JPH08286955A - エラー処理装置 - Google Patents

エラー処理装置

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Publication number
JPH08286955A
JPH08286955A JP7111067A JP11106795A JPH08286955A JP H08286955 A JPH08286955 A JP H08286955A JP 7111067 A JP7111067 A JP 7111067A JP 11106795 A JP11106795 A JP 11106795A JP H08286955 A JPH08286955 A JP H08286955A
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JP
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Application number
JP7111067A
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English (en)
Inventor
Shinichi Watanabe
紳一 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エラーメッセージ、その表示方法及び表示後
の処理などを含めた各画面におけるエラー処理を統一的
な手段で処理することができるエラー処理装置を提供す
る。 【構成】 エラーの発生に応じてエラーメッセージを画
面に表示するエラー処理装置108において、エラーを特
定する情報とエラーメッセージとエラーメッセージの表
示形態及びエラーメッセージ表示後の後処理を規定する
エラーレベルとの対応関係を定義するエラー処理定義テ
ーブル109と、このテーブルを検索してエラーを特定す
る情報に対応するエラーメッセージとエラーレベルとを
検出する検索手段110と、検出されたエラーメッセージ
を検出されたエラーレベルの規定する表示形態で表示
し、表示後、エラーレベルの規定する後処理を実行する
エラー処理実行手段114とを設ける。このように、エラ
ーメッセージの表示方法や後処理の仕方を含めてエラー
処理を統一的に処理しているため、エラー処理の追加や
修正が必要になったとき、エラー処理定義テーブルを変
更するだけで対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置や制御装
置でのエラーの発生に応じてエラーメッセージを表示す
るエラー処理装置に関し、特に、情報処理装置や制御装
置での複数の処理におけるエラー処理を統一的に行なう
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】各種の情報処理装置や制御装置では、エ
ラーが発生すると、エラーの原因や操作の誤りを知らせ
るエラーメッセージが画面上に表示される。
【0003】近年の情報処理装置や制御装置は構造が複
雑化し、例えば、文書編集や検索、印刷などの各処理を
実行する複数の処理手段で構成されるが、これらの各処
理手段を実行するプログラムの中には、それぞれエラー
処理のプログラムが組込まれており、それぞれの処理中
にエラーが発生すると、エラー処理のルーチンにジャン
プして、各処理に応じた方法でエラーメッセージが表示
され、エラーに対する後処理が行なわれる。
【0004】こうした装置でのエラー処理について図1
8を用いて説明する。図18は、この装置におけるアプ
リケーションを表示している。各処理手段はオペレーテ
ィングシステム、データベース、あるいは、処理モジュ
ールなどを使用してそれぞれの処理を実行し、各処理用
の画面を作成するが、ここでは、各処理手段をそれぞれ
の作成する画面、即ち、文書編集画面1602、検索実行画
面1603、初期画面1604、終了画面1605及び印刷画面1606
で表し、各処理に使用されるオペレーティングシステ
ム、データベース、あるいは、処理モジュールなどをサ
ブシステム1607として表している。
【0005】例えば、文書編集画面の処理中にエラーが
発生した場合は、図19に示すような処理が行なわれ
る。 ステップ1701:サブシステム1607を用いて文書編集画面
