JPH08275554A - 電力供給回路、無極放電灯点灯装置、照明装置 - Google Patents

電力供給回路、無極放電灯点灯装置、照明装置

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JPH08275554A
JPH08275554A JP7074865A JP7486595A JPH08275554A JP H08275554 A JPH08275554 A JP H08275554A JP 7074865 A JP7074865 A JP 7074865A JP 7486595 A JP7486595 A JP 7486595A JP H08275554 A JPH08275554 A JP H08275554A
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JP
Japan
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power supply
drive voltage
drive
pair
voltage
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Application number
JP7074865A
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Ichiro Yokozeki
一郎 横関
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一対のスイッチング素子が不揃いであっても、
これを校正し高効率で動作を行う。 【構成】ドライブ電圧を発生するドライブ電源1と;ド
ライブ電源1から与えられるドライブ電圧に応じてスイ
ッチングするローサイド側とハイサイド側との一対のス
イッチング素子QA 、QB と;一対のスイッチング素子
A 、QB に与えるドライブ電圧を共に負側にシフトさ
せると共に、ローサイド側のスイッチング素子QB に対
するシフト量をハイサイド側に対するシフト量より多く
するドライブ電圧シフト手段−VB 、−VA と;を具備
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、負荷に電力を供給す
る電力供給回路、この電力供給回路を用いた無極放電灯
点灯装置及び、照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波スイッチングする電力供給
回路としては、例えば、特開平6−168246号公報
に示されるように、スイッチング素子に与えるドライブ
電圧を負側にシフトさせる回路が知られている。
【0003】上記回路を一対のスイッチング素子により
構成されるインバータ回路に適用したものは、図7に示
されるように、ドライブ電源1の電力をトランス2A、
2Bを介してFETQA 、QB のゲートに与える構成に
おいて、FETQA 、QB のゲートとソースとの間に、
同一電圧(−VS )を与えて、ドライブ電圧を負側にシ
フトさせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回路構成によると、数MHz以上の高周波によるス
イッチングの場合には、FETのCOSS (出力容量)が
問題となる。つまり、本来は、一対のFETに対し同じ
だけドライブ電圧を負側にシフトさせるべきである。な
ぜならば、ドライブ電圧の最適なシフト量は、実質的な
OSS の大きさに依存する。つまり、COSS が大きいと
シフト量を大きくしなければならず、逆に、COSS が小
さいとシフト量を小さくしなければならない。ところ
が、上記COS S は(図7のようにFETをハイサイドと
ローサイドに配置した場合、全く同じCOSS のFETを
用いても)必ずローサイド側のFETのCOSS の値がハ
イサイド側のFETのCOSS の値に比べて大きく見えて
しまうという問題点があった。これは、FETのケース
と安定化電位面の間に生じる寄生容量の働きによるもの
である。故に、同じシフト量では、ローサイド側のFE
TQB のバイアス量がハイサイド側のFETQA のバイ
アス量より実質的に小さくなったに等しく、その結果、
必ずしも最適な動作が保証されず、十分な効率を得てい
るとは言えなかった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点を解決せん
としてなされたもので、その目的は、高効率で動作する
電力供給回路を提供し、また、これを用いた無極放電灯
点灯装置及び、照明装置を提供することである。更に、
本発明は、一対のスイッチング素子が不揃いであって
も、これを校正し高効率で動作を行う電力供給回路を提
供し、また、これを用いた無極放電灯点灯装置及び、照
明装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
電力供給回路は、ドライブ電圧を発生するドライブ電源
と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
