JPH08275682A - 接ぎ木苗の養生装置 - Google Patents

接ぎ木苗の養生装置

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JPH08275682A
JPH08275682A JP7106988A JP10698895A JPH08275682A JP H08275682 A JPH08275682 A JP H08275682A JP 7106988 A JP7106988 A JP 7106988A JP 10698895 A JP10698895 A JP 10698895A JP H08275682 A JPH08275682 A JP H08275682A
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JP
Japan
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seedling
grafted
air
closed space
closed
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JP7106988A
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Tetsuo Tomoe
友枝哲男
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TOMOEDA NOGYO SHIZAI KK
Original Assignee
TOMOEDA NOGYO SHIZAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉室内を接ぎ木苗の養生のための苗載置部
として有効利用でき、内部に微弱な自然循環流を生起し
つつ、接ぎ木苗の茎や葉にもれなく微弱な空気流を接触
させて接合部の活着を促進し、接ぎ木苗を短期間で大苗
に成育させて大量生産でき、接ぎ木苗の歩留りも高く、
製造コストも安価な接ぎ木苗の養生装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 密閉空間を備えた密閉室14と、密閉空間に
設置された苗載置部16と、密閉室の天井面18に設置
され、冷却気体或は冷却液体を密閉空間に放出すること
なく冷却媒体との熱交換で冷気を発生する上部冷気発生
部20と、密閉室の床面22に設置され、加熱気体或は
加熱液体を密閉空間に放出することなく加熱媒体との熱
交換で暖気を発生する下部暖気発生部24とを備えて成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トマト、メロン、胡
瓜、西瓜等の苗の穂木を他の苗の台木に接ぎ木した接ぎ
木苗の養生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トマト、メロン、胡瓜、西瓜等の苗を生
産する場合においては、苗の病害対策、健全育成等を目
的として南瓜等の苗の台木に、前記各苗の穂木を接ぎ木
した接ぎ木苗を大苗に成育させた接ぎ木苗を、農協等か
ら栽培農家は購入して圃場に移植している。近年、この
接ぎ木苗は、栽培農家における果菜類の生産規模の拡大
により次第に需要が高まっている。従来、苗の台木に、
別の苗の穂木を接合して該接合部をクリップなどの保持
具で保持した接ぎ木苗は、接合部の活着率を高めるため
に温室内の被覆環境下で養生していた。しかし、接合部
の活着率が低く、かつ活着率が季節により大きく変動す
る。そこで、台木に穂木を接合した接合部を保持具に保
持させた状態で屋内の苗収容部内に収容し、屋内の温
度、湿度、光量等を制御しながら接ぎ木苗に空気を送風
しながら養生し、台木と穂木との接合部を短期間で活着
させ、接ぎ木苗を敏速にかつ大量に生産することができ
る接ぎ木養生装置が特開平5ー95733号公報に提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
