JPH08285386A - ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置 - Google Patents

ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置

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JPH08285386A
JPH08285386A JP8501595A JP8501595A JPH08285386A JP H08285386 A JPH08285386 A JP H08285386A JP 8501595 A JP8501595 A JP 8501595A JP 8501595 A JP8501595 A JP 8501595A JP H08285386 A JPH08285386 A JP H08285386A
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JP
Japan
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cold heat
refrigerant
heat
latent heat
condenser
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JP8501595A
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Susumu Katou
駸 加藤
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 潜熱蓄冷材5が収容されている蓄冷槽3内に
凝縮器CDを設け、この凝縮器CD, 膨張手段EX2,蒸発器EV
1,冷媒ポンプPMP の順に冷媒を循環させる放冷用冷凍回
路と、放冷運転時において凝縮器CDを通過した冷媒の過
冷却度指標を検出する検出手段S1,S2,S3,S4 と、蓄冷槽
3に残っている有効冷熱の残量を検出手段S1,S2,S3,S4
による検出情報KT1,KT2,KT3,KT4 に基づいて判定する判
定手段8と、その判定結果に基づいて放冷運転を停止さ
せる運転停止手段9とを設けた。 【効果】 過冷却度減少傾向を示す過冷却度指標に基づ
いて有効冷熱の残量を判定するとともに、所定の残量に
なるとその放冷運転を停止させることができるから、蒸
発器における冷却対象温度等の外乱要因にかかわらず、
蓄冷槽に蓄冷された有効冷熱を効率よく活用でき、特
に、冷却対象を所定温度に冷却できないまま、放冷運転
が継続されてしまうおそれが少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潜熱蓄冷材が装填され
ている蓄冷槽内に凝縮器を設けて、前記凝縮器, 膨張手
段, 蒸発器, 冷媒ポンプの順に冷媒を循環させる放冷用
冷凍回路が設けられているヒートポンプ式潜熱蓄冷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置は、従
来、蓄冷槽に残っている有効冷熱の残量を放冷運転時間
に基づいて判定して、例えば、放冷運転時間が設定時間
を越えると、有効冷熱の残量が無くなった判断し、その
放冷運転を停止するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、例え放冷運転時間が一定であっても、例えば蒸発器
における冷却対象としての空気の温度等の外乱要因によ
って冷熱の消費量が異なるから、設定時間に亘る放冷運
転の途中で有効冷熱の残量がなくなってしまう場合や、
有効冷熱の残量が充分あるにもかかわらず、設定時間の
経過にともなってその放冷運転が停止されてしまう場合
がある。
【0004】そして、放冷運転の途中で有効冷熱の残量
がなくなってしまうと、冷却対象を所定温度に冷却でき
ないまま放冷運転を継続することになり、この場合は、
その運転経費が無駄になるとともに、凝縮器において充
分凝縮されなかった冷媒が膨張手段を通過することにな
るので、その膨張手段の作動が安定に作動せず、冷媒ポ
ンプに異常な負荷がかかって、その耐久性を損なうおそ
れがある。
【0005】逆に、有効冷熱の残量が充分あるにもかか
わらず放冷運転が停止されてしまうと、蓄冷槽に蓄冷し
