて登録する(このと
き、複製データは、図5に示す複製データ集合の要素に
する。)。
【0051】また、登録済みの複製データが存在する場
合には、新規に登録せずに、この複製データと該検索情
報とを関連づける。
【0052】なお、検索結果登録部13eに内在する識
別子生成部13fは、各結果データに含まれる属性値の
うち、date21b、タイトル21d及び出典21e
等を用いて結果データに固有の識別子を生成する。
【0053】図3は、検索結果登録部13eが生成する
検索情報及び複製データのフォーマットの一例を示す図
である。
【0054】図3(a)に示すように、検索データに基
づいて生成される検索情報は、図2(a)に示す検索デ
ータが有するDBリスト20a、from_date20b、to_
date20c、keywordリスト20d、検索文20
e及びothers20fに、複製データへの参照情報の集合
であるresult30aが付加された構成となる。
【0055】すなわち、検索データにresult30
aを付加した検索情報を用いることにより、各検索情報
から複製データへの参照が可能となる。
【0056】また、図3(b)に示すように、結果デー
タに基づいて生成される複製データは、図2(b)に示
す結果データが有するタイトル21d、date21
b、keywords21c、出典21e、内容ポイン
タ21f及びothers21gに、識別子生成部13fが生
成する識別子を意味するid31aと、内容データが格
納されているか否かを示す内容部フラグ31bと、該複
製データと関連づける参照情報の集合であるsearc
h31cと、このsearch31cに含める参照情報
の数を示す検索情報参照カウント31dと、該複製デー
タと関連づける独自分類への参照情報の集合を示すsb
ook31eと、このsbook31eに含める独自分
類の数を示す独自分類参照カウント31fとを加えた構
成となる。
【0057】すなわち、結果データにid31aを付加
することにより、同じidを持つ複製データの重複登録
を排除し、また、search31c及びsbook3
1eを付加することにより、複製データから検索情報及
び独自分類への参照が可能となる。
【0058】なお、独自分類とは、外部データベース1
2a〜12cとは独立で、かつ自データベース14に固
有のデータであり、自データベース14に登録された複
製データを、自データベース14として独自に分類する
ためのデータである。
【0059】この独自分類は、図3(c)に示すよう
に、ユーザが作成した分類名を示す分類タイトル32a
と、当該分類と関連づける複製データの参照情報の集合
であるddata32bと、その他の事項を示すothers
32cとからなる。
【0060】データ関連づけ部13gは、自データベー
ス14内に登録した複製データと、独自分類とを指定さ
れた際に、複製データ及び独自分類の関連づけを行う処
理部であり、具体的には、指定された複製データ及び独
自分類が既に関連づけられている場合には処理を行わ
ず、関連づけられていない場合には、独自分類のdda
ta32bに対して該複製データの参照情報を追加す
る。
【0061】データ検索部13hは、自データベース1
4に登録した複製データ、検索情報及び独自分類の検索
を行う処理部である。
【0062】独自分類生成部13iは、自データベース
14が独自に用いる独自分類を生成する生成部である。
【0063】データ削除部13jは、自データベース1
4に登録した複製データ、検索情報及び独自分類のう
ち、指定されたものを削除する処理部であり、削除を行
う際には、削除対象のデータと他のデータとの関連づけ
をチェックして、他のデータとの参照の整合を保持す
る。
【0064】例えば、ある複製データを削除する場合に
は、該複製データと関連する検索情報と独自分類情報の
有無を確認し、該複製データと関連しているデータがな
い場合にのみ該複製データを削除するようにすること
で、データ間の参照整合を維持しつつデータの削除を行
う。
【0065】複製データ内容削除部13kは、1又は複
数の複製データが指定された際に、独自分類参照カウン
トが’0’である複製データの内容データを削除すると
ともに、内容部フラグ31bを’0’にする処理部であ
る。
【0066】すなわち、この複製データ内容削除部13
kを用いることにより、独自分類と関係づけられていな
い複製データの内容データを削除することができる。
【0067】上記構成を有するデータベース管理装置を
用いることにより、複製データ、検索情報及び独自分類
の3者の整合関係を維持するとともに、必要に応じて検
索情報及び独自分類から参照されない複製データを削除
することにより効率的な記憶領域管理を行うことが可能
となる。
【0068】次に、上記自データベース14内に格納さ
れる複製データ、検索情報及び独自分類の参照関係につ
いて説明する。
【0069】図4は、複製データ、検索情報及び独自分
類のERモデル(Entity Rerationship Model)を示す
図である。
【0070】図4に示すように、検索情報と複製データ
は多対多の対応づけが可能であり、例えば、ある検索情
報をN1個の複製データに対応づけるとともに、ある複
製データをM1個の検索情報に対応づけることができ
る。
【0071】また、複製データと独自分類についても多
対多の対応づけが可能であり、例えば、ある複製データ
をK1個の独自分類に対応づけるとともに、ある独自分
類をN2個の複製データに対応づけることができる。
【0072】このため、検索情報及び複製データのいず
れからでも他方のデータを辿ることができ、また複製デ
ータ及び独自分類のいずれからでも他方のデータを辿る
ことができる。
【0073】図5は、複製データ、検索情報及び独自分
類の関連づけの一例を示す図であり、この例では、re
sult30aを用いて検索情報から複製データを辿る
場合と、ddata32bを用いて独自分類から複製デ
ータを辿る場合を示している。
【0074】図5に示すように、検索情報1のresu
lt50aは複製データ1〜3の参照情報を有し、検索
情報2のresult50bは複製データ3〜5の参照
情報を有し、検索情報3のresult50cは複製デ
ータ5及びiの参照情報を有する。このため、検索情報
が指定されるとresultを調べることにより該検索
情報と関連する複製データを求めることができる。
【0075】次に、独自分類1のddata50dは複
製データ1〜3の参照情報を有し、また独自分類jのd
data50eは複製データ3、5及びiの参照情報を
有する。このため、独自分類が指定されるとddata
を調べることにより該独自分類と関連する複製データを
求めることができる。
【0076】また、複製データから検索情報を辿る場合
及び複製データから独自分類を辿る場合の図示説明を省
略したが、複製データから検索情報を辿る場合にはse
arch31cを利用し、複製データから独自分類を辿
る場合にはsbook31eを利用することにより、同
様にデータ辿ることが可能となる。
【0077】次に、検索依頼情報を生成してから検索結
果を登録するまでの処理手順について説明する。
【0078】図6は、図1に示すデータベース管理装置
13による検索結果の登録手順を示すフローチャートで
ある。
【0079】図6に示すように、ユーザにより入力部1
3aから検索条件が入力されると(ステップ601)、
該検索条件は検索依頼情報として検索データ生成部13
cに出力され、該検索依頼情報を受け取った検索データ
生成部13cが検索データを作成する(ステップ60
2)。
【0080】また、この検索依頼情報は、ネットワーク
I/F部13a及びネットワーク11を介して外部デー
タベース12a〜12cに送出され、検索対象となる外
部データベースが記事データの検索を行う。
【0081】そして、ネットワークI/F部13aが、
ネットワーク11を介して外部データベースから送信さ
れた検索結果ファイルを受信すると(ステップ60
3)、結果データ生成部13dが、該検索結果ファイル
に基づいて記事データごとに結果データを生成し、各結
果データを配列R[i](i=0〜n、ただしnは配列
の最大値)に順次格納する(ステップ604)。
【0082】次に、検索結果登録部13eは、検索結果
データ生成部13cが出力した検索データと結果データ
生成部13dが出力した結果データを受け取ると、該検
索データに対応する検索情報を作成し登録する(この
時、検索情報は、図5に示す検索情報集合に追加す
る。)(ステップ605)。
【0083】そして、変数iを0に初期設定するととも
に(ステップ606)、結果データR[i]の識別子を
