JPH08272425A - 非接触でロボットに座標系を教示する方法 - Google Patents

非接触でロボットに座標系を教示する方法

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JPH08272425A
JPH08272425A JP9414195A JP9414195A JPH08272425A JP H08272425 A JPH08272425 A JP H08272425A JP 9414195 A JP9414195 A JP 9414195A JP 9414195 A JP9414195 A JP 9414195A JP H08272425 A JPH08272425 A JP H08272425A
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robot
coordinate system
laser displacement
displacement sensor
visual sensor
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JP9414195A
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Shin Yamada
慎 山田
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Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットに非接触でワーク座標系を教示する
こと。 【構成】 ロボット30のフェイスプレートFPにレー
ザ変位センサ40、カメラ50、視覚センサキャリブレ
ーション用のターゲットTGを取り付ける。先端部90
の内側面にはマーク80が描かれている。レーザスポッ
ト光60による輝点SPを、先端部90の内側面に描か
れてマーク80上に形成する。カメラ50を含む視覚セ
ンサのキャリブレーションを行い、輝点SPの位置をロ
ボット座標系上で求める。その位置をツールセンターポ
イントTCPに設定し、その時のレーザ変位センサ40
の出力L0 を記憶する。ターゲットTGを取り外し、作
業空間内に用意される既知の3つの基準点M0 (同一直
線上に乗らない)にTCPを順次一致させる。その為
に、輝点SPを基準点M0 に一致させるロボット移動処
理と、レーザ変位センサ40の出力を基準値L0 に一致
させるロボット移動処理を組み合わせて実行する。一致
時のTCPのロボット座標系上の座標値とワーク座標系
上の座標値から、変換行列Aを決定し、記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、産業用ロボット(以
下、単に「ロボット」と言う。)に非接触で座標系を教
示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】加工、組立等の作業の省力手段としてロ
ボットを使用する場合、作業空間内に固定された座標系
をロボットに教示する必要がある。従来の座標系教示
は、次のように行なわれていた。
【0003】(1)作業空間内に固定された座標系(以
下、「ワーク座標系」と言う。)上の位置が既知である
点と、ロボットに設定済みの座標系(以下、「ロボット
座標系」と言う。)上で位置が既知である点を3個以上
用意する。 (2)ロボットに尖頭を有するピンを装着し、ピンの先
端にツールセンターポイントを設定する。
【0004】(3)ロボットのマニュアル操作(ジョグ
送り)によって、ピンの先端と上記用意された点とを順
次一致させる。
【0005】(4)各一致時のツールセンターポイント
の位置・姿勢をワーク座標系上で表わすデータとロボッ
ト座標系上で表わすデータから、ロボット座標系とワー
ク座標系との関係を(行列データ)を求め、ロボット制
御装置内のメモリに格納する。
【0006】このように、従来は尖頭部を有する治具を
用いた接触法によって、ロボット座標系とワーク座標系
を関係付ける方式で教示が行なわれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の教示方法
は、上記2点の一致の確認の為にオペレータの視認を要
していた。しかも、この作業は、ロボットのマニュアル
操作と並行して行なう必要があった。従って、ロボット
