JPH08286798A - バイアス式可動キーボード・セクションを備えるキーボード、およびそれを有するコンピュータおよび装置 - Google Patents

バイアス式可動キーボード・セクションを備えるキーボード、およびそれを有するコンピュータおよび装置

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JPH08286798A
JPH08286798A JP8047040A JP4704096A JPH08286798A JP H08286798 A JPH08286798 A JP H08286798A JP 8047040 A JP8047040 A JP 8047040A JP 4704096 A JP4704096 A JP 4704096A JP H08286798 A JPH08286798 A JP H08286798A
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keyboard
pallet
arm
computer
cover
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JP8047040A
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English (en)
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John P Karidis
ジョン・ピー・キャリディス
Michael P Goldowsky
マイケル・ピー・ゴルドフスキー
Gerard Mcvicker
ジェラード・マクビカー
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作動から収納へ容易に再構成可能なキーボー
ド・アセンブリを提供する。 【解決手段】 移動機構は、少なくとも一方のパレット
26を他方のパレット27に対して横方向に移動し、次
いで他方のパレットを横方向に対して斜めに移動する。
移動機構は、コンピュータ10のベース14に対するカ
バー16の位置に基づいてパレットの移動を自動的に制
御するようにカバーに接続できる。パレットは自動的
に、カバーが閉じたときに圧縮収納位置から移動し、開
いたときに拡張作動位置に移動できる。カバーを開放位
置から閉鎖位置に移動すると、パレットは自動的に拡張
作動位置から圧縮収納位置へ移動する。移動機構は、ば
ねセクションを備えた駆動アームを含んでいる。このば
ねにより、パレットは、収納位置において互いの方向に
バイアスすることができる。ばねは、所定の力が加えら
れるまでばねとして機能しないように、予負荷されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボードに関
し、詳細には再構成可能なキーボード・セクションに関
する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5198991号および52
67127号と、Des.第339330号は、折り畳
まれる非使用位置と折り畳まれない使用位置との間で移
動できる2つの移動可能なキーボード・セクションを有
するキーボード・アセンブリを含むパーソナル・コンピ
ュータを開示している。米国特許第5044798号お
よび第5141343号は、圧縮可能/拡張可能なキー
ボードを開示している。米国特許第4661005号
は、横方向外側に分割可能なキーボードを開示してい
る。米国特許第5187644号および第394075
8号と、特公平4−340122号は、ピボットによっ
て折り畳めるキーボードを開示している。特公昭63−
62015号は、4つの部分に分解できるキーボードを
開示している。他のタイプのキーボードも米国特許第5
163765号、第5228791号、第512278
6号、および第5067834号と、特公昭61−24
1817号に記載されている。
【0003】サブノートブック・コンピュータ(一般
に、寸法が21.6cm×27.9cm(8.5インチ
×11インチ)または21cm×29.7cm(8.3
インチ×11.7インチ)のもの)の基本的な限界は、
フルサイズのキーボードを組み込む好都合な方法がない
ことである。今日、このようなサブノートブック・コン
ピュータは、キーの数が少なくされ、ないしはキー間の
間隔が小さくされたキーボードを使用することが多い。
しかし、そのような非標準キーボード間隔およびキー・
レイアウトでは、タッチ入力が、熟練したユーザにとっ
て難しくいらいらさせるものになる。フリップアウト・
キーボード・セクションを使用するサブノートブック・
コンピュータのキーボードは、コンピュータ・パッケー
ジ全体の厚さを大幅に増加する。米国特許第51989
91号に示されたキーボードに類似のピボット・キーボ
ードは、コンピュータ・パッケージの前部端縁に沿った
キーボードの背部端縁を作動位置としており、そのため
航空機など拘束された空間でシステムを使用するのは困
難になる。さらに、これらの設計は共に、ユーザが、シ
ステムをキーボード操作のために開き、あるいはキーボ
ード操作後に閉じるたびに、キーボード構成を「作動」
から「収納可能」に変更するための大量の手動操作を実
行することを必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、作動
から収納へ容易に再構成可能なキーボード・アセンブリ
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態によ
れば、少なくとも2つのキーボード・セクションとキー
ボード・セクションどうしを相対的に移動するための手
段とを備えるキーボード・アセンブリが提供される。少
なくとも1つのキーボード・セクションが移動する。キ
ーボード・セクションを移動するための手段は、収納位
置と作動位置の間でセクションを移動することができ
る。キーボード・セクションはそれぞれ、収納位置から
他のキーボード・セクションに対して逆の横方向に移動
することができ、所定量の相対横方向移動の後、少なく
とも1つのキーボード・セクションが、前の横方向に対
しておおよそ斜めの方向に他のキーボード・セクション
の方へ移動することができる。
【0005】本発明の他の実施形態によれば、ハウジン
グと、ディスプレイと、電子回路と、再構成可能なキー
ボード・アセンブリとを有するコンピュータにおいて、
改良は、キーボード・アセンブリが、少なくとも1つの
キーボード・パレットを有することから成る。このパレ
ットは、他方のキーボード・パレットと相対的な第1の
相対位置と第2の相対位置の間でハウジング上に移動可
能に据え付けられている。各パレットは、第1の位置で
も第2の位置でも相互にはまり合う成形された面を有す
る。収納位置では、はめ合いはおおよそのものでよい。
【0006】本発明の一方法によれば、電子回路を有す
るハウジングを提供するステップと、キーボード・アセ
ンブリをハウジングに接続するステップとを含む、コン
ピュータを製造する方法が提供される。キーボード・ア
センブリは、少なくとも2つのキーボード・パレットを
有する。第1のパレットは、第1の横方向および第2の
前進方向でハウジングに移動可能に据え付けられる。第
1のパレットの位置は、第1の収納位置と第2の作動位
置の間で第2のパレットと相対的に変更することができ
る。しかし、ハウジング上の第1のパレットの全体的な
配向は、どちらの位置でも同じままである。すなわち、
好ましい実施形態では、ハウジングに対する並進が発生
する間、一般に、ハウジングに対するパレットの回転は
発生しない。
【0007】本発明の他の実施形態によれば、電子回路
と、ベースを含むハウジングと、開放位置と閉鎖位置の
間でベースに移動可能に据え付けられたカバーと、カバ
ーに位置する画面ディスプレイとを有する電子装置にお
いて、改良は、少なくとも1つの移動可能なキーボード
・パレットを有するキーボード・アセンブリと、カバー
が開放位置と閉鎖位置の間で少なくとも部分的に移動さ
れるときにハウジング上でキーボード・パレットを自動
的に移動するための手段とから成る。
【0008】本発明の一実施形態によれば、ハウジング
と、電子回路と、キーボード・パレットを有するキーボ
ード・アセンブリとを備え、キーボード・パレットの少
なくとも1つがハウジングに移動可能に接続された電子
装置において、改良は、可動キーボード・パレットをハ
ウジング上の静止位置にバイアス式に負荷する手段を含
む。
【0009】本発明の他の実施形態によれば、ハウジン
グと、ディスプレイと、電子回路と、再構成可能なキー
ボード・アセンブリとを有するコンピュータにおいて、
改良は、ハウジング上のアセンブリの可動キーボード・
パレットを移動させるための移動機構と、移動可能なキ
ーボード・パレットを所定位置にバイアスさせるため
の、予負荷ばねセクションを有する移動機構とを含む。
【0010】本発明の他の実施形態によれば、2つのキ
ーボード・パレットから成る再構成可能なキーボード・
アセンブリが提供される。第1のパレットは、第2のパ
レットに移動可能に接続されている。このアセンブリ
は、第1のパレットを第2のパレットに対して移動させ
るための移動機構を含んでいる。このアセンブリはま
た、第1のパレットを第2のパレットに対して所定位置
にバイアスさせる手段も含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3を参照すると、
いくつかの位置でのカバー16を示す本発明の機構を組
み込んだコンピュータ10の斜視図が示されている。本
発明は、図示した異なる実施形態に関して説明するが、
本発明の機構が様々な形およびタイプの代替実施形態で
実施できることを理解されたい。また、任意の適当な寸
法、形状、およびタイプの要素または材料を使用するこ
とができる。
【0012】コンピュータ10は、一般にサブノートブ
ック・コンピュータとしても知られているポータブル・
パーソナル・コンピュータである。本発明の機構は、フ
ルサイズ・ノートブック・コンピュータやその他のタイ
プの小型パーソナル・コンピュータなど他のタイプのコ
ンピュータに組み込むこともできる。コンピュータ10
は、ベース14とカバー16とを備える全体的に12と
