JPH08279782A - データを移動局とやりとりする通信網の固定局に対するマルチセンサの受信法及び受信装置 - Google Patents

データを移動局とやりとりする通信網の固定局に対するマルチセンサの受信法及び受信装置

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JPH08279782A
JPH08279782A JP8097420A JP9742096A JPH08279782A JP H08279782 A JPH08279782 A JP H08279782A JP 8097420 A JP8097420 A JP 8097420A JP 9742096 A JP9742096 A JP 9742096A JP H08279782 A JPH08279782 A JP H08279782A
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sensors
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JP8097420A
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Jean-Jacques Monot
モノ ジャン−ジャック
Francois Pipon
ピポン フランソワ
Gilbert Multedo
マルトド ジルベール
Pascal Chevalier
シュヴァリエ パスカル
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Thales SA
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0848Joint weighting
    • H04B7/0857Joint weighting using maximum ratio combining techniques, e.g. signal-to- interference ratio [SIR], received signal strenght indication [RSS]

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一つの移動体使用者と、網状のセ
ンサによりマルチセンサの受信のため与えられた少なく
とも一つの固定局との間で信号を交換する無線通信シス
テムのマルチセンサの受信、及び該信号の処理の改善法
を開示する。 【解決手段】 この方法は、固定局からはトランスペア
レントな方法で、受信時にチャネルを形成するため重み
付けベクトルWを計算することからなる。重み付けベク
トルWは、信号対雑音比を最大にする適応型アルゴリズ
ムにより評価される。応用範囲は移動無線通信の分野で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一つの
移動体使用者と通信網の固定局との間の無線媒体上で送
信されたメッセ−ジの受信を改善する方法、及び該方法
を実施する装置に関する。
【0002】本発明は無線通信の分野、特に少なくとも
一つの移動体端末と固定データバンクとの間のデジタル
データ要素の伝送、即ち情報の復元サービスに適用され
る。
【0003】
【従来の技術】フランステレコムモービルデータにより
開発されたモバイパック(MOBIPAC)によりこの
種の伝送が行われている。モバイパックは無線媒体を使
用して移動局に行うデータ伝送サービスである。これに
よりどちらから伝送が開始されるかに拘らず移動体端末
と固定データバンクとの間、又は二台の移動体端末の間
で、データパケットの交換の形で双方向通信が可能であ
る。用語“移動体端末”は移動時に要求される必要性に
いかなる害も与えることなく無線手段によりネットワー
クに連結される端末に適用され、用語“固定端末”は優
先的なリンクによりネットワークに連結される端末に適
用される。移動局によるネットワークへのアクセスは基
地局により行われる。
【0004】マルチプルアクセス手順による電波資源の
共有により、ネットワークへ早いアクセスができる利点
