JPH08284612A - 熱併給発電プラント及びその熱供給方法 - Google Patents

熱併給発電プラント及びその熱供給方法

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JPH08284612A
JPH08284612A JP9216495A JP9216495A JPH08284612A JP H08284612 A JPH08284612 A JP H08284612A JP 9216495 A JP9216495 A JP 9216495A JP 9216495 A JP9216495 A JP 9216495A JP H08284612 A JPH08284612 A JP H08284612A
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heat
steam
steam turbine
generator
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JP9216495A
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Masaru Takanobu
高信  勝
Yasuaki Nakamura
泰昭 中村
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気と熱の需要の変化に対し、より広範囲な対
応および効率的な設備運用が可能な熱併給発電プラント
およびその熱供給方法を提供する。 【構成】蒸気発生装置1で発生した蒸気にて作動する蒸
気タービン8およびこの蒸気タービンにて駆動される発
電機5とを備え、前記発電機5で発生した電力、および
前記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源と
して供給する熱併給発電プラントにおいて、前記蒸気タ
ービン8若しくは発電機5の軸受を冷却した後の冷却水
の熱を抽出する手段(16)を設け、前記蒸気タービン
の一部から抽気した蒸気の熱と合わせ、この両者合わせ
た熱を熱供給用の熱源に用いるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気と熱とを同時に供
給する熱併給発電プラントおよびその熱供給方法に係
り、特に、プラントの軸受部の冷却に冷却水を用いてい
る熱併給発電プラントおよびその熱供給方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の熱併給発電プラントとしては、
例えば「火力原子力発電誌1992年11月号、P.1
8〜29(Vol.43,No.11)」に概略的に開
示されている。しかしながらこのものでもそうであるよ
うに、熱併給発電プラントにおける熱供給源の詳細構成
については未開発の部分が多い。現在考えられているこ
の熱供給源についての構成は図2のようなものである。
【0003】すなわち、図2はタービン抽気をプロセス
蒸気として熱供給した熱併給発電プラントのサイクル構
成を示すもので、8がその蒸気タービンであり、1がこ
の蒸気タービンを駆動する蒸気発生器、6が復水器、5
が蒸気タービン8に結合された発電機である。
【0004】蒸気発生器1で発生した蒸気は、蒸気ター
ビン8の高圧車室2において蒸気タービンを回転させた
後、再び蒸気発生器1に導入され、その後中圧車室3、
低圧車室4において順次蒸気タービンを回転させること
により発電機5を回転させ、電気を発生する。
【0005】また、低圧車室4から排出された蒸気は、
復水器6において水に変換された後、給水ポンプ7によ
り蒸気発生器1へ送水される。この際、プロセス蒸気は
利用する蒸気の圧力・温度により蒸気タービン8の中間
段落から抽出される。
【0006】一方、軸受部を冷却している軸受冷却水
は、軸受冷却水ポンプ13によりプラント内の各種冷却
器12を循環・熱交換(昇温:約40℃)し、海水熱交
換器14にて海水ブースタポンプ15により供給される
海水で熱交換(冷却:約30℃)され、再び各種冷却器
12に導入されるサイクルを繰り返している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】熱併給発電プラントは
このように形成されているわけであるが、この熱併給発
電プラントは、原子炉、ボイラ、排熱回収ボイラ等の蒸
気発生器からの高温・高圧蒸気を利用して蒸気タービン
を回転させ、電気エネルギーを発生・供給すると同時
に、蒸気タービン中間段落からの抽気の一部を用いて地
域冷暖房、給湯、プロセス蒸気等、比較的高温の熱エネ
ルギーとしての供給も行うことから、発電専用あるいは
熱供給専用プラントに比較すると熱効率が高い特徴を有
している。
【0008】しかしながら、反面タービン抽気を熱源と
する熱供給システムでは、抽気を取り出す際に、取り出
した段落以降のタービン流入蒸気量が減少するため発電
出力が低下し、電気と熱の需要が双方多い場合には効率
的な設備運用が難しくなる恐れがあり、また、電気と熱
の需要は常に一定とは限らず変動することが多いため、
従来の技術では電気・熱需要の変化に広範囲で、かつ効
率的な対応が困難であった。
【0009】本発明はこれに鑑みなされたもので、その
目的とするところは、電気と熱の需要の変化に対し、よ
り広範囲な対応および効率的な設備運用が可能なこの種
熱併給発電プラントおよびその熱供給方法を提供するに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は蒸気
発生装置で発生した蒸気にて作動する蒸気タービンおよ