やピン先端との干渉事故を起こし易かった。また、教示
精度を上げるには煩雑な作業とオペレータの熟練が要求
されていた。 本願発明の目的は、このような従来技術
の問題点を克服し、作業空間内に固定された座標系をロ
ボットに非接触で簡便に教示することが出来る座標系教
示方法を提供することにある。また、本願発明は、その
ことを通して座標系教示作業の安全と安定した教示精度
を確保しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、センサとし
てレーザ変位センサと視覚センサを組み合わせて用いる
とともに、視覚センサのキャリブレーションに用いられ
るターゲットを巧みに組合せて利用することによって、
作業空間内に固定された座標系の教示を非接触で行なう
ことに成功したものである。
【0009】本願発明によれば、(1)ロボット制御装
置によって制御されるロボットに、レーザ変位センサと
視覚センサのカメラと、視覚センサキャリブレーション
用のターゲットを取り付ける段階と、(2)前記ターゲ
ットを用いて前記カメラを含む前記視覚センサのキャリ
ブレーションを行なって前記レーザ変位センサによって
前記ターゲット上に形成された輝点位置をツールセンタ
ーポイントとして設定するとともに、前記輝点に対応し
た前記レーザ変位センサの出力L0 を記憶する段階と、
(3)前記ターゲットを取り外した状態で、作業空間内
に固定された座標系(ワーク座標系)上での座標値が既
知であり且つ一直線上に乗らない少なくとも3つの位置
に、前記設定されたツールセンターポイントを順次一致
させ、前記各一致時の前記ツールセンターポイントのロ
ボット座標系上の座標値と前記作業空間内に固定された
座標系上の座標値から、前記ロボット座標系と前記ワー
ク座標系間の座標変換行列を決定し、記憶する段階が実
行される。
【0010】ワーク座標系上での座標値が既知な少なく
とも3つの点は、視覚センサによって検出可能なマーク
中の基準点の位置として与えられる。
【0011】また、設定されたツールセンターポイント
をそれら基準位置に順次一致させるに際しては、レーザ
変位センサの出力LとL0 の一致、並びに、視覚センサ
によって検出される輝点位置と基準点位置の一致の同時
成立が、前記一致を検出する為の指標として利用され
る。
【0012】ツールセンターポイントを3つ以上の基準
位置に順次一致させるに際しては、レーザ変位センサと
視覚センサの検出出力に関連したソフトウェア処理がロ
ボット制御装置内で実行される。これにより、レーザ変
位センサの出力Lが前記L0と一致し、且つ、視覚セン
サによって検出される輝点位置と基準点位置が一致する
ようにロボットが逐次的に動かされれる。
【0013】ロボットの逐次的な移動は、例えば、レー
ザ変位センサの出力Lと前記L0 を接近させる方向への
ロボット移動と、視覚センサによって検出される輝点位
置と前記基準点位置を接近させる方向へのロボット移動
の繰り返しを伴う。
【0014】この繰り返しは、レーザ変位センサの出力
Lと前記L0 の一致、並びに、視覚センサによって検出
される輝点位置と前記基準点位置の一致の同時成立が検
出されるまで続行される。
【0015】
【作用】本願発明によれば、先ず、ロボット制御装置に
よって制御されるロボットに、レーザ変位センサと視覚
センサのカメラと、視覚センサキャリブレーション用の
ターゲットが取り付けられる。そして、このターゲット
を用いてカメラを含む視覚センサのキャリブレーション
が行われる一方、レーザ変位センサによってターゲット
上に輝点を形成し、その位置を視覚センサで検出してツ
ールセンターポイントとして設定する。また、その時点
におけるレーザ変位センサから輝点までの距離を表わす
レーザ変位センサの出力L0 を記憶する。
【0016】次いで、ターゲットを取り外した状態で、
作業空間内に固定された座標系(ワーク座標系)上での
座標値が既知であり且つ一直線上に乗らない少なくとも
3つの位置に、ツールセンターポイントを順次一致させ
る。そして、各一致時のツールセンターポイントのロボ
ット座標系上の座標値とワーク座標系上の座標値から、
ロボット座標系とワーク座標系間の座標変換行列を決定
し、記憶する。
【0017】ワーク座標系上での座標値が既知な少なく
とも3つの点は、視覚センサによって検出可能なマーク
中の基準点の位置として与えられる。また、設定された
ツールセンターポイントをそれら基準位置に順次一致さ
