JPH08268243A - ブレーキ用センサの零点補正装置及びその零点補正方法 - Google Patents

ブレーキ用センサの零点補正装置及びその零点補正方法

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JPH08268243A
JPH08268243A JP7075409A JP7540995A JPH08268243A JP H08268243 A JPH08268243 A JP H08268243A JP 7075409 A JP7075409 A JP 7075409A JP 7540995 A JP7540995 A JP 7540995A JP H08268243 A JPH08268243 A JP H08268243A
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JP
Japan
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brake
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zero point
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JP7075409A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kato
和広 加藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障等によりブレーキ操作が正しく検出でき
なくなった場合においても正確なブレーキ用センサの出
力値が得られるようにする。 【構成】 車両のブレーキの操作量を検出して、該検出
操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサの零点補
正装置において、該ブレーキ用センサの出力値の零点を
補正するための零点補正値を算出する零点補正値算出手
段と、該零点補正値算出手段で算出された零点補正値か
ら上記ブレーキ用センサの出力値の零点補正を行う零点
補正手段とを備え、上記零点補正値算出手段は、所定の
範囲内の値になるように零点補正値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキの操作
量を検出するブレーキ用センサの零点を補正する零点補
正装置、及び該補正装置の零点補正方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、ブレーキ用センサにおいて
は、取り付け時における誤差や、環境温度の変化につれ
て出力値が変化すると共に、該センサ自体における経時
変化によっても出力値が変化するものであった。そのた
め、上記センサの出力値の変化に対して該センサの零点
を補正する必要があった。上記問題を解決する方法とし
て、ブレーキ操作状態でのブレーキ用センサの出力値か
らブレーキ非操作状態でのブレーキ用センサの出力値を
差し引くことによるブレーキ用センサの零点補正方法
が、特開平4−237658号明細書で開示されてい
る。
【0003】しかし、上記特開平4−237658号明
細書では、ブレーキ操作状態でのブレーキ用センサの出
力値からブレーキ非操作状態でのブレーキ用センサの出
力値を差し引くため、ブレーキの操作及び非操作を検出
する装置の取り付けの精度などにより、実際のブレーキ
操作量に対応する所望のセンサ出力値が得られないこと
があった。また、ブレーキの操作及び非操作を検出する
装置がブレーキの操作を示すまでの間はセンサ出力値を
得ることができなかった。
【0004】そこで、上記特開平4−237658号明
細書で開示されたブレーキ用センサの零点補正方法の問
題を解決する方法として、ブレーキ非操作状態でのブレ
ーキ用センサの出力値を所定の追随速度で変化させる零
点補正値算出方法が、特開平6−213647号明細書
で開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−213
647号明細書では、ストロークセンサの零点補正方法
としてブレーキ非操作状態でのブレーキ用センサの出力
値を所定の追随速度で変化させる零点補正値算出方法に
より、ブレーキを操作した瞬間からのブレーキ用センサ
の出力値を得る方法を開示しているが、ブレーキの操作
及び非操作を検出する装置が故障した場合には、常時零
点補正計算を行うため、長時間継続してブレーキを踏ん
だ場合、ブレーキ用センサの零点が必要以上に補正され
てしまうという問題がある。また、上記特開平4−23
7658号明細書で開示された零点補正値算出方法にお
いても、ブレーキの操作及び非操作を検出する装置が故
障している場合には、常にセンサ出力値が得られず、こ
れを回避するにはブレーキの操作及び非操作を検出する
装置の故障検出手段を設ける等の2次的手段が必要とな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は上
記問題を解決するためになされたものであり、本発明
は、車両のブレーキの操作量を検出して、該検出操作量
を示す信号を出力するブレーキ用センサの零点補正装置
において、ブレーキ用センサの出力値の零点を補正する
ための零点補正値を算出する零点補正値算出手段と、該
零点補正値算出手段で算出された零点補正値から上記ブ
レーキ用センサの出力値の零点補正を行う零点補正手段
とを備え、上記零点補正値算出手段は、所定の範囲内の
値になるように零点補正値を算出することを特徴とする
ブレーキ用センサの零点補正装置を提供するものであ
る。
【0007】本願の特許請求の範囲の請求項2に記載の
発明において、上記請求項1の装置に、更に、ブレーキ
を操作したことを検出するブレーキ操作検出手段を備
え、上記零点補正値算出手段は、該ブレーキ操作検出手
段がブレーキ操作を検出していない場合は、所定の最大
値及び最小値の範囲内の値になるように零点補正値を算
出し、上記ブレーキ操作検出手段がブレーキ操作を検出
している場合は、該ブレーキ操作検出手段がブレーキ操
作を検出した時点での零点補正値を保持することを特徴
とする。
【0008】本願の特許請求の範囲の請求項3に記載の
発明において、上記請求項2のブレーキ操作検出手段
は、ブレーキペダルの動きからブレーキ操作の有無を検
出する2値のスイッチからなることを特徴とする。
【0009】本願の特許請求の範囲の請求項4に記載の
発明において、上記請求項2のブレーキ操作検出手段
は、上記ブレーキ用センサの出力が前回に補正された零
点から所定値以上になったときにブレーキ操作を検出す
ることを特徴とする。
【0010】本願の特許請求の範囲の請求項5に記載の
発明において、上記請求項2のブレーキ操作検出手段
は、上記ブレーキ用センサの出力が所定の零点から所定
値以上になったときにブレーキ操作を検出することを特
徴とする。
【0011】本願の特許請求の範囲の請求項6に記載の
発明は、車両におけるブレーキの操作量を検出して該検
出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサにおけ
る零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上記ブレ
ーキ用センサの零点を補正する零点補正方法において、
上記零点補正値が所定の範囲を逸脱することを禁止する
