JPH08267335A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
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- JPH08267335A JPH08267335A JP7346895A JP7346895A JPH08267335A JP H08267335 A JPH08267335 A JP H08267335A JP 7346895 A JP7346895 A JP 7346895A JP 7346895 A JP7346895 A JP 7346895A JP H08267335 A JPH08267335 A JP H08267335A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークの姿勢変化を伴うことなく搬送ピッチ
の変更を行ない、かつ、ワークへの衝撃を極力緩和する
ことのできるワーク搬送装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 キャリアプレート23と、このキャリアプレ
ート回りに公転および自転させられる給排プレート24
と、回転自在な供給プレート25および排出プレート2
6と、これらを同期回転させる駆動手段27とを備え、
駆動手段が、キャリアプレートに設けられた駆動円盤2
8と、給排プレートに設けられ、駆動円盤の外周に転動
自在に接触する第1の公転円盤29と、第1の公転円盤
が転動自在に内接する中間筒30と、供給プレートおよ
び排出プレートに設けられ、中間筒に外接する従動円盤
31と、各給排プレートに設けられた第2の公転円盤
と、第2の公転円盤が転動自在に内接する固定筒33と
によって構成されている。
の変更を行ない、かつ、ワークへの衝撃を極力緩和する
ことのできるワーク搬送装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 キャリアプレート23と、このキャリアプレ
ート回りに公転および自転させられる給排プレート24
と、回転自在な供給プレート25および排出プレート2
6と、これらを同期回転させる駆動手段27とを備え、
駆動手段が、キャリアプレートに設けられた駆動円盤2
8と、給排プレートに設けられ、駆動円盤の外周に転動
自在に接触する第1の公転円盤29と、第1の公転円盤
が転動自在に内接する中間筒30と、供給プレートおよ
び排出プレートに設けられ、中間筒に外接する従動円盤
31と、各給排プレートに設けられた第2の公転円盤
と、第2の公転円盤が転動自在に内接する固定筒33と
によって構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動組立機や加工機等
に適用されて、ワークの処理領域への供給操作、また、
処理領域での搬送操作、および、処理後におけるワーク
の排出操作を連続して行なうようにしたワーク搬送装置
に関するものである。
に適用されて、ワークの処理領域への供給操作、また、
処理領域での搬送操作、および、処理後におけるワーク
の排出操作を連続して行なうようにしたワーク搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動組立機や加工機等では、処
理領域の前後において、ワークの搬送効率を高めるため
にワークの搬送ピッチを極力小さくし、また、処理領域
においては、処理装置の設置スペースとの兼ね合いか
ら、前記ワークの搬送ピッチを極力大きくする、といっ
た相反するワークの搬送形態を連続して行なうことが要
望されている。
理領域の前後において、ワークの搬送効率を高めるため
にワークの搬送ピッチを極力小さくし、また、処理領域
においては、処理装置の設置スペースとの兼ね合いか
ら、前記ワークの搬送ピッチを極力大きくする、といっ
た相反するワークの搬送形態を連続して行なうことが要
望されている。
【0003】ところで、このような搬送形態を実施する
場合、搬送ピッチの小さな搬送機構から搬送ピッチの大
きな搬送機構へ移載する必要が生じるが、移載に際する
急激な搬送ピッチの変化に伴い、移載されるワークに衝
撃が加わって、ワークに損傷を与えてしまうことが想定
されることから、その対処が必要となる。
場合、搬送ピッチの小さな搬送機構から搬送ピッチの大
きな搬送機構へ移載する必要が生じるが、移載に際する
急激な搬送ピッチの変化に伴い、移載されるワークに衝
撃が加わって、ワークに損傷を与えてしまうことが想定
されることから、その対処が必要となる。
【0004】このような異なる搬送ピッチによる搬送
と、搬送ピッチの変更時におけるワークへの衝撃緩和処
理を同時に実現するような従来の搬送装置の一構造例と
して、たとえば、図4に示す構造の搬送装置が提案され
ている。
と、搬送ピッチの変更時におけるワークへの衝撃緩和処
理を同時に実現するような従来の搬送装置の一構造例と
して、たとえば、図4に示す構造の搬送装置が提案され
ている。
【0005】この搬送装置1は、複数のワークWを1列
に整列させ、かつ、これらのワークWを相互に接触させ
て搬送ピッチを最小限度に保持した状態で搬送する供給
用の搬送ベルト2と、この搬送ベルト2の下流側の端部
に連設され、この搬送ベルト2から送り出されるワーク
Wを連続的に受け取り、その搬送ピッチを拡大するピッ
チ変更機構3と、このピッチ変更機構3の下流側の端部
に連設されて、前記ピッチ変更機構3から送り出される
ワークWを受け取り、このワークWを処理領域Z内で搬
送する移載機構4と、処理の終了したワークWを前記移
載機構4から取り出して後工程へ送り込む排出用の搬送
ベルト5とによって構成されている。
に整列させ、かつ、これらのワークWを相互に接触させ
て搬送ピッチを最小限度に保持した状態で搬送する供給
用の搬送ベルト2と、この搬送ベルト2の下流側の端部
に連設され、この搬送ベルト2から送り出されるワーク
Wを連続的に受け取り、その搬送ピッチを拡大するピッ
チ変更機構3と、このピッチ変更機構3の下流側の端部
に連設されて、前記ピッチ変更機構3から送り出される
ワークWを受け取り、このワークWを処理領域Z内で搬
送する移載機構4と、処理の終了したワークWを前記移
載機構4から取り出して後工程へ送り込む排出用の搬送
ベルト5とによって構成されている。
【0006】そして、前記ピッチ変更機構3は、前記搬
送ベルト2の搬送方向に沿った回転軸を有する搬送ロッ
ド6と、この搬送ロッド6を、その回転軸線を中心とし
て所定方向に回転駆動する駆動機構(図示略)とによっ
て構成されており、前記搬送ロッド6の外周面には、ワ
ーク搬送用の螺旋溝6aが全長に亙って形成されてい
る。
送ベルト2の搬送方向に沿った回転軸を有する搬送ロッ
ド6と、この搬送ロッド6を、その回転軸線を中心とし
て所定方向に回転駆動する駆動機構(図示略)とによっ
て構成されており、前記搬送ロッド6の外周面には、ワ
ーク搬送用の螺旋溝6aが全長に亙って形成されてい
る。
【0007】この螺旋溝6aは、前記ワークWの外周面
が略半周に亙って嵌合し得るような深さならびに形状と
なされているとともに、そのピッチが搬送ロッド5の搬
送方向下流側に行くにしたがい漸次大きくなるように設
定されており、搬送ロッド6の回転に伴って、その上流
側の端部において、前記供給用の搬送ベルト2によって
送り込まれるワークWを取り込んだのちに、このワーク
Wを、前記搬送ロッド6の側部に所定間隔をおいて設け
られているガイド部材7との間で保持しつつ、その搬送
速度を速めながら搬送ロッド6の下流側の端部から排出
するようになっている。
が略半周に亙って嵌合し得るような深さならびに形状と
なされているとともに、そのピッチが搬送ロッド5の搬
送方向下流側に行くにしたがい漸次大きくなるように設
定されており、搬送ロッド6の回転に伴って、その上流
側の端部において、前記供給用の搬送ベルト2によって
送り込まれるワークWを取り込んだのちに、このワーク
Wを、前記搬送ロッド6の側部に所定間隔をおいて設け
られているガイド部材7との間で保持しつつ、その搬送
速度を速めながら搬送ロッド6の下流側の端部から排出
するようになっている。
【0008】また、前記移載機構4は、前記搬送ロッド
6の下流側の端部近傍におけるワークWの搬送速度と同
一の周速度となるように回転させられるキャリアプレー
ト8と、このキャリアプレート8を前記搬送ロッド6と
同期回転させる駆動機構(図示略)とによって構成され
ており、前記キャリアプレート8の外周には、回転半径
方向外方へ向かって開口するワーク搬送溝8aが複数形
成されている。
6の下流側の端部近傍におけるワークWの搬送速度と同
一の周速度となるように回転させられるキャリアプレー
ト8と、このキャリアプレート8を前記搬送ロッド6と
同期回転させる駆動機構(図示略)とによって構成され
ており、前記キャリアプレート8の外周には、回転半径
方向外方へ向かって開口するワーク搬送溝8aが複数形
成されている。
【0009】これらの各ワーク搬送溝8aは、前記搬送
ロッド6とキャリアプレート8が同期回転させられるこ
とにより、前記螺旋溝6aの終端部分における移動速度
に一致させられるようになっている。
ロッド6とキャリアプレート8が同期回転させられるこ
とにより、前記螺旋溝6aの終端部分における移動速度
に一致させられるようになっている。
【0010】さらに、前記キャリアプレート8の側部に