せるに際しては、ロボット移動が実行される。
【0018】このロボット移動は、レーザ変位センサの
出力Lと視覚センサによって検出される輝点位置と基準
点位置の一致の程度を表わすデータを利用したソフトウ
ェア処理に基づく自動運転で実行することが可能であ
る。前記一致は、レーザ変位センサの出力LとL0 の一
致、並びに、視覚センサによって検出される輝点位置と
基準点位置の一致の同時成立で確認される。
【0019】ツールセンターポイントを3つ以上の基準
位置に順次一致させるに際してのロボット移動は、通
常、逐次的に行なわれる。例えば、レーザ変位センサの
出力Lと前記L0 を接近させる方向へのロボット移動
と、視覚センサによって検出される輝点位置と前記基準
点位置を接近させる方向へのロボット移動の繰り返しに
よって、上記同時成立の状態が漸近的に達成される。
【0020】本願発明の方法には、危険な操作や熟練度
に左右される細かい作業を要求しない為、安全な作業で
安定した教示精度が得られるという特徴がある。
【0021】
【実施例】図1は、本願発明の方法を実施する為のシス
テムの全体配置を要部ブロック図で例示したものであ
る。システム全体の基本構成は、ロボット制御装置2
0、ロボット30、レーザ変位センサ40及びカメラ5
0からなる。レーザ変位センサ40とカメラ50は、ロ
ボット30のフェイスプレートFPに位置・姿勢が調整
可能な状態で取り付けられる。カメラ50は、画像処理
装置を兼ねるロボット制御装置20とともに視覚センサ
を構成する。
【0022】ロボット制御装置20は、マイクロプロセ
ッサを含む中央演算処理装置(以下、「CPU」と言
う。)21を備えている。CPU21には、ROM2
2、RAM23、カメラインターフェイス24、軸制御
器25、汎用信号インターフェイス27及び教示操作盤
28が、バス29を介して接続されている。
【0023】ROM22には、システムを統括制御する
プログラムが格納される。ROM23には、ロボット3
0の動作プログラムデータ、画像解析用のプログラムデ
ータ、各種設定値等が格納され、また、データの一時記
憶にも利用される領域が設定されている。カメラインタ
ーフェイス24は、カメラ50に接続されている。軸制
御器25は、サーボ回路26を経てロボット30に接続
されている。また、汎用信号インターフェイス27は、
レーザ変位センサ40に接続されている。
【0024】レーザ変位センサ40は、CPU21か
ら、汎用信号インターフェイス27を介して計測指令信
号が送られると、レーザスポット光60を計測対象物体
面へ向けて投光する。ここでは、一般的に符号70で示
された物体上に用意されたマーク80上にレーザスポッ
ト光60が投光された状態が例示されている。
【0025】後述するように、視覚センサのキャリブレ
ーション時には、マーク80を担持する物体70として
キャリブレーション用のターゲットが使用される。ま
た、ワーク座標系教示の為の本計測時には、所定の位置
に位置決めされた適当な物体が利用される。
【0026】マーク80は、右上部に別記したように、
カメラ50によって容易に認識出来るように描かれた十
字線を含んでいる。符号M0 はその交点(基準点)であ
る。符号SPは、マーク80上に形成された輝点を例示
的に表わしている。マーク80の使用法等については後
述する。
【0027】輝点SPから放射された光は、破線61,
62で示したように、レーザ変位センサ40の位置検出
型光検出器(図示省略。以下、「PSD」と言う。)と
カメラ50の両者で検出される。PSDは、レーザ変位
センサ40の基準位置と輝点SP間の距離を表わすセン
サ出力を生成する。なお、レーザ変位センサ40自身の
キャリブレーションは完了しているものとする。また、
レーザ変位センサ40の測距原理(三角測量の原理)、
PSD出力の処理方法等は周知であるから、その説明は
省略する。
【0028】一方、CPU21から撮影指令がカメライ
ンターフェイス24を介してカメラ50へ送られると、
カメラ50は輝点SPの像を含むマークの画像を撮影す
る。撮影された画像はカメラインターフェイス24を介
してロボット制御装置20内に取り込まれ、グレイスケ
ールに変換された上で、フレームメモリFMに格納され
る。
【0029】格納された画像は、適宜読み出されて画像
処理プロセッサIPで解析され、輝点SP並びに基準点
M0 の画像上の位置を表わす信号が出力される。この信