ことを特徴とするブレーキ用センサの零点補正方法を提
供するものである。
【0012】本願の特許請求の範囲の請求項7に記載の
発明は、車両におけるブレーキの操作量を検出して該検
出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサにおけ
る零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上記ブレ
ーキ用センサの零点を補正する零点補正方法において、
ブレーキペダルの動きからブレーキ操作を検出し、ブレ
ーキ操作を検出していない場合に、上記零点補正値が所
定の最大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の最大
値に設定すると共に、上記零点補正値が所定の最小値を
下回るとき、該零点補正値を該所定の最小値に設定し、
ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作を検
出した時点での零点補正値を保持することを特徴とする
ブレーキ用センサの零点補正方法を提供するものであ
る。
【0013】本願の特許請求の範囲の請求項8に記載の
発明は、車両におけるブレーキの操作量を検出して該検
出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサにおけ
る零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上記ブレ
ーキ用センサの零点を補正する零点補正方法において、
上記ブレーキ用センサの出力が前回に補正された零点か
ら所定値以上になったときに、ブレーキ操作を検出し、
ブレーキ操作を検出していない場合に、上記零点補正値
が所定の最大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の
最大値に設定すると共に、上記零点補正値が所定の最小
値を下回るとき、該零点補正値を該所定の最小値に設定
し、ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作
を検出した時点での零点補正値を保持することを特徴と
するブレーキ用センサの零点補正方法を提供するもので
ある。
【0014】本願の特許請求の範囲の請求項9に記載の
発明は、車両におけるブレーキの操作量を検出して該検
出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサにおけ
る零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上記ブレ
ーキ用センサの零点を補正する零点補正方法において、
上記ブレーキ用センサの出力が所定の零点から所定値以
上になったときに、ブレーキ操作を検出し、ブレーキ操
作を検出していない場合に、上記零点補正値が所定の最
大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の最大値に設
定すると共に、上記零点補正値が所定の最小値を下回る
とき、該零点補正値を該所定の最小値に設定し、ブレー
キ操作を検出している場合は、ブレーキ操作を検出した
時点での零点補正値を保持することを特徴とするブレー
キ用センサの零点補正方法を提供するものである。
【0015】
【作用及び効果】特許請求の範囲の請求項1に記載の装
置は、零点補正値算出手段が上記ブレーキ用センサの出
力値の零点を補正するための零点補正値を算出し、零点
補正手段が上記算出された零点補正値からブレーキ用セ
ンサの出力値の零点補正を行う。その際、上記零点補正
値算出手段は、所定の範囲内の値になるように零点補正
値を算出する。
【0016】このため、温度、湿度、磁界などブレーキ
用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレ
ーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をなく
し、又は減少させることができ、更に、ブレーキ用セン
サの出力値の零点補正値に、ブレーキ用センサ設計時の
零点ドリフト量から算出した零点補正値の範囲をあらか
じめ定めておき、零点補正値は、該範囲内にあるように
算出されるため、ブレーキ操作検出手段が故障した場合
であっても、ブレーキ用センサの出力値が得られなかっ
たり、必要以上に減少したりすることがなく、ほぼ所望
のブレーキ用センサの出力値を得ることができる。
【0017】特許請求の範囲の請求項2に記載の装置に
おいては、請求項1に記載の零点補正値算出手段は、上
記ブレーキ操作検出手段がブレーキ操作を検出していな
い場合は、所定の最大値及び最小値の範囲内の値になる
ように零点補正値を算出し、上記ブレーキ操作検出手段
がブレーキ操作を検出している場合は、該ブレーキ操作
検出手段がブレーキ操作を検出した時点での零点補正値
を保持する。
【0018】このため、温度、湿度、磁界などブレーキ
用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレ
ーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をなく
し、又は減少させることができ、ブレーキ用センサの出
力値の零点補正値はブレーキ操作検出手段からの出力が
ブレーキ操作又はブレーキ非操作のどちらの状態におい
ても算出されることから、ブレーキ操作検出手段からの
出力がブレーキ非操作のときにおいても、ブレーキを操
作した瞬間からブレーキ用センサの出力値を得ることが
できる。
【0019】更に、ブレーキ用センサの出力値の零点補
正値に、ブレーキ用センサ設計時の零点ドリフト量から
算出した零点補正値の最大値及び最小値をあらかじめ定
めておき、零点補正値は、該最大値及び最小値の範囲内
にあるように算出されるため、ブレーキ操作検出手段が
故障した場合であっても、ブレーキ用センサの出力値が
得られなかったり、必要以上に減少したりすることがな
く、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得ることが
できる。
【0020】特許請求の範囲の請求項3に記載の装置に
おいては、請求項2に記載のブレーキ操作検出手段は、
ブレーキペダルの動きからブレーキ操作の有無を検出す
る2値のスイッチからなり、温度、湿度、磁界などブレ
ーキ用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、
ブレーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をな
くし、又は減少させることができると共に、ブレーキ用
センサの出力値の零点補正値は上記2値のスイッチから
の出力がブレーキ操作又はブレーキ非操作のどちらの状
態においても算出されることから、2値のスイッチの出
力がブレーキ非操作のときにおいても、ブレーキを操作
した瞬間からブレーキ用センサの出力値を得ることがで
きる。
【0021】更に、ブレーキ用センサの出力値の零点補
正値に、ブレーキ用センサ設計時の零点ドリフト量から
算出した零点補正値の最大値及び最小値をあらかじめ定
めておき、零点補正値は、該最大値及び最小値の範囲内
にあるように算出されるため、上記2値のスイッチが故
障した場合であっても、ブレーキ用センサの出力値が得
