JPH08265498A - オフィス・オートメーション・システム - Google Patents

オフィス・オートメーション・システム

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Publication number
JPH08265498A
JPH08265498A JP7093037A JP9303795A JPH08265498A JP H08265498 A JPH08265498 A JP H08265498A JP 7093037 A JP7093037 A JP 7093037A JP 9303795 A JP9303795 A JP 9303795A JP H08265498 A JPH08265498 A JP H08265498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
office automation
scanning
equipment
control means
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7093037A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yoshimura
美紀 芳村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH08265498A publication Critical patent/JPH08265498A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作の一貫性を保つとともに、かつ各種機器
の状態を当該位置で把握できるようにしたオフィス・オ
ートメーション・システムを提供する。 【構成】 このオフィス・オートメーション・システム
は、ワークステーション5、パーソナルコンピュータ9
からなる端末装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ
装置及びスキャン装置を一体的に構成したオフィス・オ
ートメーション機器4と、これらを統括的に制御する統
括制御装置8とをネットワーク1a、1b上で接続して
なる。OA機器4は、装置本体41と、操作パネル42
とからなる。装置本体41には、制御手段が設けられて
いる。このOA機器4をスキャン装置502として使用
するときに、操作パネル42からスキャン装置502の
スキャナ動作を制御する設定値を前記制御手段に格納す
る。スキャン装置502がスキャン動作を行うときに、
制御手段からの設定値でスキャン動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス・オートメー
ション・システムに関し、特にワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ等の複数種の端末装置や、複写
機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャン装置を一
体的に構成したオフィス・オートメーション機器等をネ
ットワーク上に接続し、かつオフィス・オートメーショ
ン機器をスキャン装置として使用する際のイメージデー
タの取り扱いについて指定することができるオフィス・
オートメーション・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオフィス・オートメーション・
システムは、ワークステーション等の端末装置と、パー
ソナルコンピュータ等の端末装置と、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置及びスキャン装置を一体的に構成
したオフィス・オートメーション機器(以下、OA機器
という)と、オフィス・オートメーション機器サービス
統括制御装置とをネットワーク上で接続し、各種データ
をオフィス全体で共有化したり、各種機能を有機的に使
用できるようにしたシステムとして知られている。この
ようなオフィス・オートメーション・システムをオフィ
スに採用し、各種機能を使用することにより、大幅な事
務処理の効率化や作業能率の向上を図ることができる。
【0003】ところで、上述したオフィス・オートメー
ション・システムでは、システムを一括管理するサーバ
ープロセスと、そのサービスを受けるクライアントプロ
セスに分離する方式(クライアント・サーバ方式)を採
用している。このようなクライアント・サーバ方式を採
用したシステムにおいて、各種機器が分散して配置され
ている環境下では、複写機、プリンタ、ファクシミリ装
置及びスキャン装置などのOA機器を使用する場合、ク
ライアント(使用者)側は、あらかじめ、どのようなO
A機器が接続されていて、そのようなサービスが提供さ
れるのかを把握していて、その機器に対して要求を出す
必要がある。
【0004】そこで、このようなオフィス・オートメー
ション・システムが持つ一般的な不都合を以下に列挙し
てみると以下の通りである。 (1)事前にそのネットワーク環境下のサービスを把握
