JPH08267388A - リング体切断機 - Google Patents

リング体切断機

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Publication number
JPH08267388A
JPH08267388A JP7072630A JP7263095A JPH08267388A JP H08267388 A JPH08267388 A JP H08267388A JP 7072630 A JP7072630 A JP 7072630A JP 7263095 A JP7263095 A JP 7263095A JP H08267388 A JPH08267388 A JP H08267388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
ring body
cutting machine
support base
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7072630A
Other languages
English (en)
Inventor
Yaichiro Moriguchi
弥一郎 森口
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Moriguchi Yaichiro
Original Assignee
Moriguchi Yaichiro
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/003Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor specially adapted for cutting rubber
    • B26D3/005Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor specially adapted for cutting rubber for cutting used tyres

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動刃又は固定刃の形状を改良することによ
り、移動刃を各別に回動操作することなくリング体の複
数箇所での切断を確実に行うことができるようにして、
シリンダ装置の数の低減等による構造の簡素化を図る。 【構成】 切断対象のリング体Tを支持する支持台1に
複数の分割溝6が放射状に形成され、支持台1に対して
軸方向に接近・離間する移動台4に、分割溝6に対応す
るように複数の移動刃8が放射状に取り付けられ、分割
溝6の片側壁の縁部に設けられた固定刃7と移動刃8と
による剪断によって、支持台1に支持されたリング体T
を複数個に切断する。それぞれの移動刃8は外向きの刃
部8aと、その外側に続く内向きの刃部8bとからなる
略V字状の刃で構成されている。好ましくは、支持台1
は円錐斜面でリング体Tを芯合わせして支持するように
構成され、各移動刃8は、円錐斜面と軸とが成す角度α
より小さい角度βを有する内向刃部8bと、その内側に
続く外向刃部8aとからなるV字状の刃で構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古タイヤ等のリング体
を一度に複数片に切断するために、下記のような構造を
備えている切断機に関する。つまり、切断対象のリング
体を支持する支持台に複数の分割溝が放射状に形成さ
れ、前記支持台に対して軸方向に接近・離間する移動台
に、前記分割溝に対応するように複数の移動刃が放射状
に取り付けられ、前記分割溝の片側壁の縁部に設けられ
た固定刃と前記移動刃とによる剪断によって、前記支持
台に支持されたリング体を複数個に切断する切断機であ
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような構造のリング体切断機の従
来例として、特願平6−56996号に記載されている
ものがある。この切断機は、リング体を芯合わせして支
持する円錐斜面を有する支持台と、この支持台に立設さ
れた複数の支柱に沿って昇降する移動台とを備えてい
る。支持台には中央空洞部から90°の角度間隔で4つ
の分割溝が放射状に形成され、その側壁縁部に設けられ
た固定刃と、これに対応するように前記移動台に設けた