た有効冷熱が充分活用されないおそれがある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、蓄冷槽に残っている有効冷熱の残量の判定手段
を工夫することにより、蒸発器における冷却対象温度等
の外乱要因にかかわらず、蓄冷槽に蓄冷された有効冷熱
を効率よく活用できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1特徴構成
は、潜熱蓄冷材が収容されている蓄冷槽内に凝縮器を設
けて、前記凝縮器, 膨張手段, 蒸発器, 冷媒ポンプの順
に冷媒を循環させる放冷用冷凍回路が設けられているヒ
ートポンプ式潜熱蓄冷装置であって、放冷運転時におい
て前記凝縮器を通過した冷媒の過冷却度指標を検出する
検出手段と、前記蓄冷槽に残っている有効冷熱の残量を
前記検出手段による検出情報に基づいて判定する判定手
段と、前記判定手段による判定結果に基づいて放冷運転
を停止させる運転停止手段とが設けられている点にあ
る。
【0008】本発明の第2特徴構成は、前記第1特徴構
成において、前記検出手段は、前記蓄冷槽内の温度を前
記過冷却度指標として検出するように構成され、前記判
定手段は、前記検出手段による検出温度と、前記潜熱蓄
冷材の融点を越える設定温度とを比較して、前記有効冷
熱の残量を判定するように構成されている点にある。
【0009】本発明の第3特徴構成は、前記第2特徴構
成において、前記検出手段は、前記蓄冷槽内における複
数箇所の温度を検出するように構成され、前記判定手段
は、前記検出手段による複数箇所での検出温度の平均値
と、前記潜熱蓄冷材の融点を越える設定温度とを比較し
て、前記有効冷熱の残量を判定するように構成されてい
る点にある。
【0010】本発明の第4特徴構成は、前記第1特徴構
成において、前記検出手段は、前記放冷用冷凍回路を循
環する冷媒の温度又は圧力を前記過冷却度指標として検
出する点にある。
【0011】
【作用】第1特徴構成による作用は、次の通りである。
放冷運転時において、蓄冷槽に残っている有効冷熱の残
量が減少するにつれて、凝縮器を通過する冷媒が凝縮し
にくくなるから、凝縮器を通過した冷媒の過冷却度指標
は過冷却度減少傾向を示すこととなり、蓄冷槽に残って
いる有効冷熱の残量は、その過冷却度減少傾向を示す過
冷却度指標に基づいて判定され、所定の残量になったと
判定されると、その放冷運転が停止される。
【0012】第2特徴構成による作用は、次の通りであ
る。蓄冷槽に残っている有効冷熱の残量が減少するにつ
れて、蓄冷槽内の温度が上昇し、凝縮器を通過する冷媒
が凝縮しにくくなるから、蓄冷槽内の温度はその温度上
昇をもって、過冷却度減少傾向を示す過冷却度指標とな
り、蓄冷槽内の検出温度と、潜熱蓄冷材の融点を越える
設定温度とを比較して、有効冷熱の残量が判定される。
【0013】第3特徴構成による作用は、次の通りであ
る。蓄冷槽内における複数箇所での温度はその平均値の
上昇をもって、過冷却度減少傾向を示す過冷却度指標と
なり、蓄冷槽内における複数箇所での検出温度の平均値
と、潜熱蓄冷材の融点を越える設定温度とを比較して、
有効冷熱の残量が判定される。
【0014】第4特徴構成による作用は、次の通りであ
る。蓄冷槽に残っている有効冷熱の残量が減少するにつ
れて、凝縮器を通過する冷媒が凝縮しにくくなって、放
冷用冷凍回路を循環する冷媒の温度又は圧力が上昇し、
その冷媒の温度又は圧力はその上昇をもって、過冷却度
減少傾向を示す過冷却度指標となり、その検出温度又は
検出圧力と設定温度又は設定圧力とを比較して、有効冷
熱の残量が判定される。
【0015】
【発明の効果】第1特徴構成による効果は、次の通りで
ある。過冷却度減少傾向を示す過冷却度指標に基づいて
有効冷熱の残量を判定するとともに、所定の残量になる
とその放冷運転を停止させることができるから、蒸発器
における冷却対象温度等の外乱要因にかかわらず、蓄冷
槽に蓄冷された有効冷熱を効率よく活用でき、特に、冷
却対象を所定温度に冷却できないまま、放冷運転が継続
されてしまうおそれが少ない。
【0016】第2特徴構成による効果は、第1特徴構成
による効果に加えて、蓄冷槽内の温度自体を過冷却度指
標として検出するから、有効冷熱の残量を精度良く判定
できる。
【0017】第3特徴構成による効果は、第1,第2特
徴構成による効果に加えて、蓄冷槽における複数箇所で