生成し(ステップ607)、この識別子を持つ複製デー
タが既に自データベース14に登録済みであるか否かを
図5の複製データ集合に対して検索する(ステップ60
8)。
【0084】その結果、該識別子を持つ複製データが登
録済みでなければ、結果データR[i]に対応する複製
データを作成し登録する(この時、複製データは図5に
示す複製データ集合に追加する。)(ステップ61
0)、作成した複製データのsearchにステップ6
05で作成した検索情報の参照情報を付与し、検索情報
参照カウントを1にする(ステップ611)とともに、
作成した複製データの参照情報を該検索情報のresu
ltに付与する(ステップ612)。
【0085】一方、結果データR[i]の識別子を持つ
登録済みの複製データが存在する場合には、該登録済み
の複製データのsearchにステップ605で作成し
た検索情報の参照情報を付与し、検索情報参照カウント
の値を1プラスする(ステップ613)とともに、登録
済みの複製データの参照情報を該検索情報のresul
tに付与する(ステップ614)。
【0086】そして、変数iをインクリメントして(ス
テップ615)、次の結果データR[i]が存在するか
否かを調べ(ステップ616)、R[i]が存在する場
合にはステップ607に移行してステップ607〜61
6の処理を繰り返し、R[i]が存在しない場合には、
処理を終了する。
【0087】上記一連の処理を行うことにより、複製デ
ータの重複登録を排除するとともに、複製データと検索
情報の整合を図ることができる。
【0088】次に、データ関連づけ部13gが行う複製
データと独自データの関連づけ処理について説明する。
【0089】図7は、図1に示すデータ関連づけ部13
gの処理手順を示すフローチャートである。
【0090】図7に示すように、自データベース14に
登録された複製データ及び独自分類が指定されると(ス
テップ701)、指定された独自分類のddataに指
定された複製データの参照情報が存在するか否かを調べ
(ステップ702〜703)、該参照情報が存在する場
合には、両者が既に関連づけられているためそのまま処
理を終了する。
【0091】これに対して、指定された複製データの参
照情報が存在しない場合には、該複製データの参照情報
を独自分類のddataに加えるとともに(ステップ7
04)、複製データのsbookに指定された独自分類
の参照情報を加え独自分類参照カウントの値を1追加し
て(ステップ705)処理を終了する。
【0092】上記一連の処理を行うことにより、指定さ
れた複製データ及び独自分類の関連づけを行うことがで
きる。
【0093】次に、複製データ内容削除部13kのデー
タ内容削除手順について説明する。
【0094】図8は、図1に示す複製データ内容削除部
13kの処理手順を示すフローチャートである。
【0095】図8に示すように、複製データの集合が指
定されると(ステップ801)、該複製データの集合の
うち、独自分類カウントが0である複製データを検索
し、検索された複製データを配列S[i](i=0〜
n、ただしnは配列の最大値)に順次格納する(ステッ
プ802)。
【0096】次に、変数iを0に初期設定し(ステップ
803)、配列S[i]の複製データの内容データを削
除した後(ステップ804)、内容部フラグを0にする
(ステップ805)。
【0097】そして、変数iをインクリメントした後
(ステップ806)、次の複製データS[i]が存在す
るか否かを調べ(ステップ807)、内容データを削除
すべき次の複製データS[i]が存在する場合にはステ
ップ804に移行してステップ804〜807の処理を
繰り返し、次の複製データS[i]が存在しない場合に
は処理を終了する。
【0098】上記一連の処理を行うことにより、独自分
類と関連づけられていない複製データの内容データを削
除することができる。
【0099】次に、データ削除部13jが行うデータ削
除手順について図9〜図11を用いて説明する。
【0100】図9は、図1に示すデータ削除部13jが
行う検索情報の削除手順を示すフローチャートである。
【0101】図9に示すように、検索情報が指定される
と(ステップ901)、指定された検索情報のresu
ltに参照情報が保持される複製データに対して未処理
の複製データがあるかどうかをチェックし(ステップ9
02)、未処理の複製データを取り出し(ステップ90
3)、該複製データのsearchに保持される参照情
報のうち指定された検索情報に対応する参照情報を削除
し、該複製データの検索情報参照カウントを1減じる
(ステップ904)。
【0102】次に、該複製データの独自分類参照カウン
トと検索情報参照カウントの値が1以上かどうかを調べ
(ステップ905〜906)、いずれか一方の参照カウ
ントの値が0でなければ、ステップ902に移行する。
【0103】一方、独自分類参照カウントと検索情報参
照カウントの値がともに0であれば、該複製データを参
照する検索情報又は独自分類が存在しないことを意味す
るため、該複製データを削除し(ステップ907)、ス
テップ902に移行する。
【0104】すなわち、resultに未処理の複製デ
ータがあるかどうかを調査し(ステップ902)、未処
理の複製データがあれば、処理を繰り返す。未処理の複
製データがなければ、検索情報を削除して処理を終了す
る。
【0105】上記一連の処理を行うことにより、検索情
報を削除する際に、該検索情報と関連する複製データと
他のデータとの関連づけを調査し、該検索情報のみに関
連づけられている複製データを削除し、他のデータと関
連づけられている複製データに対しては、該検索情報と
の関連づけを削除する。このことにより、データ間の参
照の整合を維持しながら検索情報の削除を行う。
【0106】次に、このデータ削除部13jが独自分類
を削除する場合の処理手順について説明する。
【0107】図10は、図1に示すデータ削除部13j
が独自分類を削除する場合の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0108】図10に示すように、独自分類が指定され
ると(ステップ1001)、指定された独自分類のdd
ataに参照情報が保持される複製データに対して未処
理の複製データがあるかどうかをチェックし(ステップ
1002)、未処理の複製データを取り出し(ステップ
1003)、該複製データのsbookに保持されてい
る参照情報のうち指定された独自分類の参照情報を削除
し、該複製データの独自分類参照カウントを1減じる
(ステップ1004)。
【0109】次に、該複製データの独自分類参照カウン
トと検索情報参照カウントの値が1以上かどうかを調べ
(ステップ1005〜1006)、いずれか一方の参照
カウントが0でなければ、ステップ1002に移行す
る。
【0110】一方、独自分類参照カウント及び検索情報
参照カウントの値がともに0であれば、該複製データを
参照する検索情報又は独自分類が存在しないことを意味
するため、該複製データを削除し(ステップ1007)
ステップ1002に移行する。
【0111】すなわち、ddateに未処理の複製デー
タがあるかどうかを調査し(ステップ1002)、未処
理の複製データがあれば、処理を繰り返す。未処理の複
製データがなければ、独自分類を削除して処理を終了す
る。
【0112】上記一連の処理を行うことにより、独自分
類を削除する際に、該独自分類と関連する複製データの
他のデータとの関連づけを調査し、該独自分類のみに関
連づけられている複製データを削除し、他のデータと関
連づけられている複製データに対しては、該独自分類と
の関連づけを解除する。このことにより、データ間の参
照の整合を維持しながら独自分類の削除を行う。
【0113】次に、このデータ削除部13jが複製デー
タを削除する場合の処理手順について説明する。
【0114】図11は、図1に示すデータ削除部13j
が複製データを削除する場合の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0115】図11に示すように、複製データの集合が
指定されると(ステップ1101)、指定された複製デ
ータの集合の要素である複製データに対して未処理の複
製データがあるかどうかをチェックし(ステップ110
2)、未処理の複製データを取り出し(ステップ110
3)、該複製データの独自分類参照カウントと検索情報
参照カウントの値が1以上かどうかを調べ(ステップ1
104〜1105)、いずれか一方の参照カウントの値
が0でなければ、ステップ1102に移行する。
【0116】一方、独自分類参照カウントと検索情報参
照カウントの値がともに0であれば、該複製データを参