スイッチングするローサイド側とハイサイド側との一対
のスイッチング素子と;一対のスイッチング素子に与え
るドライブ電圧を共に負側にシフトさせると共に、ロー
サイド側のスイッチング素子に対するシフト量をハイサ
イド側に対するシフト量より多くするドライブ電圧シフ
ト手段と;を具備したことを特徴とする。
【0007】本願の請求項2に記載の電力供給回路は、
ドライブ電圧を発生するドライブ電源と;ドライブ電源
から与えられるドライブ電圧に応じてスイッチングする
インバータを構成する一対のスイッチング素子と;一対
のスイッチング素子に与えるドライブ電圧を共に負側に
シフトさせると共に、一対のスイッチング素子の内、安
定電位側のスイッチング素子に対するシフト量より多く
するドライブ電圧シフト手段と;を具備したことを特徴
とする。
【0008】本願の請求項3に記載の電力供給回路は、
ドライブ電圧を発生するドライブ電源と;ドライブ電源
から与えられるドライブ電圧に応じてスイッチングする
ローサイド側とハイサイド側との一対のスイッチング素
子と;一対のスイッチング素子に与えるドライブ電圧を
共に負側にシフトさせるドライブ電圧シフト手段と;ロ
ーサイド側のスイッチング素子のオン時間をハイサイド
側のスイッチング素子のオン時間より少なくするオン時
間制御手段と;を具備したことを特徴としている。
【0009】本願の請求項4に記載の電力供給回路は、
ドライブ電圧を発生するドライブ電源と;ドライブ電源
から与えられるドライブ電圧に応じてスイッチングする
インバータを構成する一対のスイッチング素子と;一対
のスイッチング素子に与えるドライブ電圧を共に負側に
シフトさせるドライブ電圧シフト手段と;一対のスイッ
チング素子の内、安定電位側のスイッチング素子のオン
時間を他方のスイッチング素子のオン時間より少なくす
るオン時間制御手段と;を具備したことを特徴としてい
る。
【0010】本願の請求項5に記載の電力供給回路は、
ドライブ電圧を発生するドライブ電源と;ドライブ電源
から与えられるドライブ電圧に応じてスイッチングする
インバータを構成する一対のスイッチング素子と;イン
バータの電力変換効率を最大とすべく一対のスイッチン
グ素子に与えるドライブ電圧を共に負側にシフトさせ、
シフト量を調整するドライブ電圧シフト量調整手段と;
を具備したことを特徴とする。
【0011】本願の請求項6に記載の電力供給回路は、
ドライブ電圧を発生するドライブ電源と;ドライブ電源
から与えられるドライブ電圧に応じてスイッチングする
インバータを構成する一対のスイッチング素子と;一対
のスイッチング素子に与えるドライブ電圧を共に負側に
シフトさせるドライブ電圧シフト手段と;ドライブ電源
の電圧もしくはインバータの出力電圧と、負荷に対する
出力電流との位相関係に基づきスイッチング素子のオン
時間を制御するオン時間制御手段と;を具備したことを
特徴としている。
【0012】本願の請求項7に記載の電力供給回路は、
請求項6に記載の電力供給回路において、ドライブ電源
の電圧と、負荷に対する出力電流とを取り出す取出手段
と;ドライブ電源の電流と、負荷に対する出力電流との
位相差を検出する位相差検出手段と;を具備したことを
特徴とする。
【0013】請求項1乃至7に記載の電力供給回路にお
いては、スイッチング素子はFET(電界効果トランジ
スタ)、バイポーラトランジスタを許容する。また、ド
ライブ電源は、正弦波、三角波、台形波などを発生する
場合が好適であるが、方形波を許容する。更に、シフト
量またはオン時間は、回路により、素子により適宜選択
される。
【0014】請求項8に記載の無極放電灯点灯装置は、
電磁結合により与えられるエネルギーを受けてリングプ
ラズマを発生させる無極放電灯にエネルギーを供給する
励起コイルに接続され、負荷側へ共振によりエネルギー
を供給する整合回路と;請求項1乃至7のいずれか1項
に記載の電力供給回路と;を具備することを特徴とす
る。
【0015】請求項9に記載の照明装置は、電磁結合に
より与えられるエネルギーを受けてリングプラズマを発
生させる無極放電灯と;請求項8に記載の無極放電灯点
灯装置と;を具備することを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1乃至5の各発明においては、ローサイ
ド側或いは安定電位側のスイッチング素子にて、ドライ
ブ電圧が多く負側にシフトされ、或いは、オン時間が少
なくされ、スイッチング素子の実質的な出力容量の差に
拘らず、高効率の電力変換をなし得るように働く。
【0017】請求項6、請求項7の各発明においては、
ドライブ電源の電圧と、負荷に対する出力電流との位相
関係に基づきスイッチング素子のオン時間が制御され、
ドライブ電源の電圧と、負荷に対する出力電流との位相
が一致するポイントにおいて動作させ、高効率を得るよ
うにできる。
【0018】請求項8、請求項9に記載の各発明は、請
求項1から請求項7までの各発明に係る電力供給回路に
よって高効率で動作が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
係る電力供給回路、無極放電灯点灯装置、照明装置を説