号は、視覚センサのセンサ出力として、RAM23に格
納される。なお、視覚センサのキャリブレーションにつ
いては後述する。
【0030】以上の配置、各部分の構成、機能を前提と
して、本願発明に従った座標系教示方法を実施する手順
と処理の概要について以下に説明する。 (1)図1に示したように、ロボット30の手先(フェ
イスプレートFP)にレーザ変位センサ40とカメラ5
0を取り付ける。 (2)更に、ロボット30のフェイスプレートFPに視
覚センサのキャリブレーションの為のターゲットを取り
付ける。図2はこれを説明する図で、キャリブレーショ
ン用のターゲットTGを取り付けた状態が、図1からロ
ボット制御装置20を除いた形で描示されている。ター
ゲットTGは、形状と寸法が高精度で与えられており、
先端部90の内側面には前述した態様でマーク80が精
密に描かれている。
【0031】ターゲットTGのフェイスプレートFPに
対する取り付け位置は正確、且つ既知に定められてい
る。従って、マーク80の基準点M0 の、フェイスプレ
ートFPに対する相対的な位置・姿勢は既知となる(即
ち、フェイスプレート座標系上の位置は既知である)。
よって、マーク80の基準点M0 のロボット座標系上の
位置・姿勢は、ロボット姿勢から随時求められる。
【0032】(3)レーザ変位センサ40の向きを調整
し、レーザスポット光60による輝点SPがマーク80
上に形成されるようにする。また、マーク80が視野の
ほぼ中心付近に収まるようにカメラ50の位置を調整す
る。これらの調整は厳密である必要はなく、オペレータ
に重い負担をかける作業ではない。この状態で得られる
画像の例を、図2の下部に別記した。
【0033】(4)上記の状態で、カメラ50を含む視
覚センサのキャリブレーションを実行する。このキャリ
ブレーションによって、カメラ50の画面上の位置
(u,v)を表わす出力から、輝点SPを通る視線方程
式を記述するパラメータが求められる。ターゲットTG
に描かれたマーク80の基準点M0 の既知の位置を
(x,y,z)とすれば、上記パラメータは、例えば、
(x,y,z)とそれに対するセンサ出力(u0 ,v0
)との関係を表わす一次結合の係数及び定数項として
求められる。このような視覚センサのキャリブレーショ
ン方法は周知であるから、詳細説明は省略する。
【0034】(5)キャリブレーションの完了した視覚
センサを用いて、ターゲットTG上の輝点SPの位置を
ロボット座標系上で求める。そして、その位置をツール
センターポイントTCPに設定する。また、その時のレ
ーザ変位センサ40の出力をL0 として、これをRAM
23に記憶する。
【0035】(6)キャリブレーション用のターゲット
TGを取り外す。 (7)次にマーク80を、作業空間内の位置が既知であ
り、且つ、基準点M0が同一直線上に乗らないように3
通り(一般には3通り以上)に用意する。具体的には、
例えば、作業空間内の適当な位置にワーク座標系の原点
を定め、これに対して既知の位置にキャリブレーション
用ターゲットTGと同様のマークを有する治具を、基準
点M0 が同一直線上に乗せない条件で3通りに位置決め
すれば良い。
【0036】キャリブレーション用ターゲットTG自身
をこの治具に兼用することも出来る。また、マーク80
を厚さが既知のワッペンで用意し、これを既知の位置に
貼付する方法もある。このようにして用意された3通り
の基準点M0 のワーク座標系上における位置を(x1 ,
y1 ,z1 ),(x2 ,y2 ,z2 ),(x3 ,y3 ,
z3 )とし、ロボット制御装置20に予め教示してお
く。
【0037】(8)ロボット30をマニュアル操作で移
動させ、第1点目のマークが視野に収まるような位置
(図1のような状態)に接近させる。この移動操作は、
ロボット制御装置20にモニタTVを付設し、モニタを
見ながら行なっても良い。あるいは、マーク80を視覚
センサでサーチする適当なソフトウェアを利用して、ロ
ボット位置を自動的に設定させても良い。
【0038】(9)レーザ変位センサ40からレーザス
ポット光60を投射して、輝点SPをマーク80上に形
成する。視覚センサでこれを検出しながら、ロボット3
0を移動させ、輝点SPの位置をマークの基準点M0 と
一致させる。このロボット移動はマニュアル操作でも可
能であるが、ソフトウェア処理によって自動的に行うこ
とが好ましい。
【0039】その為の準備として、マーク80にほぼ平