接ぎ木養生装置においては、密閉し得る出入口を有した
箱形の断熱外室の内部に、対向した側面壁が多孔板から
成る苗収容のための断熱内室を設け、この断熱内室の一
方側に設置した加圧室から多孔板を経由して棚状の苗収
容部に収容した接ぎ木苗と略直交する水平方向に空気を
強制的に送風しつつ他方側壁の多孔板を通過させ、断熱
内室の外周に設けた風路を経由して空気を再び加圧室へ
周回させるため、養生装置は断熱内室と断熱外室との二
重構造に形成されて接ぎ木苗の棚状の苗収容部が縮小さ
れ、製造コストも高価である。また、空気を水平方向に
強制的に流動させるため、接ぎ木苗の葉の裏面側へ空気
が通流し難く、気孔の数が多い葉の裏面側でのガス交換
ができにくいために台木と穂木との活着が遅くなり、接
ぎ木苗を敏速に大量生産できない。更に、空気流が風と
なって接ぎ木苗に接触し、水分が失われる度合いが大き
く、なかには成育不良となて接ぎ木苗の歩留も低い等の
問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、(1)密閉空間に二重構
造の様な無駄がなく、密閉空間の大半を接ぎ木苗の養生
のための苗載置部として有効利用でき、製造コストも安
価である。(2)密閉空間に微弱な自然循環流が生起さ
れ、接ぎ木苗の茎や葉にもれなく微弱な空気流が接触し
て気孔におけるガス交換が活発化され、接ぎ木苗の接合
部の活着が促進されて接ぎ木苗を短期間で大苗に成育さ
せ、大量生産が可能である。(3)密閉空間内に微弱な
自然循環流を生起させて接ぎ木苗の水分が過剰に失われ
ることもなく、接ぎ木苗の歩留りも高い等を特徴とした
接ぎ木苗の養生装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、接ぎ木苗を養生するため
の密閉空間12を備えた密閉室14と、該密閉空間12
に設置された苗載置部16と、前記密閉室14の天井面
18に設置され、冷却気体あるいは冷却液体を直接密閉
空間に放出させることなく冷却媒体との熱交換で冷気を
発生させる上部冷気発生部20と、前記密閉室14の床
面22に設置され、加熱気体あるいは加熱液体を直接密
閉空間に放出させることなく加熱媒体との熱交換で暖気
を発生する下部暖気発生部24とを備え、接ぎ木苗を前
記密閉室14内の苗載置部16に配置し、前記上部冷気
発生部20に発生する冷気と前記下部暖気発生部24に
発生する暖気とにより密閉室14内に微弱自然循環流を
生起させつつ接ぎ木苗の養生、活着を促進させることを
特徴とする接ぎ木苗の養生装置10から構成される。
【0006】また、請求項2に係る発明では、前記密閉
室14の近傍には、空調機器42が設置され、前記上部
冷気発生部20は、該空調機器42に接続された冷却媒
体用導管44を備えて成ることとしてもよい。
【0007】また、請求項3に係る発明では、前記下部
暖気発生部24は、前記空調機器42に接続された放熱
媒体用導管46を備えて成ることとしてもよい。
【0008】また、請求項4に係る発明では、前記密閉
空間12の対向した壁面の上部寄り位置には、加湿器5
2が設置されて成ることとしてもよい。
【0009】また、請求項5に係る発明では、前記加湿
器52の湿気放出口54は互いに対向する方向に向けて
設けられ、かつ、天井面18へ向け斜上りに設置されて
成ることとしてもよい。
【0010】また、請求項6に係る発明では、前記苗載
置部16は、多層状に設けられた棚枠体56から成るこ
ととしてもよい。
【0011】また、請求項7に係る発明では、前記棚枠
体56の枠棚70に接ぎ木苗62が配置され、更にこの
接ぎ木苗62の上部に照明灯72が配置され、かつ、こ
の照明灯72を中央に配置させてその上に笠状に円弧型
反射板74が取り付けられて成ることとしてもよい。
【0012】
【作用】本発明に係る接ぎ木苗の養生装置を用いて、台
木に穂木を接合した接ぎ木苗の接合部を活着させる場合
には、接ぎ手した後の接ぎ手苗をポット共にトレイ内に
収容し、このトレイを気密室内の作業通路へと搬入し、
作業通路の左右に設置された苗載置部の棚枠体内に設け
