JPH08284799A - 外部重力利用型の永久機関 - Google Patents

外部重力利用型の永久機関

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JPH08284799A
JPH08284799A JP12416495A JP12416495A JPH08284799A JP H08284799 A JPH08284799 A JP H08284799A JP 12416495 A JP12416495 A JP 12416495A JP 12416495 A JP12416495 A JP 12416495A JP H08284799 A JPH08284799 A JP H08284799A
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JP
Japan
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rotating
energy
rotating disk
present
propulsive force
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JP12416495A
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Takashi Tsuda
隆 都田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転円盤による回転重力場と地球などの外部
重力場との干渉による相互作用を応用し、外部からエネ
ルギーを供給し続けることなく、重力場の空間的な圧力
差によって、動力を発生させることができる永久機関を
提供する。 【構成】 速く回転させることができる機構を設けた回
転円盤(1)の回転軸(2)を水平面(5)に対して、
平行に設置することにより、一定の方向に推進力を得る
ことを特徴とする永久機関。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物体の推進動力機関
に関するもので、反作用の効果を利用せずに、重力場を
空間的に非対称にし、重力により推進力を得るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の推進動力機関は、反作用の効果を
用いていた。例えば、ロケットの推進原理は、銃の反動
と同じ反作用の効果であり、車輪を回転させることによ
る推進原理は、車輪を回転させることにより、道路を押
し、その反作用で車は推進するという効果を利用してい
た。このような推進機関の欠点は、推進させるためにエ
ネルギーが必要なことであり、物理的に言えば作用・反
作用の法則により、エネルギーは保存されるということ
になる。また、本発明の基本原理は、回転円盤の本来持
っている特性を利用するものであるが、従来の回転円盤
は、乗物等の傾きを判断する測定装置として、あるい
は、乗物等の揺れを防ぐ安定装置として使用されていた
もので、積極的な動力としての推進機関やエネルギー発
生機関として使用されていたものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エネルギーの安定供給
へ向けた将来への課題は深刻になりつつあり、環境面か
ら言っても、石油等のいわゆる化石燃料や原子力エネル
ギーに替わる代替エネルギーが求められている。物理学
者の物理学誕生以来の大きな願望の一つに、外部からエ
ネルギーを供給することなく、動力を発生させる装置を
つくるということがあった。このような装置はいわゆる
永久機関と呼ばれるが、実際にこのような装置がつくら
れたことはなかった。本発明は、まさにこの永久機関の
発明である。
【0004】
【課題を解決する手段】永久機関は、一般的に信じられ
ているエネルギー保存の法則に従わないことになるもの
であるから、やや詳しくこの発明の原理について説明す
る。従来、回転円盤を船舶などに設置させると、船舶が
波などの影響で揺れるのを防ぐことができるということ
が経験的に知られていた。もし、このようなことを他の
機械的な方法で行うならば、その必要なエネルギーは膨
大な量に及ぶことになるが、回転円盤を使う場合は、ま
ったくエネルギーが必要ないのである。勿論、回転円盤
を回すためにはエネルギーは必要であるが、物理的に、
物体を一定の角速度で回転させ続けるために、外部から
エネルギーを供給してやる必要はない。回転円盤を回し
続けるためには、一般に摩擦抵抗が存在するが、この摩
擦抵抗は、技術的にゼロに近づけていくことができる。
現代物理学においても、回転円盤のこのような効果は謎
とされていた。したがって、物理学者は、本発明が永久
機関となることを否定できない。なぜなら、本発明は、
回転円盤の効果を応用しており、その効果は物理的に謎
だからである。このような回転円盤の効果の現象から言
えることは、回転円盤を使うことによって船舶の揺れを
防ぐといった受動的な仕事をさせることができ、その
分、エネルギーの得をしているということである。回転
円盤の効果は、このような揺れを防ぐといった受動的な
仕事に限らず、積極的に物体を運動させることもでき
る。回転円盤(1)の回転軸(2)を水平面(5)に対
して、平行に設置することにより、一定の方向へ推進力
を得ることができる。このような効果は、実験により確
かめられているが、物理的に、なぜこのような力が生ず
るのかということは、現代においても謎であった。本発
明の推進力の原理を、物理的に言えば、回転円盤などの
回転重力場と地球などの外部重力場とを干渉させ、空間
的に非対称の重力場をつくることにより、物体を推進さ
せるというものである。このことに類似の現象は、流体
力学的現象の中にも見られる。一定の風の中で回転して
いる重力の影響を無視できるような軽い球が力を受ける
という現象は、流体の空間的な圧力差によって生ずる
が、本発明の推進力の原理は、重力場の空間的な圧力差
によるものである。球を空気の中で回し続けるには、空