照する検索情報及び独自分類が存在しないことを意味す
るため、該複製データを削除し(ステップ1106)、
ステップ1102に移行する。
【0117】複製データ集合に未処理の複製データがあ
るかどうかを調査し(ステップ1102)、未処理の複
製データがあれば、処理を繰り返す。未処理の複製デー
タがなければ、処理を終了する。
【0118】上記一連の処理を行うことにより、他のデ
ータと関連づけのない複製データのみを削除すること
で、複製データと検索情報、独自分類の参照整合性を維
持しながら、複製データの削除が行える。
【0119】上述してきたように、第1の実施例では、
検索データ生成部13dが生成した結果データに基づい
て識別子生成部13fが該結果データに固有の識別子を
生成するとともに、検索結果登録部13eが、該識別子
を有する登録済みの複製データが自データベース14に
存在するか否かを確認するよう構成したので、複製デー
タの重複登録を排除することができる。
【0120】また、登録済みの複製データが存在しない
場合には、検索データに基づいて生成した検索情報と、
結果データに基づいて生成した複製データとを関連づけ
て自データベース14に登録し、登録済みの複製データ
が存在する場合には、当該検索情報を登録済みの複製デ
ータと関連づけて自データベースに登録するよう構成し
たので、検索情報と複製データとの一貫性ある関連づけ
を行うことができる。
【0121】さらに、データ関連づけ部13gが、自デ
ータベース14に登録した複製データと、自データベー
スに固有な独自分類とを関連づけるよう構成したので、
自データベースに固有な情報と複製データとを容易に関
連づけることができる。
【0122】また、複製データ内容削除部13kが、独
自分類と関連づけていない複製データの内容データを削
除するよう構成したので、重要度の低い内容データを容
易に削除することができる。
【0123】さらに、複製データ、検索情報又は独自分
類を削除する際に、データ削除部13jが、データ相互
の関係を調査し、関連づけのないデータのみの削除を行
うよう構成したので、データ相互の参照関係の一貫性を
保持できる。
【0124】以上、本発明に係わる第1の実施例につい
て説明した。
【0125】ところで、上記第1の実施例は、複製デー
タの重複登録を排除して効率な記憶領域管理を図るとい
う観点からなされたものであり、検索条件が入力された
際に、該検索条件に対応する外部データベースへの検索
要求を必ず行うよう構成している。
【0126】しかしながら、既に自データベースに登録
済みの検索情報及び複製データを利用すれば、外部デー
タベースに対する検索依頼を必要最小限に止めることも
できる。
【0127】そこで、以下では、かかる観点から外部デ
ータベースに対する検索依頼をできるだけ低減し、検索
効率の向上を図る第2の実施例について説明する。
【0128】図12は、第2の実施例で用いるネットワ
ークシステムの全体構成及びデータベース管理装置の細
部構成を示すブロック図である。
【0129】図12に示すように、このネットワークシ
ステムは第1の実施例のものと同様に構成され、また、
データベース管理装置120に検索効率を上げる機能が
付加されている。
【0130】すなわち、データベース管理装置120
は、入力部13bから検索条件が入力された場合に、外
部データベース12a〜12cを過去に検索した結果、
すなわち登録済みの検索情報(以下、「登録検索情報」
と言う。)と複製データを利用することにより、外部デ
ータベース12a〜12cに対する重複検索を低減する
よう構成している。
【0131】具体的には、入力部13bから入力された
検索条件(以下、「入力検索条件」と言う、)と同じ検
索条件による検索を既に行っていた場合、すなわち入力
検索条件に合致する登録検索情報とその検索結果である
複製データが自データベース14に既に登録されている
場合には、登録済みの検索結果を利用する。
【0132】また、入力検索条件よりも広い検索条件に
よる検索を既に行っていた場合には、自データベース1
4に登録した複製データの検索を行う。
【0133】さらに、入力検索条件よりも狭い検索条件
による検索を既に行っていた場合には、過去に検索を行
っていない条件のみを示す差分検索条件を生成し、該差
分検索条件に基づいて外部データベース12a〜12c
を検索する。
【0134】すなわち、このデータベース管理装置12
0は、入力検索条件と全く同じ検索条件で外部データベ
ースに対する検索を行った場合だけでなく、入力検索条
件と包含関係がある検索条件で検索を行っていた場合に
は、その検索結果を利用するよう構成している。
【0135】例えば、外部データベース12aに記憶し
た記事データのうち平成7年1月〜3月の記事データを
検索する場合に、過去に平成7年1月の記事データを既
に検索していたとすると、平成7年2月及び3月の記事
データのみを外部データベース12aから検索し、平成
7年1月分の記事データの検索は行わない。
【0136】次に、このデータベース管理装置120の
細部構成について説明する。
【0137】データベース管理装置120は、図1に示
すネットワークI/F部13a、入力部13b、検索デ
ータ生成部13c及び結果データ生成部13dに、入力
検索条件を解析し該入力検索条件と登録検索情報の関係
に基づいて検索依頼を行う検索条件解析部121と、入
力検索条件から登録検索情報の検索条件を除外した差分
検索条件を生成する差分条件生成部122と、自データ
ベース14に登録した複製データを検索する複製データ
検索部123と、検索情報及び複製データを関連づけて
自データベース14に登録する検索結果登録部122と
を備える。
【0138】検索条件解析部121は、入力部12bか
ら受け取った入力検索条件と、該入力検索条件と関連す
る登録検索情報に基づいて、該入力検索条件に合致する
検索依頼を外部データベースに行うか、又は該入力検索
条件に制約条件を付加して外部データベースに検索依頼
を行うか、又は自データベース14から検索を行うかを
解析する処理部である。
【0139】この検索条件解析部121は、検索条件分
解部121aと、検索情報検索部121bと、検索依頼
処理部121cとからなる。
【0140】検索条件分解部121aは、入力検索条件
を複数の検索要素に分割し、各検索要素が一致するか、
又は検索要素に包含関係がある検索情報の検索依頼を検
索情報検索部121bに行う処理部である。
【0141】例えば、DBリスト、from_date、to_date
及びキーワードを論理記号で結合した検索文を含む記事
データの検索条件が入力された場合には、該検索条件
を、検索対象となる外部データベース(DBリスト)、
検索期間(from_date、to_date)及び検索文という3つ
の検索要素に分割する。
【0142】検索情報検索部121bは、検索条件分解
部121aからの検索要求に応答して、該検索要求に対
応する検索情報を図5の検索情報集合から検索する処理
部である。
【0143】検索依頼処理部121cは、検索条件分割
部121aから受け取った入力検索条件と、検索情報検
索部121bから受け取った登録検索情報に基づいて、
どのデータベースにどのような検索依頼を行うかを決定
する処理部である。
【0144】例えば、入力検索条件と条件が全く一致す
る登録検索情報が存在する場合には、外部データベース
及び自データベース14の検索を行わず、この登録検索
情報のresultを検索結果として利用する。また、
入力検索条件よりも広い検索条件を持つ登録検索情報が
存在する場合には、自データベース14内を検索すべく
複製データ検索部123に検索依頼を行い、この登録検
索情報のresultに対して検索を行う。
【0145】さらに、入力検索条件よりも狭い検索条件
を持つ登録検索情報のみを有する場合には、該入力検索
条件から登録検索情報が持つ検索条件を除外した差分検
索条件の生成を差分条件生成部122に依頼するととも
に、該差分検索条件に基づいて外部データベースに対す
る検索依頼を行う。
【0146】また、ある検索要素については入力検索条
件よりも広く、他の検索要素については入力検索条件よ
りも狭い検索条件を持つ登録検索情報を有する場合に
は、差分検索条件による外部データベースに対する検索
依頼を行うとともに、併せて自データベース14に対す
る検索依頼を行う。
【0147】差分条件生成部122は、検索依頼処理部
121cの指示に応答して、入力検索条件から登録検索
情報の持つ検索条件を除外した差分検索条件を生成して
出力する処理部である。
【0148】複製データ検索部123は、検索条件と登
録検索情報を指定し、登録検索情報のresultの中