の検出温度の平均値を過冷却度指標として残量判定する
から、蓄冷槽における温度ムラの影響を受けにくい状態
で有効冷熱の残量を一層精度良く判定できる。
【0018】第4特徴構成による効果は、第1特徴構成
による効果に加えて、放冷用冷凍回路を循環する冷媒の
温度又は圧力を過冷却度指標として検出するから、放冷
運転サイクルの変化に対応させる状態で、有効冷熱の残
量を的確に判定できる。
【0019】
【実施例】
〔第1実施例〕図1〜図4は、圧縮機CMP,外気ファン1
で通気される外気OAを放熱対象とする室外凝縮器CD1,第
1膨張弁EX1,還気ファン2で還気される室内空気RAを吸
熱対象とする室内蒸発器EV1,第1アキュムレータACC1の
順に冷媒を循環させる冷房用空調機のヒートポンプ回路
を示し、この冷房用空調機には、ヒートポンプ式潜熱蓄
冷装置が設けられている。
【0020】前記ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置は、潜熱
蓄冷槽3内に設けた熱交換器4を室内蒸発器EV1 と並列
に接続して、蒸発器EVとして機能する熱交換器4,第1
アキュムレータACC1, 圧縮機CMP,室外凝縮器CD1,第1膨
張弁EX1 の順に冷媒を循環させる蓄冷用冷凍回路と、凝
縮器CDとして機能する熱交換器4, 膨張手段としての第
2膨張弁EX2,室内蒸発器EV1,第2アキュムレータACC2,
冷媒ポンプPMP,逆止弁V7の順に冷媒を循環させる放冷用
冷凍回路とを設けて構成されている。
【0021】なお、前記熱交換器4は、蓄冷槽3に充填
された潜熱蓄冷材5(例えば水酸化ナトリウム水溶液)
中に浸漬配置されている。
【0022】前記放冷用冷凍回路には、放冷運転時にお
いて、蓄冷槽3内の温度を凝縮器4(CD)を通過した冷媒
の過冷却度指標として検出する検出手段としての、蓄冷
槽3内の温度を検出する複数の温度センサーS1,S2,S3,S
4 と、これらの温度センサーS1,S2,S3,S4 による検出情
報である検出温度KT1,KT2,KT3,KT4 の平均値に基づいて
当該放冷用冷凍回路の運転を制御する制御器7とが設け
られ、複数の温度センサーS1,S2,S3,S4 は、蓄冷槽3内
で分散配置されて各所での潜熱蓄冷材5の温度を検出す
る。
【0023】前記制御器7には、蓄冷槽3に残っている
有効冷熱の残量を温度センサーS1,S2,S3,S4 による検出
温度KT1,KT2,KT3,KT4 の平均値に基づいて判定する判定
手段としての有効冷熱残量判定部8と、有効冷熱残量判
定部8による判定結果に基づいて放冷運転を停止させる
運転停止手段としての運転停止部9とが設けられてい
る。
【0024】前記有効冷熱残量判定部8は、温度センサ
ーS1,S2,S3,S4 による検出温度KT1,KT2,KT3,KT4 の平均
温度を算出し、その算出平均温度Tと潜熱蓄冷材の融点
である0℃を2〜3℃程度越える設定温度STとを比較し
て、算出平均温度Tが設定温度STに達すると、蓄冷槽3
に残っている有効冷熱の残量が尽きたと判定するように
構成されている。
【0025】前記運転停止部9は、有効冷熱残量判定部
8による有効冷熱の残量が尽きたとの判定結果に基づい
て、冷媒ポンプPMP に運転停止信号STP を出力し、もっ
て、冷媒ポンプPMP の運転を停止して、その放冷運転を
停止させるように構成してある。
【0026】次に、上記冷房用空調機の運転を、蓄冷槽
3に蓄冷する蓄冷運転モードと、室内冷房負荷が小さい
場合に蓄冷槽3の冷熱のみで冷房する放冷運転モード
と、室内冷房負荷が大きい場合に蓄冷槽3の冷熱と圧縮
機CMP の運転とを併用して冷房する併用運転モードと、
蓄冷槽3に蓄冷した有効冷熱の残量が尽きた場合のよう
に、圧縮機CMP の運転のみで冷房する一般運転モードと
に分けて説明する。
【0027】尚、図中の第1乃至第6電磁弁V1,V2,V3,V
4,V5,V6 について、白抜きで表示されている電磁弁は、
その電磁弁が開いている状態を示し、黒塗りで表示され
ている電磁弁は、その電磁弁が閉じている状態を示して
いる。
【0028】図1は蓄冷運転モードにおけるヒートポン
プ回路を示し、第1,第5,第6電磁弁V1,V5,V6を開く
とともに、第2,第3,第4電磁弁V2,V3,V4を閉じて、
熱交換器4を蒸発器EVとして機能させ、圧縮機CMP から