た枠棚に前記トレイを多段に収容支持する。そこで、作
業者は外部に退出し、扉を閉扉した後で空調機器、加湿
機を駆動し、照明灯を点灯させる。
【0013】空調機器の駆動により、密閉空間の上部冷
気発生部には冷気が発生し、また、下部暖気発生部には
暖気が発生して密閉空間内に自然循環流が生起され、苗
載置部に配置した接ぎ木苗の茎や葉に漏れなく空気流が
接触して気孔におけるガス交換が活発化し、接ぎ木苗の
接合部の養生、活着が促進される。
【0014】また、冷気及び暖気の発生は天井面或は床
面を熱交換により生ぜしめるようにしているので、これ
らの天井面或は床面には熱交換用の媒体の導管を配管す
ればよく、したがって、密閉室全体を小型にでき、かつ
二重構造とすることなく、密閉空間の大半を接ぎ木苗の
養生のための苗載置部として有効利用しながら接ぎ木苗
を大量生産でき、装置の製造コストも安価となる。更
に、接ぎ木苗の成育に必要な適度の風を密閉空間での自
然循環としているので、風速制御をする必要がなく、そ
れに必要なセンサ、汎用フアン等の機器を不要として構
成部材を大幅に減少させることが可能となる。
【0015】また、請求項2によれば、前記密閉室の近
傍には、空調機器が設置され、前記上部冷気発生部は、
該空調機器に接続された冷却媒体用導管を備えて成るこ
とにより、市販の空調機器を利用でき、該空調機器の冷
却サイクル側に冷却媒体用導管を接続しをながら、専用
の完全な育苗室を設ける必要がなく、密閉室と冷媒用等
の配管工事のみでよく、装置全体の材料コスト、製造コ
ストが極めて安価に維持され得る。また、該冷気発生部
に発生した冷気を温度比重の差により自然下降させて密
閉空間内に微弱な自然循環流を動力を要することなく生
起できる。
【0016】また、請求項3によれば、前記下部暖気発
生部は、前記空調機器に接続された放熱媒体用導管を備
えて成るこいとにより、市販の空調機器を利用し、該空
調機器の凝縮サイクル側に放熱媒体導管を接続しをなが
ら、専用の完全な育苗室を設ける必要がなく、密閉室と
冷媒用等の配管工事のみでよく、装置全体の材料コス
ト、製造コストが極めて安価に維持され得る。また、暖
気発生部に発生した暖気を温度比重の差で自然上昇させ
ながら、前記冷気発生部の冷気と相まって密閉空間内に
微弱な自然循環流を動力を要することなく生起できる。
【0017】また、請求項4によれば、前記密閉空間の
対向した壁面の上部寄り位置には、加湿器が設置されて
なることにより、相対向して設置された加湿器で、密閉
空間に湿り空気を直接放出しながら密閉空間内を均一な
湿度に保持し、湿度むらの発生を防止できる。
【0018】また、請求項5によれば、前記加湿器の湿
気放出口は互いに対向する方向に向けて設けられ、か
つ、天井面へ向け斜上りに設置されて成ることにより、
密閉空間の端部側から天井面に向けて湿り空気を放出
し、天井面での反射を利用して湿り空気を広範に、かつ
均一な分布で遠くまで噴射でき、細長い密閉空間の両端
側から噴射される湿り空気によって密閉空間内を均一な
湿度に保持できる。
【0019】また、請求項6によれば、前記苗載置部
は、多層状に設けられた棚枠体からなることにより、密
閉空間における単位面積当たりの接ぎ木苗の収容数が増
大されて接ぎ木苗を大量生産できる。また、密閉空間を
備えた密閉室を小型化して製造経費を節約できる。
【0020】また、請求項7によれば、前記棚枠体の枠
棚に接ぎ木苗が配置され、更にこの接ぎ木苗の上部に照
明灯が配置され、かつ、この照明灯を中央に配置させて
その上に笠状に円弧型反射板が取り付けられてなること
により、照明灯から照射される光りを反射板で反射させ
ながら枠棚に配置した接ぎ木苗を均等に照射でき、単位
照明灯についての単位面積当たりの光照射量が増加して
照明灯を多数設置する必要がなく、該養生装置内の過度
温度上昇を防ぎ、かつ設備経費や消費電力を節約でき
る。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1ないし図5には、本発明の実施例
に係る接ぎ木苗の養生装置10が示されている。図によ
