JPH0826870A - 特殊肥料製造方法及びその装置 - Google Patents

特殊肥料製造方法及びその装置

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JPH0826870A
JPH0826870A JP6163908A JP16390894A JPH0826870A JP H0826870 A JPH0826870 A JP H0826870A JP 6163908 A JP6163908 A JP 6163908A JP 16390894 A JP16390894 A JP 16390894A JP H0826870 A JPH0826870 A JP H0826870A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有害物質の混入していない有機成分が付着し
ている無機性廃棄物を短時間で脱臭殺菌発酵処理して肥
料化する。 【構成】 ケイソウ土ケーキ、炭酸カルシウムケーキ、
ゼオライトケーキ等の食品製造に由来する無機性廃棄物
2に水の存在下で酸化カルシウム5を添加混合して所定
時間反応させる反応工程と、反応後の無機性廃棄物2A
を所定時間放置しその放置期間中少なくとも1回以上の
切返しを行なう熟成工程とで、脱臭殺菌発酵して肥料化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケイソウ土汚泥、炭酸
カルシウムケーキ、ゼオライトケーキ等の食品製造に由
来する無機性廃棄物を原料として、肥料を造る特殊肥料
製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の無機性廃棄物に対する従来の処理
方法は、出来るだけ機械的脱水を行なったあと、そのま
ま最終処分場に埋立て処分にしたり、場合によっては乾
燥して肥料にしたり、焼却してその灰を最終処分場に投
棄するのが、一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
機械的脱水を行なったあと、そのまま最終処分場に埋立
て処分することは臭気や運搬上不都合があり、また、乾
燥・焼却法は、安全確実な方法であるが、石油等のエネ
ルギー多量消費型であり、排ガス処理に建設費、維持費
ともに多くかかる。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、臭気等排ガス処理が容易で、設置場所の制
約条件が低く、装置構成を簡単にすることで、建設費、
維持費を安くすることができる特殊肥料製造方法及びそ
の装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の特殊肥料製造方法は、ケイソウ土汚泥、炭
酸カルシウムケーキ、ゼオライトケーキ等の食品製造に
由来する無機性廃棄物に水の存在下で酸化カルシウム
(CaO)を添加混合して所定時間反応させる反応工程
と、反応後の無機性廃棄物を所定時間放置しその放置期
間中少なくとも1回以上の切返しを行なう熟成工程とか
らなるものであり、また、前記反応工程と熟成工程との
間に無機性廃棄物の乾燥工程を加えたのが良く、また、
前記無機性廃棄物1000に対して酸化カルシウムを1〜60
の比率、好ましくは5〜40の比率で添加混合するのが良
い。
【0006】本発明の特殊肥料製造装置は、ケイソウ土
汚泥、炭酸カルシウムケーキ、ゼオライトケーキ等の食
品製造に由来する無機性廃棄物を一時貯溜すると共に定
量的に供給する供給機を有してなる原料貯留庫と、酸化
カルシウム(CaO)を一時貯留すると共に前記供給機
の供給量に対応して酸化カルシウムを定量的に供給する
酸化カルシウム供給機と、前記無機性廃棄物及び酸化カ
ルシウムを受け入れて水の存在下で混合反応させる攪拌
反応槽と、該攪拌反応槽から排出した反応後の無機性廃
棄物を所定時間放置するヤード及び切返し機を有する熟
成部と、からなるものであり、また、前記攪拌反応槽と
熟成部との間に乾燥機を介在させてなるものが良い。
【0007】
【作用】上記構成になる特殊肥料製造方法は、その反応
機構が不明確であるが、酸化カルシウム(CaO)は、
無機性廃棄物中に含有する水と激しく反応して水酸化カ
ルシウム(Ca(OH)2 )となり、この際発熱し、同
時に酸化カルシウムは、二酸化炭素と結びついて 重炭
酸カルシウム(Ca(HCO3 2 )となり、PH11以
