JPH082785Y2 - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents
カップ式飲料自動販売機Info
- Publication number
- JPH082785Y2 JPH082785Y2 JP1989046610U JP4661089U JPH082785Y2 JP H082785 Y2 JPH082785 Y2 JP H082785Y2 JP 1989046610 U JP1989046610 U JP 1989046610U JP 4661089 U JP4661089 U JP 4661089U JP H082785 Y2 JPH082785 Y2 JP H082785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- cover
- vending machine
- lower cover
- beverage vending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、機内に並列設置され粉末状原料を収納す
る複数の原料容器の前面を平板状前面カバーで共通的に
覆うカップ式飲料自動販売機に関する。
る複数の原料容器の前面を平板状前面カバーで共通的に
覆うカップ式飲料自動販売機に関する。
〔従来の技術〕 カップ式飲料自動販売機は複数の原料容器に多種類の
粉末状原料を貯え、販売信号によって一定量の原料と温
水とを混合して飲料を調製し、この飲料をカップに注入
し供給するものが公知である。前記原料容器は上面に蓋
付きの投入口を有しかつ横並びに設置されており、飲料
の販売に伴いオペレータにより、持参した袋入り原料の
袋を開封し前記投入口から原料の補充が行われる。一
方、原料容器の前面には、原料投入時に飛散した原料が
個々の原料容器表面に付着し、また原料容器間の隙間に
侵入してその後の機内清掃をやり辛くするのを防止する
ために、全ての前記原料容器の前面を覆う一枚の平板状
の原料容器前面カバーが設けられる。しかして前記飛散
した原料は原料容器前面カバーの前面に付着し、洗浄水
を前記前面にかけて簡単に洗い流される。
粉末状原料を貯え、販売信号によって一定量の原料と温
水とを混合して飲料を調製し、この飲料をカップに注入
し供給するものが公知である。前記原料容器は上面に蓋
付きの投入口を有しかつ横並びに設置されており、飲料
の販売に伴いオペレータにより、持参した袋入り原料の
袋を開封し前記投入口から原料の補充が行われる。一
方、原料容器の前面には、原料投入時に飛散した原料が
個々の原料容器表面に付着し、また原料容器間の隙間に
侵入してその後の機内清掃をやり辛くするのを防止する
ために、全ての前記原料容器の前面を覆う一枚の平板状
の原料容器前面カバーが設けられる。しかして前記飛散
した原料は原料容器前面カバーの前面に付着し、洗浄水
を前記前面にかけて簡単に洗い流される。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで従来の飲料自動販売機では、原料補充時に、
袋入り原料を床上に置き１袋ずつ取り上げて片手で保持
しながら片手で開封して投入口から原料を投入する等補
充作業の作業性が悪い欠点があった。
袋入り原料を床上に置き１袋ずつ取り上げて片手で保持
しながら片手で開封して投入口から原料を投入する等補
充作業の作業性が悪い欠点があった。
この考案は原料容器前面カバーの多目的利用に着目し
てなされたもので、原料補充作業の作業性を格段に向上
させることのできるカップ式飲料自動販売機を提供する
ことを目的とする。
てなされたもので、原料補充作業の作業性を格段に向上
させることのできるカップ式飲料自動販売機を提供する
ことを目的とする。
このような目的を達成するために、この考案は、前面
カバーを上部カバーと下部カバーとに上下に２分割し、
下部カバーを回動可能にヒンジを介して上部カバーに連
結し、下部カバーをほぼ水平に保持するための係止手段
を設けたものである。
カバーを上部カバーと下部カバーとに上下に２分割し、
下部カバーを回動可能にヒンジを介して上部カバーに連
結し、下部カバーをほぼ水平に保持するための係止手段
を設けたものである。
下部カバーを水平に保つことによりその上に袋入り原
料を載せることができる。これにより袋入り原料を１袋
ずつ床上から持ち上げる手間が省け、また載せたまま開
封できて袋の開封が容易となる。
料を載せることができる。これにより袋入り原料を１袋
ずつ床上から持ち上げる手間が省け、また載せたまま開
封できて袋の開封が容易となる。
この考案の実施例を第１図ないし第６図に基づいて説