り明らかな様に、前記接ぎ木苗の養生装置10は、接ぎ
木苗を養生するための密閉空間12を備えた密閉室14
と、該密閉空間12に設置された苗載置部16と、前記
密閉室14の天井面18に設置され、冷却気体あるいは
冷却液体を直接密閉空間12に放出させることなく冷却
媒体との熱交換で冷気を発生させる上部冷気発生部20
と、前記密閉室14の床面22に設置され、加熱気体あ
るいは加熱液体を直接密閉空間に放出させることなく加
熱媒体との熱交換で暖気を発生する下部暖気発生部26
とを備えている。
【0022】これにより、密閉空間12内に設置された
苗載置部16に、ポットに栽培した苗の台木に他の苗の
穂木を接合して接合部を保持具に保持させた状態の接ぎ
木苗を収容し、上部冷気発生部20に発生する冷気と下
部暖気発生部24に発生する暖気とにより密閉室14内
に微弱な自然循環流を生起させつつ接ぎ木苗の茎や葉の
表面や裏面に空気流が漏れなく接触して表示細胞に挟ま
れた気孔が開閉し、水蒸気、光合成により発生する酸
素、呼吸作用で発生する炭酸ガス等のガス交換が活発に
行われて接合部の養生、活着が促進され、接ぎ木苗を短
期間で大苗に成育させることが可能となる。また、上部
冷気発生部20や下部暖気発生部14は、天井面や床面
に熱交換用の媒体の導管を天井面や床面に一体化でき、
この結果密閉室を小型化できて二重構造に形成する必要
がなく、苗の効率的な成育条件を確保して接ぎ木苗を大
量に生産でき、また装置を安価に製造できることとな
る。
【0023】図1、図2、図3に示す様に、前記密閉室
14は、例えば、コルク板、合板等の内外面に薄い金属
板を接着固定して厚さ略5cm程度に形成した金属オー
バレイ合板の様な強度に優れた断熱板を素材とし、底板
26と、この底板26と対向した上面板28と、この底
板26の周縁に立設され、上面板28に連設された正面
板30、背面板32、左右側壁板34、34で密閉され
た中空箱形状に形成されている。
【0024】この密閉室14は、正面板30の略中央部
から下方位置にかけて出入口36が開口され、この出入
口36に扉38が開閉自在に取付けられている。図3に
示す様に、密閉室14内の底板26の上面側の床面22
の中央部には、扉38と略同一幅の作業通路40が正面
板30側から背面板32側へ向け設けられおり、この作
業通路40の両側と左右側壁板34、34の内面側とに
沿って苗載置部16、16が対向設置されている。
【0025】図2に示す様に、密閉室14の近傍には、
冷暖房用の空調機器42が設置されている。そして、前
記密閉室14の上面板28の下面側の天井面18に上部
冷気発生部20が設置されている。この上部冷気発生部
20は、空調機器42に接続され、図3、図8に示す様
に天井面18に往復状に配管され、かつ密閉空間12に
露出させた冷却媒体用導管44を備えている。
【0026】また、密閉室14の床面22において、作
業通路40を隔てて対向した苗載置部26、26の下面
側に下部暖気発生部24が設置されている。この暖気発
生部24は、同じく空調機器42に接続され、図3、図
8に示す様に、苗載置部16、16の下面側の床面22
に往復状に配管されて相互に連通された放熱媒体用導管
46とを備えている。
【0027】前記冷却媒体用導管44と放熱媒体用導管
46とは、例えば、図9に示すヒートポンプ式の冷暖房
空調サイクルの系統図に示す様に、空調機器42内に設
置された圧縮機48とキャピラリチューブ50とに接続
されている。そして、フロン系冷媒を冷却媒体用導管4
4と放熱媒体用導管46内に充填しながら圧縮機48を
駆動すると、冷却媒体用導管44が蒸発器として周囲の
熱を奪いながら冷気を発生させ、また放熱媒体用導管4
6が凝縮器として周囲に熱を放熱しながら暖気を発生さ
せることとなる。
【0028】従って、空調機器42として市販の空調機
器を利用でき、該空調機器42の蒸発サイクル側に冷却
媒体用導管44を接続し、また凝縮サイクル側に放熱媒
体用導管46を接続して上部冷気発生部20及び下部暖
気発生部24を気密室14内に安価に設備できる。ま
た、気密室内に専用の完全な育苗室を設ける必要がな