上にあげて大腸菌その他有害菌を死滅させ、更に反応し
て炭酸カルシウムとなる。この酸化カルシウムは、同時
に無機性廃棄物に付着している有機成分に由来するメチ
ルメルカプタン、カルボン酸化合物、蛋白質、イオウ化
合物に反応して、メルカプチド((CH3 S)2
a)、カルボン酸カルシウム((R−COOH)2
a)、アミノ酸カルシウム塩(R・NH2 ・COO
2 )Ca)、硫化カルシウム(CaS)となり、これ
らカルシウム化合物は難溶性物質であり、その臭気成分
が除去されることになる。
【0008】同時に、これら複雑な反応過程で、発生期
の酸素が発生して、アンモニアを分解して分子状態の窒
素ガスにしたり、硫化水素から単体イオウを遊離したり
する。また、CaOから造成されるCa(OH)2 、C
a(HCO3 2 、CaCO 3 の微粒子の微孔中に臭気
成分が吸着されることもあり、臭気の拡散が防がれる。
【0009】そして、上記反応工程後の無機性廃棄物を
所定時間放置し、1回以上の切り返し作業を行なうこと
により、上記反応が完結し、更に新たに無機性廃棄物に
付着している有機成分の好気性発酵が進み、低分子化が
図れ肥料化が進む。
【0010】また、反応工程と熟成工程との間に乾燥工
程があると、酸化カルシウム反応処理後の無機性廃棄物
に多量に含有している水分を除去できることになり、ボ
リュームが減少して熟成工程での処理を容易にする。
【0011】また、無機性廃棄物1000に対して酸化カル
シウムが1より少なければ、その効果は期待できず、60
より多ければ酸化カルシウムが過剰となって弊害が発生
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明の特殊肥料製造装置のフローシ
ート図であり、この特殊肥料製造装置1は、ケイソウ土
汚泥、炭酸カルシウムケーキ、ゼオライトケーキ等の食
品製造に由来する無機性廃棄物2を一時貯溜すると共に
定量的に供給する供給機3を有してなる原料貯留庫4
と、酸化カルシウム(CaO)5を一時貯留すると共に
供給機3の供給量に対応して酸化カルシウム5を定量的
に供給する酸化カルシウム供給機6と、無機性廃棄物2
及び酸化カルシウム5を受け入れて水の存在下で混合反
応させる攪拌反応槽7と、この攪拌反応槽7から排出し
た反応後の無機性廃棄物2Aを所定時間放置するヤード
8及び切返し機9を有する熟成部10と、からなる。
【0013】前記無機性廃棄物2は、食品製造の過程で
出るものであるから、当然に有機成分が付着しており、
その種類は、例示のものにのみ限定されず、例えば活性
炭、貝化石などがあるが、酸化カルシウム5を添加混合
することにより、各種反応を起こし得るものでなければ
ならない。
【0014】また、これら無機性廃棄物2に対する酸化
カルシウム5の添加率は、基本的にはテスト等を行なっ
て最終的に決定する必要がある。しかし、例示した無機
性廃棄物2に対する酸化カルシウム5の添加量の1例を
示すと次のとおりである。 ケイソウ土汚泥 水分70重量%(±5%)のもの
1tに対して酸化カルシウムを30Kg添加する。 炭酸カルシウムケーキ 水分35〜40重量%のもの
1tに対して酸化カルシウムを30Kg添加する。 ゼオライトケーキ 水分70重量%(±5%)のも
の1tに対して酸化カルシウムを30Kg添加する。 活性炭及び貝化石ケーキはゼオライトケーキに準ず
る。
【0015】前記原料貯留庫4は、ホッパー20の下部に
供給機3を取り付けることで構成される。ホッパー20
は、無機性廃棄物2を一時貯留して供給機3に無機性廃
棄物2を安定して送り、供給機3の供給量に誤差が生じ
ないようにするためのものである。供給機3は、スクリ
ュータイプのものが使用されるが、特にこれに限定され
ず、無機性廃棄物2を可変して定量的に供給することが
できるものであれば、いかなるものであっても良い。こ
の実施例では、スクリューの回転速度を変えることによ
り無機性廃棄物2の供給量を可変するものである。
【0016】前記酸化カルシウム供給機6は、ホッパー
30の下部に定量供給機31を取り付けることで構成され
る。ホッパー30はほぼ密封され、更に充分な防湿対策を
施されたものである。更に、定量供給機31はスクリュー
タイプやテーブルタイプのものが使用されるが、これに
限定されず、無機性廃棄物2の供給量に合せて設定した
比率で酸化カルシウム5を可変して定量的に供給するこ
とができるものであれば、いかなるものであっても良
い。
【0017】前記攪拌反応槽7は、原料貯留庫4から供