を享有する多数の移動局を管理できる。
【0005】ネットワークは移動体端末、基地局更に一
連の接続及びトランシットスイッチにより構成されてい
る。監督センターは、加入者に関する技術的なデータの
管理と同様に、ネットワークの設備の運行と監督の機能
を行っている。
【0006】移動体端末と基地局との間のリンクは双方
向リンクであり、チャネルを通して行われている。該チ
ャネルは410MHzから430MHz内にある立ち上
がり周波数と立ち下がり周波数から成っている。チャネ
ルは12.5kHz離れている。
【0007】伝送はデータのパケットを転送するフレー
ムの形で行われている。使用されている変調方法は全体
のビットレイトが8kbits/sであり指数が0.3
のガウス性最小シフトキーイング(GMSK)変調であ
る。
【0008】物理的なレベルで、該フレームはヘッダー
と符号化された要素に対応したシンボルのブロックから
成っている。各ブロックはハミングコードにより符号化
され20バイトのリンク層から生ずる30バイトを有し
ている。ヘッダーは32同期シンボルを含む7バイトで
ある:これらは16ビットの同期シンボル(全てのメッ
セージに対し同じ)と、16フレーム同期シンボル(オ
ペレータに固有)である。
【0009】最小メッセージは、最小メッセージの大き
さが37バイト即ち37msであるヘッダーと1ブロッ
クから成っている。各伝送の前には5msから10ms
に等しい搬送波の確立及び安定時間が置かれている。
【0010】移動局によるネットワークへのアクセスは
次の二つの方法で行われている: −一番目の方法によりランダムアクセス系は基地局によ
り定められる時間スロット内に置かれる。全ての移動局
は同じ周波数でアクセスを行なうので、二つ乃至は幾つ
かの移動局は同じ時間間隔でメッセージを送信すること
が可能である。この結果衝突が起こる。衝突に対する管
理は、移動局により送られたメッセージの伝送がうまく
行く時確認応答の信号を返送する基地局により行なわれ
る。このランダムアクセスのシステムにより、パケット
の大きさがスロットの期間にコンパチブルならばパケッ
トが伝送される。他方、移動局により期間の長い転送に
対するリクエストが作られる。一番目のスロットの開始
はTDMA(時分割多重アクセス)を行なうフレームを
受信した後40msの所で行なわれる。3.1msの保
持時間が移動局によりスロットの開始点を決定するため
取られている。スロットの存在期間は、37msの期間
のメッセージに対し68msである。
【0011】−二番目の方法によりアクセス系には移動
局により大きいデータパケットを伝送するリクエストが
続く。この場合、該局はアクセスに対するリクエストが
ある時ネットワークに伝送される大きさに対応したパケ
ットを伝送することを行なう特別なフレームを送出す
る。移動局は上下の反転を行なうため20ms有してお
り、特別なフレームにより定められたメッセージを送出
する。
【0012】基地局と移動局との間の伝送の操作には、
自動誤り訂正の原理が使用されている。このように、移
動局又は基地局はメッセージの送出時に確認応答信号を
要求し、伝播の状態による衝突即ちメッセージの消失を
管理している。送信機がこの確認応答信号を受けなけれ
ば、新しい試験が行なわれる。しかし、この伝送の動作
特性は移動局の伝送のパワーが低い場合、及び一つの同
一のスロット上に生ずる多数の衝突により制限される。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前述の欠
点を解決することである。これを行なうため、本発明の
目的は少なくとも一つの移動局と、網状のセンサにより
マルチセンサの受信のため与えられた少なくとも一つの
固定局の間で信号を交換する無線通信システムのマルチ
センサの受信と、該信号の処理を改善する方法であり、
前記の方法は基地局から見てトランスペアレントな方法
で、受信時にチャネル形成重み付けベクトルを計算する
ことから成り、該重み付けベクトルは信号対雑音比を最
大にする適応型アルゴリズムにより評価されることを特
徴としている。
【0014】本発明による方法には、基地局に対しトラ
ンスペアレントである利点があり、更に次のことが行な