く、密閉室14と冷媒用等の配管工事のみでよく、装置
全体の材料コスト、製造コスト等を極めて安価に維持で
きる。更に、上部冷気発生部20に発生した冷気を温度
比重の差により自然下降させると共に、下部暖気発生部
24に発生した暖気を温度比重の差で自然上昇させなが
ら、密閉空間12内に微弱な自然循環流を動力を要する
ことなく生起し、密閉空間12内における温度制御も同
時にできて接ぎ木苗の養生、活着を促進できることとな
る。
【0029】なお、前記空調機器42の冷暖房空調サイ
クルにおいては、冷媒としてフロンR−22、フロン−
12、プロパン、ブタン、アンモニア、SO2 などがあ
るが、毒性の問題を生じさせないもの、不燃性、耐食性
等を考慮し、かつ、オゾン破壊の問題を生じさせないよ
うな各種冷媒を使用する方が好適である。また、空調機
器42を蒸発サイクル側と凝縮サイクル側とに分離し、
蒸発サイクル側に冷却した水、空気等の冷却流体を循環
させると共に凝縮サイクル側に加温した水、空気、水蒸
気等の加温流体を循環させてそれぞれ冷気と暖気を発生
させてもよい。
【0030】図3、図5に示す様に、密閉室14内の密
閉空間12の対向した壁面の上部寄り位置には、加湿器
52、52が設置されている。実施例において、前記加
湿器52、52は、正面板30の内面側の上部位置と、
背面板32の内面側の上部位置に設置され、この加湿器
52、52の湿気放出口54、54は互いに対向する方
向に向けて設けられ、かつ、天井面18へ向け斜上りに
設置されている。
【0031】この加湿器52は、湿気放出口54に接続
した噴射ポンプを内蔵し、密閉室14に付設した図示し
ない水タンクに接続されている。この相対向して設置さ
れた加湿器52、52で、密閉空間12に湿り空気を直
接放出しながら密閉空間12内を均一な湿度に保持し、
湿度むらの発生を防止して接ぎ木苗の活着を促進でき
る。また、密閉空間12の端部側から天井面18に向け
て湿り空気を放出し、天井面18での反射を利用して湿
り空気を広範に、かつ均一な分布で遠くまで噴射でき、
細長い密閉空間12の両端側から噴射される湿り空気に
よって密閉空間内を均一な湿度に保持して接ぎ木苗の接
合部の活着を促進できることとなる。なお。前記加湿器
52、52は、左右側壁板34、34の内面側の上部位
置に対向設置してもよい。
【0032】図3、図5、図6に示す様に、苗載置部1
6は、多層状に設けられた棚枠体56から形成されてい
る。この棚枠体56は、左右側壁板34、34の内面側
に沿って細長い箱形枠に形成されており、内部に作業通
路40と交差する方向に一定間隔をおいて縦支柱枠58
が立設され、この縦支柱枠58で区分された複数の収容
区画60が左右方向に並列されている。
【0033】図7には、台木に穂木を接合してクリップ
等の保持具に接合部を保持させた接ぎ木苗62を栽培し
たポット64が収容され、底面には多数の通気孔66が
開孔されたトレイ68が示されている。前記棚枠体56
の収容区画60内に、前記トレイ68を上下多段に収容
するため、図6に示す様に、縦支柱枠58、58の内面
側にはアングル材等で形成された枠棚70、70が左右
対向に、かつ上下多段に付設されている。
【0034】この左右対向した枠棚70、70内に、前
記接ぎ木苗62を栽培したポット64を収容したトレイ
68を作業通路40側から挿脱自在に挿入して支持する
ものである。これにより、密閉空間12における単位面
積当たりの接ぎ木苗62の収容数が増大されて接ぎ木苗
62を大量生産できることとなる。また、密閉空間12
を備えた密閉室14を小型化して製造経費を節約でき
る。なお、実施例図には、前記縦支柱枠58、58に枠
棚70を設けてトレイ68を4段に挿入支持した状態が
示されているが、必ずしも4段に限ることなく、10段
やそれ以上の段数にトレイ68を挿入支持してもよい。
【0035】図3、図4、図5に示す様に、枠棚70に
接ぎ木苗62を栽培したポット64を収容したトレイ6
8が配置され、更にこの接ぎ木苗62の上部となる各枠
棚70の中央下面に照明灯72が配置され、かつ、この
照明灯72を中央に配置させてその上に笠状に円弧型反