は、その外周部と所定間隔をおいて円弧状のガイド部材
9が設けられており、前記キャリアプレート8の各ワー
ク搬送溝8aに取り込まれたワークWを、前記キャリア
プレート8との間で保持するようになっている。
は、その外周部と所定間隔をおいて円弧状のガイド部材
9が設けられており、前記キャリアプレート8の各ワー
ク搬送溝8aに取り込まれたワークWを、前記キャリア
プレート8との間で保持するようになっている。
【0011】また、前記キャリアプレート8の排出側に
は、このキャリアプレート8によって搬送されているワ
ークWを、そのワーク搬送溝8aから取り出して後工程
へ送り出す排出機構10が設けられている。
は、このキャリアプレート8によって搬送されているワ
ークWを、そのワーク搬送溝8aから取り出して後工程
へ送り出す排出機構10が設けられている。
【0012】この排出機構10は、前記ワーク搬送溝8
aのワークWの搬送経路と交差するようにして配設さ
れ、前記キャリアプレート8によるワークWの搬送経路
の接線方向から、キャリアプレート8の半径方向に至る
ガイド面11aを備えたガイド部材11と、前記キャリ
アプレート8の側部で、前記ガイド部材11の下方に配
置された前記排出用の搬送ベルト5とによって構成され
ている。
aのワークWの搬送経路と交差するようにして配設さ
れ、前記キャリアプレート8によるワークWの搬送経路
の接線方向から、キャリアプレート8の半径方向に至る
ガイド面11aを備えたガイド部材11と、前記キャリ
アプレート8の側部で、前記ガイド部材11の下方に配
置された前記排出用の搬送ベルト5とによって構成され
ている。
【0013】このように構成された従来の搬送装置1に
おいては、供給用の搬送ベルト2によってワークWが詰
まった状態で搬送供給されることにより、ワークWの搬
送効率が高められている。
おいては、供給用の搬送ベルト2によってワークWが詰
まった状態で搬送供給されることにより、ワークWの搬
送効率が高められている。
【0014】また、ワークWがピッチ変更機構3に送り
込まれると、搬送ロッド6に形成されている螺旋溝6a
によってその搬送速度が徐々に速められて搬送ピッチが
拡大された後に移載機構4のキャリアプレート8へ送り
込まれ、その拡大されたピッチのままキャリアプレート
8によって処理領域Z内を搬送される。したがって、処
理機器の設置スペースに応じたワークWの搬送ピッチが
得られる。
込まれると、搬送ロッド6に形成されている螺旋溝6a
によってその搬送速度が徐々に速められて搬送ピッチが
拡大された後に移載機構4のキャリアプレート8へ送り
込まれ、その拡大されたピッチのままキャリアプレート
8によって処理領域Z内を搬送される。したがって、処
理機器の設置スペースに応じたワークWの搬送ピッチが
得られる。
【0015】さらに、搬送ロッド6の終端部近傍におけ
る螺旋溝6aの移動速度と、キャリアプレート8に形成
されているワーク搬送溝8aの移動速度とが一致させら
れていることにより、搬送ロッド6の下流側の端部近傍
における前記螺旋溝6aとワーク搬送溝8aとが、搬送
方向における相対移動が停止させられた状態で対向移動
させられることとなり、螺旋溝6aとワーク搬送溝8a
との間のワークWの受け渡しが円滑に行なわれるととも
に、ワークWへの衝撃が抑制される。
る螺旋溝6aの移動速度と、キャリアプレート8に形成
されているワーク搬送溝8aの移動速度とが一致させら
れていることにより、搬送ロッド6の下流側の端部近傍
における前記螺旋溝6aとワーク搬送溝8aとが、搬送
方向における相対移動が停止させられた状態で対向移動
させられることとなり、螺旋溝6aとワーク搬送溝8a
との間のワークWの受け渡しが円滑に行なわれるととも
に、ワークWへの衝撃が抑制される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワーク搬送装置1においては、つぎのような
改善すべき問題点が残されている。
うな従来のワーク搬送装置1においては、つぎのような
改善すべき問題点が残されている。
【0017】すなわち、ピッチ変更機構3におけるワー
クWの搬送が、搬送ロッド6に形成されている螺旋溝6
aによって行なわれているが、この螺旋溝6aがリード
角によって回転軸線に対して傾斜させられていることか
ら、これに嵌合させられて搬送されるワークWが傾斜し
た状態で搬送させられることとなり、搬送中のワークW
の安定性が損なわれて、ワークWの倒れ等の不具合が生
じるおそれがある。
クWの搬送が、搬送ロッド6に形成されている螺旋溝6
aによって行なわれているが、この螺旋溝6aがリード
角によって回転軸線に対して傾斜させられていることか
ら、これに嵌合させられて搬送されるワークWが傾斜し
た状態で搬送させられることとなり、搬送中のワークW
の安定性が損なわれて、ワークWの倒れ等の不具合が生
じるおそれがある。
【0018】特に、前述した従来のワーク搬送装置1に
おいては、前記搬送ロッド6における搬送ピッチが徐々
に拡大される構成であるから、前記螺旋溝6aのリード
角も搬送方向下流側に行くにしたがい拡大され、ワーク
Wが最大角まで傾斜させられた時点でキャリアプレート
8への受け渡しが行なわれることから、前述した不具合
が助長されることが想定されるとともに、ピッチ変更機
構3と移載機構4との間のワークWの受け渡しが困難に
なるおそれがある。
おいては、前記搬送ロッド6における搬送ピッチが徐々
に拡大される構成であるから、前記螺旋溝6aのリード
角も搬送方向下流側に行くにしたがい拡大され、ワーク
Wが最大角まで傾斜させられた時点でキャリアプレート
8への受け渡しが行なわれることから、前述した不具合
が助長されることが想定されるとともに、ピッチ変更機
構3と移載機構4との間のワークWの受け渡しが困難に
なるおそれがある。
【0019】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ワークの姿勢変化を伴うことなく搬送
ピッチの変更を行ない、かつ、その搬送ピッチの変更時
におけるワークへの衝撃を極力緩和することのできるワ
ーク搬送装置を提供することを目的とする。
なされたもので、ワークの姿勢変化を伴うことなく搬送
ピッチの変更を行ない、かつ、その搬送ピッチの変更時
におけるワークへの衝撃を極力緩和することのできるワ
ーク搬送装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のワーク搬送装置は、前述した目的を達成するために、
円盤状の回転自在なキャリアプレートと、このキャリア
プレートの外周部に周方向に間隔をおいて複数設けら
れ、かつ、前記キャリアプレートに対して公転および自
転させられることにより、ワークを前記キャリアプレー
トへ供給するとともに、このキャリアプレートによって
所定距離搬送されたワークをキャリアプレートから取り
出す複数の給排プレートと、前記キャリアプレートと同
期して自転させられることにより、前記給排プレートへ
ワークを供給する供給プレートと、前記キャリアプレー
トと同期して自転させられることにより、前記給排プレ
ートによって取り出されたワークを排出する排出プレー
トと、これらを滑りのない状態で自転ないしは公転させ
る駆動手段とを備え、前記駆動手段が、前記キャリアプ
レートに一体に設けられた駆動円盤と、前記各給排プレ
ートに一体に設けられ、前記駆動円盤の外周に滑りのな
い状態で転動自在に接触させられた第1の公転円盤と、
前記駆動円盤と同軸状に相対回転自在に設けられ、前記
各第1の公転円盤が滑りのない状態で転動自在に内接さ
せられた中間筒と、前記供給プレートおよび排出プレー
トに一体に設けられ、前記中間筒の外周に滑りのない状
態で接触させられた従動円盤と、前記各給排プレートに
一体に設けられた第2の公転円盤と、前記駆動円盤と同
軸状に設けられ、前記各第2の公転円盤が滑りのない状
態で転動自在に内接させられた固定筒とによって構成さ
れ、前記各給排プレートには、回転半径方向外方に開口
するワーク取り込み溝が形成され、前記キャリアプレー
トの外周には、前記各給排プレートとの相対移動に際し
て、これらの給排プレートのワーク取り込み溝へ順次対
向させられるワーク収納凹部が形成され、前記供給プレ
ートおよび排出プレートの外周には、各給排プレートと
の相対移動に際して、これらの給排プレートのワーク取
り込み溝へ順次対向させられる複数のワーク搬送溝が形
成されていることを特徴とする。
のワーク搬送装置は、前述した目的を達成するために、
円盤状の回転自在なキャリアプレートと、このキャリア
プレートの外周部に周方向に間隔をおいて複数設けら
れ、かつ、前記キャリアプレートに対して公転および自
転させられることにより、ワークを前記キャリアプレー
トへ供給するとともに、このキャリアプレートによって
所定距離搬送されたワークをキャリアプレートから取り
出す複数の給排プレートと、前記キャリアプレートと同
期して自転させられることにより、前記給排プレートへ
ワークを供給する供給プレートと、前記キャリアプレー
トと同期して自転させられることにより、前記給排プレ
ートによって取り出されたワークを排出する排出プレー
トと、これらを滑りのない状態で自転ないしは公転させ
る駆動手段とを備え、前記駆動手段が、前記キャリアプ
レートに一体に設けられた駆動円盤と、前記各給排プレ
ートに一体に設けられ、前記駆動円盤の外周に滑りのな
い状態で転動自在に接触させられた第1の公転円盤と、