われる: −主として、パワーの低い端末、又は接続バランスが悪
い端末の側での受信の改善, −二番目の事柄として、1以上の移動局により一つの同
一のスロットにアクセスする間衝突が制限される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は伝送チャネルの最強の信
号に対し受信を合わせることから成る。これによりパワ
ーの低い信号の受信が改善される。動作特性に関して示
すように、この動作モードにより同じチャネルで伝送さ
れる二つの信号に対する受信を大幅に改善できる。
【0016】この理由として、使用された原理により二
番目の呼がある場合、チャネル内の最強の呼の信号対雑
音比(SNR)又は信号対雑音+妨害比(SNIR)が
改善されるからである。
【0017】図1に概要を示す本発明による方法は、移
動局により送られた信号に対するマルチセンサの受信に
基づいており、チャネル形成ユニット2に接続された網
状のN個の全方向性のアンテナ1を備えている。
【0018】受信の結果は次に固定局に送信される。
【0019】マルチセンサによる受信の処理は、アクセ
スモード即ちトラフィックモードの場合、固定局の動作
の段階を考慮することなく恒久的に行なわれる。
【0020】以下に処理の原理を記載する。
【0021】最初、リンクは衝突していないとする。網
目上のセンサにより受信された信号は次のように記載で
きる: X(t)=α.s(t).s+B(t) ここに、s(t)は移動局により送られた信号であり、
αは基準センサ、例えばセンサ1として選択された所定
のセンサ上の大きさであり、sは移動局により送られた
信号の方向ベクトルであり、B(t)は雑音である。
【0022】基準センサに対し定められる方向ベクトル
sは次のように表せる:
【0023】
【数1】
【0024】ここにak はセンサkとセンサ1との間の
利得の差(基本的にはセンサ間の結合の問題による)で
あり、Φk はセンサkとセンサ1の間の位相差である。
変数ak とΦk は有効な信号の到着の方向により左右さ
れる。
【0025】所定の周波数、例えばFe=16kHzで
サンプリングした後で網状のセンサにより受信された信
号X(t)に対応したベクトルX(n)を捕捉した後、
本発明により、処理操作の出力でSNRを最大にする受
信チャネルの重み付けベクトルWの計算3が行なわれ
る。該SNRは、k=1からKの各センサにおいて雑音
レベルが等しいならば次の式で表される:
【0026】
【数2】
【0027】ここに、Πs は基準センサで受信された有
効な信号のパワーであり、σ2 は有効信号の上に重畳さ
れた雑音のパワーであり、転移−共役操作を表す指数と
して+を有している。
【0028】この問題の解はw=λ.s(λは複素数)
である。
【0029】ベクトルwを計算するため次の二つの方法
が使用できる: −一番目の方法により、網状のセンサの上に受信された
信号X(t)に対する相関マトリクスRxxの最大固有値
に関連した固有ベクトルが評価される、 −二番目の方法により基準センサの上に受信された信号
1 と他のセンサにより受信された信号の間の相関が計
算される。
【0030】以下で最大固有ベクトル即ちMEVと呼ぶ
一番目の方法は、所要のベクトルWが網状のセンサの上
に受信した信号の相関マトリクスRxxの最大固有値に対
応した固有ベクトルである原理に基づいている。この原
理は網状のセンサの上に受信した信号の次の相関のマト
リクスを計算することにより表わされる: Rxx=E[X(t).X+ (t)]=Πs ss+ +σ2 .I (3) ここにE[X(t).X+ (t)]は数学的な期待を示
している。
【0031】このマトリクスを固有ベクトル及び固有値
に分解することにより、固有ベクトルSを有したΠs
等しい固有値と、σ2 に等しいK−1個の固有値が得ら
れる。
【0032】重み付けベクトルWはそれ故次の問題の解
である:
【0033】
【数3】
【0034】ここにPはWにより定められるアンテナの
出力における信号のパワーに対応した基準であり、W+
W=1は最大化の制約である。
【0035】ベクトルWを適応性を有して評価するた
め、本発明による方法では次の初期条件を基にした勾配