4つの移動刃との剪断によってリング体を一度に4つの
片に切断する。
【0003】そして、4つの移動刃の角度が移動台に対
して各別に変更できるように、移動台の昇降用シリンダ
とは別に、移動刃の駆動用シリンダが各移動刃に一つず
つ備えられている。これによって、リング体の複数箇所
での切断を確実に、且つ、比較的小さい剪断力で行うこ
とを可能ならしめる2段階動作による切断が行われる。
つまり、先ず移動台の昇降用シリンダで移動台を十分に
下降させ、その後、移動刃の駆動用シリンダによって各
移動刃が駆動され、各移動刃が水平姿勢から内向姿勢へ
回動することによってリング体が複数箇所で切断され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような2段階動
作による切断は、リング体の複数箇所での切断が確実に
行われる点や、昇降用シリンダや移動刃の駆動用シリン
ダに比較的小出力のものを使用できる点で優れている
が、切断機全体の構造が複雑になる点で不利であった。
特に、必要な油圧シリンダの数が多くなると油圧系の配
管が複雑になるので、組み立て時の作業性が悪くなると
共に、油漏れが生じ得る箇所が多くなる分だけ信頼性が
低下し、さらにメンテナンス性の面でも不利になる。
【0005】そこで、本発明は、移動刃又は固定刃の形
状を改良することにより、移動刃を各別に回動操作する
ことなくリング体の複数箇所での切断を確実に行うこと
ができるようにして、シリンダ装置の数を減らして構造
を簡素化した切断機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるリング体切
断機は、切断対象のリング体を支持する支持台に複数の
分割溝が放射状に形成され、前記支持台に対して軸方向
に接近・離間する移動台に、前記分割溝に対応するよう
に複数の移動刃が放射状に取り付けられ、前記分割溝の
片側壁の縁部に設けられた固定刃と前記移動刃とによる
剪断によって、前記支持台に支持されたリング体を複数
個に切断するものであって、その特徴は、それぞれの移
動刃が外向きの刃部と、その外側に続く内向きの刃部と
からなる略V字状の刃で構成されている点にある。
【0007】前記支持台は、リング体が位置決めされて
置かれる単に平坦な台であってもよいが、円錐斜面を備
えた円錐台状のものであることが好ましい。この場合、
円錐斜面がリング体を自動的に芯合わせして支持すると
共に、切断時にリング体を円錐斜面に沿って押し広げる
方向の力が移動刃からリング体に加えられるので、切断
が円滑に行われる。
【0008】この場合、各移動刃は、前記円錐斜面と軸
とが成す角度αより小さい角度βを有する内向刃部と、
その内側に続く外向刃部とからなるV字状の刃で構成さ
れる。外側の内向刃部と軸とが成す角度βが支持台の円
錐斜面と軸とが成す角度αより小さいことにより、例え
ばタイヤのような弾力性に富むリング体の切断が円滑に
行われる。つまり、先ず移動刃の外向刃部と固定刃とに
よってタイヤが内側から切断され始め、ビード部に埋め
込まれたワイヤが切断されると、タイヤは完全に切断さ
れる前にゴムの弾性によって外側へ逃げようとするが、
この動きは外側の内向刃部によって止められ、未切断部
は内向刃部と外側刃部と固定刃とで囲まれた三角形の領
域内に挟まれるようにして完全に切断される。従って、
支持台が平坦な台の場合に上記作用を得るためには、外
側の内向刃部が単に外側下がり、要するに内向きであれ
ば十分であることになる。
【0009】具体的な角度として、支持台の円錐斜面と
軸とが成す角度αは20〜60°の範囲内、移動刃の内
向刃部と軸とが成す角度βは15〜50°の範囲内、角
度αと角度βとの差は5〜15°の範囲内にあることが
好ましい。又、外向刃部と軸とが成す角度γは30〜8
0°の範囲内にあることが好ましい。
【0010】固定刃と移動刃との相対性から理解される
ように、固定刃側を外向刃部と内向刃部とからなる略V
字状の刃で構成してもよい。例えば、支持台を円錐台状
の部分とその外側に続く逆円錐台状の部分とで構成し、
両部分にわたる放射状の分割溝を形成して分割溝の片側
壁縁部に固定刃を設ければ、この固定刃は上記のような
V字状の刃となる。この場合、移動刃は直線状の刃で良
いが、V字状の刃や湾曲刃で構成してもよい。
【0011】上記のような略V字状の移動刃又は固定刃
は、刃を形成する機械加工のし易さ等の都合から、一般
的には直線状の内向刃部と外向き刃部とが文字通りV字
