JPH08282678A - 窓あき封筒 - Google Patents

窓あき封筒

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JPH08282678A
JPH08282678A JP7107175A JP10717595A JPH08282678A JP H08282678 A JPH08282678 A JP H08282678A JP 7107175 A JP7107175 A JP 7107175A JP 10717595 A JP10717595 A JP 10717595A JP H08282678 A JPH08282678 A JP H08282678A
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JP
Japan
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envelope
window
enclosure
hologram
mount
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Pending
Application number
JP7107175A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Ishizuka
明美 石塚
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイレクトメール等の封筒に封入する封入物
を強調することにより・受取人の関心を喚起し、封筒の
開封率を高めることを目的とする。 【構成】 本発明の窓あき封筒は、封筒に封入される封
入物が外部から視認可能に、透明窓部が形成されてお
り、封筒の透明窓部の近傍に、封入物を又はその使用態
様を説明するイラスト若しくは写真が設けられているた
め、外部から封筒の封入物を即時に認識できるので、封
筒の開封率を向上させることができる。また、透明窓部
から視認可能な封入物の少なくとも一部が、イラスト又
は写真の一部に組み込まれていれば、よりいっそうの開
封率の向上をはかることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ダイレクトメール等に利用される
封筒に関し、各種の商品、商品見本、おまけ、割引券等
の封入物を封入する窓あき封筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイレクトメールの開封率の
向上をはかるために、本来の郵送目的である広告のほか
に、商品見本や、おまけ、若しくは割引券などの封入物
を封筒に封入することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封筒の
表面には、宛て名の他、ダイレクトメールによりサービ
スを提供しようとする会社名と該封入物の説明、写真や
イラスト等が、印刷により表現されていることが多く、
表現される情報が文字による説明、さらには写真やイラ
スト等の具体的な表現手法によったにしても、受取人に
対して、近時の数多くの他のダイレクトメールと区別す
るだけの注意を喚起せず、言い換えれば封入物に対する
イメージが湧かず、封筒を開くことなく廃棄してしまう
ことが多く、充分な開封率の向上をはかることができな
かった。そこで、本願発明は、封入物を強調することに
より、封筒受取人の関心を起こさせて、開封率を高める
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る窓あき封筒
は、封筒の窓部の近傍に、封入物又はその使用態様を説
明するイラスト若しくは写真が設けられている。また、
窓部から視認可能な封入物の少なくとも一部が、イラス
ト若しくは写真の一部に組み込まれているようにしても
よい。
【0005】
【作用】請求項1による窓あき封筒は、窓あき封筒の封
入物が外部から視認可能な窓部の近傍に、封入物を又は
その使用態様を説明するイラスト又は写真が設けられて
いるため、封入物を即時に認識できる。また、請求項2
による窓あき封筒は、窓部から視認可能な封入物の少な
くとも一部が、イラスト又は写真の一部に組み込まれて
いるため、封入物に対する封筒の受取人の興味を、より
いっそう喚起することができる。
【0006】
【実施例】本発明にホログラムカレンダーを封入物とし
てさらに説明する。ホログラムカレンダーH1 とは、物
品の表面に貼着し、一定期間経過後に剥離することがで
きるカレンダーであって、カレンダー情報を白色光再生