られなかったり、必要以上に減少したりすることがな
く、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得ることが
できる。
【0022】特許請求の範囲の請求項4に記載の装置に
おいては、請求項2に記載のブレーキ操作検出手段は、
ブレーキ用センサの出力が前回に補正された零点から所
定値以上になったときにブレーキ操作を検出するもの
で、温度、湿度、磁界などブレーキ用センサの出力に影
響を与えるような環境変化や、ブレーキ用センサ自体の
経時変化等による検出誤差をなくし、又は減少させるこ
とができると共に、ブレーキ用センサの出力値の零点補
正値はブレーキ操作検出手段からの出力がブレーキ操作
又はブレーキ非操作のどちらの状態においても算出され
ることから、ブレーキ操作検出手段からの出力がブレー
キ非操作のときにおいても、ブレーキを操作した瞬間か
らブレーキ用センサの出力値を得ることができる。
【0023】また、別途ブレーキ操作検出手段を設ける
必要がない、又はブレーキ操作検出手段が故障の場合に
おいても、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得る
ことができる。
【0024】特許請求の範囲の請求項5に記載の装置に
おいては、請求項2に記載のブレーキ操作検出手段は、
ブレーキ用センサの出力が所定の零点から所定値以上に
なったときにブレーキ操作を検出するもので、温度、湿
度、磁界などブレーキ用センサの出力に影響を与えるよ
うな環境変化や、ブレーキ用センサ自体の経時変化等に
よる検出誤差をなくし、又は減少させることができると
共に、ブレーキ用センサの出力値の零点補正値はブレー
キ操作検出手段からの出力がブレーキ操作又はブレーキ
非操作のどちらの状態においても算出されることから、
ブレーキ操作検出手段からの出力がブレーキ非操作のと
きにおいても、ブレーキを操作した瞬間からブレーキ用
センサの出力値を得ることができる。
【0025】また、別途ブレーキ操作検出手段を設ける
必要がない、又はブレーキ操作検出手段が故障の場合に
おいても、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得る
ことができる。
【0026】特許請求の範囲の請求項6に記載の零点補
正方法は、上記零点補正値が所定の範囲を逸脱すること
を禁止するため、温度、湿度、磁界などブレーキ用セン
サの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレーキ用
センサ自体の経時変化等による検出誤差をなくし、又は
減少させることができ、更に、ブレーキ用センサの出力
値の零点補正値に、ブレーキ用センサ設計時の零点ドリ
フト量から算出した零点補正値の範囲をあらかじめ定め
ておき、零点補正値は、該範囲内にあるように算出され
るため、故障等によりブレーキ操作が正しく検出できな
くなった場合であっても、ブレーキ用センサの出力値が
得られなかったり、必要以上に減少したりすることがな
く、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得ることが
できる。
【0027】特許請求の範囲の請求項7に記載の零点補
正方法は、ブレーキペダルの動きからブレーキ操作が検
出され、ブレーキ操作を検出していない場合は、所定の
最大値及び最小値の範囲内の値になるように零点補正値
が算出され、ブレーキ操作を検出している場合は、ブレ
ーキ操作を検出した時点での零点補正値を保持する。
【0028】このため、温度、湿度、磁界などブレーキ
用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレ
ーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をなく
し、又は減少させることができると共に、ブレーキ用セ
ンサの出力値の零点補正値はブレーキ操作又はブレーキ
非操作のどちらの状態においても算出されることから、
ブレーキ非操作のときにおいても、ブレーキを操作した
瞬間からブレーキ用センサの出力値を得ることができ
る。
【0029】更に、ブレーキ用センサの出力値の零点補
正値に、ブレーキ用センサ設計時の零点ドリフト量から
算出した零点補正値の最大値及び最小値をあらかじめ定
めておき、零点補正値は、該最大値及び最小値の範囲内
にあるように算出されるため、故障等によりブレーキ操
作が正しく検出できなくなった場合であっても、ブレー
キ用センサの出力値が得られなかったり、必要以上に減
少したりすることがなく、ほぼ所望のブレーキ用センサ
の出力値を得ることができる。
【0030】特許請求の範囲の請求項8に記載の零点補
正方法は、上記ブレーキ用センサの出力が前回に補正さ
れた零点から所定値以上になったときにブレーキ操作が
検出され、ブレーキ操作を検出していない場合は、所定
の最大値及び最小値の範囲内の値になるように零点補正
値が算出され、ブレーキ操作を検出している場合は、ブ
レーキ操作を検出した時点での零点補正値を保持するよ
うに零点補正値が算出される。
【0031】このため、温度、湿度、磁界などブレーキ
用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレ
ーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をなく
し、又は減少させることができると共に、ブレーキ用セ
ンサの出力値の零点補正値はブレーキ操作又はブレーキ
非操作のどちらの状態においても算出されることから、
ブレーキ非操作のときにおいても、ブレーキを操作した
瞬間からブレーキ用センサの出力値を得ることができ
る。
【0032】また、別途ブレーキ操作検出手段を設ける
必要がない、又はブレーキ操作検出手段が故障の場合に
おいても、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得る
ことができる。
【0033】特許請求の範囲の請求項9に記載の零点補
正方法は、上記ブレーキ用センサの出力が所定の零点か
ら所定値以上になったときにブレーキ操作が検出され、
ブレーキ操作を検出していない場合は、所定の最大値及
び最小値の範囲内の値になるように零点補正値が算出さ
れ、ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作
を検出した時点での零点補正値を保持するように零点補
正値が算出される。
【0034】このため、温度、湿度、磁界などブレーキ
用センサの出力に影響を与えるような環境変化や、ブレ
ーキ用センサ自体の経時変化等による検出誤差をなく
し、又は減少させることができると共に、ブレーキ用セ
ンサの出力値の零点補正値はブレーキ操作又はブレーキ
非操作のどちらの状態においても算出されることから、
ブレーキ非操作のときにおいても、ブレーキを操作した
瞬間からブレーキ用センサの出力値を得ることができ
る。
【0035】また、別途ブレーキ操作検出手段を設ける
必要がない、又はブレーキ操作検出手段が故障の場合に
おいても、ほぼ所望のブレーキ用センサの出力値を得る
ことができる。
【0036】上記のように、本発明によると、ブレーキ
用センサの出力値検出精度を高めることができ、ブレー
キを操作した瞬間からのセンサ出力値を得ることができ
るため、より正確なブレーキ制御を実現することができ
ると共に、故障等によりブレーキ操作が正しく検出でき