していなければならない。 (2)OA機器をスタンドアロンとして使う時と操作が
異なる。 (3)そのOA機器が使用中(Busy)の場合、レディ
(Ready)状態になるまで待機しなければならない。例え
ば、電源オフ、故障、ジャム(紙詰まり)等の場合に
は、それらが解除されるまで待たなければならない。
【0005】(4)別の場所に設置されているOA機器
の場合には、その場所まで行き、OA機器のモードをセ
ットしてきてから、リモートで操作する必要がある。 (5)一番近い機器に優先的に出力することができな
い。 (6)要求するサービスがない場合、代替で最も良いサ
ービスを自動的に知ることができない。 (7)サービスに優先順位をつけて要求することができ
ない。例えば、出力場所、出力時間、印刷品質、用紙の
指定などの設定ができない。 (8)出力完了を知ることができない。 (9)ジャム等の発生により、サービスが完了せずに消
滅する場合がある。 (10)プリンタの外字やフォーム等は、ローカルなプ
リンタごとにすべて同じデータベースを持たなければな
らない。 (11)文書の配布先にどのOA機器が接続されている
かを知っている必要がある。例えば、配布先にあるOA
機器に自動的に必要部数出力することができない。 (12)OA機器の状態がわからない。 (13)OA機器の装置構成がわからない。例えば、給
紙トレイの用紙サイズや用紙量や、ソータ状態などを知
ることができない。 以上のような不都合が従来のオフィス・オートメーショ
ン・システムには存在していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特に、OA機器をスキ
ャン装置として使用しようとする場合には、上記
(2)、(4)、及び(12)が大きな問題となる。こ
の点について、さらに詳細に説明する。まず、複数の機
能をもつOA機器でスキャン装置を動作させるときに
は、以下のような操作が必要になってくる。まず、スキ
ャン装置モードに移す(ステップ1)。→読み取りモー
ドに設定する(ステップ2)。→原稿をセットする(ス
テップ3)。→スキャン装置に対してスキャン装置起動
させる(ステップ4)。→原稿を取る(ステップ5)。
→スキャン装置モードから抜ける(ステップ6)。この
ような一連の操作を行う必要がある。
【0007】従来のスキャン装置の使われ方は、ステッ
プ1の操作を、スキャン装置として使用するOA機器の
設置場所に赴き当該OA機器を操作してスキャン装置モ
ードにする。ついで、ステップ2の操作を、例えばパー
ソナルコンピュータが設置されている場所に戻り当該パ
ーソナルコンピュータを操作して読み取りモードにす
る。さらに、ステップ3の操作を再びOA機器の設置場
所に行き、原稿をセットする。次に、ステップ4の操作
を、再び、パーソナルコンピュータを操作することによ
りスキャン装置に起動をかける。最後に、ステップ5、
6の操作を、OA機器の設置場所まで行き、当該OA機
器を操作して原稿を取り去り、スキャン装置モードから
外す。このように従来のオフィス・オートメーション・
システムにおけるOA機器をスキャン装置として使用す
る場合には、上述したような操作を何回も行う必要があ
り、ユーザがパーソナルコンピュータとスキャン装置と
して使用するOA機器との間を何度も往復しなければな
らず、操作に時間がかかるとともに、複雑な操作を必要
とする欠点があった。
【0008】また、他のユーザーが、現在、スキャン装
置として使用されているOA機器を使用したいために、
スキャン装置として使用されていることに気がつかない
で、原稿を勝手に取り除いたりしてしまう危険があり、
事務能率が低下してしまう欠点があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、OA機器をスキ
ャン装置として使用する場合の上記問題点を解消し、操
作の一貫性を保つとともに、ネットワークに接続された
各機器の状態を所定の位置で把握できるようにしたオフ
ィス・オートメーション・システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るオフィス・オートメーション・システムは、計算機を
使って個人が作業を行うワークステーション、パーソナ
ルコンピュータからなる端末装置と、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置及びスキャン装置を一体的に構成
したオフィス・オートメーション機器と、これらを統括
的に制御する統括制御装置とをネットワーク上で接続し
てなるオフィス・オートメーション・システムにおい
て、前記オフィス・オートメーション機器は、操作パネ
ルと、制御手段とからなり、当該機器をスキャン装置と
して使用するときに、前記操作パネルからスキャン装置
のスキャン動作を制御する設定値を前記制御手段に格納
し、前記スキャン装置がスキャン動作を行うときに、前
記制御手段からの設定値でスキャン動作を行うようにし
たことにより前記目的を達成する。
【0011】請求項2記載の発明では、オフィス・オー
トメーション機器は、前記操作パネルに表示装置を設け
てなり、かつ前記制御手段には、前記スキャン装置で読
み取ったイメージデータを前記表示装置に表示させるプ