1602の処理を行なっているときに、 ステップ1702:エラーが発生し、サブシステム1607から
エラー種別を示すエラー番号(例えば100)が返され
てくると、エラー番号に対応するエラーメッセージ文字
列“文書編集許可が必要です。”を作成し、 ステップ1703:警告ポップアップウィンドウを起動し
て、エラーメッセージ文字列を表示し、 ステップ1704:通常動作に戻り処理を継続する。
【0006】一方、操作者は、マニュアル本やオンライ
ンマニュアルで文書編集処理についての項目を捜し出
し、発生した文書編集許可エラーの具体的内容とエラー
回復操作とを理解する。そして、文書編集許可を設定す
るための操作画面である文書編集許可設定画面を起動し
て文書編集許可を設定し、エラーの回復操作を行なう。
【0007】また、検索画面の処理中にエラーが発生
し、サブシステム1607からエラー番号100が返されて
くると、図20に示すように、 ステップ1802:検索画面でのエラー番号100に対応す
るエラーメッセージ文字列“検索許可が必要です。”を
作成し、 ステップ1803:警告ポップアップウィンドウを起動して
エラーメッセージ文字列を表示し、 ステップ1804:検索画面1603を終了させる。
【0008】操作者は、マニュアル本やオンラインマニ
ュアルで検索処理についての項目を捜し出し、発生した
検索許可エラーの詳細とエラー回復操作とを理解する。
そして、検索許可を設定するための操作画面である検索
許可設定画面を起動して検索許可を設定し、エラーの回
復操作を行なう。
【0009】また、初期画面の処理中にエラーが発生
し、サブシステム1607からエラー番号100が返されて
くると、図21に示すように、 ステップ1902:初期画面でのエラー番号100に対応す
るエラーメッセージ文字列“特権ユーザアクセス権が必
要です。”を作成し、 ステップ1903:警告ポップアップウィンドウを起動して
エラーメッセージ文字列を表示し、 ステップ1904:アプリケーション1601を終了させる。
【0010】操作者は、マニュアル本やオンラインマニ
ュアルで初期状態についての項目を捜し出し、発生した
特権ユーザアクセス権エラーの詳細とエラー回復操作と
を理解する。そして、特権ユーザアクセス権を得るため
の特権ユーザへのログイン操作画面である特権ユーザロ
グイン画面を起動して特権ユーザへログインし、エラー
の回復操作を行なう。
【0011】また、終了画面の処理中にエラーが発生
し、サブシステム1607からエラー番号100が返されて
くると、図22に示すように、 ステップ2002:エラーを無視し、 ステップ2003:通常動作に戻り終了処理を継続する。
【0012】また、印刷画面の処理中にエラーが発生
し、サブシステム1607からエラー番号100が返されて
くると、図23に示すように、 ステップ2102:印刷画面でのエラー番号100に対応す
るエラーメッセージ文字列“アクセス権がありませ
ん。”を作成し、 ステップ2103:エラーメッセージ文字列を印刷画面1606
のフッタ領域に表示した後、 ステップ2104:通常動作に戻り処理を継続する。
【0013】このように、同じエラー番号であっても各
画面毎にエラーメッセージ、エラーメッセージ表示方
法、後処理が異なっており、各画面を作成するプログラ
ムには、それぞれの画面に応じたエラー処理用の記述が
加えられる。
【0014】また、この構成では、エラーメッセージの
追加や変更を行なう場合に、それぞれのプログラムの該
当部分を全て変更する必要があり、大変な手間が掛かる
が、特開平4−42333号公報には、こうした点を改
善するため、種々のエラーメッセージを集めた専用のデ
ータベースを予め構築しておき、各処理のプログラム実
行中にエラーが発生したとき、発生したエラーに対応す
るエラーメッセージをデータベースから読出して表示す
ることが記載されている。
【0015】このエラー処理装置では、システムの動作
中に発生する種々のエラーに対応するエラーメッセージ
を予めRAMに格納しておき、一連のプログラムの処理
中にエラーが発生すると、その発生したエラーを特定す
るエラーコードをRAMに送って、エラーコードに対応
するエラーメッセージがRAMに存在するか否かを調べ
る。存在する場合には、このRAMからエラーメッセー
ジを読出し、サブルーチンによりエラーメッセージを編
集する。対応するエラーメッセージがRAMに存在しな
いときは、実行中のプログラムに組込まれているエラー