なくなった場合においてもほぼ正確なセンサ出力値が得
られるため、ブレーキ制御性能が異常に低下することが
なくなる。
【0037】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づき、本発明に
ついて詳細に説明する。図1は、ブレーキ用センサとし
て自動車におけるマスタシリンダ内のブレーキ液圧を測
定し、該ブレーキ液圧の変化からブレーキペダルの操作
量を検出する液圧センサを使用した場合における本発明
のブレーキ用センサの零点補正装置の第1実施例を示し
た概略図であり、図2は、本発明のブレーキ用センサの
零点補正装置における第1実施例を示した概略ブロック
図である。
【0038】図1において、マスタシリンダ1内を摺動
するピストン2に接続したロッド3にレバー4を連結し
ており、該レバー4の先端に取り付けたブレーキペダル
5を運転者が踏み込むと、その踏み込み量に応じてピス
トン2が+側に移動する。それに伴ってマスタシリンダ
1内に発生する液圧を、マスタシリンダ1及びホイール
シリンダ6とを配管接続することによりホイールシリン
ダ6に伝えることができる。ここで、マスタシリンダ1
と同じ液圧である配管に接続され、該配管内の液圧を検
出する液圧センサ7を使用してブレーキペダル5の操作
を検出する。なお、上記ブレーキの構造は公知であるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
【0039】該液圧センサ7は、例えば公知の半導体圧
力センサを使用したセンサであって、上記ロッド3が+
側に移動すると、その移動量に応じてマスタシリンダ1
内の液圧値が上昇することから、上記マスタシリンダ1
の液圧を検出し、該検出液圧値を信号データに変換して
ブレーキペダル5の移動量を示す信号データとして出力
する。
【0040】図3は、上記液圧センサ7の例を示した概
略の断面図であり、図3において、液圧センサ7に挿着
された配管15から導入されたブレーキ液圧は、液圧導
入口16からセンサ部17に加わる。該センサ部17
は、加えられた応力によって電気抵抗が変化する、例え
ば単結晶シリコンといった半導体材料からなり、センサ
部17の電気抵抗の変化を回路部18で電気信号に変換
して該電気信号をコネクタ19から出力する。
【0041】図1において、上記液圧センサ7から出力
された信号データは、上記零点補正装置10に入力さ
れ、該零点補正装置10で、ブレーキを操作したことを
検出しストップランプ(図示せず)の点灯切換スイッチ
であるストップスイッチ9からの信号データに応じて補
正される。該補正されたデータは、自動車の制動力制御
等を行う電子制御装置11に入力され、該電子制御装置
11は、入力されたデータから所定の処理を行う。
【0042】次に、図2において、上記ブレーキペダル
5の移動量を検出する移動量検出装置8は、上記液圧セ
ンサ7、上記ストップスイッチ9及び上記零点補正装置
10からなり、該零点補正装置10は、液圧センサ7の
零点補正値を算出する零点補正値演算部12と、該零点
補正値演算部12で算出された零点補正値から液圧セン
サ7より入力された信号データの零点補正を行う零点補
正部13とからなり、液圧センサ7からの信号データは
上記零点補正値演算部12及び上記零点補正部13に入
力される。また、上記ストップスイッチ9からの信号デ
ータは上記零点補正値演算部12及び上記電子制御装置
11に入力される。
【0043】上記零点補正値演算部12は、ストップス
イッチ9からの信号データよりブレーキの操作状態を検
出すると共に、液圧センサ7からの信号データより液圧
センサ7の零点を補正する零点補正値を算出して、上記
零点補正部13に出力する。該零点補正部13は、零点
補正値演算部12から入力された零点補正値より液圧セ
ンサ7から入力される信号データの補正を行い、該補正
された信号データを上記電子制御装置11に出力する。
【0044】次に、上記図2で示した零点補正装置10
における液圧センサ7からの信号データを零点補正する
動作例を、図4の零点補正ルーチンを示したフローチャ
ートを用いて説明する。
【0045】図4において、ステップS1で零点補正値
演算部12及び零点補正部13は液圧センサ7からの出
力値Xnを読み込み、ステップS2で零点補正値演算部
12はストップスイッチ9からの信号SWnを読み込
み、ステップS3で零点補正値演算部12は、本零点補
正ルーチンの1回目の処理であるか否かを示すフラグfi
rstの設定状態、すなわち本零点補正ルーチンの1回目
の処理であるか否かを調べ、本零点補正ルーチンの1回
目の処理であり、フラグfirstがリセットされている場
合(YES)、ステップS4に進む。なお、上記フラグ
firstは初期設定としてリセットされているものとす
る。また、添字nは自然数であり、制御サイクルの回数
を表している。
【0046】零点補正値演算部12は、ステップS4で
ストップスイッチ9からの信号SWnがブレーキペダル
を操作していることを示すスイッチオン信号であるか否
かを調べ、スイッチオン信号が入力されている場合(Y
ES)、ステップS5で、今回の制御サイクルにおける
液圧センサ7の零点値X0nを初期値である所定値X0
に設定し、ステップS6でフラグfirstをセットして、
ステップS7に進む。
【0047】なお、本実施例においては、ブレーキペダ
ル5を操作している操作状態でストップスイッチ9がス
イッチオンし、非操作状態でストップスイッチ9がスイ
ッチオフするようにしているが、ブレーキペダル5を操
作している操作状態でストップスイッチ9がスイッチオ
フし、非操作状態でストップスイッチ9がスイッチオン
するようにしてもよい。
【0048】また、零点補正値演算部12は、ステップ
S4でスイッチオン信号が入力されていない場合(N
O)、ステップS8で、今回の制御サイクルにおける液
圧センサ7の零点値X0nを今回の制御サイクルにおけ
る液圧センサ7からの出力値Xnに設定した後、ステッ
プS6に進む。
【0049】零点補正値演算部12は、ステップS3で
フラグfirstがセットされていれば(NO)、ステップ
S9に進み、ステップS9でストップスイッチ9からの
信号SWnがブレーキペダルを操作していることを示す
スイッチオン信号であるか否かを調べ、スイッチオン信
号が入力されている場合(YES)、ステップS10
で、今回の制御サイクルにおける液圧センサ7の零点値
X0nを前回の制御サイクルにおける液圧センサ7の零
点値X0n-1に設定して、ステップS7に進む。
【0050】また、零点補正値演算部12は、ステップ
S9でスイッチオン信号が入力されていない場合(N
O)、ステップS11で下記(1)式より今回の零点補
正値X0nを算出した後、ステップS7に進む。 X0n=X0n-1+(Xn−X0n-1)/k………………………(1) 上記(1)式において、kは1よりも大きい正の時定数
である。なお、零点補正値X0nにおけるセンサ出力値
nへの追随速度がセンサ7の温度等の影響によるセン
サ出力値の緩やかな変化には追随するが、ブレーキペダ
ル5を操作したことによるセンサ出力値の変化には追随
しない速度となるように、上記時定数kは設定される。
【0051】上記零点補正部13は、ステップS7で零
点補正値演算部12で算出された今回の零点補正値X0
nが、零点補正値の最大値である所定値X0maxを超える
か否かを調べ、今回の零点補正値X0nが最大値X0max
を超えない場合(NO)、ステップS12に進む。ま