前記駆動円盤と同軸状に相対回転自在に設けられ、前記
各第1の公転円盤が滑りのない状態で転動自在に内接さ
せられた中間筒と、前記供給プレートおよび排出プレー
トに一体に設けられ、前記中間筒の外周に滑りのない状
態で接触させられた従動円盤と、前記各給排プレートに
一体に設けられた第2の公転円盤と、前記駆動円盤と同
軸状に設けられ、前記各第2の公転円盤が滑りのない状
態で転動自在に内接させられた固定筒とによって構成さ
れ、前記各給排プレートには、回転半径方向外方に開口
するワーク取り込み溝が形成され、前記キャリアプレー
トの外周には、前記各給排プレートとの相対移動に際し
て、これらの給排プレートのワーク取り込み溝へ順次対
向させられるワーク収納凹部が形成され、前記供給プレ
ートおよび排出プレートの外周には、各給排プレートと
の相対移動に際して、これらの給排プレートのワーク取
り込み溝へ順次対向させられる複数のワーク搬送溝が形
成されていることを特徴とする。
【0021】また、本発明の請求項2に記載のワーク搬
送装置は、請求項1における前記駆動手段が相互に噛合
させられる複数のギアによって構成されていることを特
徴とする。
送装置は、請求項1における前記駆動手段が相互に噛合
させられる複数のギアによって構成されていることを特
徴とする。
【0022】
【作用】本発明の請求項1に記載のワーク搬送装置によ
れば、駆動手段の駆動円盤が回転駆動させられると、一
体に設けられている第1の公転円盤と第2の公転円盤お
よび中間筒が、それぞれ前記駆動円盤と固定筒に滑りの
ない状態で転動自在に接触させられていることから、こ
れらの第1の公転円盤および第2の公転円盤がその回転
軸線回りに自転させられるとともに、第1の公転円盤、
ならびに、第2の公転円盤が駆動円盤に対して公転させ
られる。
れば、駆動手段の駆動円盤が回転駆動させられると、一
体に設けられている第1の公転円盤と第2の公転円盤お
よび中間筒が、それぞれ前記駆動円盤と固定筒に滑りの
ない状態で転動自在に接触させられていることから、こ
れらの第1の公転円盤および第2の公転円盤がその回転
軸線回りに自転させられるとともに、第1の公転円盤、
ならびに、第2の公転円盤が駆動円盤に対して公転させ
られる。
【0023】また、このような第1の公転円盤および第
2の公転円盤の自転ならびに公転とともに、第1の公転
円盤によって中間筒が自転させられ、これに伴って、こ
の中間筒に外接させられている一対の従動円盤がそれぞ
れ自転させられる。
2の公転円盤の自転ならびに公転とともに、第1の公転
円盤によって中間筒が自転させられ、これに伴って、こ
の中間筒に外接させられている一対の従動円盤がそれぞ
れ自転させられる。
【0024】このように各円盤が自転ないしは公転させ
られると、駆動円盤とともにキャリアプレートが一体的
に自転させられ、第1および第2の公転円盤とともに給
排プレートが自転および公転させられ、さらに、各従動
円盤に取り付けられている供給プレートや排出プレート
が同期して自転させられる。
られると、駆動円盤とともにキャリアプレートが一体的
に自転させられ、第1および第2の公転円盤とともに給
排プレートが自転および公転させられ、さらに、各従動
円盤に取り付けられている供給プレートや排出プレート
が同期して自転させられる。
【0025】ここで、前記第1および第2の公転円盤
が、駆動円盤に対して自転ならびに公転させられると、
これらの第1および第2の公転円盤が自転自在に保持さ
れ、かつ、第1および第2の公転円盤に直径差が与えら
れていることにより、前記駆動円盤の回転が減速されて
中間筒に伝達される。また、中間筒によって回転させら
れる各従動円盤の回転数は、前記駆動円盤の回転数に対
して任意に設定可能である。
が、駆動円盤に対して自転ならびに公転させられると、
これらの第1および第2の公転円盤が自転自在に保持さ
れ、かつ、第1および第2の公転円盤に直径差が与えら
れていることにより、前記駆動円盤の回転が減速されて
中間筒に伝達される。また、中間筒によって回転させら
れる各従動円盤の回転数は、前記駆動円盤の回転数に対
して任意に設定可能である。
【0026】一方、前述した給排プレートの移動によっ
て、この給排プレートに形成されているワーク取り込み
溝の、前記中間筒に対する移動軌跡が、複数のハイポサ
イクロイド曲線となり、その始点において、前記ワーク
取り込み溝が、前記中間筒の半径方向外方へ向けられる
とともに、この中間筒に対する相対移動が瞬間的に停止
させられる。
て、この給排プレートに形成されているワーク取り込み
溝の、前記中間筒に対する移動軌跡が、複数のハイポサ
イクロイド曲線となり、その始点において、前記ワーク
取り込み溝が、前記中間筒の半径方向外方へ向けられる
とともに、この中間筒に対する相対移動が瞬間的に停止
させられる。
【0027】そして、この給排プレートのワーク取り込
み溝が外方へ向けられる位置に、前記供給プレートおよ
び排出プレートが設けられているとともに、これらの両
プレートに、前記給排プレートの外方へ向けられたワー
ク取り込み溝が対向させられるワーク搬送溝が形成され
ていることから、供給プレートのワーク搬送溝と給排プ
レートのワーク取り込み溝とが合致させられた時点で、
前記給排プレートのワーク取り込み溝へ半径方向外方か
らワークが供給され、また、排出プレートのワーク搬送
溝と給排プレートのワーク取り込み溝とが合致させられ
た時点で、前記排出プレートのワーク搬送溝内へ半径方
向外方からワークが供給される。
み溝が外方へ向けられる位置に、前記供給プレートおよ
び排出プレートが設けられているとともに、これらの両
プレートに、前記給排プレートの外方へ向けられたワー
ク取り込み溝が対向させられるワーク搬送溝が形成され
ていることから、供給プレートのワーク搬送溝と給排プ
レートのワーク取り込み溝とが合致させられた時点で、
前記給排プレートのワーク取り込み溝へ半径方向外方か
らワークが供給され、また、排出プレートのワーク搬送
溝と給排プレートのワーク取り込み溝とが合致させられ
た時点で、前記排出プレートのワーク搬送溝内へ半径方
向外方からワークが供給される。
【0028】したがって、給排プレートと供給プレート
および排出プレートとの間のワークの受け渡しが、対向
する溝間の相対移動が停止させられた状態で行なわれ
る。
および排出プレートとの間のワークの受け渡しが、対向
する溝間の相対移動が停止させられた状態で行なわれ
る。
【0029】また、前述した給排プレートの動きによっ
て、この給排プレートに形成されているワーク取り込み
溝のキャリアプレートに対する移動軌跡がエピサイクロ
イド曲線となり、前記ワーク取り込み溝がキャリアプレ
ートの半径方向内側へ向けられた位置(すなわち、前記
エピポサイクロイド曲線の始点)において、ワーク取り
込み溝のキャリアプレートに対する相対移動が瞬間的に
停止させられる。
て、この給排プレートに形成されているワーク取り込み
溝のキャリアプレートに対する移動軌跡がエピサイクロ
イド曲線となり、前記ワーク取り込み溝がキャリアプレ
ートの半径方向内側へ向けられた位置(すなわち、前記
エピポサイクロイド曲線の始点)において、ワーク取り
込み溝のキャリアプレートに対する相対移動が瞬間的に
停止させられる。
【0030】そして、前記給排プレートのワーク取り込
み溝が内側へ向けられた位置に対応して前記キャリアプ
レートにワーク収納凹部が形成されていることにより、
ワーク取り込み溝とワーク収納凹部とが合致させられた
時点で、搬送の上流側においては、ワーク取り込み溝か
らワーク収納凹部へ、また、搬送の下流側においては、
ワーク収納凹部からワーク取り込み溝へ、ワークがそれ
ぞれ回転半径方向外方から送り込まれるとともに、その
受け渡しが、ワーク取り込み溝とワーク収納凹部との相
対移動が停止させられた状態で行なわれる。
み溝が内側へ向けられた位置に対応して前記キャリアプ
レートにワーク収納凹部が形成されていることにより、
ワーク取り込み溝とワーク収納凹部とが合致させられた
時点で、搬送の上流側においては、ワーク取り込み溝か
らワーク収納凹部へ、また、搬送の下流側においては、
ワーク収納凹部からワーク取り込み溝へ、ワークがそれ
ぞれ回転半径方向外方から送り込まれるとともに、その
受け渡しが、ワーク取り込み溝とワーク収納凹部との相
対移動が停止させられた状態で行なわれる。
【0031】さらに、前述したように、給排プレートが
自転と公転とによりキャリアプレートに対して遊星運動
を行なうことから、これらの給排プレートに連なる第1
および第2の公転円盤を介して自転させられる中間筒に
よって自転させられる供給プレートおよび排出プレート
の1サイクルにおける回転周速度が、前記キャリアプレ
ートの回転周速度に対して大幅に減少させられる。
自転と公転とによりキャリアプレートに対して遊星運動
を行なうことから、これらの給排プレートに連なる第1
および第2の公転円盤を介して自転させられる中間筒に
よって自転させられる供給プレートおよび排出プレート
の1サイクルにおける回転周速度が、前記キャリアプレ
ートの回転周速度に対して大幅に減少させられる。
【0032】ここで、1サイクルで、供給プレートや排
出プレートにおいて取り扱われるワーク数と、キャリア
プレートで取り扱われるワーク数とは一致させなければ
ならないから、キャリアプレートにおいては、回転数が
大きい分(搬送速度が早い分)ワークの搬送ピッチが長
く設定される。
出プレートにおいて取り扱われるワーク数と、キャリア