発生を報知するメッセージを表示する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエラー
処理装置では、各画面のエラーメッセージをデータベー
ス化して統一的に処理することは行なわれているが、エ
ラーメッセージの表示方法や後処理の仕方を統一的な手
段で処理することは考えられていない。そのため、従来
のエラー処理装置で、エラーメッセージの表示方法や後
処理の仕方を各画面に応じて設定しようとすると、それ
ぞれのプログラムの中に、その手順を個別に記述しなけ
ればならないが、そうしたとき、内部処理が複雑とな
り、追加や修正に手間が掛かることになる。
【0017】また、従来のエラー処理装置では、エラー
発生時に、エラーの詳細な内容やエラーを回復するため
の操作について、ユーザ自身がマニュアル等を参照して
捜し出さなければならず、また、エラーの回復に必要な
操作を実行するための操作画面をユーザ自身で捜し出
し、起動しなければならない。
【0018】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、エラーメッセージ、その表示方法及び表
示後の処理などを含めた各画面におけるエラー処理を統
一的な手段で処理することができ、また、詳細なエラー
原因を画面に表示したり、エラーの回復操作が行なわれ
る画面を自動的に起動することができるエラー処理装置
を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、エ
ラーの発生に応じてエラーメッセージを画面に表示する
エラー処理装置において、エラーを特定する情報とエラ
ーメッセージとエラーメッセージの表示形態及びエラー
メッセージ表示後の後処理を規定するエラーレベルとの
対応関係を定義するエラー処理定義テーブルと、このエ
ラー処理定義テーブルを検索してエラーを特定する情報
に対応するエラーメッセージとエラーレベルとを検出す
るエラー処理定義検索手段と、検出されたエラーメッセ
ージを検出されたエラーレベルの規定する表示形態で表
示し、エラーメッセージの表示後、このエラーレベルの
規定する後処理を実行するエラー処理実行手段とを設け
ている。
【0020】また、エラー処理定義テーブルで、エラー
を特定する情報に対応させて検索用キーワードを定義す
るとともに、この検索用キーワードを用いてマニュアル
ファイル群を検索するマニュアルファイル検索手段を設
け、マニュアルファイル検索手段の検索したマニュアル
ファイルをエラー処理実行手段が表示するように構成し
ている。
【0021】また、エラー処理定義テーブルで、エラー
を特定する情報に対応させてエラーの回復を行なうエラ
ー回復画面またはエラー回復処理を定義するとともに、
このエラー回復画面またはエラー回復処理を起動するエ
ラー回復画面/処理起動手段を設けている。
【0022】
【作用】そのため、各画面でエラーが発生すると、エラ
ー番号とエラーの発生した画面名とがエラー処理装置に
伝えられ、エラー処理定義テーブル検索手段は、エラー
処理定義テーブルを検索して、エラー番号と画面名との
組合せに対応するエラーメッセージとエラーレベルとを
検出する。エラー処理実行手段は、このエラーメッセー
ジをエラーレベルの規定する表示形態で表示するととも
に、その表示の後、エラーレベルの規定する後処理を実
行する。
【0023】このように、本発明のエラー処理装置で
は、エラーメッセージの表示方法や後処理の仕方を含め
てエラー処理を統一的に処理することができる。従っ
て、エラー処理の追加や修正が必要になったとき、エラ
ー処理定義テーブルを変更するだけで対応することがで
きる。
【0024】また、マニュアルファイル検索手段を設け
た装置では、操作者の求めに応じて、マニュアルファイ
ル群から該当するマニュアルが自動的に検索され、画面
に表示される。従って、操作者は、手間を掛けずに、マ
ニュアルを即座に見ることができる。
【0025】また、エラー回復画面/処理起動手段を設
けた装置では、操作者の求めに応じて、エラーの回復操
作を行なう画面が自動的に起動される。従って、エラー
発生時に操作者に求められる負担は軽減される。
【0026】
【実施例】本発明のエラー処理装置は、図1に示すよう
に、エラーメッセージなどの事項がエラー番号とエラー
発生画面とで特定できるように記述されたエラー処理定
義テーブル109と、エラー番号とエラー発生画面とをキ