明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号
を付して重複する説明を省略する。
【0020】図1には本発明の第1の実施例が示されて
いる。本実施例においては、ドライブ電源1の電力をト
ランス2A、2Bを介してインバータを構成する一対の
FETQA 、QB のゲートに与える構成が採用されてい
る。FETQA のドレインには電源から直流電圧Vddが
与えられ、FETQB のソースは接地されている。これ
ら一対のFETQA 、QB の内、FETQA はハイサイ
ド側の素子と呼ばれ、FETQB はローサイド側または
安定電位側の素子と呼ばれる。各FETQA 、QB
は、それぞれのCOSS (出力容量)が存在し、これらを
それぞれ、COSS- A 、COSS-B と表している。FETQ
A のゲートとソースとの間に、電圧(−VA )を与え、
FETQB のゲートとソースとの間に、電圧(−VB
を与えて、ドライブ電圧を負側にシフトさせるようにし
ている。ここに、電圧(−VA )と電圧(−VB )と
は、 −VA >−VB なる関係を有する。つまり、ローサイド側のFETQA
に対するドライブ電圧のシフト量をハイサイド側に対す
るシフト量より多くしている。
【0021】ここで、ドライブ電源1から正弦波電圧V
g を発生させ、このVg のゼロツーピークが10V、周
波数fが13.56MHzであるとき、FETQA 、Q
B のスレッショルド電圧Vthが約2.5V、電圧VA
1.3 Vとし、電圧VB を1.0Vから1.6 Vまで変化させ
て、インバータの総合効率(パーセント)を測定する
と、図2に明らかなように、−VB =−1.5 Vのときに
最大効率となった。
【0022】即ち、第1の実施例の回路において、回路
の条件を上記のように設定し、 −VA (=−1.3 V)>−VB (=−1.5 V) とすると、最大効率が得られることが判る。
【0023】上記第1の実施例は、別の見方をすると、
ローサイド側(安定電位側)のFETQB のオン時間を
ハイサイド側のFETQA のオン時間より小さく変更す
ることに相当する。つまり、電圧(−VB )を電圧(−
A )よりマイナス側にシフトして行くにつれて、スレ
ッショルド電圧Vthに対しドライブ電源1の電圧Vgの
正弦波が相対的に下方に移動するようになり、オン時間
が狭まる。勿論、オン時間は、−VB =−1.5 Vのとき
に相当する値に設定される。
【0024】図3には、本発明の第2の実施例が示され
ている。この実施例は、トランス2Aの2次側にダイオ
ードD1及び抵抗R1を介してコンデンサC4を充電す
る回路を設け、コンデンサC4に蓄積された電荷により
電圧(−VA )を得ている。なお、コンデンサC4に
は、並列に放電用の抵抗R3が接続されている。
【0025】また、上記と同様に、トランス2Bの2次
側にダイオードD2及び抵抗R2を介してコンデンサC
5を充電する回路を設け、コンデンサC5に蓄積された
電荷により電圧(−VB )を得ている。なお、コンデン
サC5には、並列に放電用の抵抗R4が接続されてい
る。更に、ここでは、最適出力位相を得るための制御を
行うべく、抵抗R2の両端間にトランジスタTRを接続
し、誤差アンプ30の出力によりトランジスタTRに対
応する電流を流し、コンデンサC5に蓄積される電荷の
量を制御し所望の電圧(−VB )を得ている。
【0026】インバータの出力ラインにはコンデンサC
1を介してトランスT2が接続され、負荷側へ出力され
る電流IOUT を検出するように構成されている。トラン
スT2とアースとの間には、コンデンサC2及び励起コ
イルLが接続されており、更にコンデンサC3を介して
接続される無極放電灯10に共振によりエネルギーを供
給するように構成されている。また、トランス2Bの1
次側とアースとの間には、ドライブ電圧を検出するため
のトランスT1が接続されている。トランスT1により
取出されたドライブ電圧Vg に対応する信号と、トラン
スT2により取出された電流IOUT に相当する信号は位
相比較器20に与えられている。位相比較器20は、ド
ライブ電圧Vg に対応する信号と、電流IOUT に相当す
る信号との位相差に応じた電圧を誤差アンプ30に出力
する。誤差アンプ30の比較端子には、基準電圧VREF
が接続され、誤差アンプ30は、入力された位相差に対
応する電圧と基準電圧VREF の差に応じて出力をアクテ
ィブとする。
【0027】以上の構成の実施例は、次のような原理に
基づく。つまり、FETQA 、QBから構成される電力
変換部(インバータ)には、COSS-A 、COSS-B に応じ
て、その効率が最大となるような電流IOUT の最適位相
θM が存在する。一方、電流IOUT の位相θは、電力変
換部の出力点Pから出力側(負荷側)を見たインピーダ
ンスZ(ドット)の位相角φによって決まる。そこで、
設計上は、θ=φとなるようにするものの、各素子のば
らつきによりθ=φとはならない。
【0028】従って、上記第2の実施例のように、ドラ
イブ電源1によるドライブ電圧Vgと電流IOUT との位
相を比較して、FETQB の最適なオン時間となるよう