射板74が取付けられている。これにより、照明灯72
から照射される光りを反射板74で反射させながら枠棚
70に配置した各接ぎ木苗62を均等に照射できる。そ
して、単位照明灯当たりの照射面積が増加して照明灯7
2を多数設置する必要がなく、設備経費や消費電力を節
約できる。なお、実施例図において、1個の照明灯72
を示しているが、これに限ることなく、2個、又は3個
の照明灯を配置してもよい。
【0036】次に、本発明に係る接ぎ木苗の養生装置1
0の作用を説明する。本発明に係る接ぎ木苗の養生装置
10を用いて、台木に穂木を接合した接ぎ木苗の接合部
を活着させる場合には、接ぎ木した後の接ぎ木苗62を
ポット64と共にトレイ68内に収容し、このトレイ6
8を密閉室12内の作業通路へと搬入し、作業通路の左
右に設置された苗載置部16、16の棚枠体56内に設
けた枠棚70に前記トレイ68を多段に収容支持する。
そこで、作業者は外部に退出し、扉38を閉扉した後で
扉の側部にもうけた制御ボックス76のスイッチを閉路
して空調機器42、加湿機52を駆動し、照明灯72を
点灯させる。
【0037】空調機器42の駆動により、密閉空間12
の上部冷気発生部20には冷気が発生し、また、下部暖
気発生部24には暖気が発生し、同時に密閉空間の上部
対向位置に設置さた加湿器52、52から湿り空気が噴
射される。これにより、密閉空間内に湿り空気を含んだ
微弱な自然循環流が生起され、苗載置部16に配置した
接ぎ木苗の茎や葉に漏れなく空気流が接触して気孔にお
けるガス交換が活発化し、接ぎ木苗の接合部の養生、活
着が促進される。加湿器は、初め湿り空気が噴射されて
密閉空間の湿度が略100%になった時点で停止し、7
0%程度になった時点で再び自動的に起動しながら常に
屋内湿度を100ないし70%程度に保持する。
【0038】また、照明灯は連続略16時間程度点灯さ
せ、後の略8時間程度を消灯して日照時間よりも延長す
るものである。そして、室内温度を略26℃程度、光量
を3000ないし10000ルックス程度に保持しなが
ら養生して行くものであり、従来、接ぎ木苗62を略1
5cm程度に育成するのに10ないし15日要していた
ものを3ないし5日程度に短縮できる。
【0039】また、冷気及び暖気の発生は天井面18或
は床面22で熱交換により生じせしめるようにしている
ので、これらの天井面或は床面には熱交換用の媒体の導
管を配管すればよく、したがって、密閉空間を形成しっ
つこれを構成する天井面、床面をそれぞれ冷気、暖気発
生部と一体化できる結果、密閉室12全体を小型にで
き、かつ二重構造とすることなく、密閉空間12の大半
を接ぎ木苗の養生のための苗載置部16として有効利用
しながら接ぎ木苗を大量生産でき、装置の製造コストも
安価となる。更に、接ぎ木苗の成育に必要な適度の風を
密閉空間での自然循環としているので、風速制御の必要
がないと共に、それに必要なセンサ、汎用フアン等の機
器を不要として構成部材を大幅に減少させることが可能
である。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1に係る接ぎ
木苗の養生装置によれば、接ぎ木苗を養生するための密
閉空間を備えた密閉室と、該密閉空間に設置された苗載
置部と、前記密閉室の天井面に設置され、冷却気体ある
いは冷却液体を直接密閉空間に放出させることなく冷却
媒体との熱交換で冷気を発生させる上部冷気発生部と、
前記密閉室の床面に設置され、加熱気体あるいは加熱液
体を直接密閉空間に放出させることなく加熱媒体との熱
交換で暖気を発生する下部暖気発生部と、を備え、接ぎ
木苗を前記密閉室内の苗載置部に配置し、前記上部冷気
発生部に発生する冷気と前記下部暖気発生部に発生する
暖気とにより密閉室内に微弱自然循環流を生起させつつ
接ぎ木苗の養生、活着を促進させることにより、密閉空
間の上部冷気発生部には冷気が発生し、また、下部暖気
発生部には暖気が発生して密閉空間内に自然循環流が生
起され、苗載置部に配置した接ぎ木苗の茎や葉に漏れな
く空気流が接触して気孔におけるガス交換が活発化し、