して示したハウジングと、電子回路18と、ディスプレ
イ20と、キーボード・アセンブリ22とを備えてい
る。本発明のキーボード・アセンブリ22は、他のタイ
プの電子装置で使用することも、独立型キーボード・ア
センブリまたは取外し可能なキーボード・アセンブリあ
るいはその両方として使用することもできる。カバー1
6は、図1に示した閉鎖位置と完全に開放した位置との
間でピボットできるようにピボット24、24Aでベー
ス14に据え付けられている。図2および図3は、閉鎖
位置と完全に開放した位置の間にあるカバー16の中間
位置を示す。コンピュータ10に組み込めるコンピュー
タ業界で知られている多数の追加機構がある。説明を簡
単にするために、このような追加機構は、本明細書では
論じない。ディスプレイ20は、LCD画面など任意の
適当なタイプのディスプレイを含むことができる。ディ
スプレイ20は、カバー16の下側に接続され、電子回
路18に電気的に接続されている。電子回路18は、ベ
ース14またはカバー16、あるいはその両方によって
収納され、電子プロセッサや電子メモリなどの機構を含
む。
【0013】図4ないし図6も参照して、キーボード・
アセンブリ22を説明する。図の実施形態では、キーボ
ード・アセンブリ22は一般に、2つの移動可能なキー
ボード・セクションまたはパレット26、27を備えて
いる。「キーボード・セクション」または「パレット」
の語は、本明細書では、単にキー・ストロークで押され
るだけでなく他のパレットと相対的に共に移動すること
もできる一群の2つ以上のキーを意味するものである。
2つのパレット26、27は、ベース14上に移動可能
に取り付けられている。パレット26、27は、図4に
示した圧縮収納位置または非使用位置と、図6に示した
拡張作動位置または使用位置の間で相対的に移動するこ
とができる。収納位置は、図1に示したカバー閉鎖位置
でハウジング12のおおよその正方形形状内にはまるた
めのおおよその矩形または正方形形状を有する。一方、
作動位置は、デスクトップ・コンピュータ・キーボード
に類似のより縦長の矩形形状を有する。図5は、収納位
置と作動位置の間にあるパレット26、27の相対的な
中間位置を示す。左パレット26は、水平の7列L1
いしL7のキー28Lと、ポインティング装置制御機構3
0と、ポインティング装置選択キー31とを含む。右パ
レット27は、水平の8列R1ないしR8のキー28R
含む。キー28は、当技術分野で知られている標準コン
ピュータ・キーボードで使用される標準英数字キーなら
びに制御キーおよび機能キーを含む。左パレット26
は、キー28Lが作動可能に据え付けられた左プレート
36を有する。左パレット36は、左面33と、前面3
2と、角度付き面34とを含むおおよそ三角形の形状を
有する。角度付き面34はおおよその段形状を有する。
段形状面34の境界には、「ESC」キー、「F4」キ
ー、「4」キー、「T」キー、「H」キー、「M」キ
ー、および「ALT」キーがある。これらの左パレット
の境界キーの左のあるキーは、フルサイズのノートブッ
ク・キーボードと同じ相対位置にある。左パレット26
は、図4中の矢印Aで示したように横方向外側に収納位
置から作動位置へ移動するようにベース14上に移動可
能に据え付けられている。
【0014】右パレット27は、左パレット26を補う
ものである。右パレット27は、キー28Rが作動可能
に据え付けられた右プレート37を有する。右プレート
37も、右面38と、背面40と、角度付き面42とを
含むおおよそ三角形の形状である。角度付き面42は、
「F5」キー、「5」キー、「Y」キー、「J」キー、
「<,」キー、「CTRL」キー、および「←」キーが
境界にあるおおよその段形状を有する。これらの右パレ
ットの境界キーの右のあるキーは、フルサイズのノート
ブック・キーボードと同じ相対位置にある。右パレット
27は、図4中の矢印Bで示したように横方向外側に移
動し、横方向Bに所定量だけ移動した後、図5中の矢印
Cで示したように前進方向へ移動して、収納位置から作
動位置へ移動するようにベース14上に移動可能に据え
付けられている。前進方向Cは、横方向Bに対しておお
よそ斜めである。2つのパレット26、27が作動位置
にあるとき、キーボード・アセンブリ22はフルサイズ
のノートブック・キーボードとおおよそ同じ形状および
構成を有する。したがって、フルサイズのノートブック
・キーボードのキー・レイアウトに慣れている人は、ア
センブリ22上のキーを他のキーと混同せずにキーボー
ド・アセンブリ22を容易に使用することができる。
【0015】図6で分かるように、作動位置では、左パ
レット26の左面33はベース14の左面を越えて拡張
される。右面38は、ベース14の右面を越えて拡張さ
れる。2つの段形状面34、42は、強調表示した接合
線Jで示したように相互にはまり合う。左パレット26
上の列L1ないしL7はそれぞれ、右パレット27上の補
列R1ないしR7とうまく整列する(L4がR4に整列して
いるのを参照されたい)。列R8上の矢印キーは、列R7
のわずかに前方に位置している。
【0016】図4に示した収納位置は、キーボード・ア
センブリを完全に、あるいはほぼ完全にハウジング12
内に収納し、完全にコンピュータ10の輪郭内に収納す
るようにハウジングのカバー16を閉じられるように提
供されている。左パレット26の左面33と右パレット
27の右面38は共に、ベース14の左面および右面か
ら引っ込んだ位置に位置する。右パレット27は、左パ
レット26に対して、それらの相対作動位置からわずか
に後方左側に位置する。パレット26、27上のキー列
は、以下のように故意に整列させていない。
【0017】
【表1】
【0018】したがって、作動位置のおおよそ縦長の形
状は、収納位置でよりおおよそ正方形に近い形状に変形
される。これは、パレット26、27を同じ平面に維持
することによって行われる。また、パレット26、27
は、収納位置でも拡張作動位置でも、ハウジング12お
よび他方のパレットに対しておおよそ一定の配向に維持
される。言い換えると、左パレット26の左面30およ
び前面32は常に、左側および前部で同じ配向に維持さ
れ、右パレット27の右面38および背面40は常に、
右側および背部で同じ配向に維持される。
【0019】図7も参照すると、パレット26、27を
移動するための機構の概略図が示されている。コンピュ
ータ10では、収納位置と作動位置の間のパレット2
6、27の移動は、ベース14上のカバー16の相対位
置によって自動的に制御される。図1に示したようにカ
バー16が閉じているとき、パレットは図4に示した収
納位置にある。カバーをベースに対して所定量だけ開け
ると、パレットは図6に示した作動位置に位置する。
【0020】次に、移動機構と、収納位置から作動位置
へのパレットの移動とを説明する。図7は、パレット2
6、27が収納位置にある移動機能の一部を示す。図の
実施形態中の左パレット26は、左プレート36の底部
からぐらつかずに下向きに突き出て、ベース14中の案
内スロット46Gに摺動可能に位置決めされた3本の案
内ピン44LGを有する。左パレット26は、すきまスロ
ット46Cを通過して延びる駆動ピン44LDも有する。
右パレット27は、右プレート37の底部からぐらつか
ずに下向きに突き出る3本の案内ピン44RGを有する。
案内ピン44RGは、ベース14中の案内スロット48G
に摺動可能に位置決めされる。右パレット27は、すき
まスロット48Cを通過して延びる駆動ピン44RDも有
する。案内スロット46Gは、横方向Aに直線的な長手
方向形状を有する。案内スロット48Gは、第1の直線
的な長手方向セクション50と第二の直線的な長手方向
セクション52とを含むおおよその倒置「L」字形状を
有する。湾曲セクション54は、2つのセクション5
0、52を遷移させるものである。第1のセクション5
0は、横方向Bへ延びる。第2のセクション52は、第
1のセクション50に対して斜めの前進方向Cへ延び
る。ベース14は、ピボット・ピン56を含む。ピボッ
ト・ピン56上には第1の駆動アーム58がピボット可
能に据え付けられている。
【0021】第1の駆動アーム58は、第1の案内スロ
ット62を含む第1の端部60と、第2の案内スロット
66を含む第2の端部64と、中央接続領域68とを有
する。中央接続領域68は、ピボット・ピン56上にピ
ボット可能に据え付けられている。中央接続領域68
は、ソケット領域70を含む。右パレット27上の駆動
ピン44RDは、第1の案内スロット62に摺動可能に位
置する。左パレット26上の駆動ピン44LDは、第2の
案内スロット66に摺動可能に位置する。第1および第
2の案内スロット62、66は、すきまスロット4
C、48Cおよび案内スロット46G、48Gと協動して
パレット26、27のベース14上での所望の動作を生
成するのに適当な形状である。
【0022】移動機構は第2の駆動アーム72を含む。
第2の駆動アーム72は、ピボット74でベース14に
ピボット可能に据え付けられている。第2の駆動アーム
72は第1の端部76と第2の端部78とを有する。第
1の端部76は、第1の駆動アーム58のソケット70
に作動可能に位置するボール・セクション80を有す
る。第2の端部78は、カム・スロット82を有する。
カム・スロット82にはカム・ピン84が位置してい
る。カム・ピン84は、摩擦の影響を低減し、スロット
82でのより円滑な動作を提供するようにローラ(図示
せず)で終わることができる。
【0023】図14も参照すると、カム・ピン84はカ
ム従動子86から下向きに延びている。カム従動子86
は、ベース14上でのカバー16の回転の軸に平行にベ
ース14に摺動可能に据え付けられている。カム従動子
86は、引張りばね88によって左方向へバイアスされ
ている。カム従動子86は、カバー16をベース14に
取り付ける左ピボット24A(図3参照)のカム表面9
2に当たるライダ・セクション90を有する。カバー1
6が開放位置にあり、回転して閉鎖されるとき、ピボッ
ト24Aは矢印Dで示したように回転する。これによっ
て、カム表面92がライダ・セクション90を押し、そ
れによってカム従動子が、矢印Bで示したように右側に
移動し、引張りばね88が延びる。カバー16が閉鎖位
置にあり、開放位置へ回転されるとき、ピボット24A
は、方向Dと逆の方向へ回転する。引張りばね88は、