プレートで取り扱われるワーク数とは一致させなければ
ならないから、キャリアプレートにおいては、回転数が
大きい分(搬送速度が早い分)ワークの搬送ピッチが長
く設定される。
【0033】また、ワークを搬送する供給プレートや給
排プレート、キャリアプレート、ならびに排出プレート
に形成されたワーク搬送溝やワーク取り込み溝ならびに
ワーク収納凹部は、回転半径方向外方へ向けて開口され
ているとともに、各プレートの回転軸線に平行となされ
ており、搬送中において回転軸線に対する相対的な姿勢
変化がなく、したがって、搬送中において、ワークが各
プレートの回転軸線に対して常に一定した姿勢に保持さ
れる。
排プレート、キャリアプレート、ならびに排出プレート
に形成されたワーク搬送溝やワーク取り込み溝ならびに
ワーク収納凹部は、回転半径方向外方へ向けて開口され
ているとともに、各プレートの回転軸線に平行となされ
ており、搬送中において回転軸線に対する相対的な姿勢
変化がなく、したがって、搬送中において、ワークが各
プレートの回転軸線に対して常に一定した姿勢に保持さ
れる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図3を参照して説明する。本実施例では、上部が開口し
た筒状の容器をワークとし、このワーク内に薬液あるい
は飲料水等の溶液を充填するようにした充填装置と組み
合わせた例を示した。
図3を参照して説明する。本実施例では、上部が開口し
た筒状の容器をワークとし、このワーク内に薬液あるい
は飲料水等の溶液を充填するようにした充填装置と組み
合わせた例を示した。
【0035】図1中、符号20は、装置全体が支持され
るベースプレートを示し、このベースプレート20の上
方に本実施例に係わるワーク搬送装置21および充填装
置22が積層されるようにして設けられている。
るベースプレートを示し、このベースプレート20の上
方に本実施例に係わるワーク搬送装置21および充填装
置22が積層されるようにして設けられている。
【0036】前記ワーク搬送装置21は、円盤状の回転
自在なキャリアプレート23と、このキャリアプレート
23の外周部に周方向に間隔をおいて複数設けられ、か
つ、前記キャリアプレート23に対して公転および自転
させられることにより、ワークWを前記キャリアプレー
ト23へ供給するとともに、このキャリアプレート23
によって所定距離搬送されたワークWをキャリアプレー
ト23から取り出す複数の給排プレート24と、前記キ
ャリアプレート23と同期して自転させられることによ
り、前記給排プレート24へワークWを供給する供給プ
レート25と、前記キャリアプレート23と同期して自
転させられることにより、前記給排プレート24によっ
て取り出されたワークWを排出する排出プレート26
と、これらを滑りのない状態で自転ないしは公転させる
駆動手段27とを備え、前記駆動手段27が、前記キャ
リアプレート23に一体に設けられた駆動円盤28と、
前記各給排プレート24に一体に設けられ、前記駆動円
盤28の外周に滑りのない状態で転動自在に接触させら
れた第1の公転円盤29と、前記駆動円盤28と同軸状
に相対回転自在に設けられ、前記各第1の公転円盤29
が滑りのない状態で転動自在に内接させられた中間筒3
0と、前記供給プレート25および排出プレート26に
一体に設けられ、前記中間筒30の外周に滑りのない状
態で接触させられた従動円盤31と、前記各給排プレー
ト24に一体に設けられた第2の公転円盤32と、前記
駆動円盤28と同軸状に設けられ、前記各第2の公転円
盤32が滑りのない状態で転動自在に内接させられた固
定筒33とによって構成され、前記各給排プレート24
には、回転半径方向外方に開口するワーク取り込み溝2
4aが形成され、前記キャリアプレート23の外周に
は、前記各給排プレート24との相対移動に際して、こ
れらの給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ順
次対向させられるワーク収納凹部23aが形成され、前
記供給プレート25および排出プレート26の外周に
は、各給排プレート24との相対移動に際して、これら
の給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ順次対
向させられる複数のワーク搬送溝25a・26aが形成
された概略構成となっている。
自在なキャリアプレート23と、このキャリアプレート
23の外周部に周方向に間隔をおいて複数設けられ、か
つ、前記キャリアプレート23に対して公転および自転
させられることにより、ワークWを前記キャリアプレー
ト23へ供給するとともに、このキャリアプレート23
によって所定距離搬送されたワークWをキャリアプレー
ト23から取り出す複数の給排プレート24と、前記キ
ャリアプレート23と同期して自転させられることによ
り、前記給排プレート24へワークWを供給する供給プ
レート25と、前記キャリアプレート23と同期して自
転させられることにより、前記給排プレート24によっ
て取り出されたワークWを排出する排出プレート26
と、これらを滑りのない状態で自転ないしは公転させる
駆動手段27とを備え、前記駆動手段27が、前記キャ
リアプレート23に一体に設けられた駆動円盤28と、
前記各給排プレート24に一体に設けられ、前記駆動円
盤28の外周に滑りのない状態で転動自在に接触させら
れた第1の公転円盤29と、前記駆動円盤28と同軸状
に相対回転自在に設けられ、前記各第1の公転円盤29
が滑りのない状態で転動自在に内接させられた中間筒3
0と、前記供給プレート25および排出プレート26に
一体に設けられ、前記中間筒30の外周に滑りのない状
態で接触させられた従動円盤31と、前記各給排プレー
ト24に一体に設けられた第2の公転円盤32と、前記
駆動円盤28と同軸状に設けられ、前記各第2の公転円
盤32が滑りのない状態で転動自在に内接させられた固
定筒33とによって構成され、前記各給排プレート24
には、回転半径方向外方に開口するワーク取り込み溝2
4aが形成され、前記キャリアプレート23の外周に
は、前記各給排プレート24との相対移動に際して、こ
れらの給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ順
次対向させられるワーク収納凹部23aが形成され、前
記供給プレート25および排出プレート26の外周に
は、各給排プレート24との相対移動に際して、これら
の給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ順次対
向させられる複数のワーク搬送溝25a・26aが形成
された概略構成となっている。
【0037】さらに詳述すれば、図1に示すように、前
記ベースプレート20には、このベースプレート20を
上下に貫通して軸受けハウジング34が一体に取り付け
られており、この軸受けハウジング34には、装置全体
へ駆動力を伝達するための駆動軸35が回転自在にかつ
軸方向の相対移動が拘束された状態で取り付けられてい
る。
記ベースプレート20には、このベースプレート20を
上下に貫通して軸受けハウジング34が一体に取り付け
られており、この軸受けハウジング34には、装置全体
へ駆動力を伝達するための駆動軸35が回転自在にかつ
軸方向の相対移動が拘束された状態で取り付けられてい
る。
【0038】この駆動軸35の下端には、モータ等の駆
動源36によって回転駆動されるドライブギア37が一
体に取り付けられ、また、中間部で、前記軸受けハウジ
ング34よりも上部には、前記駆動円盤28およびキャ
リアプレート23が積層状態でかつ軸線回りの相対回動
が拘束された状態で取り付けられ、さらに、上端部に
は、前記充填装置22がカラー38を介して取り付けら
れ、この充填装置22も同様に、前記駆動軸35に対し
て、軸回りの相対回動が拘束された状態で取り付けら
れ、かつ、この充填装置22と前記キャリアプレート2
3との軸方向のおよび軸回りの相対的な位置関係が、前
記カラー38と駆動軸35に取り付けられているキー3
9とにより設定され、かつ、ずれが防止されている。
動源36によって回転駆動されるドライブギア37が一
体に取り付けられ、また、中間部で、前記軸受けハウジ
ング34よりも上部には、前記駆動円盤28およびキャ
リアプレート23が積層状態でかつ軸線回りの相対回動
が拘束された状態で取り付けられ、さらに、上端部に
は、前記充填装置22がカラー38を介して取り付けら
れ、この充填装置22も同様に、前記駆動軸35に対し
て、軸回りの相対回動が拘束された状態で取り付けら
れ、かつ、この充填装置22と前記キャリアプレート2
3との軸方向のおよび軸回りの相対的な位置関係が、前
記カラー38と駆動軸35に取り付けられているキー3
9とにより設定され、かつ、ずれが防止されている。
【0039】前記軸受けハウジング34の上端部外周に
は、前記駆動軸35と同軸となるようにホイール40が
回転自在に設けられており、このホイール40の周縁部
に、前記給排プレート24を支持する回転軸41が、前
記駆動軸35と平行にかつホイールの周方向に所定間隔
をおいて複数(本実施例では8個)回転自在に装着され
ている。
は、前記駆動軸35と同軸となるようにホイール40が
回転自在に設けられており、このホイール40の周縁部
に、前記給排プレート24を支持する回転軸41が、前
記駆動軸35と平行にかつホイールの周方向に所定間隔