びこの蒸気タービンにて駆動される発電機とを備え、前
記発電機で発生した電力、および蒸気タービンの一部か
ら抽気した蒸気の熱を熱源として供給する熱併給発電プ
ラントの熱供給方法において、前記熱源として前記蒸気
タービンの一部から抽気した蒸気の熱に加え、前記蒸気
タービン若しくは発電機の軸受を冷却した後の冷却水の
熱を用いるようになし所期の目的を達成するようにした
ものである。
【0011】また、熱源として、前記蒸気タービンの一
部から抽気した蒸気の熱および前記蒸気タービン若しく
は発電機の軸受を冷却した後の冷却水の熱を用いるとと
もに、電力・熱需要に応じてその熱源の切り替え、ある
いは組み合わせを行うようにしたものである。
【0012】また、蒸気発生装置で発生した蒸気にて作
動する蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動さ
れる発電機とを備え、前記発電機で発生した電力、およ
び前記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源
として供給する熱併給発電プラントにおいて、前記蒸気
タービン若しくは発電機の軸受を冷却した後の冷却水の
熱および蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を合
わせる手段を設け、この両者合わせた熱を熱供給用の熱
源に用いるようにしたものである。また、前記蒸気ター
ビン若しくは発電機の軸受を冷却する冷却系に、この冷
却系の排水側冷却水温を熱源として温水をつくる温水加
熱器を設けるとともに、この温水加熱器の出口側に、こ
の温水加熱器の熱と前記蒸気タービンの一部から抽気し
た蒸気の熱とを組み合わせ調整する熱調整手段を設ける
ようにしたものである。
【0013】また、前記蒸気タービン若しくは発電機の
軸受を冷却する冷却系に、この冷却系の排水側冷却水温
を熱源として温水をつくる温水加熱器を設けるととも
に、この温水加熱器の出口側に、この温水加熱器の熱と
前記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱とを組み
合わせ調整する熱調整手段および電力・熱需要に応じて
その熱源の切り替えを行う熱切換手段を設けるようにし
たものである。
【0014】
【作用】すなわちこのように形成された熱併給発電プラ
ントであると、抽気を熱源とした熱供給に加え、さらに
中温水による熱供給が実施可能となるため、それぞれの
熱供給システムの単独運用、同時並列運用、組み合わせ
運用等、複数の運用形態がとれ、特に組み合わせ運用
は、エネルギーの有効利用の観点から非常に有効なシス
テムであり、従来の熱供給システムに比較し電気・熱需
要に対しての追従性および制御性が向上し、したがって
電気と熱の需要の変化に対し、より広範囲な対応および
効率的な設備運用が可能となる。
【0015】
【実施例】以下図示した実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図1にはその熱併給発電プラントの系統が
概略的に示されている。なお、前述した図2と同一機器
および装置には同一符号を付したのでその詳細説明は省
略する。本発明による軸受冷却水を利用した熱供給シス
テムは以下のように運用される。
【0016】すなわち、発電所内には種々の冷却器12
が存在し、それら冷却器の冷媒には軸受冷却水が用いら
れる。軸受冷却水は通常軸受冷却水ポンプ13により海
水熱交換器14に導入され、海水ブースタポンプ15に
より供給される海水により熱交換(約30℃)され、種
々の冷却器12に導入熱交換(約40℃)後、再び海水
熱交換器14により規定温度(約30℃)となり種々の
冷却器12に導入されるサイクルを繰り返している。
【0017】この軸受冷却水を海水熱交換器14の代わ
りに中温水用温水加熱器16に導入し、中温水を製造し
中温水供給ポンプ17により熱需要家に供給される。こ
の際、熱交換した軸受冷却水は海水熱交換器14出口の
軸受冷却水配管内を通り、各種冷却器12へと導入され
る。
【0018】この中温水熱供給時、中温水用温水加熱器
16と海水熱交換器14とを同一の交換熱量とすること
で、中温水供給時には軸受冷却水全量が中温水用温水加
熱器16に導入可能となることから、海水熱交換器14
に海水を供給する海水ブースタポンプ15の運転を停止
することができるため、本ポンプの軸動力低減(100
0MW発電プラントでは約300kW)が図れ、また熱
供給停止時には通常の発電設備として海水熱交換器14
および海水ブースタポンプ15の使用が可能であること
から、システム運用の信頼性は高い。更に、この熱供給
システムは発電出力に対する悪影響がないため、常時運
用が可能である。本実施例の熱供給システムにより40
℃前後の中温水が供給可能となる。
【0019】次に、抽気を利用した熱供給システムは以
下のように運用される。蒸気タービン8の中間段落から
の抽気の一部(約300℃〜500℃)は、まず蒸気ヘ
ッダ9に導入される。蒸気ヘッダにて熱需要により、プ
ロセス蒸気あるいは冷暖房、給湯用熱源として供給され
る。冷暖房、給湯用等に用いられる高温水(約150
℃)は高温水用温水加熱器10において作られ、高温水
供給ポンプ11により熱需要家に供給される。
【0020】本発明において、上記2つの熱供給システ
ムを採用することにより(1)それぞれの単独運用、
(2)2つのシステムの同時並列運用、(3)2つのシ
ステムを組み合わせた運用が可能となる。
【0021】次に、本発明の他の実施例を図3と図4を
用いて説明する。本実施例は、2つのシステムを組み合