の可能なホログラム画像または、回折格子の輪郭バター
ンとして記録してなる、透明もしくは半透明のホログラ
ム形成層と、前記ホログラム形成層の一方の面に形成さ
れ、前記物品表面へのカレンダーの充分な貼着特性と貼
着後の一定期間後においてこれを剥離することのできる
再剥離特性の双方の特性を兼ね備えた粘着剤層とからな
る、透明型のカレンダーであって、主たる用途は、腕時
計の文字板上の保護ガラス面に貼着して用いる。また、
ホログラムおよび回折格子の回折光の角度依存性によ
り、カレンダーを使用するとき(すなわちカレンダーを
見るとき)の角度以外は、全体として透明なので腕時計
等のデザインを損なったり、貼り付けた物品の本来の機
能を損なうことはない。本発明の封入物としては、封筒
に封入することからこのような薄いものに適用するのが
好適である。なお、ホログラムカレンダーについては、
再公表特許 3-803380 号公報に詳しく記載されている。
【0007】次に図面を参照して、本発明の窓あき封筒
について詳細に説明する。 図1、図2は本発明による
窓あき封筒の実施例である。そして図1は、前記腕時計
用の文字板上の保護ガラス面に貼る透明ホログラムカレ
ンダーH1 を封入物とした例であり、図1(a)は、本
発明による窓あき封筒の実施例の外観を示す図、図1
(b)は、前記封筒に封入される台紙3−を示す図、
図1(c)は、図1(b)の台紙3−の部分の拡大
図、図1(d)は、ホログラムカレンダーを示す図であ
る。窓あき封筒1は未晒しクラフト紙60g/m2 によっ
て作られた角型 8号であり、宛て名用窓4及び封入物開
示用の窓Wを設け、それぞれの窓に封筒の内面から透明
フィルム(ポリ塩化ビニル)を貼った。
【0008】但し、本説明例においては前記宛て名表示
用の窓4を設けたが、封筒に直接宛て名を印字する場合
あるいは別に宛て名を印字したラベル等を封筒に貼付す
るような場合には設ける必要はない。本発明による窓あ
き封筒を郵送によるDM(ダイレクトメール)等に利用
する場合においては、宛て名表示用の窓4と、本発明に
よる封入物開示用の窓Wとは、30mm以上離した位置に設
けることが現在の法律上の制限から必要である。 又、
同様にそれぞれの窓は封筒の端部より定められた寸法の
内側に設ける必要があるが、これらの条件を満たせば前
記封入物開示用の窓の大きさ、形は自由である。
【0009】封筒1に設けた封入物開示用の窓Wの周縁
には、ホログラムカレンダーを腕に装着した状態を説明
するためのイラスト5が印刷されている。また、図1
(b)(c)は、(a)のなかに封入される台紙3−
に腕時計の写真を印刷し記腕時計の文字板上にホログラ
ムカレンダーH1 が配置されるように、2ケ月分のホロ
グラムカレンダーが並列に剥離可能に貼着されている小
さな台紙3−を、前記大きな台紙の切り込みに挟み仮
止めしている状態を示している。前記仮止めする理由
は、封筒の受取人が、ホログラムカレンダーが剥離可能
に貼着された台紙3−を実際に自分の腕時計に貼付で
きる状態に保持するためであり、その仮止めの方法とし
ては、図1(b)(c)に示すように台紙3−の2ケ
所に切り込みを設けて、ホログラムカレンダーH1 を添
付した小さな台紙3−を前記切り込みに差し込んで固
定するか、あるいは透明な袋に前記台紙3−をいれ
て、袋毎、前記台紙3−の所定の位置にホットメルト
系接着剤等により点接着することにより固定することが
できる。また、台紙3−自体に、シリコン等を直接印
刷することにより、剥離層を設ければ、台紙3−を省
略することができる。
【0010】この例に述べたホログラムカレンダーを封
入物とした本発明の窓あき封筒11を、受け取った人
は、封筒の表面を見るだけで、開封することなく、封入
されたホログラムカレンダーH1 の光彩を封筒の窓部W
からみて、続いて前記窓部の周縁に印刷された人間の手
首部分と、封入された台紙に印刷された時計から、腕時
計用のホログラムカレンダーH1 であることを認識する
ことができ、次の情報を期待して封筒を開封する確率が
高くなる。尚、ホログラムカレンダーを封入物として説
明したが、他に商品見本やおまけとして、利用する場合
も本発明の方法によればよく、例えば挿入印刷物等に販
促すべき商品情報を入れればよい。単なる商品の販売の
みでなく、例えば、保険の勧誘、演劇、映画、スポーツ
等の来場案内等にも幅広く応用できるものである。
【0011】又、各種イベント会場への来場記念として
渡すノベルティとしてテレホンカードを本発明の窓あき
封筒にいれることもできる。すなわち、展示会社として
PRしたい情報を印刷したテレホンカードをホログラム