カム従動子86を方向Bと逆の左方向に引き、ライダ・
セクション90はカム表面92に沿って移動し、キーボ
ードを作動位置に配置させる。このキーボード配置力
は、ばね88によって生成される力に限られる。この構
成は、パレットの拡張が妨害される場合に内部機構を保
護するので、カバーに直接、カム従動子86を拡張作動
位置へ押し込ませるうえで好ましい。
【0024】上述のように、図7は、カバー16が閉じ
られた収納位置にあるパレット26、27を示す。この
位置では、カム従動子86およびカム・ピン84は、ラ
イダ・セクションに作用するピボット24Aのカム表面
92によって完全に右側の位置に位置する。図8は、図
7と同じ概略図であるが、カバー16が、ピボットされ
てベース14に対して約10°開いたときのように、部
分的に開いたときの位置での図を示す。図8を図7と比
較すると分かるように、発生した唯一の変化は、カム・
ピン84が第2の駆動アーム72のカム・スロット82
中のドウェル・セクション94で移動したことである。
したがって、ベースに対するカバーの最初の10°の相
対移動において、パレット26、27が第1および第2
のアーム58、72によって移動されることはない。
【0025】図9も参照すると、カバー16がベース1
4に対して約30°の角度をなすときのようにベース1
4に対する第2の中間位置にあるときの移動機構が示さ
れている。図9を図8と比較すると分かるように、カム
・ピン84はさらに、左側に移動されている。これによ
って、カム・スロット82の中央セクションの角度付き
形状のために、矢印Eで示したように第2の駆動アーム
72がピボットする。ピボット74はベース14上で固
定されているので、第2の駆動アーム72の第1の端部
76は第1の駆動アーム58を方向Fに回転する。案内
スロット46G、48G中の案内ピン44LG、44RGの連
動性と、第1の駆動アーム58の第1の案内スロット6
2および第2の案内スロット66と各パレットからの駆
動ピン44LDおよび44RDとの連動性のために、左パレ
ット26は第1の駆動アーム58によって横方向Aに押
され、右パレット27は第1の駆動アーム58によって
逆の横方向Bに押される。第1の駆動アーム58はピボ
ット・ピン56でピボットし、第2の駆動アーム72の
ボール・セクション80は第1の駆動アーム58のソケ
ット領域70でピボットする。パレットの移動は、案内
スロット46G、48Gによって所定の経路に制限され
る。
【0026】図10も参照すると、カバー16が、ベー
ス14に対して約50°の角度をなすときのように、ベ
ース14に対する第3の中間位置へ開いたときの移動機
構が示されている。図10を図9と比較すると分かるよ
うに、カム・ピン84はさらに、左側に移動されてい
る。これによって、カム・スロット82の中央セクショ
ンの角度付き形状のために、第2のピボット・アーム7
2は方向Eに回転する。第1の駆動アーム58は、さら
に方向Fに回転されている。左パレット26上の案内ピ
ン44LGは、案内スロット46Gの左端部に達してい
る。したがって、左パレット26は、キーボード・アセ
ンブリ22の作動位置用の最終位置で停止している。第
1の駆動アーム58の第2の端部64は、アーム58が
さらに方向Fに回転移動したときでも、左パレット26
をこの位置に維持するのに適当な形状をしている。右パ
レット27の案内ピン44RGは、案内スロット48G
第1のセクション50から、湾曲セクション54を通過
して、案内スロット48Gの第2のセクション内へアー
ム58によって押し込まれている。したがって、右パレ
ット27は、最も遠い外側横方向位置に移動し、現在、
方向Cへの前進を開始している。2つのパレット26、
27は、右パレットの段形状面42にある前方端縁97
が左パレットの段形状面34にある以前隣接していた端
縁96を越えて位置するように、相互に逆の横方向A、
Bに十分外側へ移動している。これによって、右パレッ
ト27は、左パレット26からの妨害なしで方向Cに前
進することができる。
【0027】図11も参照すると、カバー16が、ベー
ス14に対して約71°の角度をなすときのように、ベ
ース14に対する第4の中間位置に開いたときの移動機
構が示されている。図11を図10と比較すると分かる
ように、カム・ピン84はさらに、左に移動されてい
る。これによって、異なる角度のものでよく、第1およ
び第2の駆動アーム58、72を最終作動位置に移動さ
せる、カム・スロット82のセクション98にカム・ピ
ン84が入っている。右パレット27はさらに最終作動
位置へ前進し、段状面34、42が係合される。パレッ
ト26、27は現在、図1および図6に示した作動位置
にある。カバー16はさらに、パレット26、27をさ
らに動作させることなく、閉鎖位置から約180°の位
置まで開くことができる。カム表面92(図14参照)
は、パレットがそのようにさらに動作するとライダ・セ
クション90から外れる非傾斜セクションを有すること
もできる。カム86がさらに動作するのを妨げるストッ
プを設けることもできる。そのような代替実施形態で
は、カム表面92は、カバー16がさらに開くとライダ
90から自動的に外れる。当業者によって、他のタイプ
の機構およびパレット移動を提供できることは明らかで
ある。これには、異なる形状の案内スロットを使用する
こと、パレットおよびハウジング上の案内ピンおよび案
内スロットのいくつかまたはすべての位置を逆にするこ
と、カバーとパレットの間で異なるタイプの機械的連係
を使用することや、場合によってはモータを含めること
ができる。
【0028】上記の説明は、収納位置から作動位置への
キーボード・アセンブリ22の移動に関するものであっ
た。キーボード・アセンブリ22を作動位置から収納位
置へ移動するには、ユーザが単にカバーを閉じる。移動
機構は自動的に、前記とは逆にパレット26、27を移
動する。まず、右パレット27が方向Cと逆の方向へ後
退し、次いで、2つのパレットが横方向に他方のパレッ
ト方へ移動する。パレット26、27は、収納位置と作
動位置の間で移動するとき、相互におおよそ一定の配向
に保持される。言い換えると、ベース14に対するパレ
ットの角配向は同じままである。したがって、パレット
26、27は相対的に移動するが、ベース14上でのそ
れらの角配向は同じままである。変化するのはパレット
の位置だけである。代替実施形態は、パレットを所定の
位置にロックするための手動ロック機構、またはユーザ
がカバー16の移動とは独立にパレットを移動できるよ
うにもする手動操作機構、あるいはその両方を含むこと
ができる。「収納位置」の語は、本明細書では、キーボ
ード・アセンブリをベースおよびカバー内に密閉するた
めの、パレットの他方のパレットおよびハウジングとの
相対的な位置を意味するものである。「作動位置」の語
は、デスクトップ・パーソナル・コンピュータやフルサ
イズ・ノートブック・パーソナル・コンピュータ用のも
のなどの標準キーボードに類似のキー列を整列させるた
めのパレットどうしの相対位置を意味するものである。
しかし、本発明の機構は、コンピュータ用のキーボード
以外のタイプのキーボードで使用することができる。図
4と図6を比較すると分かるように、パレットは、収納
位置でも作動位置でも相互にはまり合うことができる。
このはめ合いは収納位置では完全なものである必要はな
い。圧縮収納位置を提供するのに十分であるだけでよ
い。パレットから離れたものやポインティング装置自体
の別のパレット上のものなど、他のタイプのポインティ
ング装置を提供することができる。そのようなポインテ
ィング装置は、パレット26、27の平面外に移動する
こともできる。
【0029】サブノートブック・コンピュータのユーザ
が、コンピュータをセットアップまたは収納するときに
マルチピース・キーボードを手動で操作する必要がない
ことを強く望むことが分かっている。上述の本発明によ
って、長さがフルサイズ・キーボードよりも短いサブノ
ートブック・コンピュータ内にフルサイズ・キーボード
を収納することができる。キーボードを折り畳むこと
は、受け入れられないほど厚さを増やすので避ける。本
発明のこの実施形態による連係機構の構成要素は同一平
面上にあるため、厚さが約2mmである必要がある。こ
れは、ポータブル・コンピュータに関する重要な留意事
項である。さらに、この概念の好ましい実施形態は、ク
ラムシェル・コンピュータ・パッケージが開いたときに
2つ以上のキーボード・セグメントを自動的に「作動」
位置へ移動し、次いで、クラムシェル・ハウジングが閉
じたときに前記セグメントを自動的に「収納位置」へ移
動する簡単な機構を含む。したがって、このキーボード
は、システムを開けて閉じる普遍的な動作以外、セット
アップまたは収納のためのユーザの干渉も操作も必要と
しない。代替実施形態では、カバーの相対位置とは独立
に、キーボード・パレットを作動位置に配置し、ないし
は収納位置に引き込むための他の手段を提供することが
できる。たとえば、パレットは、ラッチがパレットを収
納位置に保持する収納位置にユーザがパレットを手動で
押し込むことによって、作動位置でばねバイアスさせる
ことができる。ラッチを解除するには、ユーザが押し、
それによってパレットを解除できる制御ボタンを提供す
ることができる。そうすると、パレットは、ばねによっ
て作動位置に移動される。カバーを閉じたときの偶然の
解除を防ぐために、制御ボタンをカバーの下に位置させ
ることができる。制御機構は、押されたときにパレット
を自動的に移動するモータに接続されたボタンでもよ
い。パレットを自動的に移動するための任意の適当なタ
イプのユーザ起動制御機構または非ユーザ起動制御機構
を提供することができる。
【0030】「フルサイズ」と指定されたキーボードは
一般に、少なくとも長さが27.9cmないし28.6
cm(11インチないし11.25インチ)であり、奥
行きが約10.8cmないし15.2cm(4.25イ
ンチないし6インチ)である。しかし、顧客がノートブ
ック・コンピュータに存在することを好む標準ディスプ
レイ(VGAなど)は、活動縦横比が3対4であり、典
型的な斜め寸法が22.9cmないし26.4cm(9
インチないし10.4インチ)である。アグレッシブ・
パッケージングでは、26.4cm(10.4インチ)
ディスプレイでも約19.1cm×24.2cm(7.