ーにエラー処理定義テーブル109を検索するエラー処理
定義テーブル検索部110と、エラー内容の詳細やエラー
を回復するための操作などが記述されたマニュアルファ
イル群111と、マニュアルファイル群111の中から現在発
生しているエラーに該当する箇所を検索するマニュアル
ファイル全文検索部112と、エラーを回復する画面を起
動するエラー回復処理画面/処理起動部113と、エラー
処理定義テーブル検索部110、マニュアルファイル全文
検索部112及びエラー回復処理画面/処理起動部113を使
ってエラー処理を実行するエラー処理実行部114とを備
えている。このエラー処理装置108は、アプリケーショ
ン101の各画面102〜106におけるエラー処理を一括して
実行する。このアプリケーション101の構成は、各画面1
02〜106を作成するプログラムがエラー処理の個別プロ
グラムを含んでいない点を除けば、従来の装置(図1
8)と変わりがない。
【0027】エラー処理定義テーブル109には、図2に
示すように、サブシステム107のエラー番号3001とエラ
ー発生画面名(または処理名)3002とが記述され、この
エラー番号及びエラー発生画面の組合せに対応させて、
エラーメッセージ3003、エラーメッセージの表示形態や
後処理の形態を規定するエラーレベル3004、マニュアル
ファイル群111の検索に使用する全文検索用キーワード3
005、及びエラー回復操作を行なうエラー回復画面名300
6がそれぞれ記述されている。
【0028】3007はサブシステムのエラー番号100に
対応したデフォルト(エラー発生画面が明示されたもの
以外の場合)のエントリを示しており、同様に、3008は
サブシステムのエラー番号100に対応した初期画面の
エントリ、3009はサブシステムのエラー番号100に対
応した終了画面のエントリ、3010はサブシステムのエラ
ー番号100に対応した文書編集画面のエントリ、3011
はサブシステムのエラー番号100に対応した検索画面
のエントリ、3012はサブシステムのエラー番号101に
対応したデフォルトのエントリ、3013はサブシステムの
エラー番号101に対応した初期画面のエントリ、3014
はサブシステムのエラー番号101に対応した検索画面
のエントリを表している。
【0029】エラーレベル3004は、図3に示すように、
各レベルがそれぞれ異なるエラー処理を規定しており、
エラーレベルが0の場合には、エラーを無視し、エラー
レベルが1の場合には、エラーメッセージをエラー発生
した画面のフッタ表示領域に表示する。エラーレベルが
2の場合は、エラーメッセージを警告ポップアップウィ
ンドウに表示し、エラーレベルが3の場合は、エラーメ
ッセージを警告ポップアップウィンドウに表示後、エラ
ーが発生した画面を終了させる。また、エラーレベルが
4の場合は、エラーメッセージを警告ポップアップウィ
ンドウに表示後、アプリケーション全体を終了させる処
理を実行する。
【0030】マニュアルファイル群111は、図4に示す
ように、機能単位に分割された各ファイルから成り、各
ファイルには、アプリケーション101の使用方法、機能
詳細、エラー内容詳細等が記述されている。ファイルma
n1.txt201は初期状態について記述するマニュアルファ
イルであり、man2.txt202は終了処理について、man3.tx
t203は文書編集処理について、man4.txt204は検索処理
について、また、man5.txt205は印刷について、それぞ
れ記述するマニュアルファイルを示している。
【0031】このエラー処理装置の動作について説明す
る。まず、図15に示すように、 ステップ1301:アプリケーション101では、サブシステ
ム107を使って画面内部処理を実行し、 ステップ1302:エラーが発生しなければ、そのまま画面
内部処理を継続する。 ステップ1303:エラーが発生すると、サブシステム107
のエラー番号とエラー発生画面名とをエラー処理装置10
8に渡して、エラー処理を依頼する。但し、画面名につ
いては、アプリケーション101内で予め定義しておく。
【0032】エラー処理の依頼を受けたエラー処理装置
108は、図16に示す手順で動作を行なう。 ステップ1401:エラー処理装置108のエラー処理実行部1
14は、エラー処理定義テーブル管理部109に、エラー番
号とエラー発生画面名とを伝えてエラー処理定義テーブ