をおいて複数(本実施例では8個)回転自在に装着され
ている。
【0040】これらの各回転軸41は、前記ホイール4
0を上下に貫通して設けられており、その上端部に、前
記給排プレート24が一体に取り付けられ、また、この
給排プレート24と前記ホイール40との間に、前記第
1の公転円盤29が一体に取り付けられ、さらに、下端
部に、前記第2の公転円盤32が一体に取り付けられて
いる。
0を上下に貫通して設けられており、その上端部に、前
記給排プレート24が一体に取り付けられ、また、この
給排プレート24と前記ホイール40との間に、前記第
1の公転円盤29が一体に取り付けられ、さらに、下端
部に、前記第2の公転円盤32が一体に取り付けられて
いる。
【0041】また、前記ホイール40の外周には、この
ホイール40を取り囲むようにして前記中間筒30が同
軸状に、かつ、相対回転自在に取り付けられており、こ
の中間筒30の内周上端部には、前記第1の公転円盤2
9が転動自在に内接される環状の内側接触部30aが形
成され、また、外周で、前記内側接触部30aよりも下
方には、前記一対の従動円盤31が転動自在に外接させ
られ、かつ、前記内側接触部33aと同一径の外側接触
部30bが形成されている。
ホイール40を取り囲むようにして前記中間筒30が同
軸状に、かつ、相対回転自在に取り付けられており、こ
の中間筒30の内周上端部には、前記第1の公転円盤2
9が転動自在に内接される環状の内側接触部30aが形
成され、また、外周で、前記内側接触部30aよりも下
方には、前記一対の従動円盤31が転動自在に外接させ
られ、かつ、前記内側接触部33aと同一径の外側接触
部30bが形成されている。
【0042】さらに、前記ベースプレート20には、前
記各第2の公転円盤32が転動自在に内接させられる前
記固定筒33が一体に取り付けられており、この固定筒
33の所定の2箇所には、前記供給プレート25と排出
プレート26に対応して、半径方向外方へ突出するステ
ー42が一体に設けられており(図1においては、排出
プレート26に対応したステー42のみを示した)、こ
れらの各ステー42に、前記駆動軸35と平行な支持軸
43が一体に立設されている。
記各第2の公転円盤32が転動自在に内接させられる前
記固定筒33が一体に取り付けられており、この固定筒
33の所定の2箇所には、前記供給プレート25と排出
プレート26に対応して、半径方向外方へ突出するステ
ー42が一体に設けられており(図1においては、排出
プレート26に対応したステー42のみを示した)、こ
れらの各ステー42に、前記駆動軸35と平行な支持軸
43が一体に立設されている。
【0043】これらの支持軸43には、下端部に前記外
側接触部30bへ転動自在に外接させられる前記従動円
盤31を備え、かつ、上端部に前記排出プレート26
(供給プレート25)が一体に取り付けられた回転スリ
ーブ44が回転自在に嵌着されている。
側接触部30bへ転動自在に外接させられる前記従動円
盤31を備え、かつ、上端部に前記排出プレート26
(供給プレート25)が一体に取り付けられた回転スリ
ーブ44が回転自在に嵌着されている。
【0044】そして、本実施例においては、前記駆動円
盤28、第1の公転円盤29、中間筒30の内側接触部
30aおよび外側接触部30b、従動円盤31、第2の
公転円盤32、および、固定筒33のそれぞれがギアに
よって形成されており、ギアの噛合によって、相互の滑
りが防止された状態で相対回動させられるようになって
いる。
盤28、第1の公転円盤29、中間筒30の内側接触部
30aおよび外側接触部30b、従動円盤31、第2の
公転円盤32、および、固定筒33のそれぞれがギアに
よって形成されており、ギアの噛合によって、相互の滑
りが防止された状態で相対回動させられるようになって
いる。
【0045】ついで、前記キャリアプレート23、給排
プレート24、供給プレート25、排出プレート26の
それぞれに形成されるワーク収納凹部23a、ワーク取
り込み溝24a、ワーク搬送溝25a・26aについて
説明する。
プレート24、供給プレート25、排出プレート26の
それぞれに形成されるワーク収納凹部23a、ワーク取
り込み溝24a、ワーク搬送溝25a・26aについて
説明する。
【0046】前記各凹部や溝は、ワークWの横断面形状
に合わせ、このワークWの外周の約半周が嵌合させられ
る程度の深さを有する略半円状の平面形状となされてお
り、前記給排プレート24に形成されるワーク取り込み
溝24aは、この取り込み溝24aが形成された複数の
プレートが、前記回転軸41の長さ方向に所定間隔をお
いて固定されることにより、前記回転軸41の長さ方向
に沿って所定の高さが与えられている。
に合わせ、このワークWの外周の約半周が嵌合させられ
る程度の深さを有する略半円状の平面形状となされてお
り、前記給排プレート24に形成されるワーク取り込み
溝24aは、この取り込み溝24aが形成された複数の
プレートが、前記回転軸41の長さ方向に所定間隔をお
いて固定されることにより、前記回転軸41の長さ方向
に沿って所定の高さが与えられている。
【0047】また、他のプレート23・25・26にお
ける凹部や溝23a・25a・26aにおいても同様の
構成が採られているが、これらのキャリアプレート23
や供給プレート25および排出プレート26に形成され
る凹部や溝23a・25a・26aの数は、前記各円盤
や筒28〜33の接触部の直径比(本実施例においては
ピッチ円直径比)によって異なる。
ける凹部や溝23a・25a・26aにおいても同様の
構成が採られているが、これらのキャリアプレート23
や供給プレート25および排出プレート26に形成され
る凹部や溝23a・25a・26aの数は、前記各円盤
や筒28〜33の接触部の直径比(本実施例においては
ピッチ円直径比)によって異なる。
【0048】以下に、その一例を示すと、前記駆動円盤
28の接触部の直径をA、第1の公転円盤29の直径を
B、中間筒30の内側接触部30aの直径をC、第2の
公転円盤32の直径をD、固定筒33の直径をE、さら
に、従動円盤31の直径をGとした場合、これらの各直
径がつぎの関係で設定される。
28の接触部の直径をA、第1の公転円盤29の直径を
B、中間筒30の内側接触部30aの直径をC、第2の
公転円盤32の直径をD、固定筒33の直径をE、さら
に、従動円盤31の直径をGとした場合、これらの各直
径がつぎの関係で設定される。
【0049】A:B:C=4:1:6 D:E=1:4 C:G=3:1 このような直径比とした状態において、たとえば、駆動
円盤28を回転させて、前記給排プレート24をキャリ
アプレート23の回りに1周させた場合を想定すると、
各円盤23〜26のそれぞれの回転はつぎのようにな
る。
円盤28を回転させて、前記給排プレート24をキャリ
アプレート23の回りに1周させた場合を想定すると、
各円盤23〜26のそれぞれの回転はつぎのようにな
る。
【0050】 キャリアプレート(駆動円盤):1+EB/DA=2 給排プレート(第1・第2の公転円盤):1−E/D=−3 中間筒:1−EB/DC=1/3 供給プレートおよび排出プレート:−(1−EB/DC)×C/G=−1 したがって、給排プレート24がキャリアプレート23
を1周する間に、この給排プレート24は−3回転する
ことから、この給排プレート24の前記ワーク取り込み
溝24aによって形成されるエピサイクロイド曲線X
が、図3に示すように4個となり、これらのエピサイク
ロイド曲線Xの始点に対応する位置において、前記給排
プレート24のワーク取り込み溝24aが、キャリアプ
レート23に対して、その回転半径方向内側へ向けられ
た状態で対向させられる。
を1周する間に、この給排プレート24は−3回転する
ことから、この給排プレート24の前記ワーク取り込み
溝24aによって形成されるエピサイクロイド曲線X
が、図3に示すように4個となり、これらのエピサイク
ロイド曲線Xの始点に対応する位置において、前記給排
プレート24のワーク取り込み溝24aが、キャリアプ
レート23に対して、その回転半径方向内側へ向けられ
た状態で対向させられる。
【0051】このように、給排プレート24のワーク取
り込み溝24aがキャリアプレート23へ対向させられ
た状態において、給排プレート24とキャリアプレート
23との間でワークWの受け渡しが可能であることか
ら、キャリアプレート23には、前述した4箇所に対応
する位置にワーク収納凹部23aがそれぞれ形成されて
いる。
り込み溝24aがキャリアプレート23へ対向させられ
た状態において、給排プレート24とキャリアプレート
23との間でワークWの受け渡しが可能であることか
ら、キャリアプレート23には、前述した4箇所に対応
する位置にワーク収納凹部23aがそれぞれ形成されて
いる。
【0052】また、前述したキャリアプレート23が2
回転させられる間に、供給プレート25および排出プレ
ート26は1回転させられるが、前記キャリアプレート
23の2回転によって搬送されるワーク数は、前記ワー
ク収納凹部23aの数×2で8個となり、したがって、
前記供給プレート25および排出プレート26の1回転
によって供給ないしは排出すべきワーク数が8個とな
り、この結果、これらの供給プレート25および排出プ
レート26に形成されるワーク搬送溝25a・26aが
8個となされている。
回転させられる間に、供給プレート25および排出プレ
ート26は1回転させられるが、前記キャリアプレート