のアルゴリズムを使用している:
【0036】
【数4】
【0037】従ってMEVアルゴリズムは次のように表
せる:
【0038】
【数5】
【0039】ここに∇Pw (n-1) は、W(n−1)で取
られたパワーPの勾配に対応している。
【0040】勾配の計算におけるピッチμは重要なパラ
メータである:このピッチが大きくなれば、収束が早く
なるが、収束の誤りが大きくなる。妥協を見つける必要
がある。損失を制限するため、該パラメータは信号対雑
音比の関数として適応性を有して決定される。それ故次
式が選択される:
【0041】
【数6】
【0042】最後に、制約W+ W=1(法=1)を満足
するため、W(n)に標準化が行なわれる:
【0043】
【数7】
【0044】Rxxは原理的に未知であるが、Rxxは瞬時
の評価により置き換えられる: Rxx≒X(n).X+ (n) (8) 従って、アルゴリズムMEVは次のようになる: W(0)=C (9)
【0045】
【数8】
【0046】
【数9】
【0047】以下の記述で初期BCF即ちブラインドチ
ャネル形成と呼ぶ2番目の方法は、センサが受信した信
号Xと基準センサが受信した信号x1 の間の相互相関r
xx1のベクトルを計算することから成り、次にベクトル
Wを得るため一番目のセンサに受信したパワーにより標
準化される。それ故、ベクトルWは次の式により表され
る:
【0048】
【数10】
【0049】信号のパワーΠs が雑音のパワーσ2 に対
して十分強ければ、ベクトルWはベクトルSに比例し、
有効な信号の方向に従来のチャネル形成が行なわれる。
言い換えれば、ベクトルWにより処理の出力において信
号対雑音比の最大化が行なわれる。
【0050】ベクトルWは信号の統計が既知と仮定すれ
ば前述のように計算される。実際には、これらの統計は
未知である。この方法では、全ての非定常的な状態の特
徴(伝播チャネルの非定常的な状態、即ち新しい移動局
の到来)を継続するため減衰率を使用して、適応型アル
ゴリズムにより評価する。それぞれの新しいサンプル
で、使用されるベクトルは次のように表される:
【0051】
【数11】
【0052】ここに、指数としての*は複素共役操作に
対応している。
【0053】更に、基準センサ、即ち前述の式における
センサ1が一時的なフェージングを受ける場合があるの
で、本方法では、例えばセンサ1とセンサ2の二つの基
準センサを使用しており、その選択は受信信号のパワー
を評価した後行なわれる。それぞれの新しいサンプル
で、本方法により次の一連の操作が行なわれる: −センサ1及び2で受信した信号のパワーの値の計算:
Π1 (n)及びΠ1 (n), −基準相関rXx1 (n)及びrXx2 (n)の計算及び更
新、 −最大のパワーを有するセンサの選択と次の重み付けベ
クトルの計算:
【0054】
【数12】
【0055】−以前のベクトルWによるフィルタリン
グ: y(n)=W(n)+ W(n) (15)
【0056】基準センサの過度な変化を避けるため、こ
の種の変化はパワーの差が所定の閾値(例えば10d
B)より大きい時のみ行なわれる: abs(Π1 −Π2 )>10dB (16)
【0057】二つの観察によりこれらの二つの方法が生
ずる:これらの二つの方法の一方を行なうため、ウェー
ブエッジモデルを有する必要はない。特に、網状のセン
サを校正する必要はない(この種の校正はベクトルSの
評価から移動局により送られる信号の到着の方向を推定
する要求があれば必要であり、これは本発明の場合でな
い)。
【0058】有効な信号X(t)が幾つかの伝播通路を
備えていれば、前述の二つの方法はまだ有効である。実
際には、センサが受ける信号X(t)は次のように表さ
れる:
【0059】
【数13】
【0060】ここにPは通路の数であり、τi は通路i
の伝播の遅延の期間である。
【0061】全ての通路は、一般には125msである
シンボル期間より遥かに小さい遅延を有して網状のセン
サに到着する。それ故、次のように書くことが可能であ
る: s(t−τi )=s(t),∀i (18)
【0062】更に次式を得る:
【0063】
【数14】
【0064】これにより次式が与えられる: X(t)=α’.s(t).s’+B(t)