た、ステップS7で今回の零点補正値X0nが最大値X
0maxを超える場合(YES)、ステップS13で今回
の零点補正値X0nを上記最大値X0maxに設定してステ
ップS12に進む。
【0052】上記零点補正部13は、ステップS12に
おいて、零点補正値演算部12で算出された今回の零点
補正値X0nが、零点補正値の最小値である所定値X0m
in未満であるか否かを調べ、今回の零点補正値X0n
最小値X0min以上である場合(NO)、ステップS1
4で液圧センサ7の今回の制御サイクルにおける出力値
nから今回の制御サイクルにおける零点補正値X0n
引いて零点補正を行った今回の制御サイクルにおける液
圧センサ7の出力値Ynを算出した後、ステップS1に
戻る。
【0053】また、ステップS12で今回の零点補正値
X0nが最小値X0min未満である場合(YES)、ステ
ップS15で零点補正部13は、今回の零点補正値X0
nを上記最小値X0minに設定してステップS14に進
む。
【0054】次に、上記第1実施例においては、ブレー
キ用センサとして自動車におけるブレーキ液圧を測定す
る液圧センサを使用したが、ブレーキペダル5に踏力セ
ンサを設けて、該踏力センサによってブレーキ操作時に
ブレーキペダル5を踏む力を検出することによってブレ
ーキペダル5の操作量を検出してもよく、上記踏力セン
サを使用した場合におけるブレーキ用センサの零点補正
装置を本発明の第2実施例とする。
【0055】図5は、本発明のブレーキ用センサの零点
補正装置の第2実施例を示した概略図であり、図6は、
本発明のブレーキ用センサの零点補正装置における第2
実施例を示した概略ブロック図である。なお、図5及び
図6において、上記第1実施例の図1及び図2で示した
ものと同じものは同じ符号で示しており、ここでは図1
及び図2との相違点のみ説明する。
【0056】図5における図1との相違点は、図1の液
圧センサ7を使用せず、図1のブレーキペダル5に設け
た、ブレーキペダル5の踏力を検出する踏力センサ20
を使用してブレーキペダル5の操作を検出することにあ
り、それに伴って、図1の零点補正装置10を零点補正
装置10aに置き換えたことにある。
【0057】図5において、上記踏力センサ20は、例
えば公知のひずみゲージを使用したひずみゲージ式ロー
ドセルであって、ブレーキ操作時にブレーキペダルを踏
む力を検出して、該検出した踏力を信号データに変換し
てブレーキペダルの移動量を示す信号データとして出力
する。
【0058】図7は、上記踏力センサ20の例を示した
図であり、図7において、ブレーキ操作時にブレーキペ
ダルを踏むと、該踏力がセンサ部25に加わるように、
踏力センサ20が固定具26によってブレーキペダルの
踏面に固着されている。上記センサ部25は、ひずみを
受感すると電気抵抗が変化するひずみゲージからからな
り、ブレーキ操作時の踏力によるセンサ部25の電気抵
抗の変化を回路部27で電気信号に変換して該電気信号
をケーブル28を介して出力する。
【0059】図5において、上記踏力センサ20から出
力された信号データは、上記零点補正装置10aに入力
され、該零点補正装置10aで上記ストップスイッチ9
からの信号データに応じて補正される。該補正されたデ
ータは、自動車の制動力制御等を行う電子制御装置11
に入力され、該電子制御装置11は、入力されたデータ
から所定の処理を行う。
【0060】次に、図6における図2との相違点は、図
2の液圧センサ7を踏力センサ20に置き換えたこと
と、それに伴って、図2の移動量検出装置8を移動量検
出装置8aとし、図2の零点補正装置10を零点補正装
置10aに、図2の零点補正値演算部12を零点補正値
演算部12aに、図2の零点補正部13を零点補正部1
3aに置き換えたことにある。
【0061】図6において、ブレーキペダルの移動量を
検出する上記移動量検出装置8aは、上記踏力センサ2
0、上記ストップスイッチ9及び上記零点補正装置10
aからなり、該零点補正装置10aは、踏力センサ20
で検出したブレーキペダルの移動量の零点補正値を算出
する零点補正値演算部12aと、該零点補正値演算部1
2aで算出された零点補正値から踏力センサ20より入
力されたブレーキペダルの移動量を示す信号データの零
点補正を行う零点補正部13aとからなり、踏力センサ
20からの信号データは上記零点補正値演算部12a及
び上記零点補正部13aに入力される。また、上記スト
ップスイッチ9からの信号データは上記零点補正値演算
部12a及び上記電子制御装置11に入力される。
【0062】上記零点補正値演算部12aは、踏力セン
サ20及びストップスイッチ9からの信号データより踏
力センサ20で検出したブレーキペダルの移動量の零点
を補正する零点補正値を算出し、上記零点補正部13a
に出力する。該零点補正部13aは、零点補正値演算部
12aから入力された零点補正値より踏力センサ20か
ら入力される信号データの補正を行い、該補正された信
号データを上記電子制御装置11に出力する。
【0063】次に、上記図6で示した零点補正装置10
aにおける踏力センサ20からの信号データを零点補正
する動作例である零点補正ルーチンを示したフローチャ
ートは、上記第1実施例における図4のフローチャート
のステップS1を、図8のステップS30に置き換え、
更に、図4の各フローでの処理において、液圧センサ7
を踏力センサ20に、零点補正装置10を零点補正装置
10aに、零点補正値演算部12を零点補正値演算部1
2aに、零点補正部13を零点補正部13aに置き換え
たものである。
【0064】上記零点補正装置10aにおける零点補正
ルーチンを示したフローチャートは、最初に図8のステ
ップS30において、零点補正値演算部12a及び零点
補正部13aは踏力センサ20からの出力値Xnを読み
込んだ後、図4のステップS2以降の処理を、液圧セン
サ7を踏力センサ20に、零点補正装置10を零点補正
装置10aに、零点補正値演算部12を零点補正値演算
部12aに、零点補正部13を零点補正部13aに置き
換えて行うものであることから、ここではステップS2
以降の処理の説明を省略する。
【0065】次に、上記第1実施例においては、ブレー
キ用センサとして自動車におけるブレーキ液圧を測定す
る液圧センサを使用したが、自動車におけるブレーキの
ブレーキペダルの移動量を検出するストロークセンサを
使用して、ブレーキペダル5の操作量を検出してもよ
く、上記ストロークセンサを使用した場合におけるブレ
ーキ用センサの零点補正装置を本発明の第3実施例とす
る。
【0066】図9は、本発明のブレーキ用センサの零点
補正装置の第3実施例を示した概略図であり、図10
は、本発明のブレーキ用センサの零点補正装置における
第3実施例を示した概略ブロック図である。なお、図9
及び図10において、上記第1実施例の図1及び図2で
示したものと同じものは同じ符号で示しており、ここで
は図1及び図2との相違点のみ説明する。
【0067】図9における図1との相違点は、図1の液
圧センサ7を使用せず、ロッド3に設けられ、該ロッド
3の移動量を検出するストロークセンサ30を使用して
ブレーキペダル5の操作を検出することにあり、それに
伴って、図1の零点補正装置10を零点補正装置10b
に置き換えたことにある。
【0068】図9において、上記ストロークセンサ30
は、例えば公知の高周波発生コイルからなる渦電流変位
センサを用いたもので、鉄などの金属がブレーキ操作時