行な面Γを予め設定しておく。例えば、面Γに立てた法
線ベクトルのデータをロボット制御装置20に教示して
おく。平面Γの設定は厳密である必要はない。その上
で、図3のフローチャートに示した処理(レーザスポッ
ト光照準処理)を実行する。なお、以下の説明で、ベク
トルを表わす記号として<>を使用した。
【0040】先ず、マーク80の基準点M0 の画像上の
位置<p>=(up ,vp )を求める(ステップS
1)。基準点M0 の画像は、画像解析の処理により、例
えば十字線像の交点位置として求められる。同様に、輝
点SPの画像上の位置、<q>=(uq ,vq )を求め
る(ステップS2)。そして、これらの結果から、画像
上における2点(M0 とSP)の間の距離|<d>|=
|<q>−<p>|を計算する(ステップS3)。
【0041】次いで、距離|<d>|を予め設定された
正の小さな値εと比較する(ステップS4)。もし、|
<d>|がεを下回っていれば、既に輝点SPが基準点
M0上に形成されているものと判断してレーザスポット
光照準処理を終了する。そうでない場合には、輝点SP
は基準点M0 上に形成されていないものと判断してステ
ップS5へ進む。
【0042】ステップS5では、基準点M0 からみた輝
点SPのずれ量<d>に比例した量k<d>だけ上記の
設定済みの平面Γ上でロボット30を移動させる為の処
理を行なう。ここで、kは予め設定される正または負の
値で、その符号はロボットの移動が、距離|<d>|を
縮める方向へロボットが移動するように定められる。ま
た、kの絶対値は画面上で見たカメラ50の倍率の逆数
よりやや小さく設定されることが好ましい。
【0043】ロボット30の移動が完了したならば、ス
テップS1へ戻り、ステップS1からステップS4を繰
り返す。2回目のステップS4では、|<d>|の大き
さは前回(1回目)に比べて小さくなっている筈であ
る。
【0044】もし、|<d>|がεを下回っていれば、
既に輝点SPが基準点M0 上に形成された状態が実現さ
れたものと判断して処理を終了する。そうでない場合に
は、再度、ステップS5を経てステップS1へ戻る。以
下、同様にステップS4でイエスの判断が出されるまで
上述の処理サイクルを繰り返し、ステップS4でイエス
の判断が出されたならばレーザスポット光照準処理を終
了する。
【0045】(10)次に、輝点SPを基準点M0 に一
致させたまま、レーザ変位センサ40の出力が前記のL
0 と一致するようにロボット30を移動させる。このロ
ボット移動をマニュアル操作で行なうことも不可能では
ないが、ソフトウェア処理によって自動的に行うことが
好ましい。そこで、図4のフローチャートに示した処理
(L0 実現処理)を実行する。
【0046】先ず、レーザ変位センサ40の出力LとL
0 の差f=L−L0 の絶対値と予め設定された正の小さ
な値δとを比較する(ステップT1)。もし、|f|が
δを下回っていれば、既に輝点SPが基準点M0 上に形
成された状態で、レーザ変位センサ出力L0 実現されて
いるものと判断してL0 実現処理を終了する。
【0047】多くの場合、T1の判断はノーであり、ス
テップT2へ進む。ステップT2では、基準出力L0 か
らみた出力Lのずれfに比例した量αfだけ上記の設定
済みの平面Γに垂直にロボット30を移動させる為の処
理を行なう。ここで、αは予め設定される正または負の
値で、その符号はロボットの移動が、|f|を縮める方
向へロボットが移動するように定められる。また、αの
絶対値は1よりやや小さく設定されることが好ましい。
【0048】ステップT2のロボット移動で、輝点SP
の位置が基準点M0 から小距離ずれる可能性がある。そ
こで、ステップT2の後で、前述したレーザスポット光
照準処理を実行する。これをまとめてステップT3とす
る(処理内容の繰り返し説明は省略)。そして、再度ス
テップT1へ戻って、レーザ変位センサ40の出力Lと
L0 の差f=L−L0 の絶対値とδとを比較する。
【0049】もし、|f|がδを下回っていれば、輝点
SPが基準点M0 上に形成された状態で、レーザ変位セ
ンサ出力L0 実現されているものと判断し、L0 実現処
理を終了する。T1の判断が再度ノーである場合には、
ステップT2,ステップT3を再度実行する。以下、ス
テップT1でイエスが出されるまで、ステップT1〜ス
テップT3を繰り返し実行する。
【0050】平面Γの方向やk,α,ε,δの大きさと
符号の設定が不適当でない限り、ステップT3(レーザ