【0065】S’は有効信号に関連した全ての通路に生
ずるコンポジット方向性ベクトルであり、二つの方法の
一方によりベクトルWを計算することにより推定され
る。
【0066】この二つの方法は次のように計算パワーと
動作特性の関点から比較される。
【0067】計算パワーの点で、MEV法はそれぞれの
繰り返しにおいて、逆計算と標準逆計算を含むので、B
CF法より高度である。
【0068】動作特性の点で、二つの方法は定常単一通
路、即ちレイリーチャネルの上で等しい。反対に、ME
V法は二つのレイリー通路を有するチャネルの上では優
れている:該方法は全てのセンサを考慮に入れベクトル
Sを評価し、BCF法の場合基準センサと成るセンサの
一方の上ではいかなるフェージングによっても劣化しな
い。
【0069】この現象は実質的に大きな結合がセンサの
間に生ずる場合生ずる。
【0070】従って、MEV法は計算パワーが行なわれ
るならば好ましい。
【0071】例えば制限を受けないシミュレーションか
ら得られる二つの方法の動作特性を以下に示す。
【0072】シミュレーションを行なうため使用される
モデルは移動電話システムに従来から使用されているモ
デルに対応している。
【0073】該システムにより受信される信号X(t)
は1又は2の通路とガウス性白色雑音からなる伝送によ
り形成されることから成る。この信号は次のように表せ
る: X(t)=α1 (t).s(t).s1 +α2 (t).s(t).s2 +B(t) (20)
【0074】ここに、α(t)は定常チャネル又はレイ
リーフェージングに対する可変チャネルの場合一定であ
るチャネルの偏差を表しており、s(t)は移動局によ
り送られる変調信号であり(単一通路の場合α2 (t)
=0),s1 及びs2 は2つの伝播通路に関するそれぞ
れの方向ベクトルであり、B(t)は局が受信する雑音
である。
【0075】Sはセンサの間の結合を考慮しない場合の
方向ベクトルであり、次式のように表される:
【0076】
【数15】
【0077】シミュレーションは動作特性を比較するた
め同じ条件で両方の方法(BCF及びMEV)に対して
行なった。次の2つの値をMEV法に基づく勾配のパラ
メータνに対し試験した:収束の速度は0.2と0.5
である。値0.2はこの例に対する最適な値として選択
されている。
【0078】BCF法のアルゴリズムの減衰率λは11
/12=0.917に等しく取られている。
【0079】データ要素の前に5msから10msの間
無変調搬送波を伝送し、最小の大きさが37msである
フレームにより動作するシステムの例では、以下のシミ
ュレーションから判るように、搬送波の伝送の後にチャ
ネル形成により1ms未満で最適な利得が得られる。
【0080】この位置決め時間は信号対雑音比で変化す
ることが判る。
【0081】MEV法の場合、アルゴリズムの収束の敏
速性は勾配のアルゴリズムで一定なνとして使用される
値により左右される。
【0082】以下に示す3つの図2、図3及び図4はM
EV法に基づくアルゴリズムの収束の時間に関してい
る。これらの図は収束の時間として処理の出力で比Eb
/Noに対する差の利得の値の曲線を示している。
【0083】図2及び図3はそれぞれν=0.2及び
0.5の場合で入力での比Eb/Noの差の値に対する
曲線を示している。比Eb/Noは整合フィルタの出力
における信号対雑音比に対応している。Ebは送信され
たビット当りのエネルギーに対応しており、Noはスペ
クトル雑音密度に対応している。
【0084】ν=0.5(及びν=0.2)の場合、M
EV法は入力比Eb/Noが5dBより大きい時0.5
ms(及び1ms)内に収束する。収束の基準は収束の
終わりで得られる値の少なくとも1dBである。
【0085】更に、理論的な利得の最大は7dBである
(K=5のセンサに対し10logK=7)。ν=0.
2の場合アルゴリズムの収束が得られた時(τ>1.5
ms)の利得は、入力比Eb/Noが5dBより大きい
とこの最大値の0.5dB未満である。
【0086】図4ではν=0.2及び0.5の場合につ
いてEb/No=0dBに対するMEVアルゴリズムの
収束時間を比較している。ν=0.5の場合、ある利得