5インチ×9.5インチ)に収納することができる。し
たがって、ディスプレイの面積(24.1×19.1=
460.3cm2(9.5×7.5=71.25平方イ
ンチ))はキーボードの面積(15.2×28.6=4
34.7cm2(6×11.25=67.5平方イン
チ))よりも大きいが、縦横比は異なり、縦長のキーボ
ードをディスプレイと同じ寸法のボックスに収納できな
いことは明らかである。本発明の基本的な概念は、収納
したときにディスプレイに類似の縦横比をとるが、配置
されて作動状態になると通常の比率に戻るキーボードを
提供することである。
【0031】この縦横比の変化を可能にする基本的な設
計上の特徴は、セグメントどうしが、他方のセグメント
に対して垂直に(キーボードの上から見たとき)移動さ
れた場合に、水平方向にさらに接近するようにシフトし
てキーボードの全長(左から右に測定されたもの)を減
少できるように、任意の所与のキーボード・レイアウト
を1つまたは複数のほぼ斜めの階段状の線に沿って2つ
以上のセグメントに分割することである。
【0032】上述の実施形態では、キーボードが2つの
セグメントに分割され、どちらのセグメントも固定され
ない。本発明によれば、一方の要素を固定し、他方を移
動することも可能である。ただし、この場合、2つの小
規模なオーバハングがコンピュータの両側で発生するの
でなく、一方のキーボード要素の比較的大規模なオーバ
ハングがコンピュータの一方の側で発生する。また、個
別の構成要素のより大きな動作が必要とされ、キーボー
ドが、クラムシェル・カバー・ハウジングに対して偏心
する。しかし、それでもディスプレイに対してはほぼ心
合わせされるが、いくつかの設計では、ディスプレイ自
体が偏心している。
【0033】そのような設計を実施する1つの方法は、
右パレット用の案内スロットが垂直動作が発生する前に
より大きな水平動作を発生させるように修正されるよう
に、図7ないし図11に示した実施形態を修正すること
である。左パレットをベース14にしっかりと固定し、
左パレットを駆動するために延びる駆動アーム58の下
部を省略する。
【0034】個別の要素どうしが他方の要素に対してほ
ぼ斜め方向にシフトされた後に構成要素どうしを水平方
向にさらに近づけて入れ子にできるように分割すること
である本発明の基本概念によってキーボードを分割する
他の多数の可能性があることは明らかである。目標は、
収納されるキーボードに、ノートブック・コンピュータ
の典型的なLCDディスプレイの3対4の縦横比をより
厳密に近似させ、使用時にはフルサイズ・キーボードの
通常のロング・アンド・シン縦横比を維持することであ
る。
【0035】図の例から分かるように、作動キーボード
構成と収納可能キーボード構成を切り替えるのに必要と
されるのは(剛体の回転のない)各キーボード・セグメ
ントの並進動作だけである。さらに、複数のキーボード
要素が常に同じ平面に残るので、収納されたキーボード
の厚さと作動状態のキーボードの厚さの差はないことが
分かる。
【0036】キーボード要素によって必要とされる動作
を生成するための多数の方法が存在する。そのような動
作を生成する他の方法があるが、最も簡単で最も一般的
な手法は、各キーボード・セグメントの底部にしっかり
と据え付けられた1組のピンの経路を形成するようにキ
ーボード・セグメントの下の固定プレートに埋め込まれ
た1組の湾曲トラックまたはスロットを使用することで
ある。これらのピンは、適切に設計され配置されると、
各キーボード・セグメントの動作を所定の経路に沿った
並進動作だけに制限する。2要素キーボード設計の代替
ケースでは、右側セグメント用の経路は、右への動作を
生成し、次いでカーブを回る動作を生成し、次いで主と
して垂直(後ろから前へ)方向の追加直線動作を生成す
る。左側セグメント用の経路も類似しているが、左への
動作を生成し、次いで上向き(前後)への動作を生成す
るように180°だけ回転されている。
【0037】他の代替手法は、キーボード要素が、作動
位置と収納位置の間を走行する際に円弧に沿って並進で
きるようにすることである。そのような動作は、各キー
ボード要素を幾つかの位置で1組の回転アームまたはリ
ンクに取り付けることによって生成することができる。
弧の回転の中心およびアームの半径を適切に選択するこ
とによって、円形経路に沿った2つの位置を強制的に所
望の作動位置および収納位置にすることができ、これら
2つの位置の間の経路は、複数のキーボード要素の間に
干渉が存在しないようなものになる。しかし、この円弧
手法は、前述のトラック・ベースの方法よりも(任意の
動作を実施する点で)ずっと融通性が劣る。
【0038】この分割キーボード概念の最も簡単な実施
態様は、ユーザによる手動介入を使用して、駆動レバー
を直接操作し、あるいはレバーに取り付けられたスライ
ダを押してキーボードを移動するものである。この摺動
動作は、クラムシェル用のロッキング・ラッチとして働
くこともでき、それによって、単一の動作でキーボード
をラッチ解除して拡張することができる。次いで、ユー
ザはディスプレイのふたを持ち上げる必要がある。しか
し、この場合も、ユーザによるある種の追加介入が必要
とされ、これは、上述のように望ましくない。これより
もずっとよい解決策は、クラムシェルが開き、あるいは
閉じたときに必ず、自動的にキーボード動作を発生させ
ることである。これは、クラムシェルの位置を検出する
センサでトリガされるモータによって行うことができ
る。ただし、このような解決策はおそらく、過度に高価
で、高重量で、複雑なものになる。
【0039】クラムシェル・リッドの回転動作とトラッ
ク要素の線形動作の間の関係を定義するカムの溝の形状
を適切に設計することによって、走行の終りに「ドウェ
ル」を提供するようにシステムを容易に設計することが
できる。このドウェルは、クラムシェル・リッドが、た
とえば75°だけ開くときまでにキーボードが完全に作
動位置に配置され、その点を越える任意の動作を使用し
て、キーボード機構に影響を与えずにディスプレイの表
示角度を調整できるようにシステムを設計できることを
意味する。同様に、この機構によって、リッドがたとえ
ば閉鎖位置から5°ないし10°以内になったときにキ
ーボードが完全に収納されるようにすることができる。
【0040】駆動レバー・アームに故意にある種の柔軟
性を提供し、ドウェル期間が開始する前に少量のオーバ
トラベルを提供するようにカムを設計することによっ
て、この機構は、作動位置でも収納位置でもキーボード
を限界ストップ(スロットの終り)に当ててしっかりと
保持するばね予荷重を提供し、したがって輸送または入
力時のがたつきの可能性をなくし、一般にキーボード用
のロッキング機能を提供することができる。配置時にキ
ーボードが遮断された場合にたわみ要素に過度の応力が
発生するのを避けるために、駆動アームに埋め込まれた
剛性の動作ストップを組み込むことによってたわみの量
を制限することができる。
【0041】明らかに、並進するキーボード・セグメン
トからおよびコンピュータ・システム装置へのキースト
ロークを示す電気情報を得る必要がある。この問題には
多数の可能な解決策があり、それらはそれぞれ、機械的
複雑さの問題と、電気的複雑さの問題と、費用の問題
と、信頼性の問題の間の異なる折合いを提供する傾向が
ある。キーボードからの電気接続は、可とう性のケーブ
ルを使用して拡張することができる。図12および図1
3も参照して、コンピュータ10の残りの部分にある電
子回路にキーボード・パレット26、27を接続するた
めの1つのシステムを説明する。図12は、ベース14
上の収納位置にあるパレット26、27を示す。2本の
可とう性電気ケーブル250、252が提供されてい
る。第1のケーブル250は、ベース14に位置する第
1の電気接続領域256に固定接続された第1の端部2
54と、左パレット26上に位置する第2の電気接続領
域260に固定接続された第2の端部258とを有す
る。第2のケーブル252は、ベース14に位置する第
3の電気接続領域264に固定接続された第1の端部2
62と、右パレット27上に位置する第4の電気接続領
域268に固定接続された第2の端部266とを有す
る。第1の電気接続領域256および第3の電気接続領
域264はベース14に対して固定されている。第2の
電気接続領域258および第4の電気接続領域268は
それぞれのパレットと共に移動する。接続領域256、
260、264、268は、端部254、258、26
2、266をそれぞれの接続領域に電気的および機械的
に取り付けるための任意の適当なタイプの電気コネクタ
またはその他の方法を含むことができる。各ケーブル2
50、252を複数の接続領域に接続することも、ある
いは各パレットごとに複数のケーブルを提供することも
できる。追加電気接続手段を提供することもできる。図
12に見られるように、パレット26、27は、それら
が収納位置にあるときにケーブル250、252が位置
できる領域270、272を提供するように、他方のパ
レットおよびベース14に対して適当な寸法および形状
のものである。
【0042】図13は、拡張作動位置にあるパレットを
示す。ケーブル250、252は、パレットが移動した
ときにたわみ、形状を変化させることができる。ケーブ
ル250、252は、パレット26、27の移動に干渉
しないが、それにもかかわらずコンピュータの残りの部