ル109の検索を行なわせ、そのエラー番号及びエラー発
生画面名の組合せに対応するエラーメッセージ、エラー
レベル、全文検索用キーワード、エラー回復画面名を取
得する。
【0033】ステップ1402:エラー処理実行部114は、
得られたエラーレベルを判断し、図3の規定に従って、
エラーレベルに対応するエラーメッセージ表示と後処理
とを行なう。エラーレベルが0の場合は、エラーを無視
して、 ステップ1409:画面の動作を継続する。
【0034】ステップ1403:エラーレベルが1の場合
は、 ステップ1407:エラーメッセージを画面のフッタ表示領
域に表示し、 ステップ1404:エラーレベルが2の場合は、 ステップ1408:警告ポップアップウィンドウの表示処理
を行なう。
【0035】ステップ1405:エラーレベルが3の場合
は、 ステップ1408:警告ポップアップウィンドウの表示処理
を行なった後、 ステップ1410:エラーが発生した画面を終了させる。
【0036】ステップ1406:エラーレベルが4の場合
は、 ステップ1408:警告ポップアップウィンドウの表示処理
を行なった後、 ステップ1411:アプリケーション全体を終了させる処理
を実行する。
【0037】警告ポップアップウィンドウの表示処理
は、図17に示すように行なわれる。 ステップ1501:まず、エラーメッセージを警告ポップア
ップウィンドウに表示する。この警告ポップアップウィ
ンドウには、図5、図8、図11に示すように、エラー
メッセージを表示するエラーメッセージ表示領域301、6
01、901の他に、操作者が警告ポップアップウィンドウ
を終了させるときに操作する確認ボタン302、602、902
と、操作者がマニュアルファイル群を画面表示させると
きに操作する該当マニュアル表示ボタン303、603、903
と、操作者がエラー原因を回復する画面を起動するとき
に操作するエラー回復画面起動ボタン304、604、904と
が表示される。
【0038】なお、図5は検索画面103でサブシステム1
07の処理を実行し、エラー番号100が返ってきたとき
の警告ポップアップウィンドウであり、また、図8は、
初期画面104でサブシステム107の処理を実行し、エラー
番号100が返ってきたときの警告ポップアップウィン
ドウであり、また、図11は、文書編集画面102でサブ
システム107の処理を実行し、エラー番号100が返っ
てきたときの警告ポップアップウィンドウである。
【0039】ステップ1502:操作者が警告ポップアップ
ウィンドウの該当マニュアル表示ボタンを押したとき
は、 ステップ1504:マニュアルファイル全文検索部112は、
エラー処理定義テーブルから得られた全文検索用キーワ
ードを使ってマニュアルファイル群111を全文検索し、
見い出したマニュアルファイルを表示する。
【0040】また、 ステップ1503:操作者が警告ポップアップウィンドウの
回復画面起動ボタンを押したときは、 ステップ1505:エラー回復画面/処理起動部113は、エ
ラー処理定義テーブルから得られたエラー回復画面を起
動し、 ステップ1506:操作者が起動されたエラー回復画面によ
り必要な操作を行なう。 ステップ1507:操作者が最後
に、警告ポップアップウィンドウの確認ボタンを押す
と、警告ポップアップウィンドウの表示を消し、警告ポ
ップアップウィンドウ表示処理を終了する。
【0041】例えば、アプリケーション101の検索画面1
03でサブシステム107の処理を実行しているときに、エ
ラー番号100が返ってきたとする。このとき、エラー
番号100とエラー発生画面名「検索画面」とはエラー
処理装置108に送られ、エラー処理が依頼される。
【0042】エラー処理装置108のエラー処理実行部114
は、エラー処理定義テーブル検索部110に、エラー番号
100とエラー発生画面名「検索画面」とを使ってエラ
ー処理定義テーブル109の検索を行なわせ、図2のエン
トリ3011、即ち、エラーメッセージが“検索許可が必要
です。”、エラーレベルが3、全文検索用キーワードが
「検索画面」及び「検索許可」、エラー回復画面名が
「検索許可設定画面」というデータを得る。
【0043】エラー処理実行部114は、エラーレベルが
3であるから、エラーメッセージの“検索許可が必要で
す。”を図5の警告ポップアップウィンドウに表示す
る。操作者が警告ポップアップウィンドウの該当マニュ
アル表示ボタン303を起動したときは、マニュアルファ