付テレホンカードとして封筒に本発明の方法により、ホ
ログラム加工面を窓部に位置させ、且つ一般の情報印刷
物とともにも同時に封入しておけば、前記テレホンカー
ドのホログラムが封筒を開封することなく視認されるの
で、該封筒を開封することになり、前記一般の情報印刷
物をも読んでもらうことができる。
【0012】本発明においては、窓から見せようとする
封入物がいつも安定して窓部Wにくるようにするために
は、封入物の位置を固定する目的の、紙あるいはプラス
チックシート等のやや剛性のある台紙を用いるのがよ
く、該台紙に封入物を固定する方法はそれぞれの封入物
に適した方法を用いることができる。例えば、封入物が
カードであれば、前に述べたとおり台紙に切り込みをい
れて角部を差し込む図2(b)のような方法を用いるこ
とができる。台紙に載置した封入物を透明なフィルムに
より、固定化する、シュリンク包装、スキンパツク等の
方法もよい。封筒に設けた窓の位置に封入物が位置する
ようにするためには、台紙の大きさと、封筒の内寸を近
似させればよく、このための寸法関係は、封筒の内寸
A、Bに対し、台紙寸法をA−(2 〜3)mm、B−(2 〜
3)mm程度として前記目的を達することができるが、本発
明の封入物の表示用台紙以外の印刷物等の挿入物が多い
場合は、適宜前記寸法を変更すればよい。即ち、封筒へ
の挿入物が多くなる場合には、台紙を小さめに設定して
挿入し易くする。また、特別な台紙を使用せず、挿入す
る印刷物等に封入物を固定して、本目的を達することも
できる。
【0013】本発明に用いる封筒は、紙製、プラスチッ
ク製、あるいは紙、プラスチック、金属箔等を積層した
材料によるものなど各種の素材が利用できる。そして、
封筒に設ける窓は、不透明な材料からなる封筒の場合に
は、予め所定の位置を打ち抜いて、透明なフィルムを前
記窓部に貼るか、あるいは、予め所定の位置を打ち抜い
た封筒用紙の裏側全面に、例えばポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の透明フィルムを貼ること
により得られる。窓部の大きさ、形状等は、封入する封
入物および、窓部周縁に設けるイラスト、写真等との関
係により設計する。また、封入物開示用の窓は、通常の
用途としては、1ケ所でよいが、2ケ所以上の窓を設け
て、封入物の訴求力を高めてもよい。さらに、イラスト
や写真は、封筒の窓部周縁に設けるだけでなく、窓部に
貼られた透明フィルムに印刷されてもよい。
【0014】〔実施例1〕以下、図面に基づいて具体的
な実施例1について説明する。図2(a)は、実施例1
による封筒の外観を示す図であり、図2(b)は、前記
封筒に封入される台紙を示す図である。図2に示すよう
に、カードCを窓あき封筒に封入するが、カードCの表
面デザイン15Xと同じ印刷の絵柄15を封筒11の所
定の位置に印刷しておき、カードの装飾と偽造防止のた
めに付加される例えばホログラム等のワンポイントマー
クの部分に窓Wを形成する。台紙へのカードのセッティ
ングは図2(b)のような構造とする。本例は、『音楽
友の会』用としての例であり、会員の勧誘のためにDM
を利用したものであり、図のように封入物としてのカー
ドは、カードとしての共通印刷事項15Xは予め印刷し
ておき、封筒11の中に挿入して、ホログラムのワンポ
ントマークH2 の部分に窓Wを設けた。前記カードの共
通印刷事項と略同じ印刷15を、封入されたカードCと
同じ位置の封筒表面に施す。本封筒11を手にすること
により、カードにより会員としての証明、入場券や購入
ソフト(CDなど)の支払い、また将来は各地に設置さ
れる端末により、音楽会の開催案内や予約等のサービス
も受けられる。このような、カードを本発明による窓あ
き封筒11に封入したDMを受取り、音楽会会員になる
ことを承諾した受取人が、事務所にカードを持参する
か、返送されてきた時点で個人情報、暗唱番号等を、専
用のリーダライタにより書き込むことによってはじめて
使用できるカードとなる。図2に示すように、音楽友の
会の名称と前記窓部のホログラムのワンポイントマーク
2 と予め封筒表面に印刷された情報15から、受取人
は、窓部WにあるホログラムマークH2 に関心を持ち、
すぐにこれが会員募集の案内であり、且つカードを利用
した種々のサービスが受けられることを理解する。
【0015】〔実施例2〕図3(a)(b)は、本発明
の別の実施例による窓あき封筒の商品説明の面(表側)
を示し、(c)は商品をセットした状態の台紙を示す。
この例は、口紅の販売促進に利用するケースである。口
紅は化粧品店の店頭やDMによる販売促進用あるいは多