状に接続されたものとなるであろうが、場合によって
は、内向刃部と外向き刃部とが滑らかに接続された、い
わばU字状の刃で構成してもよい。
【0012】切断機全体の構造の例としては、従来例と
して挙げた構造と同様に、固定台に複数の支柱が立設さ
れ、移動刃が取り付けられた移動台がこれらの支柱に沿
ってスライド自在に構成され、移動台を固定台に対して
接近・離間させる駆動手段、例えば油圧シリンダを備え
ている構造が典型的なものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、移動刃又は固定刃の形状
を改良したことにより、そして、好ましくは円錐台状の
リング体支持台との相乗効果により、本発明の切断機に
よればリング体の複数箇所での同時切断が確実に行われ
る。これにより、従来のように移動刃を各別に回動操作
する必要はなくなり、移動台に放射状に固定された複数
の移動刃を、一つのシリンダ装置等の駆動手段によっ
て、固定刃が設けられた支持台上のリング体に向かって
駆動するだけで、リング体は複数箇所で確実に切断され
る。従って、シリンダ装置の数の削減、ひいては油圧系
の簡素化等により切断機全体の構造が簡素化され、組立
工数の削減、信頼性の工場、メンテナンス性の向上とい
った効果が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を古タイヤの切断機に適用した
実施例について図面に基づいて説明する。図1に示すよ
うに、本実施例の切断機は、切断対象のリング体として
の古タイヤTを支持する支持台1が固定された基部2
と、これに立設された4本の支柱3に沿ってスライド自
在に構成された移動台4とを備えている。支持台1は円
錐台状であり、その円錐斜面で古タイヤTを芯合わせし
て支持する。図1に示した実施例では円錐斜面と軸とが
成す角度αは約45°であるが、後述のように、この角
度は20〜60°程度の角度範囲内で選択することが好
ましい。
【0015】図2の平面図を共に参照するとわかるよう
に、支持台1の中央には円筒状の穴5が形成され、さら
に、この穴5から90°の角度間隔で放射状に延びる4
つの分割溝6が形成されている。それぞれの分割溝6の
片端側壁の縁部にはタイヤ切断用の刃(以下、固定刃と
いう)7が設けられている。
【0016】一方、図3の平面図を共に参照するとわか
るように、移動台4の下面、即ち支持台1に対向する面
には、支持台1の4つの分割溝6に対応するように4つ
の刃(以下、移動刃という)8が取り付けられている。
移動刃8の具体的な取付構造は以下の通りである。4本
の支柱3にそれぞれスライド自在に外嵌する4本のチュ
ーブ9が、移動台4の外周部に90°の角度間隔で設け
られた孔に嵌め込まれて固定され、補強のためのL字状
金具がこれらの間に固着されている。各移動刃8は、図
1に示すように、これらのL字状金具にネジ止めされて
いる。さらに、移動台4の中央には円柱部材10が立設
され、この外周部に90°間隔で形成された軸方向溝1
0aに各移動刃8の内側端部が嵌め込まれている。
【0017】移動台4の上面には油圧シリンダ11のピ
ストン側11aが取り付けられ、シリンダ側は、支柱3
の上端部に固定された上部固定台12に取り付けられて
いる。従って、この油圧シリンダ11の伸縮によって、
移動台4は支持台1に対して接近・離間する方向に駆動
される。移動台4が支持台1に対して接近方向に駆動さ
れると、移動台4の円柱部材10は支持台1の円筒状穴
5に入り、4つの移動刃8は対応する4つの分割溝6に
入る、この際、分割溝6の片側壁の縁部に設けられた固
定刃7と移動刃8とによる剪断によって、支持台1に支
持された古タイヤTが4つの片に切断されることにな
る。尚、分割溝6の固定刃7と反対側の壁面と移動刃8
との間には、切断されたタイヤ片の端部を逃がす隙間が
設けられている。
【0018】図1等からわかるように、本実施例の移動
刃8は外向きの内側刃部(以下、外向刃部という)8a
と、その外側に続く内向きの刃部8b(以下、内向刃部
という)とからなるV字状の刃で構成されている。そし
て、内向刃部8bと軸とが成す角度βは、支持台1の円
錐斜面と軸とが成す角度αより小さい。このようなV字
状の移動刃8と、支持台の溝側壁に設けられた固定刃7
とによって古タイヤTが切断される様子は以下のように
なる。
【0019】先ず図1に示すように、支持台1に古タイ
ヤTが芯合わせされた状態で置かれている。図の古タイ