スポット光照準処理)のロボット移動による出力Lの変
動は小さいから、何度目かのサイクルのステップT1で
イエス必ず出される。 (11)以上の処理が完了した時点で、ツールセンター
ポイントTCPはマーク80の基準点M0 上存在するこ
とになる。この時のツールセンターポイントの位置をロ
ボット座標系上で表現した値を(X1 ,Y1 ,Z1 )と
する。ワーク座標系上で表現した値は、(x1 ,y1 ,
z1 )である。
【0051】(12)上記(8)〜(11)の手順を第
2番目、第3番目のマーク80の位置についても同様に
実行する。得られたツールセンターポイントの位置(ロ
ボット座標系上)を(X2 ,Y2 ,Z2 )及び(X3 ,
Y3 ,Z3 )とする。
【0052】(13)ワーク座標系での値を、 (x1 ,y1 ,z1 )=(0,0,0) (x2 ,y2 ,z2 )=(1,0,0) (x3 ,y3 ,z3 )=(0,1,0) とすると、誤差が無視出来る場合、変換行列Aは下記の
ようになる。
【0053】
【数1】 但し、 A11=(X2 −X1 ) A21=(Y2 −Y1 ) A31=(Z2 −Z1 ) A12=(X3 −X1 ) A22=(Y3 −Y1 ) A32=(Z3 −Z1 ) A13=A21×A32−A31×A22 A23=A31×A12−A11×A32 A33=A11×A22−A21×A12 A14=X1 A24=Y1 A34=Z1 とする。上記の変換行列Aを計算し、その結果をRAM
23に格納することでワーク座標系の教示が完了する。
【0054】
【発明の効果】本願発明の方法によれば、作業空間内に
固定された座標系のロボットに対する教示が、非接触で
簡便に実行出来る。その結果、座標系教示作業時の安全
が確保されるとともに、安定した教示精度が得られるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の方法を実施する為のシステムの全体
配置を要部ブロック図で例示したものである。
【図2】視覚センサのキャリブレーションと、ツールセ
ンターポイントの設定について説明する為の図である。
【図3】レーザスポット光照準処理について説明するフ
ローチャートである。
【図4】レーザスポット光による輝点がマークの基準点
M0 に一致し、且つ、レーザ変位センサの出力が基準値
L0 となる状態を実現する為の処理について説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
20 ロボット制御装置 21 中央演算処理装置(CPU) 22 ROM 23 RAM 24 カメラインターフェイス 25 軸制御器 26 サーボ回路 27 汎用信号インターフェイス 28 教示操作盤 29 バス 30 ロボット 40 レーザ変位センサ 50 カメラ 60 レーザスポット光 61 レーザ変位センサの光検出器へ向かう光 62 カメラ50へ向かう光 70 物体 80 マーク 90 キャリブレーション用のターゲットの先端部 FM フレームメモリ IP 画像処理プロセッサ M0 基準点 TG キャリブレーション用のターゲット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)ロボット制御装置によって制御さ
    れるロボットに、レーザ変位センサと視覚センサのカメ
    ラと、視覚センサキャリブレーション用のターゲットを
    取り付ける段階と、 (2)前記ターゲットを用いて前記カメラを含む前記視
    覚センサのキャリブレーションを行なって前記レーザ変
    位センサによって前記ターゲット上に形成された輝点位
    置をツールセンターポイントとして設定するとともに、
    前記輝点に対応した前記レーザ変位センサの出力L0 を
    記憶する段階と、 (3)前記ターゲットを取り外した状態で、作業空間内
    に固定された座標系上での座標値が既知であり且つ一直
    線上に乗らない少なくとも3つの位置に、前記設定され
    たツールセンターポイントを順次一致させ、 前記各一致時の前記ツールセンターポイントのロボット
    座標系上の座標値と前記作業空間内に固定された座標系
    上の座標値から、前記ロボット座標系と前記ワーク座標
    系間の座標変換行列を決定し、記憶する段階を含み、 前記少なくとも3つの位置が、前記視覚センサによって