給された無機性廃棄物2及び酸化カルシウム供給機6か
ら供給された酸化カルシウム5を、一旦受け入れる原料
受入ホッパー40を有している。この原料受入ホッパー40
下部には原料投入装置41が設けられ、この原料投入装置
41には、相互に逆方向のスクリュー42、43が同一の軸44
に固定され、この軸44を同一方向に回転することで左右
に無機性廃棄物2及び酸化カルシウム5からなる原料が
運搬され、供給穴(図示せず)からタンク45内に平均的
に投入されるものである。このタンク45は、シャフト46
に4枚羽根の攪拌翼47を複数設けた攪拌機48を2基設
け、更に散水装置49を2基設けてなる。これら2基の攪
拌機48はその攪拌翼47が千鳥状になるようにタンク45内
に設けられており、更に、散水装置49はパイプ50にノズ
ル51を複数もうけてなる。なお、2基の攪拌機48は、可
変減速機付のモータ(図示せず)により回転され、更に
散水装置49は、給水源52から受水槽53にて受けた水を水
圧ポンプ54により増圧してなるものである。従って、原
料投入装置41によりタンク45内に平均的に投入された原
料は、タンク45内で所定時間、例えば7〜15分ほど滞留
して必要に応じて散水装置49により水を散布され、更に
2基の攪拌機48により混合させ、その過程で種々の化学
反応が行なわれ、殺菌消臭等がなされて無害化される。
【0018】前記攪拌反応槽7において混合反応された
あとの無機性廃棄物2Aは、攪拌反応槽7下部に設けた
ゲート(図示せず)からコンベアー60に落下して、この
コンベアー60にて前記熟成部10に送られる。
【0019】この熟成部10は、ヤード8に所定時間、例
えば、2日〜2週間ぐらい反応後の無機性廃棄物2Aを
放置しておき付着している有機成分を発酵させるもの
で、その間、少なくとも切返し機9により1回以上の切
り返しを行なうものである。ヤード8はコンクリート製
であり、屋外設置の場合、風雨による影響を防ぐため屋
根が設けられる。切返し機9は、ヤード8上に放置した
反応後の原料を切り返すことができるものであれば、そ
の型を問わない。
【0020】次に上記構成になる特殊肥料製造装置1に
よりその製造方法を説明する。食品製造に由来する無機
性廃棄物2を収集車にて集めてストックヤード等まで運
搬して置き、直ちにコンベアー等の運搬手段にて原料貯
留庫4のホッパー20に投入し貯留する。ホッパー20の下
部ある供給機3にて無機性廃棄物2を一定量攪拌反応槽
7の原料受入ホッパー40に供給する。一方、酸化カルシ
ウム供給機6のホッパー30にコンテナー等に入った酸化
カルシウム5を投入し、定量供給機31にて無機性廃棄物
2の供給量に合せて設定した比率で酸化カルシウム5を
上記原料受入ホッパー40に供給する。更に、原料受入ホ
ッパー40の下部にある原料投入装置41にてタンク45内に
上記原料を平均的に投入する。この投入過程で必要に応
じて水圧ポンプ54を作動させて散水装置49にて原料に水
を散布し、2基の攪拌機48にて原料を7分から15分ほど
攪拌滞留させることで、化学反応させ脱臭、殺菌する。
このあとタンク45から反応後の無機性廃棄物2Aを取り
出し、コンベアー60にてヤード8に運搬し、切返し機9
によりならし、かつ所定のインターバルで原料を切返し
て熟成、すなわち発酵させて発酵特殊肥料が出来る。
【0021】図2は特殊肥料の乾燥装置のフローシート
図であり、この乾燥機70は、主に、反応後の無機性廃棄
物2Aの水分値が高い場合に、攪拌反応槽7と熟成部10
との間に設けられるものである。この乾燥装置70は、コ
ンベアー60にて運搬された反応後の無機性廃棄物2Aを
投入タンク71にて受け、この投入タンク71の下部に設け
られた定量供給機72にてロータリードライヤー本体73の
一端側に投入され、ロータリードライヤー本体73の回転
により無機性廃棄物2Aは徐々に他端側に移動し、この
移動過程で熱発生炉74からの熱風により乾燥され、一方
熱風は温度を下げつつ、ロータリードライヤー本体73か
ら排出されて、排ガス処理装置75にて処理され大気中に
放出される。乾燥した無機性廃棄物2Aはロータリード
ライヤー本体73から排出され、コンベアー76により製品
ホッパー77に投入され、必要に応じてホッパーから運搬
車等に移して特殊肥料として使用されるが、上記のよう
にヤード8にコンベアー76にて運ばれ、所定時間熟成し
たあと特殊肥料として使用されることもある。