ヤTは内径が比較的小さいために、支持台1の円錐斜面
の最上部に支持されているが、内径が比較的大きいタイ
ヤの場合は円錐斜面の中腹部で支持されることになる。
つまり、円錐台状の支持台1は切断する対象の内径の変
化にある程度対応できる。
【0020】図1の状態から移動台4がシリンダ11に
駆動されて下降すると、やがて移動刃8が支持台1上の
古タイヤTに接触してそれを図4に示すように押しつぶ
す。この状態からさらに移動台4が下降すると、円錐斜
面に沿って古タイヤTを押し広げる方向の力が移動刃8
から古タイヤTに加えられる。古タイヤTのゴム部は弾
性変形して広がり円錐斜面に沿って外へ逃げようとする
が、古タイヤTのビード部に埋め込まれたワイヤWは余
り伸びることができないので、この部分が最初に移動刃
8の外向刃部8aによって切断される。
【0021】ビードワイヤWが切断されると残りのゴム
部は円錐斜面に沿って外へ逃げようとするが、この動き
は外側の内向刃部8bによって止められ、未切断部は内
向刃部8bと外側刃部8aと固定刃7とで囲まれた三角
形の領域内に挟まれるようにして完全に切断される。
尚、ビードワイヤWが4か所で同時に切断されることが
理想的であるが、例えば1か所だけが先に切断された場
合であっても、上述のようにV字状の移動刃8と固定刃
7とで囲まれた三角形の領域内に挟まれることによっ
て、他の3か所についてもビードワイヤWを含めて古タ
イヤTは確実に切断される。古タイヤTが4片に完全に
切断されたときの切断機の状態は図5に示されている。
【0022】上記のようにして古タイヤTがスムースに
切断されるには、移動刃8の内向刃部8bと軸とが成す
角度βが、支持台1の円錐斜面(即ち固定刃7)と軸と
が成す角度αより小さいことが必須である。ちなみに本
実施例では、角度βは約35°であり、角度αは前述の
ように約45°である。従って両角度の差は約10°で
あるが、5〜15°程度の範囲内にあれば実用的であろ
う。
【0023】支持台1の円錐斜面と軸とが成す角度α
は、大きいほど切断対象である古タイヤの内径の変化に
対応できるが、古タイヤの芯合わせ支持を確実にして切
断をより効率的に行うには角度αが小さいほうがよい。
角度αを20°近くまで小さくして、かつ、支持台1の
円錐斜面や移動刃8を十分大きくすることにより、同じ
内径の古タイヤを2個以上重ねて一度に切断できるよう
に構成することも可能である。結局、角度αは目的に応
じて、20〜60°程度の角度範囲内で選択することが
好ましい。従って角度βは、上述のような角度差を考慮
すれば、15〜50°程度の範囲内にあれば好ましい。
【0024】次に図6に示す別実施例にあっては、固定
刃7’がV字状の刃で構成され、移動刃8’が直線状の
刃で構成されている。つまり、固定刃と移動刃との接近
・離間はいわば相対的なものであるから、移動刃をV字
状の刃で構成した上記実施例とは逆に、固定刃をV字状
の刃で構成しても同様の作用効果が得られるであろう。
この別実施例では、支持台1’を円錐台状の部分と、そ
の外側に続く逆円錐台状の部分とで構成し、分割溝を両
部分にわたって形成している。このようにすれば、分割
溝の片側壁の縁部に設けた固定刃7’は内側の外向刃部
と外側の内向刃部とからなるV字状の刃で構成される。
そして、移動刃8’は単に直線状に構成され、その刃部
は水平でもよいが、前述のように古タイヤに押し広げる
方向の力を加えるべく、図6に示すように外向きである
ことが好ましい。このとき、固定刃7’の内向刃部と軸
との成す角度θを、移動刃8’と軸との成す角度δより
小さくする必要があることは上記の実施例と同様であ
る。以上、好ましい実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されず、本明細書を
参考にして種々の改良・変更を行うことは当業者にとっ
て容易であろう。例えば、移動刃又は固定刃のV字状の
刃は、加工の難しさを克服できれば、内向刃部と外向き
刃部とが滑らかに接続された、いわばU字状の刃で置き
換えることもできる。又、移動刃をV字状の刃で構成し
た最初の実施例において、支持台は必ずしも円錐台状で
ある必要はなく、リング体が位置決めされて置かれる単
に平坦な台であってもよい。尚、本発明の適用範囲は、
実施例のような古タイヤの切断機に限らず、例えばリン
グ状に巻回された電線等のリング体切断機にも適用可能