分にある電子回路とパレット26、27の間に最も信頼
できる形の電気接続を提供する。
【0043】しかし、ケーブル中のリード線の数を最小
限に抑えるために、各キーボード要素またはキーボード
・セクションは、直列インタフェースを含む走査コード
変換チップを含むことができる。この場合、キーボード
要素の複雑さが増加するが、キーストローク・データ用
のケーブル・トレースの数が、電力、接地、および順次
データのそれぞれごとに1つの3程度に減少され、ある
いはデータが電力によって送られる場合は2に減少され
る。キーボード・セグメントのどれか上にポインティン
グ装置が存在する場合、少数の追加リード線も必要とな
る。
【0044】キーボード・セグメントおよびベース・プ
レートは、たわみケーブルを使用して、可動キーボード
・セグメントから固定コンピュータ「ベース」に信号を
運ぶ代わりに、小型コネクタ、またはキーボードが作動
位置にあるときしか整列されず、はめ合わされない1組
のばねフィンガおよびはめ合いパッドを組み込むことが
できる。この代替方法では、小規模な1組の接点の費用
および信頼性の問題と、上述のたわみケーブルの費用お
よび信頼性が交換される。
【0045】他の代替方法は、赤外線送信機/受信機対
を使用して、キーボード・アセンブリの可動セグメント
と固定部分の間の通信を行うものである。電力は、上述
のように、いく本かの小型たわみワイヤまたは固定接点
パッドで提供することができる。あるいは、可動セグメ
ントに小型電池を組み込み、あるいは可動セグメントで
電力を誘導結合することにより、完全な無線接続を実施
して、走査変換器チップおよび赤外線通信要素を駆動す
ることができる。
【0046】次に、図15も参照して、本発明の代替実
施形態を説明する。キーボード・アセンブリ100は、
キーボード・パレット102、103と、5つの歯車1
04ないし108と、ラック110とを含む。歯車10
4ないし108はすべて、ハウジング上にピボット可能
に据え付けられている。2つの歯車105および107
は遊び歯車として機能する。左外側歯車104は、左パ
レット102に取り付けられたピン112を有する。右
外側歯車108は、右パレット103に取り付けられた
ピン114を有する。中央歯車106は、ラック110
上の歯とかみ合う歯を含む第1のセクション116と、
2つの遊び歯車105、107上の歯および2本のピン
121、122とかみ合う歯を含む第2のセクション1
18とを有する。2つのキーボード・パレット102、
103はそれぞれ、ピン121、122がピボット可能
に据え付けられたセクション123、120を有する。
ピン112および114もパレットにピボット可能に据
え付けられている。
【0047】図15は、収納位置にあるキーボード・ア
センブリ100を示す。アセンブリを図19に示した作
動位置へ移動するには、ラック110を方向Gへ移動す
る。図16ないし図18は、明確さのためにラック11
0もセクション116も示さずに中間位置を示してい
る。ラック110が方向Gへ移動すると、中央歯車10
6は、ラックの歯がセクション116にある歯と接触す
るために方向Hに回転する。外側歯車104および10
8も遊び歯車105、107によって方向Hに回転す
る。遊び歯車105、107は方向Iに回転する。歯車
が回転すると、各パレット上の2対のピン112、12
1および114、122は共に移動する。これによっ
て、パレットの配向が一定に維持される。図7ないし図
11に関して説明した第1の実施形態と異なり、この実
施形態では、左パレット102は横方向外側に移動する
だけでなく、ハウジング上で後方にも移動する。図15
に示した位置から図19に示した位置までの2つのパレ
ット102、103の動作は順次、それぞれ図16、図
17、図18によって示されている。図18に示した位
置から図19に示した拡張作動位置までの移動の最終部
分で、2つのパレット102、103は横方向に他方の
パレットの方へも移動する。パレット102、103を
収納位置に戻すには、ラック110を単に方向Gとは逆
の方向へ移動する。
【0048】図20は、図15ないし図19で使用され
たシステムに類似のラック・アンド・ピニオン・システ
ムを概略的に示す。このシステムは、ねじ132によっ
てハウジングにピボット可能に据え付けられたピニオン
130を有する。ピニオン130は、2つのアーム13
4、135を有する。各アームは、キーボード・パレッ
ト(図示せず)からピン(図示せず)を受け取るための
ピボット・ピン・ホール136、137を有する。ラッ
ク138とピニオン130は、連動する歯140、14
2を有する。ラック138が方向Gへ移動すると、ピニ
オンは方向Hに回転する。ラック138は、案内ピン
(図示せず)を摺動的に受け取ってラック138をハウ
ジング上で整列させるためのホール144を有する。ば
ね146は、ラック138を方向Gにバイアスさせるた
めに使用される。ラック138の端部150は、カバー
のベースとのピボット据付け部に接続されたカム・ロー
ラ148に対してバイアスされる。カバーが開くと、カ
ム・ローラ148は方向Dに回転する。
【0049】次に、図21ないし図22を参照して、他
の代替実施形態を説明する。キーボード・アセンブリ1
60は一般に、左パレット162、中央パレット16
4、および右パレット166の3つのキーボード・パレ
ットを備えている。図21は、収納位置にあるパレット
を概略的に示す。図22は、拡張作動位置にあるパレッ
トを概略的に示す。この実施形態では、中央パレット1
64はコンピュータ・ベースに動かないように据え付け
られている。左右のパレット162、166は、おおよ
そミラー状に移動可能にベースに据え付けられている。
左右のパレット162、166を作動位置に移動するに
はまず、左パレット162を外側横方向Aに移動し、右
パレット166を逆の外側横方向Bに移動する。所定量
の横方向移動の後、左右のパレット162、166は方
向Cに前進する。これによって、左右のパレット16
2、166は、適切なキー列がそれぞれ、すべての3つ
のパレット162、164、166上で相互に整列する
図22に示した作動位置に移動する。この代替実施形態
は、本発明を組み込んだキーボード・アセンブリが、2
つよりも多くのキーボード・パレットで構成できること
を示す。
【0050】次に、図23を参照すると、移動機構の代
替実施形態の概略底面図が示されている。移動機構は、
レバー170と、遊び歯車172と、ラック歯車174
と、コンピュータのカバー178上のロータリ・カム1
76を含む。カム176は、ラック歯車174の3つの
カム・スロット184内へ延びる3つの突起カム部分1
80を含む。カム部分180はそれぞれ、カム・ドウェ
ル・セクション188とカム・ストローク・セクション
190とを含む。ラック歯車174は、領域192中の
歯と、トルク・アーム194とを有する。トルク・アー
ム194は、ラック歯車174を所定の位置でバイアス
させるために使用される。ラック歯車174は、フレー
ム198(一部しか示さない)の線形ガイド196に摺
動可能に据え付けられている。カバー178はフレーム
198上にピボット可能に据え付けられている。遊び歯
車172は、フレーム198にピボット可能に据え付け
られている。遊び歯車172は、ラック歯車174の領
域192中の歯と作動可能にかみ合う領域200にある
第1の1組の歯を有する。遊び歯車172は、レバー1
70の中心206にある歯204と作動可能にかみ合
う、領域202にある第2の1組の歯を有する。レバー
170は、中心206でフレーム198にピボット可能
に据え付けられている。レバー170は、実質的に相互
に類似している対向する端部208、210を有する。
端部208、210は、他方の端部のおおよその倒置ミ
ラー・イメージである。各端部は、中央案内アーム21
2と、中央アーム212の対向する側にある2つの限界
ストップ・アーム214、215とを有する。各中央ア
ーム212は、案内スロット218を含む外側案内部分
216と内側たわみアーム220とで構成されている。
この実施形態の移動機構は、2パレット・キーボード・
アセンブリで使用される。パレット(図示せず)からの
ピン222は案内スロット218に位置する。
【0051】カバー178が方向Dに回転して開くと、
ロータリ・アーム176も回転する。突起カム部分18
0とカム・スロット184の間の相互作用によって、ラ
ック歯車174は方向Bに移動する。これによって、遊
び歯車172がピボットし、さらに、それによってレバ
ー170が方向Fに回転する。案内スロット218中の
ピン222の相互作用によって、パレットは圧縮位置か
ら拡張位置へ移動する。中央アーム212は、内側たわ
みアーム220でたわむことができる。外側ストップ・
アーム214、215によって、過度のたわみは妨げら
れる。中央アーム212がたわむことによって、キーボ
ード・パレットを相互にバイアスさせて装填することが
できる。
【0052】次に、図24を参照すると、移動機構の代
替実施形態の概略平面図が示されている。この実施形態
では、移動機構は、固定ベース・プレート224と、手
動スライダ226と、駆動ピン228L、228Rとを有
する。ベース・プレート224は、各キーボード・パレ
ット(図示せず)ごとの「L」字形カム・スロット23