【0022】なお、図1に示す特殊肥料製造装置にてケ
イソウ土汚泥から製造された特殊肥料の分析値を表1に
示す。
【0023】
【表1】 また、図1に示す特殊肥料製造装置の設置場所から5m
離れた位置における臭気濃度の測定値は、表2の数値を
下まわった(なお、濃度測定方法は悪臭防止法に準ず
る。)。
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の特殊肥料
製造方法によれば、大規模で複雑なプロセスを必要とし
ないで、夾雑物、脂質、微生物等による腐敗臭や凝固性
がある食品工場から出るケイソウ土汚泥、炭酸カルシウ
ムケーキ、ゼオライトケーキ等の無機性廃棄物を、短時
間で多量処理して、特に付着している有機成分の脱臭、
殺菌を行ない、更に有機成分の凝固性を破壊して脱水し
易くして、特殊肥料としての利用も可能にする。
【0026】また、反応工程と熟成工程との間に乾燥工
程があると、酸化カルシウム反応処理後の無機性廃棄物
に多量に含有している水分を除去できることになり、ボ
リュームが減少して、熟成工程での処理を容易にする。
従って、熟成工程のスペースを狭くでき、更に、水分値
が低いから運搬が楽で、そのまま肥料としても利用する
ことができる。
【0027】また、無機性廃棄物1000に対して酸化カル
シウムが1より少なければ、その効果は期待できず、60
より多ければ酸化カルシウムが過剰となって弊害が発生
する。従って、わずかな酸化カルシウムの添加により無
機性廃棄物の無害化、無臭化が図れ、特殊肥料としても
利用できる。
【0028】また、本発明の特殊肥料製造装置によれ
ば、上記方法を効率よく実現でき、酸化カルシウムの使
用であるため、尿酸等によるサビの発生を防ぎ、耐久性
が高められる。
【0029】更に、乾燥装置があると、上記方法を効率
よく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特殊肥料製造装置のフローシート図。
【図2】本発明の特殊肥料製造装置に付帯する乾燥装置
のフローシート図。
【符号の説明】
1 特殊肥料製造装置 2 無機性廃棄物 2A 反応後の無機性廃棄物 3 供給機 4 原料貯留庫 5 酸化カルシウ
ム 6 酸化カルシウム供給機 7 攪拌反応槽 8 ヤード 9 切返し機 10 熟成部 70 乾燥機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05F 7/00 7537−4H 301 H 7537−4H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイソウ土汚泥、炭酸カルシウムケー
    キ、ゼオライトケーキ等の食品製造に由来する無機性廃
    棄物に水の存在下で酸化カルシウム(CaO)を添加混
    合して所定時間反応させる反応工程と、反応後の無機性
    廃棄物を所定時間放置しその放置期間中少なくとも1回
    以上の切返しを行なう熟成工程と、からなることを特徴
    とする特殊肥料製造方法。
  2. 【請求項2】 前記反応工程と熟成工程との間に無機性
    廃棄物の乾燥工程を加えた請求項1記載の特殊肥料製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記無機性廃棄物1000に対して酸化カル
    シウムを1〜60の比率、好ましくは5〜40の比率で添加
    混合する請求項1又は2記載の特殊肥料製造方法。
  4. 【請求項4】 ケイソウ土汚泥、炭酸カルシウムケー
    キ、ゼオライトケーキ等の食品製造に由来する無機性廃
    棄物を一時貯溜すると共に定量的に供給する供給機を有
    してなる原料貯留庫と、酸化カルシウム(CaO)を一
    時貯留すると共に前記供給機の供給量に対応して酸化カ
    ルシウムを定量的に供給する酸化カルシウム供給機と、
    前記無機性廃棄物及び酸化カルシウムを受け入れて水の
    存在下で混合反応させる攪拌反応槽と、該攪拌反応槽か
    ら排出した反応後の無機性廃棄物を所定時間放置するヤ
    ード及び切返し機を有する熟成部と、からなることを特
    徴とする特殊肥料製造装置。
  5. 【請求項5】 前記攪拌反応槽と熟成部との間に乾燥機
    を介在させてなる請求項4記載の特殊肥料製造装置。
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