吐出された冷媒は、室外凝縮器CD1,第1膨張弁EX1,蒸発
器4(EV),第1アキュムレータACC1を順に通過して圧縮
機CMP に戻る蓄冷用冷凍回路を循環するように構成され
ている。
【0029】図2は放冷運転モードにおけるヒートポン
プ回路を示し、第3,第4電磁弁V3,V4 を開くととも
に、第1,第2,第5,第6電磁弁V1,V2,V5,V6 を閉じ
て、熱交換器4を凝縮器CDとして機能させ、冷媒ポンプ
PMP の駆動で逆止弁V7, 凝縮器4(CD),第2膨張弁EX2,
室内蒸発器EV1 ,第2アキュムレータACC2の順に冷媒を
循環させて、蓄冷槽3に蓄冷されている冷熱だけで冷房
運転を行うように構成されている。
【0030】図3は併用運転モードにおけるヒートポン
プ回路を示し、第1,第2,第3,第4電磁弁V1,V2,V
3,V4 を開くとともに、第5,第6電磁弁V5,V6 を閉じ
て、室内蒸発器EV1 を通過した冷媒を第1アキュムレー
タACC1側と第2アキュムレータACC2側とに分流し、第1
アキュムレータACC1側に分流された冷媒は、圧縮機CMP,
室外凝縮器CD1,第1膨張弁EX1 を順に通過し、第2アキ
ュムレータACC2側に分流された冷媒は、冷媒ポンプPMP,
逆止弁V7, 凝縮器CDとして機能する熱交換器4,第2膨
張弁EX2 を順に通過し、これらの冷媒を第1,第2膨張
弁EX1,EX2 の出口側で合流させて室内蒸発器EV1 に導入
して、室外凝縮器CD1 による放熱と蓄冷槽3に蓄冷され
ている冷熱とで冷房運転を行うように構成されている。
【0031】図4は一般運転モードにおけるヒートポン
プ回路を示し、第1,第2電磁弁V1,V2 を開くととも
に、第3,第4,第5,第6電磁弁V3,V4,V5,V6 を閉じ
て、圧縮機CMP の駆動で室外凝縮器CD1,第1膨張弁EX1,
室内蒸発器EV1,第1アキュムレータACC1の順に冷媒を循
環させて、冷房運転を行うように構成されている。
【0032】そして、放冷運転モード或いは併用運転モ
ードにおいて、有効冷熱残量判定部8が、蓄冷槽3に残
っている有効冷熱の残量が尽きたと判定すると、運転停
止部9は、冷媒ポンプPMP に運転停止信号STP を出力
し、冷媒ポンプPMP の運転が停止され、以後必要であれ
ば、一般運転モードが実施される。
【0033】〔第2実施例〕図5,図6は、放冷用冷凍
回路を循環する冷媒のうちの、凝縮器CDとして機能する
熱交換器4を通過した冷媒の温度と圧力とを過冷却度指
標として検出する温度センサーS5と圧力センサーS6とを
設け、蓄冷槽3に残っている有効冷熱の残量をこれらの
センサーS5,S6 による検出温度KTと検出圧力KPとに基づ
いて判定する判定手段としての有効冷熱残量判定部8
と、有効冷熱残量判定部8による判定結果に基づいて放
冷運転を停止させる運転停止手段としての運転停止部9
とが設けられている実施例を示す。
【0034】そして、図5に示す放冷運転モード又は図
6に示す併用運転モードにおいて、有効冷熱残量判定部
8は、センサーS5,S6 による検出温度KTと検出圧力KPに
基づいて過冷却度を算出し、その算出過冷却度Kと設定
過冷却度SKとを比較して、算出過冷却度Kが設定過冷却
度SKに達すると、蓄冷槽3に残っている有効冷熱の残量
が尽きたと判定するように構成されている。その他の構
成は第1実施例と同様である。
【0035】〔その他の実施例〕 1.本発明によるヒートポンプ式潜熱蓄冷装置は、冷房
用空調機に装備されるものに限定されず、冷熱を利用す
る各種ヒートポンプ装置に装備できる。 2.蓄冷用冷凍回路に設けられる膨張手段は、キャピラ
リチューブで構成されるものであっても良い。 3.潜熱蓄冷槽3は、槽内の貯留ブライン中に凝縮器4
(CD)とともに多数の蓄冷パックを収容して、これら蓄冷
パックに潜熱蓄冷材5を充填してあるものでもよい。ま
た、この槽形式を採用する場合、検出手段(S1,S2,S3,S
4)は蓄冷槽3内のブラインの温度を過冷却度指標とし
て検出する構成としてもよい。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄熱運転モードを示すヒートポンプ回路図
【図2】放冷運転モードを示すヒートポンプ回路図
【図3】併用運転モードを示すヒートポンプ回路図
【図4】一般運転モードを示すヒートポンプ回路図
【図5】第2実施例の放冷運転モードを示すヒートポン