L、230Rを有する。キーボード・パレットの底部か
らの案内ピン231L、231Rは、スロット230L
203R内へ延びる。ベース・プレート224は、各駆
動ピンごとに1つずつの2つのすきまスロット23
L,232Rも有する。手動スライダ226は、ピボッ
ト234でベース・プレート224にピボット可能に据
え付けられている。スライダ226の2つの端部は、2
つの駆動ピン228L、228R用の駆動ピン・スロット
236を有する。スライダ226は、ユーザがスライダ
222を移動し、したがってパレットを移動するために
手動で起動できるようになされた制御レバー・セクショ
ン238も有する。
【0053】次に、図25も参照すると、本発明の他の
実施形態の斜視図が示されている。サブノートブック・
コンピュータ300は、カバー302が部分的に開き、
2つのキーボード・パレット304、306がベース3
08上の拡張作動位置にある状態で示されている。カバ
ー302は、ベース308にピボット可能に接続され、
左側にある半径方向カム・アーム310を含む。カム・
アーム31の前部312はカム表面を形成する。この実
施形態の移動機構は、前進方向および後退方向でベース
308に摺動的に据え付けられるカム表面従動子314
を含む。カム表面従動子314は、カム表面312に接
触し、カム表面312によって押すことができる表面3
16を有する。
【0054】図26も参照すると、コンピュータ300
の移動機構の一部の概略平面図が、パレット304、3
06が拡張作動位置にある状態で示されている。移動機
構は、カバー302上のカム・アーム310および従動
子314だけでなく、ばね318と、第1の駆動アーム
320と、第2の駆動アーム322も含む。ばね318
は、第1の端部324がベース308に接続され、対向
する第2の端部326が従動子314に接続されてい
る。ばね318は圧縮されている。従動子314はソケ
ット328を有する。第2の駆動アーム322は、おお
よその「Y」字形状を有する。第2のアーム322の第
1の端部330は、ピボット322でベース308にピ
ボット可能に接続されている。第2のアーム322の第
2および第3の端部334、336は、ボール・セクシ
ョン338、340を有する。ボール・セクション33
8は、従動子314のソケット328に位置している。
第1の駆動アーム320は、ピボット342でベース3
08にピボット可能に接続された中央セクションを有す
る。第1の駆動アーム320は、図23に示した実施形
態の対向する端部208、210に類似の対向する端部
344、346を有する。中央セクションは、第2の駆
動アームのボール・セクション340が位置するソケッ
ト348も含む。ベース308は、「L」字形の案内ス
ロット350RG、350LGとすきまスロット352RC
352LCとを含む。左パレット304は、案内ピン35
LGと駆動ピン354LDとを有する。右パレット306
も、案内ピン354RGと駆動ピン354RDとを有する。
【0055】図27も参照すると、移動機構が、パレッ
ト304、306が収納位置にある状態で示されてい
る。図の実施形態は、ベース308に対するカバー30
2の相対位置に基づいてパレットを自動的に位置決めす
る実施形態である。カバー302が開くと、図26に示
したように、ばね318が従動子314を後方にバイア
スさせる。駆動アーム320、322のベース308と
のピボット接続、従動子314の第2の駆動アーム32
2との接続、第2の駆動アーム322の第1の駆動アー
ム320との接続、第1の駆動アーム320の対向する
端部344、346の駆動ピン354LDおよび354RD
との接続、ならびに案内スロット350LGおよび350
RG中の案内ピン354LGおよび354RGの位置のため
に、ばね318はパレット304、306を拡張作動位
置でバイアスさせる。カバー302が閉鎖位置に移動す
ると、カム・アーム310が従動子314に接触して従
動子314を押す。具体的には、カム・アーム310の
前部カム表面312が、従動子314の表面316を押
す。図25で分かるように、カム・アーム310の形状
は、表面312の距離が、カバー302の頂部セクショ
ンに近づくにつれて増加するようなものである。したが
って、カバーが閉じると、カム・アーム310が従動子
314を前方に押す。これによって、図27で分かるよ
うに、ばね318がさらに圧縮される。従動子314が
前進すると、第2の駆動アーム322の第2の端部33
4が前進する。第2の駆動アーム322はピボット33
2でピボットする。第2の駆動アームの第3の端部33
6が第1の駆動アーム320を移動し、それによってパ
レット304、306を移動する。カバー302が再び
開くと、バネ318が従動子314を後方に押し、それ
によって第1および第2の駆動アーム320、322を
後方に図26に示した位置へ戻す。ばね318が従動子
314を後方に押すことができるのは、カバー302が
開くと、カム・アーム310がカバーと共に移動するか
らである。カム表面312の従動子表面316との接触
点が変化する。具体的には、コンピュータの背部から接
触点までの距離が減少する。従動子314は単に、ばね
318によって押されて表面312に当たる。上述の実
施形態は良好なものであるが、1つの欠点は、カバー3
02が閉じたときに半径方向カム・アーム310がベー
ス308を貫通する必要があることである。
【0056】図25に示した構成は、他の点でも図3に
示した構成とは異なる。図3に示した実施形態では、左
パレット26の左面33および右パレット27の右面3
8は、カバー16が閉じたときに前記カバーの内側に保
持される。図4は、これらの面33、38がベース14
の各面の内側に位置することを示している。しかし、図
25に示した実施形態では、左パレット304の左面3
60および右パレット306の右面362は、カバーお
よびベースによって完全に密閉されるわけではない。カ
バー302が閉じると、パレット304、306は、そ
れらの面360、362がベース308の左面364お
よび右面366と同一平面になる位置へ移動する(図2
7参照)。カバー302は、パレット304、306の
面360、362を収容するためのカットアウト部分3
68、370が側壁372、374にある。したがっ
て、カバー302が閉じたとき、すべての面360、3
62、364、366、372、374は、各側壁で単
一の壁を形成するように同一平面になり、あるいは少な
くとも組み合わされる。この種の実施形態では、図3に
示した実施形態よりもハウジングをわずかに小さくする
ことができる。図25に示した実施形態は、キーボード
が収納構成に移動したときに左パレットの後方から前方
への動作に適応する必要のために、作動位置で、キーボ
ードの前部が、図1ないし図3に示した実施形態ほどベ
ース14の前部に接近しない点で、この実施形態とは異
なる。
【0057】ここで図28および図29を参照すると、
図7ないし図12に関して上述した移動機構の代替実施
形態が示されている。移動機構は、ピボット・ピン56
によりベース14上にピボット可能に取り付けられた第
1の駆動アーム58と、ピボット・ピン74によりベー
ス14にピボット可能に取り付けられた第2の駆動アー
ム472とを備えている。第1の駆動アーム58は、図
7ないし図12に関して上述したものと同じである。第
1の駆動アーム58は、ソケット70を有する。第2の
駆動アーム472は、図7ないし図12に示した第2の
駆動アーム72とは異なっている。第2の駆動アーム4
72は、第1のセクション476と第2のセクション4
78とを有する。第2のセクション478は、カム・ス
ロット482を有する。カム・ピン84は、カム・スロ
ット482内に位置している。カム・スロット482
は、図7に示したカム・スロット82とは異なる形状を
有する。より詳細には、カム・スロット482内の停止
セクションは少なくとも1つのキーボード・セクション
がその端点に接していくらか過駆動するように、かつカ
バー16がさらに回転中に停止または非常にわずかな量
の過駆動があるような、サイズ、形状、および位置にな
っている。第1のセクション476は、フレキシブル・
アーム部分476aと実質上剛性なアーム部分476
bの、間隔をあけて配置された2つのアーム部分を有し
ている。2つのアーム部分476aと476bの間に間隔
すなわちスロット477が設けられている。2つのアー
ム部分476aと476bの端部は、全体的に円形のセク
ション480を形成するような形状になっている。図2
8は、その最終収納位置に近づく移動機構を示してい
る。図29は、最終収納位置にある移動機構を示してい
る。2つのキーボード・パレット26、27は、これら
の移動機構位置のどちらについてもベース14上の同じ
収納位置にあり、またはそれに近づいている。第1の駆
動アーム58がすでに、駆動ピン44の少なくとも1つ
をその隙間スロットの端部に到達させている場合、駆動
アーム58は、これら2つの移動機構位置の間で大きく
移動することはない。どちらの駆動ピンもその隙間スロ
ットの端部に到達していない場合、第1の駆動アーム5
8は、駆動ピンの1つがその隙間スロットの端部に到達
するまで回転し続ける。一方、第2の駆動アーム472
は、2つの移動機構位置の間を移動する。より詳細に
は、カム・ピン84が、矢印Bで示すように右に移動す