から、検索条件にあった複製データの検索を行う。
【0149】検索結果登録部124は、検索データ生成
部13cから受け取った検索データと、結果データ生成
部13dから受け取った結果データ及び/又は複製デー
タ検索部123から受け取った検索結果とを関連づけ
て、自データベース14に登録する処理部である。
【0150】この検索結果登録部124は、検索情報登
録部124aと、複製データ登録部124bと、関連づ
け部124cとからなる。
【0151】検索情報登録部124aは、検索データ生
成部13cから受け取った検索データに対応する検索情
報を生成するとともに、関連づけ部124cが該検索情
報を複製データと関連づけた後に、該検索情報を自デー
タベース14に登録する。
【0152】複製データ登録部124bは、結果データ
生成部13dから受け取った結果データに対応する複製
データを生成するとともに、関連づけ部124cが該複
製データを検索情報と関連づけた後に、該複製データを
自データベース14に登録する。
【0153】関連づけ部124cは、検索情報登録部1
24aが作成した検索情報と、複製データ登録部124
bが作成した複製データとを関連づける処理部である。
【0154】この関連づけ部124cが行う関連づけ
は、第1の実施例で既に説明したように、検索情報のr
esultに複製データの参照情報を格納するととも
に、複製データのsearchに検索情報の参照情報を
格納することにより行われる。
【0155】上記構成を有するデータベース管理装置1
20を用いることにより、自データベース14に登録済
みの検索情報及び複製データを有効にして、検索効率を
上げることが可能となる。
【0156】次に、上記構成を有するデータベース管理
装置120の処理手順について説明する。
【0157】図13は、データベース管理装置120の
処理手順を示すフローチャートである。
【0158】図13に示すように、入力部13bから検
索条件が入力されると(ステップ1301)、検索条件
分割部121aが入力検索条件を複数の検索要素に分割
するとともに(ステップ1302)、該検索要素を有す
る検索情報の検索を検索情報検索部121bに要求す
る。
【0159】この検索要求を受け取った検索情報検索部
121bは、該検索条件の少なくとも1つの検索要素と
包含関係を有する登録検索情報を検索し(ステップ13
03)、検索結果を検索依頼処理部121cに出力す
る。
【0160】そして、検索依頼処理部121cが該入力
検索条件と登録検索情報を受け取ったならば、該入力検
索条件と登録検索情報の包含関係を検索要素ごとに調べ
(ステップ1304)、自データベース14又は外部デ
ータベースに対する検索を行う必要があるか否かを判断
し(ステップ1305)、検索を要しない場合すなわち
入力検索条件と同じ検索条件を有する登録検索情報が存
在する場合には、後述するステップ1315に移行す
る。
【0161】一方、データベースに対する検索を有する
と判断した場合には、自データベース14のみを検索す
れば足りるか否かを確認し(ステップ1306)、自デ
ータベース14のみを検索すれば足りる場合には、後述
するステップ1312に移行する。
【0162】これに対して、外部データベース12a〜
12cの検索を行う必要がある場合には、入力検索条件
による検索依頼を行うか差分検索条件による検索依頼を
行うかを判断し(ステップ1307)、差分検索条件に
よる検索依頼を行う場合には、検索依頼解析部121c
は差分条件生成部122に対して差文検索条件の作成依
頼を行い、該依頼を受けた差分条件生成部122が差分
検索条件を生成する(ステップ1308)。
【0163】そして、検索依頼処理部121cは、入力
検索条件又は差分検索条件に基づく検索依頼情報を外部
データベース12a〜12cに出力することにより外部
データベース12a〜12cに対する検索依頼を行なう
とともに(ステップ1309)、該検索依頼に対応する
検索結果を受け取ったならば、結果データ生成部13d
が検索結果に基づいて結果データを生成する(ステップ
1311)。
【0164】さらに、自データベース14を検索する必
要がある場合には、検索依頼処理部121cが複製デー
タ検索部123に検索依頼を行い、該複製データ検索部
123が自データベース14に登録した複製データの中
から検索条件と関連する複製データを検索し(ステップ
1312)、検索結果を複製データ登録部124cに出
力する。
【0165】また、検索情報登録部124cは、検索依
頼解析部121cが出力した検索依頼情報に基づいて結
果データ生成部13cが生成した結果データを受け取る
と、該結果データに基づいて検索情報を作成し、複製デ
ータ登録部124bは、結果データ生成部13dから受
け取った結果データに基づいて複製データを生成する。
【0166】そして、検索情報及び複製データを自デー
タベース14に登録し(ステップ1313)、関連づけ
部124cが検索情報及び複製データの関連づけを行っ
た後に(ステップ1314)、検索結果を図示しない表
示部に表示し(ステップ1315)処理を終了する。
【0167】次に、上記ステップ1303に示す検索情
報検索部121bが行う検索処理手順についてさらに詳
細に説明する。
【0168】図14は、図12に示す検索情報検索部1
21bが行う検索手順を示すフローチャートである。
【0169】なお、説明の便宜上以下では、検索条件が
検索対象データベース、検索期間及び検索文という3つ
の検索要素からなり、少なくとも検索文が一致する検索
情報のみを検索する場合について説明する。
【0170】図14に示すように、検索情報検索部12
1bが検索条件分解部121aから分解された検索要素
である検索対象データベース、検索期間及び検索文を受
け取ると(ステップ1401)、3つの検索要素が全て
一致する登録検索情報を自データベース14から検索す
る(ステップ1402)。
【0171】そして、3つの検索要素が全て一致する登
録検索情報が存在する場合には、該登録検索情報を検索
結果として検索依頼処理部121cに出力して(ステッ
プ1403〜1404)処理を終了する。
【0172】一方、3つの検索要素が全て一致する登録
検索情報が存在しない場合には、検索要素の1つである
検索文が一致する登録検索情報の検索を行い(ステップ
1405)、一致する検索文を含む登録検索情報が存在
する場合には該登録検索情報を全て検索依頼処理部12
1cに出力して処理を終了する(ステップ1406及び
1404)。
【0173】これに対して、一致する検索文を有する登
録検索情報が自データベース14内に存在しない場合に
は、該当する登録検索情報が存在しない旨を検索依頼処
理部121cに出力する(ステップ1407)。
【0174】上記一連の処理を行うことにより、3つの
検索条件が全て一致する登録検索情報が存在する場合に
は該登録検索情報を検索結果として出力し、かかる登録
検索情報が存在しない場合には、少なくとも検索文が一
致する登録検索情報を検索結果として出力することが可
能となる。
【0175】なお、上記処理では、少なくとも検索文が
一致する場合について説明したが、同様の処理を行うこ
とにより3つの検索要素の少なくとも1つが一致する登
録検索情報を全て検索することも可能である。
【0176】また、少なくとも検索文が一致する登録検
索情報を全て検索依頼処理部121cに出力するのでは
なく、入力検索条件と最も一致する登録検索情報を検索
結果として出力することも可能である。
【0177】次に、検索依頼処理部121cが行う検索
依頼処理についてさらに詳細に説明する。なお、ここで
は、入力検索条件と登録検索情報との包含関係を検索対
象データベース及び検索期間により判定することとす
る。
【0178】まず、入力検索条件に含まれる検索対象デ
ータベース(以下、「input_DB」と言う。)
と、検索情報検索部121bが自データベース14から
検索した登録検索情報に含まれる検索対象データベース
(以下、「entry_DB」と言う。)との包含関係
について説明する。
【0179】図15は、input_DBとentry
_DBの包含関係を示す図である。
【0180】図15(a)は、input_DB及びe
ntry_DBが全く同一の場合(以下、「ケースSd
b0」と言う。)を示しており、例えば、input_
DBが外部データベース12aであり、かつentry
_DBについても外部データベース12aとなる場合が
該当する。
【0181】図15(b)は、entry_DBがin
put_DBを含む場合(以下、「ケースSdb1」と
言う。)を示しており、例えば、input_DBが外