わせた運用についての例である。図3は組合せ方法とし
て、抽気の一部を中温水供給用温水加熱器にも導入する
熱供給システムの構成図である。抽気を利用した熱供給
システムは、先述の実施例における説明と同様に運用さ
れるが、本発明による軸受冷却水を利用した熱供給シス
テムは次の如く運用される。
【0022】中温水用温水加熱器16において作られた
中温水は、更に2次中温水用温水加熱器18にて蒸気ヘ
ッダ9から調整弁19を経て導入される抽気の一部によ
り熱交換され、中温水供給ポンプ17により熱需要家に
送水される。尚、2次中温水用温水加熱器にて発生する
ドレンは復水器6に回収される。このシステムにより中
温水による熱供給量が増大し、中温水による熱需要がプ
ロセス蒸気および高温水による熱需要よりも多い場合に
有効なシステムとなる。
【0023】図4は組合せ方法として、抽気利用熱供給
時、高温水供給用温水加熱器10にて発生するドレンを
復水器6ではなく、2次中温水用温水加熱器18に導入
する熱供給システムの構成図である。抽気を利用した熱
供給システムは先述の実施例における説明と同様に運用
されるが、本発明による軸受冷却水を利用した熱供給シ
ステムは下記の如く運用される。
【0024】中温水用温水加熱器16において作られた
中温水は、更に2次中温水用温水加熱器18において、
高温水用温水加熱器10にて発生するドレンの導入によ
り熱交換され、中温水供給ポンプ17により熱需要家に
送水される。尚、2次中温水用温水加熱器18において
熱交換したドレンは復水器6に回収される。
【0025】このシステムにより中温水による熱供給量
が増大し、中温水による熱需要、プロセス蒸気および高
温水による熱需要の全てが多い場合に有効なシステムと
なる。本実施例の熱供給システムにより50℃以上の中
温水が供給可能となる。
【0026】次に2つの熱供給システムを組み合わせた
場合の評価例について図5を用いて説明する。図5は従
来のタービン抽気利用熱供給システム単独運用時(図
2)と上記本発明による組み合わせ方法の内、高温水供
給用温水加熱器10にて発生するドレンを2次中温水供
給用温水加熱器18に導入するシステム(図4)との取
りだし熱量(供給熱量)と各種熱効率との関係を示す図
である。
【0027】本図より、発電熱効率に関してはいづれも
同じであるが、2つの熱供給システムを組み合わせるこ
とで、供給熱効率および総合熱効率の向上(4〜6%)
が図れることとなる。
【0028】以上種々説明してきたように、この熱併給
発電プラントの熱供給方法であると、抽気を熱源とした
熱供給に加え中温水による熱供給が実施可能となるた
め、それぞれの熱供給システムの単独運用、同時並列運
用、組み合わせ運用等、複数の運用形態がとれ、特に組
み合わせ運用は、エネルギーの有効利用の観点から非常
に有効なシステムであり、従来の熱供給システムに比較
し電気・熱需要に対しての追従性および制御性が向上
し、更に効率的な設備運用が可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、熱源として前記蒸気タービンの一部から抽気した蒸
気の熱に加え、前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受
を冷却した後の冷却水の熱を用いるようにしたから、電
気と熱の需要の変化に対し、より広範囲な対応、また電
気・熱需要に対しての追従性および制御性が向上し、効
率的な設備運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱併給発電プラントの一実施例を示す
系統図である。
【図2】従来の熱併給発電プラントを示す系統図であ
る。
【図3】本発明の熱併給発電プラントの他の実施例を示
す系統図である。
【図4】本発明の熱併給発電プラントの他の実施例を示
す系統図である。
【図5】本発明の熱併給発電プラントにおける抽気取だ
し熱量と熱効率との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1…蒸気発生器、2…高圧車室、3…中圧車室、4…低
圧車室、5…発電機、6…復水器、7…給水ポンプ、8
…蒸気タービン、9…蒸気ヘッダ、10…高温水用温水
加熱器、11…高温水供給ポンプ、12…各種冷却器、
13…軸受冷却水ポンプ、14…海水熱交換器、15…
海水ブースタポンプ、16…中温水用温水加熱器、17
…中温水供給ポンプ、18…2次中温水用温水加熱器、
19…調整弁。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および蒸
    気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源として供
    給する熱併給発電プラントの熱供給方法において、 前記熱源として前記蒸気タービンの一部から抽気した蒸
    気の熱に加え、前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受
    を冷却した後の冷却水の熱を用いるようにしたことを特
    徴とする熱併給発電プラントの熱供給方法。
  2. 【請求項2】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、発電機で発生した電力、および蒸気タ
    ービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源として供給す
    る熱併給発電プラントの熱供給方法において、 前記熱源として、前記蒸気タービンの一部から抽気した