ると、第2の駆動アーム472が、矢印E'で示すよう
にピボット・ピン74で旋回する。2つのキーボード・
パレット26、27の少なくとも一方が、上記のように
また図28に示すようにそれぞれの端部ストップに接し
た位置にきた場合、フレキシブル・アーム部分476a
は、実質上剛性なアーム部分476bに対してたわむ。
したがって、フレキシブル・アーム部分476aは、図
の位置で第1の駆動アーム58をバイアスさせるため
の、ばねとして働く。これによって、2つのキーボード
・パレット26、27がベース14上の静止収納位置内
で端ストップの少なくとも一方に接してバイアスされ
る。これによって、パレット26、27の一方がハウジ
ングに対して移動しないように剛性に保持され、キーボ
ード・アセンブリのがたつきが最小になる。
【0058】図30も参照すると、組立前の、2つの駆
動アーム58と472の部分が示されている。第1の駆
動アーム58のソケット70は幅W1を有する。ソケッ
ト70に挿入する前の、第2の駆動アーム472の円形
セクション480は、幅W2を有する。幅W2は、幅W1
よりも大きい。矢印Xで示すように円形セクション48
0がソケット70に挿入されると、円形セクション48
0は圧縮される。より詳細には、フレキシブル・アーム
部分476aは、矢印Yで示すように、実質上剛性なア
ーム部分476bに向かってたわむ。したがって、フレ
キシブル・アーム部分476aは、ソケット70への挿
入によって、予負荷を受ける。2つのアーム部分476
aと476bの端部の間には、図28に示すように、スロ
ット477によってギャップすなわち隙間が設けられ
る。このギャップすなわち隙間は、図29に示すよう
に、フレキシブル・アーム部分476aが、実質上剛性
なアーム部分476bの方向にさらにたわむことができ
るように設けられている。移動機構の駆動アームは、痙
動を最小にするために非常に剛性であることが好まし
い。しかし、フレキシブル・アーム部分476aを予負
荷することにより、第2の駆動アーム472をフレキシ
ブルにすることができ、その結果、2つのパレットを収
納位置において互いの方向にバイアスさせることがで
き、拡張位置から収納位置への移動時にキーボード・ア
センブリの痙動が最小になる。展開の際、実質上剛性な
アーム部分476bは、痙動を最小にする。フレキシブ
ル・アーム部分476aによってもたらされるばね機能
により、第2の駆動アーム472を過負荷するためのコ
ンプライアンスが、収納時にパレット26、27を互い
の方向にバイアスさせることが可能になる。アーム47
aと476bの端部をソケット70内に位置させること
により、フレキシブル・アーム部分476aが、実質上
剛性なアーム部分476bに向かってさらにたわむ前
に、予負荷力よりも大きな力が生じる。したがって、予
負荷により摺動摩擦負荷が変動するため、収納中のキー
ボード・アセンブリにおける痙動が最小になる。したが
って、第2駆動アーム472の予負荷、過駆動、たわみ
により、収納中にキーボード・パレットが平滑で継続的
に移動できるようになり、ハウジングの蓋が完全に閉ま
る前に、キーボード・パレットの1つがその硬い収納制
限ストップに到達し、かつ他方がその硬い制限ストップ
の機械的許容範囲内に収まるようになる。この機構の過
駆動特性により、構成部品の機械的許容範囲が、閉鎖に
悪影響を及ぼさないようになる。代替実施形態において
は、バイアス用ばねの予負荷を行うために他の手段を使
用することもできよう。
【0059】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0060】(1)ハウジングと、電子回路と、キーボ
ード・パレットを有するキーボード・アセンブリとを備
え、キーボード・パレットの少なくとも1つがハウジン
グに移動可能に接続された電子装置において、ハウジン
グ上の静止位置で可動キーボード・パレットにバイアス
式に負荷を加える手段を含む改良された装置。 (2)バイアス式負荷手段が、可動キーボード・パレッ
トを他方のキーボード・パレットに向けてバイアスする
ことを特徴とする、上記(1)に記載の装置。 (3)バイアス式負荷手段が、キーボード・パレット移
動機構のアームのたわみ可能部分を含むことを特徴とす
る、上記(1)に記載の装置。 (4)たわみ可能部分が、移動機構の他の部材に対して
予負荷されることを特徴とする、上記(3)に記載の装
置。 (5)アームが、ハウジングにピボット可能に接続され
ることを特徴とする、上記(4)に記載の装置。 (6)アームが第2の駆動アームであり、他方の部材が
第1の駆動アームであり、第1の駆動アームの第1の端
部が第2の駆動アームに接続されていることを特徴とす
る、上記(5)に記載の装置。 (7)バイアス式負荷手段が、予負荷されたばねセクシ
ョンを含むことを特徴とする、上記(1)に記載の装
置。 (8)予負荷されたばねセクションが、アームの端部ま
で延びる、間隔をあけて配置された2つのアーム部分を
含むことを特徴とする、上記(7)に記載の装置。 (9)アームの端部が、貫通するスロットを備えた、全
体的に球形の形状を有することを特徴とする、上記
(8)に記載の装置。 (10)間隔をあけて配置された第1のアーム部分が、
実質上剛性であり、間隔をあけて配置された第2のアー
ム部分が、間隔をあけて配置された第1のアーム部分に
向かってフレキシブルであることを特徴とする、上記
(8)に記載の装置。 (11)ハウジングと、ディスプレイと、電子回路と、
再構成可能なキーボード・アセンブリとを有するコンピ
ュータにおいて、ハウジング上のアセンブリの可動キー
ボード・パレットを移動させるための移動機構を有し、
移動機構が、可動キーボード・パレットを所定位置でバ
イアスするための予負荷されたばねセクションを有す
る、再構成可能キーボード・アセンブリを備える改良さ
れたコンピュータ。 (12)予負荷されたばねセクションが、移動機構の駆
動アーム部分からなることを特徴とする、上記(11)
に記載のコンピュータ。 (13)予負荷されたばねセクションが、間隔をあけて
配置された2つの駆動アーム部分を含むことを特徴とす
る、上記(12)に記載のコンピュータ。 (14)間隔をあけて配置された第1のアーム部分が、
実質上剛性であり、間隔をあけて配置された第2のアー
ム部分が、第1のアーム部分に向かって少なくとも部分
的にたわみ可能であることを特徴とする、上記(13)
に記載のコンピュータ。 (15)アーム部分の端部が、移動機構の他の部材の受
け領域内に位置し、アーム部分の少なくとも一方が、他
方のアーム部分に対してたわみ、受け領域内の他方の部
材に対して予負荷されることを特徴とする、上記(1
3)に記載のコンピュータ。 (16)他方の部材が、可動キーボード・パレットにピ
ボット可能に接続された他方の駆動アームであることを
特徴とする、上記(15)に記載のコンピュータ。 (17)第1のパレットが第2のパレットに移動可能に
接続された、2つのキーボード・パレットと、第1のパ
レットを第2のパレットに対して移動させる、移動機構
と、所定位置にある第1のパレットを第2のパレットに
対してバイアスさせる手段とを含む、再構成可能キーボ
ード・アセンブリ。 (18)バイアス手段が、移動機構の駆動アームのばね
部分を含むことを特徴とする、上記(17)に記載のキ
ーボード・アセンブリ。 (19)バイアス手段が、予負荷されたばねを含むこと
を特徴とする、上記(17)に記載のキーボード・アセ
ンブリ。 (20)予負荷されたばねが、たわみ可能な片持ちセク
ションを有する移動機構の部材からなることを特徴とす
る、上記(19)に記載のキーボード・アセンブリ。 (21)部材が、たわみ可能な片持ちセクションと全体
的に平行な、実質上剛性の片持ちセクションを含むこと
を特徴とする、上記(20)に記載のキーボード・アセ
ンブリ。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーが閉鎖位置にある、本発明の機構を組み
込んだパーソナル・コンピュータの斜視図である。
【図2】カバーが中間開放位置に移動された、図1に示
したコンピュータの斜視図である。
【図3】カバーが、さらに開いた中間開放位置に移動さ
れた、図2に示したコンピュータの斜視図である。
【図4】カバーが閉鎖位置にある、図1に示したコンピ
ュータのベースおよびキーボード・アセンブリの概略平
面図である。
【図5】カバーが、図2に示した中間位置にあるときの
ベースおよびキーボード・アセンブリを示す、図4と同
様な概略平面図である。
【図6】カバーが、図3に示した中間位置にあるときの
ベースおよびキーボード・アセンブリを示す、図4およ
び図5と同様な概略平面図である。
【図7】収納位置にある、キーボード・パレットを移動
するための、図1に示したコンピュータの移動機構の概
略平面図である。
【図8】カバーが、約10°開いたときのような第1の
中間位置にある移動機構の、図7と同様な概略平面図で
ある。
【図9】カバーが、約30°の角度まで開いたときのよ
うな第2の中間位置にある移動機構を示す、図7および
図8に示した移動機構の概略平面図である。
【図10】カバーが、約50°の角度まで開いたときの
ような第3の中間位置にある、図7ないし図9に示した
移動機構の概略平面図である。
【図11】図3および図6に示したように、カバーが、