である。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るリング体切断機の部分断
面側面図
【図2】図1のリング体切断機の支持台周辺を示す平面
【図3】図1のリング体切断機の移動台に取り付けられ
た移動刃を示す平面図
【図4】図1のリング体切断機による古タイヤの切断の
初期段階を示す部分側面図
【図5】図1のリング体切断機による古タイヤの切断の
終了段階を示す部分側面図
【図6】本発明の別実施例に係るリング体切断機の部分
断面側面図
【符号の説明】
1 支持台 4 移動台 6 分割溝 7 固定刃 8 移動刃 8a 外向刃部 8b 内向刃部 T リング体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断対象のリング体(T)を支持する支
    持台(1)に複数の分割溝(6)が放射状に形成され、
    前記支持台(1)に対して軸方向に接近・離間する移動
    台(4)に、前記分割溝(6)に対応するように複数の
    移動刃(8)が放射状に取り付けられ、前記分割溝
    (6)の片側壁の縁部に設けられた固定刃(7)と前記
    移動刃(8)とによる剪断によって、前記支持台(1)
    に支持されたリング体(T)を複数個に切断する切断機
    であって、 それぞれの移動刃(8)が外向きの刃部(8a)と、そ
    の外側に続く内向きの刃部(8b)とからなる略V字状
    の刃で構成されていることを特徴とするリング体切断
    機。
  2. 【請求項2】 前記支持台(1)は円錐斜面でリング体
    (T)を芯合わせして支持するように構成され、前記各
    移動刃(8)は、前記円錐斜面と軸とが成す角度αより
    小さい角度βを有する内向刃部(8b)と、その内側に
    続く外向刃部(8a)とからなるV字状の刃で構成され
    ている請求項1記載のリング体切断機。
  3. 【請求項3】 前記支持台(1)の円錐斜面と軸とが成
    す角度αが20〜60°の範囲内にある請求項2記載の
    リング体切断機。
  4. 【請求項4】 前記内向刃部(8b)と軸とが成す角度
    βが15〜50°の範囲内にある請求項2記載のリング
    体切断機。
  5. 【請求項5】 前記支持台(1)の円錐斜面と軸とが成
    す角度αと、前記内向刃部(8b)と軸とが成す角度β
    との差が5〜15°の範囲内にある請求項2記載のリン
    グ体切断機。
  6. 【請求項6】 前記外向刃部(8a)と軸とが成す角度
    γが30〜80°の範囲内にある請求項2記載のリング
    体切断機。
  7. 【請求項7】 切断対象のリング体(T)を支持する支
    持台(1’)に複数の分割溝が放射状に形成され、前記
    支持台(1’)に対して軸方向に接近・離間する移動台
    (4’)に、前記分割溝に対応するように複数の移動刃
    (8’)が放射状に取り付けられ、前記分割溝の片側壁
    の縁部に設けられた固定刃(7’)と前記移動刃
    (8’)とによる剪断によって、前記支持台(1’)に
    支持されたリング体(T)を複数個に切断する切断機で
    あって、 前記支持台(1’)は円錐台状の部分と、その外側に続
    く逆円錐台状の部分とからなり、この支持台(1’)に
    設けられた前記固定刃(7’)は外向刃部と、その外側
    に続く内向刃部とからなる略V字状の刃で構成されてい
    ることを特徴とするリング体切断機。
  8. 【請求項8】 前記移動刃又は固定刃は、内向刃部と外
    向刃部とが滑らかに接続されてU字状に形成されている
    請求項1又は6記載のリング体切断機。
  9. 【請求項9】 前記移動台(4)は、前記支持台(1)
    が固定された基部に立設された複数の支柱に沿ってスラ
    イド自在に構成され、前記移動台(4)を前記支持台
    (1)に対して接近・離間させる駆動手段(11)が備
    えられている請求項1〜8のいずれか1項記載のリング
    体切断機。
JP7072630A 1995-03-30 1995-03-30 リング体切断機 Pending JPH08267388A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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