と実質的に小さな安定性を有しているが、収束は敏速で
あることが判る。
【0087】図5はBCF法によるアルゴリズムの収束
時間を示している。
【0088】BCF法の場合、アンテナ利得は5dBの
入力でEb/Noの値に対し500msの場合少なくと
も6dBであり、アルゴリズムは最も都合の悪い場合
(Eb/No=0dB)750ms内に収束する。
【0089】従って、いかなる方法が使用されても、そ
の処理は基地局に対して完全にトランスペアレントであ
り、1ms未満で収束する。
【0090】BCF法によるチャネル形成における動作
モードは受信を改善することに関し高い動作特性を有し
ている。処理に対し任意の基準としてセンサを有しない
MEV法に対しても利点がある。
【0091】図6は(ν=0.2の)MEV法及びセン
サから来る信号を直接使用する単一チャネル法に対し比
Eb/Noの関数としてBER(BERは処理システム
の出力で得られる二値の誤り率を示している)の曲線を
示している。有効なチャネルは定常的な単一通路チャネ
ルである。MEV法により7dBの利得が可能である。
BER=10-2で動作点に達するため、比Eb/Noは
Eb/No=6dBにする必要がある。このような比E
b/Noの値に対し、単一通路法によりBERは10倍
大きな値となる。
【0092】マルチパスがある場合でも、この動作モー
ドにより単一センサの構成に比較してかなりの利点が可
能である:レイリー単一通路の構成の場合、10-2に等
しいBERに対する利得は6.5dBであるが、パワー
が同じである二つのレイリー通路を取る構成の場合10
dBである。これらの動作特性を図7に示す。
【0093】前述の結果から判るように、マルチパス構
成によりMEV法から生ずる多重センサ受信が可能で、
センサの上でダイバーシティーが達成され従って大きな
範囲まで動作特性が改善される。このダイバーシティー
は通路の再結合による:所定の瞬間で、それぞれのセン
サにより受信された信号レベルは異なっており、MEV
法によりセンサ上で受信レベルは良好な方法を考慮に入
れるため最も高い。
【0094】MEV法と同じ方法で、5個のセンサによ
る構成の場合、Eb/Noの利得はBCF法を用いると
7dBである。この構成におけるBCF法の動作特性を
図8に示す。
【0095】図9はマルチパスがある場合単一チャネル
法と同じ構成のBCF法の動作特性を示している。BC
F法はマルチパス構成に対してMVE法より若干効率が
悪いことが判る。これは基準センサにフェージングがあ
るからである。動作特性は、10-3を越えるBERの値
に対しては同等であり、10-3未満の値に対しては劣
る。
【0096】本発明によるマルチセンサ受信により同じ
スロットにアクセスする2つの呼の分離度が改善され
る。これはBCF法に対する以下の記載で判る。
【0097】更に、2つの方法に対するシミュレーショ
ンによりこの問題の処理に対する有効性が示される。
【0098】BCF法により最強の信号に対する信号対
雑音比が改善される。網が2つの伝送路を有するとすれ
ば、網状のセンサにより受信される信号は次の式により
表される: X(t)=α1 .s1 (t).s1 +α2 .s2 (t).s1 +B(t) (22)
【0099】漸近的に、ベクトルWは次の値を取る:
【0100】
【数16】
【0101】このように計算されたベクトルWは、信号
1 及びs2 のパワーの値のそれぞれに関するパワー値
Π1 及びΠ2 が雑音σ2 のパワーに対し十分大きな値の
時、信号s1 の方向のチャネル形成と、信号s2 の方向
のチャネル形成の和である。この和は二つの伝送路のそ
れぞれのパワーの値により重み付けられている:最強の
信号の方向に形成されたローブは、信号のパワーが大き
い時全て大きい。
【0102】信号s1 とs2 の出力パワーの間の比P1
/P2 のより詳細な計算は以下の通りである:
【0103】
【数17】
【0104】ρを次式のように信号s1 と信号s2 の間
の空間相関の係数とする:
【0105】
【数18】
【0106】更に全てのセンサは同じ信号パワーを受け
るとする: s+ 1.s1 =s+ 2.s2 (26)
【0107】
【数19】
【0108】2つの信号が完全に空間的に無相関であれ