約71°まで開いたときのような完全な作動位置にある
移動機構を示す、図7ないし図10に示した移動機構の
概略平面図である。
【図12】収納位置にあり、かつコンピュータの残りの
部分にある電子回路にキーボード・パレットを接続する
可とう性電気ケーブルの位置を示す、ベース、キーボー
ド・アセンブリの概略平面図である。
【図13】キーボード・アセンブリが拡張作動位置にあ
る、図12と同様な概略平面図である。
【図14】ベースに対するカバーの位置に基づいてパレ
ットの移動を制御するための、図7ないし図11に示し
た移動機構の一部の概略平面図である。
【図15】収納位置で示した本発明の代替実施形態の2
つのキーボード・パレットおよび移動機構の概略平面図
である。
【図16】第1の中間位置にある、図15に示したキー
ボード・パレットおよび移動機構の概略平面図である。
【図17】第2の中間位置にある、図15および図16
に示したキーボード・パレットおよび移動機構の概略平
面図である。
【図18】第3の中間位置にある、図15ないし図17
に示したキーボード・パレットおよび移動機構の概略平
面図である。
【図19】作動位置にある、図15ないし図18に示し
たキーボード・パレットおよび移動機構の概略平面図で
ある。
【図20】本発明の機構を組み込んだ移動機構の代替実
施形態の一部の概略斜視図である。
【図21】収納位置にある本発明の機構を組み込んだ移
動機構の代替実施形態の一部の概略斜視図である。
【図22】作動位置にある、図21に示したキーボード
・アセンブリの概略平面図である。
【図23】本発明の機構を組み込んだ移動機構の代替実
施形態の概略底面図である。
【図24】本発明の機構を組み込んだ移動機構の代替実
施形態の概略平面図である。
【図25】本発明の代替実施形態の斜視図である。
【図26】拡張作動位置にある、図25に示したコンピ
ュータで使用される移動機構の概略平面図である。
【図27】収納位置で示した、図26と同様な移動機構
の概略平面図である。
【図28】最終収納位置の直前にある移動機構を示す、
図7に示した移動機構の代替実施形態を示す概略上面図
である。
【図29】移動機構が最終収納位置にある、図28に示
した代替実施形態を示す概略上面図である。
【図30】組立前の、図28に示した2つの駆動アーム
を示す拡大概略図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 ハウジング 14 ベース 16 カバー 18 電子回路 20 ディスプレイ 22 キーボード・アセンブリ 24 ピボット 26 パレット 28 キー 30 ポインティング装置制御機構 32 前面 33 左面 34 角度付き面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ピー・ゴルドフスキー アメリカ合衆国10595 ニューヨーク州ベ ルヘーラグリーンウッド・レーン 7 (72)発明者 ジェラード・マクビカー アメリカ合衆国12590 ニューヨーク州ウ ェピンガーズ・フォールズ アルパイン・ ドライブ 26ジー

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、電子回路と、キーボード・
    パレットを有するキーボード・アセンブリとを備え、キ
    ーボード・パレットの少なくとも1つがハウジングに移
    動可能に接続された電子装置において、 ハウジング上の静止位置で可動キーボード・パレットに
    バイアス式に負荷を加える手段を含む改良された装置。
  2. 【請求項2】バイアス式負荷手段が、可動キーボード・
    パレットを他方のキーボード・パレットに向けてバイア
    スすることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】バイアス式負荷手段が、キーボード・パレ
    ット移動機構のアームのたわみ可能部分を含むことを特
    徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】たわみ可能部分が、移動機構の他の部材に
    対して予負荷されることを特徴とする、請求項3に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】アームが、ハウジングにピボット可能に接
    続されることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】アームが第2の駆動アームであり、他方の
    部材が第1の駆動アームであり、第1の駆動アームの第
    1の端部が第2の駆動アームに接続されていることを特
    徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】バイアス式負荷手段が、予負荷されたばね
    セクションを含むことを特徴とする、請求項1に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】予負荷されたばねセクションが、アームの
    端部まで延びる、間隔をあけて配置された2つのアーム
    部分を含むことを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】アームの端部が、貫通するスロットを備え
    た、全体的に球形の形状を有することを特徴とする、請
    求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】間隔をあけて配置された第1のアーム部
    分が、実質上剛性であり、間隔をあけて配置された第2
    のアーム部分が、間隔をあけて配置された第1のアーム
    部分に向かってフレキシブルであることを特徴とする、
    請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】ハウジングと、ディスプレイと、電子回
    路と、再構成可能なキーボード・アセンブリとを有する
    コンピュータにおいて、 ハウジング上のアセンブリの可動キーボード・パレット
    を移動させるための移動機構を有し、移動機構が、可動
    キーボード・パレットを所定位置でバイアスするための
    予負荷されたばねセクションを有する、再構成可能キー
    ボード・アセンブリを備える改良されたコンピュータ。
  12. 【請求項12】予負荷されたばねセクションが、移動機
    構の駆動アーム部分からなることを特徴とする、請求項
    11に記載のコンピュータ。
  13. 【請求項13】予負荷されたばねセクションが、間隔を
    あけて配置された2つの駆動アーム部分を含むことを特
    徴とする、請求項12に記載のコンピュータ。
  14. 【請求項14】間隔をあけて配置された第1のアーム部
    分が、実質上剛性であり、間隔をあけて配置された第2
    のアーム部分が、第1のアーム部分に向かって少なくと
    も部分的にたわみ可能であることを特徴とする、請求項
    13に記載のコンピュータ。
  15. 【請求項15】アーム部分の端部が、移動機構の他の部
    材の受け領域内に位置し、アーム部分の少なくとも一方
    が、他方のアーム部分に対してたわみ、受け領域内の他
    方の部材に対して予負荷されることを特徴とする、請求
    項13に記載のコンピュータ。
  16. 【請求項16】他方の部材が、可動キーボード・パレッ
    トにピボット可能に接続された他方の駆動アームである
    ことを特徴とする、請求項15に記載のコンピュータ。
  17. 【請求項17】第1のパレットが第2のパレットに移動
    可能に接続された、2つのキーボード・パレットと、 第1のパレットを第2のパレットに対して移動させる、
    移動機構と、 所定位置にある第1のパレットを第2のパレットに対し
    てバイアスさせる手段とを含む、再構成可能キーボード
    ・アセンブリ。
  18. 【請求項18】バイアス手段が、移動機構の駆動アーム
    のばね部分を含むことを特徴とする、請求項17に記載
    のキーボード・アセンブリ。
  19. 【請求項19】バイアス手段が、予負荷されたばねを含
    むことを特徴とする、請求項17に記載のキーボード・
    アセンブリ。
  20. 【請求項20】予負荷されたばねが、たわみ可能な片持
    ちセクションを有する移動機構の部材からなることを特
    徴とする、請求項19に記載のキーボード・アセンブ
    リ。
  21. 【請求項21】部材が、たわみ可能な片持ちセクション
    と全体的に平行な、実質上剛性の片持ちセクションを含
    むことを特徴とする、請求項20に記載のキーボード・
    アセンブリ。
JP8047040A 1995-03-29 1996-03-05 バイアス式可動キーボード・セクションを備えるキーボード、およびそれを有するコンピュータおよび装置 Pending JPH08286798A (ja)

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US412436 1995-03-29
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