接ぎ木苗の接合部の養生、活着が促進される。また、冷
気及び暖気の発生は天井面或は床面を熱交換により生じ
せしめるようにしているので、これらの天井面或は床面
には熱交換用の媒体の導管を配管すればよく、したがっ
て、密閉室全体を小型にでき、かつ二重構造とすること
なく、密閉空間の大半を接ぎ木苗の養生のための苗載置
部として有効利用しながら接ぎ木苗を大量生産でき、装
置の製造コストも安価となる。更に、接ぎ木苗の成育に
必要な適度の風を密閉空間での自然循環としているの
で、風速制御をする必要がなく、それに必要なセンサ、
汎用フアン等の機器を不要として構成部材を大幅に減少
させることが可能となる。
【0041】また、請求項2によれば、前記密閉室の近
傍には、空調機器が設置され、前記上部冷気発生部は、
該空調機器に接続された冷却媒体用導管を備えて成るこ
とにより、市販の空調機器を利用でき、該空調機器の冷
却サイクル側に冷却媒体用導管を接続しをながら冷気発
生部を安価に設備できる。従って、専用の完全な育苗室
を設ける必要がなく、密閉室と冷媒用等の配管工事のみ
でよく、装置全体の材料コスト、製造コストが極めて安
価に維持され得る。また、該冷気発生部に発生した冷気
を温度比重の差により自然下降させて密閉空間内に微弱
な自然循環流を動力を要することなく生起できて接ぎ木
苗の養生、活着を促進できる。
【0042】また、請求項3によれば、前記下部暖気発
生部は、前記空調機器に接続された放熱媒体用導管を備
えて成ることにより、市販の空調機器を利用し、該空調
機器の凝縮サイクル側に放熱媒体導管を接続しをながら
暖気発生部を安価に設備できる。従って、専用の完全な
育苗室を設ける必要がなく、密閉室と冷媒用等の配管工
事のみでよく、装置全体の材料コスト、製造コストが極
めて安価に維持され得る。また、暖気発生部に発生した
暖気を温度比重の差で自然上昇させながら、前記冷気発
生部の冷気と相まって密閉空間内に微弱な自然循環流を
動力を要することなく生起し、密閉空間における温度制
御も同時にできて接ぎ木苗の養生、活着を促進できる。
【0043】また、請求項4によれば、前記密閉空間の
対向した壁面の上部寄り位置には、加湿器が設置されて
成ることにより、相対向して設置された加湿器で、密閉
空間に湿り空気を直接放出しながら密閉空間内を均一な
湿度に保持し、湿度むらの発生を防止して接ぎ木苗の活
着を促進できる。
【0044】また、請求項5によれば、前記加湿器の湿
気放出口は互いに対向する方向に向けて設けられ、か
つ、天井面へ向け斜上りに設置されて成ることにより、
密閉空間の端部側から天井面に向けて湿り空気を放出
し、天井面での反射を利用して湿り空気を広範に、かつ
均一な分布で遠くまで噴射でき、細長い密閉空間の両端
側から噴射される湿り空気によって密閉空間内を均一な
湿度に保持して接ぎ木苗の接合部の活着を促進できる。
【0045】また、請求項6によれば、前記苗載置部
は、多層状に設けられた棚枠体から成ることにより、密
閉空間における単位面積当たりの接ぎ木苗の収容数が増
大されて接ぎ木苗を大量生産できることとなる。また、
密閉空間を備えた密閉室を小型化して製造経費を節約で
きる。
【0046】また、請求項7によれば、前記棚枠体の枠
棚に接ぎ木苗が配置され、更にこの接ぎ木苗の上部に照
明灯が配置され、かつ、この照明灯を中央に配置させて
その上に笠状に円弧型反射板が取り付けられて成ること
いより、照明灯から照射される光りを反射板で反射させ
ながら枠棚に配置した接ぎ木苗を均等に照射でき、単位
照明灯についての単位面積当たりの光照射量が増加して
照明灯を多数設置する必要がなく、該養生装置内の過度
温度上昇を防ぎ、かつ設備経費や消費電力を節約でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接ぎ木苗の養生装置の正面図であ
る。
【図2】図1に示す接ぎ木苗の養生装置の右側面図であ
る。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図3に示す苗載置部内における照明灯及び円弧