におけるロッド3の動きから該センサに近づくことによ
り、磁界が相殺されて弱くなる程度を計測する。これに
より、上記金属と上記センサの距離を測定することがで
き、ロッド3の移動量を検出することができる。ストロ
ークセンサ30は、上記ロッド3が+側に移動すると、
その移動量に比例した電圧をブレーキペダル5の移動量
を示す信号データとして出力する。
【0069】図11は、上記ストロークセンサ30の例
を示した概略のブロック図であり、図11において、ブ
レーキ操作時にブレーキペダル5を踏むと、ロッド3が
+側に移動する。該移動量を検出部35で検出し、該検
出部35で検出した移動量を回路部36で電気信号に変
換して零点補正装置10bに出力する。また、固定部分
37は、上記検出部35がロッド3の移動量を正確に検
出できるようにするために、ロッド3を検出部35にガ
イドするものである。
【0070】図9において、上記ストロークセンサ30
から出力された信号データは、上記零点補正装置10b
に入力され、該零点補正装置10bで上記ストップスイ
ッチ9からの信号データに応じて補正される。該補正さ
れたデータは、自動車の制動力制御等を行う電子制御装
置11に入力され、該電子制御装置11は、入力された
データから所定の処理を行う。
【0071】次に、図10における図2との相違点は、
図2の液圧センサ7をストロークセンサ30に置き換え
たことと、それに伴って、図2の移動量検出装置8を移
動量検出装置8bとし、図2の零点補正装置10を零点
補正装置10bに、図2の零点補正値演算部12を零点
補正値演算部12bに、図2の零点補正部13を零点補
正部13bに置き換えたことにある。
【0072】図10において、上記ブレーキペダル5の
移動量を検出する移動量検出装置8bは、上記ストロー
クセンサ30、上記ストップスイッチ9及び上記零点補
正装置10bからなり、該零点補正装置10bは、スト
ロークセンサ30で検出したブレーキペダル5の移動量
の零点補正値を算出する零点補正値演算部12bと、該
零点補正値演算部12bで算出された零点補正値からス
トロークセンサ30から入力されたブレーキペダル5の
移動量を示す信号データの零点補正を行う零点補正部1
3bとからなり、ストロークセンサ30からの信号デー
タは上記零点補正値演算部12b及び上記零点補正部1
3bに入力される。また、上記ストップスイッチ9から
の信号データは上記零点補正値演算部12b及び上記電
子制御装置11に入力される。
【0073】上記零点補正値演算部12bは、ストロー
クセンサ30及びストップスイッチ9からの信号データ
よりストロークセンサ30で検出したブレーキペダル5
の移動量の零点を補正する零点補正値を算出し、上記零
点補正部13bに出力する。該零点補正部13bは、零
点補正値演算部12bから入力された零点補正値よりス
トロークセンサ30から入力される信号データの補正を
行い、該補正された信号データを上記電子制御装置11
に出力する。
【0074】次に、上記図10で示した零点補正装置1
0bにおけるストロークセンサ30からの信号データを
零点補正する動作例である零点補正ルーチンを示したフ
ローチャートは、上記第1実施例における図4のフロー
チャートのステップS1を、図12のステップS40に
置き換え、更に、図4の各フローでの処理において、液
圧センサ7をストロークセンサ30に、零点補正装置1
0を零点補正装置10bに、零点補正値演算部12を零
点補正値演算部12bに、零点補正部13を零点補正部
13bに置き換えたものである。
【0075】上記図10で示した零点補正装置10bに
おける零点補正ルーチンを示したフローチャートは、最
初に図12のステップS40において、零点補正値演算
部12b及び零点補正部13bはストロークセンサ30
からの出力値Xnを読み込んだ後、図4のステップS2
以降の処理を、液圧センサ7をストロークセンサ30
に、零点補正装置10を零点補正装置10bに、零点補
正値演算部12を零点補正値演算部12bに、零点補正
部13を零点補正部13bに置き換えて行うものである
ことから、ここではステップS2以降の処理の説明を省
略する。
【0076】次に、上記第1実施例においては、ブレー
キを操作したことを検出するためにストップスイッチ9
を使用したが、液圧センサ7によってブレーキを操作し
たことを検出してもよく、上記液圧センサ7を使用して
ブレーキの操作状態及びブレーキペダル5の操作量を検
出するブレーキ用センサの零点補正装置を本発明の第4
実施例とする。
【0077】図13は、本発明のブレーキ用センサの零
点補正装置の第4実施例を示した概略図であり、図14
は、本発明のブレーキ用センサの零点補正装置における
第4実施例を示した概略ブロック図である。なお、図1
3及び図14において、上記第1実施例の図1及び図2
で示したものと同じものは同じ符号で示しており、ここ
では図1及び図2との相違点のみ説明する。
【0078】図13における図1との相違点は、図1の
零点補正装置10はブレーキを操作したことを検出する
ためにストップスイッチ9を使用したのに対して、図1
3における零点補正装置は液圧センサ7を使用してブレ
ーキの操作状態を検出することから、図1の零点補正装
置10を零点補正装置10cに置き換えたことにある。
【0079】図13において、上記液圧センサ7から出
力された信号データは、上記零点補正装置10cに入力
され、該零点補正装置10cで上記液圧センサ7からの
信号データに応じて補正される。該補正されたデータ
は、自動車の制動力制御等を行う電子制御装置11に入
力され、該電子制御装置11は、入力されたデータから
所定の処理を行う。
【0080】次に、図14における図2との相違点は、
図2の移動量検出装置8にストップスイッチ9がなく、
このことから、移動量検出装置8を移動量検出装置8c
に置き換え、また、上記図13の図1との相違点で説明
したように図2の零点補正装置10を零点補正装置10
cに置き換え、これに伴って図2の零点補正値演算部1
2を零点補正値演算部12cに、図2の零点補正部13
を零点補正部13cに置き換えたことにある。
【0081】図14において、上記ブレーキペダル5の
移動量を検出する移動量検出装置8cは、上記液圧セン
サ7及び上記零点補正装置10cからなり、該零点補正
装置10cは、上記マスタシリンダ1の液圧を検出し、
該検出液圧値を信号データに変換してブレーキペダル5
の移動量を示す信号データとして出力する液圧センサ7
で検出したブレーキペダル5の移動量の零点補正値を算
出する零点補正値演算部12cと、該零点補正値演算部
12cで算出された零点補正値から液圧センサ7から入
力されたブレーキペダル5の移動量を示す信号データの
零点補正を行う零点補正部13cとからなり、液圧セン
サ7からの信号データは上記零点補正値演算部12c及
び上記零点補正部13cに入力される。
【0082】上記零点補正値演算部12cは、液圧セン
サ7からの信号データより、ブレーキの操作状態を検出
すると共に、液圧センサ7の零点を補正する零点補正値
を算出して、該零点補正値を上記零点補正部13cに出
力する。該零点補正部13cは、零点補正値演算部12
cから入力された零点補正値より液圧センサ7から入力
される信号データの補正を行い、該補正された信号デー
タを上記電子制御装置11に出力する。
【0083】次に、上記図14で示した零点補正装置1
0cにおける液圧センサ7からの信号データを零点補正