ば次式を得る:
【0109】
【数20】
【0110】このように、2つの信号の入力パワーの値
の間の比は増幅される。例えば、入力でΠ1 /Π2 =1
0dBならば(信号1の復調ができないとする)、処理
の出力でP1 /P2 =30dBを得る(完全復調)。
【0111】二つの信号の相関が完全ならば(ρ=
1)、次式を得る:
【0112】
【数21】
【0113】二つの信号のパワーの値の間の比は変更さ
れない。
【0114】このMEV法の場合の実証はより複雑であ
る。シミュレーションによりBCFに関して有効な動作
であること、及び優位性が示されている。
【0115】この様に、二つの移動局がアクセス段階で
衝突する位置に対応した同じチャネルで通信するなら
ば、本発明による方法は最強の信号を“捕捉”する。二
つの信号の相対的なレベルは最強の信号まで所定の選択
により増加する。使用された方法により、利得はMEV
法に対し無視できない利点を有して変化する。
【0116】図10の表は、二つの移動局1及び2が周
波数に関し同じチャネルの上にある場合に行なわれたシ
ミュレーションの結果を示している。二つの移動局1及
び2はそれぞれ伝送パワーE1 及びE2 を有しており、
シミュレーションにより処理の入力における比E1 /E
2 の値と同じく移動局1及び2の0°から360°の間
の方位角で変化する(0dB,3dB,6dB及び10
dB)。表には処理操作MEV及びBCFの出力におけ
る比E1 /E2 に対する平均レベルと、出力での比E1
/E2 が所定の値より大きい場合のパーセントを示して
いる。例えば、入力比E1 /E2 が6dBならば単一チ
ャネル処理により二つの伝送路のいずれも復調されな
い。反対に、41%(及び44%)のMEVの処理(及
びBCFの処理)では、比E1 /E2 は15dBを越
え、単一チャネルシステムの出力での単一チャネル処理
により最も弱い伝送路が復調される。
【0117】従って、本方法は二つの移動局が適当な方
法で空間的に離れている時最強の信号を復調するアクセ
ス段階に対しても使用できる。
【0118】本発明による方法を実施するマルチセンサ
受信装置の機能的な図を図11に示す。
【0119】本発明によるマルチセンサ受信装置は次の
ものを備えている: −例えばN個の全方向性のアンテナを備えた網状のセン
サ4、 −ネットワーク4のN個のセンサに対応した特別なN個
のチャネルをアナログ的に受信する51 から5N の手
段。アナログ受信手段により通信チャネルを選択するこ
とと、特別なバンドに受信された信号をサンプリング動
作とコンパチブルな中間周波数Fi に変換することが行
なわれる。自動利得制御(AGC)機能が内蔵され、ダ
イナミックな受信範囲を有し感度が改善される、 −それぞれのチャネルに対しデジタル化とベースバンド
内への通過を行なう61から6N の手段。デジタル化と
ベースバンド内への通過の61 から6N までの手段によ
りダイナミックレンジの信号とコンパチブルなビット数
で信号をサンプリングすることと、該信号をベースバン
ドに変換することが行なわれ、チャネル形成ユニット2
に複素信号が与えられる、 −前述のアルゴリズムのいずれかを実施し図1のブロッ
ク2が中にある不連続な線で囲ったデジタルチャネル形
成プロセッサ7。チャネル形成プロセッサ7により受信
したN個の信号を基にチャネルに出力信号が与えられ
る、 −復調を行なうデジタル周波数弁別手段8。周波数弁別
手段8により周波数復調が行なわれ、被復調データの要
素に対応した信号が取り出される、 −デジタル−アナログ変換器9。DAC(デジタル−ア
ナログ変換器)9によりデジタル信号が図示していない
基地局の復調器の入力インターフェイスとコンパチブル
なアナログ信号に変換される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチセンサ受信法の原理図
【図2】入力での比Eb/Noの種々の値に対するν=
0.2の場合のMEV(最大固有ベクトル)の収束時間
【図3】入力での比Eb/Noの種々の値に対するν=
0.5の場合のMEV(最大固有ベクトル)の収束時間
【図4】比Eb/No=0dBに対しν=0.2と0.