明する。図において、飲料自動販売機の機内には受台１
の周りに左右一対の側板２、背板３及び天板４を配設し
てキャニスタ室５が形成され、こゝに、前記受台１に支
持させて多数の原料容器６が収容設置される。この原料
容器６は上面に投入口を有してこの投入口には蓋７が設
けられる。また下部に搬出口を備える。前記搬出口に臨
み配設される原料シュート８の下方には原料と温水とを
攪拌混合して飲料を調製するミキシング装置９が設置さ
れる。
明する。図において、飲料自動販売機の機内には受台１
の周りに左右一対の側板２、背板３及び天板４を配設し
てキャニスタ室５が形成され、こゝに、前記受台１に支
持させて多数の原料容器６が収容設置される。この原料
容器６は上面に投入口を有してこの投入口には蓋７が設
けられる。また下部に搬出口を備える。前記搬出口に臨
み配設される原料シュート８の下方には原料と温水とを
攪拌混合して飲料を調製するミキシング装置９が設置さ
れる。
10は原料容器前面カバーで上部カバー11と下部カバー
12とからなり、両カバーはヒンジ13によって連結され
る。下部カバー12の下端部前面上には、コ字形をなし更
にその両脚14aの先端が外側に屈曲する係止部14bをなす
支え棒14がその中央部を滑動可能に取付金12aによって
支持され取付けられる。一方上部カバー11は、両側前面
上に上下に複数の係止溝15aを有する支持板15が固着さ
れ、またその両側背面上にかぎ形の取付用突片11aが突
設される。前記左右の側板２はその前端部に突片11aを
係合させる取付溝2aが形成される。尚ミキシング装置９
の前方位置に多数の原料容器６の前面に沿って左右に走
り一端に排水口20aを有する樋20が設置される。
12とからなり、両カバーはヒンジ13によって連結され
る。下部カバー12の下端部前面上には、コ字形をなし更
にその両脚14aの先端が外側に屈曲する係止部14bをなす
支え棒14がその中央部を滑動可能に取付金12aによって
支持され取付けられる。一方上部カバー11は、両側前面
上に上下に複数の係止溝15aを有する支持板15が固着さ
れ、またその両側背面上にかぎ形の取付用突片11aが突
設される。前記左右の側板２はその前端部に突片11aを
係合させる取付溝2aが形成される。尚ミキシング装置９
の前方位置に多数の原料容器６の前面に沿って左右に走
り一端に排水口20aを有する樋20が設置される。
前述の構成において、原料容器前面カバー10は、突片
11aを取付溝2aに係止させて、多数の原料容器６の前面
を覆うように、側板２に固定される。そして下部カバー
12は常時は上部カバー11の同一平面上に垂れ下がるよう
に保持される。原料容器６に原料を補充する際には、支
え棒14の係止部14bを適当な係止溝15aに係止させて、下
部カバー12が略水平に保持され、棚を形成する。しかし
て補充される袋入り原料の複数個が下部カバー12の上に
載せられ、かつ載せたまま開封された後原料が原料容器
６に次々に投入される。従って原料の補充作業が従来に
比べ極めて容易で円滑に行われる。前記投入時に飛散し
た原料は上部カバー11の前面及び下部カバー12の上面に
落下付着する。原料の投入終了後下部カバー12が垂直状
態に戻される。そして原料容器前面カバー10に洗浄水が
散水され前記付着した原料が洗い落とされる。この洗浄
水は樋20に捕集され排水口20aを介して排出される。こ
のように原料容器６が飛散する原料により汚損されるこ
とが原料容器前面カバー10によって免れ、原料容器前面
カバー10の清掃も従来と同様に容易に行われる。
11aを取付溝2aに係止させて、多数の原料容器６の前面
を覆うように、側板２に固定される。そして下部カバー
12は常時は上部カバー11の同一平面上に垂れ下がるよう
に保持される。原料容器６に原料を補充する際には、支
え棒14の係止部14bを適当な係止溝15aに係止させて、下
部カバー12が略水平に保持され、棚を形成する。しかし
て補充される袋入り原料の複数個が下部カバー12の上に
載せられ、かつ載せたまま開封された後原料が原料容器
６に次々に投入される。従って原料の補充作業が従来に
比べ極めて容易で円滑に行われる。前記投入時に飛散し
た原料は上部カバー11の前面及び下部カバー12の上面に
落下付着する。原料の投入終了後下部カバー12が垂直状
態に戻される。そして原料容器前面カバー10に洗浄水が
散水され前記付着した原料が洗い落とされる。この洗浄
水は樋20に捕集され排水口20aを介して排出される。こ
のように原料容器６が飛散する原料により汚損されるこ
とが原料容器前面カバー10によって免れ、原料容器前面
カバー10の清掃も従来と同様に容易に行われる。
この考案によれば、前面カバーを上部カバーと下部カ