プ回路図
【図6】第2実施例の併用運転モードを示すヒートポン
プ回路図
【符号の説明】 3 蓄冷槽 5 潜熱蓄冷材 8 判定手段 9 運転停止手段 CD 凝縮器 EV1 蒸発器 EX2 膨張手段 KT1 検出情報(検出温度) KT2 検出情報(検出温度) KT3 検出情報(検出温度) KT4 検出情報(検出温度) KT 検出情報 KP 検出情報 PMP 冷媒ポンプ S1 検出手段 S2 検出手段 S3 検出手段 S4 検出手段 S5 検出手段 S6 検出手段 ST 設定温度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜熱蓄冷材(5)が収容されている蓄冷
    槽(3)内に凝縮器(CD)を設けて、前記凝縮器(CD),
    膨張手段(EX2),蒸発器(EV1),冷媒ポンプ(PMP) の順に冷
    媒を循環させる放冷用冷凍回路が設けられているヒート
    ポンプ式潜熱蓄冷装置であって、 放冷運転時において前記凝縮器(CD)を通過した冷媒の過
    冷却度指標を検出する検出手段(S1,S2,S3,S4又はS5,S6)
    と、前記蓄冷槽(3)に残っている有効冷熱の残量を前
    記検出手段(S1,S2,S3,S4又はS5,S6)による検出情報(KT
    1,KT2,KT3,KT4又はKT,KP)に基づいて判定する判定手段
    (8)と、前記判定手段(8)による判定結果に基づい
    て放冷運転を停止させる運転停止手段(9)とが設けら
    れているヒートポンプ式潜熱蓄冷装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段(S1,S2,S3,S4)は、前記蓄
    冷槽(3)内の温度を前記過冷却度指標として検出する
    ように構成され、前記判定手段(8)は、前記検出手段
    (S1,S2,S3,S4)による検出温度(KT1,KT2,KT3,KT4) と、
    前記潜熱蓄冷材の融点を越える設定温度(ST)とを比較
    して、前記有効冷熱の残量を判定するように構成されて
    いる請求項1記載のヒートポンプ式潜熱蓄冷装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段(S1,S2,S3,S4)は、前記蓄
    冷槽(3)内における複数箇所の温度を検出するように
    構成され、前記判定手段(8)は、前記検出手段(S1,S
    2,S3,S4)による複数箇所での検出温度(KT1,KT2,KT3,KT
    4) の平均値と、前記潜熱蓄冷材の融点を越える設定温
    度(ST)とを比較して、前記有効冷熱の残量を判定する
    ように構成されている請求項2記載のヒートポンプ式潜
    熱蓄冷装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段(S5,S6) は、前記放冷用冷
    凍回路を循環する冷媒の温度又は圧力を前記過冷却度指
    標として検出するように構成されている請求項1記載の
    ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置。
JP8501595A 1995-04-11 1995-04-11 ヒートポンプ式潜熱蓄冷装置 Pending JPH08285386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531844A (ja) * 2012-08-14 2015-11-05 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 蓄熱器を蓄熱し放熱するための方法および当該方法に適した、熱エネルギーを貯蔵し放出するための設備

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015531844A (ja) * 2012-08-14 2015-11-05 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 蓄熱器を蓄熱し放熱するための方法および当該方法に適した、熱エネルギーを貯蔵し放出するための設備

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