イル全文検索部112に全文検索用キーワード「検索画
面」「検索許可」を使って図4のマニュアルファイル群
を全文検索するように指令する。この検索で、「検索画
面」及び「検索許可」の文字列を含むman4.txt204が検
出されると、それを図6のように表示する(図中の下線
部は全文検索用キーワードを示す)。
【0044】また、操作者が警告ポップアップウィンド
ウの回復画面起動ボタン304を押したときは、エラー回
復画面/処理起動部113に、エラー回復画面である検索
許可設定画面を起動させ、その結果、図7に示すよう
に、この検索許可設定画面が表示される。操作者は、起
動された検索許可設定画面から、以後エラーが発生しな
いように検索許可を設定する。
【0045】操作者が最後に警告ポップアップウィンド
ウの確認ボタン302を押すと、エラー処理実行部114は、
警告ポップアップウィンドウの表示を終了し、その後、
検索画面103を終了させる。
【0046】また、初期画面104でのサブシステム107の
処理の際に、エラー番号100が返ってくると、エラー
番号100とエラー発生画面名「初期画面」とがエラー
処理装置108に送られ、エラー処理が依頼される。エラ
ー処理装置108のエラー処理実行部114は、エラー処理定
義テーブル検索部110にエラー処理定義テーブル109の検
索を行なわせ、エラー番号100とエラー発生画面名
「初期画面」との組合せに対応するエントリ3008、即
ち、エラーメッセージが“特権ユーザアクセス権が必要
です。”、エラーレベルが4、全文検索用キーワードが
「初期画面」及び「特権ユーザアクセス権」、エラー回
復画面名が「特権ユーザログイン画面」のデータを取得
する。
【0047】エラー処理実行部114は、エラーレベルが
4であるから、図8の警告ポップアップウィンドウにエ
ラーメッセージ“特権ユーザアクセス権が必要です。”
を表示する。警告ポップアップウィンドウの該当マニュ
アル表示ボタン603が起動されたときは、マニュアルフ
ァイル全文検索部112に全文検索用キーワード「初期画
面」「特権ユーザアクセス権」の文字列を含むman1.txt
201を検索させ、検索結果を図9のように表示する。ま
た、警告ポップアップウィンドウの回復画面起動ボタン
604が起動されたときは、エラー回復画面/処理起動部1
13にエラー回復画面の特権ユーザログイン画面を図10
のように起動させる。操作者は、起動された特権ユーザ
ログイン画面によりパスワード入力を行ない、以後エラ
ーが発生しないように、特権ユーザにログインを行な
う。
【0048】警告ポップアップウィンドウの確認ボタン
602が起動されたときは、警告ポップアップウィンドウ
の表示を終了させ、その後、初期画面104を終了させ
る。
【0049】同様に、文書編集画面102でサブシステム1
07の処理を実行している際に、エラー番号100が返っ
てくると、エラー番号100とエラー発生画面名「文書
編集画面」とをエラー処理装置108に渡してエラー処理
を依頼する。エラー処理装置108のエラー処理実行部114
は、エラー処理定義テーブル検索部110にエラー番号1
00とエラー発生画面名「文書編集画面」とに対応する
エントリ3010の検索を行なわせ、エラーメッセージが
“文書編集許可が必要です。”、エラーレベルが2、全
文検索用キーワードが「文書編集画面」及び「文書編集
許可」、エラー回復画面名が「文書編集許可設定画面」
のデータを取得する。
【0050】エラー処理実行部114は、エラーレベルが
2であるから、図11の警告ポップアップウィンドウに
エラーメッセージ“文書編集許可が必要です”を表示す
る。警告ポップアップウィンドウの該当マニュアル表示
ボタン903が起動されたときは、マニュアルファイル全
文検索部112に全文検索用キーワード「文書編集画面」
及び「文書編集許可」の文字列を含むファイルman3.txt
203の検索を行なわせ、図12のように表示する。
【0051】また、警告ポップアップウィンドウの回復
画面起動ボタン904が起動されたときは、エラー回復画
面/処理起動部113にエラー回復画面の文書編集許可設
定画面を図13のように起動させる。操作者は、起動さ
れた文書編集許可設定画面により、以後エラーが発生し
ないように、文書に対し文書編集許可を設定する。
【0052】操作者によって警告ポップアップウィンド
ウの確認ボタン902が起動されたときは、警告ポップア