レビュー機能を設けたことにより前記目的を達成する。
請求項3記載の発明では、オフィス・オートメーション
機器の制御手段は、ネットワーク上に接続してある記憶
媒体を指定でき、かつその媒体にイメージデータを保存
できる保存機能を設けたことにより前記目的を達成す
る。請求項4記載の発明では、オフィス・オートメーシ
ョン機器の制御手段は、ネットワーク上に接続してある
端末装置を指定し、当該端末装置にスキャン装置で読み
取ったイメージデータを直接送ることができるデータ送
出制御機能を備えたことにより前記目的を達成する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、ワークステーション
は、計算機を使って個人が作業を行っており、これとパ
ーソナルコンピュータとで端末装置を構成しており、ネ
ットワークに接続されている。また、オフィス・オート
メーション機器は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装
置及びスキャン装置を一体的に構成したもであり、必要
に応じて上記機能を選択使用できる。また、統括制御装
置は、ネットワークに接続される機器を統括的に制御し
ている。このようなオフィス・オートメーション機器を
スキャン装置として使用するときに、スキャン装置に対
して各種の設定ができる手段を設けており、この手段に
より各種のスキャン動作を制御している。
【0013】請求項2記載の発明では、オフィス・オー
トメーション機器に表示装置を設けておき、スキャン動
作をしたときに、スキャンしたイメージデータを表示装
置上に表示させる。こうすることにより、イメージデー
タの内容を確認することができる。請求項3記載の発明
では、オフィス・オートメーション機器は、ネットワー
ク上に接続してある記憶媒体のどれにでも、イメージデ
ータを記憶させることができる。請求項4記載の発明で
は、オフィス・オートメーション機器は、スキャン装置
として使用するときに、ネットワーク上に接続してある
端末装置の一台、または複数台のイメージデータを直接
送ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の好適な実施例を図1乃至図3を参照
して詳細に説明する。図1に、本発明の実施例に係るオ
フィス・オートメーション・システムを示す。この図に
おいて、符号1a、1bはネットワークであり、第1ネ
ットワーク1aはAオフィス2aに設けられており、第
2ネットワーク1bはBオフィス2bに設けられてい
る。第1ネットワーク1aと、第2ネットワーク1bと
は通信回線1cで接続されている。
【0015】Aオフィス2aの第1のフロア3a1には、
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置およびスキャン装
置を一体的に構成した第1のOA機器41 と、端末装置
であるワークステーション51 、52 と、プリンタ6
と、X端末装置7と、OA機器サービス統括制御装置8
とが設置されている。これらOA機器41 と、ワークス
テーション51 、52 と、プリンタ6、X端末装置7及
びOA機器サービス統括制御装置8は、第1ネットワー
ク1aに接続されている。
【0016】前記第1のOA機器41 は、装置本体41
と、操作パネル42とからなる。また、第1のワークス
テーション51 には、当該第1の装置本体511 と、こ
れに接続された第1の記憶媒体521 とからなる。第2
のワークステーション52 には、当該第2の装置本体5
2 と、これに接続された第2の記憶媒体522 とから
なる。また、Aオフィス2aの第2のフロア3a2には、
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置およびスキャン装
置を一体的に構成した第2のOA機器42 と、第2の端
末装置である第1のパーソナルコンピュータ91 と、ス
ーパープリンタ10とが設けられており、これら機器4
2 、9、10は第1ネットワーク1aに接続されてい
る。なお、前記第1のパーソナルコンピュータ91 は、
コンピュータ本体911 と、表示装置であるCRTディ
スプレイ921 とからなる。
【0017】さらに、Bオフィス2bにはネットワーク
1bが設けられており、このネットワーク1bには、第
2のパーソナルコンピュータ92 と、第3のOA機器4
3 とが接続されている。なお、前記第2のパーソナルコ
ンピュータ92 は、コンピュータ本体921 と、表示装
置であるCRTディスプレイ922 とからなる。図2
に、例えば上記実施例に用いられるOA機器4の構成の
詳細の説明図を示す。この図において、第1のOA機器
1 、第2のOA機器42 及び第3のOA機器43 は、
全く同一構成とされているものとし、サフィックスを取
ってOA機器4として説明することにする。前記OA機
器4は、ハードウエア43と、各種ドライバ44と、リ
アルタイムOS45と、データベースマネージャ46
と、ジョプマネージャ47と、サービスマネージャ48
と、オペレーションマネージャ49と、デバイスマネー
ジャ50とを備えている。
【0018】前記データベースマネージャ46は、OA