くのカラーからの選択の便利のために、例えば、特開平
3-80807 のように、口紅を平面上に展色したもの(以
下、展色シートという)がある。この展色シートLは、
口紅そのものが比較的厚く展色されていて、使用するま
での前記展色口紅の表面は乾燥防止あるいは衛生上の理
由から透明なフィルムにより被覆されており、使用時に
は、この透明なフィルムを剥がして、展色されている口
紅をスティックブラシ等により、唇に塗ることができる
ものである。図3(a)は封筒の表側に、女性の写真と
口紅のカラーに関するイメージコピー25を印刷する。
封筒21に用いる紙は、晒クラフト系の用紙の片面にク
レイコートされカレンダーにより光沢加工された用紙で
ある。また、図3(b)で実施例2を説明するために、
印刷を除いた封筒の表紙で示されているように、商品用
の窓Wは極めて小さなものを3ケ所に設け、W1
2 、W3 とし、、それぞれの窓に位置させる展色シー
トの色を別のものとし、台紙23の前記封筒に設けた窓
に対応して、図3(c)のごとくL1 、L2 、L3のよ
うに位置させ、台紙23に仮止めする。
【0016】本実施例によるDMを受け取ったひとは、
前記の3色即ち、L1 、L2 、L3の中から好きな色を
選択し得るようにした。即ち、台紙23には、異なった
色の口紅の展色シートが、封筒に設けたそれぞれに対応
した窓の位置W1 、W2 、W3 に、図3(c)に示すよ
うにセツトする。この口紅の見本入りDMを受け取った
人は、封筒本体に印刷された女性の顔と、簡単な説明コ
ピー25とから、窓Wから見える色が口紅そのものであ
ることを認識し、商品に対する興味を覚えるのである。
【0017】
【発明の効果】請求項1による窓あき封筒は、窓あき封
筒の封入物が外部から視認可能な窓部の近傍に、封入物
を又はその使用態様を説明するイラスト又は写真が設け
られているため、封入物を即時に認識できるので、封筒
の開封率を向上させることができる。また、請求項2に
よる窓あき封筒は、窓部から視認可能な封入物の少なく
とも一部が、イラスト又は写真の一部に組み込まれてい
るため、封入物に対する封筒の受取人の興味を、よりい
っそう喚起し、封筒の開封率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施態様の例。
【図2】本発明の第2の実施態様の例。
【図3】本発明の第3の実施態様の例。
【符号の説明】
1.11.21.封筒 2.12.22.封入物 3.13.23.台紙 4.14.24.宛て名用の窓 5.15.25.実施態様のイラスト又は写真 6.16.26.宛て名 W 封筒に設ける窓 H1 ホログラムカレンダー H2 ホログラムのワンポイントマーク C カード L 口紅の展色シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒に封入される封入物が外部から視認
    可能に、透明窓部が形成されている窓あき封筒におい
    て、 前記封筒の前記透明窓部の近傍に、前記封入物を又はそ
    の使用態様を説明するイラスト又は写真が設けられてこ
    とを特徴とする窓あき封筒。
  2. 【請求項2】 前記透明窓部から視認可能な封入物の少
    なくとも一部が、前記イラストまたは写真の一部に組み
    込まれている請求項1記載の窓あき封筒。
JP7107175A 1995-04-07 1995-04-07 窓あき封筒 Pending JPH08282678A (ja)

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JP7107175A JPH08282678A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 窓あき封筒

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JP7107175A JPH08282678A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 窓あき封筒

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504616A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 オーファウデー キネグラム アーゲー Rf識別のためのセキュリティエレメント
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