ップウィンドウの表示を終了させ、通常動作に戻る。
【0053】また、印刷画面106でサブシステム107の処
理が行なわれている際に、サブシステム107からエラー
番号100が返ってきたときは、エラー番号100とエ
ラー発生画面名「印刷画面」とをエラー処理装置108に
送ってエラー処理を依頼する。 エラー処理装置108の
エラー処理実行部114は、エラー処理定義テーブル検索
部110に対して、エラー番号100とエラー発生画面名
「印刷画面」とに対応するエントリをエラー処理定義テ
ーブル109から検索するように指令する。しかし、テー
ブルには該当するエントリが存在しないため、エラー番
号100のデフォルトのエントリ3007、即ち、エラーメ
ッセージが“アクセス権がありません。”、エラーレベ
ルが1のデータを取得する。エラー処理実行部114は、
エラーレベルが1であるから、図14に示すように、エ
ラーメッセージを印刷画面106のフッタ表示領域1201に
表示する。
【0054】また、終了画面105でサブシステム107の処
理が行なわれている際に、サブシステム107からエラー
番号100が返ってきたときは、エラー番号100とエ
ラー発生画面名「終了画面」とをエラー処理装置108に
送ってエラー処理を依頼する。
【0055】エラー処理装置108のエラー処理実行部114
は、エラー処理定義テーブル検索部110に対して、エラ
ー番号100とエラー発生画面名「終了画面」とに対応
するエントリをエラー処理定義テーブル109から検索す
るように指令し、エラーレベルが0のデータを取得す
る。エラーレベルが0であるから、エラー処理実行部11
4は、エラーを無視し、終了画面105に制御を返す。終了
画面105は引き続き終了処理を続行する。
【0056】このように、実施例のエラー処理装置で
は、各画面におけるエラー処理をエラー処理定義テーブ
ルを用いて統一化している。このエラー処理定義テーブ
ルには、エラーメッセージの表示方法や後処理の仕方を
定義するエラーレベルを記述して、各画面に応じたエラ
ーメッセージの表示形態や後処理を設定している。換言
すれば、このエラーレベルをエラー処理定義テーブルに
付与することにより、エラーメッセージ、その表示方法
及び後処理を含むエラー処理の統一化を実現している。
この統一化により、エラー処理の修正や追加を、エラー
処理定義テーブルの変更だけで対応することができる。
【0057】また、エラー処理定義テーブルに全文検索
用キーワードとエラー回復画面名とを記述したことによ
り、マニュアルの表示やエラー回復画面の起動を操作者
の手を煩わせずに実行することができる。
【0058】なお、アプリケーションはサブシステムを
複数持っていてもよい。また、実施例では、サブシステ
ムを使って複数の画面を作成する場合について説明した
が、本発明は、サブシステムを使って何等かの処理が行
なわれる場合でも全く同じように適用することができ
る。この場合、エラー発生画面はエラー発生処理名に、
エラー回復画面はエラー回復処理となる。
【0059】また、本発明は情報処理装置や制御装置な
どに広く適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のエラー処理装置は、エラー処理定義テーブ
ルを用いてエラー処理を統一化しているため、エラーメ
ッセージやエラーメッセージの表示方法、また後処理な
どの変更や追加を容易に行なうことができる。
【0061】また、マニュアルファイル全文検索部を設
けているため、正しい使用方法、エラー内容や機能の詳
細が記述されたマニュアルを操作者の手を煩わせずに、
即座に画面表示することができる。
【0062】また、エラー回復画面の起動部を設けてい
るため、エラー回復用の操作画面を自動的に起動するこ
とができ、操作者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるエラー処理装置の構成
を示すブロック図、
【図2】実施例におけるエラー処理定義テーブル、
【図3】実施例におけるエラーレベルとエラー処理内容
との関係、
【図4】実施例におけるマニュアルファイル群、
【図5】実施例における検索画面での警告ポップアップ
ウィンドウ、
【図6】実施例における検索についてのマニュアル表示
画面、
【図7】実施例における検索許可設定画面、
【図8】実施例における初期画面での警告ポップアップ
ウィンドウ、