機器のリソース(例えばフォント、フォーム、電話帳、
読み取り画像、ファクシミリ装置受信データ、使用履歴
データなど)461を管理、アクセス、保存するための
プロセスである。前記サービスマネージャ48は、各種
サービスの管理、実行、完了通知、状態管理を行うプロ
セスであり、例えば、リフォント展開サービス、インタ
プリタサービス等のプリンタサービス481、読み取り
サービスなどのスキャンサービス482、ファクシミリ
送信サービス、宛先指定サービスなどのファックシミリ
サービス483、OCRサービス、領域抽出サービスな
どのAIサービス484を実行するものである。
【0019】前記ジョプマネージャ47は、ユーザーが
指定する一つのジョブが、複数のサービス及びデバイス
によって遂行される場合、それらを一つの単位として、
状態管理、完了報告などを行うプロセスである。前記デ
バイスマネージャ50は、外部指令等を基に、印刷装置
501、スキャン装置(スキャン装置)502、紙送装
置503、メディア装置504を制御するようになって
いる。印刷装置501は、解像度、座標、モノクロ・カ
ラー、フレームなどを設定できる。前記スキャン装置5
02は、解像度、座標、モノクロ・カラーなどを設定で
きる。紙送装置503は、給紙トレイ、排紙ピン、ソー
ター、両面などの設定ができる。
【0020】また、メディア装置504としては、フロ
ッピーディスク(FD)、MOなどがある。なお、スキ
ャン装置502は、スキャン装置502に対して各種の
設定をし、その設定値でスキャンする設定制御手段と、
前記スキャン装置502で読み取ったイメージデータを
操作パネル42上の表示装置に表示させるプレビュー機
能と、ネットワーク1a、1b上に接続してある記憶媒
体を指定し、その媒体にイメージデータを保存させる保
存機能と、ネットワーク11a、1b上に接続されてい
る端末装置であるワークステーション51 あるいはワー
クステーション52 を指定し、当該ワークステーション
1 、52 に対して、スキャン装置502で読み取った
イメージデータを直接送ることができるデータ送出制御
機能とからなる制御手段を具備している。
【0021】また、オペレーションマネージャ49は、
OA機器の操作パネル情報を有し、ユーザー側に、その
表示内容、オペレーション内容等をインタラクティブに
通信するプロセスであり、装置本体41における画面ビ
ットマップ情報、画面座標情報、機器ビットマップ情
報、キーオペレーション情報からなる内容491などを
取り扱うことができる。そして、操作パネル42で操作
した内容は、オペレーションマネージャ49を介して入
力されるとともに、第1のOA機器4内の処理した結果
は操作パネル42の表示装置に出力されるようになって
いる。なお、ユーザーは、各マネージャ46、47、4
8、49、50に対して、「情報取得」、「実行指
示」、「状態取得」、「属性取得」、「完了通知取得」
ができるようになっている。
【0022】このように構成された実施例の動作を図1
及び図2を基に図3を参照して説明する。 〔設定動作〕図3(a)には第1のOA機器41 内での
基本動作のタイミングチャートが示されている。この図
(a)において、まず、ユーザーが第1のOA機器41
の操作パネル42を操作し、スキャン装置502のスキ
ャン動作を決める各種の設定値を入力する。すると、第
1のOA機器41 のスキャン装置502の設定制御手段
は、図3(a)に示すように、操作パネル42から入力
されたスキャン装置に対する設定値を保存(記憶)し、
その設定値をもとにスキャン動作を実行させる(図3
(a)のステップ(S)101)。
【0023】このようなオフィス・オートメーション・
システムでは、スキャン装置502における設定制御手
段により設定された設定値でスキャン装置502による
スキャンができるため、ユーザーは、スキャン装置50
2を使用するときに、第1のOA機器41 と、例えば第
1のワークステーション51 との間を往復する必要がな
くなり、操作が一定化し、必要なイメージデータか否か
を確認できる。
【0024】〔プレビュー動作〕図3(b)には第1の
OA機器41 内でのプレビュー動作のタイミングチャー
トが示されている。図3(b)において、ユーザーがプ
レビュー表示を必要とするときには、操作パネル42を
操作してプレビュー表示指令を入力する(図3(b)の
ステップ(S)201)。すると、第1のOA機器41
のスキャン装置502のプレビュー機能は、先に、スキ
ャンしておいてイメージデータを取り出し、操作パネル
42の表示装置上に当該イメージデータを表示する(図
3(b)のS202)。このプレビューされた画面をユ
ーザーが見ることにより、ユーザーは、給紙した原稿が
まがっていたり、おれていたり、位置のずれを発見する
ことができ、これを正しく調整することができる。
【0025】また、上記オフィス・オートメーション・
システムにおけるスキャン装置502のプレビュー機能
により、ユーザーは、スキャン装置502を使用すると
きに、第1のOA機器41 と、例えば第1のワークステ
ーション51 との間を往復する必要がなくなり、操作が
一定化し、必要なイメージデータか否かを確認できる。