にコンデンサC5の充電量を制御することにより、θ=
φを実現する。
【0029】図4には、第2の実施例による制御動作の
要部が示されている。ドライブ電圧Vg と電流IOUT
の位相に、比較出力が基準電圧VREF を越えるほどの差
がないときには、抵抗R2を介するI1 の経路により所
定時定数による充電が行われ、I3 により示す経路によ
り所定時定数による充電が行われ、コンデンサC5はこ
れら時定数により決定される電圧をFETQB のソース
ゲート間に与える。抵抗R2の抵抗値を変更することに
より、充電量を変更することができる。
【0030】上記に対し、電流IOUT の位相が遅れるこ
とにより、位相比較器20の比較出力が基準電圧VREF
を越えるようになると、その差に応じた出力が誤差アン
プ30から出力され、これによりトランジスタTRに対
応する電流がI2 に示すように流れ、コンデンサC5の
両端には上記より高い電圧が生じる。
【0031】ここで、図5(a)に示されるような正弦
波のドライブ電圧Vg がトランス2Bを介して与えられ
る場合、コンデンサC5により(或いは、図1の電圧
(−VB )の電圧源より)与えられる電圧は、図5
(b)に示されるように負電圧であり、負のバイアスと
して作用する。即ち、FETQB のゲートに対しては図
5(c)に示されるように、負側にVB ボルトだけシフ
トした正弦波が与えられる。ここで、FETQB のスレ
ッショルド電圧Vthが図5(c)の破線のようである
と、正弦波が0Vを越えた範囲の内、スレッショルド電
圧Vthを越えたβにより示される期間がオンの期間であ
り、オン時間はβ、デッドタイムαは正弦波の半周期の
内のβ部分を除いた期間の1/2の時間となる。
【0032】ここで、ドライブ電源1から正弦波電圧V
g を発生させ、このVg のゼロツーピークが10V、周
波数fが13.56MHzであるとき、FETQA 、Q
B のスレッショルド電圧Vthが約2.5V、電圧VA
1.3 Vとし、電圧VB を1.0Vから1.6 Vまで変化させ
て、インバータの総合効率(パーセント)を測定したと
きデッドタイムαは、 α=sin -1[(Vth+VB )/Vg ] と表すことができる。図2の結果は、電圧VB の1.0 V
から2.0 Vの下にデッドタイムα、オン時間はβを示し
たことからもに明らかなように、−VB =−1.5Vのと
き、つまり、オン時間βがこれに対応する値のときに最
大効率となった。このようにして電流IOUT に対し最適
位相制御を行う実施例により、COSS-A 、COSS-B のば
らつきの問題をも解決することができる。
【0033】図6には、(a)に示すようにドライブ電
圧Vg を矩形波とした場合の制御動作が示されている。
ドライブ電圧Vg が矩形波であるばあいには、矩形波の
立上がり立ち下がりとは別に、(b)に示すようなFE
TQA 、QB のオン時間を狭める信号をドライブ電圧V
g に加える。これにより、(c)に示されるように、F
ETQA 、QB のオン・オフが繰り返される。ここに、
FETQB のオン時間をFETQA のオン時間より狭く
なるように設定し、ドライブ電圧Vg が正弦波である場
合と同様に、高効率の動作を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1乃至
5の各発明においては、ローサイド側或いは安定電位側
のスイッチング素子にて、ドライブ電圧が多く負側にシ
フトされ、或いは、オン時間が少なくされ、スイッチン
グ素子の出力容量の存在に拘らず、高効率の電力変換を
なし得る効果がある。
【0035】請求項6、請求項7の各発明においては、
ドライブ電源の電圧と、負荷に対する出力電流との位相
関係に基づきスイッチング素子のオン時間が制御され、
ドライブ電源の電圧と、負荷に対する出力電流との位相
が一致するポイントにおいて動作させ、高効率を得るよ
うにできるので、高効率の電力変換をなし得る効果があ
る。
【0036】請求項8、請求項9に記載の各発明は、請
求項1から請求項6までの各発明に係る電力供給回路に
よって高効率で動作が可能となり、点灯装置、照明装置
の効率を上げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図。
【図2】本発明の実施例による総合効率の変化を示す
図。
【図3】本発明の第2の実施例の構成図。
【図4】本発明の第2の実施例の要部の動作を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例によるドライブ電圧のシ
フトを示す図。
【図6】本発明の他のの実施例によるスイッチング制御
を示す図。
【図7】従来例の構成図。
【符号の説明】
1 ドライブ電源 2A、2B トラン
ス QA 、QB FET −VA 、−VB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9184−5K H03K 17/687 F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするローサイド側とハイサイド側との一対
    のスイッチング素子と;一対のスイッチング素子に与え