する動作例を、図15の零点補正ルーチンを示したフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、図15において、
第1実施例における図4と同じフローは同じ符号で示し
ており、ここでは、図4との相違点のみ説明する。
【0084】図15における図4との相違点は、図4の
ステップS4の処理をステップS50の処理に置き換え
たことと、図4のステップS9の処理をステップS51
の処理に置き換えたことにある。更に、図4の各フロー
での処理において、移動量検出装置8を移動量検出装置
8cに、零点補正装置10を零点補正装置10cに、零
点補正値演算部12を零点補正値演算部12cに、零点
補正部13を零点補正部13cに置き換えたことにあ
る。
【0085】図15において、ステップS3で上記フラ
グfirstがリセットされている場合(YES)、ステッ
プS50に進み、ステップS50で、零点補正値演算部
12cは、液圧センサ7から読み込んだ出力値Xnの値
を調べ、該出力値Xnが零点値の初期値である所定値X
0にブレーキが操作されている状態を判定する所定値α
を加えた値以上である場合(YES)、すなわち上記出
力値Xnが補正された零点出力値から所定値α以上の値
になると、ブレーキ操作状態にあると判定して、ステッ
プS5に進み、図4のステップS5以降の処理を、零点
補正装置10を零点補正装置10cに、零点補正値演算
部12を零点補正値演算部12cに、零点補正部13を
零点補正部13cに置き換えて行う。
【0086】また、ステップS50で、上記出力値Xn
が零点値の初期値である所定値X0にブレーキが操作さ
れている状態を判定する所定値αを加えた値未満である
場合(NO)、ブレーキ非操作状態にあると判定して、
ステップS8に進み、図4のステップS8以降の処理
を、零点補正装置10を零点補正装置10cに、零点補
正値演算部12を零点補正値演算部12cに、零点補正
部13を零点補正部13cに置き換えて行う。
【0087】また、ステップS3で、上記フラグfirst
がセットされている場合(NO)、ステップS51に進
み、ステップS51で、零点補正値演算部12cは、液
圧センサ7から読み込んだ出力値Xnの値を調べ、該出
力値Xnが前回の補正された零点値X0n-1にブレーキが
操作されている状態を判定する所定値αを加えた値以上
である場合(YES)、すなわち上記出力値Xnが前回
の補正された零点出力値から所定値α以上の値になる
と、ブレーキ操作状態にあると判定して、ステップS1
0に進み、図4のステップS10以降の処理を、零点補
正装置10を零点補正装置10cに、零点補正値演算部
12を零点補正値演算部12cに、零点補正部13を零
点補正部13cに置き換えて行う。
【0088】また、ステップS51で、上記出力値Xn
が前回の補正された零点値X0n-1にブレーキが操作さ
れている状態を判定する所定値αを加えた値未満である
場合(NO)、ブレーキ非操作状態にあると判定して、
ステップS11に進み、図4のステップS11以降の処
理を、零点補正装置10を零点補正装置10cに、零点
補正値演算部12を零点補正値演算部12cに、零点補
正部13を零点補正部13cに置き換えて行う。
【0089】次に、上記第4実施例の図15で示した零
点補正装置10cにおける液圧センサ7からの信号デー
タを零点補正する零点補正ルーチンの例を示したフロー
チャートを図16で示すフローチャートに置き換えても
よく、上記第4実施例の図15を図16のフローチャー
トに置き換えて、これを本発明の第5実施例とし、図1
6を用いて本発明の第5実施例の説明を行う。なお、図
16において、第4実施例における図15と同じフロー
は同じ符号で示しており、ここでは、図15との相違点
のみ説明する。図16における図15との相違点は、図
15のステップS51の判定を行う処理をステップS6
1の判定を行う処理に置き換えたことにある。
【0090】図16において、ステップS3で、上記フ
ラグfirstがセットされている場合(NO)、ステップ
S61に進み、ステップS61で、零点補正値演算部1
2cは、液圧センサ7から読み込んだ出力値Xnの値を
調べ、該出力値Xnが初期値である所定の零点値X0に
ブレーキが操作されている状態を判定する所定値αを加
えた値以上である場合(YES)、すなわち上記出力値
nが所定の零点値から所定値α以上の値になると、ブ
レーキ操作状態にあると判定して、図15におけるステ
ップS10以降の処理を行う。
【0091】また、ステップS61で、上記出力値Xn
が所定の零点値X0にブレーキが操作されている状態を
判定する所定値αを加えた値未満である場合(NO)、
ブレーキ非操作状態にあると判定して、ステップS11
に進み、図15のステップS11以降の処理を行う。
【0092】上記第4実施例及び第5実施例において
は、液圧センサ7によって、上記マスタシリンダ1の液
圧を検出し、該検出液圧値を信号データに変換してブレ
ーキペダル5の移動量を示す信号データとして出力され
ると共に、ブレーキの操作状態が検出されたが、液圧セ
ンサ7の代わりに踏力センサ20及びストロークセンサ
30を使用してもよい。
【0093】このように本発明は、様々な変形例が考え
られ、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
範囲は、特許請求の範囲によって定められるべきもので
あることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置の
第1実施例を示した概略図である。
【図2】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置に
おける第1実施例を示した概略ブロック図である。
【図3】 図1及び図2の液圧センサ7の例を示した概
略の断面図である。
【図4】 図2で示した実施例における、液圧センサ7
からの信号データを零点補正する零点補正ルーチンの例
を示したフローチャートである。
【図5】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置の
第2実施例を示した概略図である。
【図6】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置に
おける第2実施例を示した概略ブロック図である。
【図7】 図5及び図6の踏力センサ20の例を示した
図である。
【図8】 図6で示した実施例における、踏力センサ2
0からの信号データを零点補正する零点補正ルーチンの
例を示したフローチャートにおいて図4との相違部分を
示した図である。
【図9】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置の
第3実施例を示した概略図である。
【図10】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置
における第3実施例を示した概略ブロック図である。
【図11】 図9及び図10のストロークセンサ30の
例を示した概略ブロック図である。
【図12】 図10で示した実施例における、ストロー
クセンサ30からの信号データを零点補正する零点補正
ルーチンの例を示したフローチャートにおいて図4との
相違部分を示した図である。
【図13】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置
の第4実施例を示した概略図である。
