JPH08268103A - 走行作業機の油圧装置 - Google Patents

走行作業機の油圧装置

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JPH08268103A
JPH08268103A JP7072901A JP7290195A JPH08268103A JP H08268103 A JPH08268103 A JP H08268103A JP 7072901 A JP7072901 A JP 7072901A JP 7290195 A JP7290195 A JP 7290195A JP H08268103 A JPH08268103 A JP H08268103A
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suction
line filter
hydraulic
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Yasuhide Yamazaki
康秀 山崎
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 ラインフィルタ7を分解可能に構成すると
ともに、サクションパイプ52に安定よく取付け、メン
テナンス作業を良好に行なう装置を提供する。 【構 成】 機体1に設置された油圧ポンプ5と油圧バ
ルブ機構6とをサクションパイプ52と送油管51とで
連結し、このサクションパイプ52の中途部にサクショ
ンフィルタ50と送油管51の中途部にラインフィルタ
2を介装した走行作業機の油圧装置において、サクショ
ンフィルタ50を機体1の側方に取付け支持するととも
に、ラインフィルタ7をサクションフィルタ50の中途
でサクションフィルタ50が取付けられた近傍部位に着
脱可能に取付け固定し、ラインフィルタ7を、この送油
管51の中途部端に形成される継手管5aと、フィルタ
72を内装する取付管5bとを接続孔5fを有する取付
ボルト70により接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行作業機に配設され
る油圧装置のラインフィルタの取付け構成に関する。
【0002】
【従来技術】従来、トラクタ等の走行作業機に設けられ
る油圧装置は機体の前方に搭載されたエンジン部で駆動
される油圧ポンプと、機体後方に設置されて耕耘装置等
の作業機を昇降動作させる油圧シリンダを切換操作する
油圧バルブ機構を、サクションパイプ及び送油管で閉回
路に連結している。そして油中に混在する鉄粉或いはス
ラッジ等の異物を除去するために高圧側のラインフィル
タを、前記油圧バルブ機構に一体的に組付けて設ける
か、又はその近傍に取付け支持させるものが一般的に実
施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
成によるラインフィルタの取付け手段によれば、フィル
タ内の清掃等メンテナンス作業を行ないたい場合に、前
者の取付構成によるラインフィルタは、周囲が狭小な隙
間に構成されている油圧バルブ機構部分を分解して行な
わねばならない等の煩雑な作業を必要とする。
【0004】また、後者の取付構成によるラインフィル
タは、このラインフィルタを取外した時に、これに連結
される送油管全体が下方に垂れ下がって変形する等の欠
点を有している。いずれにしても従来の装置はフィルタ
の交換、清掃並びに組付作業が困難であるとともに、送
油管の中途部を別途に取付け補助しなければならない等
構造も複雑化させる等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するための本発明の走行作業機の油圧装置は、機体1に
設置された油圧ポンプ5と油圧バルブ機構6とをサクシ
ョンパイプ52と送油管51とで連結するとともに、該
サクションパイプ52の中途部にサクションフィルタ5
0と送油管51の中途部にラインフィルタ2を介装した
走行作業機の油圧装置において、前記サクションフィル
タ50を機体1の側方に取付け支持するとともに、ライ
ンフィルタ7をサクションフィルタ50の中途でサクシ
ョンフィルタ50が取付けられた近傍部位に着脱可能に
取付けている。
【0006】また送油管51に取着されるラインフィル
タ7を、該送油管51の中途部端に形成される継手管5
aと、フィルタ72を内装する取付管5bとを接続孔5
fを有する取付ボルト70により接続して構成したこと
を特徴としている。
【0007】
【作 用】以上の構成によりラインフィルタ7の組付け
は、取付管5bにフィルタ72を内装した状態におい
て、継手管5aを接合し取付ボルト70によって締着す
ることによりラインフィルタ7を構成するとともに、該
ラインフィルタ7をサクションフィルタ50が設けられ
た近傍のサクションパイプ52部位に取付け固定するこ
とによって簡単に行なうことができる。また上記ライン
フィルタ7はメンテナンス作業の行ない易い機側ににお
いて安定よく支持することができる。
【0008】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1、図2において1はトラクタの走行作業機の要
部を示し、前方に配置したエンジン2に連接したミッシ
ョンケース3上に油圧ハウジング4を備え、この油圧ハ
ウジング4内の昇降シリンダ40によりリフトアーム
(図示せず)を回動可能に枢支し、このリフトアームに
吊下げ装着される耕耘装置を昇降動作させ耕耘作業等を
行なうようにしている。
【0009】油圧ハウジング4の油圧回路は同図におい
て以下のように構成されている。即ち、5はエンジン2