    るドライブ電圧を共に負側にシフトさせると共に、ロー
    サイド側のスイッチング素子に対するシフト量をハイサ
    イド側に対するシフト量より多くするドライブ電圧シフ
    ト手段と;を具備したことを特徴とする電力供給回路。
  2. 【請求項2】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするインバータを構成する一対のスイッチ
    ング素子と;一対のスイッチング素子に与えるドライブ
    電圧を共に負側にシフトさせると共に、一対のスイッチ
    ング素子の内、安定電位側のスイッチング素子に対する
    シフト量をより多くするドライブ電圧シフト手段と;を
    具備したことを特徴とする電力供給回路。
  3. 【請求項3】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするローサイド側とハイサイド側との一対
    のスイッチング素子と;一対のスイッチング素子に与え
    るドライブ電圧を共に負側にシフトさせるドライブ電圧
    シフト手段と;ローサイド側のスイッチング素子のオン
    時間をハイサイド側のスイッチング素子のオン時間より
    少なくするオン時間制御手段と;を具備したことを特徴
    とする電力供給回路。
  4. 【請求項4】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするインバータを構成する一対のスイッチ
    ング素子と;一対のスイッチング素子に与えるドライブ
    電圧を共に負側にシフトさせるドライブ電圧シフト手段
    と;一対のスイッチング素子の内、安定電位側のスイッ
    チング素子のオン時間を他方のスイッチング素子のオン
    時間より少なくするオン時間制御手段と;を具備したこ
    とを特徴とする電力供給回路。
  5. 【請求項5】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするインバータを構成する一対のスイッチ
    ング素子と;インバータの電力変換効率を最大とすべく
    一対のスイッチング素子に与えるドライブ電圧を共に負
    側にシフトさせ、シフト量を調整するドライブ電圧シフ
    ト量調整手段と;を具備したことを特徴とする電力供給
    回路。
  6. 【請求項6】 ドライブ電圧を発生するドライブ電源
    と;ドライブ電源から与えられるドライブ電圧に応じて
    スイッチングするインバータを構成する一対のスイッチ
    ング素子と;一対のスイッチング素子に与えるドライブ
    電圧を共に負側にシフトさせるドライブ電圧シフト手段
    と;ドライブ電源の電圧もしくはインバータの出力電圧
    と、負荷に対する出力電流との位相関係に基づきスイッ
    チング素子のオン時間を制御するオン時間制御手段と;
    を具備したことを特徴とする電力供給回路。
  7. 【請求項7】 ドライブ電源の電圧と、負荷に対する出
    力電流とを取り出す取出手段と;ドライブ電源の電圧も
    しくはインバータの出力電圧と、負荷に対する出力電流
    との位相差を検出する位相差検出手段と;を具備したこ
    とを特徴とする請求項6に記載の電力供給回路。
  8. 【請求項8】 電磁結合により与えられるエネルギーを
    受けてリングプラズマを発生させる無極放電灯にエネル
    ギーを供給する励起コイルに接続され、負荷側へ共振に
    よりエネルギーを供給する整合回路と;請求項1乃至7
    のいずれか1項に記載の電力供給回路と;を具備するこ
    とを特徴とする無極放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 電磁結合により与えられるエネルギーを
    受けてリングプラズマを発生させる無極放電灯と;請求
    項8に記載の無極放電灯点灯装置と;を具備することを
    特徴とする照明装置。
JP7074865A 1995-03-31 1995-03-31 電力供給回路、無極放電灯点灯装置、照明装置 Pending JPH08275554A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006191747A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Torai Eng:Kk スイッチング回路

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JP2006191747A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Torai Eng:Kk スイッチング回路
JP4676765B2 (ja) * 2005-01-06 2011-04-27 株式会社トライエンジニアリング スイッチング回路

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