    検出可能なマーク中の基準点の位置として与えられ、 前記設定されたツールセンターポイントを前記少なくと
    も3つの位置に順次一致させるに際し、 前記レーザ変位センサの出力Lと前記L0 の一致、並び
    に、前記視覚センサによって検出される輝点位置と前記
    基準点位置の一致の同時成立が、前記一致を検出する為
    の指標として利用される、非接触でロボットに座標系を
    教示する方法。
  2. 【請求項2】 (1)ロボット制御装置によって制御さ
    れるロボットに、レーザ変位センサと視覚センサのカメ
    ラと、視覚センサキャリブレーション用のターゲットを
    取り付ける段階と、 (2)前記ターゲットを用いて前記カメラを含む前記視
    覚センサのキャリブレーションを行なって前記レーザ変
    位センサによって前記ターゲット上に形成された輝点位
    置をツールセンターポイントとして設定するとともに、
    前記輝点に対応した前記レーザ変位センサの出力L0 を
    記憶する段階と、 (3)前記ターゲットを取り外した状態で、作業空間内
    に固定された座標系上での座標値が既知であり且つ一直
    線上に乗らない少なくとも3つの位置に、前記設定され
    たツールセンターポイントを順次一致させ、 前記各一致時の前記ツールセンターポイントのロボット
    座標系上の座標値と前記作業空間内に固定された座標系
    上の座標値から、前記ロボット座標系と前記ワーク座標
    系間の座標変換行列を決定し、記憶する段階を含み、 前記少なくとも3つの位置が、前記視覚センサによって
    検出可能なマーク中の基準点の位置として与えられ、 前記設定されたツールセンターポイントを前記少なくと
    も3つの位置に順次一致させるに際して、前記レーザ変
    位センサと前記視覚センサの検出出力に関連したソフト
    ウェア処理が前記ロボット制御装置内で実行され、 それによって、前記レーザ変位センサの出力Lが前記L
    0 と一致し、且つ、前記視覚センサによって検出される
    輝点位置と前記基準点位置が一致する状態が前記ロボッ
    トの逐次的な移動によって達成される、非接触でロボッ
    トに座標系を教示する方法。
  3. 【請求項3】 (1)ロボット制御装置によって制御さ
    れるロボットに、レーザ変位センサと視覚センサのカメ
    ラと、視覚センサキャリブレーション用のターゲットを
    取り付ける段階と、 (2)前記ターゲットを用いて前記カメラを含む前記視
    覚センサのキャリブレーションを行なって前記レーザ変
    位センサによって前記ターゲット上に形成された輝点位
    置をツールセンターポイントとして設定するとともに、
    前記輝点に対応した前記レーザ変位センサの出力L0 を
    記憶する段階と、 (3)前記ターゲットを取り外した状態で、作業空間内
    に固定された座標系上での座標値が既知であり且つ一直
    線上に乗らない少なくとも3つの位置に、前記設定され
    たツールセンターポイントを順次一致させ、 前記各一致時の前記ツールセンターポイントのロボット
    座標系上の座標値と前記作業空間内に固定された座標系
    上の座標値から、前記ロボット座標系と前記ワーク座標
    系間の座標変換行列を決定し、記憶する段階を含み、 前記少なくとも3つの位置が、前記視覚センサによって
    検出可能なマーク中の基準点の位置として与えられ、 前記設定されたツールセンターポイントを前記少なくと
    も3つの位置に順次一致させるに際して、前記レーザ変
    位センサと前記視覚センサの検出出力に関連したソフト
    ウェア処理が前記ロボット制御装置内で実行され、 それによって、前記レーザ変位センサの出力Lと前記L
    0 を接近させる方向へ前記ロボットを移動させる段階と
    前記視覚センサによって検出される輝点位置と前記基準
    点位置を接近させる方向へ前記ロボットを移動させる段
    階が、前記レーザ変位センサの出力Lと前記L0 の一
    致、並びに、前記視覚センサによって検出される輝点位
    置と前記基準点位置の一致の同時成立が検出されるまで
    逐次的に実行される、非接触でロボットに座標系を教示
    する方法。
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