23の2回転によって搬送されるワーク数は、前記ワー
ク収納凹部23aの数×2で8個となり、したがって、
前記供給プレート25および排出プレート26の1回転
によって供給ないしは排出すべきワーク数が8個とな
り、この結果、これらの供給プレート25および排出プ
レート26に形成されるワーク搬送溝25a・26aが
8個となされている。
【0053】さらに、1サイクル中に供給・排出される
ワーク数が8個であることから、これらのワークWを連
続的に途切れることなくキャリアプレート23へ供給
し、また、キャリアプレート23から排出するために、
前記給排プレート24が8個設けられている。
ワーク数が8個であることから、これらのワークWを連
続的に途切れることなくキャリアプレート23へ供給
し、また、キャリアプレート23から排出するために、
前記給排プレート24が8個設けられている。
【0054】一方、前記給排プレート24のワーク取り
込み溝24aの、前記固定筒33に対する移動軌跡がハ
イポサイクロイド曲線となり、図2および図3に示すよ
うに、前記固定筒33の軸線回りに90度離間した位置
において、前記ワーク取り込み溝24aが固定筒33の
半径方向外方へ向けられる。
込み溝24aの、前記固定筒33に対する移動軌跡がハ
イポサイクロイド曲線となり、図2および図3に示すよ
うに、前記固定筒33の軸線回りに90度離間した位置
において、前記ワーク取り込み溝24aが固定筒33の
半径方向外方へ向けられる。
【0055】そして、このように給排プレート24のワ
ーク取り込み溝24aが外方へ向けられる位置に対応し
て、前記供給プレート25および排出プレート26が設
置されており、かつ、これらの供給プレート25および
排出プレート26に形成されているワーク搬送溝25a
・26aの一つが、前記ワーク取り込み溝24aへ対向
させられるように、その位置関係が設定されている。
ーク取り込み溝24aが外方へ向けられる位置に対応し
て、前記供給プレート25および排出プレート26が設
置されており、かつ、これらの供給プレート25および
排出プレート26に形成されているワーク搬送溝25a
・26aの一つが、前記ワーク取り込み溝24aへ対向
させられるように、その位置関係が設定されている。
【0056】また、本実施例においては、前記供給プレ
ート25と排出プレート26が、給排プレート24のワ
ーク取り込み溝24aが外方へ向けられる4箇所の内、
前記固定筒33の軸線回りに180度離間した2箇所に
対応して設けられている。
ート25と排出プレート26が、給排プレート24のワ
ーク取り込み溝24aが外方へ向けられる4箇所の内、
前記固定筒33の軸線回りに180度離間した2箇所に
対応して設けられている。
【0057】したがって、供給プレート25によって供
給されたワークWは、キャリアプレート23の約半周に
亙って搬送された後に排出プレート26へ排出されるよ
うになっており、このワークWがキャリアプレート23
に保持されて搬送される領域が、ワークWへの処理領域
Zとなされている。
給されたワークWは、キャリアプレート23の約半周に
亙って搬送された後に排出プレート26へ排出されるよ
うになっており、このワークWがキャリアプレート23
に保持されて搬送される領域が、ワークWへの処理領域
Zとなされている。
【0058】また、図2および図3中において、符号4
5は、供給プレート25から給排プレート24へ取り込
まれたワークWをキャリアプレート23へ向けて案内す
る供給ガイドであり、また、符号46は、キャリアプレ
ート23によって搬送されるワークWを案内する搬送ガ
イドであり、さらに、符号47は、キャリアプレート2
3から給排プレート24へ取り込まれたワークWを、排
出プレート26へ向けて案内する排出ガイドである。
5は、供給プレート25から給排プレート24へ取り込
まれたワークWをキャリアプレート23へ向けて案内す
る供給ガイドであり、また、符号46は、キャリアプレ
ート23によって搬送されるワークWを案内する搬送ガ
イドであり、さらに、符号47は、キャリアプレート2
3から給排プレート24へ取り込まれたワークWを、排
出プレート26へ向けて案内する排出ガイドである。
【0059】一方、前記充填装置22は、前記駆動軸3
5に固定されて、前記キャリアプレート23と一体回転
させられる溶液タンク48と、この溶液タンク48に取
り付けられた複数(本実施例においては4個)の充填シ
リンダー49と、前記溶液タンク49の上方に配設され
た円筒カム50とによって構成されている。
5に固定されて、前記キャリアプレート23と一体回転
させられる溶液タンク48と、この溶液タンク48に取
り付けられた複数(本実施例においては4個)の充填シ
リンダー49と、前記溶液タンク49の上方に配設され
た円筒カム50とによって構成されている。
【0060】前記充填シリンダー49は、前記キャリア
プレート23に形成されている複数のワーク収納凹部2
3aの上方に、所定間隔をおいて対向させられるように
設けられており、そのピストン49aは、シリンダーボ
ディ49bとの間に介装されたスプリング51によって
常時上方へ弾発され、また、前記ピストン49aの上端
部には、前記円筒カム50の下面に形成されたカム面5
0aへ転動自在に接触させられるカムフォロア52が取
り付けられている。
プレート23に形成されている複数のワーク収納凹部2
3aの上方に、所定間隔をおいて対向させられるように
設けられており、そのピストン49aは、シリンダーボ
ディ49bとの間に介装されたスプリング51によって
常時上方へ弾発され、また、前記ピストン49aの上端
部には、前記円筒カム50の下面に形成されたカム面5
0aへ転動自在に接触させられるカムフォロア52が取
り付けられている。
【0061】そして、これらの充填シリンダー49は、
溶液タンク48の回転に伴い、前記ピストン49aが、
前記円筒カム50によってシリンダーボディ49bに対
して進退させられることにより、前記溶液タンク48内
の溶液の吸入、および、前記キャリアプレート23に保
持されているワークWへの溶液の充填を行なうようにな
っている。
溶液タンク48の回転に伴い、前記ピストン49aが、
前記円筒カム50によってシリンダーボディ49bに対
して進退させられることにより、前記溶液タンク48内
の溶液の吸入、および、前記キャリアプレート23に保
持されているワークWへの溶液の充填を行なうようにな
っている。
【0062】前記円筒カム50は、前記駆動軸35を貫
通して設けられた支持軸53の上端部に固定され、ま
た、この支持軸53が、その下端部において前記ベース
プレート20に取り付けられているステー54に固定さ
れており、これによって、前記円筒カム50がベースプ
レート20に対して固定状態に保持され、前記溶液タン
ク48との相対回動が行なわれるようになっている。
通して設けられた支持軸53の上端部に固定され、ま
た、この支持軸53が、その下端部において前記ベース
プレート20に取り付けられているステー54に固定さ
れており、これによって、前記円筒カム50がベースプ
レート20に対して固定状態に保持され、前記溶液タン
ク48との相対回動が行なわれるようになっている。
【0063】一方、前記円筒カム50に形成されている
カム面50aは、前記キャリアプレート23によるワー
クWの搬送が行なわれる領域、すなわち、前述した処理
領域Zに対応した位置において、前記充填シリンダー4
9のピストン49aを押し下げて溶液の充填を行なわ
せ、処理領域Zを通過した後に前記ピストン49aを上
昇させて溶液の吸入を行なわせ、その他の領域では、前
記ピストン49aを上昇位置に保持するようなプロフィ
ールとなされている。
カム面50aは、前記キャリアプレート23によるワー
クWの搬送が行なわれる領域、すなわち、前述した処理
領域Zに対応した位置において、前記充填シリンダー4
9のピストン49aを押し下げて溶液の充填を行なわ
せ、処理領域Zを通過した後に前記ピストン49aを上
昇させて溶液の吸入を行なわせ、その他の領域では、前
記ピストン49aを上昇位置に保持するようなプロフィ
ールとなされている。
【0064】ついで、このように構成された本実施例の
作用について説明する。駆動源36によってドライブギ
ア37が回転させられると、このドライブギア37に固
定されている駆動軸35、駆動円盤28、キャリアプレ
ート23、および、溶液タンク48が、図3における時
計方向に回転させられる。
作用について説明する。駆動源36によってドライブギ
ア37が回転させられると、このドライブギア37に固
定されている駆動軸35、駆動円盤28、キャリアプレ
ート23、および、溶液タンク48が、図3における時
計方向に回転させられる。
【0065】このように、駆動円盤28が回転させられ
ると、給排プレート24が取り付けられている各回転軸
41が、第1の公転円盤29を介して前記駆動円盤28
に噛合させられ、かつ、第2の公転円盤32を介して固
定筒33へ噛合させられていることにより、この第1の
公転円盤29、給排プレート24、第2の公転円盤3
2、および、回転軸41が一体となってこの回転軸41
を中心として自転させられるとともに駆動円盤28回り
に公転させられる。
ると、給排プレート24が取り付けられている各回転軸
41が、第1の公転円盤29を介して前記駆動円盤28
に噛合させられ、かつ、第2の公転円盤32を介して固
定筒33へ噛合させられていることにより、この第1の