型反射板を示した一部拡大断面図である。
【図5】図3のB−B線拡大断面図である。
【図6】密閉室を切欠して苗載置部の棚枠体を示した斜
視図である。
【図7】図6の棚枠体の枠棚に接ぎ木苗を栽培したポッ
トを収容したトレイを載着した状態を示した斜視図であ
る。
【図8】密閉室の密閉空間を背面側から透視した斜視図
である。
【図9】上部冷気発生部と下部暖気発生部を空調機器に
接続したヒートポンプ式の冷暖房空調サイクルの系統図
である。
【符号の説明】
10 接ぎ木苗の養生装置 12 密閉空間 14 密閉室 16 苗載置台 18 天井面 20 上部冷気発生部 22 床面 24 下部暖気発生部 42 空調機器 44 冷却媒体用導管 46 放熱媒体用導管 52 加湿器 54 湿気放出口 56 棚枠体 62 接ぎ木苗 70 枠棚 72 照明灯 74 円弧型反射板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接ぎ木苗を養生するための密閉空間を備
    えた密閉室と、 該密閉空間に設置された苗載置部と、 前記密閉室の天井面に設置され、冷却気体あるいは冷却
    液体を直接密閉空間に放出させることなく冷却媒体との
    熱交換で冷気を発生させる上部冷気発生部と、 前記密閉室の床面に設置され、加熱気体あるいは加熱液
    体を直接密閉空間に放出させることなく加熱媒体との熱
    交換で暖気を発生する下部暖気発生部と、を備え、 接ぎ木苗を前記密閉室内の苗載置部に配置し、前記上部
    冷気発生部に発生する冷気と前記下部暖気発生部に発生
    する暖気とにより密閉室内に微弱自然循環流を生起させ
    つつ接ぎ木苗の養生、活着を促進させることを特徴とす
    る接ぎ木苗の養生装置。
  2. 【請求項2】 前記密閉室の近傍には、空調機器が設置
    され、 前記上部冷気発生部は、該空調機器に接続された冷却媒
    体用導管を備えて成る請求項1記載の接ぎ木苗の養生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記下部暖気発生部は、前記空調機器に
    接続された放熱媒体用導管を備えて成る請求項1または
    2記載の接ぎ木苗の養生装置。
  4. 【請求項4】 前記密閉空間の対向した壁面の上部寄り
    位置には、加湿器が設置されてなる請求項1ないし3の
    いずれかに記載の接ぎ木苗の養生装置。
  5. 【請求項5】 前記加湿器の湿気放出口は互いに対向す
    る方向に向けて設けられ、かつ、天井面へ向け斜上りに
    設置されて成る請求項1ないし4のいずれかに記載の接
    ぎ木苗の養生装置。
  6. 【請求項6】 前記苗載置部は、多層状に設けられた棚
    枠体からなる請求項1ないし5のいずれかに記載の接ぎ
    木苗の養生装置。
  7. 【請求項7】 前記棚枠体の枠棚に接ぎ木苗が配置さ
    れ、更にこの接ぎ木苗の上部に照明灯が配置され、か
    つ、この照明灯を中央に配置させてその上に笠状に円弧
    型反射板が取り付けられてなる請求項1ないし6のいず
    れかに記載の接ぎ木苗の養生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101451343B1 (ko) * 2013-01-29 2014-10-16 조수희 버섯 및 새싹 재배를 위한 장치
JPWO2017043043A1 (ja) * 2015-09-11 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 農業用空調システム
CN108934520A (zh) * 2018-06-27 2018-12-07 湖南奎源农业开发有限公司 一种针对枳壳的嫁接装置
CN115211313A (zh) * 2022-07-12 2022-10-21 宁波市海智普智能科技有限公司 苗床温控系统及其控制方法

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