【0026】〔データ記憶動作〕図3(c)には、第1
のOA機器41 内におけるスキャン装置502でスキャ
ンしたデータを、選択した記憶媒体に記憶させる動作の
フローチャートを示す。図3(c)において、スキャン
装置502で読み取ったイメージデータを所定の転送先
に送出する動作について説明する。まず、スキャン装置
502で読み取ったイメージデータの転送先を指定する
ために、ユーザーは操作パネル42を操作する。
【0027】これにより、入力された記憶媒体表示要求
は、保存機能の制御下に、ネットワーク1aを介してO
A機器サービス統括制御装置8に送られる(図3(c)
のS301)。OA機器サービス統括制御装置8では、
全機器を統括制御下に置いているため、接続媒体に関す
る表示データを操作パネル42の表示装置に送る(図3
(c)のS302)。操作パネル42の表示装置に表示
された記憶媒体の画面を見ながら、ユーザーは、記憶さ
せる記憶媒体を操作パネル42を介して選択する。この
操作パネル42に入力された選択データは、保存機能の
制御下に、OA機器サービス統括制御装置8に送られる
(図3(c)のS303)。
【0028】OA機器サービス統括制御装置8では、当
該選択データを基に、例えば第1の記憶媒体521 を選
択する(図3(c)のS304)。第1の記憶媒体52
1 を備えた第1の装置本体511 は、選択可能であれ
ば、接続完了指令をOA機器サービス統括制御装置8に
与える(図3(c)のS305)。これにより、OA機
器サービス統括制御装置8は、スキャン開始可能の旨を
スキャン装置502の知らせる。そして、操作パネル4
2より、ユーザーがスキャン開始指令を入力すると、ス
キャン装置502はスキャンを開始する(図3(c)の
S306)。スキャン装置502の保存機能は、当該ス
キャンしたイメージデータをネットワーク1a、第1の
装置本体511 を介して第1の記憶媒体521 に送り出
す(図3(c)のS307)。これにより、第1のワー
クステーション51 の第1の記憶媒体521 には、イメ
ージデータが格納されることになる。
【0029】〔端末選択動作〕図3(d)には、ネット
ワークに接続されたワークステーションあるいはパーソ
ナルコンピュータ等の端末装置の中から1台あるいは複
数台を指定し、スキャンの際に指定された端末装置にイ
メージデータを送出する動作を説明するためのフローチ
ャートを示す。まず、ユーザーは、第1のOA機器41
の操作パネル42を操作して端末装置の表示要求を入力
する。これにより、端末の表示要求は、第1のOA機器
1 の操作パネル42からネットワーク1aを介してO
A機器サービス統括制御装置8に与えられる(図3
(d)のS401)。OA機器サービス統括制御装置8
では、全機器を統括制御下に置いているため、端末装置
に関する表示データを操作パネル42の表示装置に送る
(図3(d)のS402)。
【0030】操作パネル42の表示装置に表示された端
末装置に関する画面を見ながら、ユーザーは、イメージ
データを送出する端末装置の一つあるいは複数種を、操
作パネル42を介して選択する。この操作パネル42に
入力された端末装置選択データは、データ送出制御機能
の制御下に、OA機器サービス統括制御装置8に送られ
る(図3(d)のS403)。OA機器サービス統括制
御装置8では、当該端末選択データを基に、例えば第1
のパーソナルコンピュータ91 を選択する(図3(d)
のS404)。ここで、第1のパーソナルコンピュータ
1 は、選択可能であれば、接続完了指令をOA機器サ
ービス統括制御装置8に与える(図3(d)のS40
5)。これにより、OA機器サービス統括制御装置8
は、スキャン開始可能の旨をスキャン装置502の知ら
せる。
【0031】そして、操作パネル42より、ユーザーが
スキャン開始指令を入力すると、スキャン装置502は
スキャンを開始する(図3(d)のS406)。スキャ
ン装置502のデータ送出制御機能は、当該スキャンし
たイメージデータをネットワーク1aを介して第1のパ
ーソナルコンピュータ91 に送出する(図3(d)のS
407)。これにより、第1のパーソナルコンピュータ
1 には、イメージデータが格納されることになる。
【0032】したがって、上記オフィス・オートメーシ
ョン・システムでは、スキャン装置502のデータ送出
制御機能により、必要なイメージデータを、例えば第1
のパーソナルコンピュータ91 、第1のワークステーシ
ョン51 、第2のワークステーション52 等の内の一つ
か、複数台に送出することができるため、ユーザーは、
スキャン装置502を使用するときに、第1のOA機器
1 と、例えば第1のワークステーション51 との間を
往復する必要がなくなり、操作が一定化し、必要なイメ
ージデータを必要な装置で得ることがてきる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、スキャン装置
に対して各種の設定ができる手段を設けており、この手
段により各種のスキャン動作を制御できるようにしたの
で、例えばオフィス・オートメーション機器と、例えば
第1のワークステーションとの間を往復する必要がなく
なり、操作が一定化し、必要なイメージデータを必要な