バーとに上下に２分割し、下部カバーを回動可能にヒン
ジを介して上部カバーに連結し、下部カバーをほぼ水平
に保持するための係止手段を設けたので、投入時飛散し
た原料による汚損から原料容器が保護され、かつ原料容
器前面カバーに付着した原料の除去が容易であり、さら
に下部カバーにより棚を形成することによって原料の補
充作業を従来より格段に容易に能率よく行うことができ
る。
バーとに上下に２分割し、下部カバーを回動可能にヒン
ジを介して上部カバーに連結し、下部カバーをほぼ水平
に保持するための係止手段を設けたので、投入時飛散し
た原料による汚損から原料容器が保護され、かつ原料容
器前面カバーに付着した原料の除去が容易であり、さら
に下部カバーにより棚を形成することによって原料の補
充作業を従来より格段に容易に能率よく行うことができ
る。
第１図はこの考案の実施例を示す原料容器前面カバーの
正面図、第２図は同じく側面図、第３図は下部カバーが
棚を形成する状態における原料容器前面カバーの正面
図、第４図は同じく側面図、第５図は原料容器前面カバ
ーを備える飲料自動販売機の要部正面図、第６図は同じ
く側面図である。 ６……原料容器、10……原料容器前面カバー、11……上
部カバー、12……下部カバー、14……支え棒（係止手
段）、15……支持板（係止手段）。
正面図、第２図は同じく側面図、第３図は下部カバーが
棚を形成する状態における原料容器前面カバーの正面
図、第４図は同じく側面図、第５図は原料容器前面カバ
ーを備える飲料自動販売機の要部正面図、第６図は同じ
く側面図である。 ６……原料容器、10……原料容器前面カバー、11……上
部カバー、12……下部カバー、14……支え棒（係止手
段）、15……支持板（係止手段）。
Claims (1)
- 【請求項１】機内に並列設置され粉末状原料を収納する
複数の原料容器の前面を平板状前面カバーで共通的に覆
うカップ式飲料自動販売機において、前記前面カバーを
上部カバーと下部カバーとに上下に２分割し、前記下部
カバーを回動可能にヒンジを介して前記上部カバーに連
結し、前記下部カバーをほぼ水平に保持するための係止
手段を設けたことを特徴とするカップ式飲料自動販売
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989046610U JPH082785Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | カップ式飲料自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989046610U JPH082785Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | カップ式飲料自動販売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02138385U JPH02138385U (ja) | 1990-11-19 |
| JPH082785Y2 true JPH082785Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31561838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989046610U Expired - Fee Related JPH082785Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | カップ式飲料自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082785Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433196U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-05 | ||
| JPS6347972U (ja) * | 1986-09-17 | 1988-03-31 | ||
| JPS63159533U (ja) * | 1987-04-08 | 1988-10-19 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1989046610U patent/JPH082785Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02138385U (ja) | 1990-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |