JPH08271510A - 尿沈渣検査装置 - Google Patents

尿沈渣検査装置

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JPH08271510A
JPH08271510A JP7075030A JP7503095A JPH08271510A JP H08271510 A JPH08271510 A JP H08271510A JP 7075030 A JP7075030 A JP 7075030A JP 7503095 A JP7503095 A JP 7503095A JP H08271510 A JPH08271510 A JP H08271510A
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JP
Japan
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image
storage device
auxiliary storage
sample
hard disk
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Pending
Application number
JP7075030A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Sano
一敬 佐野
Kaori Kinou
かおり 喜納
Hidenori Asai
英規 浅井
Satohiko Satou
諭彦 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】フローセル4にサンプルを流し、光検出器22
で粒子の通過を検出し、フラッシュランプ1を発行さ
せ、粒子の静止画像を撮像、ハードディスク31に記
憶,入力に従って光磁気ディスク34に画像を保存す
る。 【効果】沈渣画像を保存,復元を簡単なため、効率的な
尿沈渣検査を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像を使って沈渣成分
を測定する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】尿沈渣検査は検査技師が目視判定しよう
とすると以下の作業が必要となる。
【0003】(1)尿を試験管に取り、遠心分離して沈
渣物を分離する。
【0004】(2)沈殿した沈渣物をスライドガラス上
に滴下し、必要に応じて染色を施す。
【0005】(3)スライド標本を作成し、顕微鏡観察
する。
【0006】(4)幾つかの範囲を調べて尿の沈渣物を
構成する異常成分の数を調べる。これら検査を自動化す
る装置として、粒子を液体中に懸濁させたままフローセ
ル中に流して、光学的に分析するものがある。
【0007】例えば、流体試料を特別な形状の流路に通
し、そこで試料中の粒子の光学的静止画像を作成する装
置がある。これによれば光学的静止画像を電子的画像に
変換し解析することにより粒子の形態が分かり、この形
態をもとに分析し、尿中の沈殿物を分類することができ
る。
【0008】尿沈渣検査は尿をフローセルに流して光学
的静止画像を作成し、さらに電子的画像に変換して解析
し分類することで検査技師の作業を部分的に自動化して
いる。沈渣成分の画像は表示装置で表示され検査技師の
判断によって最終的に分類される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】健常人の尿は尿中の沈
渣成分が極めて少ないので、沈渣物の分類は検査技師の
目視分類でも比較的容易に行える。ところが病的な尿で
は、無晶塩類・粘液糸・赤血球・白血球などが高濃度で
存在し、極めて多数の沈渣物が含まれる。多数の沈渣物
が含まれる尿は光学的静止画像を作成する枚数が増加
し、記憶装置に格納される画像の枚数も多くなる。一
方、ハードディスクは容量が数百MB程度であり、1検
体当たり2MBの画像が発生したとしても50検体分し
か格納できない。このためハードディスク内の画像を記
憶する外部記憶装置が必要となるが外部の媒体への記憶
方法は従来検体単位または画像単位で行われてきた。こ
の方法では検体毎画像毎の管理が必要となり、保存,復
元に手間がかかる。
【0010】尿沈渣のように画像を必要とする検査装置
では画像の測定枚数が多いとハードディスク内がすぐに
画像で満杯になり、ハードディスク内の画像を外部記憶
装置に移す必要がある。このとき従来のように検体で指
定したり画像で指定したりすると、画像の保存,復元に
手間がかり検査装置を使用しての作業効率を上げること
が出来ず、適切な時間で尿沈渣検査を行えないという問
題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】尿沈渣検査では沈渣成分
の光学的静止画像を格納する第一補助記憶装置(ハード
ディスク)と画像を着脱可能な媒体に記憶するために設
けられた第二補助記憶装置(光磁気ディスク)を設け、
ハードディスクに格納された検体の画像と検体に関する
全ての情報に1個の名称を決めて画面から入力し、その
名称に従って保存,復元できるようにした。
【0012】
【作用】尿中の沈渣成分を分類するため、尿を一定量採
取後、染色を施し、染色された尿を特殊な形状を持つフ
ローセルに導き、極めて扁平な流れを形作る。この流れ
の上流部分にレーザ光線を照射し、散乱光を検知するこ
とで粒子を検出する。粒子が検出されると、フラッシュ
ランプを点灯し、流路中の粒子を静止画像として撮像素
子により、光電変換して画像メモリに取り込む。取り込
まれた画像は、表示装置上で専門家により判断されると
ともに、ハードディスク内に記憶される。ハードディス
ク内の画像などの検体情報が満杯になった時、ハードデ
ィスクから光磁気ディスクに複写して保存するが、この
時、ハードディスク内の画像などの検体情報のすべてに
一つの名称をつけて保存する。以降ハードディスクが満
杯になる度にこの操作が繰り返される。操作者が過去に
測定した結果を再度見たいときは、この名称を利用して
光磁気ディスクからハードディスクに複写して復元す
る。この時、ハードディスク内の現在のデータは全て失
われ、保存されたときの状態に戻される。画像は表示装
置上で専門家により再度確認できるようになる。
【0013】
【実施例】図1において、顕微鏡光源であるフラッシュ
ランプ1を出た光は顕微鏡光軸9上を進み、まずフィー
ルドレンズ2で集められコンデンサレンズ3を通ってフ
ローセル4内のサンプル流れ13上に集光される。実際
には、視野絞り11および開口絞り12により光源光束
10は制限される。
【0014】顕微鏡対物レンズ5により、粒子画像は結
像位置6に像を形成する。この結像位置の像は投影レン
ズ7によりTVカメラ8の撮像面上に投影され、ここで
光電変換される。TVカメラとしては残像の少ないCC
Dタイプのものが一般的である。
【0015】フラッシュランプ1の発光タイミングは粒
子検出系の検出信号に従って制御される。連続発振して
いる半導体レーザ15からの光束は、コリメータレンズ
17で平行光束に変換され、シリンドリカルレンズ18
で光束の1方向のみ集束させる。レーザ集束位置はフロ
ーセル内サンプル流れ上であり、反射鏡19および微少
反射鏡14を経て照射される。測定対象である沈渣成分
がレーザ光束をよぎると、レーザ光は光散乱され、この
散乱光は粒子像撮像に用いる顕微鏡対物レンズ5で集め
られ、ビームスプリッタ20で反射させ、絞り21でサ
ンプル流れ上の観測領域を制限し、光検出器22で電気
信号に変換され粒子検出信号を得る。
【0016】半導体レーザ15は常時点灯しており、常
にサンプル中の粒子が検出領域を通過するのを観測して
いる。粒子が通過し、散乱光による粒子検出信号が所定
の信号以上の場合、画像処理対象粒子として判断し、フ
ラッシュランプ点灯制御回路23で粒子がTVカメラ8
の取り込み画像領域の所定の位置に達したとき、フラッ
シュランプ1が点灯するようにランプ駆動回路27を制
御する。
【0017】フラッシュランプ1はその発光時間内にサ
ンプル流れ中の粒子の移動量が無視できるほど発光時間
を短く設定してあるため、フラッシュランプ1が発光す
ると、TVカメラ8のビデオ出力信号はサンプラ流れ中
の沈渣成分を静止画像として撮像できる。画像メモリ2
5への書き込みやそれ以降の画像処理の制御は画像処理
制御回路26が行う。画像処理は、特徴抽出回路28に
より、沈渣成分の形状,色彩,大きさなどの一次パラメ
ータを抽出する。画像処理制御回路26はこれら一次パ
ラメータおよびこれらの組み合わせ演算で生じる二次パ
ラメータを識別演算回路29に入力する。識別演算回路
29はラメルハートタイプのニューラルネットワークを
用いて沈渣成分の分類を行う。中央制御部30は分類結
果により、画像を記憶する必要がある場合は、第一補助
記憶装置(以降、ハードディスクと記す)31に画像を
記憶させる。表示装置32はハードディスク31に記憶
された画像をキーボード33からの入力に従って表示す
る。第二補助記憶装置(以降、光磁気ディスクと記す)
34はハードディスク31内に記憶された画像や検体の
情報を複写して着脱可能なメディアに保存する。
【0018】図2は本発明を実現するために設けられ
た、入力を指示する画面のレイアウトである。入力エリ
ア50は光磁気ディスク(MO)34の接続の有無を示
す。
【0019】補助記憶装置31,34に対する操作は次
の五つである。すなわち、光磁気ディスクのメディアの
フォーマット51,データの転送(ハードディスク−>
光磁気ディスク)52,データの転送(光磁気ディスク
−>ハードディスク)53,データの消去(ハードディ
スク)54,データの消去(光磁気ディスク)55であ
る。
【0020】本発明ではハードディスク内の画像及び検
体情報は全て一つの名称で指定される。すなわちデータ
の転送(ハードディスク−>光磁気ディスク)52で入
力エリア56に名称を入力し実行するとハードディスク
内の画像及び検体情報はその名称で光磁気ディスクに格
納される。光磁気ディスク内の画像及び検体情報をハー
ドディスクに戻すときはデータの転送(光磁気ディスク
−>ハードディスク)53を実行する。この時指定され
るデータ名称はデータ名称選択エリア57から選ぶ。
【0021】図3に本発明の実現方法を示すために画像
データの記憶方法を示す。画像データ60はハードディ
スク内であり検体1から検体nまで画像と検体情報が対
になっている。この検体1から検体nまでのデータはあ
る時期に測定されたものであり光磁気ディスクに記憶す
るときにAAAという名称をつけてデータ61として格
納した。このデータ61はハードディスクに戻すときに
名称AAAを使用する。同様にデータ60は次の時期、
さらに次の時期に測定されたとして、その都度名称BB
Bでデータ62に名称CCCでデータ63に格納され
る。ハードディスクに戻すときはそれぞれ名称BBB,
CCCを使用する。
【0022】本発明の実現方法を詳細に説明するために
図4に処理フローチャートを示す。本発明の実施例では
図4の判定70で画像データ補助記憶設定画面の入力エ
リア50からの入力を読みだし補助記憶装置の接続の有
無を判断し分岐する。判定70で有と判断した場合、次
に判定71で画像データ補助記憶設定画面の操作の指示
が画像の読みだし/書き込みのどちらか判断する。読み
だしの場合、処理72で画像データ補助記憶設定画面内
のデータ名称選択エリア57から選択されたファイル名
称を取り出し、処理73で光磁気ディスク34内から検
索し、処理74で光磁気ディスク内の画像及び検体情報
をハードディスクに戻す。書き込みの場合、処理75で
画像データ補助記憶設定画面内のデータ名称入力エリア
56に入力されたファイル名称を使って、処理76でハ
ードディスク内の画像及び検体情報を光磁気ディスクに
格納する。
【0023】このように一つの名称でハードディスク内
の画像及び検体情報を光磁気ディスクに書き込んだり、
読みだしたりできることで、大量の画像の保存,復元が
容易になり、効率の良い検査が可能な尿沈渣検査装置が
実現できる。
【0024】
【発明の効果】 (1)画像の保存,復元が容易である。
【0025】(2)画像単位,検体単位での画像の取り
違えがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】画像データ補助記憶設定画面の説明図。
【図3】画像データ記憶方法の説明図。
【図4】画像読みだし/書き込み手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…フラッシュランプ、2…フィールドレンズ、3…コ
ンデンサレンズ、4…フローセル、5…対物レンズ、6
…結像位置、7…投影レンズ、8…TVカメラ、11…
視野絞り、12…開口絞り、13…サンプル流れ、14
…微少反射鏡、15…半導体レーザ、17…コリメータ
レンズ、18…シリンドリカルレンズ、19…反射鏡、
20…ビームスプリッタ、21…絞り、22…光検出
器、24…AD変換器、25…画像メモリ、26…画像
処理部、27…ランプ駆動回路、28…特徴抽出回路、
29…識別回路、30…中央制御部、31…第一補助記
憶装置、32…表示装置、33…キーボード、34…第
二補助記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 諭彦 茨城県ひたちなか市堀口字長久保832番地 2 日立計測エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フローセルと試料を前記フローセルに供給
    する液供給器と試料中の粒子の画像を繰り返し撮像する
    撮像光学系と,前記撮像光学系によりフローセルの撮像
    領域で撮像した画像を取り込む画像処理部と,前記撮像
    された画像を表示する表示装置と前記画像を格納する第
    一補助記憶装置と前記画像を着脱可能な媒体に記憶する
    ために設けられた第二補助記憶装置を備えた装置におい
    て、前記第一補助記憶装置に格納された検体の画像と検
    体に関する全ての情報に1個の名称を指定する入力部を
    設け、この名称を指定して前記第一補助記憶装置から前
    記第二補助記憶装置に複写して保存するまたは前記第二
    補助記憶装置から前記第一補助記憶装置に複写して復元
    することを特徴とする尿沈渣検査装置。
JP7075030A 1995-03-31 1995-03-31 尿沈渣検査装置 Pending JPH08271510A (ja)

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JP7075030A JPH08271510A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 尿沈渣検査装置

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JPH08271510A true JPH08271510A (ja) 1996-10-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506650A (ja) * 2002-11-18 2006-02-23 インターナショナル リモート イメイジング システムズ インコーポレイテッド マルチレベルコントローラシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506650A (ja) * 2002-11-18 2006-02-23 インターナショナル リモート イメイジング システムズ インコーポレイテッド マルチレベルコントローラシステム
JP4754828B2 (ja) * 2002-11-18 2011-08-24 イリス インターナショナル インコーポレイテッド マルチレベルコントローラシステム
US8447417B2 (en) 2002-11-18 2013-05-21 Iris International, Inc. Multi-level controller system and method

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