公転円盤29、給排プレート24、第2の公転円盤3
2、および、回転軸41が一体となってこの回転軸41
を中心として自転させられるとともに駆動円盤28回り
に公転させられる。
【0066】また、このような回転軸41の駆動円盤2
8回りの移動によって、この回転軸41が取り付けられ
ている中間筒30が駆動軸35回りに自転させられると
ともに、この中間筒30の外部接触部30bに噛合させ
られている各従動円盤31が、供給プレート25や排出
プレート26とともに、図2および図3における反時計
方向に回転させられる。
8回りの移動によって、この回転軸41が取り付けられ
ている中間筒30が駆動軸35回りに自転させられると
ともに、この中間筒30の外部接触部30bに噛合させ
られている各従動円盤31が、供給プレート25や排出
プレート26とともに、図2および図3における反時計
方向に回転させられる。
【0067】そして、これらのキャリアプレート23、
給排プレート24、供給プレート25、および、排出プ
レート26の回転比は前述したとおりである。
給排プレート24、供給プレート25、および、排出プ
レート26の回転比は前述したとおりである。
【0068】このようにして各プレートが回転させられ
ると、ワークの供給側において、供給プレート25の各
ワーク搬送溝25aによりワークWが順次送り込まれる
とともに、このワーク搬送溝25aに給排プレート24
のワーク取り込み溝24aが順次対向させられることに
より、前記供給プレート25から給排プレート24へワ
ークWが送り込まれる。
ると、ワークの供給側において、供給プレート25の各
ワーク搬送溝25aによりワークWが順次送り込まれる
とともに、このワーク搬送溝25aに給排プレート24
のワーク取り込み溝24aが順次対向させられることに
より、前記供給プレート25から給排プレート24へワ
ークWが送り込まれる。
【0069】この給排プレート24に送り込まれたワー
クWは、給排プレート24と供給ガイド45との協働に
よってキャリアプレート23の外周部へ向けて案内さ
れ、給排プレート24のワーク取り込み溝24aがキャ
リアプレート23の回転半径方向内方へ向けられた時点
で、このキャリアプレート23に形成されているワーク
収納凹部23aへ送り込まれた後に、搬送ガイド46と
の協働によりキャリアプレート23によって所定距離搬
送される。
クWは、給排プレート24と供給ガイド45との協働に
よってキャリアプレート23の外周部へ向けて案内さ
れ、給排プレート24のワーク取り込み溝24aがキャ
リアプレート23の回転半径方向内方へ向けられた時点
で、このキャリアプレート23に形成されているワーク
収納凹部23aへ送り込まれた後に、搬送ガイド46と
の協働によりキャリアプレート23によって所定距離搬
送される。
【0070】このようにキャリアプレート23によって
所定距離搬送されたワークWは、供給時と逆の動作によ
って給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ取り
込まれた後に、この給排プレート24と排出ガイド47
との協働によって、排出プレート26へ向けて案内さ
れ、前記ワーク取り込み溝24aがキャリアプレート2
3の回転方向外方へ向けられる位置において、このワー
ク取り込み溝24aに対向させられる前記排出プレート
26のワーク搬送溝26aへ送り込まれ、さらに、この
排出プレート26によって後工程へ向けて排出される。
所定距離搬送されたワークWは、供給時と逆の動作によ
って給排プレート24のワーク取り込み溝24aへ取り
込まれた後に、この給排プレート24と排出ガイド47
との協働によって、排出プレート26へ向けて案内さ
れ、前記ワーク取り込み溝24aがキャリアプレート2
3の回転方向外方へ向けられる位置において、このワー
ク取り込み溝24aに対向させられる前記排出プレート
26のワーク搬送溝26aへ送り込まれ、さらに、この
排出プレート26によって後工程へ向けて排出される。
【0071】そして、前記ワークWがキャリアプレート
23によって搬送されている間、その上方に、充填装置
22の充填シリンダー49が対向させられた状態で移動
させられるとともに、この充填シリンダー49が円筒カ
ム50の作用によって作動させられることにより、前記
ワークW内に溶液が充填される。
23によって搬送されている間、その上方に、充填装置
22の充填シリンダー49が対向させられた状態で移動
させられるとともに、この充填シリンダー49が円筒カ
ム50の作用によって作動させられることにより、前記
ワークW内に溶液が充填される。
【0072】このようなワークWの搬送操作に際して、
前記供給プレート25から給排プレート24へのワーク
Wの受け渡し、および、給排プレート24から排出プレ
ート26へのワークWの受け渡しが、供給プレート25
および排出プレート26に対する給排プレート24のワ
ーク取り込み溝24aの相対移動が瞬間的に停止した状
態で行なわれ、かつ、給排プレート24とキャリアプレ
ート23との間のワークWの受け渡しも、同様に、キャ
リアプレート23に対するワーク取り込み溝24aの相
対移動が瞬間的に停止した状態で行なわれるから、受け
渡し時にワークWへ衝撃が加わることが緩和される。
前記供給プレート25から給排プレート24へのワーク
Wの受け渡し、および、給排プレート24から排出プレ
ート26へのワークWの受け渡しが、供給プレート25
および排出プレート26に対する給排プレート24のワ
ーク取り込み溝24aの相対移動が瞬間的に停止した状
態で行なわれ、かつ、給排プレート24とキャリアプレ
ート23との間のワークWの受け渡しも、同様に、キャ
リアプレート23に対するワーク取り込み溝24aの相
対移動が瞬間的に停止した状態で行なわれるから、受け
渡し時にワークWへ衝撃が加わることが緩和される。
【0073】また、供給プレート25ならびに排出プレ
ート24から供給または排出されるワークWが、給排プ
レート24の、ワーク取り込み溝24aの移動軌跡であ
るハイポサイクロイド曲線の始点の移動速度が第1およ
び第2の公転円盤29・32の直径差により、駆動円盤
28より大幅に減速移動させられることから、給排プレ
ート24とキャリアプレート23による搬送ピッチが、
供給プレート25によるワークWの供給ピッチ、ならび
に、排出プレート26によるワークWの排出ピッチに比
して大きくなる。たとえば、本実施例における各ピッチ
を、回転角において比較すると、供給プレート25にお
ける供給ピッチや排出プレート26における排出ピッチ
が45度であるのに対し、キャリアプレート23による
搬送ピッチは90度となり、また、直径が2倍であるこ
とから、4倍のピッチで搬送される。
ート24から供給または排出されるワークWが、給排プ
レート24の、ワーク取り込み溝24aの移動軌跡であ
るハイポサイクロイド曲線の始点の移動速度が第1およ
び第2の公転円盤29・32の直径差により、駆動円盤
28より大幅に減速移動させられることから、給排プレ
ート24とキャリアプレート23による搬送ピッチが、
供給プレート25によるワークWの供給ピッチ、ならび
に、排出プレート26によるワークWの排出ピッチに比
して大きくなる。たとえば、本実施例における各ピッチ
を、回転角において比較すると、供給プレート25にお
ける供給ピッチや排出プレート26における排出ピッチ
が45度であるのに対し、キャリアプレート23による
搬送ピッチは90度となり、また、直径が2倍であるこ
とから、4倍のピッチで搬送される。
【0074】したがって、処理領域以外の領域では、ワ
ークWが極力詰めた状態で搬送されることにより搬送効
率が高められ、また、処理領域においてはワークW間の
間隔が広げられることにより、処理に用いられる機器の
設置スペースが十分に確保される。
ークWが極力詰めた状態で搬送されることにより搬送効
率が高められ、また、処理領域においてはワークW間の
間隔が広げられることにより、処理に用いられる機器の
設置スペースが十分に確保される。
【0075】さらに、ワークWを保持するワーク搬送溝
25a・26a、ワーク取り込み溝24a、および、ワ
ーク収納凹部23aにおけるワークWの支持軸線が、ワ
ークWの搬送方向に直交させられているとともに、その
支持軸線が常に平行移動させられることから、これらに
よって支持されるワークWの姿勢変化が防止されて、傾
斜や倒れ等の不具合の発生が防止される。
25a・26a、ワーク取り込み溝24a、および、ワ
ーク収納凹部23aにおけるワークWの支持軸線が、ワ
ークWの搬送方向に直交させられているとともに、その
支持軸線が常に平行移動させられることから、これらに
よって支持されるワークWの姿勢変化が防止されて、傾
斜や倒れ等の不具合の発生が防止される。
【0076】なお、前記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法等は一例であって、適用する装置やワ
ークの種類、あるいは、設計要求等に基づき種々変更可
能である。
材の諸形状や寸法等は一例であって、適用する装置やワ
ークの種類、あるいは、設計要求等に基づき種々変更可
能である。
【0077】たとえば、前記実施例においては、駆動手
段27を構成する各円盤や筒28〜33間の直径比を、
駆動円盤28:第1の公転円盤29=4:1を基準とし
て設定した例について示したが、これに限られるもので
はなく、6:1や8:1等を基準としてそれぞれの直径