部データベース12aであり、またentry_DBが
外部データベース12a及び12bとなる場合が該当す
る。
【0182】図15(c)は、input_DBがen
try_DBを含む場合(以下、「ケースSdb2」と
言う。)を示しており、例えば、input_DBが外
部データベース12a及び12bであり、またentr
y_DBが外部データベース12aとなる場合が該当す
る。
【0183】図15(d)は、input_DBの要素
の一部とentry_DBの要素の一部が重なる場合
(以下、「ケースSdb3」と言う。)を示しており、
例えば、input_DBが外部データベース12a及
び12bであり、またentry_DBが外部データベ
ース12b及び12cとなる場合が該当する。
【0184】図15(e)は、input_DBとen
try_DBが包含関係にない独立な場合(以下、「ケ
ースSdb4」と言う。)を示しており、例えば、in
put_DBが外部データベース12aであり、またe
ntry_DBが外部データベース12bとなる場合が
該当する。
【0185】このように、input_DBとentr
y_DBの包含関係には、ケースSdb0〜ケースSd
b4の5つのパターンがある。
【0186】次に、検索依頼処理部121cが検索情報
検索部121bから検索結果を受け付けた際に、該検索
結果が上記5つのパターンのいずれに属するかを調べる
際の処理手順について説明する。ここでは、Sdb0〜
Sdb4がパターンSdb0〜Sdb4に属する登録検
索情報を格納する配列とする。
【0187】図16は、図12に示す検索依頼処理部1
21cが検索対象データベースの包含関係を調べる際の
処理手順を示すフローチャートである。
【0188】図16に示すように、まず入力検索条件の
検索対象データベース数をカウントして変数input_db_n
umに設定するとともに(ステップ1601)、登録検索
情報の検索対象データベース数をカウントして変数entr
y_db_numに設定する(ステップ1602)。
【0189】次に、入力検索条件の検索対象データベー
ス(検索対象DB)のうち、登録検索情報の検索対象D
Bであるものの数をカウントし、変数db_numに設定する
(ステップ1603)。
【0190】そして、db_numが1以上であるか否かを確
認し(ステップ1604)、該db_numが0である場合に
は該登録検索情報を配列Sdb4に格納して(ステップ
1605)、ステップ1613に移行する。
【0191】一方、db_numが1以上である場合には、db
_numとinput_db_numとが一致するか否かを確認し(ステ
ップ1606)、一致しない場合には、db_numとentry_
db_numとが一致するか否かを調べる(ステップ160
7)。
【0192】その結果、db_numとentry_db_numとが一致
する場合には該登録検索情報を配列Sdb2に格納し
(ステップ1608)、両者が一致しない場合には該登
録検索情報を配列Sdb3に格納する(ステップ160
9)して、ステップ1613に移行する。
【0193】これに対して、db_numとinput_db_numとが
一致する場合には、entry_db_numとinput_db_numとがさ
らに一致するか否かを調べ(ステップ1610)、両者
が一致する場合には該登録検索情報を配列Sdb0に格
納し(ステップ1611)、両者が一致しない場合には
該登録検索情報を配列Sdb1に格納する(ステップ1
612)。
【0194】そして、検索情報検索部121bが検索し
た他の登録検索情報が存在する場合には、その登録検索
情報に対して上記ステップ1602〜1612の処理を
繰り返し(ステップ1613)、登録検索情報がなくな
った時点で処理を終了する。
【0195】上記一連の処理を行うことにより、入力検
索条件と登録検索情報の検索対象データベースの包含関
係を調べ、登録検索情報を該当する配列に格納すること
ができる。
【0196】次に、入力検索条件に含まれる検索期間の
開始時期(以下、「fd」と言う。)及び終了時期(以
下、「td」と言う。)と、検索情報検索部121bが
自データベース14から検索した登録検索情報に含まれ
る検索期間の開始時期(以下、「fde」と言う。)及
び終了時期(以下、「tde」と言う。)との包含関係
について説明する。
【0197】図17は、fd〜tdとfde〜tdeの
包含関係を示す図である。
【0198】図17(a)は、入力検索条件に含まれる
検索期間と自データベース14から検索した登録検索情
報に含まれる検索期間とが全く一致する場合(以下、
「ケースSda0」と言う。)、すなわちfdとfde
が等しく、またtdとtdeが等しい場合を示してい
る。
【0199】図17(b)は、自データベース14から
検索した登録検索情報に含まれる検索期間に、入力され
た検索条件に含まれる検索期間が包含される場合(以
下、「ケースSda1」と言う。)、すなわちfdより
もfdeのほうが時期的に早く、かつtdよりもtde
のほうが時期的に遅い場合を示している。
【0200】図17(c)は、入力検索条件に含まれる
検索期間に、登録検索情報に含まれる検索期間が包含さ
れる場合(以下、「ケースSda2」と言う。)、すな
わちfdeよりもfdのほうが時期的に早く、かつtd
eよりもtdのほうが時期的に遅い場合を示している。
【0201】図17(d)は、入力検索条件に含まれる
検索期間と登録検索情報に含まれる期間とが一時期重複
し、かつ登録検索情報に含まれる検索期間のほうが入力
検索条件に含まれる検索期間よりも時期的に早い場合
(以下、「ケースSda3」と言う。)、すなわちfd
よりもfdeのほうが時期的に早く、かつtdよりもt
deのほうが時期的に早い場合を示している。
【0202】図17(e)は、入力検索条件に含まれる
検索期間と登録検索情報に含まれる検索期間とが一時期
重複し、かつ入力検索条件に含まれる検索期間のほうが
登録検索情報に含まれる検索期間よりも時期的に早い場
合(以下、「ケースSda4」と言う。)、すなわちf
dよりもfdeのほうが時期的に遅く、かつtdよりも
tdeのほうが時期的に遅い場合を示している。
【0203】図17(f)は、入力検索条件に含まれる
検索期間と登録検索情報に含まれる検索期間とが重複せ
ず、かつ登録検索情報に含まれる検索期間のほうが入力
検索条件に含まれる検索期間よりも時期的に早い場合
(以下、「ケースSda5」と言う。)、すなわちfd
よりもtdeのほうが時期的に早い場合を示している。
【0204】図17(g)は、入力検索条件に含まれる
検索期間と登録検索情報に含まれる検索期間とが重複せ
ず、かつ入力検索条件に含まれる検索期間のほうが登録
検索情報に含まれる検索期間よりも時期的に早い場合
(以下、「ケースSda6」と言う。)、すなわちtd
よりもfdeのほうが時期的に遅い場合を示している。
【0205】このように、fd〜tdとfde〜tde
の包含関係には、ケースSda0〜ケースSda6の7
つのパターンがある。
【0206】次に、検索依頼処理部121cが検索情報
検索部121bから検索結果を受け付けた際に、該検索
結果を上記7つのパターンのいずれに属するかを調べる
際の処理手順について説明する。ここでは、Sda0〜
Sda6がパターンSda0〜Sda6に属する登録検
索情報を格納する配列とする。
【0207】図18は、図12に示す検索依頼処理部1
21cが検索期間の包含関係を調べる際の処理手順を示
すフローチャートである。
【0208】図18に示すように、まず、入力検索条件
のfrom_dateをfdに、to_dateをtdにそれぞれ設定し
(ステップ1801)、また登録検索情報のfrom_date
をfdeに、to_dateをtdeにそれぞれ設定し(ステ
ップ1802)する。
【0209】そして、fdとtdeを比較して(ステッ
プ1803)、fdのほうがtdeよりも大きい場合に
は該登録検索情報を配列Sda5に格納して(ステップ
1804)、ステップ1815に移行する。
【0210】一方、fdがtde以下である場合には、
さらにfdeとtdを比較して(ステップ1805)、
fdeのほうがtdよりも大きい場合には該登録検索情
報を配列Sda6に格納して(ステップ1804)、ス
テップ1815に移行する。
【0211】これに対して、fdeがtd以下である場
合には、fdとfdeを比較して(ステップ180
7)、fdのほうがfdeよりも大きければ、さらにt
dとtdeを比較する(ステップ1808)。
【0212】その結果、tdがtde以下である場合に
は該登録検索情報を配列Sda3に格納し(ステップ1
809)、tdのほうがtdeよりも大きい場合には該