【図14】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置
における第4実施例を示した概略ブロック図である。
【図15】 図14で示した実施例における、液圧セン
サ7からの信号データを零点補正する零点補正ルーチン
の例を示したフローチャートである。
【図16】 本発明のブレーキ用センサの零点補正装置
における第5実施例を示した、液圧センサ7からの信号
データを零点補正する零点補正ルーチンの例を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 ピストン 3 ロッド 4 レバー 5 ブレーキペダル 6 ホイールシリンダ 7 液圧センサ 8,8a,8b,8c 移動量検出装置 9 ストップスイッチ 10,10a,10b,10c 零点補正装置 12,12a,12b,12c 零点補正値演算部 13,13a,13b,13c 零点補正部 20 踏力センサ 30 ストロークセンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のブレーキの操作量を検出して、該
    検出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサの零
    点補正装置において、 上記ブレーキ用センサの出力値の零点を補正するための
    零点補正値を算出する零点補正値算出手段と、 該零点補正値算出手段で算出された零点補正値から上記
    ブレーキ用センサの出力値の零点補正を行う零点補正手
    段とを備え、 上記零点補正値算出手段は、所定の範囲内の値になるよ
    うに零点補正値を算出することを特徴とするブレーキ用
    センサの零点補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブレーキ用センサの零
    点補正装置にして、更にブレーキを操作したことを検出
    するブレーキ操作検出手段を備え、上記零点補正値算出
    手段は、該ブレーキ操作検出手段がブレーキ操作を検出
    していない場合は、所定の最大値及び最小値の範囲内の
    値になるように零点補正値を算出し、上記ブレーキ操作
    検出手段がブレーキ操作を検出している場合は、該ブレ
    ーキ操作検出手段がブレーキ操作を検出した時点での零
    点補正値を保持することを特徴とするブレーキ用センサ
    の零点補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のブレーキ用センサの零
    点補正装置にして、上記ブレーキ操作検出手段は、ブレ
    ーキペダルの動きからブレーキ操作の有無を検出する2
    値のスイッチからなることを特徴とするブレーキ用セン
    サの零点補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のブレーキ用センサの零
    点補正装置にして、上記ブレーキ操作検出手段は、上記
    ブレーキ用センサの出力が前回に補正された零点から所
    定値以上になったときにブレーキ操作を検出することを
    特徴とするブレーキ用センサの零点補正装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のブレーキ用センサの零
    点補正装置にして、上記ブレーキ操作検出手段は、上記
    ブレーキ用センサの出力が所定の零点から所定値以上に
    なったときにブレーキ操作を検出することを特徴とする
    ブレーキ用センサの零点補正装置。
  6. 【請求項6】 車両におけるブレーキの操作量を検出し
    て該検出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサ
    における零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上
    記ブレーキ用センサの零点を補正する零点補正方法にお
    いて、 上記零点補正値が所定の範囲を逸脱することを禁止する
    ことを特徴とするブレーキ用センサの零点補正方法。
  7. 【請求項7】 車両におけるブレーキの操作量を検出し
    て該検出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサ
    における零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上
    記ブレーキ用センサの零点を補正する零点補正方法にお
    いて、 ブレーキペダルの動きからブレーキ操作を検出し、 ブレーキ操作を検出していない場合に、上記零点補正値
    が所定の最大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の
    最大値に設定すると共に、上記零点補正値が所定の最小
    値を下回るとき、該零点補正値を該所定の最小値に設定
    し、 ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作を検
    出した時点での零点補正値を保持することを特徴とする
    ブレーキ用センサの零点補正方法。
  8. 【請求項8】 車両におけるブレーキの操作量を検出し
    て該検出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサ
    における零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上
    記ブレーキ用センサの零点を補正する零点補正方法にお
    いて、 上記ブレーキ用センサの出力が前回に補正された零点か
    ら所定値以上になったときに、ブレーキ操作を検出し、 ブレーキ操作を検出していない場合に、上記零点補正値
    が所定の最大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の
    最大値に設定すると共に、上記零点補正値が所定の最小
    値を下回るとき、該零点補正値を該所定の最小値に設定
    し、 ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作を検
    出した時点での零点補正値を保持することを特徴とする
    ブレーキ用センサの零点補正方法。
  9. 【請求項9】 車両におけるブレーキの操作量を検出し
    て該検出操作量を示す信号を出力するブレーキ用センサ
    における零点補正値を算出し、該零点補正値を用いて上
    記ブレーキ用センサの零点を補正する零点補正方法にお
    いて、 上記ブレーキ用センサの出力が所定の零点から所定値以
    上になったときに、ブレーキ操作を検出し、 ブレーキ操作を検出していない場合に、上記零点補正値
    が所定の最大値を超えるとき、該零点補正値を該所定の
    最大値に設定すると共に、上記零点補正値が所定の最小
    値を下回るとき、該零点補正値を該所定の最小値に設定
    し、 ブレーキ操作を検出している場合は、ブレーキ操作を検
    出した時点での零点補正値を保持することを特徴とする
    ブレーキ用センサの零点補正方法。
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