を設定することも可能である。このような基準の直径比
を変更する場合には、その基準比に応じて、ワーク収納
凹部23aやワーク搬送溝25a・16aの数も変更す
る必要がある。
段27を構成する各円盤や筒28〜33間の直径比を、
駆動円盤28:第1の公転円盤29=4:1を基準とし
て設定した例について示したが、これに限られるもので
はなく、6:1や8:1等を基準としてそれぞれの直径
を設定することも可能である。このような基準の直径比
を変更する場合には、その基準比に応じて、ワーク収納
凹部23aやワーク搬送溝25a・16aの数も変更す
る必要がある。
【0078】また、前記駆動手段27における回転の伝
達手段としてギアを例示したが、これに限られるもので
はなく、滑りのない状態で相互に転動可能とする構成で
あれば適宜採用可能である。
達手段としてギアを例示したが、これに限られるもので
はなく、滑りのない状態で相互に転動可能とする構成で
あれば適宜採用可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載のワーク搬送装置によれば、ワークの搬送操作に
際して、前記供給プレートから給排プレートへのワーク
の受け渡し、および、給排プレートから排出プレートへ
のワークの受け渡しを、供給プレートおよび排出プレー
トに対する給排プレートのワーク取り込み溝の相対移動
が瞬間的に停止した状態で行ない、かつ、給排プレート
とキャリアプレートとの間のワークの受け渡しも、同様
に、キャリアプレートに対するワーク取り込み溝の相対
移動が瞬間的に停止した状態で行ない、これによって、
受け渡し時におけるワークへの衝撃を緩和することがで
きる。
に記載のワーク搬送装置によれば、ワークの搬送操作に
際して、前記供給プレートから給排プレートへのワーク
の受け渡し、および、給排プレートから排出プレートへ
のワークの受け渡しを、供給プレートおよび排出プレー
トに対する給排プレートのワーク取り込み溝の相対移動
が瞬間的に停止した状態で行ない、かつ、給排プレート
とキャリアプレートとの間のワークの受け渡しも、同様
に、キャリアプレートに対するワーク取り込み溝の相対
移動が瞬間的に停止した状態で行ない、これによって、
受け渡し時におけるワークへの衝撃を緩和することがで
きる。
【0080】また、供給プレートから供給されるワーク
を、給排プレートのワーク取り込み溝の移動軌跡である
ハイポサイクロイド曲線に沿って移動させることによ
り、その搬送ピッチを、供給プレートによるワークの供
給ピッチ、ならびに、排出プレートによるワークの排出
ピッチよりも大きくすることができる。
を、給排プレートのワーク取り込み溝の移動軌跡である
ハイポサイクロイド曲線に沿って移動させることによ
り、その搬送ピッチを、供給プレートによるワークの供
給ピッチ、ならびに、排出プレートによるワークの排出
ピッチよりも大きくすることができる。
【0081】したがって、処理領域以外の領域では、ワ
ークを極力詰めた状態で搬送することにより搬送効率を
高め、かつ、処理領域においてはワーク間の間隔を広げ
た状態で搬送することにより、処理に用いられる機器の
設置スペースを十分に確保することができる。
ークを極力詰めた状態で搬送することにより搬送効率を
高め、かつ、処理領域においてはワーク間の間隔を広げ
た状態で搬送することにより、処理に用いられる機器の
設置スペースを十分に確保することができる。
【0082】さらに、ワークを保持するワーク搬送溝、
ワーク取り込み溝、および、ワーク収納凹部を、それぞ
れの回転方向外方に向けて開口させた形状としたから、
これらにおけるワークの支持軸線を、ワークの搬送方向
に直交させ、かつ、その支持軸線を常に平行移動させて
ワークの搬送を行なうことから、これらによって支持さ
れるワークの姿勢変化を防止して、傾斜や倒れ等の不具
合の発生を防止するとともに、ワークを安定して搬送す
ることができる。
ワーク取り込み溝、および、ワーク収納凹部を、それぞ
れの回転方向外方に向けて開口させた形状としたから、
これらにおけるワークの支持軸線を、ワークの搬送方向
に直交させ、かつ、その支持軸線を常に平行移動させて
ワークの搬送を行なうことから、これらによって支持さ
れるワークの姿勢変化を防止して、傾斜や倒れ等の不具
合の発生を防止するとともに、ワークを安定して搬送す
ることができる。
【0083】また、本発明の請求項2に記載のワーク搬
送装置によれば、駆動手段の回転伝達にギアを用いるこ
とにより、回転伝達部材間の滑りを確実に防止して、ワ
ーク搬送溝、ワーク取り込み溝、および、ワーク収納凹
部の相互の位置関係のずれを確実に防止することがで
き、装置の確実な動作を長期に亙って維持することがで
きる。
送装置によれば、駆動手段の回転伝達にギアを用いるこ
とにより、回転伝達部材間の滑りを確実に防止して、ワ
ーク搬送溝、ワーク取り込み溝、および、ワーク収納凹
部の相互の位置関係のずれを確実に防止することがで
き、装置の確実な動作を長期に亙って維持することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す従断面図である。
【図2】本発明の一実施例の要部を示す概略平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例の要部を示す概略平面図であ
る。
る。
【図4】従来の一構造例を示す要部の概略平面図であ
る。
る。
【符号の説明】 21 ワーク搬送装置 23 キャリアプレート 23a ワーク収納凹部 24 給排プレート 24a ワーク取り込み溝 25 供給プレート 25a ワーク搬送溝 26 排出プレート 26a ワーク取り込み溝 27 駆動手段 28 駆動円盤 29 第1の公転円盤 30 中間筒 30a 内側接触部 30b 外側接触部 31 従動円盤 32 第2の公転円盤 33 固定筒 W ワーク
Claims (2)
- 【請求項1】 円盤状の回転自在なキャリアプレート
と、このキャリアプレートの外周部に周方向に間隔をお
いて複数設けられ、かつ、前記キャリアプレートに対し
て公転および自転させられることにより、ワークを前記
キャリアプレートへ供給するとともに、このキャリアプ
レートによって所定距離搬送されたワークをキャリアプ
レートから取り出す複数の給排プレートと、前記キャリ
アプレートと同期して自転させられることにより、前記
給排プレートへワークを供給する供給プレートと、前記
キャリアプレートと同期して自転させられることによ
り、前記給排プレートによって取り出されたワークを排
出する排出プレートと、これらを滑りのない状態で自転
ないしは公転させる駆動手段とを備え、前記駆動手段
が、前記キャリアプレートに一体に設けられた駆動円盤
と、前記各給排プレートに一体に設けられ、前記駆動円
盤の外周に滑りのない状態で転動自在に接触させられた
第1の公転円盤と、前記駆動円盤と同軸状に相対回転自
在に設けられ、前記各第1の公転円盤が滑りのない状態
で転動自在に内接させられた中間筒と、前記供給プレー
トおよび排出プレートに一体に設けられ、前記中間筒の
外周に滑りのない状態で接触させられた従動円盤と、前
記各給排プレートに一体に設けられた第2の公転円盤
と、前記駆動円盤と同軸状に設けられ、前記各第2の公
転円盤が滑りのない状態で転動自在に内接させられた固
定筒とによって構成され、前記各給排プレートには、回
転半径方向外方に開口するワーク取り込み溝が形成さ
れ、前記キャリアプレートの外周には、前記各給排プレ
ートとの相対移動に際して、これらの給排プレートのワ
ーク取り込み溝へ順次対向させられるワーク収納凹部が
形成され、前記供給プレートおよび排出プレートの外周
には、各給排プレートとの相対移動に際して、これらの
給排プレートのワーク取り込み溝へ順次対向させられる
複数のワーク搬送溝が形成されていることを特徴とする
ワーク搬送装置。 - 【請求項2】 前記駆動手段が相互に噛合させられる複
数のギアによって構成されていることを特徴とする請求
項1に記載のワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346895A JPH08267335A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7346895A JPH08267335A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ワーク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08267335A true JPH08267335A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13519142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7346895A Pending JPH08267335A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08267335A (ja) |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7346895A patent/JPH08267335A/ja active Pending
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