登録検索情報を配列Sda1に格納した後(ステップ1
810)、ステップ1815に移行する。
【0213】また、ステップ1807の比較においてf
dがfde以下である場合には、さらにtdとtdeを
比較する(ステップ1811)。
【0214】その結果、td及びtdeが等しければ該
登録検索情報が配列Sda0に格納し(ステップ181
2)、またtdのほうがtdeよりも大きければ該登録
検索情報を配列Sda4に格納し(ステップ181
3)、さらにtdよりもtdeのほうが大きければ該登
録検索情報を配列Sda2に格納する(ステップ181
4)。
【0215】そして、検索情報検索部121bが検索し
た他の登録検索情報が存在する場合には、その登録検索
情報に対して上記ステップ1802〜1814の処理を
繰り返し(ステップ1815)、登録検索情報がなくな
った時点で処理を終了する。
【0216】上記一連の処理を行うことにより、入力検
索条件と登録検索情報の検索期間の包含関係を調べ、登
録検索情報を該当する配列に格納することができる。
【0217】次に、検索依頼処理部121cが、上記検
索対象データベース及び検索期間の包含関係に基づい
て、検索依頼先のデータベースを特定する処理について
説明する。
【0218】まず、図15に示す検索対象データベース
の包含関係を示す5つのパターンと、図17に示す検索
期間の包含関係を示す7つのパターンから、いかなる検
索依頼のパターンが生起するかについて説明する。
【0219】図19は、検索依頼処理部121cが行う
検索依頼のパターンを示す図である。
【0220】図19に示すように、図15に示す検索対
象となるデータベースの包含関係と、図17に示す検索
期間の包含関係の組み合わせは、ケースA〜ケースLと
いう12のケースに分類できる。
【0221】なお、以下に示す12のケースは、 1)登録検索情報のresultが入力検索情報の検索
結果となり、自データベース14及び外部データベース
12a〜12cに対する検索を行う必要がない区分1、 2)登録検索情報のresultの要素の複製データの
検索結果が、入力検索情報の検索結果となり、自データ
ベース14検索のみのを行い外部データベース12a〜
12cに対する検索を行わない区分2、 3)登録検索情報のresultと差分検索条件を用い
た外部データベースへの検索結果を合わせたものが、入
力検索情報の検索結果となり、自データベース14の検
索を行わずに差分検索条件を用いた外部データベースへ
の検索を行う区分3、 4)登録検索情報のresultの要素の複製データの
検索結果と差分検索条件を用いた外部データベースへの
検索結果を合わせたものが、入力検索情報の検索結果と
なり、自データベース14に対する検索と差分検索条件
を用いた外部データベース12a〜12cへの検索を行
う区分4と、 5)入力検索条件をそのまま用いて外部データベース1
2a〜12cに対して検索を行った結果が入力検索条件
の検索結果となり、自データベース14に対する検索を
行わずに入力検索条件を用いた外部データベース12a
〜12cへの検索を行う区分5 という5つの区分のいずれかに分類することができる。
【0222】検索依頼処理部121cは、検索情報検索
部による処理の結果の検索対象データベースと検索対象
期間の入力検索条件と登録検索情報の比較結果を格納し
た個々の配列の要素に対して、図19に記述するA〜L
の順番で、Sdbi(iは0〜4)とSdaj(jは0
〜6)の要素(登録検索情報)の論理積を取る。この論
理積が0でない組み合わせに対して、1つの登録検索情
報を決定し、個々のケースに対応した処理を行う。
【0223】ケースAは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb0に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda0に示す関係にある場合、す
なわち入力検索条件に含まれる検索対象データベース及
び検索期間と登録検索情報に含まれる検索対象データベ
ース及び検索期間とがいずれも一致する場合を示してお
り、上記区分1に属する。
【0224】すなわち、このケースAの場合には、入力
検索条件は、自データベースに既に登録されている登録
検索情報と同一の検索条件であるので、登録検索情報の
resultを検索結果として利用する。自データベー
スの複製データの検索、外部データベース12a〜12
cのいずれに対する検索も不要となる。
【0225】ケースBは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb0に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda1に示す関係にある場合、す
なわち入力検索条件の検索対象データベースと登録検索
情報の検索対象データベースとが一致し、かつ入力検索
条件の検索期間が登録検索情報の検索期間に含まれる場
合を示しており、自データベース14のみの検索を行う
上記区分2に属する。
【0226】すなわち、この入力検索条件に対応する複
製データは、より広い検索期間を用いた検索により既に
自データベース14内に登録されているため、入力検索
条件を複製データ検索部123に出力して検索依頼を行
なうことにより、該当する複製データを特定することが
できる。
【0227】ケースCは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb1に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda0に示す関係にある場合、す
なわち入力検索条件の検索期間と登録検索情報の検索期
間が一致し、かつ入力検索条件の検索対象データベース
が登録検索情報の検索対象データベースに含まれる場合
を示しており、このケースCの場合も、自データベース
14のみの検索を行う区分2に属する。
【0228】すなわち、この入力検索条件に対応する複
製データは、より広い検索対象データベースを用いた検
索により既に自データベース14内に登録されているた
め、入力検索条件を複製データ検索部123に出力して
検索依頼を行なうことにより、該当する複製データを特
定することができる。
【0229】ケースDは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb1に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda1に示す関係にある場合、す
なわち入力検索条件の検索期間が登録検索情報の検索期
間に含まれ、かつ入力検索条件の検索対象データベース
が登録検索情報の検索対象データベースに含まれる場合
を示しており、このケースDの場合も、自データベース
14のみの検索を行う区分2に属する。
【0230】すなわち、この入力検索条件に対応する複
製データは、より広い検索対象データベース及び検索期
間を用いた検索により既に自データベース14内に登録
されているため、入力検索条件を複製データ検索部12
3に出力して検索依頼を行なうことにより、該当する複
製データを特定することができる。
【0231】ケースEは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb0に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda2〜4に示す関係にある場
合、すなわち入力検索条件の検索対象データベースと登
録検索情報の検索対象データベースとが同一であり、か
つ登録検索情報の検索期間の一部が入力検索条件の検索
期間に含まれる場合を示しており、自データベース14
の検索を行わずに差分検索条件を用いた外部データベー
ス12a〜12cの検索のみを行う区分3に属する。
【0232】すなわち、入力検索条件に基づいて検索情
報登録部124aが作成した検索情報resultに、
登録検索情報のresultに保持された参照情報を適
用するとともに、入力検索条件の検索対象データベース
から登録検索情報の検索対象データベースを除外した差
分検索条件を生成し、該差分検索条件を用いた外部デー
タベースの検索を行うことにより、入力検索条件に対応
する全ての複製データを入手できる。
【0233】ケースFは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb2〜3に示す関係にあり、かつ検索
期間の包含関係がケースSda0に示す関係にある場
合、すなわち入力検索条件の検索期間と登録検索情報の
検索期間とが同一であり、かつ登録検索情報の検索対象