装置で得るこことができ、事務能率の向上を図れる。ま
た、請求項1記載の発明では、操作の一貫性を保つとと
もに、かつネットワークに接続されている機器の状態を
当該位置で把握できる。
【0034】請求項2記載の発明では、オフィス・オー
トメーション機器に表示装置を設けておき、スキャン動
作をしたときに、スキャンしたイメージデータを表示装
置上に表示させることにより、イメージデータの内容を
確認できる。請求項3記載の発明では、ネットワーク上
に接続してある記憶媒体のどれにでも、イメージデータ
を記憶させることができるので、オフィス・オートメー
ション機器側にメモリがなくても他の記憶媒体に大量の
イメージデータを保存することができる。請求項4記載
の発明では、ネットワーク上に接続してある端末装置の
一台、または複数台のイメージデータを直接送ることが
できるため、スキャン装置を使用するユーザーは必要な
機器とオフィス・オートメーション機器との間を往復す
る必要がなく、事務処理の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のオフィス・オートメーシ
ョン・システムを示すブロック図である。
【図2】同実施例のオフィス・オートメーション機器の
具体例を示すブロック図である。
【図3】同実施例の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1a、1b ネットワーク 1c 通信回線 2a Aオフィス 2b Bオフィス 3a1、3a2 フロア 41 第1のOA機器 42 第2のOA機器 43 第3のOA機器 51 第1のワークステーション 52 第2のワークステーション 6 プリンタ 7 X端末装置 8 OA機器サービス統括制御装置 91 第1のパーソナルコンピュータ 92 第2のパーソナルコンピュータ 10 スーパープリンタ 41 装置本体 42 操作パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機を使って個人が作業を行うワーク
    ステーション、パーソナルコンピュータからなる端末装
    置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置及びスキャ
    ン装置を一体的に構成したオフィス・オートメーション
    機器と、これらを統括的に制御する統括制御装置とをネ
    ットワーク上で接続してなるオフィス・オートメーショ
    ン・システムにおいて、 前記オフィス・オートメーション機器は、操作パネル
    と、制御手段とからなり、当該機器をスキャン装置とし
    て使用するときに、前記操作パネルからスキャン装置の
    スキャン動作を制御する設定値を前記制御手段に格納
    し、前記スキャン装置がスキャン動作を行うときに、前
    記制御手段からの設定値でスキャン動作を行うようにし
    たことを特徴とするオフィス・オートメーション・シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記オフィス・オートメーション機器
    は、前記操作パネルに表示装置を設けてなり、かつ前記
    制御手段には、前記スキャン装置で読み取ったイメージ
    データを前記表示装置に表示させるプレビュー機能を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のオフィス・オート
    メーション・システム。
  3. 【請求項3】 前記オフィス・オートメーション機器の
    制御手段は、ネットワーク上に接続してある記憶媒体を
    指定でき、かつその媒体にイメージデータを保存できる
    保存機能を設けたことを特徴とする請求項1記載のオフ
    ィス・オートメーション・システム。
  4. 【請求項4】 前記オフィス・オートメーション機器の
    制御手段は、ネットワーク上に接続してある端末装置を
    指定し、当該端末装置にスキャン装置で読み取ったイメ
    ージデータを直接送ることができるデータ送出制御機能
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のオフィス・オ
    ートメーション・システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8810837B2 (en) 2011-01-13 2014-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Scanning system, printing system, service providing system, and control method
US9977637B2 (en) 2015-12-15 2018-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus for reading images formed on a sheet

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