【図9】実施例における初期状態についてのマニュアル
表示画面、
【図10】実施例における初期画面の特権ユーザログイ
ン画面、
【図11】実施例における文書編集画面での警告ポップ
アップウィンドウ、
【図12】実施例における文書編集画面についてのマニ
ュアル表示画面、
【図13】実施例における文書編集許可設定画面、
【図14】実施例における印刷画面でのフッタ表示、
【図15】実施例のエラー処理装置における画面内部の
処理フロー、
【図16】実施例のエラー処理装置内部の処理フロー、
【図17】実施例のエラー処理装置における警告ポップ
アップウィンドウ表示の処理フロー、
【図18】従来のアプリケーションのブロック図、
【図19】従来のエラー処理における文書編集画面内部
処理フロー、
【図20】従来のエラー処理における検索画面内部処理
フロー、
【図21】従来のエラー処理における初期画面内部処理
フロー、
【図22】従来のエラー処理における終了画面内部処理
フロー、
【図23】従来のエラー処理における印刷画面内部処理
フローである。
【符号の説明】
101、1601 アプリケーション 102、1602 文書編集画面 103、1603 検索画面 104、1604 初期画面 105、1605 終了画面 106、1606 印刷画面 107、1607 サブシステム 108 エラー処理装置 109 エラー処理定義テーブル 110 エラー処理定義テーブル検索部 111、201〜205 マニュアルファイル群 112 マニュアルファイル全文検索部 113 エラー回復画面/処理起動部 114 エラー処理実行部 301、601、901 エラーメッセージ表示領域 302、602、902 確認ボタン 303、603、903 該当マニュアル表示ボタン 304、604、904 エラー回復画面起動ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラーの発生に応じてエラーメッセージ
    を画面に表示するエラー処理装置において、 エラーを特定する情報と、エラーメッセージと、前記エ
    ラーメッセージの表示形態及びエラーメッセージ表示後
    の後処理を規定するエラーレベルとの対応関係を定義す
    るエラー処理定義テーブルと、 前記エラー処理定義テーブルを検索して、エラーを特定
    する情報に対応するエラーメッセージとエラーレベルと
    を検出するエラー処理定義検索手段と、 検出された前記エラーメッセージを、検出された前記エ
    ラーレベルの規定する表示形態で表示し、エラーメッセ
    ージの表示後、前記エラーレベルの規定する後処理を実
    行するエラー処理実行手段とを設けたことを特徴とする
    エラー処理装置。
  2. 【請求項2】 前記エラー処理定義テーブルで、前記エ
    ラーを特定する情報に対応させて検索用キーワードを定
    義するとともに、前記検索用キーワードを用いてマニュ
    アルファイル群を検索するマニュアルファイル検索手段
    を設け、前記マニュアルファイル検索手段の検索したマ
    ニュアルファイルを前記エラー処理実行手段が表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエラー処理装置。
  3. 【請求項3】 前記エラー処理定義テーブルで、前記エ
    ラーを特定する情報に対応させて、前記エラーの回復を
    行なうエラー回復画面またはエラー回復処理を定義する
    とともに、前記エラー回復画面またはエラー回復処理を
    起動するエラー回復画面/処理起動手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のエラー処理装置。
JP7111067A 1995-04-13 1995-04-13 エラー処理装置 Pending JPH08286955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11184943A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Fujitsu Ltd 電子取引システム及び方法並びに電子取引でフォーマット変換を実行する制御プログラムを格納した記憶媒体
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