データベースの一部が入力検索条件の検索対象データベ
ースに含まれる場合を示しており、このケースFの場合
も、自データベース14の検索を行わずに差分検索条件
を用いた外部データベース12a〜12cの検索のみを
行う区分3に属する。
【0234】すなわち、入力検索条件に基づいて検索情
報登録部124aが作成した検索情報resultに、
登録検索情報のresultに保持された参照情報を適
用するとともに、入力検索条件の検索期間から登録検索
情報の検索期間を除外した差分検索条件を生成し、該差
分検索条件を用いた外部データベースの検索を行うこと
により、入力検索条件に対応する全ての複製データを入
手できる。
【0235】ケースGは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb1に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda2〜4に示す関係にある場
合、すなわち入力検索条件の検索対象データベースが登
録検索情報の検索対象データベースに含まれ、かつ登録
検索情報の検索期間の一部が入力検索条件の検索期間に
含まれる場合を示しており、自データベース14に対す
る検索及び差分検索条件を用いた外部データベース12
a〜12cの検索を行う区分4に属する。
【0236】すなわち、入力検索条件による複製データ
の検索依頼を複製データ検索部123に行うとともに、
入力検索条件の検索対象データベースから登録検索情報
の検索対象データベースを除外した差分検索条件を生成
し、該差分検索条件を用いた外部データベースの検索を
行うことにより、入力検索条件に対応する全ての複製デ
ータを入手できる。
【0237】ケースHは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb2〜3に示す関係にあり、かつ検索
期間の包含関係がケースSda1に示す関係にある場
合、すなわち入力検索条件の検索期間が登録検索情報の
検索期間に含まれ、かつ登録検索情報の検索対象データ
ベースの一部が入力検索条件の検索対象データベースに
含まれる場合を示しており、このケースGの場合も、自
データベース14に対する検索及び差分検索条件を用い
た外部データベース12a〜12cの検索を行う区分4
に属する。
【0238】すなわち、入力検索条件による複製データ
の検索依頼を複製データ検索部123に行うとともに、
入力検索条件の検索期間から登録検索情報の検索期間を
除外した差分検索条件を生成し、該差分検索条件を用い
た外部データベースの検索を行うことにより、入力検索
条件に対応する全ての複製データを入手できる。
【0239】ケースIは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb2〜3に示す関係にあり、かつ検索
期間の包含関係がケースSda2〜4に示す関係にある
場合、すなわち登録検索情報の検索対象データベースの
一部が入力検索条件の検索対象データベースに含まれ、
かつ登録検索情報の検索期間の一部が入力検索条件の検
索期間に含まれる場合を示しており、このケースIの場
合も、自データベース14に対する検索及び差分検索条
件を用いた外部データベース12a〜12cの検索を行
う区分4に属する。
【0240】すなわち、入力検索条件による複製データ
の検索依頼を複製データ検索部123に行うとともに、
入力検索条件のうち登録検索情報の検索対象データベー
ス及び検索期間を除外した差分検索条件を生成し、該差
分検索条件を用いた外部データベースの検索を行うこと
により、入力検索条件に対応する全ての複製データを入
手できる。
【0241】ケースJは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb0〜3に示す関係にあり、かつ検索
期間の包含関係がケースSda5〜6に示す関係にある
場合、すなわち入力検索情報の検索期間と登録検索情報
の検索期間に重複期間がない場合を示しており、自デー
タベース14に対する検索を行わずに元の検索条件をそ
のまま使って外部データベース12a〜12cの検索を
行う区分5に属する。
【0242】すなわち、このケースJの場合には、入力
検索条件に基づいて全ての記事データを外部データベー
スから検索することにより、対応する複製データを入手
することになる。
【0243】ケースKは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb4に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda0〜4に示す関係にある場
合、すなわち入力検索情報の検索対象データベースと登
録検索情報の検索対象データベースに重複がない場合を
示しており、このケースKの場合も外部データベース1
2a〜12cの検索を行う区分5に属する。
【0244】すなわち、このケースKの場合も、入力検
索条件に基づいて全ての記事データを外部データベース
から検索することにより、対応する複製データを入手す
ることになる。
【0245】ケースLは、検索対象データベースの包含
関係がケースSdb4に示す関係にあり、かつ検索期間
の包含関係がケースSda5〜6に示す関係にある場
合、すなわち入力検索情報の検索対象データベース及び
検索期間と登録検索情報の検索対象データベース及び検
索期間のいずれについても重複がない場合を示してお
り、このケースLの場合も外部データベース12a〜1
2cの検索を行う区分5に属する。
【0246】すなわち、このケースLの場合も、入力検
索条件に基づいて全ての記事データを外部データベース
から検索することにより、対応する複製データを入手す
ることになる。
【0247】このように、入力検索条件が持つ検索対象
データベース及び検索期間と、登録検索情報が持つ検索
対象データベース及び検索期間とを比較してそれぞれの
包含関係に基づいて、検索を行わないか、自データベー
ス14の検索を行うか、外部データベース12a〜12
cの検索を行うか、又は自データベース14及び外部デ
ータベース12a〜12cの両者を行うかを判断でき
る。
【0248】上述してきたように、第2の実施例では、
入力部13bから検索条件が入力された際に、検索条件
分割部121aが該入力検索条件を検索要素に分割する
とともに、検索情報検索部121bが該検索要素と包含
関係がある登録検索情報を自データベース14から検索
し、検索依頼処理部121cが該入力検索条件及び登録
検索情報の包含関係を検索要素ごとに調べ、その包含関
係に基づいて検索依頼先及び検索条件を決定するよう構
成したので、既に自データベース14に登録済みの検索
情報及び複製データを利用して、外部データベースに対
する検索依頼をできるだけ低減し、検索効率を向上させ
ることが可能となる。
【0249】なお、第2の実施例では、検索対象データ
ベース及び検索期間に関する包含関係を調べる場合につ
いて説明したが、検索文の包含関係を調べることも可能
である。この場合には、検索文に含まれる論理式の相互
関係に基づいて、入力検索条件に含まれる検索文と登録
検索情報に含まれる検索文との包含関係を調べることと
なる。
【0250】また、第2の実施例では、入力検索条件と
その検索結果を自データベースに登録することを示した
が、かかる登録を行わず、入力検索条件から、登録検索
情報と差分検索式のみを生成し、表示するように構成す
ることも可能である。
【0251】さらに、第1の実施例及び第2の実施例で
は、データベース管理装置13から検索条件を入力し
て、該検索条件を満たすデータを外部データベース12
a〜12cから自データベース14に複製する場合につ
いて説明したが、ネットワーク11上にワークステーシ
ョンを接続して、該ワークステーションから検索条件を
入力することも可能である。
【0252】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
は、検索依頼情報に対応する個別データの集合としての
検索結果を受信した際に、該検索結果を解析して個別デ
ータに分解し、分解した個別データを識別する識別子を
生成するとともに、この識別子と同一の識別子を有する
登録済みの個別データが自データベースに存在するか否
かを確認して、登録済みの個別データが存在する場合に
は、前記検索依頼情報を前記登録済みの個別データに関
連づけて自データベースに登録し、前記登録済みの個別
データが存在しない場合には、当該識別子を付与した前
記検索結果の個別データと前記検索依頼情報とを関連づ
けて自データベースに登録するよう構成したので、下記