5の場合に対するMEVアルゴリズムの収束時間の比較
【図5】比Eb/Noの種々の値に対しBCF(ブライ
ンドチャネル形成)アルゴリズムの収束時間
【図6】ν=0.2のMEV法と定常単一通路の単一チ
ャネル法の場合に対する入力比Eb/Noの関数として
BER(二値誤り率)の変化の曲線
【図7】ν=0.2のMEV法とレイリー単一通路及び
レイリー二重通路がある場合の単一チャネル法に対する
入力比Eb/Noの関数としてBERの変化を示す曲線
【図8】BCF法(BT=3,BTは通過帯域×時間で
あり、独立スナップショット値とも呼ばれる)と定常単
一通路がある場合の単一チャネル法に対する入力比Eb
/Noの関数としてBERの変化を示す曲線
【図9】BCF法(BT=3)とレイリー単一通路及び
レイリー二重通路がある場合の単一チャネル法に対する
入力比Eb/Noの関数としてBERの変化を示す曲線
【図10】E1 及びE2 が(アクセス段階で)網に同時
に到着する二つの伝送路のパワーである時、入力比E1
/E2 の種々の値に対しMEV及びBCF処理動作の出
力で比E1 /E2 の値を与える表
【図11】本発明による方法を実施するマルチセンサ受
信装置の機能図
【符号の説明】
1 全方向性アンテナ 2 チャネル形成ユニット 4 網状のセンサ 5 アナログ受信手段 6 デジタル化及びベースバンド内への通過手段 7 デジタルチャネル形成プロセッサ 8 周波数弁別手段 9 デジタル−アナログ変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルベール マルトド フランス国, 95490 ヴォレアル, リ ュ デ クロキュス, 11番地 (72)発明者 パスカル シュヴァリエ フランス国, 92600 クールヴヴォア, リュ エディ カブル, 4番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの移動局と、網状のセン
    サによりマルチセンサの受信のため与えられた少なくと
    も一つの固定局との間で信号をやりとりする無線通信シ
    ステムのマルチセンサの受信及び該信号の処理を改善す
    る方法において、固定局から見てトランスペアレントな
    方法で、受信時にチャネル形成重み付けベクトルWを計
    算することから成り、該重み付けベクトルWは信号対雑
    音比を最大にする適応型アルゴリズムにより評価される
    ことを特徴とするマルチセンサの受信及び信号の処理
    法。
  2. 【請求項2】 伝播ベクトルWが網状のセンサにより受
    信された信号の相関マトリクスの最大固有値に対応した
    固有ベクトルであり、重み付けベクトルWを評価するた
    め、所定の周波数でサンプリングした後で網状のセンサ
    により受信された信号に対応したベクトル(X(n))
    を捕捉した後;勾配の計算におけるピッチμが、信号対
    雑音比の関数として損失を制限するように決定される
    時、各々の新しいサンプルで該ピッチを更新することに
    より適応型になる勾配のアルゴリズムにより重み付けベ
    クトルWを評価すること、 最大化の基準に従い法を1に等しくするため評価された
    ベクトルWを標準化すること、 重み付けベクトルWによりデータの要素をフィルタにか
    けること、から成ることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 網状の少なくとも二つのセンサが基準セ
    ンサとして選定され、更に所定のサンプリング周波数で
    網状のセンサにより受信された信号に対応したベクトル
    (X(n))を捕捉した後;網状のセンサにより受信さ
    れた信号(X(n))と、二つの基準センサに対しそれ
    ぞれ受信された信号との相互相関のベクトルを計算する
    ことで、該計算はそれぞれ新しいサンプルで更新され
    る、 二つの基準センサに対しそれぞれ受信された有効な信号
    のパワーを計算することで、該計算はそれぞれの新しい
    サンプルで更新される、 二つの基準センサにおいて、所定の閾値より大きくある
    差を有する一番高いパワーを有する基準のセンサを選択
    すること、 選択されたセンサに対応した相互相関ベクトルと、該セ
    ンサにより受信された信号のパワーとの間の比を取るこ
    とにより重み付けベクトル(W(n))を計算するこ
    と、 重み付けベクトルWによりデータの要素をフィルタにか
    けること、から成ることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 所定数Nの網状のセンサと、通信チャネ
    ルを選択し所定のバンド内に受信された信号を所定のサ
    ンプリングとコンパチブルである中間周波数に置き換え
    るアナログマルチチャネル受信手段と、デジタル化及び
    ベースバンド内への通過の手段を備えた請求項1から3
    のいずれか1つに記載の方法を実施するための受信装置
    において、更に信号対雑音比を最大にする適応型アルゴ
    リズムを実施するデジタルチャネル形成手段と、周波数
    復調を行い被変調データ要素に対応した値の信号を利用
    できる弁別手段と、受信信号を該受信装置がリンクされ
    ている基地局の入力インターフェイスとコンパチブルな
    アナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器を備
    えていることを特徴とする受信装置。
JP8097420A 1995-03-28 1996-03-28 データを移動局とやりとりする通信網の固定局に対するマルチセンサの受信法及び受信装置 Withdrawn JPH08279782A (ja)

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