    蒸気の熱および前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受
    を冷却した後の冷却水の熱を用い、かつ電力・熱需要に
    応じてその熱量の分担を調整するようにしたことを特徴
    とする熱併給発電プラントの熱供給方法。
  3. 【請求項3】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、発電機で発生した電力、および蒸気タ
    ービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源として供給す
    る熱併給発電プラントの熱供給方法において、 前記熱源として、前記蒸気タービンの一部から抽気した
    蒸気の熱および前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受
    を冷却した後の冷却水の熱を用い、かつ電力・熱需要に
    応じてその熱源の切り替え、あるいは組み合わせを行う
    ようにしたことを特徴とする熱併給発電プラントの熱供
    給方法。
  4. 【請求項4】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および前
    記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源とし
    て供給する熱併給発電プラントにおいて、 前記蒸気タービンから抽気した熱供給用の熱源に加え、
    発電プラント内の各冷却器を循環した軸受冷却水を熱供
    給用の熱源として合わせ用いるように形成したことを特
    徴とする熱併給発電プラント。
  5. 【請求項5】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および前
    記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源とし
    て供給する熱併給発電プラントにおいて、 前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受を冷却した後の
    冷却水が、熱供給用の熱源に用いられるように形成した
    ことを特徴とする熱併給発電プラント。
  6. 【請求項6】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよびこの蒸気タービンにて駆動される
    発電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および前
    記蒸気タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源とし
    て供給する熱併給発電プラントにおいて、 前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受を冷却した後の
    冷却水の熱および蒸気タービンの一部から抽気した蒸気
    の熱を合わせる手段を設け、この両者合わせた熱を熱供
    給用の熱源に用いるようにしたことを特徴とする熱併給
    発電プラント。
  7. 【請求項7】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよび該蒸気タービンにて駆動される発
    電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および蒸気
    タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源として供給
    する熱併給発電プラントにおいて、 前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受を冷却する冷却
    系に、この冷却系の排水側冷却水温を熱源として温水を
    つくる温水加熱器を設けるとともに、この温水加熱器の
    出口側に、この温水加熱器の熱と前記蒸気タービンの一
    部から抽気した蒸気の熱とを組み合わせ調整する熱調整
    手段を設けたことを特徴とする熱併給発電プラント。
  8. 【請求項8】 蒸気発生装置で発生した蒸気にて作動す
    る蒸気タービンおよび該蒸気タービンにて駆動される発
    電機とを備え、前記発電機で発生した電力、および蒸気
    タービンの一部から抽気した蒸気の熱を熱源として供給
    する熱併給発電プラントにおいて、 前記蒸気タービン若しくは発電機の軸受を冷却する冷却
    系に、この冷却系の排水側冷却水温を熱源として温水を
    つくる温水加熱器を設けるとともに、この温水加熱器の
    出口側に、この温水加熱器の熱と前記蒸気タービンの一
    部から抽気した蒸気の熱とを組み合わせ調整する熱調整
    手段および電力・熱需要に応じてその熱源の切り替えを
    行う熱切換手段を設けたことを特徴とする熱併給発電プ
    ラント。
  9. 【請求項9】 前記温水加熱器が、軸受冷却水を冷却し
    ている海水熱交換器と同一の交換熱量を有するように形
    成されてなる請求項8記載の熱併給発電プラント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100769118B1 (ko) * 2005-03-03 2007-10-22 한국지역난방공사 마이크로터빈을 이용한 지역난방시스템
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