に示す効果が得られる。
【0253】1)外部データベースから自データベース
への同一データの複製の重複を防ぐことが可能となる。
【0254】2)外部データベースから複製したデータ
の自データベース内での一意性を保持することが可能と
なる。
【0255】3)自データベースのデータ量を低減する
ことが可能となる。
【0256】また、第2の発明は、識別子生成手段が、
検索結果に含まれる個別データの属性情報に基づいて個
別データを識別する識別子を生成するよう構成したの
で、属性情報に違いがある個別データのそれぞれに異な
る識別子を付与することができ、もって個別データの同
一性を効率良く判定することが可能となる。
【0257】また、第3の発明は、自データベースに固
有な固有情報と、自データベースに登録された個別デー
タと関連づけるとともに、自データベースの登録された
個別データのうち、固有情報のいずれとも関連しない個
別データの内容情報を削除するよう構成したので、下記
に示す効果が得られる。
【0258】1)自データベースに固有な固有情報と個
別データとを関連づけて管理することが可能となる。
【0259】2)固有情報に関連しない利用度の低い個
別データの内容情報を削除して効率的なメモリ管理を図
ることが可能となる。
【0260】また、第4の発明は、入力された検索条件
と、自データベースに登録された検索情報を比較して、
両者の包含関係を解析し、この解析結果に基づいて外部
データベースに対する差分検索条件を生成するよう構成
したので、下記に示す効果が得られる。
【0261】1)自データベースに登録済みの個別デー
タを除いた自データベースに登録されない個別データの
みを外部データベースから検索することが可能となる。
【0262】2)外部データベースの検索負荷を低減す
ることが可能となる。
【0263】3)過去の検索結果を有効に利用すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例で用いるネットワークシステムの
全体構成及びデータベース管理装置の細部構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1に示す検索データ生成部が生成する検索デ
ータと、結果データ生成部が生成する結果データのフォ
ーマットの一例を示す図。
【図3】図1に示す検索結果登録部が生成する検索情報
及び複製データのフォーマットの一例を示す図。
【図4】複製データ、検索情報及び独自分類のERモデ
ルを示す図。
【図5】複製データ、検索情報及び独自分類の関連づけ
の一例を示す図。
【図6】図1に示すデータベース管理装置による検索結
果の登録手順を示すフローチャート。
【図7】図1に示すデータ関連づけ部の処理手順を示す
フローチャート。
【図8】図1に示す複製データ内容削除部の処理手順を
示すフローチャート。
【図9】図1に示すデータ削除部が検索情報を削除する
場合の削除手順を示すフローチャート。
【図10】図1に示すデータ削除部が独自分類を削除す
る場合の処理手順を示すフローチャート。
【図11】図1に示すデータ削除部が複製データを削除
する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図12】第2の実施例で用いるネットワークシステム
の全体構成及びデータベース管理装置の細部構成を示す
ブロック図。
【図13】図12に示すデータベース管理装置の処理手
順を示すフローチャート。
【図14】図12に示す検索情報検索部が行う検索手順
を示すフローチャートである。
【図15】入力検索条件に含まれる検索対象データベー
スと登録検索情報に含まれる検索対象データベースの包
含関係を示す図。
【図16】図12に示す検索依頼処理部が検索対象デー
タベースの包含関係を調べる際の処理手順を示すフロー
チャート。
【図17】入力検索条件に含まれる検索期間と登録検索
情報に含まれる検索期間の包含関係を示す図。
【図18】図12に示す検索依頼処理部が検索期間の包
含関係を調べる際の処理手順を示すフローチャート。
【図19】図12に示す検索依頼処理部が行う検索依頼
のパターンを示す図。
【符号の説明】
11…ネットワーク、 12a,12b,12c…外部
データベース、13…データベース管理装置、 14…
自データベース、13a…ネットワークI/F部、 1
3b…入力部、13c…検索データ生成部、 13d…
結果データ生成部、13e…検索結果登録部、 13f
…識別子生成部、13g…データ関連づけ部、 13h
…データ検索部、13i…独自分類生成部、 13j…
データ削除部、13k…複製データ内容削除部、120
…データベース管理装置、 121…検索条件解析部、
121a…検索条件分割部、 121b 検索情報検索
部、121c…検索依頼処理部、 122…差分条件生
成部、123…複製データ検索部、 124…検索結果
登録部、124a…検索情報登録部、 124b…複製
データ登録部、124c…関連づけ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部データベースに検索依頼情報を送信
    し、該検索依頼情報に対応して個別データの集合として
    の検索結果を受信する外部データベース検索手段を有
    し、前記検索依頼情報と前記検索結果とを関連づけて自
    データベースの内容として管理するデータベース管理装
    置において、 前記検索結果を解析して個別データに分解し、分解した
    個別データの識別子を生成するデータ処理手段と、 前記データ処理手段により生成された識別子と同一の識
    別子を有する登録済みの個別データが自データベースに
    存在するか否かを確認し、該識別子を有する登録済みの
    個別データが存在する場合には、前記検索依頼情報を前
    記登録済みの個別データに関連づけて自データベースに
    登録し、前記識別子を有する登録済みの個別データが存
    在しない場合には、当該識別子を付与した前記検索結果
    の個別データと前記検索依頼情報とを関連づけて自デー
    タベースに登録する登録手段とを具備したことを特徴と
    するデータベース管理装置。
  2. 【請求項2】 前記個別データは、内容情報及び属性情
    報からなり、 前記データ処理手段は、前記個別データの属性情報に基
    づいて前記識別子を生成することを特徴とする請求項1
    記載のデータベース装置。
  3. 【請求項3】 前記自データベースは、自データベース
    に固有な固有情報を有し、 前記固有情報を前記自データベースに登録された個別デ
    ータと関連づける関連づけ手段と、 前記自データベースの登録された個別データのうち、前
    記固有情報のいずれとも関連しない個別データの内容情
    報を削除する削除手段とをさらに具備することを特徴と
    する請求項2記載のデータベース管理装置。
  4. 【請求項4】 外部データベースに検索依頼情報を送信
    し、該検索依頼情報に対応して個別データの集合として
    の検索結果を受信する外部データベース検索手段と、当
    該検索情報と受信した検索結果を関連づけて自データベ
    ースに登録する登録手段とを備えたデータベース管理装
    置において、 検索条件を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された検索条件と、前記登録手
    段により前記自データベースに登録された検索情報を比
    較して、両者の包含関係を解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に基づいて外部データベースに
    対する差分検索条件を生成する生成手段とを具備するこ
    とを特徴とするデータベース管理装置。
JP7085305A 1995-04-11 1995-04-11 データベース管理装置 Pending JPH08287076A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031607A (ja) * 2009-07-08 2011-02-17 Toshiba Tec Corp プリンタ及びメッセージデータ管理プログラム
JP2013140510A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Fujitsu Ltd データ処理方法、分散処理システムおよびプログラム

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