に装置されて駆動される油圧回路に圧油を送給する油圧
ポンプであり、この油圧ポンプ5の吸込側にはサクショ
ンパイプ52を設け、その中途部に介装したサクション
フィルタ50を介してミッションケース3の下部に連結
し、ミッションケース3内の油を吸い込むようにしてい
る。
【0010】そして油圧ポンプ5の吐出側には中途部に
ラインフィルタ7を介装した送油管51を設け、油圧ハ
ウジング4内に内装される油圧バルブ機構6を介してこ
の油圧ハウジング4と連通させ、昇降シリンダ40等を
作動させるようにしている。前記ラインフィルタ7は図
3、図4に示す構成により、前記サクションフィルタ5
0の近傍に安定よく取付けることにより圧油中の異物の
除去を良好に行なうようにしている。また、簡単な構成
であるから組付けおよびメンテナンス等の作業を容易に
行なうことができる。
【0011】即ち、ラインフィルタ7は、油圧ポンプ5
側に通ずる送油管51端に形成した連通室5cを有する
継手管5aと、油圧バルブ機構6(図2)側に通ずる送
油管51b端に形成したフィルタ室5d及びネジ部5e
を有する取付け管5b、及びフィルタ室5dと連通室5
cとを連通する接続孔5fを有する取付ボルト70を設
けている。
【0012】そしてフィルタ室5d内に張りスプリング
71で張圧支持するメッシュを袋状に形成したフィルタ
72を内装した状態で、取付ボルト70を継手管5aに
挿通し、シール5g・・を介して取付管5bに螺着して
メンテナンスをし易い分解可能な一体型に組付けて構成
している。一方、サクションフィルタ50は図1、図3
に示すように、運転席デッキ部の下方空間部位を通って
配設されるサクションパイプ52の中途部で取付ブラケ
ット50aを介して取付ネジ50bによって前記部位の
機体に固定しており、これによりサクションパイプ52
の中途部を強固に取付け支持するようにしている。
【0013】そして、このサクションパイプ52の途中
に設けたサクションフィルタ50の取付位置近傍で機体
外側方寄りに、前記のように構成したラインフィルタ7
を、図2、図3に示すように取付管5bに延設した取付
片5hを取付ネジ5nによって着脱可能に固定してい
る。従って、メンテナンス頻度の高いラインフィルタ7
をサクションフィルタ50の外側方で分解・組付けが容
易で、且つ油圧の脈動による振動等により送油管51が
ガタつくことのないように安定よく支持することができ
る。
【0014】前記のように構成したラインフィルタ7
は、例えばフィルタ72(図4)に目詰まりを生じた場
合等において、分解清掃等のメンテナンス作業を行なう
際に、取付ボルト70を緩めて取付管5bより取付ボル
ト70を抜取り、継手管5aを取付管5bより外してフ
ィルタ72をフィルタ室5dより張りスプリング71の
弾性力によって簡単に取外すことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る走行作業機の油圧装置は、
機体1に設置された油圧ポンプ5と油圧バルブ機構6と
をサクションパイプ52と送油管51とで連結するとと
もに、このサクションパイプ52の中途部にサクション
フィルタ50と送油管51の中途部にラインフィルタ7
を介装した走行作業機の油圧装置において、前記サクシ
ョンフィルタ50を機体1の側方に取付け支持するとと
もに、ラインフィルタ7をサクションフィルタ50の中
途でサクションフィルタ50が取付けられた近傍部位に
着脱可能に取付け固定して構成されている。従って、ラ
インフィルタ7を分解して内部のフィルタ72を取外し
て掃除し易い上に、サクションパイプ52に取付けられ
ていることから、そのメンテナンス作業を極めてように
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る走行作業機の要部を示す
平面図である。
【図2】同走行作業機の要部を示す側面図である。
【図3】サクションフィルタとラインフィルタの取付構
造を示す正面図である。
【図4】ラインフィルタの構造を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 機体 3 ミッショ
ンケース 4 油圧ハウジング 40 昇降シリ
ンダ 5 油圧ポンプ 5a 継手管 5b 取付管 5c 連通室 5d フィルタ室 5e ネジ部 5f 連続孔 50 サクショ
ンフィルタ 51 油送管 52 サクショ
ンパイプ 7 ラインフィルタ 70 取付ボル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体1に設置された油圧ポンプ5と油圧
    バルブ機構6とをサクションパイプ52と送油管51と
    で連結するとともに、このサクションパイプ52の中途
    部にサクションフィルタ50と送油管51の中途部にラ
    インフィルタ7を介装した走行作業機の油圧装置におい
    て、 前記サクションフィルタ50を機体1の側方に取付け支
    持するとともに、ラインフィルタ7をサクションフィル
    タ50の中途でサクションフィルタ50が取付けられた
    近傍部位に着脱可能に取付け固定したことを特徴とする
    走行作業機の油圧装置。
  2. 【請求項2】 送油管51に取着されるラインフィルタ
    7を、この送油管51の中途部端に形成される継手管5
    aと、フィルタ72を内装する取付管5bとを接続孔5
    fを有する取付ボルト70により接続して構成する請求
    項1記載の走行作業機の油圧装置。
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