気抵抗によるエネルギーが必要で、このことによって、
回転状の風をつくることができる。一方、真空中におい
て、物体を回し続け回転状の重力場を維持するのに、抵
抗は存在しないというのが角運動量保存の法則である。
この対比から明らかなように、エネルギー保存の法則
は、空気の流れについては当てはまるが、重力場の流れ
については当てはまらないものである。本発明は、回転
円盤が本来持っている特性を応用し、この推進力を用い
て、物体の推進機関及びエネルギー発生機関とするもの
である。エネルギーを取り出すには、一般に何かを動か
さねばならない。そして、何かが動いているというので
あれば、その運動エネルギーを使えば、エネルギーを取
り出すことができる。本発明の推進力を得るのにエネル
ギーは必要としないから、本発明は、エネルギー発生機
関ともなるのである。
【0005】
【作用】回転円盤(1)を速く回転させ、回転軸(2)
を水平面(5)に対して、平行に設置することにより、
推進方向(3)の方向へ推進力を得ることができる。
【0006】
【実施例】回転円盤(1)の回転による摩擦抵抗を低減
し、回転円盤(1)を速く回転させることができる機構
を設ける。回転円盤(1)の回転軸(2)を水平面
(5)に対して、平行に設置する。回転円盤(1)を速
く回転させる。このような構成により、回転円盤(1)
を設置する装置は、推進方向(3)の方向へ推進力を得
ることができる。回転円盤の回転による摩擦抵抗を低減
することと摩擦抵抗にそる反作用の影響を避けるため
に、回転円盤は真空中で回転させる方がよい。回転円盤
を水平面に対して、平行に設置するのは、このように設
置することが最大の推進力を得ることができるからであ
る。勿論、厳密な意味で装置を平行に設置することは、
技術的に不可能であり、ある程度の誤差は認めるもので
ある。しかしながら、回転円盤の水平面に対する設置方
向の正しい設定は、振り子時計の設置方法と同様に、本
質的に重要なことで、誤った方向に設置するならば、本
発明は効率よく推進力を発揮することができない。水平
面とは、地球表面上などがこれに当たるが、平面とみな
せる重力場であれば、月や火星の上などであってもよ
い。ここでいう水平面とは、外部重力場としての重力の
源のことを指し、地球などのように重力加速度の方向
が、水平面上の場所で、平行かつ強さが均等とみなせる
ようなもののことを指す。本発明の推進力は、設置場所
の重力加速度に依存する。例えば、月の上に設置するな
らば、地球上に設置する場合より、推進力は低下する
し、無重力空間においては、推進力は得られない。ま
た、回転円盤の形状は、より安定的な回転を得るため
に、円形がよく、質量分布も円の中心に対して対称であ
ることが望ましい。質量分布に偏りがあると、本発明の
推進方向(3)ではない方向へ、推進力が出ることがあ
る。本発明の推進力は、回転円盤の質量、大きさ、回転
速度と、設置場所の重力加速度の強さに依存する。した
がって、より大きな推進力を得たければ、回転円盤の質
量と直径を大きくし、回転円盤をより速く回転させ、地
球などの大きな外部重力場の中で、運転させればよい。
本発明の実用的な応用例を示すと、L字型の棒(4)に
回転円盤(1)を取り付ければ、本発明の推進力を回転
トルクにすることができ、この回転トルクによってエネ
ルギーを取り出すことができる。
【0007】
【発明の効果】本発明を発電などに使用すれば、まった
くクリーンで、安全で、取り扱いが容易で、低いコスト
で、無尽蔵のエネルギーを取り出すことができる。エネ
ルギー問題は解決され、本発明によるエネルギーは従来
の環境を悪化させるエネルギーと反対に地球環境の浄化
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理の側面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転円盤 2回転軸 3 推進方向 4 円盤回転方向 5水平面 6 L字型の棒 7 発電機 8 発電機回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速く回転させることができる機構を設け
    た回転円盤(1)の回転軸(2)を水平面(5)に対し
    て、平行に設置することにより推進力を得る永久機関。
JP12416495A 1995-04-13 1995-04-13 外部重力利用型の永久機関 Pending JPH08284799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12416495A JPH08284799A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 外部重力利用型の永久機関

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JP12416495A JPH08284799A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 外部重力利用型の永久機関

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08284799A true JPH08284799A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14878537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12416495A Pending JPH08284799A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 外部重力利用型の永久機関

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JP (1) JPH08284799A (ja)

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